257 【突発連鎖村】恋は三日で終わる
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─ 隔離壁側ロビー周辺 ─
[男を乗せた白いカプセルもまた、熱気を吹き出しながら閉じる隔壁の傍にあった。 その様子をモニター越しに眺めて伸び一つ。 やがて隔壁とは対照的に、卵型のカプセルはぱくりと開いた。]
へェ、こりゃァ随分基本に忠実に隔離したもんだ。 そりゃ未知の病原体だかウィルスだか細菌だか、ひとまずこれで隔離しようって寸法かい。観察の猶予も出来るってなもんだ。
[感心したように隔壁を眺め一人頷く。 ぐるりと辺りを見れば、同じく隔離されたと思しき面子が見えた。 程なく端末に表示された情報と照らし合わせ見回す。]
(64) 2016/11/14(Mon) 00時半頃
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好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/11/14(Mon) 00時半頃
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[男自身の情報といえば、名前には「キカ」とのみ短く表示されるだろう。姓はない。 敢えて言えば出身星の名を姓代わりにでもしようものだが、ともあれ故郷に姓を持つという風習はなく、外でも別段それで問題になることはなかったものだから、通常、男はキカという名のみで過ごしている。
職業は医師。来れば大体何でも診る、町医者…というには多少マニアックな、まあ医師である。]
おや、ルシフェル。君も来たのかい。 恋の病ねェ、ふふふふふ、どうだい楽しいことになったじゃないか。
[見回す中に旧知を見つけ、ほくそ笑む。 うんうんと頷いてみせたところで、彼の示すに大きな眼鏡をかけた目が向いた>>23]
(67) 2016/11/14(Mon) 00時半頃
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ほう!こりゃァ珍しい。 それは君、そら水だ。水だろうがどう見ても。 いや興味深い……その触角については未解明の部分が未だ多いが、ともあれ重要器官であることには間違いがない。
ええと……イースター?イースターというのかね。 どうだい、その触角で水を吸うのかね?もっと水を浸してやろうか。それともアルコールは嫌いかね?そうだ泥水などと接すればどうだろう。或いはこうした器官を露出する君の種族は、新種の病にも敏感であるということはないのかね。ふむふむ……?どれ。
(68) 2016/11/14(Mon) 01時頃
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[男はイースターの頭の上のひらひら>>29が水のコップへ向け移動するのに目を輝かせ、そしてカプセルをそちらへと移動させた。
イースターが目をあげれば、それはもう楽し気な笑みを口元に浮かべた大きな眼鏡男の顔が見えたであろう。]
(69) 2016/11/14(Mon) 01時頃
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恋か、ふぅむ、恋。 恋と好感の違いかね!恋、ラブ、アムール、リーベ、アモーレ、アモル、エロース。どう呼んでも恋は恋だが、その心の重さ軽さを量ってみるかね?面白いことを言うじゃないか、なァ、ルシフェル?
……おっと失礼。
[楽し気に口をはさんで、確認するのは旧知の通知。>>24]
(70) 2016/11/14(Mon) 01時頃
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