257 【突発連鎖村】恋は三日で終わる
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─ 隔離壁側ロビー周辺 ─
「アップルパイは取っておいてくれ。クリームと一緒に、きっかり30度分で頼んだよ。」
[遊びのように細かい注文をつけ、ライジ>>1:24へ返す。 こちらは端末へ向け直接声を投げるから、周囲にもそれは響くだろうが。]
(0) 2016/11/14(Mon) 01時半頃
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自己の感染が興味深いのはまったくもって同意だね。 恋の病!!!そんな奇病、未だ診たこともない。 どんな心地がするやら、具合いが悪くなるやら気持ち良いやら、はたまたウィルスが精神に影響を及ぼし果ては人格にまで影響を及ぼすとなれば一体人格は那辺に在るやら実に興味が尽きないところだ。それをもっとも身近に観察しうるとなれば楽しいに違いないだろう。
[ルシフェルの言>>1:65に同意を返して、マスクを下げた口元は大きく歪む。 満面の笑みを浮かべらしき男を乗せた白いカプセルは、そうしてひらひらと振られる白衣の手を割れたてっぺんから突き出したまま、仮想現実投射域へと向かっていった。*]
(1) 2016/11/14(Mon) 01時半頃
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― フロアV ―
[やがて薔薇の園の優雅な茶会に、白い卵型のカプセルがふよふよと現れる。優雅に茶会を催す男女二人に、ぶかぶかの白衣の腕が左右に振られた。]
ほほう、これはまた! 君たちはもう発症したというのかね?
(2) 2016/11/14(Mon) 01時半頃
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素晴らしい!!!!
素晴らしいよ、君たちは貴重なるファーストサンプルだ。
で???恋の病の心地は???? 互いに互いが眩しくなったりなんかしているのかね???? それとも胸が苦しかったりドキドキしたり、かぁっとなったりそわそわしたり、自分が抑えられなくなって突然の衝動に襲われたりなんかしているのかね?どうだね?自分が自分でなくなったような自覚は??????
[レイジとミツボシ、男女二人が睦まじくお茶会を催す様子に一人早合点して立て続けに捲し立てる。やがてそれが誤解と知れれば、キカは目に見えてしんなりとしてアップルパイを食べ、やがてしおしおと*個室へ向かった*]
(3) 2016/11/14(Mon) 01時半頃
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好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/11/14(Mon) 01時半頃
キカは、†ルシフェル†の声が聞こえた気がしてそわそわと辺りを*見回した*
2016/11/14(Mon) 19時頃
く…… ふぅ
美人女スパイの火薬多めでド派手なアクションになるかと思いきや……
これはアレです。異教が信仰される孤島に潜入した捜査官がラストのお祭りシーンで生贄に奉げられるカルト的なやつです。
私そういうの観た事あります!
ですが、折角のお祭りですので私も楽しむとしましょう!
[そしてミツボシは食堂の愉快な面々を見渡す。]
先ずは何やらアダルティーな雰囲気のあのお二人。
[キャンディとパラチーノの遣り取りはこちらにも聞こえている。]
朝からお盛んですね!
ミツボシちゃんは大人の女なのでそういうのも美味しく頂けますが!
「本当に罪づくりだ」なんてそれこそギルティな台詞を自然体で口にする男性も大概ですが、それを受けて「ゾクゾクする……↑」女性もヘヴィ級のシュガーたっぷりスウィーティ!
舌なめずりと「お部屋、どこだっけ↑」なんかはもう、スウィーツ通り越して、夜闇を駆ける肉食獣のオーラ漂っちゃってますケド。
糖質と脂質のダブルカロリー、朝のお腹への強烈なパンチに……
星みっつ、あげちゃいます!!
そして続くは、こちらのお二人。
[もはや傍にいる自分など気にもせずイチャついてるティソとイースター。]
片や、口を開けば測量狂い。
片や、言葉による伝達手段を持たない不思議系。
そんな二人がどんな化学反応でコミュニケーション通り越した愛の言霊交わしちゃってるのかなんて私には到底わかりませんが。
食べ合わせの妙という奴でしょうかね。
間違いなく笑える光景だけども、その中にどこか応援したくなる輝きを感じます。
成るか、プレアデス星雲のナノ単位測定!
期待を込めて……星みっつ、あげちゃいます!!
絵面だけで面白い人たちは好きなだけ星持って行ってください。
なんならもう一人増えちゃったりしても良いと思います。
私から敢えて更に言うとすれば、除染の後こそが楽しみです。
好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/11/14(Mon) 23時半頃
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─ 個室 ─
ふっふふふふ………
[個室には低い笑い声が響いている。 結局あれから、しょんぼりと一人眠って。 朝目覚めてみればこのざまだ。ふいと面影がよぎる。 それだけで鼓動が跳ね、ほんのりと体温の上がる心地がする。]
なるほど?なるほど。なるほどなるほどなるほど。 これが病か、恋の病か。くっふふふふ、…なるほど?
(84) 2016/11/15(Tue) 00時頃
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E.D.D.I エディ、記録したまえよ。ボクの体温、心拍数呼吸全ての生体データだ。そう全て…あと「彼ら」の分のデータもだ。確実に頼むよ、いいな。
[愛称をつけた個人端末に、データの保存を指令する。ひとまず仕事らしきに意識が向けられたのはそこまでの話。 己に加えて個人を指定してデータの記録を命ずれば、もはや意識は彼らへと向く。]
(85) 2016/11/15(Tue) 00時頃
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ふっふふ…しかし何という幸福感。 なんという素晴らしさ!! まるで昨日までが色のない世界にいたみたいだ。 ボクの眼鏡の精度すらも変わったかのようだ。
ああ…、会いに行かねば。 うん、顔を見に行かなくては。
[いそいそと大きめのいつもの白衣を着こむ。大きな眼鏡に、敢えてマスクは口元まで引き上げた。]
う、ふふふふふ…
[自然とにやける口元を白いマスクの下に隠せば、笑い声は自然とくぐもる。うきうきとした予感のままに、部屋から歩み出た。]
(86) 2016/11/15(Tue) 00時頃
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[何事かマスクの裡に呟くままに、ライジの個室のドアをノックする。応答がないと知れれば、端末に彼の連絡先を呼び出した。 彼の名前が表示されるのに眼鏡の奥の目を細め、一拍置いて通話を選ぶ。]
「ライジ。 … 今、どこにいる?」
[それだけ。常の遠慮のない言葉ではなく、どこか遠慮がちに期待を込めるようにして送る短いメッセージだ。 そうしてすぐ近くの、ルシフェルの個室ドアもノックする。こちらも応答なしと知れば、男は大きな息をマスクの中に吐き出した。]
(87) 2016/11/15(Tue) 00時頃
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会いたい…、けど、この楽しみを失うのも惜しい。 会うまでのときめき、か。そうか、これがときめきか!
───は!悪くない…悪くないぞ。
[一人納得したように頷いて、足を向けるのは食堂へ。 概ねこちらであろうと検討をつけたが、さてどうか。]
(88) 2016/11/15(Tue) 00時頃
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─ 食堂 ─
[果たして食堂に彼らの姿はあった。 それをみとめれば、男はぶかぶかの白衣の腕を大きく上げて左右に動かす。マスクをしていれば分かりにくいが、満面の笑みだ。]
うん、来た。 今日は遅れなかっただろう…?
[直接返す>>90言葉はやはり短い。 けれど大切に返して、大きな眼鏡越しの視線をゆっくりとライジ、そしてルシフェルへと向けた。]
(92) 2016/11/15(Tue) 00時頃
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やあ。気分はどうだい?
[鼓動の高鳴りを抑えて、問いかける。 ああ、マスクがあって良かった。眼鏡があって良かった! そうでなければ、どんなにか情けない笑みを彼らの前に晒してしまうことか。]
(93) 2016/11/15(Tue) 00時頃
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ふ、ふふ。
[それぞれの答えに、男はごく満足げに頷いた。 くいと指先でマスクを顎に下げれば、ごくごく楽し気に笑みを刻んだ口元が現れる。]
そうかい。それは良かった! ちなみにボクの気分も最高なのさ。君に…君たちとこうしていられるだけで、世界がまるで美しい音楽にでも満たされていくかのようだ。あたかも美しき微小なるウィルスの模式図の、甲乙つけがたい完璧なる見事さに圧倒されたかのような心地だよ。つまり最高だ!
…………… うん。
[そうして、にこにこと彼らの間の席に腰掛ける。 ちょうど等分に彼らを見つめるように(それは彼らからも同等だろうが)白衣は満足げに席に収まった。]
(98) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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酔っている。とはまったく適切な表現だ。 君はいつだって的確な素晴らしい表現をする、ルシフェル。
恐れ不安、そして期待──… まったくもって愉快じゃないか。 ボクもすっかり病の、…いや。君たちの虜だよ。
それがまったく、幸福でしかないということだ! ふっふふふふふ…、なあ?まったく愉快な話じゃないか。
[そう繰り返し、男は大きな眼鏡をくるりと満足げに光らせた*]
(100) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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