人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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視点:


 伝えたいことは 何ですか?



 あなたが本当に伝えたいことは何ですか?
 


 後悔をしない内に、

 どうか、伝えてください。


 「こんにちは。さようなら」

 そんな些細なことでも構いません。


 明日会えない「さようなら」を
 伝えられるのはつらいから

 だから何も、

 伝えないことが最期の言葉ならば



 ――――それでも、構いません。
 


【人】 流浪者 ペラジー

……。

[火元へ向かうより、不審な行動を取るサイモンの動向が気になり行方を追うがその姿を中々見つける事ができない。

日が山の影に沈み始め、空が焼け始める頃にようやく彼を見つけた。
水面からはみ出ている脚が川辺に引っかかっていた。
水に沈む上半身からは紅が下流に向けて流れている。

溜息を漏らし、自警団に報告を行う為にきた道を戻り始めた]

(44) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>40

あの……っ。

[馬を駆り大通りまで戻れば自警団やギリアンの姿が目に入った。
団員を捕まえて、墓地付近の川辺で死んでいるサイモンの事>>44等を伝えて遺体を回収するように願いでた]

ギリアンを呼ぶ声に視線をそちらへ向ければ祖父を背負うソフィアの姿があった]

ソフィ……。

[息苦しさのようなモノを感じ
言葉につまるように首元に手を重ねた]

(50) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 02時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

……うん。

[報告を受けた団員は数班に解れて其々の役目を負い散開してゆく。
それを見送った所で、ギリアンから声を掛けられ少し困った様子で表情を曇らせた。人が死ぬのはよく見てきたけれど、それで悲しむ人を見るのは何度見ても慣れない。]


……ソフィ。

[鞍から降りれば彼女の側へ寄る。
自分も不安げに数度瞬いた後、彼女の右手を包むように両手で握り胸元に抱き寄せた。]

(58) 2010/07/05(Mon) 03時頃

【人】 流浪者 ペラジー

仕方ないよ。
そんな時期だもの。
しかた無い……。
だから、私がソフィと同じようになったら助けにきてね。

[柔らかく力なく微笑を浮かべ、微苦笑を浮かべる彼女にこつりと額を合わせて囁くように呟いた]

(59) 2010/07/05(Mon) 03時頃

【人】 流浪者 ペラジー

……?

[残酷な迄に。
何故そんな事を言うのか解らなくて困惑するように緩く首を傾げ、サイモンのような狂気に蝕まれはじめていないか彼女の栗色の瞳を至近からじっと見つめた後、猫のように頬をすりあわせた。]

今晩はソフィの所に行っていい?
私も、もう一人になっちゃったんだ。

[心配なのもあるけれど、変化する環境の中で一人で居るのも辛く、出来る限り淡々とした口調で願いを伝えた。]

(64) 2010/07/05(Mon) 03時頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>65

お任せ……。
おとまりする人だから注文なんて付けないよ。

[彼女の横顔を見ていると、押さえ込んでいた感情の振れ幅が増すようでずきりと、胸が痛む。
不快な息苦しさを払うように深く呼吸をした]

(69) 2010/07/05(Mon) 03時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>70
さすがに馬小屋は無いでしょう?
帰すから……。

さ、おかえり。

[改めての彼女の手を握り返し緩く首を横に振る。
手綱を鞍に止めてゆっくりとその体を押せば牧場の方へ馬は駆け始めた。]

ピッパ……どうしているのかな。

[遠のく馬蹄の音。
彼女と共に歩き始めれば探りを入れるように呟いた]

(72) 2010/07/05(Mon) 03時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

あの子は特別だから。

[野に離した他の子達は上手くやっているだろうか。
ぼんやりと思う。]

死者に囚われれば、あとはもう側に行くだけ。
意味のない生なんて苦痛なだけかも、ね。

もう、どうにもならないなら忘れた方が、ココロの隅に置いた方が楽だよね。

[言葉に対するソフィアの反応は予想から大きく外れるものではなかった。切り替えを促すようにそんな言葉を向ける。あの二人をココロの中のトゲにして欲しくなかった。]

(76) 2010/07/05(Mon) 04時頃

 『生命とは 喪われるもの――』

 生まれた時から人は死に向かって歩いていく。
 
 『冥闇は世界を侵し、人々を連れて行く』

 それでも闇の中で人は必死に足掻くもの。

 『死以外の約束など交わせはしない』

 識っていても、認めない、そんな生き方をしてはいけないのですか?


【人】 流浪者 ペラジー

>>77

……。

[明確に否定の言葉を返されれば彼女をの横顔から視線を外した
吐息を漏らし、少し考えるように間が開く。]

思ってる。
けど、その人の側には別のヒトが居る。
どうしても「勝てないヒト」が居る。

そのヒトが居れば十分なヒトに、ソフィアに向ける思いは無い。

そんな拷問みたいな恋で良いんだ?

[あまりにも凛とした声に困った様子で緩く首を振った。
まっすぐに問うてくる彼女の目を見る事無く
問いには何処か自信なさ気に小さく頷いた]

(79) 2010/07/05(Mon) 04時頃

【人】 流浪者 ペラジー

解るよ。恋をする気持ちは解る。
でも、そんな恋に私は耐えられない。

ソフィアも結局死者に囚われた事と同じだね。
変わらないものが変わるように願ってる……。

[言葉を重ねるけれど、自分ではどうしようも無いかと諦めはじめていた。]

壊れてしまわないように、私は諦めると思う。
恋なんて大抵は不毛なモノだよ。
私はそう思ってる。

咲かない花に水をやり続ける
芽吹かないと分かっていてもやめる事できない。
そんな人達も色々みたからね……。

温かいお茶、のみたいな。

[そうやって話続けていれば雑貨が目に入る。
酷く疲れた様子で力なく呟いた。]

(86) 2010/07/05(Mon) 04時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>87

過去。風化するような過去なのかな。
直接話してみないとわからないけど、ね。

[此処の所色々な事があったせいで中々彼女に会えない。
ソフィアから聞いた話だけで判断するのはいい加減限界に達しており、色々と推論が多くなってきた。]

奇跡が起きるまで、身が朽ちるまで待ち続けるのかな。

[皆の先が保証されていないのに、気の長い話だと思った。
頑固な彼女の溜息を漏らし、テーブルに置かれた黒猫の置物を指先で撫でる。
キッチンへ向かう彼女の後ろ姿をふと見れば何かがぞわりと湧き上がる。酷く衝動的なソレに戸惑ながら椅子に腰を下ろし、猫の置物を弄る事でそれを誤魔化した。]

(90) 2010/07/05(Mon) 04時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 04時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

……ごめん。

[おせっかいが過ぎたと素直に謝るが焦っているという彼女にを見る目は何かを言いたげに揺れていた。]

そっか……。
残念、かな。
もう、他のヒトを見てくれないんだね。

何か疲れたから眠りたいかな。
お茶ありがとう。 頂きます。

[お茶の甘い香りと温かさ睡魔に味方し
小さく欠伸を漏らせば眠たげに数度瞬いた**]

(97) 2010/07/05(Mon) 05時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 05時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 05時頃



 風化風葬。
 


 失ったものは一体何だったのでしょうか。
 手に入れたものは一体何だったのでしょうか。


 沢山の悲しみを生むこの病。
 それでもほんの少しの喜びが在ればどんなに良いかと思う。


 この手は悲しみだけを生んでしまうのでしょうか。
 この手は喜びを生むには余りにも未熟でしょうか。


 
 ――…。
 


 サイモンさんは、いつも可笑しな人です。
 橋で彼と出会いました。


 嗤っていました。
 狂気に呑まれてわらっていました。


 彼の未来に、
 希望が見出せなかった。


 待ち受けるのは死、のみ。
 全身が麻痺しても、微かに唇が動くことは知っていますが
 彼には、その唇で伝えるものがないと、
 私はそう判断しました。


 身体が動かず、孤独に死すことは、
 とても悲しいことです。


 苦しんで、逝くくらいならば いっそ。


 だから私は彼を橋から川に突き落としました。
 それだけです。


 彼が幸せであったかどうかは分からない。
 けれど死を予告されて不幸せな狂気に生きるよりは
 まだ、良いのではないかと、そう思いました。
 
 ―――だから、私は。


 ―――…。

 大好きな空 大好きな村
 このまま、同じように明日へ続いてゆくと信じていた。

 乾いた口笛 空を渡る調べ。
 その日風に乗るのは口笛だけじゃないと知った。


 緋い空を見上げていた。
 沈まぬ夕陽を見上げてた。
 幾千の影が森を駈けてゆく。


 私とか、あなたとか、恋とか、愛とか、
 好きとか、嫌いとか
 
 「また話すね」

 叶えられない口約束。


 拒絶も、肯定も、仲良しも、喧嘩も、何もかも

 生きているから、出来ること。

 ――あなたが死んだら意味がない。

 ――私が死んだら意味がない。


 気付いてください。

 生きているから出来ること。

 生きているから尊いこと。

 どうか、気付いてください――**


【人】 流浪者 ペラジー

― 回想 ―

>>100

ふさわしい、相応しくないで恋愛はするものじゃないと思うけどね。
「ピッパには私が一番相応しい」と思って彼女に言葉をかけているの? 少し不思議な考えかも。

[首を傾げそんな言葉を返した]

(110) 2010/07/05(Mon) 11時頃

【人】 流浪者 ペラジー

そんな理屈じゃなくて
先に答えが出ているんだから仕方ないけどね。

[先程話しはしないと行ったのに、思わず口を出してしまう。
そんな自分に微苦笑しながらも人が側に居るのは心地良かった。]

ん。
良いよ。

[あふと、欠伸と共に返事をする。少し狭いベッドに二人で入れば身を寄せ合うようにして眠りについた**]

― 回想終了 ―

(111) 2010/07/05(Mon) 11時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

……んっ。

[泥濘地から身を起こすような気だるい感覚と共に覚醒する。
鳥の鳴き声に重い瞼を開けば射し込む陽光と眠りにつくソフィアの顔が目の前にあった。

不思議な安心感に目を細め、彼女の体を強く抱き寄せればその唇に触れるだけのキスをした。]

(112) 2010/07/05(Mon) 11時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

……うー。

[もっと眠っていたいけれどさすがに朝食まで準備させるのは悪いとベッドからでればキッチンにあったパンと干し肉と野菜で簡単なサンドウィッチを作り置く。

窓から見える庭に咲き乱れる紫陽花の花をみつければ、紫の紫陽花を選んで摘み取り、空いた瓶にさしテーブルに彩りを加える。]

(113) 2010/07/05(Mon) 12時頃

 あなたが――。
 彼に、死という安らぎを与えてあげた、のね。


 
 私は、彼の狂気を感じて――。


 死病が齎す恐怖に耐え切れないのなら――。
 死病が齎す恐怖に染まり、村をこれ以上破壊するのなら――。



 其の前に――、永遠の眠りをと思ったわ。





 彼に安らぎを与えてくれて、ありがと――…う、


.


【人】 流浪者 ペラジー

お爺さんの葬儀はいいのかな……。

[ハーブティーの用意をしながらちらりと寝室に視線を向ける。
ミントの清涼感のある香りが満ちるダイニング。

これも現実逃避なのだろうかとふと思った**]

(115) 2010/07/05(Mon) 12時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 12時半頃


――彼女に、嘘は付けない。


――敵わないな。

――かなわない。


―…だから。

好きになったんでしょう?


[ヴェスの中の恐怖も見抜いた上で。
ヴェスに好かれていることを、結局は受け入れていた彼女を。

それは、単純にしかモノをみれない自分だからこそそう思ったのかもしれないけれど。]


ああ―― ああ。

[頷く]

――はじめは、確かに一目惚れだった。

あの子がくれた花。
あの子がくれた笑顔。
あの子の細い身体。
あの子の儚い笑み。

あの子の――





…うん。

[ヴェスの言葉に、頷きを返すだけで。
こちらからは、続きを促すことはせず。]


一緒に――!


─…ヴェス…。


[頭に響くヴェスの声に、目を伏せた。

言いたくて言えない言葉は、自分の胸にもあるから。]


[ヴェスパタインに向けて。
謳うように儚い会話を続けるメアリー――]

 メアリー、あなたは旅立つの?
 この死病に冒された村から、ヴェスパタインを置いて。

[彼女から死の気配を僅かに感じ、始めていた。
この村には死が蔓延し始めていたけど、それよりも僅かに濃い死の気配。

女が幼い時に流行り病で逝った、母。そして、幼いまま同じように流行り病で逝ってしまった弟。
身近な人から感じた――死病による死の気配。

そして、街に住んでいれば、村と違う意味で、死は常に隣りあわせだった。
街特有の鼠などを媒介にした疫病、裏路地での金目当ての強盗による死、ただ享楽のためだけの殺害。死は至るところに溢れていて。

女は、そういう死を見つめ続けていた、だけに。]


[踵を返し、ヴェスパタインの元から去る少女の姿――。

そこに感じた悲しい気配に、眉を顰めた。]




 別れは、……
 辛い?


 あなたは、慈悲を望む――?

[ヴェスパタインにも、傍のセシルにも届かぬ声で囁いた――**]


ねぇ、ヴェス。

私さ、やっぱり。
バカだから、こうするしか、出来ないや。

セシ兄に、甘えてきた分。
ちゃんと、一人で大丈夫だよって。

だから、セシ兄はセシ兄のしたいこと、してって。

そう言うことしか、出来ないんだ。


─…ヴェス、やっぱり私、バカなのかな。

でも。
セシ兄のこと、困らせたく、ないんだ。


――兄貴のしたいこと、ね。

兄貴は、何がしたいんだろうな。

村を出ていって
オルガンで地位を掴むのを諦めて
この村に篭って
時折お前の顔を見て

――それから?


─…わかんない。


わかんない、わかんない、わかんない。

でも、私が、セシ兄のしたいことの、邪魔になるのは、ヤなの。

私が心配かけてばっかりじゃ、きっとセシ兄は、我慢、しちゃうから。


最後だから、最期だから。
セシ兄が、傍にいたい人のところに、行かせてあげたい。


兄貴の行きたいところ。
兄貴の傍にいたい人。

――どこに?
誰と。

――聞くことも出来ない?

だから―― 送り出すフリをするのか?


───……っ


だ、って。

私は、ずっと。甘えてきたんだよ?
セシ兄が優しいから、それに胡坐かいて、ずっと、ずっと。


そんな私が、どうして、どうやって。

聞けるっていうの。


困らせるって解ってて、どうして、聞けるの。


ごめん。

─…ちがう。



私、きっと、まだ。

あのひとのこと、忘れてないって。

セシ兄から、聞くのが。


こわい。

それだけ、なんだ。


――。

二年。

長いようで、短い。

兄貴があのひとのことを忘れるってことは

ないだろうな。


忘れるなんて ありえない。

――そんなことは分かり切ってる。

でも――

だからといって 何を選ぶかは別の話だ。


─…うん。

私、それを聞いたら、きっと。

あのひとのこと、恨んじゃう、から。

ずるいって、思っちゃうから。


あのひとは、優しかったのに。

私にも、セシ兄にも。


それを、憎んでしまいそうで、こわい。


ヴェス、は。
私に、言わせたいの?


セシ兄のこと、好きだって。
ずっと一緒に、傍に居て欲しいって。


そんな我が儘を、セシ兄に。
言った方がいいって、思ってる…?


――ふ。くく。

背中を 押して欲しいのか?


別にそれ自体には興味がないんだ。
お前が、兄貴とどうしたって。

でも―― 兄貴は

願わなきゃ 動かなきゃ――叶わない

そう言ってたぜ?


誰しも――怖がってる。

僕も お前も

――兄貴も。


背中…?

─…わかんないや。
押して欲しい気もするし、押さないで欲しい気もする。


だって、結局。
決めるのは、私だもん。


願うのも、動くのも…決めるのは、私。


…セシ兄、も?


誰だって一緒だ。

――分からないか?


─…ううん。

わかると、思う。



ごめんね、ヴェス。

愚痴っちゃって。


 祈りは

 どんなに祈っても
 
 届かず

 呟く声は

 微かな喧騒に

 消える


 開幕の合図が響き

 繰り返しを踊る

 この世界をつづる物語

  終末はあなただけのために

  ちいさくいのりつづける

    「ただ、ただ、しあわせに」


今は、もう少し。

このままで、居たいんだよ。
ヴェス。


…私、頑張る、から。
我が儘でも、なんでも。

─…だから、もう少しだけ。

妹で、いたいんだ。


[何処からか聞こえる囁き]

 ただ、幸せに――…。

 この村を覆う死病の果てに苦しみ、絶える前に。
 あなたは、慈悲を齎すの?


 現世の苦しみから解放された世界へ
 そこで、幸せに、苦しまないで、との祈りを乗せて。


 ―――分からない。

[死んだサイモンが幸福だったかどうかは知らない]

 慈悲なんて偽善かもしれない。

[生きることに価値があると、説いた]

 此の手は今は未だ、誰にも伸ばせない――

[されど彼女が、苦しみから解き放つ事をするのなら]

 ……委ねるわ。


 そう、偽善、かもしれないわね――…。
 生きる事は素晴らしい、もの。


 たとえ、時間が限られていたと、しても。

[生きる事に価値があると説く彼女に]
 
 でも、愛する村が悲しみに包まれるのはみたく、ないわ。



 今は、誰にも伸ばせない、のね。

 私は、メアリーが死病に伏すなら――…。
 残された人に共に逝ってもらう心算。


 彼女が苦しんでいるのか、否か――…。
 私は出会った事がないから分らない、けど……。


[彼女の声を聞きに向かう心算では、いるけど。
委ねるの言葉に――…]

 私で、いいの?
 あなたの手でなくて――…。


 あなたにその力が無いのなら、それをしてもいいけど。

 私はあなたが死病に冒されるまで――
 それをする心算は、微塵もなくて、よ?

 あなたの想いの強さを感じていた、から。


 メアリー

[ぽつ、とその名を復唱し、
 彼女に執心だった人物を、想う]

 彼女を想った彼は――…

[後を追うことを望むか否か。分からない。分からないけれど。]
 
 異議は無い。


 ――−"彼女"の終わりだけは

 委ねません。

[ただ、今はその時ではない、とだけ]


 委ねてもらえるようなら、私が――…

 メアリーさんにご執心だったあの人に旅立ってもらう事にする、わね。

[そう、ヴェスパタインがそれを望むのか否かは分らないけど。
別れ、残される側は辛いものとの、妄執も女にはあって。]

 ラドルフさんも――…
 妹のメアリーさんが死病に逝くの知れば、
 苦しみそう、ね。

 でも、ラドルフさんは誰かをまだ選びきれて、いないわ。
 それを見届けてから、とも想っているの。


 そう、わかったわ。

[ 其の囁きには、短く]


 ……はい。

 それで、構いません。

[手を汚さないことも卑怯かもしれない。
 だけど誰を選べば誰が笑ってくれるかなんて
 わからなくて。]


 ――…。

[ そう、誰に死を齎せば――…。
誰かが笑ってくれるかなんて、女にも分らない。

でも、今この人を選べないという人はいて――**]


 生まれて来る朝 死んで行く夜

 生まれて来る意味 死んで行く意味

 あなたが生きている現在《いま》。


 泣きながら生まれ

 笑いながら歩み

 どんな顔をして死ぬのでしょう。


 「こんにちは、はじめまして!《Ich freue mich, Sie kennen zu lernen!》」

 「わたしの 可愛いお姫様」

 「握り返す手が愛しかった」

 「あなたがどうか、幸せな道を歩みますように――」




 それが母の、願い。

 


 「ご機嫌はいかがかな?《Wie geht es Ihnen?》」

 「僕の 可愛いお姫様」

 「笑う顔を見るだけで嬉しかった」

 「お前がどうか、素晴らしい人生を送りますように」




 それが父の、願い。

 


 嗚呼 Mutter, Vater...
 
 私はあなたたちの願いに副うことは出来るのでしょうか。

 ただ、産んでくれた事実は、"今此処に居る私"。



 毎日、しあわせを、さがしています――**
 


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 04時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 04時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 04時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 04時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 酒場 ―

マスターこれ、約束の……。
マスター? 大丈夫?

[麻袋を手に酒場へと入っていく人影。
すっかりと約束を忘れていた事からか気不味げな表情を浮かべながらカウンターに麻袋を置いた所で脂汗をにじませるその顔に気付いた。]

(349) 2010/07/06(Tue) 04時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 04時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

大丈夫?
あぶる程度だったら私がするから、動くのが辛いなら座ってて。

……他って。
えと。 死んだらこのお店の酒を全部頂戴とか?


[身に見えて調子を落としているその姿、言葉。
忍び寄る死の影を改めて実感して表情がこわばる。
出来る限り明るい調子で言葉を返したが、声が微妙に引きつるのは隠す事ができなかった。]

(352) 2010/07/06(Tue) 05時頃

【人】 流浪者 ペラジー

「はっはっ。まだまだ渡せんぞ」
なんて答えを期待してたのに。

ホント……ダメなのかなぁ。

[何処か期待はずれでシンミリとした様子で呟く。
慈しむように、マスターの頬を掌と甲で撫ぜた。

じっと至近から彼の細い目を見つめた後、置かれたコップを手に取る。]

アイリスが?
……。空き巣とかしてないか心配。

いただきます。

[コップを傾けて味わうが、思わず溜息が漏れる。
ふと、項にぴりぴりとする感覚を感じて後ろ――窓へと影が動いたように見えた。
ゆるり首を傾げてマスターにも見えたかと視線で問う。]

(354) 2010/07/06(Tue) 05時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 05時頃


【人】 流浪者 ペラジー

そのお陰で全部私のモノ、かぁ。
私の番が来るまで飲んでいられそう。

笑いながらさよならとか言える性格じゃないから。
ごめんネ。

[重なるマスターの手に更に自分の手を重ねて微苦笑か微笑か解らないような表情を浮かべ謝った]

火を見るとドキドキしたり、落ち着いたり……ふしぎだよね。
酒を燃やすのはもったいないから止めて欲しいけど
今なら空いた家を燃やしても文句言われないかも。

っ……ぁ。
キク……ね。

[ヒトならば何か理由があってそうしているのだろうし、自分がそうさせている原因なのかもしれないと何となく思う。来るなら来るだろうし、出直すならそうするだろうとマスターの仕草に小さくうなずく。

杯を傾ければ喉を焼く感触に思わず目を細め何処か苦しげな声が漏れる]

うんそうだね。後先の心配ないから殺す犯す事に抵抗ないってヒトも出来てきそうだから用心はしとかないと。

(358) 2010/07/06(Tue) 05時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 05時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

酔いでごまかさずに、最後の瞬間まで死を認識していたいなんて剛毅だね。

お酒は私達で味わうから心配しなくていいけど

[何かしたい事がないのかと問いかけたけれど、既に影響の出ている体でそれを問うのも酷かと思い問いを胸に仕舞う。
どんな態度でいようと好きにして構わないと言葉が返れば安心した安堵したように暗く笑った。]

(364) 2010/07/06(Tue) 06時頃

【人】 流浪者 ペラジー

ある意味此処がマスターの墓標かな。
分かりやすくていいよね。

どうせ直ぐに墓なんて空きがなくなってしまうんだから
開いてるウチに入るのも良いかとは思うけど。

……っ。 ああ、もう。

[彼と同じように自分に刻むように見つめ返す。
くしゃりと頭を撫ぜられれば、感情の昂ぶりが原因か目尻に雫がたまり悪態と共に目尻を拭う]

うん。まぁ……。サイモンみたいにぶち殺されて人生おわるより、残りを面白く生きるよ。

ありがとう。

[その後は言葉数少なく杯を交わし合い、ボトルが空いた所で別れのあいさつを向け酒場を後にする。
これが最後かもしれない――窓から見えるマスターに手をふれば寂しさが胸をよぎるけれど、それに囚われないように吐息を漏らし歩き始めた]

→ 大通り

(366) 2010/07/06(Tue) 06時頃

【人】 流浪者 ペラジー

― 大通り ―

……殆どの人は行っちゃったのかな。

[大通りは更に人気が減り、自警団の姿すら見えなくなっていた。
ゴーストタウンを思わせるまでになった通りに溜息を漏らしながら歩き続ければ建物に凭れ掛る人影――ピッパが視界に入る。]

ピッパ?

[声をかけては見るが、ソフィアやコリーンを見た時と同じような原因不明の違和感に戸惑いながら足を止め、少し距離を置いて彼女を見詰めた。]

(367) 2010/07/06(Tue) 06時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>368

ああ……。
微妙に違う。 
ピッパはピリって感じなんだ。

[彼女のぎこちない笑みをは違い返される微笑は柔らかなものだったが、意味を量りかねる呟きが付け足された。
足を止めたのも僅かな間の事で、遠慮なく歩みを進めお互いの距離を縮めてゆく。]

おわかれ。すませたの?

[先ほどの人影を思い出し
揺れる水筒を見詰めて簡素に問う。]

(369) 2010/07/06(Tue) 06時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

そっか。
こうやって何度別れが続くんだろうね。
何度置いて行かれるんだろうね。

死ぬのも嫌。
置いて行かれるのも嫌。
ホント地獄だね。

[微笑を浮かべるピッパ。
素直に疑いも持たず彼女の嘘を信じる。
そのまま彼女の隣で同じように建物の外壁に背を預けて精神的な消耗が滲み見える笑みを浮かべた。]

(371) 2010/07/06(Tue) 07時頃

【人】 流浪者 ペラジー

今までそんな事はなかったんだけれど
見てると、不思議な感じがするヒトが居るの。
ピッパで3人目。
最初は不快感だったりするけど……側に居続けたら変化したりするみたい。
多幸感とか……そんな感じかな。

ピッパは項にピリピリくる感じ。
どんな風にかわるのかな。

[酷く言語化に苦労している様子で、こんな表現でいいのかと自分でも首を傾げながら解説をした。]

(372) 2010/07/06(Tue) 07時頃

【人】 流浪者 ペラジー

次は誰なんだろうね。
ピッパかも、私かもしれない。

死は皆に訪れる。
けれど、最後は嫌だね。寂しすぎる。

[言葉をねじ伏せた際の違和感に首を傾げるけれど改めて問うことはしなかった。
指が伸びれば、手の甲に自身の手を重ねて頬に導く。
柔らかな温もりを彼女に分け与えた。]

どうなるのかな。
ピッパも私に幸せな気持ちをくれるのかな。

[狭くとじた世界に囚われていない外の者特有の無頓着さか、くすりと何処か楽しげに笑う。]

(375) 2010/07/06(Tue) 07時頃

【人】 流浪者 ペラジー

本当?
まるで……まるで私の守護天使みたい。

[まるで自分は死なないとでもいう風の言葉。
不思議そうに小首を傾げる姿は無知から来るものか。]

ありがとう。守護天使様。
私も何かお返ししないとね。

[不思議な安堵感からココロを押し付けていた死の影が少し遠のいたようで、彼女の肩に頭を預けて頭を預け無邪気に笑った。]

(380) 2010/07/06(Tue) 07時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

馬鹿ってヒドイ。
そんな事ができるんだから
守護天使を名乗れると思うけど、ね

[「ぶー」と、文句を返すけれど幼子のように、柔らかく、優しく抱かれた事で文句も消えゆっくりと瞼を閉じる。]

もちろん……守護天使様のお願いだものね。
何、かな?

[願いがあると申しでてくれた事が嬉しかったらしく
どこか嬉々として彼女が言葉を続けるのを待つ。
瞼を開き、上目気味に彼女の表情を覗い見ようとした。]

(386) 2010/07/06(Tue) 08時頃

【人】 流浪者 ペラジー

ぁ……。

[消えた表情とは対照的な優しい声に戸惑うように瞬く。
だけれど、その言葉に対する反応は早く、静かだが揺ぎが見えない口調で言葉を返した。]

それは……守れない。
意味が……ないかも。

その人は――私に優しくされてもダメだと思う。
大切な人は同じく大切な人から大事にしてもらわないとダメなんだよ……私の優しさなんて意味はないよ。

ピッパ……あなたの優しさだから、意味があるんだよ。

だから、ごめんね。

[それはできないと謝罪を向けた。]

(388) 2010/07/06(Tue) 08時頃

【人】 流浪者 ペラジー

人の腕は二人を抱きしめるには不足しているんだね。

[ピッパの様子はソフィアの言ったとおりなのだと、話しをしてなんとなく理解できた。

彼女に希望なんてものは無い。
なのにそれにすがろうとする彼女の姿を思い出し、哀れみのような言葉が漏れる。]

わ。

……こちらこそありがとう。
お互いが相手の天使になれれば一番だね。
受け取るだけじゃ……申し訳ないものね。

[強く抱かれて少し驚いたように言葉が漏れるが自分もゆっくりと抱返し彼女に頬を寄せて呟いた。
心地良い彼女の温もりから離れるのが嫌で、暫くの間そうして体を預けていた。**]

(390) 2010/07/06(Tue) 08時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 08時半頃


 あなたは、呪うの?

 誰かを――…。



 村の人々が噂するように、本当に。


 あなたは、死ぬのが、怖いの?


 一人で逝くのが、残されて逝くのが怖い、の?


 あなたの傍には――…。

 あなたを想う人がいたのに、……
 あなたも、その人を想っていたのでしょ?


 選んだ道は正しかったの?


[何処から聞こえた、
の哄笑に、漏れる呟き。

目の前には、永遠の眠りにつこうとするゴドウィンがいて――。
せめて、静かに、との思いが沸いて。]


[でも、人は弱いから――…。

狂気に堕ちても、その人を責められる事だろう、か。]


 ――…。

[誰も、皆、心に弱さを抱えているのだから――]


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時頃


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