205 Fluch〜禁忌の恋愛村〜
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……………? これ、エロ本じゃねぇの?
[>>19 店主の予想よりもずっと早くに何かが到着した。 幾重にも包装され、一見しては本の類とは思えないが。 梱包された物を少し剥すと、過激な写真やイラストが描かれたものが目に飛び込んだ。 勝手に梱包を剥した事がばれたら、黒猫に何言われるか分かったもんじゃない。 丁寧に包みを閉じる。見なかった事にする。
そんな風に適当に時間を潰していると、>>114 店内に鳴り響くベル。 BGMが一旦切れて聞こえる。緩慢な動作でそれを取ると、]
ハイ。ご注文は?
[ぶっきらぼうに問う。すると相手は有無を言わずに一言。 声はよく聞き慣れたそれ。]
…………。まいどありー。
(118) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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[電話が切れて程なくしてか。 >>120 赤いフードを被った妙齢の女が扉を潜った。]
ハイ?オピウムってまずなに?
[不躾な対応で出迎えた。それが普通であった。]
(121) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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成程。
[>>124 合点したとひとつ頷き、ひとつ戸棚を開いて漁る。 勝手知ったる弟の店。そもそも実家なので、ある程度は心得ている。 少し手間取ったかもしれないけれども、薬包紙に包まれたそれを手渡した。]
こんなもんで良いか?
[そして隣に琥珀色の小さめの瓶を置き、]
気付け薬が欲しいならウォッカとかお勧めだケド。
[薄い笑みに応えるかのように、軽く肩を竦めた。]
(128) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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ふぅん。そりゃ俺も――――同じだ。 いっそブッ飛べれば楽かもねー。
[>>132 唇を歪めて相対するように微笑む。 互いに天使とは思えない、汚い会話。]
あー…… あー。 いつもの値段で、どーぞ。
[要はお気持ちデス。そんな事を付け加えながら。 はっきりとした値段は分からなかったので、そうやって濁した。]
ま、………気ィ、楽にしなよ。
[幸せあれ。演技めいた口調で囁いた。]
(134) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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いや、まー………天使だけれど。 俺には残念ながら羽根は無いんでね。
[>>136 揺らめく小瓶。その向こうに銀髪がふわりと舞う。]
………だからこそ、トびたいけれどね。
[何処かから白い羽根が、綿埃とともに飛んで消えていく。]
(141) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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――――……残念ながら、それも出来ねぇんだよね。
[>>137 赤頭巾とそんな会話をしていると、旧友が扉を潜る。 軽く手を挙げて其方を見やり、]
よ。………そだな、クシャは出掛けたぞ。 んで、店番だな。
[手を広げたまま、客人に金の催促をした。 飛ぶ飛ばないの話も随分と楽しいが。 金が無いとそれすらも叶わない。]
(145) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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あ、そ。じゃあ待っておけ。
[>>153 ソファーに腰掛ける旧友を目の端に追いながら。 続く質問には、]
さぁ……?クシャに聞け。俺は知らん。
[>>118 先程見つけた”禁書”については流石に口を噤む。 言えば怒るどころか、黒猫に兄弟の縁を切られてしまうかもしれない。]
店んなか荒らすなよ。
(157) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[>>155 揺れる空色と銀には、少しだけ目を瞬かせて]
あ、アンタも羽根無いんだ? まー……あっても不便だし。別に良いだろ。
[少なくとも羽根を吐き出すよりはマシ。 そう心のなかで付け足した。]
で、金だよ。金くれ。
[貰うものはきっちりと。]
(158) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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おー………、
[>>160 手にした袋は予想よりも随分と重い。 後でこっそり抜いておこう。チップ代わりだ。 黒猫よ、許せ。]
まいど。また来てくれ。
[アンタなら大歓迎だ。肩を小さく揺らして、告げる。]
(162) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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りょーかい。
[>>164 赤頭巾の背中を見送り、]
――――……外で使うなよ?
[小さく零した忠告は果たして彼女に届いただろうか。 天使なんて、現実はそんなものだ。*]
(165) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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ミナカタは、ゆりの林檎の味を思い出しながら、冷蔵庫を見やった。
2014/12/05(Fri) 00時頃
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いらっしゃい。数日ぶりだな。
[>>172 黒曜石に最後に出会ったのもやはりこの店で。 相変わらず円らな瞳は、吸いこまれそうな程に大きい。 上擦った声。目が合えば余計に頬を染めただろうか。]
ま、入れば?
[扉の傍にまだいるようならば中に促す。]
(174) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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いや。 荒らしてもいいが、アイツに怒られない程度にしてくれ。
マジで。
[>>176 聞こえる不穏な言葉には軽く窘める。 あの黒猫だ。自分から搾り取るだけの金を取るに違いない。]
どーも。なんかお探し?
[>>178 林檎のように頬を赤くする黒曜石に、ひとこと投げる。 林檎。林檎―――]
あ、そう言えば。林檎ありがと。 クシャが焼き林檎にしたとか言ってた。
昼にでも食うわ。
(179) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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え、クシャ?
いや、居ない。どっか行った。
[>>180 黒猫の名前を呼び手を握る両手。 その名を呼ぶ声は震えていた。]
や、礼を言うのはこっちだけれど。 どういたしまして、有難く貰います?
[何故貰ったのに礼を言われるのだろう。 軽く首を傾げながら、不思議な問答をする。]
(183) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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いや、まー…… 店だし、な。
[>>185 珍しく不快感を声に乗せる旧友。言葉をなにか紡ごうとして口を開きかけたが。
うまく出なかった。]
クシャは、んー……。 役所とかじゃねーかね。アイツ申請したんか、知らんけれど。 ま、違ってたらすまんな。
[とりあえず訊ね人の指針になれば良いと。心当たりを告げた。]
? そうか。 いや、謝る事ねーけれど。
んじゃ、クシャによろしく。
[>>187 何度も謝る黒曜石に軽く手を振り、見送る。 外は少し曇っている。雪が降らなければ良いが。]
(190) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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待たせたな。
[黒曜石が立ち去ったあと、店の戸棚から皿とフォークを持って来る。足で器用に冷蔵庫を閉め、旧友が座るソファーに近付く。]
…………食え。そして金置いていけ。 ユリんとこの林檎だそうだ。
[旧友の前に皿を置く。焼き林檎が飴色に輝いている。 蜂蜜やジャムと合わせればかなり美味しいだろう。 その手のものはカウンターに揃っていた。 早速フォークで一切れ口にした。 酸っぱさよりも甘味が勝る味。解けるように喉へと消えていく。]
(191) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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今日は病院じゃねぇの?
[口直しに角砂糖を6個入れた紅茶を飲む。 セイロンの気品ある味も砂糖で台無しだ。それをお構いなく嚥下する。全く口直しになっていないのは此処だけの話。
弁柄色に映り込む自分の顔は、少し疲れているようにも見える。]
(193) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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うえっ、甘ぇ
[流石に角砂糖を入れ過ぎた。解け切らない砂糖は塊のまま、弁柄色の海に沈んでいる。 クローズしろよ、という言葉には視線だけで返す。流石に店番を申し出た手前、そんな身勝手な事はできないと。ただ、]
ま、そんなに言うなら奥でもどこでも行こう。 ………話なら、聞くから。
[今後客人が来た時の対応は、軽く仄めかしておいた。黒猫の大事な客人たちを、あまり怒らせたくはない。]
あー。成程。もう行かなくて良いのか。うらやま。 俺?あー……咳止めの薬は近々貰いに行こうとは思うが。
[>>196 そんな薬は、ただのその場凌ぎにしか過ぎないが。 そして、]
―――――……なんでかねぇ?
[分かっていた事だけれど。訊ねられる。 目を閉じた。口にした紅茶の味は、甘いハズなのに。苦い。]
(200) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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え? 今?
[>>202 甘過ぎる紅茶に顔を顰めていたら、予想外の提案に目を丸くした。]
うーん……… 店のモノ盗まれたら、てめーが責任取れよ。 俺は知らんぞ。
[そう言いながら、旧友の背中を押した。]
――――……なんもねぇぞ。
[数年空けた自分の部屋は、黒猫の倉庫と化していた。何に使うのか解らない薬や器具や書物など。数多くの雑多なものが、ベッドやチェストの上を占拠している。適当に足でそれらをどかしながら、なんとか二人が座れるスペースを作った。]
…………。
[旧友の視線を避けるかのように、手元の白箱から煙草を取り出す。 >>1:435 悪魔が刻まれた、以前よりも少し重いジッポ。まだ少しだけ使い慣れないのか、数回空を切って。漸く火が付いた。]
(206) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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―――……うわー
[>>205 唐突に刃は、突き立てられる。 煙草に火を灯すのも忘れたまま、ジッポの蓋を閉めた。 溜め息のようなものが、小さな悲鳴とともに出た。]
いやー。色気もなんにも無ぇな。 ま、イイけど。
(207) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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好きだった? はっ、
―――――……不正解です、ヒュー君。
文法に誤りがあるようですね。
(208) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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そうか。……ま、さっきのは少し、吃驚したな。 夜でも構わんのに。また酒飲めるし。
[>>209 自分達より十歳以上も年下の少女に不快感を示した旧友。確かにその様子には困惑したが。 ただ、それを見やった自分の気持ちは、怒りではなく。寧ろ、]
あ、流石にそれは困るな。クシャに殺される。
[燃える、という言葉には少しだけ顔を上げて。 悪魔を刻んだジッポをジャケットに仕舞う。]
……別に、色気は要らん。気持ち悪ィわ。
[>>212 続く言葉と視線には、相当の時間を要したか。 唇を舐めた。いつのまにか噛んでいたのか、自分の唇は少し、血が滲んでいた。]
(213) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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まぁ――――……最期くらいは、
[アンタの声、聞きたかったよ。 その言葉の代わりに、溜め息をつく。 はらり。羽根が落ちる。 倉庫のような暗い部屋に、白い羽根が仄かに輝く。
―――――この町に帰って、良かった。]
隣に居て欲しい。
(215) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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俺の傍に、来て欲しい。
(216) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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さぁ……?テメェで考えな。 俺が教えて貰いたいくらいだ。
[>>220>>221 矢継ぎ早に問われるものには、軽く肩を竦める。苛立ちにも近い声音を聴きながら、火の付いていない煙草を噛む。フィルターは唾液で湿りきっていた。 ]
命ねぇ。一緒に湖にでも沈んでくれますか? ……ま、そういうつもりあれば、町なんざ出ていねぇよ。
[壊れるばかりか、それは命を奪うに等しい言葉だった。だからこそ、黒い毒は肺に溜まっていく。己の身体を蝕む。]
境、境目か。
[言葉の意味をゆっくりと咀嚼する。 カーテンの隙間から差し込む陽光が、埃まみれのフローリングを照らす。>>212 旧友の横顔を一瞥した。いつものくそ苦い銘柄を咥えていた。
越えてしまったら、 もう帰る事も帰す事も出来ないのに。]
あー…………口んなか、さっきの砂糖塗れなんだが、
(235) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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“煙草”くれ。 今は、そのくっそ不味いテメェの煙草が、―――――欲しい。
(236) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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ま、そりゃそうだな。―――……すまんな。
[>>240 正論を並びたてられる。それには一言、小さな声で返す。帰る気は無かったのに。 何故自分は旧友と話しているのだろう。どうして今、実家に戻ってきたのだろう。 どうして大嫌いな町の門を再び潜ったのだろう。]
成程、それは分かりやすいな。
[>>241 歯に衣着せぬ物言いに、納得したかのようにひとつ頷く。 >>222 思い起こすのは、亡くなった父のこと。 彼等と最後に話したのはいつだったか。 彼等はどんな表情をしていたか。 ただその時は、必ず黒猫と一緒に外出”させられた。”寒い夜、黒猫と二人で手を繋いだのを覚えている。]
―――――………理由、理由ね、
[怒気を孕んだ声とともに胸倉を掴まれる。距離が詰められる。 咥えていた手つかずの煙草は、音も無く床に落ちた。 此方を見据える双眸は、炎を宿しているようにも感じられ。 旧友の左頬に残る大きな傷跡が、痛ましい。囁く声音は、近い。]
(249) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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一回しか言わんぞ。 よく聞け、
[目を逸らす事なく、見つめ返す。言葉を選びながら、けれども躊躇う事なく。物分りの悪い生徒を言い聞かせるかのように、少しだけゆっくりと、]
くそ野郎。
[寄越す、]
言っただろ。 町出ていったのも、戻ってきたのも、全部テメェの所為だ。
連絡? する訳ねーだろ。 んな事したらくそ野郎の事、忘れられなくなっちまう。
だがな、………それでも忘れられねェんだよ。
(250) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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俺の命と、テメェの命が平等に天秤に掛けられる訳ねーケドな。 一緒に死んでくれ、なんて乙女ヨロシクな事は言えねぇけれど。
ただ、 テメェの命をくれるなら、―――――……死ぬほど嬉しいわ。
好きだ。
(251) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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………。
文法に誤りがあるようですね。 先生、同じミスをする生徒はキライです。
[>>263 即物的な質問を窘めるかのように、ぶっきら棒に答える。下卑た想像と期待は、演技めいた口調の下、押し殺す。
禁忌の境目は分からない。この気持ちを悟った時からならば、とっくの昔に罰せられている。 それとも、やはり己に巣食う白い呪いが、業なのだろうか。 或いは、相手に想いを告げる時だろうか。自分は、また、禁忌を犯したのだろうか。]
…………あと、嘘だと思われているんかね。 先生の教え方もまだまだですネ。
物分りの悪い生徒もキライです。 何度でも教えてやりましょう―――――……好き、だ、と、
[>>265 終の言葉は封じられる。瞼も閉じずにその味を嚥下した。 タールの重い味。 錆と炭を混ぜたかのような、形容しがたい渋み。]
(271) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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苦ぇ、
[床に落ちたのは、白羽根ではなく。 己の瞳から零れる、一滴。]
(272) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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