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ねぇ、キヨchan
永久の友(どうほう)なだけじゃなくて
私あなたとずっと友達でいたいの
…だからね、
もしキヨchanが他の人を吸うときはおしえてね
私もそのひとを吸いたいから!
[放蕩というにふさわしい望みを告げながら、ごろごろり**]
それは……怖いな
その相手じゃなきゃ受け付けなくなってたら
自分も滅びるよね
恋しているなら、それも本望?
[何人かのニンゲンと付き合ったりもしたけど
身を焼くような恋はまだない。]
うん、親父がめっちゃラッキーなんだろうなってのは
俺も思う
そもそも俺の存在自体奇跡だしね
えー、俺は絶対ヤダ
シツコイんだもん、あの親父
[太腿から飲むのはオススメらしい。
ここも太い血管が流れてるもんね。
黒い衣と白い太腿のコントラストが眩しい。
そんな綺麗な足に擽られて、俺の足が揺れる。
ええ、ノーパンですとも!
モフから新しいやつもらう前にがっついちゃったからね。
視界いっぱいの三星さんの足も香りを強める赤も
俺の酔いを深くする。
口に広がる血錆も。
喉を鳴らして夢中で飲んで、
頭を撫でる細い指に目を細めた。
髪はセットしてるけど固めてる訳じゃないから柔らかい。
押し当てられてほんの少し勢いを増して溢れた血が
太ももを伝いかけた。
一滴逃すのも嫌で、そこに舌を這わせる。]
[暇、退屈。
体は衰えないのに、倦怠の微温湯に浸かりっぱなしになってしまうのは、情熱が枯れていくからだ。
低い体温を誰かの血は、一時あたためてくれるけれど──つまりはただの老化。
それとも、かの精強な族長の言う通り、鬱積した柵なのかもしれない]
……良い味。薄いか?李
[牙を濡らした赤を舌先で確かめて。
唇を染めた色はちょっとこのままにしておこう
互い、気が向いたらね
[暇で暇で暇で、そろそろ破滅してみようかと、時には情熱を思い出す。
燃え尽き諸共に滅びるほどの恋
奇跡喚ぶほどの願い
失ったものに苦しみ続けるだけの情
そういったものは、磨耗しきってしまわないように、牙の奥に眠らせてあるのだ。
いつか、いつか踏み外して転げ落ちる時のために]
……ところで、伶留
[ところで、若人よ。若いというのはそれ自体が限られた価値であるけれど]
実は私はついさっきだいぶ吸われた後でね
……あんまりそう、懐かれると
[内腿を伝う体温に、舌が沿う。
息が乱れて、体重を支える側の脚が震えた]
トんでしまいそうなんだけど?
[よいしょ、と片足を。
青年の膝に乗せていたものを更に高く上げて、肩の上に膝裏を支えさせる。
柔らかな髪に両手を差し入れて少々強めに握った]
いやぁ…倒れそうだよ
もし私が目の前でおじさんに変わったりしたら、伶留もすっかり萎えてしまうだろうな
[想像したらちょっと面白い。
ふ、ふと吐息で笑って目を細めた*]
[無心で飲んじゃうほど、そりゃあもう絶品の味。
それでも飲んでる相手から名前を呼ばれたら
反応するくらいの余裕はある。
股に頭突っ込んでるような体勢で
視線だけ上げた。
だって牙を抜くのもったいない。]
ん……、ごめん
ちょっと夢中に飲み過ぎたかな?
[吸われたばかりなんて言葉に
流石に牙を抜かないわけには行かない。
それでも名残惜しくて伝った雫を舐めとっちゃうわけだけど。]
倒れちゃったら
俺が責任持って部屋まで運ぶよ
大丈夫、送り狼にはならないから
えー?オジサンでも萎えたりしないよ
さっきもフランクの、吸ったばっかりだし
[そりゃ、見た目綺麗な方が燃えるけど。
オジサンはオジサンで味があると思うんだよね。
証明したいとこだけど
これ以上吸ったらほんとに三星さん
倒れちゃいそう。]
立つのキツイなら座ってもいいのに
こんな綺麗な足が間近にあると……
吸わなくても、ずっと触ってたくなっちゃうな………
[するする滑る、極上の肌。
牙は突き立てないけど
今度は滑らかな肌を堪能するように
口付けて頬ずりした。
あー、気持ちい。]**
ええー…
それはあれかい、今時の人の子は宴の帰りにそう言うものなの?
部屋まで行って何もしないで帰るなど…嘘だろう
[牙をキシと鳴らして肩を竦め。
担がせるようにした足先を揺らして伶留の背を撫で下ろした]
気に入ったか、そうだろう三星は素晴らしい
……
[背を丸めて、柔らかなつむじに唇寄せる]
さあ伶留、
ワルい遊びを学ぶのはきり上げて、広間まで私に肩を貸しておくれでないか
とびきりの酒を振る舞ってあげよう
学生ではそうそう手は出ないよ
[優しさを装い牙隠す魔物達、ずっと触れていたいなどと思うのも
それは罠ではないか]
そうでなければ ね
そろそろ、私もキツいのだから
もう一段、 "ふかみにはまって"しまうよ…?
[ひんやりと笑って髪を梳いた*]
<ふかみってぬかるみのことですか?>
[*寝ぼけた*]
【人】 革命家 モンド− 露天風呂 − (4) enju 2018/02/05(Mon) 20時半頃 |
ぬかるみ、でもあるね
サメの出る深海か
[ねむたげなこえにひそひそ]
<それではハマるだけでなく
サメに食べられてしまいますわ>
[まどろみの中、クスクスと笑って>
えー?
俺、本気で言ってるのにー
でもそだね、
でも「何もしない」だの「コーヒー飲むだけだから」だの
自分から言うのはだいたい悪い男だよねぇ
[いや、俺はそんな風に部屋行ったりしないよ?
誘われたら付いてっちゃうけど。]
もう三星さんを気に入ったんだか
キャラ好きだからか
よくわかんなくなってきたなぁ
[背中を撫でるつま先が擽ったい。
けどそんな戯れも楽しい。
だから続けたいところだけど。
流石にそろそろ三星さんもキツイらしい。]
んー、なごり惜しいけど
仕方ないね
学生じゃ手が出ない酒ってのも気になるし
[頷いて気持ち良すぎる太腿から離れよう。
肩にかけられてた足を降ろして、
立ち上がる途中で三星さんを姫抱き。
まぁ、させてくれたらだけど。]
俺たくさん飲んじゃったし
三星さんはゆっくりしてて
三星さんとならもっと深くまで堕ちるのも楽しげだけど
本気で戻ってこれなくなりそ
[ひっそり笑って歩きだして。]
あ、そいえばフランクいない
広間に行ったかな?
ふふん
据え膳は喰らうもの、寝込みは襲うものだよ
[欠伸を押し殺すように片手で口元を隠した]
そう
まだ学生だろう?ひなたに別れを告げるには早い、はやい
[お、運んでくれるの、これは楽ちん]
フランク……?
さてあれは、深みにでもはまりにいったかな
あの男を気に入ったかい?
[広間のソファにごろんとしたい。
モフが酒のボトルを載せたカートを押して厨房を出て来る気配]
ん……有難うございます
これから、お邪魔します
[お返事、こんなのでいいんだろうか。幸多かれと告げる言葉に嘘がないのは分かる。でもぽろぽろと零れる涙は止まなくて
[後、できるとしたら――明るい未来の話、とかだろうか]
あれ?さっきは襲うなって言ってなかった?
じゃあ、
本気で闇に染まりたくなったら
三星さんがもっと深い闇教えてね
[笑いながら問いかけて、三星さんを抱き上げる。
鼻歌出そうなほど機嫌いいのは
沢山血を貰ったからか綺麗なヒトを運ぶ役得感からか。]
深みに……?
そだね、面白いヒトだと思うよ
さっき名刺っぽいのもらったけど
何やってるヒトなのかなぁ
[沢山吸って吸われて、でも名刺はまだ見てない。
やがて広間についたらソファに三星さんをおろしてあげて。
三星さんのソファの対面に腰掛ける。]
何か宴会の前に色々満喫しちゃったね!
あ、モフ
ありがと
[手が開くのを待ってたのか、パンツ持ったモフ登場。
でも何処で履こう……?**]
[みのむしみたいにひっついて、睦言みたいな言葉を交わす。
だって、永久を願うなんて――ね?]
オレが誰のことを吸うようになっても
ずっとお友達なのは変わらないですよ?
……でも、そうだなあ
美味しかったとか、好みだったとか……
そういう話をユミさんとするの、楽しそう。
[それこそ、一緒に食べたりだとか。
二人で誰かを挟んで、肌を露わにして、噛みついて……ってちょっと淫蕩な空気が出る気がするけども、これからはそれがごはんだから、喫茶店でスイーツを分けっこするぐらいの筈だ。多分]
ユミさんはどの辺りに住んでるんですか?
一回遊びに行きたいなあ
[うみを渡れば山が変わる、町が変わる、もちろん生き物も――その筈。
海外なんて学生旅行のハワイ位だから、海水浴場の記憶ばっかりで、ふわふわの頭では彼女に重ねられるものが青空くらいしか思い出せない]*
[あの時はなにを見たんだったか――記憶がほわほわする。
熱帯魚がきらきらしていて――浅瀬は、みずが綺麗で――あとは――歩いて――……]
………なまこ………
むにむに………たべられ………
[混ざった
いつの間にか滑らかに入眠していただけあって、それはもう、つるりと]*
ん?言ってな……いや言ったか?
[はて?半眼で反芻するそぶり。
ソファにたどり着けば、片手で覆った牙を指先で押し込むように唇に隠した]
これらそのものが宴の興であるよ
うん、満喫している
……斯様に充実した夜は久方ぶり
言ったよー
据え膳食べるのは悪い吸血鬼って
三星さん、悪い吸血鬼だったの?
[揶揄するように笑って、広間到着。]
そ?よかった
宴会はホストも楽しくなきゃ、ね
伶留、私はね
この牙を誰にも突き立てないことにしたのだよ
ずっとなのか今だけかは決めておらぬけれど
三星さんも
奇跡の相手いたの?
[酔ってるのかな。
割と突っ込んだ質問もあっさり口から溢れる。]
……さてね、奇蹟だったかどうか忘れてしまったよ
愛した人間ならば、皆とうに死んだが
……。
[人のいのちの話には口を噤んだ]
そう、とっても楽しいでしょ
こんな気持になったのはじめてなんです
向こうでは全然、おいしくなかったから
[スイーツを分け合うようなのも、愛を分け合うようなのも
なんだか彼女とならとても楽しそうに感じた
そしてここでなら、随分それを楽しめるだろうという気もする
ぼんやりと我が故郷を思う彼女へ、そうですね、と囁く]
ビルのたくさんある街がほど近い、ちょっとした森の中ですよ
けど……行くのは、「遊びに」にしておきませんか?
[彼女の思い描く青い空は、ないかもしれない
どちらかといえばほんの少しどんよりとした灰色の空
愛着がないわけではない、けど]
私……この国に住みたいって感じています
……日本語を覚えるのは、大変そうだけど
ずっと、そうしたかったのかもしれないって思うの
[故郷に還ってきたのだ、わたしの血は]
奇跡でしょ
吸血すんの、辞めちゃうくらいなんだから
それでもどうしても飲みたくなっちゃうくらいの
奇跡の相手、また現れるといいね
ちゅーちゅーせずとも、
ちゅーはするぞ
[そのときちょうど顎を撫でていたユミの指を甘噛みして、ヤスリのような舌を這わせた。ちゅっちゅ]
誓いを破るなど些細な切欠かも知れないよ
……たとえば、カワイイ子に誘われてつい出来心で、とかな
それもまた奇蹟の一種か
んん、くすぐったいですよおじさま
[指先を舐るのはざらざらした感触
これがちゅーですか?とささやきながら背中から抱きしめるように枕代わりに腕を回す
四足のイキモノのだきまくらはなんてすばらしいのか
二人の会話は話半分にしか聞いていなかったが]
……誓いを立てたかたをおとすのなら
その方はふぁむふぁたるってやつですね
奇跡というか、運命?
これから忙しくなりますね
日本語を覚えないといけないのもですけど……
おじさま、
住むところが決まるまで、一室貸してくださる?**
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