181 巫蠱ノ匣
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―1階廊下―
[3分。女に告げた時間。別に動いても構わなかったが、 一刻も早く、自らの「手段」を手にしたい衝動にかられていた。 流石に両側から挟まれることはない―と思いたい―し、ここならば、比較的逃げ道も確保できそうだ。
デイパックを下ろし、奥深くしまいこんだポーチを取り出す。 金具を使い腰に下げ、それを隠すように、上からカーディガンを腰に巻いた。 注目されれば、膨らみに気付かれるかもしれないが、ぱっと見ただけでは、何かを隠しているとは思われないだろう。 ……元々、今は腰に巻かれているカーディガンが、所謂プロデューサー巻きの状態にあったことに気付き、違和感を覚えられなければ、の話だが。]
……っし、
[先ほどよりは、よほどマシだ。少なくとも、気持の問題は。 デイパックを肩からかけ、手には剃刀を握ったまま、トントン、と靴を直して。 もう約束の3分は過ぎたはずだ。女のいた側、まだ確認していない方向へと、再び足を踏み出した。]
(43) 2014/06/22(Sun) 15時頃
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―1F廊下→キッチン―
[と、唐突に、聞き覚えのある甲高い声が響き、心拍数が跳ね上がる。 どうやら、危害を加えるものではなかったらしい。 そう判断し、再び動き出そうとした、その時だった。]
――パァン
[破裂音。遠いとも近いとも判断つかぬ音>>39。 その後に、再び銃声>>47。遠くは、ない。 咄嗟に、付近の扉を引き開け、身体を滑り込ませる。 どうやら、キッチンらしい。]
(55) 2014/06/22(Sun) 21時半頃
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―1階キッチン―
[入室してすぐに、極力音を立てないよう、扉を閉める。 直後、室内にあるもう1つの扉に気付き、此方側の壁に身体を添わせるようにしたまま、勢い良く扉を滑らせる。 向こう側にも、人影は見当たらない。 ほっとしながら部屋を覗きこんでみると、簡単な食事スペースになっているらしい。 誰かが入ってくればすぐ分かるよう、間の扉は開け放したまま、キッチンへと戻る。 一旦、手に握った剃刀はポケットに突っ込み、収納を漁る。]
……包丁とか、あんのかよ。
[先ほど入手した剃刀よりもよっぽど殺傷力は高そうだが、暫しの逡巡の後、持ち出すのはやめにする。]
持ち運びづれーっつの。
(62) 2014/06/22(Sun) 22時頃
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[どこか探せばカバーも見つかるのかもしれないが、近くには見当たらず。 ただ、他人に使われても厄介だ。少し悩んで、包丁はまとめて食器棚の奥に移動させる。 「ありそうな場所にない」というだけで、室内を探されればすぐに見つかるだろうが、そのままよりはマシだろう。]
ちゃちい小細工だけど、まあ……
[あとは――と、形だけでも盾になりそうなフライパンを手に取った所で、再び、銃声>>57。 少しの間を置いて、もう一発>>61。]
……あー、俺、やばそうなトコに迷い込んでる?
[ごく近くで響く複数回の銃声―それも、音が聞こえる方向はさっきから様々に思える―に、嫌な予感を覚えながら、ふと思う。 逆に考えれば――この状況は、自分にとってはチャンスではないのか。 腰から下げたポーチ。そこに収納された【手段】とやらの威力は知らないが、人の集まる場所に、それを投げ入れれば? そんな自分の考えに、背筋をゾッと嫌なものが走った。 少なくとも、今は下手に動かない方が良いはずだ、とその考えを追い払うように首を振った。]
(63) 2014/06/22(Sun) 22時頃
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ー1階キッチンー
[扉続きのヌックの壁向こうの部屋に感じる人の気配、物音。 それが遠ざかるのを感じ、無意識に止めていた息を吐いた。]
……行ったか?
[足音がこちらへ近づく様子はない。 出入り口が複数ある。 それだけでもこの場所は割とマシに思えたが、なわせキッチンだ。様々な目的で、いつ誰が来るかーー 今のうちに移動しよう。そう思った。]
1階はーー大体は見たから、
[2階を確認するべきだ。 フィールドを把握できていないのは、あまり良い状況とは言えない。 ゆっくりと、様子を伺いながら廊下に顔を出す。 誰とも鉢合わせないようなら、部屋を出て右、階段のある方へ。]
(126) 2014/06/23(Mon) 08時頃
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ー1階廊下ー
[階段の方へと歩を進めると、先ほどまで自分が身を潜めていたあたり、テラスに面した廊下。その扉が開いている。]
……へぇ、
[そっと扉へと近付いて、壁に身体を隠すよう試みながら、部屋の様子を伺う。 場合によっては、手榴弾を一発、投げ込んでやろうかなどという考えは、場の膠着状態を見て立ち消えた。 ーーたった2つの【手段】とやらを、潰し合ってくれそうな人間に使うこともなかろう。 それに、一触即発の状態に下手に首を突っ込んで、巻き添えを喰らってはたまったものではない。]
……あ、
[そこで、漸く先ほどの声の主と、今ダイニングに立つ女と、アパートで時折会話を交わした隣人が結びつく。 なるほど、アンタだったのか。 それ以上、深くは考えないことに決め、再び気配を殺してキッチン側の廊下の階段へと向かう。 扉の方を見ていた人間がいれば、気付かれたかもしれない。]
(128) 2014/06/23(Mon) 09時頃
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ー1階廊下→階段ー
[ダイニングに背を向け切らないよう、足音を殺して、階段へと向かう。 こちらに気付き、追ってくる人間がいないかどうか。 少なくとも、あの女は銃を持っているわけでーーそして、前方への警戒を怠った。]
(130) 2014/06/23(Mon) 09時半頃
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[視界の端に、影が映った、気がした。刹那、]
ーーっ!
[熱い。ガン、と金属が床にぶつかる音と、ほぼ同時に、バランスを崩す。 床に膝をつく。相手を確認しようと、顔を上げる前に、感覚が覚醒するように、じわり、と右腕が疼きーー どくどくと溢れ出る血液を目にした瞬間、身体を貫くような激痛に"気が付く"。]
ーーーーっあ!!
[絶叫。視界の淵に、鮮やかな布地が揺れる。 咄嗟に、床に膝をついたまま、左半身を引く。 腰に下げたポーチへと無造作に手を突っ込み、手榴弾を一つ。 ーー右腕を力なくぶら下げたまま、左手で掴もうと試みた。]
(136) 2014/06/23(Mon) 10時半頃
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[ポーチの中、円筒状のそれを掴み、漸く相手の顔を視認する。 ああ、慈愛の笑みさえ浮かべる女に、いつかと似た思いを抱く。]
(――化け物)
[歯を食いしばり、その顔を睨みつけ、「動くな」と、 少し前、別の人間に言ったように、今度こそ、【手段】を手に制止をかけようとして――その時、視界に銀色が光った>>138。 咄嗟に、身体を少しずらしたのが間違いだったのかもしれない。]
[思うように動かない右腕に、銀の刃が食い込み――何かが切れたような音がした、気がした。]
(139) 2014/06/23(Mon) 12時頃
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[鈍く、"何か"が床を打つ。]
っう、ああ――!
[意思とは関係なく叫び声が迸り、体の下には生温い液体が溜まっていく。 身体を2つに折り、痛みを堪えるように、唇を強く噛めば、血が滲んだ。 ただ、激痛と、熱。右腕、肘から先が、異様に軽い。足元を確認する気には、ならなかった。 荒く息を吐き、女の顔を見上げ、睨め付け、口を開く。]
っそれ以上、近付くんじゃねーぞ。
[クソ野郎。続かぬ息でそう吐き捨て、左手に握った手榴弾を見せびらかすように持ち出し、 その安全ピンに繋がるリング部分に、歯をかける。]
はっ……肉片になりてーかよ、このキチガイ。
[グラグラと視界が揺れる。女の顔が異様に遠く感じた。]
(140) 2014/06/23(Mon) 12時頃
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[存外素直に距離を取る女>>141に、ほくそ笑みたい気持ちと、同時に生まれる疑念。 拗ねるかのような表情に、恐怖や焦りは見受けられないーー何故? ある程度の距離を取ると、突如スカートをたくし上げ始めた彼女に、首を傾げそうになりつつ、それでも警戒は解かなかったが、]
ーーな、
[彼女が取り出した新たな【手段】に、一瞬、意識を奪われかけーー痛みに我に返る。 優美に笑む女から目を離さないよう、隙を見せないよう、前を見つめたまま、必死に"これまで"を辿る。]
……あの、おっさんのかよ。
[思い当たる可能性は、それしかなかった。 広間に伏した男。あの男の死が、ペナルティならば、彼にもまた【手段】が用意されていたはずで。 時間を稼ぐように問いを投げかけ、リングをいつでも引き抜けるよう、姿勢を保ったまま、返答を待つ。 自分らを眺める視線には、気付かないまま。]
(147) 2014/06/23(Mon) 13時半頃
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……あっそ、
[また小さく息を吐く。自らの心音がひどく激しく聞こえた。 女の指が動き、カチリ、と小さな音を立てる。 銃の構造などに詳しくなどないが、それでも、相手は撃つ気なのだと、それだけは分かった。]
……っは、
[この膠着状態も、長くは持たないだろう。"自分"こそが。 何か、防衛本能でも働いているのか、ひどく感覚が鈍い。ただ熱い。 熱に浮かされたような頭では、集中も続かない。
「死なばもろとも」――その精神なら、まだチャンスはあるだろうか。 どうせ、この出血量では、長くは持たない。ましてや最後の一人になる瞬間まで、だなんて。 まだアナウンスは流れない。ならば、何をしないよりかは――だけど、やっぱり、死にたくない。]
(150) 2014/06/23(Mon) 16時半頃
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撃つ素振り見せてみろ、すぐ、ピン抜いて、投げつけてやる。 ……銃なんか、そんなとこから、シロートが、一発で、仕留めれっかよ。
[適当な言葉を吐きながらも、現実的な諦観と、ただ、死を恐れる本能とが脳内で交錯する。 一向に動かぬ状況に、感覚が遠退き、意識が鈍る。 自らの【手段】だけは構えたまま、ただ、何か手はないかと、周囲の様子を伺った。**]
(151) 2014/06/23(Mon) 16時半頃
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(もうとっくにいてーっつーのクソが)
[とは、心の内で吐き捨てるだけに留めておく。 何か、相手の気を逸らすような出来事が起きる気配はなく、 このままでは、ただ、自分が力尽きるのを待つだけだろうと。 ならば、]
……っせーよ。 こんな所で、
[死んでたまるか。駄々をこねる子供のように、再びそう唱えて、 心の内で、数を数える。何もしないよりはマシなんだろ?スリー、トゥー、ワン、]
(160) 2014/06/23(Mon) 21時頃
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[ゼロ、と同時に、デイパックも何も放り出したまま、 左手の中の【手段】だけを携えて、目前の階段を駆け登る。登ろうとする。 果たして、女が攻撃に出るのが先か、それとも――]
[…が、階上に潜む男>>146の存在に気が付くことは、まだない。]
(161) 2014/06/23(Mon) 21時頃
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チアキは、エリアスの声を、どこかさほど遠くない場所に聞いた気がした。
2014/06/23(Mon) 21時頃
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[逃げる。追いかけて来るなら、コイツを投げつけてやる。 歯を食いしばって、足を動かす。 目が回る。立ち止まってたまるものか。 たかが上階までの距離を必死で進む様子は酷く滑稽だろうが、そんなことに構っていられるはずもなく。 ぼやける視界の中、辛うじて拾った声に反応し、その姿を視認した時には――もう遅かった。]
……なに、
[何かを構える青年>>171の姿に、声をあげようとした瞬間、腹部に衝撃が走る。 ヒュウ、と喉から声にもならぬ息が漏れ、状況を理解する余裕もないまま、バランスを崩す。 ぐらり。足元の感触が消え、視界が揺れ――落下。 背と頭に殴られたような感覚。息ができない。 被弾した腹部よりも、強かに打ちつけた背の痛みに、唸るようにしながら、背を丸める。 むせこめば、腹部から流れ出るどろりとした、温かな感触。 ――チクショウ。微かな掠れた声で吐き捨てた。]
(184) 2014/06/23(Mon) 22時頃
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…っは、あの、クソやろ
[浅い呼吸を繰り返す。視界が霞み、身体が重い。 身体を起こすこともままならないこの状況では、嗚呼、もうどうしようもないかもしれないな。自嘲。 先ほどと近い視界。どうやら、階下まで落ちてしまったようで。化け物じみた女の姿を探そうと――]
っぁ、あ゛あ!
[女のものではない足が視界に入り、疑問に思う暇もなく、乱暴に蹴りを入れられ、身体を跳ねさせる。 地面に這いつくばるような姿勢で、相手を見上げ――その前に、耳に飛び込んだ言葉に、嗚呼、ここにはキチガイしかいないのか。]
……寄んな、この、変態。
[辛うじて絞りだすような声で、男をなじる。]
(199) 2014/06/23(Mon) 22時半頃
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……だ、れだ、テメエ、
[突如かけられた声>>206に、呻きながらも、視線をそちらへ。 ああ、なんだったかな。見覚えはある気がするけれど。コイツもイカれてんのか。 神経を逆撫でするような発言に、ここにきて尚【手段】を誇示しようとして――気を逸らすんじゃなかったと、後悔するにはもう遅い。 ……といっても、気を逸らさなかった所で、この身体で、相手の動きを予測し、避けれたとは、到底思えないのだが。]
……な、に、して
[鼻先に突きつけられた刃物に、右腕を襲った痛みが蘇る。 恐怖の色を瞳に宿した刹那――身を捩る間もなく、ガン、と鈍い音が身体に響き、握りしめていた"ソレ"を取りこぼす。]
――っい゛、ぁあ゛
[もう、喚き叫ぶほどの体力も残っていなかった。 ただ、呻くような音を漏らし――その場に蹲る。]
(210) 2014/06/23(Mon) 23時頃
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[好き勝手言いやがって――その言葉が、声になることはなく。 ――ぶっ殺してやる。それも、無理な話で。 男の物言い>>216を罵倒する余力もなく、ただゼイゼイと荒い息を零し、辛うじて、動揺もないその顔を睨め付ける。]
(219) 2014/06/23(Mon) 23時半頃
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……っやめ、離、せ
[息も絶え絶えに口を開くも、抵抗する力はなく。 乱雑な手つきで掴まれ、引き上げられるがまま>>218に、顔を起こす。]
(221) 2014/06/23(Mon) 23時半頃
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[自らの置かれた状況を正確に把握することもなく、ただ、ぐったりと、為されるがままに。 ただ、目には反抗的な色を宿し――それも、無理やり咥えさせられた何かを認識するまでの話。
瞬間、恐怖と驚きに表情は歪み、そして、薄く笑う。身体に力が入らない。 咥えさせられたモノを吐き出すでもなく、口の中で小さく呟く。 これで終わりか、なんてあっけない。死にたくないな。 目を閉じかけて、思い直したように、目線は、一歩下がった男>>233へ。]
……。
[許さない。ただ、じっと、その相手を見据える。 もっと、ひどい目にあえばいい。コイツだけじゃない。 そばに立つ男も、あの化け物みたいなクソ女も、ここにいる奴全員、今、のうのうと生きている奴全員。]
(243) 2014/06/24(Tue) 00時頃
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[ ――そして、それが男の最後の思考となった。]
(246) 2014/06/24(Tue) 00時頃
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