52 薔薇恋獄
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こっちの台詞。
[にへらと笑って、むしろ心配な背を見送った*]
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…どこまで?
[きょとん、とした眼で見る。 そして、ややあって思い出すも]
あっちの方が印象強かったですから。
[と、苦笑する。]
あと、苦しそうにも見えました。
[静谷センパイの様子>>521に、 何か言ってはいけない事を言ったのだろうかと心配になる。]
あ、いえ。 ……こちらこそなんか、すいません。
[邪魔したな、と言って出て行く姿>>538に、謝罪して。 静谷が出てから暫くして、自分も音楽室の外へと出て行った。]
(592) 2011/05/19(Thu) 21時頃
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…ん?
[音楽室から出たところで自分の部屋の前でぐだぐだしている人発見。]
…石神井センパイ。 蓮端センパイとまた何かあったんですか?
[ボソッと言葉が出た。]
(598) 2011/05/19(Thu) 21時頃
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今は中に入る用はないので大丈夫です。
[色の薄い眼からの視線を受け止めながら、動こうとするのを制そうかと。]
…何かあったんですね。
[何か、までは分からないものの、ごちゃごちゃしてるような気がした。]
(605) 2011/05/19(Thu) 21時半頃
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あー、ありがとうございます。
[現れた桂馬センパイ―と懐中電灯―に礼を言う。]
俺とではないです。 もしそうなら、高価買い取りします。
[そも沸点高いだろ、との突っ込みは可能。]
(611) 2011/05/19(Thu) 21時半頃
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[恐らく中にいるであろう同室のセンパイと目の前にいるセンパイの関係性は分からないが、何故か焦れったい。]
………センパイ。
[中にいるであろう同室のセンパイと目の前にいるセンパイに呼び掛ける。]
ずっと現状のままでいたいんですか? 今の曖昧な関係のままで。
[その言葉は自分にも突き刺さる。 だけど、それを表に出すことはない。]
(626) 2011/05/19(Thu) 22時頃
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[花を輝かせる、想いの強さ。
ひとつひとつ、余す花無く感じられるすべてに。
誰かの遺した、想いの欠片がきらきらと眩く胸を刺す。
只中に居ると、今感じている痛みが、花々から感じるものか、雨によるものか、分からなくなる。
このまま、薔薇のいたみに埋もれて、千々に散っていきそうな感覚]
っ、
[ぶん、と頭を振った。
いけない。
今は、引き摺られかけたら声を掛けてくれる相棒は居ないのだ。
しっかりしなくては。
その相棒は、自室で蘭香にもふもふされて気分の良いとこを。
闖入してきた調音に、警戒真っ盛りなのだが、知る由は無い]
……なにか、
[ともかく、何か。
引き摺られないように、生きていることを実感できること、考えなくては。
いきて、そう雨の中呟くくちびるに、気づけば指先は引き寄せられて]
っ、
[ひた、と触れれば、はっと我に返る。
何してるのだか、こんな所で。
雨は酷いが、誰が見ているとも限らない。
意識を戻すには過ぎるほど強烈な思い出に。
慌てて指を引けば、一輪の棘に引っ掛かった]
[克希の失踪と、日向が無関係だとは思わない。
けれど、暁とやらが関係しているとして、彼女が悪意を持って彼をかどわかしたとも、思えない。
理由が断定できないうちは、何かを幽霊の悪意のせいじゃないと考えるのは、癖のようなものだけど。
怪談だけが彼女の全てでは無いだろうと。
すこしでも、話を聴いて何か、してあげられることがあるなら、してあげたいと。
今でもまだ、思っているから。
彼女の足取りを辿る何かが、それか克希の行方を探る何かが、ありはしないかと、雨の中、薔薇の砂漠に立ち尽くした]
―2階・耀と珀の部屋―
[鍵をかけてため息一つ。そこに声をかけられ、飛び上がりそうになった。羽根音に目が開き、腰を抜かしてへたりこんだ]
ぅ あ
き、こんにち…わ
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あー、じゃぁ焼きそば持って来ましょうか? 4人分。
[なんて、桂馬センパイに聞いてみた。]
(638) 2011/05/19(Thu) 22時半頃
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―― 自室 ――
……?
[ゆるり、首を傾げて。
へたりこんでしまった後輩に近付き、手を差し伸べる]
大丈夫?
なんだか、逃げてきたみたいだったけど。
どうか、したの?
[焦って鍵までかけるほど。なにがあったのか、と]
[胸にかき抱いていた服は床に散り、手に残ったのは棒付きの飴だけ]
………な、んでも……
[言葉が続かず、強く唇を拭った]
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[不穏な空気を察して、おろり。 栖津井センセイの声>>645に気づけば]
あー、持って来てますよ? 電波が入るかどうかはわかりませんが。
[殺虫剤も家庭の医学も出ますよ。]
(656) 2011/05/19(Thu) 22時半頃
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本当に大丈夫……?
何かあったの?
体調、悪いなら。
しばらく休んでいったらいいよ。
[何があって、その胸中がどうかなんて全く知らないから。
本当にただ心配そうに]
[差し出される手に自分の手を重ねた。立ち上がれそうにはなかったから]
…お、れ
ばかな、こと
あ
い
[言葉がなかなか、でてこなかった]
キスを、あ、………
[ぽつと泪が溢れた]
|
[とりあえず、この状況の中でラジオを探すために部屋に入るべきか迷う。 でも膠着状態なのは良くない、と思い直し]
すいません、センパイ。 中に入ります。
[と、声をかけて部屋の中へと入り。 ラジオを一つ取り出した。
部屋の中にある鞄の中身は摩訶不思議。]
(671) 2011/05/19(Thu) 23時頃
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ばかな、こと?
[上手く紡がれない言葉をなんとか拾おうとして。
手を取ったまま、自分もしゃがみこむ]
……きす?
[そうして聞こえた言葉に、目を丸くして]
先輩が…してて、なんか
いらっときて…俺…僕も、し、た
ば、かだよ、なん、で…
[ぎゅうと拳を握る]
気にするなって、それ、なかったって、なしに、
あ、
ぃや…もぅ、わかん…
[内緒にすると言ってしまったから。
でも。苦しくて、吐き出したくて。
人の名前を挙げずに、あらましを告げた。
掠れる声、途切れる声に、どの程度伝わったかは分からないが。
時折唇を手の甲で拭い、残る感触を誤魔化した]
うん、大丈夫だよ。
ちゃんと、聞いてるからね。
落ち着いて、ゆっくり話してくれていいんだよ。
[優しく労わるように。
そっと相手の背を撫ぜながら。
ぽつり、ぽつり。話す相手の言の葉に耳を傾ける]
[そうして聞き終われば。
今、ここにいるメンツを考えて]
そんなに、気にしなくても……大丈夫、なんじゃないかな。
[例えば、女の子との、キスとか。
そういうのなら、色々とあるのかもしれないけど。
だって皆男だし。仲間だし。
ちょっとした、過剰なコミュニケーションみたいなもの?と。
自分も抱えている気持ちも理解できていない蘭香は無責任にそう告げる。
相手の名前を聞いてないからこその、反応なのだろうけれど]
無茶してないだろうな……。
[寝入ったことを後悔するのは、彼が無事か直ぐに判らないから。
中庭に行くといっていたけれど、無茶していないといいと切に願う言の葉は、音にはならない。]
|
はい、センセイ。
[ポン、と栖津井センセイに持ってきていたラジオを手渡した。]
(696) 2011/05/19(Thu) 23時半頃
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好きだって!
……言ったのに
気にするんなって、同じこと、言うんだ…ね
|
…あれ?
[雑音ばかり聞こえるラジオ>>700に首を傾げる。]
(708) 2011/05/19(Thu) 23時半頃
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[相手の大きな声に、そしてそれ以上に真剣な声色に、びくりと驚き。
ごめん、と言ってから。
相手を刺激しないようにゆっくりと声をかける]
好きって……えっと、ここでの、話だよね?
……今ここにいる、誰かの、話なんだよね?
[百瀬の話すそれは、言ってしまえば恋の悩み。
でもここにいるのは全員、同性。
だから、心配になって。そう確認してしまう]
[小さく頷く。そうして、はっと顔を上げた]
…ぁ、ない…しょ で
だって、これ、そういう…でしょう?
キス、したいなんて
それとも、…誰とでも、出来るもんな、ん?
合宿前、とか。
来たばっかの時、とか。
百瀬君、車酔いしたの除けば普通だったから。
ここに来てからのことだって、なんとなく分かるよ。
[それでも男同士で……というの以前に、そういった感情自体あまり分からないせいで確認してしまったけれど]
……ごめん、ね。
僕、誰かと付き合うとか……好きになる、とか。したこと、ないから。
なんて言ってあげればいいのか分かんなくて。
役に立てなくて、ごめん。
[キス。
子供の頃に、とか。家族と、とか。
そういう事しか、知らなくて]
|
どうぞどうぞ。 一応、防水用ですから。
[と栖津井センセイに返して。]
……外の情報、取れませんか。
[駄目、との単語が聞こえればそう言葉が漏れた。]
(715) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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