人狼議事


49 海の見える坂道

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視点:


[ヴェスパタインの誕生日。
家にあった古い本は、誕生日の贈り物の筈だった。

けれど、今は用をなさないそれ。
彼の誕生日にできることは…まだわからない]



 酒の一つも飲まないと、やってらんないっつーの

[人の死や、別れは悲しいとは思わない
いつかそんな日が来ると、俺はいつも覚悟していて
旅に出る時は、毎回今生の別れのつもりで歩き出す
だから、ヴェスの事はショックだったが、悲しくはない
悲しいのは…―――――]


[ちらり。視線をヤニクに向けて見た。
別に意味はない。多分、知っているのだろうけれど触れられない話。小さな声で、伝えることは]

…ヤニクは帰ってきてくれてよかったよ。
うん。よかった。



 ん・・・?

[ネルも、同じ事を俺に言った
無事に帰って来て、良かったと
まったく、本当にどいつもこいつも]

 そりゃ戻ってくるさ

 ここが、俺の生まれた場所で
 ここが、俺の死に行く場所だからな

 心配しなくても、ヴェスの事ならもう聞いたよ


そう。

[ミッシェルが一緒だったことはそりゃ知ってるのだろう]

人がいなくなるのは寂しい。
それだけだよ。

[くい。一杯流し込むシェリーは、喉にとても熱かった*]


【人】 双生児 オスカー

[一先ず酒棚から取り出した赤ワインをグラスに注ぎ。
 そして白い泡を噴き出すアイリッシュビール。
 奢りだし、ベネディクトのジョッキは小さい方]

 これで全部だよねー?
 あぁ、後はい。
 キッシュ案外早くできてたよ

[ヤニクの前にはウイスキーのボトルと氷の器を。
 そして、オリーブのキッシュを真ん中にドン、と置いて。
 十分程前までは静かだったのに、既に賑やかな様相を呈する酒場を見て。
 忙しいながらも何時もながらの楽しい光景にくす、と笑う]

(9) 2011/04/11(Mon) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[今よりももっと子供の頃は、皆が楽しそうに騒いでいる所を
 子供らしく大人しくして見ているだけだった。
 でも、実際に働いで騒いでいるのを間近で見るだけでも少年には楽しい]

 これに欲を言うならなぁ……

[何かを呟きながら、小皿の中にミルクを注ぐ。
 何故か一皿余分に注いで。
 そしてラルフの抱える黒猫にミルクを与える]

 ――――

[再びカウンターに回り込み、ミルクを仕舞ってから]

 ちょっとだけ失礼するね。
 戻ったら注文聞くから。

[二分ほど、奥の少年の部屋に引っ込んで。
 暫くしてからまた酒場に戻ってきた]

(10) 2011/04/11(Mon) 01時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/04/11(Mon) 01時頃



 だな、それだけの事だ

 人生の殆どの時間を、共に過ごした何かが
 気がついた時には、無くなっている

 そう言うもんだとわかっていても、寂しいもんだ
 ただ、それだけの事だ

[カラン、とグラスの中の氷が、音を立てて]


【人】 双生児 オスカー

 あ、はーい!
 ラルフも大ね。

 ――うわ、ベネット早いなぁ……
 今度は奢りじゃないからねー。

[そしてまた一息ついた頃には新しく声が上がって。
 その内パイ包みも出来上がるだろう]

 いらっしゃいませ〜。
 あぁ、サイラス。
 もう出遅れちゃってるよー。

[忙しいけど楽しい。
 そんな賑やかな夜が遅くまで続いたのなら。
 その内酒の手も途切れ始め、酒場も閉める頃から記憶が曖昧になる。
 エプロンを外す事も忘れ、カウンターに突っ伏して眠り顔を晒していたかも知れなかった**]

(21) 2011/04/11(Mon) 01時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/04/11(Mon) 01時半頃


[家を出る前に、一枚の紙にいくつかの文字を書き付けて。

それを丁寧に紙飛行機に折り畳んで自分の部屋から飛ばしてみた。


ひらりひらり。
紙飛行機は気まぐれに。
誰のもとへ飛ぶのだろう]


[薄削ぎカピスに水牛の角、色鮮やかな薄絹と、レースのようなカンティーユ。

燈る火どれも同じ色
けれど蛍火輝く虹色に。
花の如くなランタンは
まるでお城の舞踏会


そんな燭集めたら
きっとお空の天使も喜ぼう]

[童話のようなその下り、
いったい誰に届くやら]


[紙に書かれた、童話のような言葉
馬鹿らしい、と鼻で笑ったのはいつもの事]

 天使なんか、いやしねぇよ

[神や仏がいるのなら

本当に、本当に
心から祈った時に、手を差し伸べない者が神ならば
俺は神など信じやしない

一番苦しい時、悲しい時に
何もしてくれない者が仏ならば
俺は仏など必要としない]

 だが、まぁ
 やってみっかな、東の国の灯篭流しみたいに
 海辺に浮かぶランタンで、救われる魂があるとするのなら
 聖者の行進に、加わる事は出来なくても
 星に願いを、かける事くらいは出来るだろう


[青年は一つ、ランタンを持つ。
まだお互い少年だったあの頃。
初めて会った時。

母が綺麗とほめてくれた自分の翠。
だから翠が好きだといったみた。
誕生日に貰ったのは、
淡いペリドットのような小さなランタン。
時々ともすティーランプ。

少女趣味は無いけれど、
夜の灯りに丁度良く。

大事にしていたそのランタン。
火を灯さなくなったのは

命の火が消えたあの日から]


自分だけだと思うなよ。
お前、勝手に旅に出て、知らなかったからってスネてんのか?

[すれ違いざまに呟く言葉]

だったら、少しでも悼んでやろうって気持ち、ないんかよ?



 だから何も、わかってないっつってんだよ
 俺がどんな人間なのか、わかってないから
 俺が何をしているのか、わかんねぇんだ

[馬鹿らしい、本当に]


最っ低な根なし草。

これで正解?



 別に、それでいい奴はそれでいいよ
 その他大勢が、皆思う事だ

 流浪者、悪人、見た目や風貌だけで、皆そう思うだろう
 そっから一歩、内面に踏み込んだ奴が友人で
 踏み込まないまま、行動や格好しか見やしないなら
 友達と呼ぶには、足りねぇよ

[だからこそ、ヴェスは俺の友人だった
俺は奴の友人であろうとし、奴は俺の友人であってくれた
悼む気持ちがない? 馬鹿にしやがる、本当に]


だったら判断されるような見た目すんなよ。
判断されるような行動すんなよ。

自分から誤解されるようなことしといて
人に見る目がないってどんだけ失礼なんだお前。



 だから、言ってるだろう
 無理に仲良くしてくれなんて、頼んでねぇよ

 皆に理解してほしいなんて、一度も思った事ねぇし
 人当たり良く、皆仲良しなんて、俺のガラじゃねぇ

 わかる奴にだけ、わかりゃいいんだ
 作った自分で、100人の友人を作るより
 素のままの自分で、たった一人理解者が出来りゃそれでいい

 そんな奴は、世界中が俺の敵になったって味方してくれるし
 俺も、そんな奴の為なら体を張れる

 言っとくが、先に失礼な事言いやがったのはお前だからな
 後出しの俺に文句を言うのは、筋違いだ


先に人に迷惑をかけたのはお前だ。
ヴェスがお前の理想の親友だったとしたってもういないんだよ。

自分を見てないと思うのも好きにするがいいさ。
だけど、他人に迷惑かけんな。

お前みたいなのは迷惑だ。



 お前の店に、猫けしかけたわけじゃねぇだろう
 勝手に首突っ込んで、意味のわからない説教初めて
 挙句に迷惑だとのたまってるのは、お前じゃねぇか

 迷惑なら、首突っ込まなきゃいいんだよ

 ヴェスがそうしたからって、お前がそうする必要なんかない
 お前はヴェスの代わりにはなれないし、なる必要も特にない

 少なくとも、ヴェスは止める時に喧嘩売ったりはしない
 煽ったら俺は乗ると言うのを、知ってるからだ
 他人が迷惑してるから? 冗談にしても、笑えねぇよ
 誰か頼んだのか、お前に俺を止めるように?

 自分のやりたい事やって、失敗したから腹立ててる
 そんだけだろ、お前はさ


…見て見ぬふりは同罪なんだよ。
俺の店じゃないならだれがどうなってもいいってか。

お前がめちゃくちゃにしたものは誰かの大事なものだ
お前が壊したものは誰かが大事に作ったものだ。
お前の憂さ晴らしに、誰かのものを壊していいなんて誰が決めた。

24にもなってガキくせぇことしてんなつってんだよ


壊すなら自分のものだけを壊せよ。
誰も見向きもしないようなものだけ壊せよ。

勝手きままにするのはいいさ。
でもその中の自分のものだけでやってけよ。



 馬鹿だな、お前は
 だから、知り合いの店だけなんだろうが

 ガキの頃から、変わらねぇ
 俺の事を知ってる奴にだけ、やってんだよ

 同罪だぁ? 何、その言い訳
 憂さ晴らしだと思ってるから、可笑しいんだよ
 俺に晴らしたい憂さなんかねぇし
 嫌な事も、特にねぇよ

 わかんないなら、首を突っ込むな
 いや、わからなくてもいい、わかろうとしないなら、だな
 想像で、勝手に俺の事決めて、勝手に怒って
 挙句に間違ってんじゃ、意味ねぇんだよ


[ヤニクの声はもう聞いていない。
多分、なにかあれば彼をさっさと見捨てるくらいなんでもない程には見限った。

ヴェスに対する感情は恐らく同じだろうけれど、
きっとそのことを面と向かっていうことはもうないだろう**]


[不機嫌なまま、帰路につく。
彼とは根本的に合わないとどこかでわかっていたからこそ
二人だけでの会話がなかったのだろう。

かさり。足元に雑誌のページの切れ端が。
そこに書いてあるのは奇しくも]

似てる、ねぇ…。こういうの、やってみたいなぁ…。

[ランタンが並ぶ異国の祭り。
幻想的なその写真は長く見ても見足りないが、
自分の気に入りの本にもにたような写真はある]


[芸術とも言えるランタンの数々。
それらをこういったように集められたら。

そう思いながら、またそのページを紙飛行機に折る。
「心の蘭壇(ランタン)を灯しませんか」そんなキャッチコピー。

それを、そこらの塀の上からまた飛ばした。

この間とは逆に飛ぶ飛行機は、それでも風にあおられ届く先は…まさかヤニクとは思いもせず*]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/04/12(Tue) 06時半頃


[あの紙飛行機達はどこへ飛んでいったのだろう。
もし受け取った人がいるのなら、返事をくれたりはしないかな。ヴェスの時のように。

難しくはあろう。
便せんに印刷された気送管の住所だけでは誰の所かわからないからだ
そういった住所に返事をするには、この街ではウェーズリーに手紙を預けるしかないようだけども。
彼は職務柄、この住所が誰のものかは決して口外するまい*]


[一時期子供の間で流行った遊び。
適当な相手の所へ手紙を送り、返事が帰ってきたら文通が始まって。
顔も知らない子どもと交流が始まる。
親の気送管をつかったり、郵便局員に預けたり。

手紙をつたってその相手を探すのも楽しい。
案外それが、身近な人であったりもして。

自分もそれをしたことがある。
顔も知らない相手との悪だくみ。
子供故の、知らぬが故の楽しさと湧く想像力が、
今はとても懐かしい*]


【人】 双生児 オスカー

― 翌朝/宿屋「mer calme」 ―

 ――――――――・・・

[建物の構造上、大体八時頃から陽が差し込む。
 そして位置にも拠るが、八時の十分頃、丁度良い具合に瞼を容赦無く照らす。
 今日の少年の一日は、そんな惰眠も出来ない陽射しの中から始まった]

[今日は空も晴れ渡り、ポカポカとした陽気
 ――を通り越して、蒸し暑さと直射日光の熱気から、少年の身体はほんのり色付いている。
 寝入ってしまった後、ヤニクに掛けられた毛布で、微かに寝汗も掻いていて]


 ……あつい…………

[つまりは熱気を孕みに孕んだ最悪の目覚めだった]

(197) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

[誰が掛けたかは知らないが、寝汗を吸い取って邪魔な毛布を剥ぎ取る様に身を起こす。
 ごし、と眼を擦り、少年が寝ていたのが、酒場のカウンターである事に気付いて
 途切れていた昨夜の記憶を手繰る]

 確か……最後の方、ラルフを ―― ミッシェルさんだったっけ?
 何とか寝かしつけて……

 ヤニクがギター持って歌い出した。
 カントリーロード、とか。その間に空いたテーブル拭いたりして。
 この辺りまでは覚えてるけど……

 この辺りで寝ちゃったのかな。

[昨夜ある程度片付けたが、完璧に掃除した訳では無かった酒場だが
 既に時間も時間で、父親か誰かが掃除してくれたのだろう]

(198) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

[とりあえず寝汗は洗い流したい。
 父親はとっくに業務時間で、丁度洗濯中だったので、毛布を押し付ける]


 ――――――――――・・・・・・


[十分程後、さっぱりした様子で、タオルを巻いた姿のまま
 サッ、と自室まで軽やかに飛び込む。この辺りは勝手も知り尽くした我が家の事]

[更に五分程後、服に着替え、バスタオルと、後小皿を両手に酒場に出て来る。
 小皿を流しに置くだけ置けば、少し駆け足で戻り、また父親にバスタオルを押し付ける]

[「いっぺんに渡せいっぺんに!」と言う怒鳴り声が後ろから聴こえたが
 あー、あー、聞こえない、聞こえない]

(199) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ラジオ『favori temps』。街のラジオ嬢アイリスが送る朝の番組。
 宿をやって居る上では結構お世話になる番組を流しながら
 既に朝食に降りてきている人達を見て、朝の仕事参戦]

[主にモーニングティーにコーヒーにカプチーノ。
 さすがに朝酒をかっくらう客は珍しい。
 後はフルーツにブリオッシュと言った所か]


 ……この彫り跡。

 やっぱり何か、心当たりのある様な
 無いような……

[給仕をする傍ら、ふと、昨日の例テーブルに興味を惹かれる。

 昨日、途中からやってきたコーネリア。ネルが気付いた小さな彫り跡。
 『世界の果ては、ボクたちのすぐ近くにつながっている』と言う小洒落た文句。

 昨日ネルに応えた言葉を同じ言葉を呟きながら、少しの間首を傾げていた]

(200) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

[客の足が少しずつ外へと出向き、テーブルを拭き始めて居た頃。
 リリリリン、と電話が鳴ったので、駆け寄って取る]

 はい、お待たせしました、「mer calme」です。
 ……あ、ベネット?おはよう。
 昨日は随分飲んでたけど、頭痛は大丈夫?

 それとも奢りの酒は二日酔いの対象外?
 あははっ、昨日は久しぶりに大分騒いでたねー。

[電話の相手はベネットだった。
 「おはようオスカー、俺荷物忘れてないかな?
 後で取りに行きますね」

 要約するとそんな内容で、確かめるとカウンターの隅に確保されていた。
 その後、少しだけ喋ってから電話を切った]

(201) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

[丁度その時、父親が顔を出してきた。
 洗濯物を干すのを手伝えと言う事で、首肯して向かおうとした所。
 元気な黄色い声と共に、二人の子供がやってきた]

 ジョージ君にモニカちゃん?
 おはよう、今日は結構蒸し暑いね。

 ゾーイちゃんなら……
 父さん、まだ寝てるっぽい?

[振り向けば、父親は、自分が起こすからお前は先に洗濯物に掛かれと。
 そう言われたので、素直に奥に引っ込む。
 数分後、慌ただしい様子で少女が朝の支度をする様子を聞いて、くす、と小さく笑った]

(202) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

[宿屋の洗濯とは、一般の家庭の其れと一線を画すと少年は考える。
 何せ洗濯が案外一番の重労働なのだ。
 洗う物がシーツだけの時はまだ良いが、布団や毛布も洗い出すともう大変だ。
 特に布団は重さは大した事無い癖に嵩張るから片手で抱えるのは少年には不可能]

[何とか干し終えた頃、丁度セシルが外に行った事を知る]

 ……所で父さん。
 今朝はミッシェルさん、もう起きたの?

 …………あら。まだなんだ。

[昨夜は、すっかり出来上がり、とても帰宅出来そうに無いミッシェルを介抱する事になった。
 泥酔と言って良い飲み方だったと思う。
 どんな酔い方をしたかは割愛。どうせまた酔払うだろうから。

 美人な方で、カラッと明るい性格で、年上の女性。
 泥酔されてはトキメキよりも苦笑いの方が先立つのが残念だと青少年は苦笑した]

(203) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 広場/蚤の市 ―

[その後は少年もこれと言った用事もなく。
 昼食の後は広場の蚤の市に遊びに来たのだが
 丁度、広場にやって来ていたナタリアを鉢合わせた]

 あ、こんにちは、ナタリア先生。
 今日はちょっと蒸し暑いですね。

[目当てがある訳でも無し、彼女の歩幅に合わせて市を見回していると。
 露店の商品が並べられる所に、何故か小魚があり、まじまじと見てしまう]

 ……小魚が何でこんなところに?
 この小魚、どうしたの?

(204) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ――また猫使って露天荒らしぃ!?

 それにベネットと往来で喧嘩してたって。
 ベネットが怒るなんて珍しいのに

[既に噂になっていた、相変わらずのヤニクの悪戯に思わず呆れる。
 其れだけでなく、何故かあの大人しげなベネディクトと喧嘩した事にも驚いたが
 彼もまた教え子であるナタリアから、案外怒るのが早い事を聞いて意外そうに]

 ……へぇ……ベネットが結構沸点低いなんて。
 あ、でもお酒が入った時のベネットはそんな感じするかも……?
 ううん。怒った所を見た訳じゃないけれども。

(205) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

[その時、誰かが、何気なしにヴェスパタインの名前を出した。
 彼の名前を聞いて、ふと思い出してしまう。

 何時もヤニクが露天で猫騒動を起こす時は、確かヴェスパタインが何時も諌め役だった事を。
 ベネディクトと喧嘩になったのも、その諌め役を彼が買って出たかららしい。

 昔はヤニクを止めていたヴェスパタインが亡くなって。
 少しだけ日常の歯車が狂った。

 そんな何気ないながらも寂しい光景を思って少年の表情が微かに翳る。
 それは、ナタリアや、同じ事を考えた馴染みの人も同じ様子で。
 最初に彼の名前を口にした人は、気まずそうにしていた]

(206) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー


 犬の首輪に、それなりの造りの鳥籠。
 猫ちゃんフードに、小魚に……あ、ネズミ取りまであるんだ。

[その後、幾つかの露天を見回る中で、珍しいペット用品の露天を物色する。
 犬や鳥には縁も無いし、ネズミは出来れば一生御目に掛かりたくない。
 少年が目移りしているのは猫の用品で
 煮干しは兎も角として、猫缶や猫に付ける鈴等にも興味を示していた]


 ――――・・・この猫缶……四つ買うからまけてくれない?

[ナタリアは途中で時計台に帰る為別れを告げて。
 更に暫く、幾つか露天を見回ったが、これと言う探し物もなかった。
 一つだけ袋を下げたまま、少年は宿に戻る事にしただろう**]

(207) 2011/04/12(Tue) 07時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/04/12(Tue) 07時半頃


【人】 双生児 オスカー

― 宿屋「mer calme」 ―

[宿に帰ると、袋を片手にまず一直線に自室へ。
 少しして、空になった袋を片手に戻ってくる。
 運の良い事に父親は丁度居なかった]


 あ、さすがにもうミッシェルさん起きたんだ。
 それから、ベネットー……はー……

 来るって言ってたけどまだ来てないのかな?

[宿帳をパラッ、と捲り、ミッシェルはさすがに起きていた事を知る。
 後、ベネットが立ち寄ったか確認する為に、カウンターの隅を覗いたが
 相変わらずそこに、忘れた荷物がある事を確認して、少なくともまだ来た様子はないだろうなと辺りを付けた。

 ツマミに用意されてあるオリーブを少しだけ食べながら
 蚤の市で何か食べ物でも買ってくれば良かったと今更ながらに考えていた**]

(210) 2011/04/12(Tue) 07時半頃


 おう、ウェズ

[通りがかりに、郵便局員の男を引きとめて
二つの紙飛行機を、渡してみた]

 どこの誰のか、わからね?
 いやよ、俺の頭に毎回刺さるんだよ、紙飛行機が
 磁石でもくっついてんのかと思うくらいに

 犯人を探してだな、ばっちゃんの何賭けて?とか
 そんな台詞をだな…―――

[教えない、と言われてしょんぼり
そうだよな、公務員には守秘義務があるもんな]

 じゃぁよ、ウェズ
 同じように手紙書くから、そいつの頭に刺して来てくれ
 それならいいだろ、守秘義務は守ってるじゃないか


[さらさらと、買ってた便箋セットに文字を書き込んでいく
読みやすい字だと、見た者は殆ど褒めやがるが
文字を書く機会が、殆どないからな
見た事のある奴なんか、そういないだろう]

 灯篭の 己が紡ぎし 深淵に
 語る言の葉 彼岸桜と

[東洋の国にある、言葉遊びだ
一つの読みに、色々な意味を持たせる、と言う奴
旅先で見たものを、見よう見まねで作ってはみたが
どうにも、上手くない気がするな
掛けた言葉が、悪かったかな
まぁいい、気にしない事にしよう]

 ほら、こいつを刺して来い


こんちは、ウェーズリー。
今日は市が立つしね。
俺もでかけるんだよ……いてっ

[道すがら、ウェーズリーとばったり。
すこん、と悪戯のように紙飛行機を頭に刺されて、
手紙を一通、渡される
彼は楽しそうだ]

何これ?

[開いてみればそれは自分がなげた紙飛行機、そして返る手紙]

おや、まぁ。
懐かしい遊びがまたできるかもしれないよ。
嬉しいことだね

[誰から、とは聞かないのが暗黙のルール、
広げて見れば一応読める字]


何これ。
んー……

[少し首捻り、考え込む風。
けれど直ぐに鞄の中から紙とペンをとりだして]


「春香(はるのが)を惜しむ時こそ刹那たれ
桜枝(さくらえ)のおもひしずるは人間(じんかん)に」

[さらさらと書き上げるとウエーズリーへ*]
さて、お手並み拝見しようかな。


[暫くしてら、ウェズが戻ってきて
お返事だと、紙を差し出した]

 なんだぁ?
 字、余りすぎ・・・とかじゃなく
 無駄に博識な奴だな、こんなの知ってるのか

[春の歌に、春の歌で返すのはまぁ、道理だが
返歌にしては、意味が繋がってない?
うーん、わからん、まぁいいか]

 わーったよ、歌を返せばいいんだろう



 朧月 眼閉じたる 石楠花の
 奥に燃ゆるは 現世の夢

 っと、これでいいか?
 あ? 意味が難しい?

 いいんだよ、言葉遊びっつーのはそれで
 花の意味とか、言葉の意味とか
 そういう、博識さが要求されるのが、言葉遊びってもんで
 相手がどこまでわかるか、試してるんだから

[ほら、行った行った、とウェズを追い払った]


[道すがら、ウエーズリーは今度は鳩でこちらに送ってきた。
なんでも、彼に手紙を托す他にも鳩にも持たせられるとか。
賢い子だ、と綴られた文字にこきん、と肩を鳴らし]

…俺こっちのは苦手なんだよなー……

[返歌にもならないのは申し訳ない
しかしどうやら意思の疎通はなってなくもなさそうだ
もし考えることが同じなら]


「水国(みなとべ)は唄う宵あり
紅楼(たかどの)で現の如き夢を見て
広寒(月)に遊ぶ彼の知己
手向けるは

白菊玉鉢青蘭金壺
君の望みし人間に
百花満たして疾く贈る」

通じるかな

[手向けの花。空からでも見えるだろう満開の、星のようなそれは。

そして手紙の下に、小さく書き付けた]

「明かりを集めたい
大事な明かり」

[花に例えたランタン。
月にも見える花となろうと]



 うわっと、今度は鳩かよ
 その内、犬とか猫とかが運びだすんじゃね?
 黒山羊さんだったらシャレになんねーなー

[飛んできた鳩から、手紙を受け取りつつ
その鳩を肩に乗せ、少しばかり歩きながら
どうしたもんか、少しばかり考えて]


[ウェーズリーが鳩を出したのは多分…彼も単純に歳だから。

まぁ犬が猫くわえて運んできそうな街なので、
何が手紙を持ってきてもおかしくはなさそうな

いきなり白い大きな狼とか、黒い顔のないお化けとかが運び屋にならないことを切に祈る]



 まぁ、そんな事だろうとは思ってたが
 何処にどうするのか、わかんねぇし
 何と説明したら良いんだろうね

[例えば、灯篭を借りるとして
俺が借りに行ったんじゃ、悪戯するんだろうと言われてお終い
そんな生き方を、悔いた事など一度もないが
困る事が、一切ないというわけじゃないし]

 黄昏の 伸び行く影を 踏まずして
 思い忘れそ 雪解けたるなら

[まぁ、簡単に訳すと
こっそりやるならいいんじゃないか、と言う事だな、うん]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/04/12(Tue) 21時頃


【人】 双生児 オスカー

― 宿屋「mer calme」 ―

[暇潰しとばかりに仕事を手伝い、待ち惚ける。
 と言うのも、昨日ゾーイとは時計台に登る約束をしてしまったから。
 もう一度蚤の市に繰り出して見ようかとも考えたが、もし入れ違いになって約束をふいにしてしまうのは悪いと思って、外には出れなかった]


 あ、忘れてた。
 父さんー!ヤニクの事なんだけど。

 暫くの間、稼ぎ口が見付かるまでの臨時雇い、出来るかな?
 さすがにヤニクも仕事くらいは真剣にやると思うし。
 ……あ、蚤の市の事、もう噂になってるんだ?
 ま、まぁそれでも心配は要らないと思うけど、どうだろう?

[既に蚤の市の事件は宿にまで届いて居たらしい。
 人の口に扉は立てれないと言うが、噂とは格も恐ろしい。

 ただ、暫く熟考した物の、洗濯や料理手伝い、掃除辺り
 宿の主人もその辺りで手を打つ事に決めた]

(325) 2011/04/12(Tue) 21時半頃

[宿屋に向かう途中、鳩に襲われた。
俺のパイが目当てなんだろうか。ふてえ鳩だ。

…と思ったら、ウェーズリーの鳩だった]

…犬はやめてもらおう。うん。

[鳩が持った手紙を見る。また少し小首かしげて]

まぁ、そういうこったよなぁ…。
好きに、か。集めて見ようかな。


「零つ星 火垂る光 月の色 水面の光、空に似る」

「星集め手つだって欲しいんだ」

[それだけを紙に書いて、鳩に持たせ]


[ぱたぱたと、鳩が何処からか肩に降りてきて
鳥目のくせに、良く飛ぶなとか
そんな事を思いながら]

 本当に大事な事の邪魔は、してないよな
 何も壊してない、何も奪ってない
 誰も何も、失ってない

[帰りな、と鳩の背を叩いて]

 春の宵 馴染み成したる 白波が
 刹那語りて 興ずべきかな

[春の間、白波が立つ夏が来るまでの
短い間だけなら、遊んでやるよと
そんな手紙を、足につけたまま]


「芳魂を侯み 佳人 愛しむを承くる
玉響に閲す 紅南の蔭」

[短い間であってもあの人は喜んでくれるだろう。
この季節の僅かな間であっても、きっとそれは見えるだろう

鳥目はどれくらいでこの文字を届けるかはまだ知らず]


「友人の大事な人を酷く傷つけてしまったんだよ。
その人へのお詫びも兼ねたいんだ」

[勿論、鳩が運ぶ手紙の先がヤニクだなんて知らないし、
こんな宇宙語に近い文章を操るなんてもっと知らない。
とっぴな所に相談してしまったなんて未だ気付かず]


[鳥目のくせに、頑張る伝書鳩が肩に舞い降りて
よくわからない言葉の書いた紙を差し出すから]

 もう帰れっつったのによ
 夜は、お前にはきついだろう

[誰も気がつかないし、得なんかしやしない
そんな無駄な頑張りは、誰にも感謝されたりしないのに]

 ご主人に喜んでもらえりゃいいのか?
 偉い鳩だな、お前

[こう言う、誰にも知られない、無駄な頑張りをする奴は
可愛いし、褒めてやりたいと思うよな
だから、やっぱり手紙を渡すんだ]

 宵桜 淡雪の如き 一夜にて
 人の意思すら 舞い散りし物ぞ

[簡単に言うと、明日になったら忘れてるさ、って事だな]


【人】 双生児 オスカー


 あ、いらっしゃいませ〜。
 ベネット、忘れ物でしょ?コレ

[暫く仕事も無く、カウンターの後ろで座っていると、ベネディクトが姿を見せて。
 端に置いてあった荷物をひらひらと見せてからカウンターの上にでん、と置いた。

 ただ、二日続けて彼が一杯飲むのは、少年も驚いた。
 飲む時は飲むが、こういう事は滅多に、否、今までに無かったから]

 ウイスキー飲むのも、珍しいね?
 こんなキツいの、ヤニクくらいしか飲まないのに

[喧嘩したらしい事を知っていたのに、ウイスキーを頼んだ事に対する物珍しさから、思わずヤニクの名前を出してしまう]

(379) 2011/04/12(Tue) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

 わぁ、キドニー?ありがとう。
 今ちょっと食べても良いかな?

 僕も蚤の市に顔出したんだけど、食べ物とか何も買わなかったんだ。

[ゾーイへのバタースカッチも有難く受け取って。
 お土産のキドニーを見ては、食べても良いかと眼を輝かせながら様子を窺う。

 食糧を持ち込もうが口煩く言う事もないうちの宿は結構寛容だ。
 昨夜も思い切り魚を持って来ても何時もの事とばかりに宿の主人も気にしていなかった]

(382) 2011/04/12(Tue) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー


 ――あ……
 ご、ごめん。

[苦笑を返されてから、気まずそうに視線を逸らした。
 少し酔いが入り始めたのか。声色が少し違って聴こえる]


 あ、お帰りなさい、セシルさん。
 ビールと、ロック、一つだね。

[遅れて宿に帰ってきたセシルが椅子に腰掛ける。
 ビールとロックを用意していると、声を掛けられて]

 セシルさん、良いんですか?
 別にそんな気を遣わなくても良いのに

[未成年とは言え、馴染み深い訳でもない店の人間にわざわざお土産を渡してくれるのは珍しく。
 意外そうに眼を瞬かせながらも、少年はセシルの遠慮がちに表情を窺う]

(394) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 双生児 オスカー


 お帰り、ゾーイちゃん。
 楽しかった?

[少しすると、ただいまの声と共にゾーイが帰ってきた。
 適当なジュースを氷入りで出してやり、駆け寄ってきて広場での出来事を話す少女の前に置いてやる]


 へぇ?それじゃあ今日は結構おいしそうな食べ物もあったんだ?
 僕も後から来たんだけど、あんまりそういうのは目に留まらなかったな。

 隅まで探せば美味しいのが安く売ってるから、暇な時行けばそれだけでも楽しいんだよね

(397) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

 ベネット、お水欲しくない?
 また何でそんなキツいの態々飲んでるの?

[飲み慣れてないのか、少しむせるベネットを、怪訝そうな表情で見る]

[だが、ふと視線を移すと、椅子に置かれているケースに眼が止まる。
 見た所、セシルの所有物の様だが、昨日はこんな物持っていただろうか]

 セシルさん、昨日そんなケース持ってたっけ?
 忙しかったから忘れてただけかな?

 ……それ、ヴィオラ?

[実際よりも少しだけ大きく見て、そう聞いた]

(403) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 双生児 オスカー


 ―――― うわぁ ……

[どん、と言う音は明らかに普通のパン袋の物ではない。
 明らかにもっと数があったと思える紙袋の中身は、それでも確実に20は超えている。
 少年も、呆然と声を漏らすしかなかった]


 ……それじゃあ、遠慮なく。
 ありがとうございます。

[ありがたく頂く事にしたが、苦笑するしかなかった]

(406) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

 お客さん飲み過ぎデス。

[明らかに酔っている様子に肩を竦めながらも、もう一杯入れなおす]

 慣れない御酒で飲み過ぎたらだめだよ?
 頭痛くなるらしいし

[暗に三杯目はやめとけよ、と釘を刺して]

(413) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

 あ、ヴァイオリンなんだ。
 でも、壊れてる楽器って大丈夫なの?
 直した所で元の良い音が出るか不安なんだけど

[修理の心算もつけて買ったらしいセシルに、感嘆した様子でまじまじとケースを見詰める。
 ケースをなぞる指先から、コツコツと鳴る音を聞いていると]

 え?僕ですか?
 ううん、残念だけどそう言う特別な事は何にも。

 一応、ピアノには子供の頃触っては見たんだけど。
 僕、才能全く無かったみたいだし、やめちゃいました。

(421) 2011/04/13(Wed) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ふぅん……意外。
 僕の想像してた様子と違ったんだ。

[その内、問われても居ない事をべらべらと語り出したのを聞いて。
 意外だった事に眼を瞬かせながら相槌を打つ]

 てっきりヤニクが反省する気が無くて、それで怒ったのかと思った。

 それでヨーランダさんの前でヴェスパの事引き合いに出した、と。
 ヤニクには兎も角、それはヨーランダさんに悪い事言っちゃったね。

 ……それで、当の彼女はどうしたの?

(426) 2011/04/13(Wed) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

 どうしたの?ゾーイちゃん

[相槌を打って話を聞いていると、横で少女から神妙な目つきで見詰められている事に気付く。
 時計台に登るのをやめにすると、それだけなら兎も角、ヴェスパタインの名前がそこに出て来たことに首を傾げた]

 ――・・・?

 僕は、全然構わないよ?
 その方がゾーイちゃんに取って良いなら
 行きたくなった時にはちゃんと付き合うからね

[ちいさな声で謝る少女には穏やかに微笑んで]

(430) 2011/04/13(Wed) 00時半頃

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