人狼議事


270 食人村忌譚

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視点:


 あーあ。
 やっぱりまた増えてるのか。

[盛りの家畜は増えるのが早い。
鼠よりはマシだが、と。
草を潰す音に力が籠る。

やはり早く年頃の女は潰しておかないと。

さてどうするか、と意識は明後日。
そぞろで作った調合の量が間違えていたとしても、
石動が弟を食べる日が近くなるだけだ**]


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 01時半頃


[其れは完全にススムの失態であった。

牛の舌を味わう事で
不味い人の肉など矢張り不要だと
決意も新たに先ず向かった愛理の元
その辺の農家から持ち出した鉈を手に夜着姿で
夜這いでもかけるかのようにそっと、忍び込んだ

眠る彼女へ、一振り。
峰の方で頭部を殴って目覚めぬようにし
倒れた彼女の首を刃の方で掻き切った。
すっぱりと割れた首の皮の間から、どくどくと血が流れ
床に溜まってゆく

命を奪うというのは
思ったよりもあっけない]


[彼女を吊るそうとしたところで
この家に、丁度良い縄が無い事に気が付いた。
これでは上手く解体出来ない。
出来るところまで、と足先から刃を入れ皮一枚剥ごうとしたが
肉と皮の境目を綺麗に削いでいくのは至難の業だった。
足首を超えたあたりで、下脚の肉に刃が食い込んでしまった。

皮を剥ぐのはあきらめ、一度鉈を引き抜いて
頭部を切断しようとする。
何度も何度も首に刃をふるい、漸く胴体から離れた頃には
随分体力を奪われてしまっていた。
これ程力のいる作業を、江津子はこなしていたのかと
改めて知る事実が一つ]


[満足な血抜きもしないまま、愛理の衣服を切り裂いて
内臓を取り出そうと、後肢を開き
陰部をあらわにして、鼠径部からゆっくりと力を込めて
臍へ向けて刃を入れる。
仔を孕ませる子宮から、摘出しようと思ったのだ。
腹の皮をぺろりと捲ったその向こうに
望む部位があった。
けれどススムには、其れが”そう”である確信がない。
何より灯りを付けぬ作業では、これ以上進めるのは困難だ。

知識だけを手にした初めての解体は
その時点で断念する事になる]


[僅かな落胆はあったが
これから始める殺処分の一人目を終えた事への満足感はある。
次はもっと準備をして、うまく捌いてみせよう。
失敗を糧に、成長すればいいと
反省を胸に、汚れた衣服のまま家へ戻る。
転がった頭と、下腹部を割いた胴体を放置して。

脱ぎ捨てた衣服に使った鉈を包んで、炉の中へかくしておいた。
夜着が無くなってしまったが、致し方あるまい。
次からは汚さぬように気を付けなくては

身体にこびりついた血を水で洗い清め
寒さに身を震わせながら、薄い布団に潜り込んだ。

ススムはすっかり忘れていた。
己にとっては理由のある殺人が
家畜共にとっては、禁忌に触れてしまう事を**]


【人】 発明家 源蔵

――  帳面  ――
 当月

   愛理殺さるる
    娘の家宅 首落ち胎裂かれし死体あり

    老翁 人をして数人を集わしめ
    その下手人たる輩見つけ許し与えんを命ず

(27) 2017/11/25(Sat) 18時頃

【人】 発明家 源蔵

―― 翌日:源蔵宅 ――


   そんで 俺かい

[今朝方の村には喧騒があった。
気の触れたような女の、家。
まだ死にとおいはずのそこで、食になるべき肉が生まれた。
男の家に使いの者が現れ、召集を告げる。
硝子板の奥で皮肉気に瞬き、わらい、
筆と紙束を手に取った]

 ―― 別に 行かねえってこたないよ
 何考えて俺を呼ぶだかわかりゃしねえが 
      ……いや、温情てこともある、行くとも

 下手人たりうる奴を集めてるんだろ
 どんな面がそろうか 見物じゃないか

(28) 2017/11/25(Sat) 18時頃

【人】 発明家 源蔵

―― 集会所>>29 ――
[そこに集った面々がすべてかは知らず、
男は一つ一つを眺め、また、つまらなげな息を吐いた。
いくつかの姿を認め、視線がとどまり、息を詰めたがそれはそれ。
翁の語るが進めば男は視線を戻し、
筆を執り、>>27数行をそこに記した。]


 ……、江津子さん>>31
 俺も手伝おう 勝手場の戸を開けるくらいはできる


[江津子の声かけに筆をおき立ち上がる。
「戸を開けるくらいは」――などと口にはしても、
運ぶに一助となることだって、勿論のこと、可能だった。
身丈の意味での適任はほかにいようが、できないことはない。運ぶ立候補者がいれば、宣言通りの「露払い」となるが]

(32) 2017/11/25(Sat) 18時半頃

【人】 発明家 源蔵

――  炊事場への道中   ――

 俺らで食っていいというなら、
 混じる下手人も愛理を食うことになる

 せめてあれの死出のみちと転生を祈ってもらおう


[道中が幾人であれ、男はそんなことを口にしながら
運び、あるいは扉をひらき。
「儀式」に用いられることもある集会所、
解体、腑分けに適した作業台へ肉塊が運ばれる]

(33) 2017/11/25(Sat) 19時頃

【人】 発明家 源蔵

 ――……これもやわかいおんなだ
 誰ぞが食いたがる部位も、食い方もあるだろうが、
 希望のなかったところは
 つみれにしてもらってもいいだろうか
 

[「俺がそう食いたい」と、ごち。

また、大した手伝いにはならないが、と
断りを入れつつその後の作業に指先を浸さんとして*]

(34) 2017/11/25(Sat) 19時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 19時頃


[茣蓙の中身を確認しながら理由を探す。

俺が選ばれた理由。

不穏な心持を勘付かれたか、それとも
秘密裏に始末してくれると思ったのか。

どちらでも構わない。
大っぴらに家畜を処分出来る理由をくれたのだから。

出来ればいない事を願ったが、
大変覚えの良い2人の顔を見つけて思わず苦笑する]

 狙いは良かったな。

[視線が止まったのは早々に人間と家畜の違いに
気付いた人間へ。
唇だけだったがちゃんと解を出した男に
向ける視線は誇らしげで、眉間にも皺などあるはずもない]


 ま、少しばかり派手な騒ぎになったが。
 大っぴらに屠殺出来るようになったと
 前向きに考える方がいい。

[だが男たちも出てきたのは面倒だな、と
呟く中で、そうだと今更のように声を挙げた]

 これ、お前が殺った、で合ってるだろう?

[今更、今更の答えを求めて向けた視線。

少しずらして兄弟で呼び出されたその兄へも視線を向け]

 もしかしたら、願いが叶うかも、な。

[だとしたら。どうする?と目で意思を探る*]


[愛理殺害と聞いて真っ先に思い浮かんだのは昨日の教え子との会話だった。
村を滅ぼすと言っていた。
まずは孕む腹を持つ女からとも言っていた。
そしてそれに提言したのは己だ。

あの時、何気なく愛理がいいのではないかと言ったのは確かに私だ。

だから彼は愛理を殺したのだろう。
村を滅ぼすといったその言葉のままに。
何故、死体を隠さなかったのかと責めたい気持ちはある。
だが手を貸すと言ったのは嘘ではない。

どうやってここから抜け出すか。
それを考えねばなるまい。]


 

[疑われれば殺される、ならば殺したい相手へ疑いを向ければいい。]
 
 


[いかに自分から、教え子から、そして弟から疑いを逸らし。
そして集会場を脱して安全を確保すればいいか。
考えれば考える程に分が悪いこの状況を抜け出す方法。
それを考え、やり遂げなければ。

目まぐるしく脳内を思考が巡る。
最悪、自分が疑われて殺されるのならば。
その時は教え子だけでも逃さなければ。

弟は、私が死ねば死ぬ、そうでなければならない。
だから今考えるべきは教え子の安全確保*]


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 22時頃


【人】 発明家 源蔵

[昨日の、箱に収まった甘露煮>>1:153
温かさがうすれたそれは、舌にやわらかな甘みを乗せた。かすか頬が緩んだとて、一人の縁側、見とめるものはいない。
弁当箱を返さねば、と過った翌朝は>>28使いの登場で崩れた。

やはり、これが食べるべきだったかもわからないな――

江津子の声かけに答えた鬼>>40の腕を見て、
喉を過ぎていった甘みを少なからず思い出した。
土を耕す痩せぎすの、牛蒡の手。茣蓙から枝垂れた腕とどちらが細いか。] 
 
 では ……、すまないが力仕事は頼んだ
  愛理も俺に地面を引きずられるは嫌だろう
   
[>>49ほかに声が上がるなら、その声の持ち主に、>>32少しく留まった視線を思いだし、眉根を寄せ、けれど人手があるに越したことはない。なにしろ解体は力がいる。運ぶ際、枝垂れ腕の床に痕を残す懸念がある小男より適任なのは傍目にもわかる。*]

――  >>31>>32>>40>>49  ――

(57) 2017/11/25(Sat) 22時頃

【人】 発明家 源蔵

―― 炊事場 ――

[>>34手伝いを申し出はしたが己よりも適任がいる>>56
要望が通る様子に、]

  巫女様の手を煩わすのは、
 ……ああ、いや、 ……お願いします

[一度止めかけたが食い下がるでもなく。
その解体>>56は江津子の業も見れたろうか
肉を分け入って白々とした骨をさらすのを、
粒々とした黄色の脂肪がのぞくのを、硝子板に映すことは。


ひとまず小さいといえどもその場の
足を引っ張らないよう数歩足を引いた先、
>>42運び手でもあった鬼]

(63) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 発明家 源蔵


 …… あれもあんたの手塩にかけたもんかい

[野菜作りよりも、研ぎ師としての印象の強い男に、
昨日まで生きていた肉へ差し込まれる刃物を指して]

  きれいなもんだが、
  あんたは肉を切らなくていいのか

[などと、といかけをひとつ*]

(67) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

源蔵は、調理場が十分なら食卓の用意もおこさねば――などと思いつつ*

2017/11/25(Sat) 22時半頃


[願いが叶うかもなどと。
どうしてこの状況でそんな呑気な事を言っていられるのだろう。
だから探るような問いかけるような視線には呆れたような視線で返した。]

 願いが叶う前に死んでは意味があるまい。

[迂闊に聞かれたら即座に罪人として吊し上げられてしまうだろう。
故に密やかにぽつり、と呟いた*]


【人】 発明家 源蔵

[見上げた、年少じみた男の視線。
距離があるものでもなく下がった鬼の眼>>74
受け止めるは硝子板の内側で。]


   ――…… 鬼にも親の顔ってやつだねえ


[「切らなくともわかる」それは世に送り出りだしたあとの、親の、子を思うが様にも伺える。
この村で“男親”で担う役割などほとんどないだろうに、相槌にそんなことを口にした。]

(81) 2017/11/25(Sat) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

 ――これぁ、あんたの刃物と、
 あそこの女衆の手際に惚れたが言うけどな、


 時折、あれで切らりゃあ、肉もあたりまえ骨もそうだが、
 もっと  もっと、なんぞ、 
 肉のうちにあるやわこいもんまで、
 すっぱり、いきそうに思う

 江津子さんの振り下ろすときなんぞ、特にな


[にわかに言葉の具体性は薄れ、
硝子板の奥の視線は解体さるる女に向かう
気の触れたような、憑かれたような様相で歌を口ずさんだ女。
―― 記録に残すに能わぬ言葉は少しく、常と様相が異なる。
望むがような、焦がれるがような音を言葉の響きの舌にのせ]

(83) 2017/11/25(Sat) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

[それからまた、ふ、と視線を持ち上げた]

  あんた、

  弔いのためでなく刃物ふるうつもりはあるのかい

[突如切り替わる質問は、]

 ―――― そんな はものでも、まだきれいなもんかい?

(84) 2017/11/25(Sat) 23時頃

源蔵は、問いの内容に反して柔らかな響きのまま*

2017/11/25(Sat) 23時頃


[呆れた視線が飛んでくる
ぽつりと呟かれた心配事に、
この状態を好機としない慎重さに
俺の方が呆れてしまった]

 動けるときに動かないと、機会は二度と訪れない。

 願いが叶う前に死にたくないなら。
 願いを邪魔する奴を殺せばいい。

[さすがに声高に宣言まではしないが、
こんな事態を利用しない手はないのだから。
俺の声と彼の声の質が違うのは仕方ないだろう*]


[集会所に見えた男の声。
間違ってはいなかった、と僅かに瞳を細めた。
失策ではなかったのだ、と安堵した貌]

 ……理由のある殺人なのに
 死体を見ても、理解されないのは、
 彼らが人間の理屈にたどり着いていないから

 可哀そうな皆
 生かしておく価値はありませんね。

 僕の、初めての解体は失敗しました。
 でも、初めての間引きは成功しましたよ。

[問いかけに応える貌は、優等生のよう
少しばかり、周囲の人間を下に見る風も滲んだ。
先生は何故浮かない貌なのだろうと、思いもしつつ*]


 邪魔者を殺すというのなら。
 まずその邪魔者を見極めて殺さなければ。

 私としては疑われて処刑されるのは避けたい。
 ですが公然と殺せる機会でもあるので、誰かに疑いを向けたいと思います。

 誰がそれに相応しいか考えねば。
 現状私は疑わしい方に傾いているでしょうからね。


[進の目が細くなり、貌は明らかに安堵を浮かべる
人間と家畜の違いに気付いた時の様に
祝福したいが、この場で出来るわけがない。

だから満足げに頷くだけ]

 どんな殺人だって理由がある。

 ただ殺してみたかった、すら立派な理由。
 死んだ肉に群がる姿……昆虫か豚のようだ。

[初めての解体は失敗した。
江津子の刃物捌きが一層それを浮き上がらせる]


 机の上や頭の中だけで完璧に出来るわけはない。
 こればっかりは経験の差が出る。

 それよりこれで1つ。
 群れの絶滅に近付いた。

[進が認めた成功と失敗は素直に俺も認めよう。
だが彼はまだ若い。
吸収する伸び代は誰よりもあるだろう。
だから幻滅などするわけもない]


 邪魔者?
 ……この村全部、って言ったらまた頭を抱えるんだろう?

 有象無象の集まりの場合、1つ2つ支えがあると
 それに集まり結束する。

 それを崩せば蜂の巣を突いたような騒ぎになるから
 それに乗じて、と言いたいが。

 頼りにするとしたら……年長か。

[野生の群れは群れの中心の雄を殺しただけで
まとまりがなくなる]


 勘付かれて争えばこっちも怪我しそうだしな。

[刃物の扱いに慣れている江津子や丞を暗に指しながら。
逆に彼らだけを生かして若いものから屠っていけば
群れはどうなるのか、少しばかり気にはなったが
混乱を避けるように口には出さなかった]

 あんたは迂闊な事を言いやすいから気を付けな。

[昨日で十分判っただろう?と
忠告しつつ、さて俺は誰に狙いを定めようかと
眠気など吹き飛んだ頭で獲物を探す*]
 


【人】 発明家 源蔵

[>>90問われれば眉間にしわが寄る。]

 らしくねえのは承知の上だ、……――

 内腑でなくてな、
 もっと どこにつながるかもわからんなにかだ
 
 前の生まれの悪いことやら
 次に生まれるときに そんでもなお持ってるもんだ


[宿世の業、後世にもちこまれるもの
それらを言葉にするのは能わず、ぐずる子に似た仕草で首をふり]

(104) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 発明家 源蔵


そんなんを、あんたのもんなら切れると思える
脳みそのしびれる鈍色だ、あれが分け入ればなんでも、なんにもなくなるような、……――俺もたいがいなことを喋っているな。あんたの、おにの名前に 惑わされたか知らん

[ふ、とわらい捨て、息を吐く。
一呼吸のうちに、いましがた口にしたことをも吐き切るようにして、気を変える。]

(105) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 発明家 源蔵

 罪を雪ぐにゃ、誰だって下手人を殺してやるだろ


[>>94言葉の意味すら腑分けし 解剖するそれへ
首肯と訂正を混ぜて]

 その途中で、違うやつを疑うかもわからん
 俺を疑うやつもいるかもわからん

 ――そうなったときに、殺すでも、死ぬでも、
 あんたの刃物がいいと思ったからな
 良いを汚すは忍びないが作り手のお墨付きをもらった
 心置きなく使える

(106) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 発明家 源蔵

[まあ ふるう機会が本当にあるかはべつだが。

とは会話の終わりを伝えんがためのもの。]
 

 柄でもねえこた 言わんほうがいいな
 腹がむず痒くてかなわない

 つみれも出来上がる頃合いだろ
 あんたも弔いの用意に行くといい

[と、肉を運んだ際の汚れを示した*] 

(109) 2017/11/26(Sun) 00時頃

 年長者、特に聡い者は厄介だろうな。
 それに当たるのは私から見れば薬師殿なわけだが。

[迂闊な事を言うな、と言われてしまえば口を噤まざるを得ない。
ちらりと多少恨みがましい視線を投げるもすぐに視線を逸らし。
同じように様子を眺めている。

皆誰を疑っているのだろう。
様子を見ている限り、誰の事も疑えずにいる、そんな感じに見受けられる。
何か一押し、事件でも起きれば状況は動くだろう。
そんな事件をどう起こそうか、それが問題だ*]


[経験の差。
そうだ、自分は其れがまだ圧倒的に足りていない]

 ……昆虫や豚と、僕は違う。
 次はもっと、うまく出来るよ。 
 失敗の原因を考えて
 次に活かす事が出来る

[それから、こそりと教師と薬師の話を聞いた]

 年長、支えになるモノ

[なるほどと、江津子を思い浮かべた。
聡い年長者、というと後は石動とミナカタ。
後者は有り得ないと候補から即座に外した]

 じゃあ……江津子さんかなぁ


【人】 発明家 源蔵

[>>121ぞんざいな物言いは、
本心からそう思ってのことだろう。]


 俺の渾身の口説き文句だぜ
 おざなりにあしらいやがって、金輪際聞かせてやらん
 

[そのあしらいにふさわしい軽口で幕をおろさんと口にする。
宿世後世。生きる前と死した後。
そこに業の続かぬことを――と愛理の躯にも、
憑かれた顔をした母親の右手の平>>0:153にも思いこそすれ、己自身の断ち切るを願うは少し異なる。]

(136) 2017/11/26(Sun) 01時頃

【人】 発明家 源蔵

[鬼が誉め言葉になるか、と
眼鏡の奥で一二度、瞬きを重ね
その間にも網膜に移るは>>124まさしく幽鬼じみた姿。
 切らるるべく肉もない、骨ばかりの目立つ、食いでのなさそうなそれ。
笑う顔に、少しく抱いた驚きがあれども、]


 ―― ……口説かれてくれるたぁ おにも優しい
 遠慮はしないぜ、後払いもなしだ…… これを 


[「頼めるか」との言葉とともに、
 差し出されるのは子供の手に収まるほどの短刀。
 古いそれはもっぱら紙を断つのに使われていた。
 袂から出されたばかりの刀は男の体温がのっていて、
 けれどすぐに冷え、
 >>126受け取られる手の、血濡れた掌にのる。] 

(137) 2017/11/26(Sun) 01時頃

【人】 発明家 源蔵

[その場から、おにの立ち去るを見送る。
地獄に帰るでもなし、
あの鬼の居場所はこの村だ――であれば地獄はこの村か]

 あんたが斬られる時にゃあ、
 業はきられずにいてほしいな
 一度の生きた死んだで終わらせるに 鬼の腕は勿体ない


[あの腕が、こうして集会場に集められていることは
ありがたくもあり惜しくもあった。
ごちる言葉はもう届くまいと知りつつ、
知っているからこそ、続き、]

――――……

(145) 2017/11/26(Sun) 01時頃

【人】 発明家 源蔵

 そんでも、人を殺さぬままの鬼がいるかい
 人に殺されぬままの 鬼が いるかよ


   本当に、本当の鬼になったら、
      あれはいったいどんな刃物を研ぐろうなあ

(146) 2017/11/26(Sun) 01時頃

【人】 発明家 源蔵

[それは果たして墨に残されるのか。
 たとえば、己の死んだ後で。

残されねば、誰が語り継ぐか、この村に鬼がいたこと。
 伝え語られる御伽話のように、寝物語として、
 褥に影添える幽鬼がいれば面白いことだろうに、と。
 玩具じみた眼鏡を押し上げて、次に進に渡す>>1:216
 鬼の話にしようと。そんなことを続けざまに浮かべて
 ――けれど渡せるのかもわからないことに気づき
    男もその場を後にすることにした*]

(147) 2017/11/26(Sun) 01時頃

 やれやれ。
 目撃者がいるとは面倒だな。

 しかも江津子さんの確実な味方となれば。


 どっちも厄介だな。

[容の身を抱きしたのは、苦虫を潰した表情を見せない為。
この面倒ごとは2人に知らせなければなるまい**]


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 01時半頃


【人】 発明家 源蔵

―― 炊事場から離れ ――
[男も研ぎ師も炊事場から離れたのは
>>122石動の来る前のこと。
炊事の音の合間に会話、
それがどこまで支度をする巫女に届いていたかは知らねど
そうそう近い距離でもない、
炊事場からまだ離れていなかったことも知られていなかったのかもしれない。

愛理の肉の先導した道
そこを歩くは、つい先ほどの>>77言葉を想起させる。]

(150) 2017/11/26(Sun) 01時半頃

【人】 発明家 源蔵

[『どんな思いで 召し上がるんでしょうね』
『記録の中に、記されてはいませんか』

 難しい問いだった。
戸を開きながら、あのとき返したのが]


「今回が、初の記録になるだろう」――なんて、

……本当に帳面にしるすかもわからないものを
よくそう答えたもんだな

[一考すべきか などと足を止め*]

(151) 2017/11/26(Sun) 01時半頃

源蔵は、エツコの言葉をしばし思うなどし*

2017/11/26(Sun) 02時頃


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 02時頃


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 20時頃


【人】 発明家 源蔵

―― 集会所: 縁側にて ――

[>>149>>156江津子の手によって
串にささった肉や、椀物になった愛理が配られた。
男もそれをあやかって]


 巫女様や女衆にばかり働かせちまった
 できることなら、なんでも言ってくれると助かる 


[江津子の性格だ、こう言われても用立てを言いつけることはないかもしれない。逆に気を遣わせて、この身丈でできる範囲のささやかなものを――錠とともに肉を炙ったことはしらなかったが――いつか言わせてしまうのかもしれないが、それはそれ。何も言わずに受け取るのも座りが悪い。

そうして男の手には、希望した通りのつみれがあるのだが]

(172) 2017/11/26(Sun) 20時半頃

【人】 発明家 源蔵

[少し惑うたように、持ち上げ、
おろし、――――まあ仕方ないか とでもいうように
眉根を寄せながら口に含んだ。

火の通った肉は、囲炉裏で焼いただけあって
かすかに炭のにおい。歯を立てたそこから脂がにじむ。
年頃の娘相応、焼かれた後も柔らかな肉から、
鶏のそれとも豚のそれとも異なる、独特の匂いがはなに抜ける。

――、ん、 と詰まったような音を鳴らし、
肉をつみれの汁と一緒に飲み込み]

(173) 2017/11/26(Sun) 20時半頃

【人】 発明家 源蔵

[まるく形作った すね肉捏ねた肉団子をかじる。
やわらかに結びつき、膨らんだ肉の合間に
ほとんど透明な軟骨が覗き、
こりゅ と音を立てた。
ぬける生姜が、季節を添える。

希望通りだ。
男の眉根が すこしゆるんで、]

(174) 2017/11/26(Sun) 20時半頃

【人】 発明家 源蔵

 ――……  う˝ ぇ   

[安堵も刹那、
かみ砕いた肉と汁が 食道を戻る。

とっさに抑えた右掌、指の合間から、滴り]

 ……、……

[さきよりずっと 顔がゆがんだ。
男の左手があたりを移ろい、探すが、目当てのものはない。
>>1:159薬湯に用いるそれは、自宅に置いてきたまま。
玩具じみた胃の腑は、薬なく、物を入れるに能わなかった。]

(175) 2017/11/26(Sun) 20時半頃

【人】 発明家 源蔵

[人を殺す ―― という禁忌。
その“常識”を破ったものを、実行者を探す場で

弔いのものを口にする“常識”を果たせないというのなら
それは、手がかりのない暗中で、
 後ろ指さす行灯になることもありうる話だ。

それをわかっているから、男は、
わかっていて、それでも、]


        ――        っ


[こみあげるものを押し込むには、手も、胃の腑も、玩具めいている]

(176) 2017/11/26(Sun) 20時半頃

【人】 発明家 源蔵

[水音とともにこぼれた幾何かは
眼前の地面に落ちて、じわじわと面積を増やした。

椀と、串と、
汚した手を見る男の呼吸は、荒いまま*]

(177) 2017/11/26(Sun) 20時半頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 21時頃


【人】 発明家 源蔵

――  集会所:縁側  ――

[口を覆った手から零れる、溺れるに似た音。
>>182背をさすられるにも、>>183言い置かれるにも、
返すべき礼は咳こむ音に溺れて言葉にならなかった。

視界にある花柄の割烹着を、
汚れていない手に預かり――汚すに忍びなかった――
言葉を返せたのは、
彼女――容の戻り来てから、ようやくのこと]

  、    っ、  ふ

   ……ぅ まん、 汚しては、ないと思うが

(190) 2017/11/26(Sun) 22時半頃

【人】 発明家 源蔵

[割烹着から手を放し、水の入った椀に手を伸ばす。
口を濯ぐよりさき、口を覆っていた右掌へながし
 その水は、>>183容の視線も落ちた先、
      愛理のかけらを押した]


     ―― ―― 愛理を、はきだしてしまった


[男の次いだ言葉も、同じものをさししめした。
「弔いのものなのに」と繰り返し*]

(191) 2017/11/26(Sun) 22時半頃

[臭い、まずい、固い。
男よりは幾分柔らかい女の肉とはいえ
完全な草食でない人肉の味など知れている。

可能な限り小さく噛み切って
舌の真ん中に乗せ、そのまま空気と一緒に丸のみにする。
そうする事で味も硬さも感じずに済む。
鼻から抜ける臭いだけは、どうしようもないから
何度も何度も手を休める。

苦痛な時間、ススムは次の得物を見定めていた*]


【人】 発明家 源蔵

  あれは俺に 食われたかないんだろう

[せき込む音の合間、
そうつぶやいたのは軽口のつもりで
>>197口早な容の背を追いかけはすれど、
皮肉な冗句と示す口元は、受け取った椀に隠れれば、
見えはしないままだったろう。
硝子板の奥、虚ろげな視線は去っていく背中をちらと見て、すぐ落ちた]


 食われるなら偉丈夫な、 男前がいい、
   なんて 言われちまうかもしれない

(201) 2017/11/26(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

[そうだろう?
とあとから首傾げは>>193錠のほうへ。
「おまえは食えたか?」と場にそぐわない軽口に軽口を重ね]

  すまんな、錠にまで来てもらって

  …… しまった、
 "ミナカタ殿"を呼ぶことじゃないといいそびれちまった*

(203) 2017/11/26(Sun) 23時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 23時頃


 そうそう。
 自分の価値を決められないから家畜のままなんだよ。

[自分の娘とは知らないからか、
いや、知ったとしても同じことを口にするだろう。
俺は家畜を娘に持った覚えは無いのだから*]


【人】 発明家 源蔵

[>>214>>216錠の述べる、食えた肉に
胃酸の味の残る口を拭いながら]

 てこた、愛理は俺よりおまえが好みだったんだろ
 小男より足の悪い美男、だ

 みんな誰それにどこ食ってほしい ナニ食ってほしい、
 そんな希望があるくらいだ
 愛理もそう思ってても俺は悲しくもならん
 胸も尻もまだ残ってるはずだから、
 気ぃ悪くしないなら容の手料理で食ってやれ


[軽口のオチとしてはオチになりきらないそれで締め
つっかけに足を通し、縁側から降りた。]

(225) 2017/11/26(Sun) 23時半頃

【人】 発明家 源蔵

[腹ばいになって錠が手を伸ばす>>220それ
横からすくい上げ、水のなくなった椀におとしていく]


 食えねぇのは、お前の足と似たようなもんでな
 薬師殿のお力でも治らんから、余計に手ぇ煩わしても――……いや、悪い、おまえのが治らないと決めつけてるわけじゃない

 ――、だから、
 ……人に食わすもんでもなかろ
 容には世話をかけはなしだ、おれがやるよ
 洗って、今度は吐かんように流し込もう


[言葉の途中は言いよどみ、だからこそ、
愛理の肉への打開策は少し早口に 目の前で食わないことに通じることを言う*]

(227) 2017/11/26(Sun) 23時半頃

源蔵は、足早に人の減る気配を感じながら>>208>>219*

2017/11/26(Sun) 23時半頃


[少しして。
ススムは困った顔で石動たちの元にゆく]

 ……今宵、江津子さんとリツさんと
 見張りに回る事になりました。

[彼らを手にかける事は、不意をつけば出来るだろう。
二人一度には無理だけれど、どちらか片方なら。
その際に、残ったひとりには確実に見つかってしまうだろう。
どうしたものかと、知恵を借りに]


[串を持って離れる時だったか、それともその後か。
進が相談にやって来た
さすが江津子さんだと感心しつつ]

 ついでに悪い情報。
 容が昨日の夜の事知ってた。

 と言うか江津子さんの家の近くを訪れて
 愛理の家から不穏な物音を聞いたらしい。

 幸い顔は見られてないみたいだが……。

[どうするか、と少し唸った後]


 いい機会じゃないか?
 容が信用している江津子さんに、リツ。
 3人で見回りしている時に、別の場所で
 誰かが死ねば、お前の身の潔白は証明される。

[ちらりと石動を見て、これなら少なくとも進の
安全は確保されるぞ?と言いたげに*]


【人】 発明家 源蔵

 愛理は、まあ、――ああいうやつだったからなあ
 あれの褥での好みなんぞわからんが

 まあ、「食われたくない」だの、
 「好み」だのはもちろん冗談だ
 死ぬ前になにを思っていようが
 生きているやつが食うのに なんも影響ない
 容の料理中でも、
 愛理は「火加減もうすこし弱く」なんて注文もつけられん

[少し長引いてしまった軽口の最後。
錠の言葉>>241に返しながら、

「どう食ってくれ、なんて果たされるか分かりもしないもんだな」と呟きを添え]

(260) 2017/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

 ――……そうか
 ……なら、 なら、おまえがまた走れるようになったら
 使い走りでも頼ませてもらおう

[そのうち>>246
その言葉に額面通りの希望が、期待が込められているとは思いにくい、けれど男はひとつ頷いた。一方、錠の兄のことが口端に上がれば、すこしく眉根が寄る。過るものがあったせいか、錠の言葉裏にあったものには気づかず、

「今まで食べられたんだろう」
その言葉に少しく言いよどむ音。
>>247次いだ質問にも 同じく、言いよどむの間を開けて]

(262) 2017/11/27(Mon) 00時半頃

 容は江津子を庇うのか、厄介だな。
 下手人を探すつもりもあるらしいし、あまり動かれると君達はやりにくくなるのではないか。

 先に容を始末した方がいいのかもしれんな。

[ぽつりと呟いた声が2人に届いたかは分からない。]


【人】 発明家 源蔵

 ……、なんだろうと 食えはする
 食えはするが、
   誤魔化しがないと胃の腑が受け付けん

 だからいつもは、
 “ミナカタ殿”の薬湯を飯時に用意するんだが
 今日はおいてきてしまってな
 このざまだ きちんと食えなかった

[見た目で分かる以上の不具を口にするのは淀みがち、
食べるための「誤魔化し」が必要なのだと低めに*]

(263) 2017/11/27(Mon) 00時半頃

源蔵は、イルマの割烹着に目を落とし

2017/11/27(Mon) 00時半頃


 僕の疑いが晴れるのは嬉しいですね。

 容さん……間の悪い人だ。
 江津子さんは、状況的にも頼りになる女性です。
 どちらも早めに潰しておきたいのですが

 僕は動けない
 江津子さんは殺せない
 なら、お手数ですが、先生にお任せするしかないでしょうか。

[ミナカタの言葉を経て、ススムはそう結論付ける。
石動に頼みに行く頃には、彼の中でも同じ答えが出ていたろう]


 私に動けという事ですか。
 いいでしょう、江津子さんの殺害なんとかしてみせましょう。
 どうせ彼女が死ななければ疑いは何れ私の方へ向く。

[言ってはみても気は思い。
問題は江津子をどうおびき出すか、だ。
これは一緒に見回りをするらしい教え子になんとかしてもらうしかない。]


 江津子さんは、僕らと一緒に居ます。
 出来るなら、手にかけたい処ですが……

 容さんの方が、きっと始末しやすいと思います。

[できますか、先生
と。
刃を向ける先をやんわりと訂正する*]


 容なら一人でいるだろうから。
 それなら恐らくは大丈夫。


 有難う御座います、先生。
 ……これで、僕の疑いは晴れるし
 目撃者は消えて

 女がまた一人、減る。

 良い事ばかりですね。

[食事を世話してくれた記憶を忘れているわけではない。
けれど、あれは巫女の姉だ。
家畜の群れのなかの一匹に過ぎない]


【人】 発明家 源蔵

[>>273調理法に目を細めて、
筆を執るかのような仕草で指を軽く曲げた。
>>196>>197江津子に言われたことが後をひいているのか、
常日頃なら残しはしない類のそれを脳裏にひっかくように。

とまれ容のいるうちは、その希望は安泰だろう。]

 いまのおまえを動かすぐらいなら
 自分でやっちまったほうが気が楽だ

 それに、他人の世話に時間つかうくらいなら、
 石動の世話を焼いてやるほうが
 ――……まあ言われんでも焼いてるな、きっと

(295) 2017/11/27(Mon) 01時頃

【人】 発明家 源蔵

[>>279 薬湯になるもとは己の家にあり、
“ミナカタ殿”が日頃持ち歩いている類のものでもない>>1:165から、

   つまりは自分の横着なのだと 
そう口にするのがはばかられたのは年長の見栄じみたもの。
不随して、>>272当の“ミナカタ殿”が現れたのもあった。
開口一番のそれに 眉間のしわが深くなる]


 ―― ――  


[仏頂面のひとつふたつの頷きで、会話には事足りるだろう。 ぐうの音までは言わないのだが]

       いらん世話かけた 錠 “ミナカタ殿”

(297) 2017/11/27(Mon) 01時頃

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