270 食人村忌譚
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少
霊
全
あーあ。
やっぱりまた増えてるのか。
[盛りの家畜は増えるのが早い。
鼠よりはマシだが、と。
草を潰す音に力が籠る。
やはり早く年頃の女は潰しておかないと。
さてどうするか、と意識は明後日。
そぞろで作った調合の量が間違えていたとしても、
石動が弟を食べる日が近くなるだけだ**]
[其れは完全にススムの失態であった。
牛の舌を味わう事で
不味い人の肉など矢張り不要だと
決意も新たに先ず向かった愛理の元
その辺の農家から持ち出した鉈を手に夜着姿で
夜這いでもかけるかのようにそっと、忍び込んだ
眠る彼女へ、一振り。
峰の方で頭部を殴って目覚めぬようにし
倒れた彼女の首を刃の方で掻き切った。
すっぱりと割れた首の皮の間から、どくどくと血が流れ
床に溜まってゆく
命を奪うというのは
思ったよりもあっけない]
[彼女を吊るそうとしたところで
この家に、丁度良い縄が無い事に気が付いた。
これでは上手く解体出来ない。
出来るところまで、と足先から刃を入れ皮一枚剥ごうとしたが
肉と皮の境目を綺麗に削いでいくのは至難の業だった。
足首を超えたあたりで、下脚の肉に刃が食い込んでしまった。
皮を剥ぐのはあきらめ、一度鉈を引き抜いて
頭部を切断しようとする。
何度も何度も首に刃をふるい、漸く胴体から離れた頃には
随分体力を奪われてしまっていた。
これ程力のいる作業を、江津子はこなしていたのかと
改めて知る事実が一つ]
[満足な血抜きもしないまま、愛理の衣服を切り裂いて
内臓を取り出そうと、後肢を開き
陰部をあらわにして、鼠径部からゆっくりと力を込めて
臍へ向けて刃を入れる。
仔を孕ませる子宮から、摘出しようと思ったのだ。
腹の皮をぺろりと捲ったその向こうに
望む部位があった。
けれどススムには、其れが”そう”である確信がない。
何より灯りを付けぬ作業では、これ以上進めるのは困難だ。
知識だけを手にした初めての解体は
その時点で断念する事になる]
[僅かな落胆はあったが
これから始める殺処分の一人目を終えた事への満足感はある。
次はもっと準備をして、うまく捌いてみせよう。
失敗を糧に、成長すればいいと
反省を胸に、汚れた衣服のまま家へ戻る。
転がった頭と、下腹部を割いた胴体を放置して。
脱ぎ捨てた衣服に使った鉈を包んで、炉の中へかくしておいた。
夜着が無くなってしまったが、致し方あるまい。
次からは汚さぬように気を付けなくては
身体にこびりついた血を水で洗い清め
寒さに身を震わせながら、薄い布団に潜り込んだ。
ススムはすっかり忘れていた。
己にとっては理由のある殺人が
家畜共にとっては、禁忌に触れてしまう事を**]
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―深夜/自宅で―
[行燈に灯が揺れる中、行李の中を探っていく 櫻子に纏わす古着>>1:173を探すも、 出てくるものは、闇に溶け込むような、黒衣ばかり 一人息子の大美の服は、独り立ちの日にすべて託した 着飾る彼女に相応しい衣を探るうちに、 昔のものへ、昔のものへと遡り――――]
……まだ、残っていたんですね
[広げて掲げてみたものは、フリルのついた洋装のドレス 黄ばみ、霞こそすれど、優雅な白は、そのままに 遠い遠くの彼方を彷徨う、かつての記憶を蘇らせる]
(16) 2017/11/25(Sat) 16時半頃
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―回想/40年前の出来事―
[古事記>>1:250の冒頭を飾る神、 『イザナギ』を祀る神社があったという 遠い遠いかの地へ参りに、馬車で山道を揺られていた
廃刀令を守らぬ賊に、襲われたのはその時のこと 家族も御者も切り捨てられる中、 1人山へと逃げ込んで、彷徨ったのは幾日か
もはやこれまでと運命を受け入れようとした刹那、 辿り着いた山村は、少女を迎え入れてくれた ゆっくり休んでいくといい さあさ、これをお上がりなさい
いくら休んでも構わない 食べてしまって、構わない
ただし――――――――]
(17) 2017/11/25(Sat) 16時半頃
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[ともに食事を交わしたならば、 もう、ここから出ては、いけないよ――――
『イザナギ』の妹であり、妻でもあった夫婦神 お産がもとで命を落とし、黄泉の国で食事をとった 『イザナミ』がそうで、あるように]
―回想/40年前の出来事―
(18) 2017/11/25(Sat) 16時半頃
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―深夜/自宅で―
長い、時が経ちましたね
[それから早40年、いくつも戸惑いを持ちながら、 因習>>0:#0を受け入れ生きてきた 進の気持>>1:162と近しいものもあったのだろうか 自分もまた、役立つべく、一員なるべく、 血濡れた生業を選び取り、懸命に生きてきた]
たくさんのことが、ありましたね
[けれど、時折突きつけられる、 生まれに端を発する、根元の違い>>0:70 狂っているとは言わぬまでも、 溶け込み切れず、異物を孕んだ『余所者』の意識が、 己を捕えて、放さない。 真の幸は得られぬのだと、同じ性の我が子さえも、 手放す>>1:23ほどに、囚われている]
(19) 2017/11/25(Sat) 16時半頃
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[掲げたドレスが、視界で霞む 耳も、はるかに遠くなった 石女の牝牛を一撃で屠ったかどうかも、 もはや分からなくなっており>>0:7 逃げ出した鶏>>1:42の存在にさえ、 気づけぬことも、ままにある
若い容>>13とは、もう違う 年をとった 五感も鈍った 業を受けついてくれる若者>>1:215も、 今日、できたと言えるのかもしれない
運命(さだめ)の時は、存外近いのかもしれませんね
この時、寂しく微笑んだ江津子の元には、 容の気配も、近所の狂乱も、 ついぞ、届いていなかった*]
(20) 2017/11/25(Sat) 16時半頃
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―翌日/自宅―
進さんは、道具を持っていらっしゃるんでしょうか……
[櫻子への古着、結局選んだおそろいの黒衣を手に、 腰の鉈を撫でながら、呟いた 江津子は鉈一本で、すべてをこなす ならば、いずれはこれを託すべきかと思案している最中、 戸口を叩く音に気付いて、表へと顔を出す そこには、幾人かの村の者 気色ばんで、口々に話しかけてきた]
愛理さんが……亡くなられたんですか …………殺され、た
[若いまま死んでいく者も多い>>1:293村ではあるが 聞かされた『絶対の禁忌』に目を見開く 立ち合ってはいないまでも、聞かされる現場の惨状 それは、人の手による、凶行]
(21) 2017/11/25(Sat) 17時半頃
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……申し訳ありません 私は、何も聞いていません 見ていません……
[幾らか離れた場所での出来事>>12ゆえに、 見聞きしたものはないかと問われるも、 こんな答えしか導き出せない
『些細なことでいいだ 何か気付いたことはなかったかい』
ごめんなさい 分かりません
『何でもいいんだ 何とか思い出してくれないか』
本当に、何も分からないんです
無為の問答は、幾度か重ねられ、 やがて、場にいる誰かが訝しげに、 こんなことを、口にした]
(22) 2017/11/25(Sat) 17時半頃
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『おかしいなぁ、気づかねぇはず、ないんだけどなぁ』
[瞬間、体の中で何かが弾けた ふるふると、小さく体が震え、 指が、無意識に腰へと向かう]
私を……疑って、いるんですか……
[『余所者』――――だから? これだけ長い時を忍んで生きてきたのに、 『余所者』だからと疑っているのか
人の口には戸は立てられぬ 熊を殺せど、男を震えあがらせど、 江津子の正体を伝え聞いているものはいたことだろう 知ってしまった者に乞われれば、 口外せぬことを条件に、 こっそり異国の話を語ってやったこともある それは異端なことではあろうけど、 だからって だからって――――]
(23) 2017/11/25(Sat) 17時半頃
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[このまま沈黙が続いていれば、怒りにまかせて腰の鉈を、 振るってしまっていたかもしれない]
そうですか……翁様が集会所へと
[門前の者の代わりに感情を殺し、飲み込んだ 分かっていたことではないか 平時の時ならいざ知らず、有事の時となるならば 異端を抱えた自分が、たとえ後ろ指をさされたとしても それは、やむを得ないことなのだと]
すぐに、参りましょう
[腰に鉈を引き下げて、古着の黒衣を手にしたまま、 集会所へと歩みを進めた*]
(24) 2017/11/25(Sat) 17時半頃
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―集会所―
[ここには、ひと際大きな家屋が立つ 一通りの設備が揃い、細かく部屋の区切られた 居住もできる、複数階建の建物だ。 翁の命>>#1>>#2は、外の広間で行われた]
酷い…………
[どれほどの者が、ここに集っていたのだろうか 『命』>>27の対象となるものは、伝え聞けたことだろう その場にいないものにも、やがては伝わることだろう]
(29) 2017/11/25(Sat) 18時頃
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[ここまでで、どんな経緯を辿ったってきたのか、 茣蓙(ござ)に包まれた愛理の遺体も、この場にあった]
全員、死んで構わないということですね
[去っていく翁の背を見て呟く 拘束はされないと言われた しかし、愛理の死体は置いて行かれた 『命』を受けた者たちだけ、関係する者たちだけで、 全てを解決しろと言う証左だろうか 事実を受け入れるのは少し、時間がかかってしまったかもしれない]
(30) 2017/11/25(Sat) 18時頃
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どなたか、手伝っていただけますか
[どれだけ時が過ぎたころか、 やがて、江津子は茣蓙に包まれた愛理のことを、 集会所の炊事場へと運ぼうと提案する]
弔わなくては、なりませんから――――
[解体し、調理をし、ここにいる者たちで食さなければと 誰かとともにいたとしても、 その後は口数も少なくなって、 黙々と手を動かして行ったことだろう* *]
(31) 2017/11/25(Sat) 18時頃
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[茣蓙の中身を確認しながら理由を探す。
俺が選ばれた理由。
不穏な心持を勘付かれたか、それとも
秘密裏に始末してくれると思ったのか。
どちらでも構わない。
大っぴらに家畜を処分出来る理由をくれたのだから。
出来ればいない事を願ったが、
大変覚えの良い2人の顔を見つけて思わず苦笑する]
狙いは良かったな。
[視線が止まったのは早々に人間と家畜の違いに
気付いた人間へ。
唇だけだったがちゃんと解を出した男に
向ける視線は誇らしげで、眉間にも皺などあるはずもない]
ま、少しばかり派手な騒ぎになったが。
大っぴらに屠殺出来るようになったと
前向きに考える方がいい。
[だが男たちも出てきたのは面倒だな、と
呟く中で、そうだと今更のように声を挙げた]
これ、お前が殺った、で合ってるだろう?
[今更、今更の答えを求めて向けた視線。
少しずらして兄弟で呼び出されたその兄へも視線を向け]
もしかしたら、願いが叶うかも、な。
[だとしたら。どうする?と目で意思を探る*]
[愛理殺害と聞いて真っ先に思い浮かんだのは昨日の教え子との会話だった。
村を滅ぼすと言っていた。
まずは孕む腹を持つ女からとも言っていた。
そしてそれに提言したのは己だ。
あの時、何気なく愛理がいいのではないかと言ったのは確かに私だ。
だから彼は愛理を殺したのだろう。
村を滅ぼすといったその言葉のままに。
何故、死体を隠さなかったのかと責めたい気持ちはある。
だが手を貸すと言ったのは嘘ではない。
どうやってここから抜け出すか。
それを考えねばなるまい。]
[疑われれば殺される、ならば殺したい相手へ疑いを向ければいい。]
[いかに自分から、教え子から、そして弟から疑いを逸らし。
そして集会場を脱して安全を確保すればいいか。
考えれば考える程に分が悪いこの状況を抜け出す方法。
それを考え、やり遂げなければ。
目まぐるしく脳内を思考が巡る。
最悪、自分が疑われて殺されるのならば。
その時は教え子だけでも逃さなければ。
弟は、私が死ねば死ぬ、そうでなければならない。
だから今考えるべきは教え子の安全確保*]
|
―集会所―
[巫女のお言葉>>54を受けて、小さな源蔵>>32、 丞>>40やミナカタ、みなに携われて、 愛理が炊事場へと運ばれていく 源蔵の言葉>>33に頷いて、声がふっと零れ落ちる]
その方はどんな思いで、愛理さんを召し上がるんでしょうね
[ミナカタの問うた目的>>49よりも、 少し、先を行く疑問]
源蔵さんの記録の中に、記されてはいませんか
[なんて口にしたのは、特に答えは求めもしない、 場を和ますための軽口ではあったけれど]
(77) 2017/11/25(Sat) 22時半頃
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私も、それをいただきたいと思います
[『食べたい』>>34とは言わないが、つみれの申し出にはそう頷いた ゆりの作るつみれ汁>>55を、後にいただくことになるのだろうか 丞の申し出に>>41にありがたく頷いたけれど、 捌いていく刃は、昨日もらったままに鋭利なままだ]
丞さんも、精をつけられて>>1:276ください
[普段なら抵抗のある言葉であっただろうから、 源蔵にかけたのと同じ、特に答えを求めもしない、 軽口の続きだったのだろう*]
(78) 2017/11/25(Sat) 22時半頃
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[願いが叶うかもなどと。
どうしてこの状況でそんな呑気な事を言っていられるのだろう。
だから探るような問いかけるような視線には呆れたような視線で返した。]
願いが叶う前に死んでは意味があるまい。
[迂闊に聞かれたら即座に罪人として吊し上げられてしまうだろう。
故に密やかにぽつり、と呟いた*]
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[解体には、様々な人々の力を借りただろうか やがて、腕や腿の一部をもらい、小さく切って串を通す 両手の指の間で多数の串肉を挟み込み、 囲炉裏のある宴間へと持っていこうとしていたところ 水場へ向かう容の背>>69>>70に、 邪魔をしない程度に言葉を贈る]
大丈夫ですか お気をつけてくださいね
[料理が得意な彼女が手を切るなんて、 常ならぬ心中にあることは、存分に、察しが付く 一昨日の約束を無下にしてしまったことも詫びたいが]
お気を強く持たれてくださいね
[こんな言葉を送るのが精一杯のことだった そして、自身は串肉を炙ろうと、宴間へ向かっていったのだった*]
(82) 2017/11/25(Sat) 23時頃
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―宴間へ―
錠さん……大変なお体なのに、 ご気遣いありがとうございます
[両手の指に串肉を差して進んでいく道中、 すれ違った錠の声>>80に、足を止めた 身重な櫻子もそうであるが、足の不自由な錠までもなぜと、 改めて疑問がよぎるも、今はそのことは口にしない]
では、囲炉裏で肉を焼きたいと思っているんですが、 灰に刺した肉の焼きを、一緒に見ていただけますか 私も、ご一緒におりますので
[囲炉裏であれば、足の不自由な錠でも、 寝転がりながらできるかもしれない もし、手伝ってもらえるのなら、 彼の体をそこまで運ぶつもりで、問いかけた*]
(86) 2017/11/25(Sat) 23時頃
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[呆れた視線が飛んでくる
ぽつりと呟かれた心配事に、
この状態を好機としない慎重さに
俺の方が呆れてしまった]
動けるときに動かないと、機会は二度と訪れない。
願いが叶う前に死にたくないなら。
願いを邪魔する奴を殺せばいい。
[さすがに声高に宣言まではしないが、
こんな事態を利用しない手はないのだから。
俺の声と彼の声の質が違うのは仕方ないだろう*]
[集会所に見えた男の声。
間違ってはいなかった、と僅かに瞳を細めた。
失策ではなかったのだ、と安堵した貌]
……理由のある殺人なのに
死体を見ても、理解されないのは、
彼らが人間の理屈にたどり着いていないから
可哀そうな皆
生かしておく価値はありませんね。
僕の、初めての解体は失敗しました。
でも、初めての間引きは成功しましたよ。
[問いかけに応える貌は、優等生のよう
少しばかり、周囲の人間を下に見る風も滲んだ。
先生は何故浮かない貌なのだろうと、思いもしつつ*]
邪魔者を殺すというのなら。
まずその邪魔者を見極めて殺さなければ。
私としては疑われて処刑されるのは避けたい。
ですが公然と殺せる機会でもあるので、誰かに疑いを向けたいと思います。
誰がそれに相応しいか考えねば。
現状私は疑わしい方に傾いているでしょうからね。
|
とんでもございません 炊事は女の勤めですから 容さんの繊細さにはまだほど遠いですが、 そう言っていただけると、とても嬉しいですよ
[常のように微笑みを意識し、錠>>95に返す 快諾をもらいながらも、冷やさないほうがいいとの言葉に、 足の不具合を察しとる]
……女子が殿方を見下ろすものではございません 肩でよければ、遠慮なく
[そう言って、肩を貸そうとかがみはしたが、 固辞するならば、それ以上の申し出はせず どちらにしろ、宴間へと辿り着くと、 火をくべ、灰に串を差し炙り始めたことだろう ぱちぱち、と爆ぜる囲炉裏に、愛理の肉が焼かれていく]
(98) 2017/11/25(Sat) 23時半頃
|
エツコは、生の肉に火が通っていくのをぼんやり眺める*
2017/11/25(Sat) 23時半頃
[進の目が細くなり、貌は明らかに安堵を浮かべる
人間と家畜の違いに気付いた時の様に
祝福したいが、この場で出来るわけがない。
だから満足げに頷くだけ]
どんな殺人だって理由がある。
ただ殺してみたかった、すら立派な理由。
死んだ肉に群がる姿……昆虫か豚のようだ。
[初めての解体は失敗した。
江津子の刃物捌きが一層それを浮き上がらせる]
机の上や頭の中だけで完璧に出来るわけはない。
こればっかりは経験の差が出る。
それよりこれで1つ。
群れの絶滅に近付いた。
[進が認めた成功と失敗は素直に俺も認めよう。
だが彼はまだ若い。
吸収する伸び代は誰よりもあるだろう。
だから幻滅などするわけもない]
邪魔者?
……この村全部、って言ったらまた頭を抱えるんだろう?
有象無象の集まりの場合、1つ2つ支えがあると
それに集まり結束する。
それを崩せば蜂の巣を突いたような騒ぎになるから
それに乗じて、と言いたいが。
頼りにするとしたら……年長か。
[野生の群れは群れの中心の雄を殺しただけで
まとまりがなくなる]
勘付かれて争えばこっちも怪我しそうだしな。
[刃物の扱いに慣れている江津子や丞を暗に指しながら。
逆に彼らだけを生かして若いものから屠っていけば
群れはどうなるのか、少しばかり気にはなったが
混乱を避けるように口には出さなかった]
あんたは迂闊な事を言いやすいから気を付けな。
[昨日で十分判っただろう?と
忠告しつつ、さて俺は誰に狙いを定めようかと
眠気など吹き飛んだ頭で獲物を探す*]
|
―宴間へ―
分かりません 子供だって知っている禁忌を破るほど、 特段の事情があったのでしょうか
[錠の口にしていた疑問>>101を受け取り、 肉を焼きながら思考をめぐらす]
私には、翁様……村の皆様のご判断にも、 よく分からないところがございます 私はまだしも、錠さんや、櫻子さん 失礼ですが、下手人探しに不向きと思える方を入れながら、 ゆり様や、ミナカタさんのような、 村にとってなくてはならない方にも命を下していらっしゃいます ……なりふり構わない姿勢>>30を、感じているんです それが、なぜなのかは分かりませんけれど
(107) 2017/11/26(Sun) 00時頃
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[そして、続いた言葉に少し笑いながら]
錠さんに男がご立派でも、私の女は枯れておりますから
[囲炉裏端に、向き合うように座り込み、 ぱちり、ぱちりと炙りだす]
腱と軟骨……ですか つみれ鍋に少々軟骨は用いているかもしれませんが、 まだ、残っていると思います
[そこでふっと、言葉を区切り]
この人数では、一度に食べきれませんからね なにか、おつくりしましょうか
[必要ならば、一そろい取りに向かうつもりで口にした*]
(108) 2017/11/26(Sun) 00時頃
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エツコは、が先に口にしたとき>>107は、まだ肉の焼ける思考を巡らしただけである*
2017/11/26(Sun) 00時頃
年長者、特に聡い者は厄介だろうな。
それに当たるのは私から見れば薬師殿なわけだが。
[迂闊な事を言うな、と言われてしまえば口を噤まざるを得ない。
ちらりと多少恨みがましい視線を投げるもすぐに視線を逸らし。
同じように様子を眺めている。
皆誰を疑っているのだろう。
様子を見ている限り、誰の事も疑えずにいる、そんな感じに見受けられる。
何か一押し、事件でも起きれば状況は動くだろう。
そんな事件をどう起こそうか、それが問題だ*]
[経験の差。
そうだ、自分は其れがまだ圧倒的に足りていない]
……昆虫や豚と、僕は違う。
次はもっと、うまく出来るよ。
失敗の原因を考えて
次に活かす事が出来る
[それから、こそりと教師と薬師の話を聞いた]
年長、支えになるモノ
[なるほどと、江津子を思い浮かべた。
聡い年長者、というと後は石動とミナカタ。
後者は有り得ないと候補から即座に外した]
じゃあ……江津子さんかなぁ
エツコは、鬼丞に話の続きを促した。
2017/11/26(Sun) 00時半頃
エツコは、源蔵に話の続きを促した。
2017/11/26(Sun) 00時半頃
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―囲炉裏場―
……そうですね、やめましょう お弔いの場にもふさわしくないと思いますし
[錠の言いたいこと>>118は察して、打ち切った 人ではないが、家畜をその運命へと導いてきたのは、 他ならぬ、江津子自身だ 囲炉裏を囲う会話>>123の中では、 それは、本当に残念ですね、とくつくつ笑って返していく]
ゆり様の、お手製のつみれ鍋です ありがたく頂戴するといたしましょう
[腱と軟骨の申し出には、さらばとこくりと頷いた 焦げ目がついた肉の串を、幾度かひっくり返していく]
(129) 2017/11/26(Sun) 00時半頃
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錠さん 先ほどのお話の件ですが
[ぱちり ぱちり と暖を受けながら、 やがて、また、ぽつりと口にした]
私たちは、下手人扱いというだけでなく、 下手人を裁く立場でもあります 錠さんは、その当人と対面した時、相手を裁くことができますか
[十代の頃から足を患った彼に、 命を絶つ経験が備わっているのかどうか 言葉にしたのは、そうした心配が半分で]
私は、錠さんが仮にそうであるなら、 遠慮なく、裁かせていただきますよ
[微笑みを浮かべたまま、けれどはっきりと明言した 万が一、万が一への決意の表明だったのか いや、この言葉すらも、覚悟をうながす 『配慮』の一端だったのかもしれないけれど*]
(130) 2017/11/26(Sun) 00時半頃
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やれやれ。
目撃者がいるとは面倒だな。
しかも江津子さんの確実な味方となれば。
どっちも厄介だな。
[容の身を抱きしたのは、苦虫を潰した表情を見せない為。
この面倒ごとは2人に知らせなければなるまい**]
|
―囲炉裏端―
[錠からはどのような返事が返ってきたのか 肉を回しながら、やがて江津子は串の1つを灰から抜き出し 澄んだ声で紡ぎだした]
私は、私は、 私ばっかり 私ばっかり きっと知ってる――――
[それは、目の前の肉となった、少女の歌>>#2 聞き覚えたそれを歌い終えると、 独り言が錠に向けてか、微笑みながら口にした]
愛理さんが、焼きあがったようです 先に、お弔いをさせていただきましょう
[湯気の立つ肉に歯を立てて、彼女の名残を咀嚼する 新鮮な肉の風味をふくみ、ごくりと喉へと落とし込む]
(148) 2017/11/26(Sun) 01時半頃
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|
また、この村に帰りゃんせ――――
[ミナカタは言っていた
『少しでも思う事があるなら殺しはしない気もするが』>>85
思うこともなく、ただ腹におさまっていくとしたら、 それは獣に食われると同じことではないだろうか
そうでなければ、少しは慰めにもなるのだろうか 余所者の自分であったとしても、ここは通じるものがある 愛理の冥福を祈りながら、一本しっかりと平らげた。
錠に、礼するとともに、動けぬようなら手を貸して、 やがて、その場を離れたことだろう 幾ばくかは囲炉裏端に残したかもしれないが、 手にいくつかの串を取り、行きかう人々に配りながら**]
(149) 2017/11/26(Sun) 01時半頃
|
|
―集会所―
[串焼き肉をふるまいながら、炊事場へ戻って行った ゆり>>141や、石動>>122はこの場にいたか 会話が聞こえてしまったとしても、 分け入ることは決してなく、 一礼をして作業に取り掛かかっていく
そぎ落とされ>>55、仕込まれた肉>>64に、 叩いた軟骨>>108も織り交ぜて、つみれとすると 薄い醤油仕立ての汁で、こつこつと煮込んでいく
具は、あまり彩りがよいわけではない もともとさほどの蓄えはされていなかったのだろう
椀によそったつみれ汁の上に、 僅かばかりのネギと生姜を薬味として添えた
つみれ汁が出来上がれば、配って回る 串焼き肉と同様に、望む者の手には渡ったことだろう*]
(156) 2017/11/26(Sun) 16時半頃
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|
―集会所/2人の若者と―
生まれの近い方に弔われることは、 愛理さんにとっても慰めとなるかと思います
[料理を手渡していく最中、 会話を交わしていたリツ>>125と進>>135にも、 串に刺され、あるいは椀に入った、愛理の亡骸を差し出した 彼らの会話の内容が聞こえていたかは定かではないが、 交互に2人を見やりながら、ぐっと近づき声を潜める]
時に、リツさんと進さんに、ご提案があるのですが……
[周囲に聞くものがいないか警戒するように、 ぼそり、ぼそりと囁いていく]
(157) 2017/11/26(Sun) 17時半頃
|
|
私たち3人で、夜への警戒を強めませんか 私は今宵、周囲を哨戒するつもりでおります
[愛理は夜に襲われた、 下手人は人目に付くのを避けているのではないか ならば、有事に備えて村を見回ろうというのは、 先より考えていたことだった もっとも、同行は求めない 具体的に何をするかの提案も、するつもりは毛頭ない]
互いに、警戒を怠らないとの意識の共有ができるなら、 現状の打破に繋がることも、あるのではないでしょうか
[五感の衰えた自分だけではなく、 力では勝る、若い2人の力もあれば ……もっと言ってしまうなら、 3人の誰かが下手人であったとしたら、抑止力にも繋がろう その場合、残る2人は危険にさらされるかもしれないが]
(158) 2017/11/26(Sun) 17時半頃
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|
[いくら警戒をしていたとしても、 心より信頼のおける者同士かも分らぬ間柄 ばらばらと動くやり方は、穴だらけだろうとは思う けれど、源蔵の言を借りるなら、手探りとなる、 「初の記録」>>151となる凶事ならば]
やれることは、やっておきたいと思うのです
[断られても、所詮口にしたのは、注意喚起程度の内容 残念です と微笑むだけで、それ以上は食い下がらない もし同意してくれるのならば、武器の携帯を促して、 頼りにしています との一言を、添えていたことだろう
それだけ告げると2人のもとを早々に離れて、 自身も、愛理の弔いを続けるつもりだ*]
(159) 2017/11/26(Sun) 17時半頃
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―集会所/自室と定めた部屋―
[江津子は、集会所の一室を自分の寝床にしようと定めた 拘束はされないならば、自宅に帰るものもいるかもしれないが、 一人暮らしの自宅に帰って、何があるとも思えない]
お洗濯どころでは、なくなってしまいましたね
[櫻子のために持ってきた替えの黒衣>>24は、 畳んで部屋の床に置いたまま 部屋の片隅に座り込み、つみれ汁をそっとすする]
美味しいですよ 愛理さん
[慣れ親しんだ、人肉の味 生きている者を食べたいは願わぬまでも、 こう思えることは、村の一員の証だろうか 単純に、そうで言わねば死者が不憫だと 思うがゆえかもしれないが こりりとした軟骨の触感を、目を閉じて味わった**]
(160) 2017/11/26(Sun) 17時半頃
|
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―回想/集会所/志乃と櫻子―
[志乃の呼びかけ>>171に頷いて、 彼女と櫻子に、つみれ汁を手渡した 弔辞めいた常套句も交わしたかもしれないが、 問いかけられる1つ目には、私だけではありませんが、 と控えめに返すも、続く問いに、瞑目する]
獣は、頭を断ちません
[犬の食い痕>>#3があったのは事実であるが、 疑問の余地を残すことがないほど、 そう、きっぱりと、言い切った やや、迷いを覚えつつも、言の葉を積む]
(187) 2017/11/26(Sun) 22時頃
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一説には、心とは心の臓にではなく、 頭に宿ると言われております
[かつて、40年以上も前に、 医術を心得ていた父が、そう口にしていたはずだ]
なぜ、愛理さんをそうしたのか、理由は分かりませんが 心を体から切り離す所業は、人の手によるもの他なりません それは、とても残念なことですが……
[だから、弔いましょうと続ける]
分かたれた愛理さんが、再び1つとなれるよう
[志乃に向け、深々と一礼をすると、 続いて、櫻子へと向き合った]
(188) 2017/11/26(Sun) 22時頃
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櫻子さん 昨日お話ししたお洗濯の件>>1:175ですが
[ついっと、集会場の一室>>160の方を指さして]
あちらに、お着替えをご用意しております お召しのものを代えて、置いておいていただければ、 お洗濯してから、お届けいたしますね
[いつ取りに来ても、手渡しも構わないけれど、 仮に、『おそろい』>>1:170が必要なことがあれば、 それは容易に、手にすることが可能だろう 今さら、それが必要になるかは、分からないけれど 彼女を身ぎれいにしてあげたい気持ちは、今もある
2人に再び礼をすると、せわしなくその場を後にした*]
―回想/集会所/志乃と櫻子―
(189) 2017/11/26(Sun) 22時頃
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―回想/縁側にて源蔵と―
[串と椀を、年齢にはか弱い腕へと引き渡す 縁側のちらりと見やれば、 平静に見える村の風景も拝めただろうか 源蔵からの申し出に、少し思案し、口を開く]
そうですね 源蔵さんのお知恵で、 下手人を判別していただけると助かります
[彼が何者であったとしても、無理は承知の戯言だ 記録の中に何か残っているとは思えづらく、 源蔵がその当人なら、口を割るはずがない]
もしくは、これは私の希望なのですが――――
(196) 2017/11/26(Sun) 22時半頃
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[そう、口にしながら向けた視線は、 遠い山々へと向けられる]
ここで起こった顛末を、これまでの通り、 余さず記録していただきたく存じます 流るる輪廻の中で、何が起き、どんな結末を迎えたかを
[昨夜感じた予感>>20が、去来する 運命の時を迎えたとしても、記録に残されているならば、 自身の生きた一端は、語り草として、 いつかは故郷に届くのだろうか そう感じてしまったのは事実であれ、これもまた、 無理は承知の戯言となってしまったのかも、しれないけれど
そう言って、その場を後にした だから、その後の源蔵の容態>>175については、 少なくともこの時はまだ、知らぬまま**]
―回想/縁側にて源蔵と―
(198) 2017/11/26(Sun) 22時半頃
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[臭い、まずい、固い。
男よりは幾分柔らかい女の肉とはいえ
完全な草食でない人肉の味など知れている。
可能な限り小さく噛み切って
舌の真ん中に乗せ、そのまま空気と一緒に丸のみにする。
そうする事で味も硬さも感じずに済む。
鼻から抜ける臭いだけは、どうしようもないから
何度も何度も手を休める。
苦痛な時間、ススムは次の得物を見定めていた*]
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―回想/囲炉裏端/錠と―
[串肉を回しながら、錠の答え>>161に耳を澄ます 「逆に」の言葉を聞けば 『手伝い』ですか と、 小さく問い返してしまったかもしれないが、 続く言葉>>162を耳にしたなら、ゆっくりと頷いた]
そうでしたか 失礼なことを伺ってしまい、申し訳ありません
[それでも、心中では腑に落ちない部分が残る 自分は何を心配しているのか もしくは何を、懸念しているのか―――― しばし迷ったのちに、火箸を手にし、灰中へと突き刺した]
(205) 2017/11/26(Sun) 23時頃
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お礼の言葉を頂戴した以上、 もう少しだけ、お節介をさせてください
[そう言って、ザッ ザッと音を立てながら、 火箸を幾度も、幾度も灰の中へと突き立てる]
位置的にも、踏ん張りでも、 一撃というのは難しいと察します
[突き立てる速度が上がっていく 幾度も、幾度も突き立ててから―――― やがて、その手を止めると、 火箸を囲炉裏の端へとことりと置いて、差し出した]
私であれ誰であれ、 決して、お手を止めませんよう
[弔いの食事を始める前の、ほんの細やかな閑話であった*]
―回想/囲炉裏端/錠と―
(206) 2017/11/26(Sun) 23時頃
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そうそう。
自分の価値を決められないから家畜のままなんだよ。
[自分の娘とは知らないからか、
いや、知ったとしても同じことを口にするだろう。
俺は家畜を娘に持った覚えは無いのだから*]
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―現在/石動と―
[部屋でつみれ汁を平らげて>>160、 器を下げに戻ろうとしたところで、 石動から声をかけられた>>209 問われる疑問、そして、迷い……だろうか]
愛理さんを殺害された下手人を見つける術は、分かりません 信じたくない気持ちも、石動さんと同じですよ
[彼が食事をしていた光景>>181は見ていないが、 空けられた椀で、完食していたことは知れた 続けられる、石動の見据える仮の未来 うかがえるのは、やはり迷い>>210なのだろう おそらくは、自分と同じ懸念>>30も抱いている]
せずにすめばよかったんですが、同感です 同じ感を抱いているのですから、ざっくばらんに申しましょう
(222) 2017/11/26(Sun) 23時半頃
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[難しいとの迷いはきっと、せねばならないの裏返し]
翁様も、他の村の皆様も、おそらくは私たちを見捨てております やむを得ないことではありますが、それしか手段がなかったのです 仮に、下手人を捕まえて食したとしても、 どうして、彼らをそう納得させられるのか
[下手人を捕らえて、大団円 そんな未来は見るには、今のままでは儚い夢 確たる証拠がない限り、それを皆に示せぬ限り 生き残ったとしても、元の村人として受け入れられまい]
私も、どなたも愛理さんを殺めたようには見えませんが、 村の方々が、納得できる手段を探り、とるしか、ないのでしょうね ……この村が、『因習』に囚われている限りは
[最後に漏れ出た一文は、紛れもなく、『余所の思想』であったのかもしれない*]
(224) 2017/11/26(Sun) 23時半頃
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[少しして。
ススムは困った顔で石動たちの元にゆく]
……今宵、江津子さんとリツさんと
見張りに回る事になりました。
[彼らを手にかける事は、不意をつけば出来るだろう。
二人一度には無理だけれど、どちらか片方なら。
その際に、残ったひとりには確実に見つかってしまうだろう。
どうしたものかと、知恵を借りに]
[串を持って離れる時だったか、それともその後か。
進が相談にやって来た
さすが江津子さんだと感心しつつ]
ついでに悪い情報。
容が昨日の夜の事知ってた。
と言うか江津子さんの家の近くを訪れて
愛理の家から不穏な物音を聞いたらしい。
幸い顔は見られてないみたいだが……。
[どうするか、と少し唸った後]
いい機会じゃないか?
容が信用している江津子さんに、リツ。
3人で見回りしている時に、別の場所で
誰かが死ねば、お前の身の潔白は証明される。
[ちらりと石動を見て、これなら少なくとも進の
安全は確保されるぞ?と言いたげに*]
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[石動の視線と、その言葉>>230とで、 自分の言葉>>224が、失言と言えるものであった気がついた 続けざまに湧き出てくる言葉の数々 それらを、一つ一つ聞きながら>>230、常と同じように微笑んだ]
ありのままを、お伝えしたまでですよ 因習に囚われていないのだとしたら、 なぜ、石動さんは、先ほど迷われていのでしょうか
[まだ、動じることはない 石動の口にしていることは、まだ江津子の琴線には触れていない だから、穏やかな口調のまま、落ち着いて言葉を返す]
(243) 2017/11/27(Mon) 00時頃
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否定はしておりません ただ、私は『そうでないあり方』も、 知ってしまっているだけです
[微笑み交じりの、告白]
『40年』過ごした村のありようは、 否定するには、私の一部となりすぎていますから
[はぐらかしても意味はない 『余所者』であるという告白を今、はっきりと石動に告げて]
では、改めて、伺います 石動さんは、『誰も殺したようには見えない』私たちの中で、 どうやって下手人を探し、この禁忌に幕を下ろそうとされるんでしょうか
[受けた疑惑を正面から受け止め、 石動へと、問いかけた* ]
(244) 2017/11/27(Mon) 00時頃
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―回想/集会所/容と―
[串焼きを振れまわっていた時のこと、 頬張る容>>164が小さな声で、こちらへと囁いてくる その言葉を耳にして、はっと目を見開いて]
容さん、ちょっとお待ちください 『知ってる』とは、どういった意味なのですか
[集会所の隅へ向かう彼女を引き留めれば、 耳にするのは、昨夜の出来事 渦中の一端に触れていた、証言者の告白>>165 その全てを聞き終えて、ほっ、と小さく息をついた]
(249) 2017/11/27(Mon) 00時頃
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よかった 容さんがご無事で 巻き込まれることなく、お怪我もなくて
[不安であったのだろうと思う 怖かっただろうと思う あの時、包丁で手を切ってしまった>>69のも、 居合わせたことに発した、感情の表れだったのか それなのに、彼女は――――]
そんな目にあったのに、私なんかを慰めてくれるんですね 強い容さん とても、救われましたよ
[『大丈夫だよ』の言葉を改めて噛みしめた 娘のような歳なのに、こんなにも気遣って
娘のような――――]
(250) 2017/11/27(Mon) 00時頃
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……常ならぬ、状況です 容さん、くれぐれも、お気を付けくださいね
[抱きしめたくなる衝動を抑え、 重なりかけた、はるか昔の赤子の幻想を、振り切った 彼女は、確かに、江津子の庇護のもとから、 断ち切ってしまったのだ 庇護の……守る力なんて、 自分にはありはしなかったのだから
けれど…………
立派になりましたね、容さん そんなお姿を見ることができて、本当によかったです 心の中でそう呟いて、彼女を見送ったのだった]
―回想/集会所/容と―
(251) 2017/11/27(Mon) 00時頃
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容は江津子を庇うのか、厄介だな。
下手人を探すつもりもあるらしいし、あまり動かれると君達はやりにくくなるのではないか。
先に容を始末した方がいいのかもしれんな。
[ぽつりと呟いた声が2人に届いたかは分からない。]
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[石動の言葉が強まっていく>>253 それが殺意へと変わっていくのも感じ取る 彼の弟である錠と、下手人であれば互いを殺すと交わしたことも、何かの因縁なのだろうか]
そうですね 疑わしい人を殺すのがこの因習であり、 私もそれに、従うつもりです 石動さんの行動を、決して否定はいたしません
[ただ……と口にし向かう手は、その腰へ、 数多の命を啜い続けた、丞に研ぎ澄まされた凶器]
覚えない罪で殺されるほど、私は達観してはおりません 殺すというのなら、それなりのお覚悟を――――っ
[腰の鉈を、一思いに抜き放とうとした刹那]
(266) 2017/11/27(Mon) 00時半頃
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[聞こえてきた容の叫び>>255 力を込めた凶器は、鞘から僅かに刃を見せたところで、 ぴたりと止まる
続けられ、自分にも話された内容>>256 おそらくは、危険を賭した、告白
強いですね 優しいですね けれど、それらは口に出すことなく]
……この場は、いかがいたしますか
[腰の鉈に触れたまま、石動に問いかけた]
(267) 2017/11/27(Mon) 00時半頃
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エツコは、石動の言動>>268に、鉈の柄からゆっくりと、その手を放していった
2017/11/27(Mon) 00時半頃
僕の疑いが晴れるのは嬉しいですね。
容さん……間の悪い人だ。
江津子さんは、状況的にも頼りになる女性です。
どちらも早めに潰しておきたいのですが
僕は動けない
江津子さんは殺せない
なら、お手数ですが、先生にお任せするしかないでしょうか。
[ミナカタの言葉を経て、ススムはそう結論付ける。
石動に頼みに行く頃には、彼の中でも同じ答えが出ていたろう]
私に動けという事ですか。
いいでしょう、江津子さんの殺害なんとかしてみせましょう。
どうせ彼女が死ななければ疑いは何れ私の方へ向く。
[言ってはみても気は思い。
問題は江津子をどうおびき出すか、だ。
これは一緒に見回りをするらしい教え子になんとかしてもらうしかない。]
江津子さんは、僕らと一緒に居ます。
出来るなら、手にかけたい処ですが……
容さんの方が、きっと始末しやすいと思います。
[できますか、先生
と。
刃を向ける先をやんわりと訂正する*]
容なら一人でいるだろうから。
それなら恐らくは大丈夫。
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そうですね…… 私も、頭を冷やさなければなりませんね みっともないところを、大変失礼いたしました
[鉈の柄から手を放し、今のところは、と、 去り行く石動>>268に深く首を垂れる 鉈を抜こうとした仕草は、彼にどんな思いを宿らせたのかは分からないけれど]
容さん……申し訳ございません 安心してと言っていただいたのに、 私も、少し冷静ではなかったのかもしれません
[頭を下げていた>>256容に向けて微笑みを送り]
先ほどの言葉>>165とあわせて、 2度も救っていただき、ありがとうございました
[距離は空いたままだったかもしれないけれど、再度、頭を下げたのだった*]
(283) 2017/11/27(Mon) 01時頃
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有難う御座います、先生。
……これで、僕の疑いは晴れるし
目撃者は消えて
女がまた一人、減る。
良い事ばかりですね。
[食事を世話してくれた記憶を忘れているわけではない。
けれど、あれは巫女の姉だ。
家畜の群れのなかの一匹に過ぎない]
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―その夜が来るならば―
[このまま何事もなかったならば、 その夜、江津子は集会所の周辺を、鉈を腰に下げ見張っていたことだろう 力になりたいと言ってくれた進>>199や 付き合うと言ってくれたリツ>>261は、どうしたか 江津子は同行までもは求めるつもりはなかった>>158けれど、 一緒に来てもらえたなら、とも夜を見張ったかもしれない
五感の衰えた自分の元に、夜の闇が覆いかぶさる*]
(291) 2017/11/27(Mon) 01時頃
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