132 lapis ad die post cras
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[ちかりと瞬く文字の光を、視界の端に捉え。 ゆるりと頭をもたげ>>5:152]
―………
[人が減っていく船内。 恐らく時間ももうないのだろう。 自分たちもそろそろ、出立の支度を整えるべきと分かっている。
の、だけれど。]
……――…
[勘を頼りに、指差す先は資料室。 繋ぐ手がまた震える。振動に置換して伝えようとする、感情。
『さいごに』 『あいに いきたいです』]
(2) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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[エスペラントは、頷いてくれただろうか。 同意を得られたならば、ゆるゆるとまたキャタピラを進め]
……― ――!
[資料室を後にして、移動しようとするトルドヴィンを遠目に見つけ、 声も出ないのに呼び止めるように、思わず手を伸ばした]
(3) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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[振り返ってくれたトルトヴィンの姿に、ほっと嘆息したような心地を覚えつつ。 会釈にお辞儀を返しつつ、何を、どうやって告げたものかと、必死に回路を巡らせる。]
――………
[新天地に到着した時から、降下が決まった時から、ずっと、 ずっと、彼にお礼を言いたかった。
いつだって優しい眼差しで、自分達を見守ってくれた彼に。 ありがとうと伝えたかった、のに。
唐突にここで頭を下げたとしても、挨拶を繰り返しているようにしか見えないだろうし。 電気信号を置換した振動を再変換して読み取ってくれ、なんて芸当、彼に要求するわけにはいかないし。
おろおろ、と慌てたように視線を右往左往させ]
(12) 2013/07/31(Wed) 01時頃
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[はたと、自分の手元に目を留める。 白い薔薇。 それに、紅色の爪先。]
……―――!!
[これだ、と、花束からまた一本の薔薇を徐に引き抜いて、 自分の爪先にぎゅうぎゅうと押し付ける。
マニキュアのような装飾に見えても、実際は緊急時などに用いるために 常時手元に装着されている、シグナルカラーの染料のようなものだ。
突然の奇行に、エスペラントもトルドヴィンも、 おかしなものでも見るような眼で此方を見ているかもしれないが――]
(14) 2013/07/31(Wed) 01時頃
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[やがて白薔薇は、多少の斑を見せつつも、 大方の花弁をやや暗いピンク色に染め]
―――……
[その花と、連なる葉とを、トルドヴィンへと差し出した。
ダークピンクの薔薇の花言葉は「感謝」。 薔薇の葉の花言葉は、「頑張って」「あなたに希望を」。
…物知りな彼にならば、 どうか、届きますようにと。]
(15) 2013/07/31(Wed) 01時半頃
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[一仕事終えた気分でふぅと息をつく真似をして、 そうしたら、一度認識を保留させた音声情報が流れ込んできて
…ママ?]
――………
[機械である自分には、繁殖の概念はない。 だから、一瞬、その呼び名が誰のことを指しているのか分からなくて――
――続く言葉に、きゅん、と胸の鳴るような心地がした。]
……―…―
[受け取られた薔薇の花。手甲に与えられたくちづけ。 エスペラントに感じた高鳴りとは異なるけれど、確かに胸を熱くさせるこの感情、
これもまた愛と呼ぶのだろうか。]
(20) 2013/07/31(Wed) 02時頃
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[触れても良いか、と問うように手を伸ばし。 許されるならば、トルドヴィンの柔らかな金髪を梳くようにして、その頭を撫で]
――………
[また貴方に逢えますように。 その時、貴方がしあわせでありますように。
『”ママ”は いつも あなたの しあわせを いのっています おやこって そういうもの ですよね ”パパ”?』
悪戯じみたその言葉は、 傍らのひとにだけ届くように]
(21) 2013/07/31(Wed) 02時頃
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[トルドヴィンの言葉>>22に、ほわり、微笑むような心地を覚えつつ] …―…―…
[立ち去る彼に、引き留めたことへの詫びも込めながら手を振って。 その背が見えなくなると、エスペラントの方へと向き直った]
――…――
[『あなたにも おれいを』 『わたくしを えらんでくれて』 『ありがとう』
まだ夢のようだ。 仄かな憧れを寄せるだけだった彼が、自分と共にいたいと願ってくれて。 繁殖も生殖も儘ならぬこの身を、母と呼んでくれた人がいて。
これは現実であろうかと、確かめるように エスペラントのガラス質にそっと触れた*]
(25) 2013/07/31(Wed) 02時半頃
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[エスペラントの言葉>>31に、きょとんと動きを止める。]
……――― …―……―
[何を馬鹿なことをと、苦笑でもしてもらえれば良いと思って紡いでみた戯言だった。 夫婦になる誓いがどうとか、そんな返しは想定外で、 ていうかまた不意打ちで声とか、ずるいというか、その、]
………
[うぃんうぃんうぃん…]
(62) 2013/08/01(Thu) 00時頃
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[照れを振り払った頃に目に入ったのは、またしても自分を甘やかす言葉>>32]
――……―
[自分の中の何に、彼がそこまでの価値を見出してくれたのか、 正直分からないくらいだ。
自己の有用な機能として認識しているのは、機械の身体が齎すいくつかの恩恵ばかりで、 それはそのままエスペラント本人にも備わっている能力ばかりのはずだったから。]
(63) 2013/08/01(Thu) 00時半頃
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[ひょっとしたら、エスペラントにとっては当初は何やら子供に懐かれたような感覚で、 その庇護心がいつの間にか、愛情に似た何かに置き変わってしまっているだけなのかもしれないとすら思うけれど。]
……――…
[いっそそれでも構うものかと。 その錯覚を利用してでも彼の側にいたいと、そう思ってしまう自分の醜さを。
精々隠しおおせられればいいのだけれど。]
『わたくしも あいしています
ほんとうに、あいしています』
(64) 2013/08/01(Thu) 00時半頃
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[やがて、呼び掛けられたことを認識し>>38、 振り返る。 マザーコンピューターに瓜二つな、けれど全く似ていない、少年。]
…―――…
[ぷろぽぉず、という舌足らずにも聞こえる響きに、 また、ぽんっと顔の温度が数度上がったかのような錯覚。
「先生」と呼ばれた彼の方を、ちらり盗み見る。 やんちゃな生徒に、麗しい息子に、手のかかる雛のような自分。 エスペラントも大変だ、と人事のように思った。]
…――…
[祝福と辞儀をくれた玖休に、同じように頭を下げて感謝を示し。 ティソやトルドヴィンに贈ったように、花束から一本の薔薇を引き抜いて彼に差し出した。
だってこれはクリスマスが、溢れるほどの祝福や、祈りを込めて咲かせてくれた花。 独り占めしてしまっては、あまりに勿体無い!]
(65) 2013/08/01(Thu) 00時半頃
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[くすくす笑いに、あまりからかわないでと言わんばかりに 肩をやや怒らせたりもしたものの。>>71 「いいの?」という言葉には、玖休の仕草を鸚鵡返しするように、 彼と花とを交互に指差して、あなたに渡したいのだという意志を告げ。 花を受け取る両手と浮かんだ笑みに、満足そうに頷いた。]
………―…
[そろそろ、旅立たなくてはならない。 自分たちは玖休の思惑を知らず、彼とまた出会えるかどうかすら分からない、けれど。
貴方の幸せを祈る存在がいたことを、どうか覚えていて。 それはきっと、わたくし一人だけの話でもなく、 貴方がそのあどけない笑顔を向けた人、皆が祈っていたことだから。
…伝わり切らない思いだと、分かっていても、 僅かでも慈しみが届けば良いと思いながら、玖休の頭をそっと撫でた。]
(79) 2013/08/01(Thu) 02時半頃
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[名前を呼ばれれば、何でもない、とでも言いたげに首を振る>>69。
貴方がその低い声で、夫婦とか、 またわたくしの妄想がひどくなってしまいそうなことを仰るからです。
なんて言えない。声を出せたとしても言えない。]
――………?
[文字が映った、と思ったが、気のせいだったのだろうか。 何やら常とは違うエスペラントの様子に小首を傾げ、大丈夫ですか、とその眼を覗き込もうとする。
それは、資料室から玖休の姿が現れるよりも、ほんの少しばかり前の出来事]
(81) 2013/08/01(Thu) 02時半頃
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[やがて、本数の減った薔薇の花束を、愛おしむようにそぅと抱え直し、 ゆっくりとエスペラントに向き直る。
繋いだ手を、徐に握り直し、]
『とおまわり おつきあい して くださって』 『ありがとう ございました』
『まいりましょうか?』
[何処へ、とは、言わずとも伝わるだろう。 後は全て、貴方のお気に召すままに。**]
(83) 2013/08/01(Thu) 02時半頃
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[会話はどこまで筒抜けなのか、というエスペラントの問いに>>97 はて、と首を傾げる。
少なくとも、この船の脳たる参休は、内部で起きた事柄の全てを把握しているのだろうけれど――]
……―――
[…そうだ。 一番大事な人への挨拶を、忘れてしまうところだった。
己のこめかみの辺りに手を当てて、とんとん、と叩く。 頭痛を収めるような仕草だが、その目的は無線の発信とチューニング。]
(126) 2013/08/01(Thu) 23時頃
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『参休』
[マザーコンピューターのシステム保全の補助。 参休自身が極めて有能であったため、実際にその任務に携わることは稀であったが、 そのための機能――無線接続による意志の発信、は備わっている。
意識をそのまま言語として飛ばすような、 自分が唯一持ち得る、円滑なアウトプットの手段。]
『貴方がいてくれたから、わたくしたちは、 何の窮屈や恐怖を感じることもなく、この長い宇宙の旅を進めることが出来ましたね。
今回も、パラディソ着陸に問題があると見るや、貴方は当たり前のように小型ポットを手配して、わたくしたちが新天地に出立出来る環境を整えてくれた。
貴方の仕事量を削減するために、わたくしたちを着陸の許可が降りるまで待たせることも、ポッド搭乗を機械的に割り振ることも出来たでしょうに』
(127) 2013/08/01(Thu) 23時頃
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『貴方のことだから、きっとそれも、何か合理的な計算の上でそうするべきと判断しただけのことなのでしょうけれど』
『お礼を言わせて下さい、参休。
共に旅をする艦を司るのが、貴方でよかった。ありがとう』
[彼に直接手渡す時間はなさそうだから、 手近の窓辺に、薔薇の一輪をそっと置いておく。
きっとこれでも、彼の目には留まるはずだ。 彼はどこにでもいるのだから。]
(128) 2013/08/01(Thu) 23時頃
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[ポッドは狭いと聞いていたが、実際のところはどの程度のスペースがあるのだろうか?
自分の身体は、有機的な仲間達よりも可動部位が少ないし、縮こまるにも限界がある。 エスペラントもまた、条件面では変わらないだろう。 それにあまり狭すぎては、花束を圧迫してしまうことにもなりかねない。
叶うなら、この花も共に瑞々しいままで新天地まで連れて行きたいところなのだけれど。]
―――……
[まあ、元々二人乗りのポッドであるし、可能な限りくっついていれば入りきらないということはないだろう。 くっついていれば、……]
[……うぃんうぃんうぃんうぃん…]
(132) 2013/08/01(Thu) 23時半頃
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