人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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視点:


アラン! 今日がお前の命日だ!


【人】 ろくでなし リー

[ヴェスパタインの叫びと共に、弾かれたように自らも政治家を追う。
何も出来なかった、して来なかった自分だ。
せめて、何かを。戦う事の、何かをしたいと。そう思った。

退路を塞ぐように。そしてアランとともにヨアヒムを押さえつける。

…それに気付いたのは、悲鳴>>2を聞いてからだ。
自分を信じると、自分のことを人だと保証した、
否、それよりも何よりも、]

アランッ!!
……っくしょう!!こんなトコで、魂抜き取っていきやがんのか!

[彼と交わしたモスクワ行きの約束。それが、今
無慈悲にも凍らされて行く臀部。雪鬼の存在の、証明]

(3) 2015/05/29(Fri) 02時頃

【人】 ろくでなし リー

[他にも彼らを追って来たものはいただろうか。
ただ、呆然と、倒れ臥した彼を見て]

…ざっけやがって。
雪鬼《スニェク・ディアボル》ゥウウ!!!!

[叫んでいた。やるせなさ。無力感。怒り。それは、なによりも、自分への。]

………わり。
……運んでやんないとな。アランの奴……

こいつは、どうする?

[かがみ込んで、尻の凍った男の腕を肩に抱えながら、尻を灼かれた男を一瞥し、言った**]

(4) 2015/05/29(Fri) 02時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/05/29(Fri) 02時頃


─???・二人目─

[火掻き棒を持ったランタン職人が外へと逃げだす処刑者を追い掛ける。
アランがそれに続くのを見届けて、少女は菫色の瞳を細めた。

すい、と席を立ったのに、誰も気付かない。否、気付くことが出来ないのだ。周囲を見張ると名乗り出た、彼以外には。

  ふふ。
  駄目よ、せんせい。アランさん。
  外に出るのは、ルール違反だわ。

[酷薄な、けれど悲しげな笑い声が落ちる。完全に凍り付いた時間の中を自由に動く少女は、彼らが向かった先へと続く。
時間は、まさに処刑される男が火掻き棒をケツに押し当てられている瞬間で、止まっていた。]


  だから、これはペナルティ。

[吹き荒ぶ豪雪の中でも、少女の吐く息は白く曇ることはない。
ブーツが埋まるほどに積もっている筈の雪の上を軽やかに歩くと、ケツを焼かれるヨアヒムを押さえつけた格好のまま止まっているアランのそばに寄る。

それから、刻み付けるようにその顔を見詰めた。]

  アランさん。
  覚えてる?アランさんがここを出て行く時に、私がお見送りで散々泣いたの。
  すごくね、寂しかった。だから、帰ってきてくれたの、本当に嬉しかったのよ…?

[それだけ呟いて、冷気を纏った少女は男の背後に回る。
凍てついた指先が撫でるように服の上から臀部に触れると、その手を──そのまま肘まで一気に埋め込んだ。

ブチブチと何かが裂ける感触。
何かを握った少女の手が引き抜かれる。淡く光る桃の果実のようなそれが身体から離れると、途端にアランのケツが凍り始める。]


  …ねえ、これでもう何処にも行けないね。アランさん。

[お仕事も、無くなっちゃったし。

ちらりとケツを焼かれて絶命した男に視線を遣り。
それは果たして獣の声か、少女の声か。どこか陶然とした顔で、少女はすこし離れた場所で待つ彼を振り返った。]*


─凍った時の中─

  シメオン。

[さくり、雪を踏む音。
その足跡も、すぐに降り続く雪で見えなくなる。

彼のそばに歩み寄ると、両手に大切に大切に包み込んだ『それ』に、唇を着ける。
疑いと情の合間で見せたアランの涙。その意味はもう、分からない。
彼が粉々に引き裂いた1枚目の用紙には、誰の名前が書かれていたんだろう。

少しだけ歯を立て、味わう。
甘ったるいのに、微かな塩味。これはきっと、アランの涙の味だ。]


  ……食べて。
  おなか、減ってたんでしょ?

[利き手で包んだままの餌を、彼の顔の前に差し出す。
たべて、と唇がもう一度囁いた。]

  ……わたしね、シメオン。

[彼は受け取ってくれただろうか。
視線を落とすのは、顔を見て話せなかった頃の名残かもしれない。]

  (守られるだけのお姫さまなんかになりたいんじゃ、ないの。)

[続かない言葉の代わりに、俯いた頬に一筋だけ、人であった筈の少女の名残が伝って、落ちた。]**


  ─???・二人目─
  
[ 空気が凍る。

切り裂くような沈痛な空気が室内を満たした。

思わず周囲を窺った。
吐き捨てる息は凍えていない。
やけに生温く感じて、席を立つ彼女の場所へと足を踏み出した。]



[ アラン。

村の子供達の中でも最年長の彼。
自分を彼のことを兄だと呼んで慕っていたつもりだった。

彼女の指先が男の背中をなぞる。
きめ細かな肌が、繊細な動きで落ちていく。

何を、しているのか。
知らないふりは決してしない。]

  ケイ、ト………。

[これ以上汚れ役をする必要などない。

せめて誰かを殺すならこの手で。
既に彼女の大切な叔父の命を奪ったのは他ならぬ自分なのだ。

だから、俺がやらなければ────なんて、そんな理由があれば良かったのに。]



[ アラン兄。


村でも一目置かれる、みんなから慕われるアラン兄。

逃げ帰って来た自分とは異なり、村の外で仕事を持って立派に勤めを果たす姿。

自分が狙われる可能性を顧みずに名乗り出た潔さ。
誰かの名前を綴る時に、涙を流す優しさも、全部。

全部、全部、全部、全部全部全部全部。]


  ────…嫌いだった。


[ 氷が突き刺さる音。
止めることも庇うこともしなかった。

向けられた視線に、何処か抜け落ちた瞳がそこにあっただろう。]*


  ─凍った時の中─


[ 名を呼ばれる。

一瞬、遅れて肩を揺らせば包まれた両手に視線を落とした。]

  ………、……。

[彼女が、唇で食むモノ。
白い歯を覗かせてしゃぶりつく姿に呼吸も浅くなった。


それが、先程から静かに訴えて来る空腹に寄るものなのか、それとも。

分からない。
ただ、引き寄せられるように伸びる手に腕を伸ばす。

そっと白い腕を捕まえれば、わななく唇を一度、引き結んだ。]



  (  食べたくなんか、ない。  )

[一度目とは異なり、意識して差し出される魂を口にすることに、今更躊躇するなんて、どれほど馬鹿らしいことだろう。

それでも鼻腔を擽る薫香りに吐く息が湿っぽくなる。]

  ────、ッ

[耐え切れずに噛み締めた唇が微かに切れる。
そのまま鉄の錆びた味ごと口を開けてかぶりつく。

何滴か落ちる雫の味は酸味混じりのもの。
何処かしっかりとした食感はアランの責任感の強さだろうか。

確かに満たされていく空腹。
一度嬲れば止まらない欲求に確かに喉を鳴らして、鼻頭が痛む。

中途半端な言葉。
その続きを尋ねることはせず。]


[白く細い腕に落ちるのは一体、“何”だっただろう。]**


【人】 ろくでなし リー

[その場に集まって来ていたものの、動揺。それは痛い程感じ取れた。
悔悟を口にするオスカーに対して声をかけようとして、口を噤む。
自分のせいではないのか。自分が護られたから、アランは死んだのだと]

……何か言う資格、ねえよな。

[そして、ケイトの疑惑の声には首を振り>>34]

…俺が見た限りでは、何も。
ま、超常的な力扱う奴らだ。見て解んなくってもおかしくねえけどさ。

(44) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

— 自室・ベッド —

[アランの遺体を協力して運んだ後の事はあまり覚えていない。
ただ、酷い疲労と無力感だけが残った。
自信が人である証明。それと引き換えに、アランが死んだ]

……俺なんか殺してもしょーがねーってか。

[そして、投票の事を思い返す。2票。入った票に、何人かの動揺した様子が伝わって来ていた]

…『信じる』、なんて

[それで誰も疑えないままにするのは嫌だったから。だから、敢えて親しい者から選んで投票した。…それは本当に正しかったのだろうか。*]

(47) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

— 翌朝・酒場 —

[寒さの為か、頭が酷く痛んだ。
それでも、皆がいるであろう酒場へと向かう。
その目は、平坦な色をして目の前の世界を映した。]

……雪鬼、か。

[そして独り言のように喋り始める]

昔読んだ話でさ。未確認生物に探検隊の誰かが取り憑かれてさ。
取り憑かれた奴はもう『入れ替わっちまってる』んだけど、当人は、自覚がないんだ。
完璧にそいつであるかのように振る舞うんだよ。

……もしさ。自覚があるにしたって、さ。
完璧にそいつであるかのように雪鬼に振る舞われるんなら

…………いつもの情なんて 無意味だよなあ。

[落とすのは酷く昏い言葉。そしてそれは決意でもあり]

(52) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

俺は 疑うことにしたよ。
どいつも皆、平等に。
人間だって、確信が持てねえんだからな。

[昨日信じると言った二人。護り手のオスカーの事は、まだ、少しは信じていた。
なぜなら彼が自分を護ると言って、アランの尻が凍らされたからだ。
他の者が護り手ならば自分など護りはしなかっただろう…それも、希望的観測だが。

しかし、もう一人のことは。
既に他の者と同じ。
他の、大切な者達と 同じだけ 疑わしいと思った]

(56) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/05/29(Fri) 23時半頃


【人】 ろくでなし リー

— 回想・昨晩 —

[オスカーの言葉は、ケイトの耳にも届いていたようで。>>60]

…そうっか。じゃあ、言っておくか、な。
あいつは…俺に、俺の事護るって言ってた。
投票より、前の事だ。
他にそれを知ってた奴がいるかは…わかんねぇ。

……この様子だと、あいつの言葉、他の奴にも伝わっちまうかな…

[次に狙われるとしたら、彼だろうと、そう思った*]

(65) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 ろくでなし リー

[シメオンの言葉に顔を上げる>>64]

……みんな、もう『護り手』については…知ってんだろ?

雪鬼は複数で潜む事が多い。
たとえ一人ぐらい知らなくっても既に共有されちまってるだろう。

そいつの事は…一旦、除外だ。
で、それ以外から雪鬼を見分ける方法。
……確実な方法なんざねえ、が。雪鬼がどういう振る舞いをするか…どうすれば奴らに取って都合がいいか。
それは、雪鬼以外の…自分ら以外の人間が処刑される事だ。
その為にどう振る舞うか…これは、例えば、だが。出来るだけ善良で、さも雪鬼を探すかのように振る舞う。どいつにも自分だけは味方だと思わせる。…そうすれば、最後まで疑われる事はねぇ。

(71) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 ろくでなし リー

…でもそれはあくまで一例だ。
実際どう振る舞うかなんざそいつらにしかわかりゃしねえ。
わざと疑われるような真似をするかもしれねえ。
…考えてったらキリねえよな。

アランがいなくなっちまった今、残る手がかりになるのは…
霊の声を聞く事が出来る者、だが。
……そうだな。
これについて、どう扱うのがいいと思うか、皆の意見を聞きてえ。

(72) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 ろくでなし リー

[ドロテアの言葉>>70には、ゆるゆると首を振って]

…わり、小母さん。
俺はアランには…なんも聞いてねえんだ。

[そして、その前の言葉に考え込む]

……本性が……鬼、か。
鬼の本性……人の魂を食らう……

[くしゃくしゃと寝癖のついた頭をかく。思考が少しでも回る事を祈って]

(73) 2015/05/30(Sat) 00時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 00時半頃


【人】 ろくでなし リー

[ああ どいつもこいつもまるで人間だ。
まるで人間の中に雪鬼がいるのだ。上がって来る言葉を注意深く聞く。

まだ己は沈黙を守る。この中で客観的にも雪鬼から最も遠い自分の言葉は、昨日までとは重みが違う**]

(79) 2015/05/30(Sat) 00時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 00時半頃


─二日目・深夜─

  ──…酷いやつだって、おもうでしょ?
  平気で嘘吐いて、泣いたりして。
  自分で、アランさんを、殺したくせに。

[返事があるかどうかも分からない声を垂れ流す。
言い訳をしたかっただけなのかもしれない。
簡単に揺れそうになる決意を、肯定する術が欲しかっただけかもしれない。

届いたとしてもそれが声だけなのは分かった上で、泣き顔を隠さずにはいられない。]

  あのね、シメオン。
  アランさんが出てったときのこと、覚えてる?
  私はまだ子供だったから、すごくすごく寂しがって、たくさん泣いたよね。

[返事を待たずに、一方的に語りかける。
思えば、こんな風に彼と話すのは、皮肉にもこんな事が起こってからが初めてかもしれない。]


  改札で別れて、アランさんが見えなくなって、みんな帰って、それでも泣いてたら。
  あなたが手を引いて、連れてってくれたの。駅の近くの、モスクワ行きの列車が最後まで見える場所。「行こう、ふたりで。」って。

[そんな些細な事、あなたは覚えて無いかもしれないけど。少し、笑う。

坂を登った小さな丘。
笑い掛けてくれた訳でも、慰めてくれた訳でも無いけれど、列車が見えなくなるまで繋がれた手が離れる事も無かった。

あの後からだ。
彼の顔が見れなくなったのは。
大切な友人が心を寄せる幼馴染。
視線の合わない横顔だけは、こうしていても幾らでも思い描けるのに。]

  私。
  ほんとはずっと、お礼、言いたかった。


[叔父を殺した、はじまりの日。
いつになく気弱な声で彼が言った言葉を胸の内だけで反芻する。

ふたりで、可能性をつくろう。

ふたりで。その言葉があったから。だから、決めたのだ。]


  (あなたを、死なせたりなんてしないわ。何があっても、何をしても。)

[どれほどこの手が、汚れたとしても。
王子様を待つだけの姫君になんて、ならないと。]*


  ─二日目・深夜─

[ 「 酷いやつだって、思うでしょ? 」

濡れた目尻を薄っすら開かせた。
頬を滑る一滴は温かい。

無言で、縋るように掴んでいた相手の腕を握る力を緩めた。

ケイトが口にするのは、何年前のことだろう。
一瞬、思い浮かばずに眉間の皺を寄せた。

でも、彼女が言葉を付け足し綴る毎に風が吹き付ける。
雪混じりの風の筈なのに。

何処か、柔らかく、頬を撫でた。]


  ─回想・数年前─

[出て行く者はあっても、戻ってくる者は、少ない。
それがこの村では在り来たりと言えば
在り来たりなことではあった。

だが、やはり誰が出て行くにしても、悲しむ姿は数は異なれど生じた。

自分よりも三つは歳下の女の子。
ケイトもその一人だった。
おとなしくて本ばかり読んで、遊びに誘っても、ほとんど頷いてくれやしない。

つまらない相手だと思っていた。
日に焼けない白い肌も、好きにはなれないと。

でも、それが。
涙に濡れて反射する様を見た。

残ったのは気紛れ。
腕を掴んだのも、…きっと。]*



[ 生憎にも空は晴れていた。

小さな丘から眺める景色は自然に溢れていて、その間を走る鉄の塊を見送っていた。

ちいさくて、あたたかくて、きずのないきれいな手のひらを。
包み込んでいたことは、覚えている。

  ────だから。]

  似合わないよ。

[あの時、彼女を傷つけた言葉と同じものを投げかける。

だが、何処か声色が大人しいことに彼女は気付いただろうか。

反応がどんなものにしても、掴んでいた腕を離す。
代わりに、指を滑らせて隙間を縫うようにして絡め合わせる。

この物語の行き付く場所が何処かは、分からないけれど。]



  行こう、………ふたりで。*
  


  『 嘘吐きね。ケイト。
    ふふ。でも、そうね。「わたしたち」の牙がたまたま通ったなんて、村人は想像できるかしら? 』

[もうすっかり耳に馴染んだ赤い囁き。
今ならわかる。それは、自分と同じ声をしている。

そうだ、私は嘘吐きだ。
真実から目を逸らさせようと、他の誰かを平気で犠牲にしようとしている。]

  (…でも、それがなに?)

[どこか冴えた瞳で少女は思う。
みんな同じことをしている。信じる≠ネんて綺麗事を口にして、疑わしきを理由にして。自分と自分に都合のいい者だけを護る為に、人の身でありながら人を殺したのだ。]

  悪い子のとろこには、雪鬼が来る≠でしょう。
  だったら、仕方ないじゃない。
  悪い子≠ェみんな居なくならなければ、消えてくれないんでしょう?あなたも、あの人の中にいる誰かも──

  (…私、も。)


[自分たちだって、生き物の肉を食う。
人間は、それどころか、食べもしない相手の命を奪うことすらする。
今ここで行われている駆け引きも、命を奪う手段が違うだけだ。
雪鬼だろうと、殺人鬼だろうと、同じ状況下なら人間同士の殺し合いはいずれ行われていたかもしれない。]

[昨夜、少女は自分の身を危険に晒すのを厭わないつもりだった。
婦人ががこっそりと守護者である事を告げた以上、あの場に居た二人の口を封じてしまえば自分が疑われるのは確実だろう。

だが、そうすればあの場を去った金髪の青年に疑惑が掛かる可能性は下がる。
それならそれで、いいと。だから、ランタン職人に会いに行こうと彼を誘ったのだ。しかし。]

  ……最初の、日と。昨日と。
  結局二回も、守ってもらっちゃったもの。

[叔父が自分の首を絞めたとき。
守護者に護られているかもしれないアランを、彼が選んだとき。
こんな酷い状況なのに、少しだけ自惚れるのは、許されるだろうか。]


  もう十分だから。
  だから今度は、あなたを私に守らせてね。

[昨晩、指を絡めた手は、確かに温かかった。
議論の続く酒場のテーブルの下で、自分の手をそうっと握る。
あの感触を忘れないように記憶に刻んで、少女は疑心暗鬼に溺れる人々の顔を見渡し。

決意を揺らさぬ為に、赤く濡れた声で囁きかける。]


  「『 さあ。今日はどの悪い子≠ノ会いに行く? 』」

[重なった声は、確かに少女の意思を持って放たれた。
今夜ケツを凍らされるのも、ケツを焼かれるのも。人間、でなくてはならないのだ。
その為に、彼女は静かに人々へ疑惑の種を撒く。]*


【人】 ろくでなし リー

[昔馴染みの友人の言葉>>99 それに、口の端を上げる。
それは、いつもの軽薄な笑いでも、穏やかなものでもなく。どこか、酷薄ささえ見えるもので]

……何があっても雪鬼は殺すさ。
それが誰であっても。
それが恩返しになるかはわかんねぇけど…さ。
今俺に出来る事はやってやる。

[頼りにしてる、という言葉には曖昧に頷いて、ひらと手を振る。]

(109) 2015/05/30(Sat) 17時頃

【人】 ろくでなし リー

[ドロテアの名乗り上げを、眉ひとつ動かさずに聞く。]

…小母ちゃん。今は、手がかりが本当にないんだ。
小母ちゃんが本当に能力者であるなら…
それは、その命は、みんなの命と同じぐらい大事なモンだ。粗末にしないでくれ。

………みんなは、小母ちゃんの事、信じるか?

[皆を、見渡す。雪鬼の崇拝者が能力者を偽る事もあると言う。アランの時に誰も出なかったなら、或いは…今]

…後、そうだ。小母ちゃん、今の話、『二人と話した』って言ったよな。
それって、誰と…誰だ?

(110) 2015/05/30(Sat) 17時頃

【人】 ろくでなし リー

…ん?何だ、ケイト?

[ケイトに声をかけられ、耳を澄ます。>>108
自らも、彼女だけに聞こえるよう]

…その話は、俺の傍で、オスカーが呟いてた話だから…
誰にも聞かれちゃ…いない、はずだ。
多分、だけどな。

[あの時は周りが見えていなかったから、確信は、ない]

(111) 2015/05/30(Sat) 17時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 17時頃


【人】 ろくでなし リー

[粗末にしない、との言葉に頷く。]

そうか、ケイトと、先生。
………。

なるほど。すると……

[考える。あの日。もし雪鬼が霊能者の存在を知っていたなら、
狙われたのは或いは…………

ドロテアがひとであるのなら。その告白を聞いて手を出さないという事があるのだろうか…?]

(121) 2015/05/30(Sat) 18時半頃

【人】 ろくでなし リー

…オスカー。

[聞こえたのは、彼の苦悩の声。]

…………迷うな。
俺は、覚悟ならとっくに出来てる。

[何の、とは言わなかった。声は少し震えていたかもしれない。
それでも、優先すべきものは。村を、生き残るものの為に必要なものは。自分ではない、と]

(139) 2015/05/30(Sat) 21時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 22時頃


【人】 ろくでなし リー

…ま。確かに優先順位としちゃ、アランが一番だよな。
譬え護られてる可能性が高くたって、雪鬼に取って見えてる脅威で…一番の脅威だ。

…少し軽率だったか。

(152) 2015/05/30(Sat) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー

…皆の話を聞いてった印象。言っていいか。

[皆を見渡して、言う。夜も更けて来た。…時間がない]

(154) 2015/05/30(Sat) 22時半頃


[誰かの名前が上がり、その度に可能性を掲げていく。

  “殺すべきか。生かせるべきか。”

[各々の独断と偏見で贄を選ぶのだ。

勢いを増す争論。
淡々と推理するもの。
怯える者。立ち向かう者。
ふたりとないヒトが、互いに泥を塗りたくっていく度に心臓が凍るような思いになる。]



[  ─────雪鬼は記憶を持つ。
その人のまま本性を、鬼に変えるのだ、と。


  ─────取り憑かれた奴はもう『入れ替わっちまってる』んだけど当人は自覚がない。

  完璧にそいつであるかのように振る舞うんだよ。]



  「『 さあ。今日はどの悪い子≠ノ会いに行く? 』」

[悪い子。わるいこ。わるい、こ。

それは誰だ。
人を殺めたことか。嘘を吐いたことか。それとも。知らないふりをしていることか。

誰なんだろう。
罪を背負うべきものは。
そして、俺は────、]



  「 護り手は、決して脅威じゃない。
  リーも、味方につけられるなら大きな戦力になる。
  何しろお墨付きなんだから。

  ただ、ドロテアさんの結果次第では次に容疑がかかる可能性がある。

  ………ケツを焼くのも殺すのも、俺たちが疑われ過ぎない位置。 」

[無慈悲にも囁く声に温度はない。
目尻が濡れることも、ない。

もしかしたら、ケツを凍らせる度にその破片ごと瞼の裏側に飲み込んでしまったのかもしれない。]



  「 頭が冴えるという意味なら、先生だ。

  確実に一から芽をとるなら、オスカー。

  大丈夫。みんな人をころした人殺しだからね。
  「『悪い子は、みんな罰を受けないと。』」


【人】 ろくでなし リー

シメオンは情報量に混乱してる様子が人間っぽかった。
雪鬼は、俺らより自分らの事を知ってる分、情報では優位にいる。
霊能者の扱いについて悩む感じもな…
どんどん手がかりにならないかと考えを見せてくれるのがありがてえ。…雪鬼だったら一番厄介かもな。

メルヤちゃんは、感情面を冷静に見極めようとしていると感じたな。
冷静だから論理的かと考えたが、直感で先生を信じたいっつったり、エモーショナルなトコを重視してるって感じだ。
能力者の名乗り出について慎重なのは昨日からそうだった。
それにしては小母ちゃんへのさっきの問いかけは迂闊に見えたが…

[確かに、気になる反応だったとは思うが…処刑されたものへの反応として見ると、真意をはかりかねた>>80]

(156) 2015/05/30(Sat) 23時頃

【人】 ろくでなし リー

ジリヤ… 誰かを信じたい、って気持ちは、まぁ解る。
メルヤちゃんとは対照的に、能力者に名乗り出て欲しいと言ったり、状況を解りやすくしようとしてるように見えた。
だが、オスカーの言うように炙り出しと見えなくもない…んだよな。

ケイトは…さっき俺のとこに話しに来た事の内容から、雪鬼を見つけようとしてるのを感じた。
小さな手がかりでも掘り下げようとしている…つーか。
疑い先ばらまくンなら皆の前で話せばいい事だしな。

先生については…小母ちゃんのことがあるからな。
勿論そんだけで容疑から外れるわけじゃないが…自分でそれを指摘する、つーのは…大胆だな、と思ったよ。
その事だけじゃ、何とも言えねえけど。

(159) 2015/05/30(Sat) 23時頃

【人】 ろくでなし リー

オスカーと小母ちゃんについては信じていいと思ってる。

…そんぐらいかな。
出来るだけフラットに見ようと努力したし、今日はもう躊躇うつもりも…迷いもねえ。

雪鬼の奴を殺せりゃあ、充分だ。
成り代わってるそいつをな。

(160) 2015/05/30(Sat) 23時頃

  「 そうね。確かに守護者はまだ子供。大した脅威には、成り得ない。 」

[背中にぴったりと張り付いた獣の声が、耳元で囁く。
無意識に、少女はテーブルの下の手に力を込める。忘れないように、確かめて。]

  …あの子がおばさまを護るのなら、今夜はあの子でもいい、と思う。

[す、と細められる目。
まだ15歳の、年若い狩人の少年。
その肩に押し掛かる重圧は、どれ程のものだろう。

それでも。馬鹿な子。と、思う。
それが逆恨みなのは、分かっている。
彼に昨夜放った恨み言は、確かに本心でもあった。]

  あなただったら。
  あなたとアランさんがいたら、『わたし』を止められたかもしれないのに。

[小さな囁きが、テーブル向こうの彼に届いたか馬鹿な分からない。]


[守護者のケツが凍ったら、余所者の少女はどう思うのだろう。
仄かな恋心が、妬ましいのかもしれない。
なんの説得力もなく結ばれる弱い信頼が、羨ましいのかもしれない。

その結束を砕いてしまいたいと思うのは、確かに背後の獣だった筈なのに。
今の少女には、もうそれが自分の声なのか他人の声なのかが、分からない。]

  大切なものが、あるの。
  もうそれしか、無いの。いいえ、違う。
  私、最初から持ってなかった。だから、手に入れたものを離したくないのよ。絶対。ぜったいに。

[誰かの魂が実を結んだ果実を口にするたび、自分が狂っていくのが分かる。それでも、止めようがない。
止められないのだ。それが出来るものは、昨夜。そして、今夜、消えてしまう。]


  ────シメオン。
  オスカーに会いにいきましょう。

[言い切った声に、迷いは、無い。]*



[たとえ話ほど、キリのないものはない。]

  なるべくしてなったんだよ。
  ……そう思わないと、生きていられない。

[どうして。こんなことって。
二人して零した言葉。
塩辛い涙を頬に滑らせてまだ数日だというのに、随分と長い間こうしていたような感覚。

息を吐いた。重苦しく太い息。
一度、指先に力を入れる。
空っぽの手のひらに、収まるものは、ない。

でもまだ覚えてはいる。
怯えているだけではなくて、自分を支え押してくれた彼女の指先の名残が。

それだけで、今は───……]



  『  嘘吐き  』

[誰かの命を奪う腕。
それが、誰かの命を救う腕ならば。

もしも話は不毛だ。
分かっている。分かっている。だけど。

堂々と胸を張って、護れたのなら?]


  困るんだよ、オスカー。
  ………一人でも、護られたら、さぁ。

[冷ややかな猫撫で声。

魂を喰らう度に麻痺する理性と罪悪感とは引き換えに、生まれたのは、羨望。]

  いいよ。ケイト。
  オスカーはアラン兄を見殺しにしたんだから、…せっかく人を護れる力があるのに。
  可哀想だなぁ。………好きな女の子だっていただろうに。

[ 呟けば静かにほくそ笑んで、 ]

  でも、そんな腕はいらない。
  綺麗事なんて、聞きたくない。

[言い切れば、一人の名を口にする。]

  …ジリヤに入れるよ。
  せめて、人の手で。*


【人】 ろくでなし リー

[確信はない。

それでも、自分で見て来たものを、信じる。
そして、より、疑わしいと……信じる事が難しい者を…

切り、捨てる

投票用紙に名を記す。

ドロテアの言葉>>182を受けて]

…俺は、ジリヤに投票する。
確信なんざねえ。本当の昔馴染みを殺す事になるかも知れねえ。
…でも、もう後戻りは出来ねえんだ。

(202) 2015/05/31(Sun) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

理由は…さっき言った印象以上の理由はねえ。
比較して、一番そうじゃねえかと思った。そんだけだ。

…謝らねえからな、俺は。
謝ってたから……そんなどうしようもない俺がいたから、
アランは死んだんだ。

(206) 2015/05/31(Sun) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

[自分が泣いていたから。
オスカーは自分を護った。

だから、アランは死んだ。

こんなろくでなしの命と引き換えに。]

(208) 2015/05/31(Sun) 01時頃

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