167 あの、春の日
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― 居酒屋 ―
……んぅ?
[目を見開くと、ぼんやりとした視界が、そこが現在の居酒屋だと気づくのを9秒ほど遅らせて]
懐かしい夢、だったなぁ。
[今からちょうど10年ほど前の出来事。それは、自分の記憶の中の出来事とほとんど同じで――
記憶と違ったのは、マユミから和歌が送られなかったことと、ハルカがシーシャに告白したこと。
それと、10年前の自分は、あそこまで前へ進むことに臆病でなかった気がする。 無意識のうちに夢だと悟った脳が、束の間の間でもこの思い出の中に立ち止まりたいからと、そういう思いを抱かせたのだろうか。
そして、あとは――]
(1) JITA 2014/03/10(Mon) 03時半頃
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[起き上がって腕を伸ばすと、チャコールグレーのカーディガン>>5:+8がはらりと落ちる。
慌てて拾いあげ、それがジリヤのものと気づくと、嬉しさとともに、夢の中では覚悟したはずなのに、今は緊張したように心臓がバクついて。
――大丈夫。自分の気持ちくらい、面と向かって言えなくてどうするんだ]
[隣に座る彼女へと視線を向けると、顔には涙の跡があるようで>>5:+0]
……どうかしたの?
[ジリヤの頬へと手を伸ばして、指先で目元をそっとなぞろうと。 ――その頬のやわらかさとぬくもりに触れることができたなら、きっとそれは新たな始まりの合図]
(2) JITA 2014/03/10(Mon) 03時半頃
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[長い、長い夢を見ていた。
後悔していた。
過去を変えたかった。
背中を押してくれる友人がいた。
けれど、やはり夢は夢だった。
……それでも]
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[ほんのりと朱に染まっていく彼女の頬>>4に気づくと、こちらも顔が紅潮していき―― それでも、彼女の頬から手を離さない]
そっかぁ。 嬉し涙……とは、また違うんだろうけど。
[夢を見る前の光景>>0:144は、今も鮮明に浮かんでいて。 何を悩んでいるのだろう。 知りたい、訊きたい、でも訊けない――きっと、それは無理やり紡ぎ出してもらう言葉とは違うのだから]
(10) JITA 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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[けれど、彼女の表情はどこか晴々としたもののように感じられて。 自分が起きる前に、何かあったのだろうか]
おれも見たよ、幸せな夢。 やさしいだけじゃなくて、決意と勇気を与えてくれるような
[そこで言葉を切って、ジリヤを見つめること数十秒。 この間に彼女は何を感じることだろう。
一度だけ目を閉じ、小さく深呼吸すると、ゆっくり目を見開くと]
(11) JITA 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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――好きです。 だから、君と一緒に幸せになれたら、と
[あのとき言えなかった言葉に、少しだけ自分の望みを付け加える。 自分だけではなく彼女だけでもなく、共に幸せにありたい、と]
(12) JITA 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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[彼女の瞳から零れ落ちる涙>>19を、そっと指先で拭う。 少し潤んだ瑠璃色の瞳と視線がぶつかれば、早鐘をうっていた心臓は、緊張で不自然なメロディーを奏で始めたけれど]
――――っ!! ほんとに?! ありがとう!
[>>20嬉しさで、弾けんばかりのキラキラした笑顔がこぼれた。 そのままの勢いで抱きついてキスをしようと思ったら、後輩の声>>15が耳に入って我に返る。
そう、ここは居酒屋。ぐるりと見渡すと、この場にいるメンバーは今どんな顔をしているだろう]
[頭をかきつつ苦笑をこぼして誤魔化した後、そっと彼女の手に自らのそれを重ね合わせると、軽くその身を寄せた]
(31) JITA 2014/03/11(Tue) 03時頃
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[彼女の笑顔>>62が愛おしくて、もっとそばにいたくなったから、これくらいなら人前でも大丈夫だろうと手を重ねる。>>31 瞬間、彼女がこちらへ顔を向けたことを>>63感じつつも、急に気恥ずかしくなって顔は正面を向いたまま。もちろん顔は真っ赤っかで]
[呼びかけられ顔を向けたら、彼女の頭が肩へと近づき、さらに隙間が埋まっていく。そばにあるジリヤのぬくもりと香りは、胸を高鳴らせるような、逆に落ち着かせるような、そんな不思議な気分を味わいつつ]
うん、そうだね。 遊園地とか、お花見とか海とか。 昔よく遊んだ公園にも行きたいなー。
[十数年越しに実った初恋を、たくさんの思い出で色づかせたくて。 彼女と見る景色なら、それがどんなものであっても、きっと穏やかながら美しいものとなるに違いない]
(64) JITA 2014/03/12(Wed) 16時半頃
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あ、それから――
寮にも行きたいかなぁ。 これは、ここにいるメンバー皆とになるけど。
[あの、春の日を過ごした皆とあの場所へ。
新しい日常はきっと光輝くものとなるとは思っていても、やはり先ほどの夢を見たら、もう少しだけ非日常を体感したくなって]
(65) JITA 2014/03/12(Wed) 16時半頃
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たぶん、何も大きなことが起こってなかったら残ってるはずだけど。 まだ子どもたちの遊び場になってるかは、ちょっと分からないねぇ。
[自分や彼女が人生を歩んできたように、幼い頃に過ごした町も変わっていってるだろう。 それでも、きっと変わらないものもあって。たまにはそれを懐かしむのも悪くはないだろう。過去に囚われるのではなく、前に進みながら振り返るくらいなら]
[わざとらしくデザートを食べる姿>>88には、「別におれ甘党じゃないしー」などと言いながらも、ちょっぴり悔しそう]
(100) JITA 2014/03/13(Thu) 01時頃
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あれ、結構時間経ったんだねー。
[マユミの呼びかけ>>69に腕時計に目をやり、もし食べ残したもの飲み残したものがあったなら、あわてて口に含んだだろうか]
[後輩たちの会話が耳に入ったら>>71>>86、小さくため息を吐いて]
……やっぱ、直されてるよねー。
[小さく零れた呟きは、誰に聞かせるものでもなかったが。
もし直ってなかったら、こっそり談話室の壁が今どうなっているのか確認したいと思っていたけれど。 許可を取って入ることも考えたが――あの厳しい寮母がまだいるのなら、色々と面倒くさそうだ、と考えたところで思考を投げた]
(101) JITA 2014/03/13(Thu) 01時頃
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[ゴロウからの提案>>80が聞こえると、先ほど感じていたこと>>65が伝わったようで嬉しくなる]
[その後、いつの間にか済まされた支払い>>95に感謝しつつも、自分の分を彼に渡しながらブルゾンを羽織ると、皆と共に次の場所へと歩みを進めていく。
ハルカとシーシャがすでに居酒屋から移動した後と知ったのは、寮に向かい始めて6分後のことだった*]
(105) JITA 2014/03/13(Thu) 02時頃
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[微睡みの中見た夢が、私の胸をざわめかせる。
それは花が散る前。
かの人の卒業を見守る時期のものだったけれど、まるで桜の花が散るような美しさと儚さ、胸が締め付けられるような想いはそのままに。
あの春の日に残したままの後悔は
ざわめきの中に溶けて、消えた**]
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― 寮 ―
うん、やっぱりそっくりそのままってわけにはいかないけど。 この場所に来ると、少し若返った気持ちになるよねー。
[所々改修されているであろう場所には、少し苦笑を漏らしながらも、浮かび上がる懐かしい気持ちは、また先ほどの夢の世界へタイムスリップしたようで]
このあたりが食堂で、そのあたりが学習室、それで、あのあたりが……談話室、かなぁ。
[かつて談話室があったあたりに目がいくと、自然と想いを無理やり埋め隠した思い出が思い起こされ、少しだけ苦い気持ちになったけれど。 すっかり思い出すことができたからこそ、こうしてジリヤと一緒になれたのだと思うと、その苦味さえも心地よく感じて]
(142) JITA 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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あ、そうそう、食堂といえば――
[そう言って鞄から取り出すのは、10年前、ルーカスがプレゼントしてくれた写真>>3:73 彼女が初めて化粧を施したときに、彼に食堂で撮ってもらったもの。 腕を組んだ自分と彼女の表情は、ありありと幸せを感じさせて]
ずっと持ってたんだよねー。 ――ジリヤのこと忘れたくなくて。
[退寮してから、会うことが少なくなっても、ずっと覚えていたくて。 この写真を手放せないことで、他に恋人ができても長続きしなかった。写真の彼女のことを“ただの幼馴染”だとは、どうしても言うことができなかったから]
(143) JITA 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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[写真をひらひらと手で動かしていると、彼女や他の人がもし側にいたならどんな表情をしただろう。
いつも持ち歩いていたからか、少しだけ紅茶色へと染まった写真。 けれど、これ以上鮮やかさが失われないよう、もうフォトスタンドにしまって大事に飾っておこうと思う。 ――知らず知らずのうちに募っていた過去への未練を、きれいな思い出へと昇華させるために]
(144) JITA 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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へへっ、懐かしいでしょ。 あのときもらった写真は、みんないい表情で写ってて、見ているだけで心が温まったなぁ。
[後輩の言葉>>147には振り向いて反応していたら、傍らにいる幼馴染の声音はどこか嬉しそうなものに感じると、こちらも目が細まって]
[どこに行くともなしに歩き出すと、服の裾を掴まれて、その仕草が可愛らしくて愛おしくて――]
(157) JITA 2014/03/13(Thu) 23時半頃
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[着いた先は、かつて談話室があった場所の壁の外側。 ほんの少し風が吹いたら、彼女の香りが風に漂ってきそうなほど近い距離で、二人見つめ合う。
そんな二人を囃し立てるように風が通り過ぎたなら、つながってない方の手を彼女の頬に当てると、
――勢いに任せて唇を奪った。
一瞬のキスの後、彼女はどんな顔をしただろう]
(158) JITA 2014/03/13(Thu) 23時半頃
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[彼女の手のぬくもりとやわらかさを感じたいと、この手を伸ばしたら、今度は手をつなぐことはできるだろうか。 ――いや、たとえ裾を掴まれたってかまわない。それは、きちんと彼女と“つながってる証”なのだから]
[10年の間、離れて途切れたように見えた絆。けれど、その気さえあれば絆は途切れることは決してないのだ。 たとえ一度切れることがあろうとも、つなぎ直せる、こうやって何度でも*]
(159) JITA 2014/03/13(Thu) 23時半頃
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