人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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ピスティオ! 今日がお前の命日だ!


[ 耳に落ちる囁きに、ぞわりとしたのは仕方ないこと。
 そんな誘われ方をして《こない》わけがない。

 でも――― ]

 その望みは、ちっと叶えられんかもだわ。

 俺は犯したりは出来ん。
 人一倍優しくするし、殴るより罵るより
 甘く囁いて酔わせてたいね。

 とびきり激しくなら、出来る。


 
 
 ――犯すより、もっと酷い目にあわせてあげる。
 
 


 
[ 同時に身体から何かが抜け落ちるような感覚。 ]

 ―――ああ、そうか。

[ どろりとしたものが溶けて、流れていく。
 マークが知った色はきっと

 夜の射干玉(やみ)が払われた、東雲(ほんらい)の瞳の―― ]**
 


順番に寝て、なんでそれで朝になんだよ。

なんなんだよお前らは、さあ!
勝手にいきなり巻き込んで話もなしに放置されて。



 巻き込まれたのは、全員そうだった。

[静かに届く声に、覚えはあるだろうか
あまり関わりは無いが、式典で発言することの多い生徒会長
教師と同じように聞き流す対象ならば、思い出さないかもしれない。
相手に必要なものは説明だと感じた。]

 僕達は薔薇じゃない。全員、呪われただけ。
 君と同じ学校で過ごしていたただの生徒だ。
 呪いだ、身体を蝕んで、人間の衝動を増幅させられる。
 とても皆に打ち明ける気にさせられるものじゃない。
 だからといって、許せとはいわない。

[純粋な被害者は、こちらではなく彼のように怒る誰か。]



 君に怒りがあるのならば、僕が受け入れよう。
 好きなように扱ってくれて構わない。
 何一つ抵抗はしない。

[遊び一つない真面目な声。
怒る対象を守ろうとする存在のものである以上、どう響くかは分からないが。]

 だけど、薔薇のことは許してくれ。
 あれに害を与えれば、あいつがきっと死ぬだろう。
 一人だけ、おかしい奴が呪われていた。
 薔薇はきっと、あいつには違う呪いをかけた。

 君が誰かを想い怒るように、
 薔薇に捕まえられた存在を、僕は


 ────……あいしているんだ。

[彼が俺達に怒り、思い遣るのは誰なのだろう。]


[話は続く。
何も教えてあげられずにいた相手へ、伝える為に。]


 僕だって寝た中に会いたい人が沢山いる。

 僕は呪われてからずっと、誰にも何もせず
 我慢してきて、やっと終わりが見えた。
 僕は誰一人眠らせてなんていない。

[実のところ、求め続けてはいた。
持ち出すのは狡いのかもしれないが。
この点は、俺一人だけが違う。]



 実のところ、解決方法は僕達にも上手く説明出来ない。

 話を聞いてくれる気があるのならば、
 君とそれについて話したい。

 僕の話を聞いて、君はどう思った?
 素直に言ってくれて構わない。

[長い語りはそこで区切りを迎える。
相手の選択が話し合いでも、もう一方でも。
最後に残った俺は、逃げはしない。]*


[ぶつぶつ言いながらも刻まれた痕は
もとある聖痕を塗り替えていって*]

[苛立ちもあらわに多少乱雑にロビンを抱え
引きずっていると声が響く]


アア?……あ、イアン先輩か。っすよね。

[その声に心当たりがあったのは
壇上で響くものと同じこと
ロビンがその名前を言っていたこと]


だから、巻き込まれたンなら
「巻き込んだやつがいる」ってことだろ。
そいつを殴りたいって思っちゃ悪いのかよ。

……………………。
あっ、はい。
イアン先輩がそいつすげえ好きで庇いたいのは理解したっすよ。

[その熱弁というか予想外に熱すぎる告白に
毒気が抜かれた顔になるが未だ棘は刺さったままで]


とりあえずロビンが寝たんで運んでて、そっち行きます。
ケヴィン先輩もどっかで寝てるはずっす。
俺はちょっとそっちは運べないんで……は、あッ

[休み休みでもロビンの身体はなんとか運べたので
とりあえず野ざらしなのは避けられただろう
医務室の空いているベッドに乗せると
一応メガネは外して枕元に置いた]


上着は自分であとで拾えよ。
今ケヴィン先輩見たら多分手が痛くても殴っちまう。


[浮かされる熱が想いを焦がさせる
勢いと××に任せて甘ったるく囁いた穢れた誘惑。]


 ……それは、確かに酷い。

[しかし返った言葉と言えば。
……小さく笑った。]


[俺は何も見えない、誰かの夢も覗かない。
何が起きたのかなんて、知る由はないのだが。]


     …………頑張ったね。

[どこかその声が、穏やかに聞こえた気がした。
まるで何かから解放でもされたみたいに。

一時、世界に蓋をするヴェルツを
ふわりと香りが包み込み、囁きが落ちた
残り香のように淡く、優しく。]


── それから ──

 悪くは、無いんだろうね。

[間違いとは思えなかったので、肯定はした。

ヴェルツを巻き込んだ者と認識していなかった
しかし、一人だけが違ったのも事実。
ならば、彼の殴りたい相手かもしれない。
でもそれを身代わりたかった。

ここからは見えない顔、しかし伝わるもの
引かれたような気がして頬を掻く
必死に喋りすぎて、つい。
理解されたのなら状況への悪い影響は無いと、思う。]



 ケヴィンか……、

 君はロビン君に何処で会った?
 ケヴィンの居場所に心当たりは無いかな?

[運ぶのは厳しいなと思った。
体格的にも、居場所を知らないことでも。
自分は机に齧り付いてばかりだ。
しかし出来ないことでも無いだろう
きっと覗いた先にいた後輩であろう、彼よりは。

問いには返ってきたかどうか、まだ動いてはいない。]*


[ おちる。
 瞼を閉じる俺を、清らかな青い世界は拒絶するだろう。
 悪魔に憑かれていた俺を受け入れることはない。
 夜の夢の中に紛れ込むことは、出来ないけれど。

 薄れる意識のなかで。
 やわらかな、言葉が降る()。

 キラ、キラ、キラ。
 まるで《あの時》の木漏れ日みたいだ。 ]


[ ここからの全て押し付けて、眠ってしまうこと。
 そんなことが正しいだなんて、もちろん思ってやしないけど。

 目が覚めていっちゃんを見つけたら。

 同じ言葉を、返そうと思う──── ]**



 お休み。
 君の思う人の傍ならば、きっとよく眠れる。

 君があいつが原因だと言うのなら
 もう本人が眠っている。だから、夜は終わるよ。

[それは最初の対話からは大分あとの声。
何かしていれば、そろそろ落ち着いた頃合い。

納得がいかない様子が返らなければ
無言でも、声が聞こえても、音は途切れて終わり。]


【人】 新聞配達 モリス

――お蔵入りを引き出す――

……ん、そうする。

[会えたら励ましておいて、と言われて、頷く。
 落ち込みそうな理由は、予想がついた。
 そうすると一刻も早く目覚めたくなるが、そもそも何が起きているのかわからない。
 これが夢だとして、夢というのは自分の心理が見せるものではなかったか。
 どうしてフェルゼが、自分の知らない物事を知って、伝えに来るのか。]

(80) mmsk 2018/05/25(Fri) 02時頃

【人】 新聞配達 モリス

――もしかして、

[自分の聞いていた声と似たようなものなのだろうか。
 聞き慣れた声だったこともあって、なんの躊躇いもなくあの声のことは受け入れていたが。
 他人と繋がる、という感覚に、近しい物を感じる。]

いや、忘れて。何でもない。

[しかしあれと同じものだったとして、原因も解き方もわからないから、意味がない。
 外では宵闇が色づきかけていることも知らず、代わりに聞こえたのは三音>>18。]

(81) mmsk 2018/05/25(Fri) 02時頃

【人】 新聞配達 モリス

[その声が呼び水になるかのように、意識は、揺らいで**]

(82) mmsk 2018/05/25(Fri) 02時頃

[ ふと、気付く。
 自分から、慣れない《人》の匂いがすることに。
 慣れすぎた花の匂いが薄まっていることに。

 もう、どこからともなく花弁が落ちることはない()。

 種が芽吹き、この体に根を張ったからだろう。
 だから、もうこの声だって─── ]**




 今日はあまり匂いがしないな
 …………でも、今のほうがいいね。

[当人もきっと気づいているのだろう。
俺は、その匂いを好んでいた。
だけど今のほうが《人》らしくて。

赤く咲かない声は、嬉しげに君に向く。]


 
 
 ───、────。
 
 
[ はくはくと唇を動かしたけれど。
 薔薇の香りも掠れたように、声も、また。 ]







           …………。

[もう一度行ってみれば、
────真似をするように空虚な動き
目を丸くし、下がり眉で笑った。]


【人】 新聞配達 モリス

[ふわり、ぱちん、と。
 それは今度こそシャボンの弾ける音だ。
 さざめく波の白泡に、くるくる揺蕩う玉の膜が触れて、壊れる。]

……――、

[けれど、シャボンは消えるわけではない。
 弾けた瞬間に石鹸の残滓を落として、確かにそこにある。
 穏やかな記憶のひとかけら。抱いたまま、薄く目を開けた。]

(133) mmsk 2018/05/25(Fri) 23時半頃

【人】 新聞配達 モリス

[非現実的な事象の詰め合わせに、目覚めたこの瞬間すら現実と認識していいものか迷うけれど。
 身動ぎひとつ、まずは目覚めようと、ゆるゆる半身を引き上げた。
 寝起きらしく、かし、と頭を掻きながら、周りを見やり。]

……お、はよう。

[とりあえず、傍に見えた一年生に声をかけた。]

(134) mmsk 2018/05/25(Fri) 23時半頃

【人】 新聞配達 モリス

……や、うるさくは、ないけど。
おはよ。

[もう一度言う辺り、随分と寝ぼけている。彼らが何をしていたかなんてまるで聞こえちゃいなかったし、認識できていない。
 ただ、ピスティオの姿>>142に、彼とは向こうで合わなかったな、と思う。
 また新しくやってきたと思うよりは目が覚めて現実と正しく繋がったと思うほうがあり得る気がした。
 何より、]

ああ、……

[まだ入学して日の浅い後輩>>149の腕に、解け緩んだ包帯が絡まるのを見れば、残念だと眉を下げた。
 その夢は覚めないほうが幾分か良かった。]

(161) mmsk 2018/05/26(Sat) 01時頃

【人】 新聞配達 モリス

[ぼんやりと意識のはっきりしないような寝覚めは久し振りだ。
 頭の芯が覚めないような心地がして、このままくたりともう一度ベッドに沈みたい気分だった。
 フェルゼのことは言えない、と過ぎったところで、そう言えばあれとも向こうで出会ったと、反対の側を振り返る。
 白い柔い癖毛が見えて、ようやく自分が遅起きの朝寝坊だったと自覚した。

 窓からは薄青い明けの光が差し込んでいる。]

(162) mmsk 2018/05/26(Sat) 01時頃

【人】 新聞配達 モリス

[目覚めたなら、夜が明けたなら。
 会いたい人がいた。会うべきかどうかは問題じゃない。同室のたっての願いを叶える健気な生徒であるだけだ。
 少し重だるい身体をのそのそ動かして、ベッドから降りる。
 服は整えられた、あの時のままだ。
 そのままひとり、医務室を出ようとして。]

……ヒュー。
ありがとう。

[寸前、振り向いて伝えた。
 きっと今までの自分であれば、否定的な言葉を胸のうちに並べて、憮然と返していたかもしれない宝物宣言。
 彼が夢のことを覚えていなければ何のことだがわからないかもしれないが、自分が言いたかったから、関係ない。
 なぜなら俺はエゴイストだ。]

(163) mmsk 2018/05/26(Sat) 01時頃

【人】 新聞配達 モリス

[*ゆっくりと、廊下を歩いていく*]

(164) mmsk 2018/05/26(Sat) 01時半頃

【人】 新聞配達 モリス

[会いたいという目的あれど、どこにいるかはわからない。
 まだ明けの空、もし眠っているなら起こす訳にもいかない。
 起きる寸前気配を感じた気がするけれど、はっきりと見てはいないから、気のせいだって可能性もある。

 だから足取りはとかくゆっくりだった。
 ああそうだオスカーの部屋に行く約束をしていたな、先に会えたら聞いてしまうか、とか。
 マークの毛布を置き去りにしてやいないか、図書室に確認しに行こうか、とか。
 特定の場所を目指さない足取りは随分と気ままで、探し人と言うよりは偶然会うまでふらふらしよう、という程度。]

(183) mmsk 2018/05/26(Sat) 04時半頃

【人】 新聞配達 モリス

[だから、本当に出会したときにはそれなりの時間が経っていた。
 廊下の角曲がりばったりと会って、自分は驚き半分悦びをにじませたのに反して、複雑な表情をする>>165になにか拙いことをしたかと訝しんだが、話をしようと持ちかけられれば頷いた。]

はい。

[頷いて、そして、何もしないと補足されるのに少し笑った。
 笑っていた。この瞬間は。
 何の躊躇いもなく、空いた隣に座る。]

(184) mmsk 2018/05/26(Sat) 04時半頃

【人】 新聞配達 モリス

[はじめに告げられたのは謝罪だった>>166
 同意があったとはいえ性行為に及んだ。それも同性同士でだ。
 ひとつ謝罪があるくらいは仕方のないことかと思っていたが。]

――信じられない? ほんとうに?

[>>167それは、掠れた吐息が漏れる程度の音量でしかなかったが。
 歯擦音からはじまるフレーズは、吐息に加速度をもたせた。
 聞こえても聞こえていなかったとしても、リコリスを噛み潰したようなしぶい顔をしてから視線を逸らし、一度目を伏せて、開き、向き直る。]

(185) mmsk 2018/05/26(Sat) 04時半頃

【人】 新聞配達 モリス

先輩。ねえ、先輩。
どうして謝るんですか。

[きっと自分たちは想定している前提が違いすぎる、と思った。
 俯いたイアンの側へ、身を乗り出す。]

誘ったのは、先輩の深いところに手を入れたのは、俺でしょう。
俺があんな風に言わなかったら、先輩は本当に何もしなかったんでしょう。

謝るならむしろ俺の方だ。……謝るつもりは、残念ながらないんですけど。

[自分の意思だとはいうけれど、呼び水流し込んだのはこちらの方だ。
 自分がそうなるよう仕向けたもので謝られる理由はない。
 加えて言えば結果には満足していて、エゴを貫いていいと言われた手前謝る予定もない。]

(186) mmsk 2018/05/26(Sat) 04時半頃

【人】 新聞配達 モリス

[喜びを告げられても>>168、俯いたままの懺悔では到底受け入れられそうにない。]

……俺が信じない前提で話をしないで。
俺は、先輩なら俺のことを見てくれるって――欲しがってくれるって、思って、それで。

俺のことを話して、先輩が欲しいって言って。
先輩はそれに応えてくれたんだと思った。隠してたところに触れられて、先輩の欲望を引き出せた。
全部受け止めて、嬉しかった、のに。

[繰り返すが、同性愛者になったつもりはない。
 けれどあの瞬間は確かに喜ばしいと思った。
 薔薇に酔わされたせいかもしれないけれどそうして受け止めるのは、踊らされた心以上に満ちるものを感じていたと、思う。]

(187) mmsk 2018/05/26(Sat) 04時半頃

【人】 新聞配達 モリス

でも、それは信じられないようなことだったんですか。
思いもかけないことだったんですか。

俺は、その心の、どこにもまだ触れられてなかったんですか。

[唇を噛む。
 別に、はじめから全てを手に入れられるなんて、思ってはいなかった。
 恋人になるならないというのとも、違うと思っていた。
 ただ、隣で、手を伸ばせていたら。寄り添って過ごせたら、いいと思っていた。
 俯くのは、今度はこちらの番だった。]

(188) mmsk 2018/05/26(Sat) 04時半頃

【人】 新聞配達 モリス

[どこか誰かが持つ幸福を探して、手を伸ばし。
 凍えた心に火を付けながら、悦びを覚えたはず、なのに。

 せつなく、苦しく、再び凍りつきそうな痛みすらも、オペラ歌手は恋と歌うけれど。
 一体この身体の中にある感情の名前は何なんだろうか**]

(189) mmsk 2018/05/26(Sat) 04時半頃

モリスは、ベネットをつんつんつついた。

mmsk 2018/05/27(Sun) 02時頃


【人】 新聞配達 モリス

――中庭のベンチ――

[俯く頭の上からもう一度謝罪が降った>>220
 もうそれは、有りもしない罪を悔いる言葉ではないとわかったから、顔を上げる。]

夜は……そう、ですか。
それは、俺もごめんなさい。あれからのことが、わからなくて。
先輩に、手間も負担もかけるつもりじゃなかったんです。
けど俺があそこにいたのは、先輩のおかげ、ですよね。

[夢を見ていた。その間は、眠っていたのだと思う。
 図書室で眠ったあと、目を開ければ医務室だった。その間の自分の行動はまるで記憶にない。
 なれば手を煩わせたのだろう。視線が少し下がった。
 ひとりにさせないために隣を選んだのに、あまりに深く満たされて、夢心地が過ぎて。]

(244) mmsk 2018/05/27(Sun) 02時半頃

【人】 新聞配達 モリス

失礼、なんかじゃないですけど。
でも、俺は先輩に謝ってほしくなかった。
それが伝わったなら、よかった。

[>>221事の話を真面目にしたがるのは、きっとこの人に染み付いてしまった表側がそうさせるんだろう。
 それは少し悲しくて、暗い笑顔を浮かべるしかない。
 言葉の裏側の感情を補足されれば、己の不安は全くの杞憂だったのだと知れる。
 まだはじまったばかりの関係は、すれ違いも多そうだ。]

(245) mmsk 2018/05/27(Sun) 02時半頃

【人】 新聞配達 モリス

……俺はあの方法でもいいんですよ、なんて言ったら、先輩は困ってしまいますか?

[他の方法を取りたがるのを聞けば、意地悪く皮肉めいて返してみる。
 どんな顔をされるか。本当に困ったような委員長らしくない顔が出るか、もしくは自分の身体を軽視するのに怒りを浮かべられるか、想像をしながら。
 どうであっても、すぐに笑顔を作る。]

冗談です。
けど、嘘じゃないです。

どうしなきゃいけないとか、どうしていこうとかじゃない。
したいように出来るといい、って思います。

[そうでなくては意味がない。縛られなくていいと手を伸ばしたのだから、そうでなくては。]

そこに必要なら、俺はあなたにまた身体を預けてもいい。

(246) mmsk 2018/05/27(Sun) 02時半頃

【人】 新聞配達 モリス

たぶんね、先輩。
俺は、あなたのことを結構好き、なんです。
まあ嫌いな人にこんな事言わないでしょうから、わかってたと思いますけど。

好きな人と繋がるのは、嫌なことじゃないんですよ。

[ただ、きっと。
 それをこんなふうに自分から口にしなくてはいけないということは、イアンにとってのこの交わりは、そう思うに足りなかったということだ。
 そこに双方向の愛はない。彼の瞳は別の誰かをいずれ見るんだろう。
 一度目の失恋をしながら、小さく痛む心を押し隠して笑う。
 笑う。]

なんて、したくないことに無理は言わないですけど。
けど、本当の自分でいられる瞬間に、自分を縛るようなことはしないでほしいっていう、だけです。

(247) mmsk 2018/05/27(Sun) 02時半頃

【人】 新聞配達 モリス

俺も、先輩と関わっていきたい。
俺はきっと、結構弱いから。先輩の手を貸してほしい。

[先輩の話も聞きたいです、と付け加えつつ。
 これからも、と未来を見た言葉>>222が聞こえて、ひとつ安堵する。
 失礼だった、すまなかった、ごめんを並べられて、これきりにしようなんて選択肢も、あり得たはずだから。]

あ、でも友達みたいに、は嫌だな……
親友になりたい、っていうのは、どうです?

[安堵がやってくれば、我が出てくる。現金な性格は、普段ならこれほど素直には表に出さないものだ。
 だって友達みたいに、だなんて。
 今まで友達ですらなかったみたいで――実質そうではあるのだけれど、認めてしまうみたいで――嫌じゃないか*]

(248) mmsk 2018/05/27(Sun) 02時半頃

[あの夜、噎せ返った香りは二人の間にはもう漂わない。
それでも尚、離れることがないのなら
お互いがそうしたいと思える関係で、続いていけたら。

親友の隣で、そう思った。]*


 ― SUNSET ―

[ あれはいつだったか、もう遠いとおい過去のよう。
 いつから中庭(そこ)にいたのか
 もう、私は覚えてなどいない、遙かはるか昔。

 咲くはずの無い、保有しないはずの色素は涙色。
 その言葉は《不可能》。

 誰が咲きもしない花に水を与えてくれようか。 ]


 んへぇ、でっかい庭。

 あれ、ここだけ土からっからだけど。
 ここ誰か管理してねーの?

[ 言の葉は、まだどこか異国交じりで
 顔も身長も幼さを残す《悠仁(だれか)》が
 初めて私を、見てくれた。 ]



 おまえさー、咲かないね。

[ 声はそれから毎日降り注いだ。 ]

 水も肥料もまいてんのに。

[ 彼には特別親しくする友人は居なかったのだろう。 ]

 何が足りないのかね?

[ まるで私に自分を重ねるように扱う指に。 ]


 
 
       ――――《    》かな。
 
 


[ 私の棘が刺さる。
 太陽を飲み込み夜が始まった頃の、お話。 ]**


【人】 新聞配達 モリス

――中庭で――

[昔はいたと語られる親友>>280
 いつかなにかのきっかけで、失われたのだろう。
 その過去は今は聞かずにいよう。次か、その次、もう少し心が近くなったら。
 今はただ、]

これからは、今もいる、になります?

[その場所に自分がいられればいいと、それだけ思う。
 ありがとうとよろしくに返ったのは、悪戯めいた後輩の笑い顔。]

(305) mmsk 2018/05/27(Sun) 21時半頃

【人】 新聞配達 モリス

今、罰点たくさんつきましたからね。
期待してますよ。

[>>281菓子を持ってきてくれると聞けば、今しがた大きなすれ違いがあったことについて絡めて肩を竦めた。
 そうして理由付けをしてねだりたい気持ち半分、水に流してしまいたい気持ち半分。
 こういう少しずるいやつなんだってことも、知ってほしい。]

(306) mmsk 2018/05/27(Sun) 21時半頃

【人】 新聞配達 モリス

[木細工を教えてほしいと言われれば、頷く。
 またひとり、生徒が増えた。]

器用じゃないのは、知ってます。
だから俺の手伝いも今まであれだけあったわけですし?

でも、ちゃんと教えられるように、準備してみます。
フェルゼも聞きたいらしいので、教える練習しないと。

[今までは、自分のためだけに手を動かしていた。
 図面の書き方も自己流で、自分がわかればいいだけの乱雑なもの。
 それでは何も教えられない。
 随分久しぶりに、木彫り作業に前向きになれそうな気がした。]

(307) mmsk 2018/05/27(Sun) 21時半頃

【人】 新聞配達 モリス

色んなこと……俺のことなら、何だって、か。

[その反面、何だって知りたい、と知識欲を全面に出す様子に、ふ、と小さく吐息で笑った。
 今この胸にある気持ちを全部出すには、まだ時間が足りない。]

ねえ、先輩。
じゃあはじめに、弱いところ見せる練習、させて。

一度だけ、抱きしめてください。

[自分からは腕を広げなかった。
 締め付ける体温を感じられたら、きつく、きつく、震えそうになるのを隠しながら抱きついた。
 痛いかもしれないけれど、すぐには離せなかった。
 情けなくなりかけた顔を笑顔に戻すまで、少し時間がかかる。]

(308) mmsk 2018/05/27(Sun) 21時半頃

[お互いをさらけ出して、言葉を交わし、手を伸ばして。
 支え合って、立ち上がって、そして。

 一年後。一ヶ月後。一週間後。明日。
 この人の隣でそれをするのが自分じゃなくなった時、俺は二度目の失恋を、するんだろう。
 それでいい。それが、いい。
 凍てつかず、燃えもせず。苦しみを知らないこの心は、もう恋とは呼べないものだ。
 薔薇の香りが失せた今、俺たちは無二の友になる**]


【人】 新聞配達 モリス

――それから――

[イアンとはどう別れたのだったか、送ってもらったやもしれない。
 何にせよ無人の自室に戻り。それからデスクの歪な鳥を――残されたメモを見た>>267
 ちょうど教えるなんて話をしていたところだから、小さく笑う。]

終わってないよ。

[独り言ち、メモをたたむ。
 茶葉を確認して、茶器を揃える。
 ついでにナイフで木板に筋を入れて、使いやすいサイズに折り割った。
 いっそ茶会にしてしまえばいい。談話室の一角で、紅茶を淹れて言葉交わしながら、のんびりと作業をするのは悪くないじゃないか。
 私物を入れているバッグの中身を出して荷物を詰め替える。
 いつでも呼ばれていいように、だ。連休はまだ長い*]

(342) mmsk 2018/05/27(Sun) 23時頃

[理屈も正しさもあるべき形も考えず
友にそうしたいと思ったことをして、
求められるままに受け入れていた。

香りなど無くとも、二人は関係に名前を付けて
傷ませる思いをそれぞれに持ったまま、隣にいられる。]*


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