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んぁっ… 熱…
[導かれ、促されてフランツのなかに侵入する。
包まれる熱さ、きつさは初めての感覚で、
思考が飛んでしまいそうなほど。]
もっ、と、奥にいれる、ね…
[今にも爆発しそうな身体を押しとどめながら
ゆっくり深く結合していく。
根本までフランクのなかに収めて、
くたりと彼の胸に額をつけた。]
すごい…。熱くて、もう、
いきそ、う…
― ヴェラとライジと大五ry ―
[腰を支えていた手は涙を拭うのに忙しく、けれどきっとヴェラがしがみついているから安心だろう。
落とされた素直な言葉、扱く手を速めるのはご褒美代わり。]
……ふっ……ぅ、はぁ、ヴェ、ラ、……ッぁ、
[前後不覚になりかけながら喘ぐ雄猫に、興奮は尽きることなく。
首は横に、否定しているのに快楽を甘受している身体が愛らしく、憐れで堪らない。
紛れもない征服欲に、熱い壁の中を先走りが濡らし続け――]
、ん……――!!
[肌を引っ掻かれる痛みが起爆剤。
雄猫の本気なので痛みはそれなりだがどこまでも甘い刺激となって腰を震わせた。
精を放つヴェラ自身を揉みしだきながら、勿論中に出しました。
限界まで押し入って射精、終わらぬ内に緩く突き上げて、その身の内に自分の精を擦り込んで孕んでしまえとばかり。]
……ッ、ふ………、 ぅ、……ン……っ。
[深くへ潜り込んでくる感覚に、少し低い、けれど鼻にかかった声を漏らす。]
ン……。
い〜、ょ………… もっ、と…… ッ、……。
……ンく、……。
[喉を鳴らし、カルヴィンをすべて受け容れると、胸に付けられたカルヴィンの髪と耳をゆっくりと何度か撫で]
カル……いぃ、よ。
……とっても、熱ぅ、い……ねぇ〜……。
[蕩けた、緩い眼差しを向けて]
ぃい……よ。
そしたら、ねぇ〜……。
ゆっくりと、動いて……みて、ょ……。
− ライジと 〜陽光の紗幕の陰で −
[ライジの言動に翻弄されて、もはや道理がどこにあるのかもわからない。
あるいは、初めからそんなものはなかったのかもしれぬ。]
おまえ、を 放って おけなッ…!
[護らんとする矜持はひび割れて、ライジの言葉とともに降り注ぎ、刺さる。]
− ライジと 〜陽光の紗幕の陰で −
[どうにかなりそうなのは、過去の話じゃない。 今もだ。
肩に落ちたライジの汗が毒のように滲む。
掴まれた手首、掌に押し当てられたのはとどろに滾る淫。
余分なものを削ぎ落とした後には、身体の喘ぎだけがあって、
言葉による回答を拒絶すれば、官能が幅をきかす。]
…、 は …ぅ
[ライジに叩きつけた拳がとけて、カリ…と弱々しく肌を伝った。]
―ライジとにゃんにゃん―
[言葉を紡げば、扱く手が急に早まり一気に追い上げられる。
ライジもライジで限界が近いのか、どくどくと中で脈打つものが質量を増す。
ぐちゅり、と先走りだかなんだかが擦れる卑猥な水音]
……〜〜ッッ!!
[目の前がぱちぱちと白くなって、思考が根こそぎどこかに持ってかれる。
声も出ないまま、ぜ、と息を吐いた]
あ゛っ、くっ……!
[達しているものにさらに刺激を加えられ、足の指がきゅうと丸まる。
腹の中に広がるじわりとした熱に震え、緩い律動に短い悲鳴。
肩で息をしながら、ゆるゆると腰を上げて抜こうとして、ぺしょりと力尽きる。
腰が抜けた。情けない]
ぁ…… ん、く…
[髪と耳を撫でる手に反応して、フランクの胸を舐める。
幼い記憶に導かれるよう、尖った場所を探って。]
つ、ぅ…
乳飲み子の仕草とは裏腹に、下肢は疼きを訴える。]
う、ん。
動いて、みるね 。
[導き手に素直に応え、進めた腰をゆっくりと引き戻す。
柔らかな壁に擦れ、体中に小さな爆発が起きたかのよう。]
う……っ、ぁ……、
あっ、…あ、ぁ……、
フラン ク 、 ん中、
すごくて、も……ああっ、……ぅ
[最初こそゆっくりだった動きは、本能の命じるままに速くなる。
身体全体を擦りつけるようにしながら、大きく腰を前後させ、
包まれる快感を貪って啼いた。]
―ゴロと、サクラの庭―
いたくない
[舌が傷をなぞればぴりりとしたけど、気を使わせまいとそう言って
貰ったリボンが半分になったのを眺めて、これはこれでなにか遊べないかと思ってみる。せっかくいただいたものだし
たっぷり10分後、ようやっと起き上がり乱れた毛を軽く整える]
……いたくない
[繰り返し、同じことをいって、ぷるぷると首を振る。
手首を触り、痕になってるのをみてぺろりと舐める。
自分で引っ張った時だろうか、どこかで擦ったのか血の味がした]
ゴロありがとー
[ふに、と口角をあげるだけの笑みを浮かべて]
んふっ?!
[胸の突起を啄まれ、びくんと腰が跳ねた。]
カ、ルぅ〜……っ。
……ッ、ァ……。
[擽ったい、けれど痺れるような吸い上げに、短い吐息を零しながら、わしゃわしゃとカルヴィンの髪を掻き回す。]
…… ん、 い〜、ょ。
動い…… っ、ふ……ッ。
[擦れ合うたび、ぞわぞわと熱が上がる。
はじめのうちは、焦れったくて、自ら腰を揺らしてしまいそうにもなったけれど]
……ッ、 ぁ、 ……、 っ。
ン く……ッ ぅ。
[本能からか、徐々に早まってくる動きに、こちらもまた、余裕を少しずつ削がれてゆく。]
―ゴロと、サクラの庭―
外
[ぴこと耳が動く。 確認と疑問のちょうど中間のような調子 で呟いて、挨拶に答えた。
こーせいざいは知っている。それは家の なかのものだ。 でもゴロが言ってるつけるものは外のも の。
門をゴロがくぐるまで見送って、それか らちょこちょこ前足を揃える。 興味津々といった顔のくせに、一人で出 ていく勇気はなく
こーせいざいをつけられる前に、くりと 顔を拭っておいた。 前に、塗り薬をつけた後一生懸命舐めて いたら、首の回りにえりざべすなんたら をつけられたものだから バレないうちに、少しでも誤魔化そうと* *]
[手指はカルヴィンの髪を掴み、梳き。
吐息は徐々に短く、早く、荒い呼吸となってくる。
伸ばした舌で、耳や頬をピチャピチャ音がするほどに舐め、唇を重ねて欲しいというように、喉を鳴らし]
ッ、は……、 ぁ。
……い、 よ、ぉ……。
その、まま………出、っ…… ンっ……!
[絶頂が近付きつつあるのを感じ取れば、促すように腰を浮かせ、カルヴィンを締め上げた**]
─ ウーと ─
俺は一匹でもイける。
[揶揄の色濃く叩き落とせばまだ反論は返るだろうか。
明らかに反応を示しているウーの欲望に、自分の手はまたしても触れない。]
だから、お前も自分でしろ。
[すがるような、手。
あえて突き放して、自分の手で高めた雄をこれ見よがしに擦り上げた。
掌濡らす体液を塗り込めては集めて先端へ盛り。
許容を超え床へ伝い落ちる白濁混じりのそれは微かに糸を引き、床を汚した。]
……俺が今何を考えながらしてるか解る、か?
俺の此処に泣きながらむしゃぶりついて、悦びながらイきっぱなしのお前を想像してる、んだ。
舐められるのも、舐めるのも好きだろう?
……出せ。
[嘘も方便。想像力を煽らんと変わらず首もとで囁きながら、叩き付けられた手を取り指先を食んだ。
修行の成果か些か骨張った節に舌を絡め、お前も分身を出せと強要したのだった。]
─ ヴェラと ─
…………よかった、ぞ。
雌になった気分は……初めての種付けは、どうだった?
[腰を抜かしたらしいヴェラを引き上げ、繋がったまま胡座をかいた。
抜く前に、と腹を撫でてもう一度緩く腰を回せば中から白濁が漏れ出すだろうか。
大事な家族猫でなく野良猫ならば腹が膨れるほど犯し尽くして中に注ぎ続けるところだ。
達する際に垂らしたらしい唾液の跡を見つけ、顎をひとなめ。
ヴェラの身体を横たえてようやくずるりと引き抜いた。]
少しおとなしく、だ
[そのまま脚を開かせて、汗とどちらのものとも知れない白濁に塗れた内腿を舌で清める。
自力でできなさそうなら中に出した精液も掻き出すつもり。
一時限りとはいえ、自分の雌になったのだ、後始末までが礼儀です。**]
− ゴロと 〜地下室めいた −
[引き寄せる腕の力に逆らわずふたたび胸をあわせた。
筋肉質の腹板に戻ってくる熱塊。
詫びのつもりで、低く唸る喉へ舌を這わせる。
背を、腰を滑り落ちるゴロの手が後門を訪えば、その悪戯な刺激に、ゴロを貫くものが質量を増した。]
く、 ぅ
[ずっと、こうしていたいような、追いかけていきたいような。
揺蕩う意識。
日差しがなくとも、ここは温かい。]
− ライジと 〜陽光・照射 −
[ライジの手指はこれ見よがしにひとり遊びを続け、淫微な濡音が、投げかけられる言葉とともに武(ウー)を際へと追いつめる。
布の密室に籠る漢(オス)の匂い。]
それと、 これとは──ッ
[叫ぶ喉は引き攣る。
ライジにしゃべらせてはいけない、その言葉は鮮烈に劣情を掻きたてるから。
けれど、唇を塞ごうと伸ばした手は逆に迎え撃たれて舐られる。
その快感に目眩がした。]
− ライジと 〜陽光・照射 −
[偽わりを紡ぐ饒舌な媚薬。]
ない、 あり得ない ──
[項垂れて否定するも、脳裏にはライジの前に膝をついて口淫の奉仕に堕し、歓喜と慚愧に咽ぶ自分の姿が揺らめいた。
それを煽るかのように、視線の先にはライジの屹立が濡れ光る。
ジリ、と腰がうわずった。
熱い。]
− ライジと 〜陽光・照射 −
[裡なる劣情へ、命じるライジの言霊が武(ウー)の手を前へ這わせる。]
したいのではない、 してやりたいのだ…
[理性はまだ譫言めいて繰り返すけれど、卑屈な心は言い訳する。
してやりたいのなら、ライジが望むようにしなければ、と。]
− ライジと 〜陽光・照射 −
[一度、手をかけてしまえば後はもどかしさばかりが募る。
熱源を掻き出すように手繰って外へ曝け出した。]
これ、で ──
[短い毛を掻き回されて、もっと、と頭を擦りつける。
震える背筋は、なにに対する反応か、既に朧。]
フラ、ン ク 、
も、だめ……ッ 熱く、て ……
[切れ切れに訴える顔に吐息が掛かる。
濡れた舌音は耳に直接響き、淫を掻きたてた。]
ン……ふッ …ぅ。
[誘われるまま唇を合わせ、舌を絡めて水音を加える。
腰の動きは、いよいよ速さを増していく。]
あっ あ、ぁぁ…っ
なか、出、 …っ ―――ぅぁ…
…ッぁ、 ああぁぁ ぁ ぁ ――― …。
[突き上げられ締めつけられ、
若い雄はひとたまりもなく絶頂に追いやられた。
弾ける快感の波に背筋を硬直させ、
欲を解き放ってフランクのなかに叩きつける。
絶叫に似た声は長く続き、震えて途切れた。]
……ンっ、…… い、よ……
出し……、ッ
[速まる動きに合わせるように追い込めば、身体の深くへ、熱を注ぎ込まれる感覚と、耳に響く絶叫にも似たカルヴィンの声。]
───ッ ぅ……んっ。
[硬直し、震えるカルヴィンを、より強く抱きしめて]
………んみゃぁ……。
[震えをおさえてやろうとするかのように、ぺろぺろと、顔を舐めた。]
[抱きしめられて舐められて、
なんだか自分がフランクの中に溶けていったような気持ち。]
ふなぁぅ……
くたり、とフランクの胸に身体をつけて、
ふわふわ、ふわふわ、浮かんでいる感覚に身をまかせる。]
……フランク、あったかい…。
[首だけ持ち上げて顔を舐め返し、
ふにふにふにふにとおなかを揉む。
うっかりすれば、繋がったまま寝てしまいそうな目。]
ぅん……カルヴィンも、あったかいよぉ〜。
……っふぁ、擽ったいなぁもぅ〜……。
[年齢なりにちょっと柔らかいお腹をふにふにされ、くるっと喉を小さく鳴らして身を捩った。
まだ繋がりの解けぬ箇所からは、微かな水音が響く。]
……カル、眠ぅい、の……?
[眠たげな瞼に気付けば、緩く口付けて]
昼寝……するならさぁ〜。
庭の方が、きっと気持ちいいよぉ〜?
……行くぅ?
[問いかけるように、首を傾げる。
もしかしたら、密着した腹には、まだ達しきっていない肉茎が触れているかもしれないが。]
にぁ……
[フランクが身を捩った拍子に、
挿れたままのものが刺激されて声が出る。]
うん…なんかね、ふわふわな気持ち…
んしょ、と…
[掛け声かけて身を起こし、ゆっくり身体を離す。
ぬるりと抜け出す感触に、一度腰を震わせた。]
庭でお昼寝もいいけど…
[フランクの足の間を見つめ、ぺろりと鼻の頭を湿らせる。]
……さっきの続き、する?
[濡れた股間に顔をつっこみ、後孔と肉茎を順番に舐めた。]
……っふ。
いいけど……?
[カルヴィンの抜け出る感覚に、微かな吐息が漏れた。
お昼寝もいいけどと言われれば、なんだろうと緩く首を傾げるが]
続……って、ぁ……、
今……舐めたら………
[ざらつく舌に舐められた肉茎は、ぴくりと跳ねて、上を向く。
ひくつく後孔からは注がれたばかりの若い精が零れそうになり]
……んっ……。
[堪えるよう、孔を締めた。]
[身体を起こせば、フランクの姿がよく見える。
ひくつく孔と膨らむ茎。どちらもが、そそる。]
やっぱり、フランクが欲しいな。
[両足に手を掛けて少し力を込め、
身を屈めて昂ぶる雄の先端を舐める。
それだけでは飽きたらず、片手を足から離し
指先を尻尾の付け根に這わせた。]
たくさん気持ちよくしてもらったから、お返し。
[くるる、くるる。鳴らされる喉は悦びに溢れ、
指先は締められた入り口に押し入る。
水音が大きくなった。]
なぅ……ン。
[先程までの行為で既に昂ぶっていた其処は、僅かに舐められただけで、如実に反応する。]
ボク、を……?
ん、イイ……よぉ〜?
[甘い波に身を委ねながら、ふんわり愛おしげに、カルヴィンの耳や頬を撫で]
……っ、く ぁ……カル、ぅ〜……。
[締めた孔を指先に侵蝕されれば、びくんと、一瞬より強く締まるが、徐々に弛緩し、それを受け容れ]
ん、ふぁ……っ。
カル……とって、も……上手〜ぅ、ンッ。
[二重に響く水音の中、舌や指が好いところへ触れるたび、ピクッと小さく背を逸らした。]
− ゴロと 〜薄闇の楽園 −
[内奥まで誘い込まれ呑み込まれる感覚は、天に引き上げられるにも似て高揚する。
邪なものの立ち入る隙のない合作。
肌をとおして響く甘やかな声は子守唄を思わせる。
己の喉もまた低く、愛しい相手の名を唄った。]
− ゴロと 〜薄闇の楽園 −
[腹の谷間にゴロの指が伸びて鈴口の露を絡めとる。
煌めきを宿した指は、一端、見えない場所へ運ばれ、それからじくりと菊の門へと侵入してきた。]
…っ、 はぁ…っ
[腰椎に灼熱の銅鑼が鳴る。
反射的に筋肉が収縮し、腰が突き上げられた。]
− ゴロと 〜薄闇の楽園 −
[落とすなよと、注がれた信頼は強い。
むしろ力をこめて腕と芯とで支えながら、新たに送り込まれる刺激を受け止めた。
とぐろまく官能を己の裡で響かせて、ゴロへと還元する。]
ふ、ぁむ …フランク、嬉しいと、ぼくも、嬉しい…
[先端をしゃぶる合間に声が漏れる。
下を掻き回す指先からは、ねっとりと濡れた音。]
フランクの、熱いの、ちょうだい―――
[蕩けた瞳でわらって、逆立つ雄芯をくわえ込む。
喉奥に先端が届くほどに深いストロークを繰り返した。]
ぅ、ん……ありがと、ねぇ〜……。
……ふぁ。
[瞼をとろんとさせたまま微笑む。
息子ほども歳の違う雄猫から与えられる快楽に、腰は揺れ、緩い呼吸は熱を帯びる。]
ッ、あ……カル、っ…… ぁ。
そんな、されたら…… ッ、あ ぁ、っ。
[深く咥え込まれ、吸われれば、後ろへの刺激も相俟って、頂は忽ち近付いてくる。]
……く、
………る、ょ……カル、ぅ……
───っ、〜!
[二度、三度と身を震わせ。
半身を緩く起こすと、カルヴィンの頭を抱え込むよう、背を丸め]
……は、ぁ…………。
[心地よい倦怠感を愉しむかのように、深く緩やかな呼吸を繰り返す。]
んふ…、 きて …全部、だして …
[フランクの声が高くなる。
口の中で熱が脈打ち、その時が近いと知らせる。
いっそう熱心に吸い付き、舌と顎で揉み、
くちゃくちゃと音をさせて下も掻き回して、]
―――――……っ…!
[喉奥に注がれた熱い雫を受け止めて、
咽せそうになりながら、喉仏を上下させる。]
[一滴も零すことなく全て飲み干して、
竿に残る分も丁寧に舐め取る。
それから、ほてりとフランクに頭を預けて目を閉じた。]
……フランク、ありがと。
[くるる、くるる。
のどかに喉が鳴る。]
ん〜……?
[喉を鳴らすカルヴィンの耳を、ふにふにと撫でて]
ありがと、なのかなぁ〜?
……そしたらぁ、ボクもカルに、
ありがとぉ〜。
[つられるように喉を鳴らし、転がったまま]
そういえばぁ〜……。
……トレイル、大丈夫かなぁ〜……。
[まだちょっとくってりしている風に見えるトレイルを、少し心配そうに見た。]
嬉しいことをしてもらったら、
ちゃんとお礼を言うもんだ、って。
[撫でられた耳がくすぐったげにぴこぴこと動く。
視線につられてトレイルを眺めると、
起きあがり、近寄ってその顔を舐めた。]
トレイル、大丈夫?
[声を掛けてから隣にほてりと横になり、
トレイルの背中を枕にうとうと瞼を半分下げる。]
ん〜……。
お礼をちゃんと言えるのは、いいことだねぇ〜。
[えらいえらいと、すっかり子ども扱いで、耳にチュッと音を立てて口付けを落とす。]
ぅ〜ん……。
ちょっと、刺激が過ぎたのかなぁ〜……。
優しくしたつもりだったんだけどぉ〜……。
[自制が効いていなかったのだろうかと、眉を下げ、トレイルに近付いて、頬や背中を優しく舐め]
ごめんねぇ〜。
[それから後孔も、熱と痛みを鎮めてやろうとするかのように舐めた。]
フランクの、おっきいもん…
[むにゅ、と半分以上意識が漂っている顔で言って、
こしこしとトレイルに顔を擦りつける。
フランクがトレイルを舐めるのを薄目で見ていたが、
やがて、ふわりと眠りに落ちていった。]**
そうなのかなぁ〜?
……。
[あまり気にしたことはなかったが、カルヴィンに言われ、ちらっと、サイズを確認してみる。
萎んだばかりで、あまりよく分からなかった。]
あれぇ〜。
カルヴィンは、お昼寝ぇ〜?
[ぺろぺろと、トレイルの毛繕いを終える頃には、カルヴィンは心地よさそうな寝息をたてていて]
ん〜……おやすみぃ〜。
トレイルも、またあとでねぇ〜。
[2匹の頬を軽く舐めてから、ふにゃふにゃした足取りで、キッチンをあとにした。]
─ カーテンコールの白昼夢 ─
……ずいぶん献身的だな。
俺はお前の大好きなチアキじゃない、ぞ。
[時折覗く浅ましい本心も、厭らしく濡れてるそれも、優しくない自分は全部なかったことにはしてやらない。
自分の快楽だけを優先すると言うなら何故そんな風になっているのか、と
視線は嘲笑の色を浮かべてウーの雄を見下ろした。]
俺がしているのを真似て自分でシろ。
俺は淫乱な猫を犯すのが好きなんだ、淫乱じゃない猫は自分の利き手とでも遊んでいればいい、だろう
[甘く食んだ指先を解放し、自身を弄ぶ指先は脈打つ血管を撫でては括れから根元まで丁寧に上下する。
激しさのない手淫はやがて軽い吐精を促し]
…………ッく、はぁ……!
[さらけ出されたウーのものへと少量の白を飛ばすか。
生ぬるい快感では満足しきれず、雄はまだ勃ったままで息づいていた**]
− ゴロと 〜冥宮の極光 −
[腹を伝う生暖かい白。
ゴロの喜悦の証に心が躍る。]
──…あぁ!
[目を閉じて声を弾けさせたのは、送り込まれたゴロの指が内壁を掻き乱す動きを感じたせい。
犯しながら攻め立てられている、相姦の陰陽。
ふたりだけで完結する小さな環。]
− ゴロと 〜冥宮の極光 −
[やがて耳奥へ届く狼煙は、力の限りを尽くした後の 降伏。
その灼けて掠れた声を聞くだけで漢(オス)は燃えた。
絶妙の角度で抉られる深い官能に、芯を包み込む蕩けた内奥の脈動に、
武(ウー)もまた最後の突撃に我が身を駆る。]
世界でたったひとつの オレの縄張り
[大切な。大切なもの。
そう宣言して、ゴロの中を自分の色に染め変える。]
− ライジと 〜陽炎 −
[チアキの名を出され、あの光景を思い出してしまった。
唇を這わせ舌を絡め、目を閉じて奉仕する幼気な姿。
その記憶は、今の状況ともあいまって、耽溺を一層加速する。
肉体は素直に反応した。
それでも、ライジは自慰をやめない。目の前の漢(オス)に手を出して嬲ることもしない。
ただの一指も触れぬまま、武(ウー)を惑わせ翻弄する。]
− ライジと 〜陽炎 −
なに を、 考え… て──、
[納得などできない。
けれど、ライジの言葉はあざといまでのビジョンを伴うから、 溺れる。
どれだけ「本気《インラン》」になればライジに認めてもらえるのか。
壁に背を預け、手を動かす。
ライジのそれを見守り、律動を重ねれば蓄えられてゆく熱。]
− ライジと 〜陽炎 −
[けれど、チアキにしてもらったのは、もっと気持ちよくて。]
こ れじゃ…、 足りな い。
[焦がれる 声。]
− ライジと 〜陽炎 −
[その滾りを誇示するように括れから根元まで丁寧にしごかれたライジの雄がわずかな白を散した。
その雫が指にかかる。
僥倖。
甘露のごとく自身に塗り込んで切ない吐息を洩らす。
より滑らかになった動きに口で浅い息をしながら、視線はまだ堅さを失わないライジの丈部に吸い寄せられていた。]
まだ いける、 ンだろ… 早く 、
[ライジの役にたたないなら、自らを握り込んでいる甲斐がないと、自分を納得させる欺瞞。
熱にうかされた双眸が切望するのは、理性からの解放。]
− ライジと 〜陽炎 −
…欲し い。
― キッチン ―
[巻き毛と呼吸を乱したまま、
くったりと毛布の上に突っ伏している。
身体中を襲った未知の感覚の代償は、
「いたい」「ねむい」「だるい」 その他諸々。
まぶた落として、黙ってじっとしていた]
…………わー……
[聞こえてくる声は驚くほどいやらしくて、
そんな行為を自分がしていたことに驚いて、
ひとりで毛布の中に顔うずめていたとかは、内緒だ。]
[まだまだ、ふわふわとした意識の中]
…………。
うにゃ
[柔らかく濡れた舌が触れる。
いつもなら絶対に嫌がっているものだけど、
今はその気持ち良さに、気を緩ませながら少し震えた]
…――おっさん……… ?
[うにゃうにゃと寝言を言う。]
[きっと次に目を覚ました時は、フランクはもう立ち去った後。]
………うにゃ。
[ゆっくりと身体を起こす。
キッチンの小窓からぼーっと空見上げて、
ぱたりぱたりと尻尾揺らしながら、
自分の身の上にあるカルヴィンの頭を撫でた]
―――オトナって、すげーなぁ
[つぶやきひとつ、ぽつり*]
〜 ファイルボックスの中の隠しリンク
ん……別れぇ〜?
[そんな言葉もまったく意に介さぬかのように笑んで、長毛を梳く感触に、目を細める。]
ふぅ〜ん……。
それって、どんな気持ちなんだろぉ〜。
ぅん、でも……いけないことなんてねぇ。
ないよぉ、なにも。
だから
[かけられた重みを受け止めるように、身体をずらし]
もっとさぁ、楽に。
愉しもぉ?
[マタタビの香が染みついた舌を、ウーの口元へと伸ばした。]
─ ライジと、一番天井に近いとこ ─
[種付けというあんまりにも直接的な表現に、女役としてはしたなく喘いだことを強調されたような気分になって、顔にまた朱が差した。
赤い顔のまま、舌を出して小生意気な顔。
ぷらいどが粉々なのに、そんなに嫌でもなかったのがまた嫌だ]
ん、ぁ、ぁ、
[体勢を変えられ、鼻にかかった声が出る。
緩く中をかき混ぜられるたび、きゅうきゅうとライジの雄を締め付け、優しい快楽に腰が震える。
どんなに否定して小生意気な顔をしても、身体は実に素直だった。
白濁が腿を伝う感触さえ、顎を舐められる感触さえ、くる]
ふ……、
[横に転がされ、ようやっと引き抜かれた雄に息を吐く。
少し名残惜しげな響きに自分でも聞こえて、もうやだとばかりに顔を腕で隠した]
おとな、しく?……ぁ、
[舌が内腿をなぞり、小さく震えた。
ただの毛繕い、ただの毛繕いと自分に言い聞かせ、変な反応をしないように心がける。
かき出すために後ろに触れられれば、また震えたが]
……おわり、
[疑問のような、断定のような、そんな声で顔を上げたのはどのくらい時間が経ったころだったか。
ライジの顔を見れば、相変わらずの顔をしていて、むう、と頬を膨らませた。
自分ばかりが翻弄されていた気がする]
[快楽に砕けていた腰は、なんとか立てる程度に回復していた。
ふらつく足取りで、立ち上がる]
……ライ、も。毛繕い。
[本気で突き飛ばせば、ライジくらいは軽い。
もう一度、今度は自分の意思で上に乗ると、ライジの自身に舌を這わせた。
仔猫がミルクを飲むように、せっせと拙く舌を動かす。
全部が綺麗になれば、先端をくわえ、痕もつかない程度に歯で掠めた]
ん゛……、は、ぷはっ。
[どうだ!と言わんばかりにライジの顔を見上げ、口を拭う。
自分だってやれば男役も出来るのだと。
仕返しに満足した若人は、乱れた自分の毛を整え終われば降りるつもりで、毛繕いを開始した]
― オッサン×オッサンSSの断片 ―
[その香りは、物心ついた頃から傍にあった。
歳を重ねた今、香りは既に、自身の一部となっていた。]
……そ、ぅ……?
だったら、ハマれば……ぃ ッ、クふ……っ
………ぁ……。
[意識が飛びそうになるほどの、若く、荒々しい行為も嫌いではない。
けれど、経験を重ねなければ、身に付かぬものもある。
体力では若者に劣るかもしれないが、与え合う刺激のひとつひとつが、深く、甘い媚薬と成る。
喩えるのなら───vintage]
………ふ、ぁ……
ゴロ、ぉ〜……
[しなやかな肢体を絡め、深い口付けを乞うように舌を伸ばせば、唾液に濡れたマタタビスティックが静かに零れる。
けれど今は、マタタビよりも、ゴロの唇に酔いしれたい。]
[この先にもまだ文章は続いていたはずなのだが、保存を忘れて消えてしまったらしい。
ヨーランダがそれに気付いたのは、1日後の事だった……]
―ヨーランダちゃんのギャラリー―
[
西日の射し込む縁側、簾の陰で手を伸ばし、互いの頬に触れるウーとヴェラ。
秘密を共有するようなくすくす笑いを浮かべ、いつもより距離が近い光景は思わせぶりだ。
ウーはいつもの服装を少しはだけ、首元から無防備に覗く肌が描かれていた。
しなやかな肉体とチラリズム。健康的なエロスを細い線で描き、書き手の性癖を忘れそうな、どこか幻想的なイラスト。
メインが猫耳をつけた成人男性なことを視認すれば、すぐに現実に引き戻されるが]
− ゴロと 〜縁 −
[抱き合ったままで地上へと戻る魂。
頬に肩に、ゴロの舌の感触が降り注ぐ。
ほのかなまたたびの色香に上書きされてゆく心地よい時間。
ゴロのふさふさの胸毛に鼻面を押しつけながら、先端の白い尻尾をゴロの鉤尾に絡めてたり、背中をパシパシしたりして穏やかな関心を伝える。
やがて、結合を解くと、ゴロを右足からゆっくりと地面へ下ろした。]
おまえは変わらん。 …好きだ。
− ゴロと 〜縁 −
次は、腹筋の鍛錬になる体位がいいな。
[筋トレ云々の軽口にはそんな切り返しをして、改めて周囲を見回す。]
ここにもトルドヴィンはいないか。
廊下のあたりでは行き会わなかったが──
オレはカーポートやベランダのあたりを見ておこう。
[ゴロの足では登るのが難しそうな場所をあげておく。]
なぐなぐにぁ…
[舐められたり撫でられたり。
夢うつつの間の心地よさに、妙な寝言が漏れる。]
トレイル、あったかい…
[頭の下でトレイルが動くのを感じて、
半分眠りながら、ざりざりと背中を毛繕い。]
あ。トレイルおはよー。
[だんだん頭がはっきりしてくれば、
立ち上がって、頭から尻尾までをふるふる震わせた。]
もう大丈夫?
疲れてた?
[鼻をつんとつけて、くすくす笑う。]
でも、楽しかったね。
今度は、トレイルとふたりでもしたいなぁ。
[くるくる、と喉を鳴らして言って、
ひよひよ尻尾を揺らしながらキッチンの出口へ向かった。]
− ゴロと −
[決闘の後見人の件、ジェームスが引き受けてくれたと伝えられ、武(ウー)はゴロに向き直って礼をした。]
心強い。 感謝する。
[ジェームスはゴロの弟で、ここら一帯のボス猫で、表面上はつれなく見えても面倒見のいい漢(オス)だと知っている。
願ってもない後見だろう。]
− ゴロと −
[見に行っていいかと、躊躇いを含んだようなゴロの声に、白を置いた尾の先が、ゆら、とゴロの手の甲を摺る。]
振り返らぬが、 ずっと、おまえが見守っていることを意識していると思ってくれ。
[ゴロが見ている以上、死んでも不様は見せられぬ、と決意を新たにした。]
〜 ファイルボックスの中の隠しリンク
[おずおずと触れ合った舌先は、すぐに深いキスへ変わる。
フランクが纏う禁断の香り。
細かな髭があたるのがこそばゆく、同時に魅惑的だ。
小さく背中を震わせながら、丹念に口腔を犯してゆく。]
世の中に こんなキスが──
〜 ファイルボックスの中のSS断片
[フランクの噛み痕のついたまたたびスティックを煙草めいて銜え、腹這いに身体を伸ばして寛ぐ。]
おまえの飼い主は、おまえを喜ばすためにいろんなものを贈ってくれるんだな。
悔しいが、オレにはそんな甲斐性はない…
ところで、あっちの部屋で見つけたんだが、これは何につかう?
[ごそごそと取り出したのは、革紐、羽毛を集めたおもちゃ、電動でブルブルするネズミ…]
(※インクはそこで掠れて消えている。)
− ヨーランダちゃんのギャラリー 2 −
[このイラスト、ヴェラの服装にヨーランダはいろいろ悩んだらしく、いくつかラフ画が存在する。
薄茶に縞のタンクトップと半ズボン、足跡柄の甚平 (思わせぶりに腰に置かれた団扇つき)──
いずれも白い脛が眩しい。]
― ウーとの攻防 ―
……真っ当な雄なら前だけで悦い筈なんだが、な。
[満足する為の自慰である。それだけで物足りないならばそれはきっと普通の雄としての道は外れている。
自分の精を塗り込める指先を薄い嘲笑で見下ろし、汚れたもう片の手もウーの向こうの壁へ。]
何がどう足りないのか、俺にはよく解らない。
[白を切るのは得意だ。
ぐ、と腰を寄せ濡れたままの先が触れ合うか触れないかというところまで。
間近に迫る瞳の奥、秘めた淫らな願望を透かそうとするように見詰め、押し付けるに至らなかった下肢の代わりとばかり鼻先を擦り合わせた]
俺の頭の中のお前はもっと素直でいやらしかったんだが、な。
もっと出してくれと繋がったままで腰を振って、雄とは思えないような喘ぎ声を上げながら中を突かれるだけで射精して。
犯しても犯しきれない程の、最高の淫乱猫だった。
……現実のお前は、俺の想像以下、か?
俺も、俺の此処、も、お前を買い被っていたのかも知れないな
[後一歩。
獲物を待ちわびる蜘蛛の巣のど真中。
此処、と己の毒針をさも残念そうに見下ろした。]
[絡む尻尾に、びくりと肩が跳ねた]
……?
[意図を図りかねて、クエスチョンマークを今度はこちらが浮かべる]
― ヴェラとのあれやこれ ―
[子猫のような顔で舌を出されて少しだけ面食らった。
すぐに笑いを噛み殺す微かな吐息が零れただろうが。
先程まで艶やかに喘いでいた姿とのギャップのせいだ。思い返せば泣いている顔も少し子猫じみて
……あまり考えると収まった欲求がぶり返しそうになるからやめておいた。]
助かった。
ありが……、
[後始末という名の後戯を終え身体を離した直後、予想外の反撃に、それでもヴェラの思惑に気付けば瞳は玩具を見付けた子供の輝き。
舐められている間、緩くヴェラの髪を撫で、喉の奥を突き上げたい衝動をやり過ごすこと、しばし]
……ッん……あんまり丁寧だから早速俺のが恋しくなったのかと思った、な。
ありがとう。
[参った、とさして顔色の変わらないまま降参のポーズをしてみるが揶揄も忘れず。
自分から興味を逸らしてしまったヴェラの背後から腕を回し、ちゅ、と頬に口付けひとつ。
優しく抱き締めて身を寄せ――]
…………楽しかった、な。
ココが寂しくなったら何時でも誘ってくれ。
子猫だけで街が作れるくらいくらい出してやる、ぞ。
[甘く囁きながらヴェラの脚のあいだを腿から膝でするりと一撫で。
背面での交尾を思わせる動きで腰を押し付け摺り寄せてからタワーを降りたのだった。]
[花弁を舞わせ、絡めた尾の先は、手前へと伸びて。
ヴェラの雄の部分を探り、淡く撫でた。]
− ライジと 情炎 −
他の 雄のことなど… 、 知らぬ。
[絞り出すように、言い捨てた。
両手の檻は、甘美な枷だ。
親密に擦り合わさせる鼻先、だが、渇きは癒されぬ。
ライジが手淫を止めたから、自分も指を解いていた。
けれど、腰は勝手に刺激を求めて波打つ。
そこにあるはず、ライジの──]
− ライジと 情炎 −
[めくるめく 葛藤。]
オレの 方が… 、
[劣っていると言われて、受け流すことはできない。
見下されるのは、嫌いだ。
それが、ライジの妄想の中に住む自分だとしても。]
本気《インラン》だ。
[両手で、ライジに掴み掛かる。]
− ライジと 情炎 −
この場で、 犯せ。
突き刺して、 注ぎ込んで、 掻きまわして、
めちゃくちゃに、 してくれ──
[膝を開き、求めて。
情欲の劫火に、身を投じる。]
− ライジと 情炎 −
おまえが、 欲しいんだ…
[器用な尻尾に前を擽られ、びくり、と腰を引く]
遊ぶって。
お、雄同士だし、ヴェラはちっちゃいこでもないよ。
[カルヴィンくらいちっちゃいこなら、男の子でもさして抵抗はなさそうだけど。
でもフランクは違うし、自分ももちろん違う。
戸惑いの目が見上げる]
うん〜。
知ってるよぉ〜?
[戸惑うヴェラを、不思議そうに見つめ]
そうだねぇ〜、カルヴィン、まだ小さいけど……。
でも、雄だったよぉ〜?
……あれぇ。
もしかしてぇ、ボク、ショタコンか何かだと思われてるぅ?
……違う?
[だって、カルヴィンに手を出したんでしょ?
ショタコンじゃないか、と言わんばかりに首を傾げる。
あんまりにも不思議そうに戸惑う姿を見てくるものだから、なんだか自分の反応が変な気がして、いやいや、それはないと自分にツッコミ。
揺れる尻尾がくすぐったくて、ん、と小さな声を漏らした]
[どこかで自分の名前が繰り返されているけど、
今は揺れるカーテンの向こうが気になってしかたない。
それに会話の中身が聞こえていたら、こう言うでしょう。
―――ぼく、もう大人だもん。]
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