人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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ピスティオ! 今日がお前の命日だ!


【人】 執事見習い ロビン

……。

[ぐっと、拳を握りしめる。
色々考えなきゃ、動かなきゃいけないことはあるはずだ。

だけど、もう何もできる気がしなくて、色々受け止められる容量はオーバーしてしまっていて。

もう、頭はぐちゃぐちゃだ。
じんわり、視界が滲む。]

(6) mikanseijin 2018/05/24(Thu) 07時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ピスティオのバカ!頑固野郎!!!


[泣きたい気持ちや怒り、怒鳴り声に変えて。]

(7) mikanseijin 2018/05/24(Thu) 07時半頃

【人】 執事見習い ロビン

──…………!!
…… …… ……。

[ふっと意識が遠のいた。
興奮しすぎたのか、薔薇の呪いを移した影響か。

一度膝をつく理性は働いたけど、ぱたりと倒れ伏した。

夜は眠りの時間。**]

(8) mikanseijin 2018/05/24(Thu) 07時半頃

[ 耳に落ちる囁きに、ぞわりとしたのは仕方ないこと。
 そんな誘われ方をして《こない》わけがない。

 でも――― ]

 その望みは、ちっと叶えられんかもだわ。

 俺は犯したりは出来ん。
 人一倍優しくするし、殴るより罵るより
 甘く囁いて酔わせてたいね。

 とびきり激しくなら、出来る。


 
 
 ――犯すより、もっと酷い目にあわせてあげる。
 
 


 
[ 同時に身体から何かが抜け落ちるような感覚。 ]

 ―――ああ、そうか。

[ どろりとしたものが溶けて、流れていく。
 マークが知った色はきっと

 夜の射干玉(やみ)が払われた、東雲(ほんらい)の瞳の―― ]**
 


順番に寝て、なんでそれで朝になんだよ。

なんなんだよお前らは、さあ!
勝手にいきなり巻き込んで話もなしに放置されて。



 巻き込まれたのは、全員そうだった。

[静かに届く声に、覚えはあるだろうか
あまり関わりは無いが、式典で発言することの多い生徒会長
教師と同じように聞き流す対象ならば、思い出さないかもしれない。
相手に必要なものは説明だと感じた。]

 僕達は薔薇じゃない。全員、呪われただけ。
 君と同じ学校で過ごしていたただの生徒だ。
 呪いだ、身体を蝕んで、人間の衝動を増幅させられる。
 とても皆に打ち明ける気にさせられるものじゃない。
 だからといって、許せとはいわない。

[純粋な被害者は、こちらではなく彼のように怒る誰か。]



 君に怒りがあるのならば、僕が受け入れよう。
 好きなように扱ってくれて構わない。
 何一つ抵抗はしない。

[遊び一つない真面目な声。
怒る対象を守ろうとする存在のものである以上、どう響くかは分からないが。]

 だけど、薔薇のことは許してくれ。
 あれに害を与えれば、あいつがきっと死ぬだろう。
 一人だけ、おかしい奴が呪われていた。
 薔薇はきっと、あいつには違う呪いをかけた。

 君が誰かを想い怒るように、
 薔薇に捕まえられた存在を、僕は


 ────……あいしているんだ。

[彼が俺達に怒り、思い遣るのは誰なのだろう。]


[話は続く。
何も教えてあげられずにいた相手へ、伝える為に。]


 僕だって寝た中に会いたい人が沢山いる。

 僕は呪われてからずっと、誰にも何もせず
 我慢してきて、やっと終わりが見えた。
 僕は誰一人眠らせてなんていない。

[実のところ、求め続けてはいた。
持ち出すのは狡いのかもしれないが。
この点は、俺一人だけが違う。]



 実のところ、解決方法は僕達にも上手く説明出来ない。

 話を聞いてくれる気があるのならば、
 君とそれについて話したい。

 僕の話を聞いて、君はどう思った?
 素直に言ってくれて構わない。

[長い語りはそこで区切りを迎える。
相手の選択が話し合いでも、もう一方でも。
最後に残った俺は、逃げはしない。]*


[ぶつぶつ言いながらも刻まれた痕は
もとある聖痕を塗り替えていって*]

[苛立ちもあらわに多少乱雑にロビンを抱え
引きずっていると声が響く]


アア?……あ、イアン先輩か。っすよね。

[その声に心当たりがあったのは
壇上で響くものと同じこと
ロビンがその名前を言っていたこと]


だから、巻き込まれたンなら
「巻き込んだやつがいる」ってことだろ。
そいつを殴りたいって思っちゃ悪いのかよ。

……………………。
あっ、はい。
イアン先輩がそいつすげえ好きで庇いたいのは理解したっすよ。

[その熱弁というか予想外に熱すぎる告白に
毒気が抜かれた顔になるが未だ棘は刺さったままで]


とりあえずロビンが寝たんで運んでて、そっち行きます。
ケヴィン先輩もどっかで寝てるはずっす。
俺はちょっとそっちは運べないんで……は、あッ

[休み休みでもロビンの身体はなんとか運べたので
とりあえず野ざらしなのは避けられただろう
医務室の空いているベッドに乗せると
一応メガネは外して枕元に置いた]


上着は自分であとで拾えよ。
今ケヴィン先輩見たら多分手が痛くても殴っちまう。


【人】 執事見習い ロビン

―医務室―

[ピスティオに、引き摺られるように運ばれて。意識はなかったが、どこかで愛の言葉を聞いたような。>>*6

医務室のベッドの上に置かれても目を覚ますことはなく。]


…………ぅ。


[後で拾え、という囁きに、目覚めていないながら小さく呻いた。>>*12

(39) mikanseijin 2018/05/24(Thu) 19時頃

【人】 執事見習い ロビン

[やがて夜が明けても、ロビンは目を覚まさなかった。>>#0


[……呪いが解けなかったわけではなく。
一晩で大人になったり普段出さない大声を出したりで、疲れてぐっすりだったのである。

要は寝坊した。**]

(40) mikanseijin 2018/05/24(Thu) 19時頃

[浮かされる熱が想いを焦がさせる
勢いと××に任せて甘ったるく囁いた穢れた誘惑。]


 ……それは、確かに酷い。

[しかし返った言葉と言えば。
……小さく笑った。]


[俺は何も見えない、誰かの夢も覗かない。
何が起きたのかなんて、知る由はないのだが。]


     …………頑張ったね。

[どこかその声が、穏やかに聞こえた気がした。
まるで何かから解放でもされたみたいに。

一時、世界に蓋をするヴェルツを
ふわりと香りが包み込み、囁きが落ちた
残り香のように淡く、優しく。]


── それから ──

 悪くは、無いんだろうね。

[間違いとは思えなかったので、肯定はした。

ヴェルツを巻き込んだ者と認識していなかった
しかし、一人だけが違ったのも事実。
ならば、彼の殴りたい相手かもしれない。
でもそれを身代わりたかった。

ここからは見えない顔、しかし伝わるもの
引かれたような気がして頬を掻く
必死に喋りすぎて、つい。
理解されたのなら状況への悪い影響は無いと、思う。]



 ケヴィンか……、

 君はロビン君に何処で会った?
 ケヴィンの居場所に心当たりは無いかな?

[運ぶのは厳しいなと思った。
体格的にも、居場所を知らないことでも。
自分は机に齧り付いてばかりだ。
しかし出来ないことでも無いだろう
きっと覗いた先にいた後輩であろう、彼よりは。

問いには返ってきたかどうか、まだ動いてはいない。]*


[ おちる。
 瞼を閉じる俺を、清らかな青い世界は拒絶するだろう。
 悪魔に憑かれていた俺を受け入れることはない。
 夜の夢の中に紛れ込むことは、出来ないけれど。

 薄れる意識のなかで。
 やわらかな、言葉が降る()。

 キラ、キラ、キラ。
 まるで《あの時》の木漏れ日みたいだ。 ]


[ ここからの全て押し付けて、眠ってしまうこと。
 そんなことが正しいだなんて、もちろん思ってやしないけど。

 目が覚めていっちゃんを見つけたら。

 同じ言葉を、返そうと思う──── ]**



 お休み。
 君の思う人の傍ならば、きっとよく眠れる。

 君があいつが原因だと言うのなら
 もう本人が眠っている。だから、夜は終わるよ。

[それは最初の対話からは大分あとの声。
何かしていれば、そろそろ落ち着いた頃合い。

納得がいかない様子が返らなければ
無言でも、声が聞こえても、音は途切れて終わり。]


[ ふと、気付く。
 自分から、慣れない《人》の匂いがすることに。
 慣れすぎた花の匂いが薄まっていることに。

 もう、どこからともなく花弁が落ちることはない()。

 種が芽吹き、この体に根を張ったからだろう。
 だから、もうこの声だって─── ]**




 今日はあまり匂いがしないな
 …………でも、今のほうがいいね。

[当人もきっと気づいているのだろう。
俺は、その匂いを好んでいた。
だけど今のほうが《人》らしくて。

赤く咲かない声は、嬉しげに君に向く。]


 
 
 ───、────。
 
 
[ はくはくと唇を動かしたけれど。
 薔薇の香りも掠れたように、声も、また。 ]







           …………。

[もう一度行ってみれば、
────真似をするように空虚な動き
目を丸くし、下がり眉で笑った。]


【人】 執事見習い ロビン

―医務室―

[目が覚めた時間は、案の定人よりも遅く。窓から光が差し込んでいて、普通に朝を迎えたことを知る。]

…………

[一夜の夢だったのかと思うほどの、普段通りの新しい朝。枕元を手で探れば眼鏡に触れたので、早速かけた。

そこで、上着がないのに気づき。]

んん……

[夢じゃない、のかもしれない。
確かめる為に、ベッドを抜け出した。]

(118) mikanseijin 2018/05/25(Fri) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

[最後に見かけた中庭か、ケヴィンの部屋か、あるいは調理室か。
候補を絞りながら、先輩の部屋をまず目指してみる。
やがて、廊下の角を曲がったときに目的の人を見つけ。]

あっ

[ぼっと顔が赤くなった。
酩酊していたような昨夜とは違い、今は素面で、思いきり意識してしまう。]

お……はよう、ございます……

[だって、きっと夢じゃない。ケヴィンの手には自分の上着があったのだから。>>95*]

(119) mikanseijin 2018/05/25(Fri) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

そ、それは……
ありがとう、ございます……

[わざわざ届けようとしてくれた先輩に。
普段なら、せめて一日前なら、平然と言えたのに。
今は、目を合わせるのも躊躇われ、ひたすら心臓がやかましい。>>139

…………、
あの……
先輩は、覚えて……いますか?

[ずっと持たせているのも申し訳ないと、両手をケヴィンの方へ差し出しながら、尋ねた。*]

(144) mikanseijin 2018/05/26(Sat) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

[傍から見れば何しているんだろう、と思われるかもしれないが、人目を気にするほどの注意が周囲にいかない。

今は目の前の人のことしか考えられなくて。]

ふぁっ。

[がしりと両手で掴まれて、小さく声をあげた。
同時に、心臓が一際大きく跳ねた。>>158

自分よりも大きな手から温もりが伝わってくる。
逸らしていた瞳を、茶色にあわせ。

……ああ、良かった、と覚えていたことに安堵した。]

(169) mikanseijin 2018/05/26(Sat) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[薔薇の香に溺れていたのかもしれない。
だけど嫌じゃなかったし、今でもそうだ。
羞恥はあっても、後悔や嫌悪は湧いていない。

重ね合わせた手に夜の夢を思い出し、
離れていく手に、もっと触れていたいと追いかけそうになる。]


……いえ。
忘れたくないです。

(170) mikanseijin 2018/05/26(Sat) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

僕は、自分の気持ちを理解するのが、下手だし。
この感情の正しい名前もわからないんですけど……

でも、先輩を、好ましいと思っています。
パン作り以外のことも知りたいです、もっと。

[少しは笑えたらよかったけれど、必死の訴えに連動して、表情も余裕のないものだ。]

……また、見学しに行ってもいいですか?

[最初は単にパン作りに興味があっただけだが、次に行く時の目的は違う。

迷子を導けるほど大層な者ではなくとも、一緒に道を探したくて**]

(171) mikanseijin 2018/05/26(Sat) 02時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

mikanseijin 2018/05/26(Sat) 02時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[愛とは何かと問われれば、
「よくわからない」のが自分の答え。
色恋沙汰とは縁のなかった半生だ。

でも、彼を知りたいと思う心が、
泣いてほしくないと感じる気持ちが、>>204
手を繋いでいたいという望みが、
単なる依存ではなく、愛であればいいと、思う。]

(216) mikanseijin 2018/05/26(Sat) 20時頃

【人】 執事見習い ロビン

[受け取った上着を肩にかけ、
もう一度手を差し出して、握手を求めた。
今はこれだけで我慢しよう。]

……ありがとうございます。
嬉しいです。

[珍しい表情を見せる。
いつも大体真顔の顔に浮かぶ、微笑。

たんぽぽの綿毛は、根を張り、
小さな花を咲かせる場所を決めたのだ。**]

(217) mikanseijin 2018/05/26(Sat) 20時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

mikanseijin 2018/05/26(Sat) 20時頃


【人】 執事見習い ロビン

―それから―

[さて、不思議な夜が夢でなかったのだとしたら、
もう一つ気になることがある。

ピスティオと盛大に喧嘩したことだ。
あんなに叫んだ記憶は他には早々思いつかない。]

……。

[あれからまだ、まともに顔を合わせていない。
気になって勉強も進まず、布団に包まっている。]

……僕悪くないし。

(249) mikanseijin 2018/05/27(Sun) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

(……でも別に、ピスティオも悪くはない)

[怪異に巻き込まれて、向こうも必死になっていたのは、落ち着いた今ならわかる。

わかる、けど。]

…………。

[どうしたらいいかわからずに、布団に潜り込んだ。
いつまでもこのまま、喧嘩別れも嫌なのだけども。

ごろごろり。**]

(250) mikanseijin 2018/05/27(Sun) 11時半頃

[あの夜、噎せ返った香りは二人の間にはもう漂わない。
それでも尚、離れることがないのなら
お互いがそうしたいと思える関係で、続いていけたら。

親友の隣で、そう思った。]*


 ― SUNSET ―

[ あれはいつだったか、もう遠いとおい過去のよう。
 いつから中庭(そこ)にいたのか
 もう、私は覚えてなどいない、遙かはるか昔。

 咲くはずの無い、保有しないはずの色素は涙色。
 その言葉は《不可能》。

 誰が咲きもしない花に水を与えてくれようか。 ]


 んへぇ、でっかい庭。

 あれ、ここだけ土からっからだけど。
 ここ誰か管理してねーの?

[ 言の葉は、まだどこか異国交じりで
 顔も身長も幼さを残す《悠仁(だれか)》が
 初めて私を、見てくれた。 ]



 おまえさー、咲かないね。

[ 声はそれから毎日降り注いだ。 ]

 水も肥料もまいてんのに。

[ 彼には特別親しくする友人は居なかったのだろう。 ]

 何が足りないのかね?

[ まるで私に自分を重ねるように扱う指に。 ]


 
 
       ――――《    》かな。
 
 


[ 私の棘が刺さる。
 太陽を飲み込み夜が始まった頃の、お話。 ]**


[お互いをさらけ出して、言葉を交わし、手を伸ばして。
 支え合って、立ち上がって、そして。

 一年後。一ヶ月後。一週間後。明日。
 この人の隣でそれをするのが自分じゃなくなった時、俺は二度目の失恋を、するんだろう。
 それでいい。それが、いい。
 凍てつかず、燃えもせず。苦しみを知らないこの心は、もう恋とは呼べないものだ。
 薔薇の香りが失せた今、俺たちは無二の友になる**]


[理屈も正しさもあるべき形も考えず
友にそうしたいと思ったことをして、
求められるままに受け入れていた。

香りなど無くとも、二人は関係に名前を付けて
傷ませる思いをそれぞれに持ったまま、隣にいられる。]*


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