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シメオン! 今日がお前の命日だ!
【人】 鳥使い フィリップ[ちいさな女の子。 (5) 2012/06/17(Sun) 23時半頃 |
ありがとぉ、…ハナ。
ううん、お母さん、かなァ。
[くつくつと嗤いながら]
[呪われなければこの青い炎で焼かれない]
[エイトは新しくひとつ学んでいく]
家族、か
最高だねェ…
シメオンには少しだけ早く眠ってもらって
余計な事を言わないでもらいたいよねェ。
[ふふふ、と嗤いながら]
[彼と親しいフィルはどういった声を上げるのだろうと想像する]
【人】 鳥使い フィリップシメオン、ハナ、は…… ――っと! (6) 2012/06/18(Mon) 00時頃 |
――― ゼロ、おまえ。
【人】 鳥使い フィリップ―客室― (10) 2012/06/18(Mon) 00時頃 |
【人】 鳥使い フィリップよ……… 、っと、 (11) 2012/06/18(Mon) 00時頃 |
――どうしたの?
怖い声だして。
[言いながら、鎮める手立てを自分なりに考えるけれど]
お裾分け、できちゃったね。
[そんな言葉しかでなかった。
まいったなァ……反省はすれど、軽い。]
なに、本物様にみられてンのォ?
[冷静さをやや欠けた聲]
言わなかったな、ゼロ。この事を。
[けれど]
――― ふふ、
[次に嗤って]
そうだねェ。
[お裾分け、には柔らかい口調に戻る]
[本物を本物だと思わせなければいい]
[それだけだと、冷静なエイトにまた戻る]
えーと、なりゆきで。
[恋人に言い訳する浮気男のような言葉を吐きながら、
笑い声が聴こえたことに くす、と笑い]
いざとなったらエイトが何とかしてくれるかなって。
目の前に美味しそうな餌が転がってるとさ、
我慢出来ないんだよね。
[食べたい時に食べる――過日話した言葉の通り。
エイトが何とかしてくれるという甘えは信頼の証。]
まぁったく…ゼロは、手がかかる。
[そういう口調は責める色を滲ませない]
…けど、
ボクはそこの"本物様"を 赦さないよ。
[食欲とは違う、殺意を確かに向ける]
――だめ。
今日は、シメオンだよ。
アレは冷静で頭のいい子だし、何より信用されてる。
ハナが人間とわかれば一気に敵が増えるだろうね。
[――もっとも、赦さない、ということが
今日の餌のことではないかもしれないけれど。]
…解ってるさ。
ったく、1日1人なんて 面倒なことしてくれる。
[シメオンを喰らう事に反対はしない]
[フィルと一緒に戻った彼]
[明日の朝が、愉しみだと思えば嗤えてくる]
次さ、次の話だよォ。
まぁ、呪えれば いいけどねェ。
さて、と
[眠ったふりを演じきれば、力が満ちていくを感じる]
――― 狩りの時間が、近い。
何があってもみんな 眠ってしまえ。**
あハ――… コワレタァ
[愉悦を含む声。]
とどめをさしたのは、ブローリン だよ。
あとは、夢の続きを見せてあげようね。
それでコイツはおしまい。
[けらけら嗤えば、満ちてゆく力。
――今日も悪夢は*宿主を襲う*]
【人】 鳥使い フィリップ (31) 2012/06/18(Mon) 08時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ[シメオンの両親がいなくなって、彼は学者の家に引き取られる事になった。 (32) 2012/06/18(Mon) 08時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ[父親がとうとう家から出なくなり、フィリップは酒を買いに走らされる羽目になった。 (33) 2012/06/18(Mon) 08時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ[此方を案じる控え目な瞳。 (34) 2012/06/18(Mon) 08時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ[酒ばかり飲む父親の身体がもう長くは持たないとは気づいていた。 (35) 2012/06/18(Mon) 08時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ[目を開けた先が、赤い。 (37) 2012/06/18(Mon) 08時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップなぁ…… (39) 2012/06/18(Mon) 08時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ
(40) 2012/06/18(Mon) 08時半頃 |
そぉみたいだねェ。
[
かわいそぉな、クラリス…
なんておいしい子なんだろうねェ
[おしまい、と簡単に言うゼロの言葉にまた嗤って]
[エイトはまだ裡で、宿主と静かな戦いをしたまま]
ふふ、
[霧が――― 村を支配する]
眠れよい子よ 庭や牧場に
鳥も羊も みんな眠れば
月は窓から 銀の光を そそぐこの夜
眠れよい子よ 眠れや
――― ねむれ
[宿の一室、フィルと先に眠ったシメオンがそこにいて]
この宿に固まってくれたおかげでェ
苦労せずに狩りができちゃうって
――― 気付かないなんて、ばかだねぇ
[女の身体をしたままエイトは冷ややかな言葉を落とし]
[それから、迷うことなくシメオンの腹部へ喰らいつく]
[顔はシメオンだと解るよう残して]
[はらわたを喰らえば、紅い唇をにたりと歪めて]
わかい男の子、ってェのも
けっこういけるもんだねェ
[それから血の匂いもすべて拭い、元通りの女の姿]
["人狼"と思った演技をし続ける相手――恋人の元へ戻る]
[寝具に横たわり手を繋ぎ直す]
[毎晩、繰り返す]
[重なる加護の力]
[エイトはお伽噺など知らない]
――きっと望めば何だって手に入ったろうに。
[美しい容貌、白い肌、柔らかな声……とても可憐で
――――――――秘められし魔力は、魔女のごとく。]
臆病すぎて、何一つ手に入らないなんて、ね。
[御伽噺は知らない。
心を壊された娘に、なににも手を伸ばさなかった娘に、
そんな結末は残されない。
昨夜の悪夢。
手をつなぎあい眠る、固い絆を弄ぶように
その顔も、つないだ手も、残したままにむさぼる――己。
眠ることを赦さずに、意識を持たせたまま味わった肉の味。]
………――遊びはおしまい。
[堪能しつくし、満足げにつぶやき考えるのは*この後のこと*]
そういう子ほど、…案外、欲深いからねェ
[くつくつと含み笑いを伝えながら]
[ゼロがようやく代わるのかと解る]
ふふ、
[エイトは忠実に偽りの宿主を演じる]
[だからこそ、きっとまだ気付かない]
[気付いたとしたら、きっと]
[それは宿主の最悪の結末となるだけのこと]
…煩いよ、ローズ。
いい聲で啼いてくれないなら
その口、塞いじゃうよォ。
[裡で叫ぶ宿主へ冷たい言葉を落とす]
[あくまでもこちらが上だという態度]
おや、
[店に戻るクラリスの姿][その歩調を見て瞬く瞳]
逃げて続けてたら、分が悪いからね。
[こぼし、ゆっくり歩く歩調変わらず。]
―――――僕だよ。
ふふ、
[ゼロだと解れば、柔らかな視線を送りながら]
["おしまい"といったゼロの言葉が思い浮かぶ]
おかえりぃ。
フィルを利用できるかと思ったけどォ
なぁんか彼も、こわれちゃったみたいだよ。
[壊れた人には興味を失せたよう]
―― でも、まだ"駒"はあるからねェ
フィリップ、壊れたんだ?
それほど、大事だったんだね。
[シメオンという存在そのものが、彼にとって光だったと――
そんなことも知らず、軽く軽く、奪い続ける命。]
使えなくても、じゃまさえしなきゃまぁいいよ――……。
手持ちの"駒"に期待だね。
[ブローリンは、敵。
ケヴィンとティモシーは果たして。]
シメオンの死体から離れたくなさそうだったからねェ
なんだったら、見て来たらァ?
[扉の前で佇むゼロへそう伝えて]
じゃまかァ。
あーいった人間が、何仕出かすかが
一番読めないからァ… ね。
危なっかしいっちゃあ、危なっかしいよねェ。
[幼馴染の、従兄弟はこれから一体どうするのだろうと]
ふふ、
[状況は、こちら側が有利]
[そういう風に動いてきたのだから]
[所詮 加護 なんて]
[人の心次第で、どうにでも操れる]
―― 残念だったねェ、ご先祖様ァ。
――加護で、人も殺せてしまう時点で、
酷い片手落ちだと想わない?
["ご先祖様"のしかけた術は、
疑心暗鬼と罪悪感――狂気を呼ぶ最高のショーだった。]
所詮其の程度だったってことさ。
今よりうんと力を持っていたその昔でさえ、ね。
無駄だったんだよ、何もかも。
加減ができない魔術だったのか
それとも、ご先祖さまは子孫を信頼してたのか
くくくっ
[信頼][そう言えばどこか可笑しくて嗤う]
所詮は ボクらの前では意味のない存在ってことさ
――信頼が仇になるなんて、
滑稽なことじゃないか。
[エイトに寄せる信頼
知らず、寄せている絶大な信頼――。
おとぎ話はその宿主に夢を見せるのだろうか。]
【人】 鳥使い フィリップ―――――クラリスが、人狼……、 (68) 2012/06/18(Mon) 21時半頃 |
[ゼロがすること]
[それは、クラリッサを、演じきること。
エイトが――かしこいエイトがうまくやると。]
[粉々に砕いた心はただただ空虚。]
[ゼロが宿主を壊す理由――
成り代わりに感応しすぎて、
意志を奪わねば感情のコントロールが、効かない。]
[エイトに語らぬ、秘密。
これまでそれで、うまくやってきた――今度もきっと。]
[――――朝]
[恋人と触れ合う、女を演じる間]
[一寸だけ意識が途切れた瞬間があった]
[それはほんの一瞬]
[刺青に触れ、触れられたときの]
[エイトはまだ、それが 何かは解っていない]
【人】 鳥使い フィリップ[ブローリンに頷く。] (81) 2012/06/18(Mon) 22時頃 |
[顔を背けたブローリン。]
おや?
案外、泣き落としでいけるのかな。
[ここまできても、なおも楽観的な声。]
フィリップは――クラリッサを救いたいんだって、さ。
[落とす余地はあるかとめぐらせる思考。]
【人】 鳥使い フィリップ[フィリップは、ブローリンが人間だと言ったハナを呪ったけれど、ブローリン自身の事は信じていた。 (85) 2012/06/18(Mon) 22時頃 |
[ゼロの語らぬ秘密は、知らずのまま]
[エイトは宿主の魂の欠片を残し弄んだまま]
[その宿主を演じきって魂の叫びを聞くを愉しむ]
――― ゼロ、…
ボクはきみを呪いたくなんて ない。
[同時に、仲間を失うことを忌み嫌う]
【人】 鳥使い フィリップ……違うよ、落ち着けよオッサン。 (88) 2012/06/18(Mon) 22時半頃 |
―――――――――。
[死にたくない、と 言ったはず。
けれど、クラリッサの叫びが、 いやに近く 聴こえた。]
僕、今―― 変なこと言った?
[呪いたくないと、聴こえた声のタイミングがよすぎて
はたと、考えるけれど]
―――― … 、いや?
[聞こえていないと、返す言葉]
…ち。
フィルはいい駒には ならなさそうだな。
[エイトは獲物を見極める]
[本物様は憎い、けれど――いい聲で 啼く]
邪魔、になっちゃったね。
じいさんも、何だか使い物になりそうにないな。
[そう漏らす、裡の裏側。
魔女がもらす声は、暗くて くらくて。]
[ なにか、][嫌な予感がする]
[ 護れないのではないのかと、いう 思いが ]
[ 『重なる』 ]
悪いけどさ…、年寄りは美味しくない。
[だから殺すとしても最期くらいに思考する]
[食べる気もあまりないといった口調]
ローズなら、まだ、
あのお爺ちゃんはァ つかえるかもしれないしねェ
五月蝿い――――
[ぼそり、つぶやく 声]
壊れたくせに、
壊れたくせに、
[おそらくは初めて聞かせる、イライラとした声――
乱されているのは、魔女に引きずられる前兆。]
エイト、 どうしよう。
[困り声で助けを求めたまま、ゼロの感情が乱される]
――― …ゼロ、?
[緊張の糸を張ったような聲]
おい、 クラリスはもう いないんだろ?
【人】 鳥使い フィリップ[一瞬も彼女から目を離さなかったから。 (103) 2012/06/18(Mon) 23時頃 |
ゼロ、どういう ことだ ッ。
[護りきれない状況だと冷静に判断するエイト]
[このままでは ゼロを救えないと]
だめだ、諦めるな。…、ゼロ。
壊せ、クラリスの魂を完璧に 喰らえ。
[――――引きずられる。]
[魔女の 暗い 感情に。]
【人】 鳥使い フィリップシ、メオン、を…… (111) 2012/06/18(Mon) 23時半頃 |
[ひとりで死にたくない]
[エイトはそれがゼロの言葉ではないと解る]
[だから]
クラリス、聞こえてるか。
おまえが一緒に死にたいと願うのは
目の間のその男、―――ブローリンか?
エイト――
ごめんね、
魔女様に、逆らえなかったよ。
[同胞の問いには、 ゼロの口からYesを *返す*]
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