94 眠る村
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[仲間を呪うなんて ―――― できるわけが、ない]
[クラリスが][ゼロごと燃えていくのをただ、見ているしかできない]
ボクは、"また"―――
――― ゼロを救えなかった。
[それは誰にも言わなかったエイトの名の由来に繋がる物語]
ごめんね…、ゼロ。
ボクがいたのに、――― 守れなかった。
ゼロ、返事をしろよ。
また、嗤えよ。
……ッ、―――― くそ。
[それでもエイトは演じ続ける]
[それがエイトの信念のように]
[内なるものを秘めていても]
[それを覆い尽くす冷たい氷のように]
[この男の手を取り続けることが]
[危険だとは、まだ、知らない]
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守りたかったんじゃよ… 儂は…守りたかっただけなんじゃ。
[ブローリンの言葉に、老人は項垂れて応える。]
出来なんだ… 蝕まれたリサ坊を、儂は見ておれんかったんじゃ…。
[目に焼き付いた青い炎、老人はそれ見続けているように焦点の合わない目。]
なんの能もない…ただの爺じゃ。
(11) 2012/06/19(Tue) 00時半頃
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[ブローリンが突伏す音に、老人は顔を上げる。 ケヴィンと、ローズマリーが宿の外へと歩き去る姿が視界をよぎる。 青い炎の残像がまだ消えぬ眼差しで、老人は二人を見送る。]
ローズ…。
[辛うじて喉を震わせる声に、ローズは気づいた様子もなかった。 これは老人の望んだ事。あるいは望むと言った言葉。老人はまた、項垂れた**]
(14) 2012/06/19(Tue) 01時頃
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ずぅっとケヴィンと、こうしたかったんだろォ?
なにを拒む必要があるっていうんだ。
ボクは ローズマリー、だよ。
[同じだからこそ][残酷なのだと知っている]
[――― そして、村に深い霧が覆い始めると]
[どんな状態であろうと、人は皆 眠る―――]
眠れよい子よ 庭や牧場に
鳥も羊も みんな眠れば
月は窓から 銀の光を そそぐこの夜
眠れよい子よ 眠れや
――― ねむれ
[眠りに落ちる男たちを見る瞳は冷たく]
ボクはやさしいねェ
…、シメオンの元に送ってあげるんだから、さ
[亡骸と共に泣いていたフィルの前でぽつりと落とす言葉]
あの世でクラリスに、振られちゃえば…いいよ
[クラリスの願いは叶えない]
[駒は残す]
[エイトは迷うことなくフィルへ牙を向けた]
さァて、本物様は どうするかなぁ
[裡で聞こえる嘆きの聲にくっくと喉を鳴らして嗤う]
ローズ、キミは弱くてェ、甘い
だけど …人を殺し続けても、もう、…慣れてきただろ?
[いたぶり続けるエイトは魂をがりりと削るように言葉を紡ぎ]
[――― 夜を、愉しむ]
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[泥沼の眠りから老人は目を覚ます。 何日も食事を摂らない憔悴しきりの身体で、それでも何かの義務を果たすかのように立ち上がり、探し始める。自分ではない誰かの無惨な姿を。それがローズマリーであれば良いと、老人は心のほんの片隅で、はじめて願う。]
…のうフィリップよ。 誰なんじゃ。言うてくれんか…。誰に…言うてくれ…。
[部屋の入り口で立ち尽くしたまま、青年の遺体を埋葬することもなく、 老人はただむなしい問いをその口から絞り出すのみだった。**]
(16) 2012/06/19(Tue) 08時半頃
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[―――これは夢か][それとも唯の幻か]
はじめまして「ゼロ」
はじめまして「ゼロ」
キミの
ボクの
名前は
『ゼロ』
…ゼロ、
ボクをおいていくなんて
ほんとにキミは勝手だ。
[けれどエイトはそんなゼロが好きだから]
でも 大丈夫。
ボクの中に ゼロは無限に広がって存在している。
だから、
――― ボクは エイトなんだ。
[無限の闇の鎖に繋がれたまま]
[人に寄生し生き続ける獣]
[夜も自らが眠る事はない]
[やすらかに眠ることなんて]
[許されない]
[夜の眷属]
魔女様に逆らえなかった、か。
[仲間の最期の言葉を呟いて]
[自分の裡にもいる魔女]
…、ローズ
[成り変わって演じて]
[その境目が][狂い始めそうになる]
キミの大切なものを
沢山奪ってやったのに
沢山嘆かせてやったのに、
絶望しないんだ。
諦めないんだ。
キミなんて、
何もできない弱い女だってのにさ。
…、弱いくせに。
弱いくせに。
――― 人間の、くせに。
[望む死が与えられず、生き続けられる苦しみ]
[奥歯を噛む姿は誰かと重なる]
[それでも][エイトは、――― 宿主を演じ続ける]
[―――たとえ、どんな状況であろうとも 演じるのが]
[どこまでがエイトで]
[どこまでがローズか]
[解らなくなるほどに]
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むかし…むかしのお伽噺じゃよ…。 古うなりすぎて、加護も綻びとった…。
人狼は3人居った。ブローリンはハナを見間違うた…。 じゃが、この期じゃよ。二人に一人じゃ。
のうローズよ…
[二人の会話を震えながら聞いていた老人が立ち上がる。]
儂は…ケヴィンに聞かんといかん。
[人狼かと。二人に背を向け、老人は歩き出した。]
(41) 2012/06/19(Tue) 17時半頃
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ケヴィン… ローズはおぬしを庇っとるんじゃ…
信じとる…。 信じとった…。 信じとる…。 信じとった…。
[現れたケヴィンに老人は哀願の目を向ける。 彼もまた恋人を庇えば、どうするのか。その思いが浮かぶ度、 老人は呟きを繰り返す。]
信じとる…。
(46) 2012/06/19(Tue) 18時頃
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ローズ、…ボクはねェ
ケヴィンを"人狼"と知っていて
それを護ろうとしているローズを"演じている"
それを完璧に、成り変わって最後までやりきるだけだよォ?
[その結末がどうであれ、と][エイトはくつりと小さく嗤う]
人は大切なものを護るために 嘘をつく。
だけど、ローズ。
…キミはそれが とっても下手だよねェ。
ち、がう
違う、こんな はず。
[エイトは知らない]
[知らない故に]
ッ、 ――――――― ローズマリィッ、貴様 …
ちがう、全て筋書き通りだった、はずだ
いつだ、いつから狂った
ゼロが正体を暴かれたときか、
あの弱い魔女が喋ったときか、
いつから、いつから、
――― 一体、…いつから だ
ボクは、こんな甘い女に負けたっていうのか
ありえない、ありえない
人間ごときに、負けるなんて
殺すのはボクらの方だ
…、ありえない
……、人間 ごときに ―――。
[言葉が消え入り始める]
ッ、 …
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[肩を撫でられた老人は、ケヴィンに付いて部屋に戻る勇気もなく、 と言ってその会話を聞き漏らすこともできず、ただ立ち尽くしていた。]
……ひぁぁ
[老人は小さく叫び声を上げる。]
……儂の言葉は風の前の塵に同じじゃ。
ローズよ… 儂は言うたのう。おまえのなかにおまえが居るならと…
儂は…儂はおまえになんと残酷なことを言うたんじゃ!
(60) 2012/06/19(Tue) 20時頃
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…… ………じゃが、じゃがええんじゃのう? それがおまえの…「嘘」なんじゃのう?
[老人はそう呟いて歩き始める。宿の部屋に向かって。 ローズマリーの顔を見る勇気もない、 つい先刻は哀願したケヴィンを擁護することもない。老人は歩き去る。**]
(62) 2012/06/19(Tue) 20時頃
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[バァン、と跳ね除けられる感覚が身を襲った]
ッッぐ、… な、んだ。 何が、――。
"エイトがわたしを演じきるならァ"
"今度は、わたしが エイトを演じてあげる"
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