人狼議事


270 食人村忌譚

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視点:


 あーあ。
 やっぱりまた増えてるのか。

[盛りの家畜は増えるのが早い。
鼠よりはマシだが、と。
草を潰す音に力が籠る。

やはり早く年頃の女は潰しておかないと。

さてどうするか、と意識は明後日。
そぞろで作った調合の量が間違えていたとしても、
石動が弟を食べる日が近くなるだけだ**]


[其れは完全にススムの失態であった。

牛の舌を味わう事で
不味い人の肉など矢張り不要だと
決意も新たに先ず向かった愛理の元
その辺の農家から持ち出した鉈を手に夜着姿で
夜這いでもかけるかのようにそっと、忍び込んだ

眠る彼女へ、一振り。
峰の方で頭部を殴って目覚めぬようにし
倒れた彼女の首を刃の方で掻き切った。
すっぱりと割れた首の皮の間から、どくどくと血が流れ
床に溜まってゆく

命を奪うというのは
思ったよりもあっけない]


[彼女を吊るそうとしたところで
この家に、丁度良い縄が無い事に気が付いた。
これでは上手く解体出来ない。
出来るところまで、と足先から刃を入れ皮一枚剥ごうとしたが
肉と皮の境目を綺麗に削いでいくのは至難の業だった。
足首を超えたあたりで、下脚の肉に刃が食い込んでしまった。

皮を剥ぐのはあきらめ、一度鉈を引き抜いて
頭部を切断しようとする。
何度も何度も首に刃をふるい、漸く胴体から離れた頃には
随分体力を奪われてしまっていた。
これ程力のいる作業を、江津子はこなしていたのかと
改めて知る事実が一つ]


[満足な血抜きもしないまま、愛理の衣服を切り裂いて
内臓を取り出そうと、後肢を開き
陰部をあらわにして、鼠径部からゆっくりと力を込めて
臍へ向けて刃を入れる。
仔を孕ませる子宮から、摘出しようと思ったのだ。
腹の皮をぺろりと捲ったその向こうに
望む部位があった。
けれどススムには、其れが”そう”である確信がない。
何より灯りを付けぬ作業では、これ以上進めるのは困難だ。

知識だけを手にした初めての解体は
その時点で断念する事になる]


[僅かな落胆はあったが
これから始める殺処分の一人目を終えた事への満足感はある。
次はもっと準備をして、うまく捌いてみせよう。
失敗を糧に、成長すればいいと
反省を胸に、汚れた衣服のまま家へ戻る。
転がった頭と、下腹部を割いた胴体を放置して。

脱ぎ捨てた衣服に使った鉈を包んで、炉の中へかくしておいた。
夜着が無くなってしまったが、致し方あるまい。
次からは汚さぬように気を付けなくては

身体にこびりついた血を水で洗い清め
寒さに身を震わせながら、薄い布団に潜り込んだ。

ススムはすっかり忘れていた。
己にとっては理由のある殺人が
家畜共にとっては、禁忌に触れてしまう事を**]


【人】 真剣師 鬼丞

 ― 昨日の ―

[日もそれなりに傾いた頃合い、リツの家に辿り着き、出来上がっていた椅子と包丁を交換した。>>11
椅子や机というのは、何気なく座っているが存外作るのは難しいものだ。ぐらつきなく、傾きなく、座り心地は二の次にして、しっかり身体を支えてくれる頑丈さはあって欲しいが、あまり重くてもよろしくない。
その場で一度座ってみることとし、丞はうん、うん、と何度も頷いた]

 研ぐのに ちっと気合を入れすぎちまったが
 こりゃぁ ちょうどいい

[それでもやはり、切れすぎるから注意しろ、と言い置いて、丞にしては珍しく、上機嫌が顔にも出、家へと帰っていったのだった。

―――日常。
それは、翌朝に食べた卵の味で、一度幕を下ろすこととなる]

(39) 2017/11/25(Sat) 21時頃

【人】 真剣師 鬼丞

 ― 集会所 ―

 へぇ、   へぇ
 死んだんじゃなくって、 殺された、と

[隠しきれない血だまりに染まる茣蓙。
冬の戯れに作ったこともあるが、どれも酷い出来で結局自宅にしかない。あれはちゃんとしたやつだ。ちゃんとした茣蓙が、もう使い物にならなくなっている。
江津子の声かけ>>31と源蔵の答えを聞きながら、農業と研ぎの仕事以外はたいして働きやしないこの男は]

 俺が運ぼう

[と声をかけ近づいた。
はみでた腕の一部は白いが、しかし白いところを探す方が難しい]

(40) 2017/11/25(Sat) 21時頃

真剣師 鬼丞は、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 21時頃


【人】 真剣師 鬼丞

 料理は誰ぞに頼むが、切れ味が悪くなったらすぐ研ごうか

[とかく、人を切るのは骨が折れる。
ましてや若い女ともなれば、それなりに脂ものっていよう。
弔いの席で丞が役に立つといえばそれくらい。

料理が出来ぬわけではないが、つみれなんてついぞ作ったこともないし。
源蔵につられて開いた唇はすぐに引き結ぶ。希望は、ただの味の嗜好だ。たとえの話でいえばいくらでも声に出来るが、目の前に死人がいればなかなか口に出せるものではない]

(41) 2017/11/25(Sat) 21時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

[集会場の炊事場は、きっと外の世界とは趣が異なるのだろう。此処は、肉を捌くに適した場所だ。血を洗い流すことになれた空間だ。

そのただ中に茣蓙ごと愛理を下ろし、あとは一歩二歩後ずさって、さて、あとは、普段の己の仕事の成果も見れるだろう。

手を合わせるにはまだ早い。それは、いただく時までとっておこう*]

(42) 2017/11/25(Sat) 21時半頃

[茣蓙の中身を確認しながら理由を探す。

俺が選ばれた理由。

不穏な心持を勘付かれたか、それとも
秘密裏に始末してくれると思ったのか。

どちらでも構わない。
大っぴらに家畜を処分出来る理由をくれたのだから。

出来ればいない事を願ったが、
大変覚えの良い2人の顔を見つけて思わず苦笑する]

 狙いは良かったな。

[視線が止まったのは早々に人間と家畜の違いに
気付いた人間へ。
唇だけだったがちゃんと解を出した男に
向ける視線は誇らしげで、眉間にも皺などあるはずもない]


 ま、少しばかり派手な騒ぎになったが。
 大っぴらに屠殺出来るようになったと
 前向きに考える方がいい。

[だが男たちも出てきたのは面倒だな、と
呟く中で、そうだと今更のように声を挙げた]

 これ、お前が殺った、で合ってるだろう?

[今更、今更の答えを求めて向けた視線。

少しずらして兄弟で呼び出されたその兄へも視線を向け]

 もしかしたら、願いが叶うかも、な。

[だとしたら。どうする?と目で意思を探る*]


[愛理殺害と聞いて真っ先に思い浮かんだのは昨日の教え子との会話だった。
村を滅ぼすと言っていた。
まずは孕む腹を持つ女からとも言っていた。
そしてそれに提言したのは己だ。

あの時、何気なく愛理がいいのではないかと言ったのは確かに私だ。

だから彼は愛理を殺したのだろう。
村を滅ぼすといったその言葉のままに。
何故、死体を隠さなかったのかと責めたい気持ちはある。
だが手を貸すと言ったのは嘘ではない。

どうやってここから抜け出すか。
それを考えねばなるまい。]


 

[疑われれば殺される、ならば殺したい相手へ疑いを向ければいい。]
 
 


[いかに自分から、教え子から、そして弟から疑いを逸らし。
そして集会場を脱して安全を確保すればいいか。
考えれば考える程に分が悪いこの状況を抜け出す方法。
それを考え、やり遂げなければ。

目まぐるしく脳内を思考が巡る。
最悪、自分が疑われて殺されるのならば。
その時は教え子だけでも逃さなければ。

弟は、私が死ねば死ぬ、そうでなければならない。
だから今考えるべきは教え子の安全確保*]


【人】 真剣師 鬼丞

[愛理を抱き上げた時に落ちかけた頭は、咄嗟にゆりが拾い上げた。
ミナカタの力>>49を借りることになったのも、普通の遺体と違い、それが不安定だったため。
ただ重いだけじゃなくて、頭以外にも零れそうなものをなんとか茣蓙の中にかきよせて、そして、あとは女衆に任せることにした。

開かれる前から開いていた愛理の身体。
思わず見入るは、刃物の仕事。
肉を、筋を、脂を、時には骨をも断ち切る仕業に、場に相応しくない満足が満ちる]

(71) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

[かけられた声>>67に、は、と源蔵の顔を見下ろす。
視線の先を見抜かれたか。意識しなければ合わない視線は、気づかぬうちに観察されているような、そんな心地すらした]

 おおよそこのために研いでいるんだよ
 俺が、切りたいわけじゃあない

 んなもん。切らなくったって程度はわかるさ

[研ぐ前と研いだ後。その差を知るに野菜くらいは切るけれど、たとえば、試し切りだとか。肉をもってするつもりはない。
米も、野菜も、刃研ぎだって、実用がなければやりはしない。この村では確実に求められている。だからやるのであって――]

(74) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

 ……きれいなもんだろ

[それでも、覚えた満足を口に出す。
常ならば、それは臆せず声にしていいはずのものだ。
遺体を弔う行為に必要なそれ。
痛みを感じぬ身体に、さらに傷をつけぬように確実に開いていくためのそれ。

実際に切り分けることはしなくても、それも確かに弔いの形であればいい*]

(75) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

鬼丞は、イルマの背中に視線を投げた。

2017/11/25(Sat) 22時半頃


[願いが叶うかもなどと。
どうしてこの状況でそんな呑気な事を言っていられるのだろう。
だから探るような問いかけるような視線には呆れたような視線で返した。]

 願いが叶う前に死んでは意味があるまい。

[迂闊に聞かれたら即座に罪人として吊し上げられてしまうだろう。
故に密やかにぽつり、と呟いた*]


【人】 真剣師 鬼丞

[親の顔、という言葉には思い当たるものがなく、肩を竦めるにとどめた。研いだ刃を子と思うこともない。村の男らしく子種は撒いてはいるが、それが生まれ落ちたか、あるいは生き延びたか、と気にすることもない]

 どうも、 あんたにしちゃあ
 ふわっとした物言いだね

 やわこいもんて、なんだい
 腑のことじゃあ、ないんだろ

[それは、名をつけていいものでもないのかもしれない。
この村でだって、あんまり頭がおかしいこといやあ、何かが憑いたといわれることもあるが、そういうものだろうか。
あるいは、―――知ったこっちゃない。そう、鼻を鳴らす]

(90) 2017/11/25(Sat) 23時頃

[呆れた視線が飛んでくる
ぽつりと呟かれた心配事に、
この状態を好機としない慎重さに
俺の方が呆れてしまった]

 動けるときに動かないと、機会は二度と訪れない。

 願いが叶う前に死にたくないなら。
 願いを邪魔する奴を殺せばいい。

[さすがに声高に宣言まではしないが、
こんな事態を利用しない手はないのだから。
俺の声と彼の声の質が違うのは仕方ないだろう*]


【人】 真剣師 鬼丞

 ……俺ぁよ、 めったに振るわねぇよ

 なんでもいいんだ
 人でも、鬼でも。  わからんもんでも

[かたいものでも、やわこいものでも。
それを切るのにかわりはない]

 今は知らねぇ、  もしかしたら
 愛理を殺した奴を殺すかも、ってぇ 言いたいんだろ?

[言外を推し量るは得意としない。
この場において、思わせぶりのような源蔵の言葉を、まっすぐ受け止めればそういう意味になる。
それでもいい。相手が人でも、獣でも、構わない]

(94) 2017/11/25(Sat) 23時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

 そいつが、 ……刃を持ったやつが
 切りたいもんが切れりゃあいい
 刀ってそういうもんだろ

[言葉にするうち、これではまるでただ刃物に魅せられているかのような、奇妙な居心地の悪さというかきまりの悪さを感じ、顎を擦る]

 それなら、  そいつぁきれいだろうよ
 ……ま、ここでする話でもないわな

[ふと周囲を見渡し、うん、となんでもなく頷いた]

 道具ってのは、 使うためにあるってことよ
 あんたの持つ筆だってそうだろうが

(96) 2017/11/25(Sat) 23時半頃

[集会所に見えた男の声。
間違ってはいなかった、と僅かに瞳を細めた。
失策ではなかったのだ、と安堵した貌]

 ……理由のある殺人なのに
 死体を見ても、理解されないのは、
 彼らが人間の理屈にたどり着いていないから

 可哀そうな皆
 生かしておく価値はありませんね。

 僕の、初めての解体は失敗しました。
 でも、初めての間引きは成功しましたよ。

[問いかけに応える貌は、優等生のよう
少しばかり、周囲の人間を下に見る風も滲んだ。
先生は何故浮かない貌なのだろうと、思いもしつつ*]


 邪魔者を殺すというのなら。
 まずその邪魔者を見極めて殺さなければ。

 私としては疑われて処刑されるのは避けたい。
 ですが公然と殺せる機会でもあるので、誰かに疑いを向けたいと思います。

 誰がそれに相応しいか考えねば。
 現状私は疑わしい方に傾いているでしょうからね。


鬼丞は、炊事場より出て集会所の血汚れを流そうかと考えた*

2017/11/25(Sat) 23時半頃


[進の目が細くなり、貌は明らかに安堵を浮かべる
人間と家畜の違いに気付いた時の様に
祝福したいが、この場で出来るわけがない。

だから満足げに頷くだけ]

 どんな殺人だって理由がある。

 ただ殺してみたかった、すら立派な理由。
 死んだ肉に群がる姿……昆虫か豚のようだ。

[初めての解体は失敗した。
江津子の刃物捌きが一層それを浮き上がらせる]


 机の上や頭の中だけで完璧に出来るわけはない。
 こればっかりは経験の差が出る。

 それよりこれで1つ。
 群れの絶滅に近付いた。

[進が認めた成功と失敗は素直に俺も認めよう。
だが彼はまだ若い。
吸収する伸び代は誰よりもあるだろう。
だから幻滅などするわけもない]


 邪魔者?
 ……この村全部、って言ったらまた頭を抱えるんだろう?

 有象無象の集まりの場合、1つ2つ支えがあると
 それに集まり結束する。

 それを崩せば蜂の巣を突いたような騒ぎになるから
 それに乗じて、と言いたいが。

 頼りにするとしたら……年長か。

[野生の群れは群れの中心の雄を殺しただけで
まとまりがなくなる]


 勘付かれて争えばこっちも怪我しそうだしな。

[刃物の扱いに慣れている江津子や丞を暗に指しながら。
逆に彼らだけを生かして若いものから屠っていけば
群れはどうなるのか、少しばかり気にはなったが
混乱を避けるように口には出さなかった]

 あんたは迂闊な事を言いやすいから気を付けな。

[昨日で十分判っただろう?と
忠告しつつ、さて俺は誰に狙いを定めようかと
眠気など吹き飛んだ頭で獲物を探す*]
 


 年長者、特に聡い者は厄介だろうな。
 それに当たるのは私から見れば薬師殿なわけだが。

[迂闊な事を言うな、と言われてしまえば口を噤まざるを得ない。
ちらりと多少恨みがましい視線を投げるもすぐに視線を逸らし。
同じように様子を眺めている。

皆誰を疑っているのだろう。
様子を見ている限り、誰の事も疑えずにいる、そんな感じに見受けられる。
何か一押し、事件でも起きれば状況は動くだろう。
そんな事件をどう起こそうか、それが問題だ*]


[経験の差。
そうだ、自分は其れがまだ圧倒的に足りていない]

 ……昆虫や豚と、僕は違う。
 次はもっと、うまく出来るよ。 
 失敗の原因を考えて
 次に活かす事が出来る

[それから、こそりと教師と薬師の話を聞いた]

 年長、支えになるモノ

[なるほどと、江津子を思い浮かべた。
聡い年長者、というと後は石動とミナカタ。
後者は有り得ないと候補から即座に外した]

 じゃあ……江津子さんかなぁ


【人】 真剣師 鬼丞

 へぇ、へえ
 そんなもんが切れるなら、たいしたもんだ

[源蔵の姿に囁かれる噂は知っている。
丞はそれに対して興味がない。相手が源蔵でなくとも、前世がどうとか、食べる理由だとか。この村に生まれた人間として信じていないわけではないが、ただ興味がないだけだ]

 でもな、  さっきも言ったけどよ
 振るうやつが切りたいもんを切れりゃいい

[切れると思えば切れる。
疑いを持ったり、対面するものの存在から目を逸らせば、刃の鋭利さなんて関係ない。そうすれば絶対に切れないだろう]

(121) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 真剣師 鬼丞

 は、   はは
 鬼、とはまた  俺の見目にぴったりだと思わねぇか?

[愛理を運んだ時のまま、ぞんざいに羽織った着物の前身を赤く汚して、骨ばった指で少し薄くなった頭をかく。
その姿はまさに鬼だろう。
目尻も鼻も、こけた頬も、研いだように尖っている。こんな場所で響かせる笑い声だって、あるいは似つかわしいかもしれない]

 そこまで褒められちゃあ仕方がねぇ

 あんた、ちゃんと刃物は持ってるかい
 持ってないならいい

 ひとつ、 研いでやるよ

[肌身離さず持つ小刀を見せる。
短い刀身に似合わぬ刃ぶりは、人体を腑分けすることを学んだ村人ならば、的確に使えるだろう。道具は、道具としていつか振るわれるかもしれない]

(124) 2017/11/26(Sun) 00時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

[源蔵の返事がどうあれ、今は刃研ぎをしたい気分だった。
手を合わせて、愛理を食べて、そして―――そう、疑われているのだったか。
殺したいという気持ちはないが、殺されるつもりもない。
綺麗に食べないのならば、殺されるのは可哀想だ。

促されるまま、血濡れ、薄汚れた手を洗おうと外に出る。
会話の締めくくり、思い出したように残した言葉は、]

 多分、俺ぁよ
 最後は俺が研いだ刃で終わりてぇんだよ

[生きた時か(それは、殺されるということか)
死んだ後、―――つまりは、村の日常か。
どちらかしかないのならば、叶いそうな願いではあった**]

(126) 2017/11/26(Sun) 00時半頃

鬼丞は、源蔵の手に馴染む刃物の大きさを思った**

2017/11/26(Sun) 00時半頃


真剣師 鬼丞は、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 00時半頃


 やれやれ。
 目撃者がいるとは面倒だな。

 しかも江津子さんの確実な味方となれば。


 どっちも厄介だな。

[容の身を抱きしたのは、苦虫を潰した表情を見せない為。
この面倒ごとは2人に知らせなければなるまい**]


[臭い、まずい、固い。
男よりは幾分柔らかい女の肉とはいえ
完全な草食でない人肉の味など知れている。

可能な限り小さく噛み切って
舌の真ん中に乗せ、そのまま空気と一緒に丸のみにする。
そうする事で味も硬さも感じずに済む。
鼻から抜ける臭いだけは、どうしようもないから
何度も何度も手を休める。

苦痛な時間、ススムは次の得物を見定めていた*]


【人】 真剣師 鬼丞

 ― 源蔵の刀 ―

 は、 っはは、 そりゃあ恐れ入った

[懇親の口説き文句ならば>>136、もっと食いでのあるやつか女にすればいい、とはこの場に相応しくないつまらない冗句だろうと笑い声で隠しておく。
目の前にいるのは、幼いなりに固い口調のくせして、なかなかどうして面白みのある男だった。

たまには、等分を考えることなく、ただひたすら研ぐのも悪くない。だからこうして、大人しく刀を受け取ろう。>>137
己が持つよりも小さなそれは、正しく使い込まれている馴染む質感を伝える。この感触と、ひとたびの会話。それだけで刃はずいぶんと研ぎやすくなる]

(204) 2017/11/26(Sun) 23時頃

【人】 真剣師 鬼丞

[人が死んだというのに―――否。人が許されることなく殺されたというのに丞は随分と上機嫌で肉が焼けるのを背にした。

鬼という字を「おに」と読むのは、それこそこの村に生まれた子なら一度はすることだ。少ない記録と口伝によれば、昔は「鬼」の姓を持つのはもっといたとか、いないとか。人を食らうという性に対して、誰ぞが自ら名乗り始めたとか――。

それらもいつかは忘れ去られることだろう。
血を繋ぐを大事とせず、喰らうことにより命を繋ぐを先んじた村人だけが残れば、鬼は何も残しやしない。
筆がその意味を全うすれば、話は別だ。
記録する意思を持つ者が見届けることが出来るかは、巫女にだって到底わかりゃしない*]

(212) 2017/11/26(Sun) 23時頃

 そうそう。
 自分の価値を決められないから家畜のままなんだよ。

[自分の娘とは知らないからか、
いや、知ったとしても同じことを口にするだろう。
俺は家畜を娘に持った覚えは無いのだから*]


【人】 真剣師 鬼丞

[水場に向かう際、ミナカタと容とはすれ違うこととなったかもしれない。村の中では大きな建物とはいえ、結局集まるべき村人の数が少ない。
どこぞに誰かがいれば、なんとなく気配でわかるものだ。

桶に水を汲み、広場の血の跡を流す。
肉の焼ける匂いが本格的になれば、牛や豚を焼くのとは違うその独特な香りに鼻を鳴らす。
桶を戻しがてら串焼きの肉を取りにいく。脂がのっていたからか、ぱちぱちと火のはぜる音は耳障りが良い。
串を二本ほど取り、また広場に戻った。
土にしみこむ赤を眺めながら、愛理を弔おうと考えたのだ]]

(221) 2017/11/26(Sun) 23時半頃

[少しして。
ススムは困った顔で石動たちの元にゆく]

 ……今宵、江津子さんとリツさんと
 見張りに回る事になりました。

[彼らを手にかける事は、不意をつけば出来るだろう。
二人一度には無理だけれど、どちらか片方なら。
その際に、残ったひとりには確実に見つかってしまうだろう。
どうしたものかと、知恵を借りに]


【人】 真剣師 鬼丞

[ひとつ、大口あけて頬張った。
素直に美味しいと感じた。
年をとっていたわけじゃないし、病気を患っていたわけでもない。
健康な、若い女の肉。
下手人は愛理を食べたのだろうか。
新鮮ならば生でも食べることは出来ただろう。
人肉は生食には向いていないと聞いたような気もするが……あれは、いつのことだったか。学校での授業だったかもしれない。
もう一口、と頬張れば遠い記憶はすぐに消え去った]

(234) 2017/11/26(Sun) 23時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

[ミナカタが傍らに来ても、視線をあげた程度で特に挨拶はしなかった。もっとも、口の中に愛理がいたというのもある。がたの来始めている身体の中では、歯はまだまだしっかり健康だ。
ゆっくりと咀嚼すれば肉の味がじわりと広がる]

 深い、ねぇ……

[歯に挟まった切れ端を、ただの串になった一本目でとろうとしながら、うん、となんとなく頷いた]

(242) 2017/11/27(Mon) 00時頃

[串を持って離れる時だったか、それともその後か。
進が相談にやって来た
さすが江津子さんだと感心しつつ]

 ついでに悪い情報。
 容が昨日の夜の事知ってた。

 と言うか江津子さんの家の近くを訪れて
 愛理の家から不穏な物音を聞いたらしい。

 幸い顔は見られてないみたいだが……。

[どうするか、と少し唸った後]


 いい機会じゃないか?
 容が信用している江津子さんに、リツ。
 3人で見回りしている時に、別の場所で
 誰かが死ねば、お前の身の潔白は証明される。

[ちらりと石動を見て、これなら少なくとも進の
安全は確保されるぞ?と言いたげに*]


【人】 真剣師 鬼丞

 別に、よく知らねぇなあ
 年も年だ。  あいつも俺に用はなかったろうよ

[米やら野菜やら、分け与えたことはあるが、それは狭い村での助け合いみたいなものだ。
見た目と名前がどうあれ、丞は他者と接する時は、比較的まっとうに口を聞く。相手がまっとうであれば、だ。
しかしそれも用があればの話だし、愛理がまっとうな会話が出来たかというと、……ここまで考えて、肩を竦めた。
死んだ人を悪く思うものではない]

(245) 2017/11/27(Mon) 00時頃

【人】 真剣師 鬼丞

 さて、 あんたはミナカタだからな
 殺され方を良く見ろよ、って話だったかもしれんな

[薬師は医師とは違う。人間の身体ということにおいては、この村の住人は皆それなりに知識を持っている。だからこれは、実を伴わない憶測だ]

 俺は、  ……さてね、
 いかにも人を殺しそうな顔、だからじゃねぇか

[はぐらかすような言葉選びだが、丞にその意図はない。
本気でそう考えていたし、そう思われもするのだろうと、源蔵との会話でも思ったくらいだ。
なにせ、「おに」だ。
もう一串を口に運びながら、やはり食べたかったのかもしれない、と下手人のことをおもった*]

(248) 2017/11/27(Mon) 00時頃

 容は江津子を庇うのか、厄介だな。
 下手人を探すつもりもあるらしいし、あまり動かれると君達はやりにくくなるのではないか。

 先に容を始末した方がいいのかもしれんな。

[ぽつりと呟いた声が2人に届いたかは分からない。]


 僕の疑いが晴れるのは嬉しいですね。

 容さん……間の悪い人だ。
 江津子さんは、状況的にも頼りになる女性です。
 どちらも早めに潰しておきたいのですが

 僕は動けない
 江津子さんは殺せない
 なら、お手数ですが、先生にお任せするしかないでしょうか。

[ミナカタの言葉を経て、ススムはそう結論付ける。
石動に頼みに行く頃には、彼の中でも同じ答えが出ていたろう]


 私に動けという事ですか。
 いいでしょう、江津子さんの殺害なんとかしてみせましょう。
 どうせ彼女が死ななければ疑いは何れ私の方へ向く。

[言ってはみても気は思い。
問題は江津子をどうおびき出すか、だ。
これは一緒に見回りをするらしい教え子になんとかしてもらうしかない。]


【人】 真剣師 鬼丞

[刃物に興味があるというよりも、研ぐ行為とそれによって変化する……頭の中でこねくり回した否定は、結局は形にならず、「まあそうだな」とミナカタの言葉>>264を肯定するにとどまった]

 試し、というと
 どれくらいで人が死ぬとか、
 どこが一番美味しいとか 、 ……気にするな、思いつきだ

[愛理を見ての言葉というわけでもない。
首を振れば、ミナカタを呼ぶ声に、こちらは気にするな、と手を振る。串にはまだ肉がついている。水を用意しなかったせいで、喉に少しからまっているが、串を返すついでで水を汲めばいいだろう]]

(275) 2017/11/27(Mon) 00時半頃

 江津子さんは、僕らと一緒に居ます。
 出来るなら、手にかけたい処ですが……

 容さんの方が、きっと始末しやすいと思います。

[できますか、先生
と。
刃を向ける先をやんわりと訂正する*]


【人】 真剣師 鬼丞

 ……それ、聞く意味あるか?

[最後の問い。>>271
それは、誰であろうと否定を返すだろうに、と皮肉げに笑ってみせ、それから、ミナカタが背を向けて、その姿がまだ見える頃、思いついたように独りごちる]

 あぁ、   試し斬り、ってやつか

[その線もあるな、というくらいの事。
最後の一欠片を咀嚼しながら、懐から取り出したのは、源蔵から預かった小刀。指の腹でゆっくりと刃を押し、切れる手前で力を抜く。

血を吸えば、その刃はもう元には戻れない。
いくら研いでも、不思議と残るものがあるのだ]

(280) 2017/11/27(Mon) 00時半頃

 容なら一人でいるだろうから。
 それなら恐らくは大丈夫。


 有難う御座います、先生。
 ……これで、僕の疑いは晴れるし
 目撃者は消えて

 女がまた一人、減る。

 良い事ばかりですね。

[食事を世話してくれた記憶を忘れているわけではない。
けれど、あれは巫女の姉だ。
家畜の群れのなかの一匹に過ぎない]


【人】 真剣師 鬼丞

[弔いを終えれば、疑われていることも忘れたように、常と変わらず家に戻ることにした。集会所では、満足に仕事は出来ないし、そういえば、今朝は畑仕事を全て放り出していた。
一日くらいはいいだろう]

 明日、嵐が来るわけでもなし

[もう一つの仕事。
口説き文句だけで請け負った刀を、ぐらつかぬ椅子にどっしり座って、研ぐことにしよう。
これは、切るためか。それとも、守るためか。持ち主の意思に沿うように、研ぎ師は心を無に、ただ仕事を全うする**]

(285) 2017/11/27(Mon) 01時頃

真剣師 鬼丞は、メモを貼った。

2017/11/27(Mon) 01時頃


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