人狼議事


18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜

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視点:


受付 アイリス! 今日がお前の命日だ!


 そんな、こと知りたく、ない。

[まるで駄々をこねる子供のようだと、自分で思う。

きっとドナルドは、昔に何かあったのだと、なんとなく、気付いたけれど。

それでも。

知りたくなんて、なくて。

ただ、椅子に深く腰掛けたまま、動かなかった。]


[“声”がした時、少女は夢と現の間をさまよっていただろうか。

びくり身体を震わし、ドナルドの視線を受ける。強張って、何も浮かばない顔で。]

 ……い、や…

[睨みつけられるとその視線から逃れるように床を見つめる。]


[

そして。
気配が、動いた。

アイリスが眠る、階段へと。]

 だ、だめ…っ

[思わず叫んだ。立ち上がった。

でも、足はそれ以上動かなかった。


それは恐怖からだろうか。

     それとも――]


[ 突然耳に届いた声。果たして少女は目覚めただろうか。
 左手、人の姿の時よりも巨大で毛むくじゃらなそれでアイリスの首を絞めあげた。]

 おおっと……寝ているヤツらの邪魔にならないようにしようぜ?

[ 牙をこすり合わせるように哂う。
 暗闇の中、少女の瞳に眼帯をかけた狼の顔が映っただろうか。]

 悪いなぁ、フランシスカがどうしてもって言うからよぉ。

[ 空いた右手で上着を引き裂き、肩口を顕にする。
 そして、散々心の中で描いていた様に、牙をそこへと突き立てた。
 右手の爪で腹を裂き、中を掻き分ける。
 激痛に叫びをあげようとしても、絞める左手はそれを許さない。

 探るような右手が、とうとう一番熱い肉を探し当てた。
 それを引きちぎると同時に喰いちぎる――少女はいつしか事切れていた。]


 うめえ! こいつはいいぜ、最高だ!

[ 肉を飲み込み、哄笑する。]

 フランシスカァッ! 一番旨い所をくれてやる!
 とっとと来やがれ!!

[ 少女の味に陶酔しつつ、叫んだ。
 右手の中、弱々しく脈打つ熱い肉を潰さぬように気をつけながら。

 同胞が来たのならそれを渡しただろう。
 来なかったとしても声を頼りに探し当て、どちらにしても、その熱い肉を口へ運ばせる事だろう。*]


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 16時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 16時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

― 集会所・朝 ―

[曲刀を抱いたまま微睡に沈んでいると戦場の夢を見た、鉄錆の臭い、腐臭、死の匂いに冷や汗をかきながら目を覚ます、辺りを見回すとそこは死体の散乱する戦場などではなく、集会所の中]

う……ぐっ……
嫌な、夢だナ……

[鼓動の高まりが収まらず鼻を効かせると微かに臭う鉄錆の匂い、昨日までの出来事を振り返る、人狼事件、サイモンの死、自分の役割、そしてまだ自分は生きていると言うこと]

……血の匂いがすル。

――ッ!

まさカッ!?

[叫びながら立ち上がり、二階へと駆け出す]

(14) 2010/07/03(Sat) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[二階の空き部屋を手近な部屋から順に乱暴に開いてゆく、血の匂いは更に濃く漂ってくる、そして開いた運命の扉]

――嘘、だろウ……?

[バケツの中に血を蓄えて、ぶちまけたかの様に、ベッドに飛び散る血、血、血]

――ッ……ウゥ……

ウォアアアァァァッ!!

[横たわる乙女の腹部は無残に開かれ肩口が大きな獣に食い荒らされたように千切れている。
自分を信じてくれていた、仲間と呼んでくれた乙女の無残な死体を見て、血が滲む程に拳を握りしめ獣の様に咆哮を上げた、その叫びは村の中まで響いただろう]

(19) 2010/07/03(Sat) 21時半頃

―昨夜―

 いやあ…っ

[“声”を拒絶するも。

身体は。本能は。人狼としての、本能は。]

 や、やあ……あ、あたし、は……

[その場から逃げ出すことを、許してくれなくて。

むろん、逃げ出したところで、どの道見つかってしまうだろうこと、わかってはいたけれど。]


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 22時頃


―アイリスの部屋・回想―

[ 怯えたような同胞の声に苛立を覚える]

 何時まで下らねえ事に拘ってやがる、あのガキ……。

[ 何時までも食事に現れない同胞に業を煮やし、怒鳴った。]

 いいからさっさと来いッ!!
 命令だ! フランシスカッ!!

[ 『強制』の意志を込められた、人に聞こえざる怒号は村中に響いた。]


 ――っ

[響いた怒号に、ぽたり雫が落ちる。

ふらり、足が階段へと向かう。

ぽたりぽたり、落ちる雫はすぐさま消えるけれど。
輝く道はアイリスが永眠る部屋へと。]


[ ふらふらと現れたフランシスカに、血に濡れた顔のまま笑ってみせた。]

 遅かったじゃねえか。
 まあいい、冷めたら不味くなっちまうぜ?

[ そう言って、横たわるアイリスがよく見えるようにベッドから離れる。]


[紅のにおい。

それから感じるのは。]

 ……あ、いりす…

[瞳に映った光景に、へたり床に座り込む。

紅。紅。紅。

紅の世界。

夢と現が混ざりあう。]


[ 床にへたりこみ、アイリス同様動かなくなった同胞。
 ゆっくりと近付き、その前に屈んだ。]

 ほら、食えよ。

[ 逃がさぬよう左手でしっかりと肩を捕らえ、右手の肉を口元へと差し出す。]


[紅い世界にとらわれて。

捕えられた肩も、差し出された“アイリス”も。
うまく少女の中に入ってこなくて。

意識が働かないまま、口を、開いた。]


[ 心ここに在らず。だが、本能には抗えなかったのだろうか。
 呆然としながらも開いた同胞の口に、右手のそれを押しこむ。]

 ほうら、熱いだろう? 甘いだろう?

 ――この味を知っちまったら、もう戻れないだろう?

[ 酷薄な笑みを浮かべたまま、目の前の少女を注視する。]


 ――ぅ…あ……っ

[押し込まれた肉片。

その感覚に、感触に。

意識が戻って。

咳き込んで。]

 そ、んな、こ…

[涙目で、笑みを睨む。

でも。

ぽたり。涙が零れ落ちる。]

 …そんな、ない、あた、あたしは…


[ 咳き込む同胞。だが、掴んだ肩を放しはしない。]

 ……お前は?

[ 笑いを崩さぬまま、瞳の奥を覗き込む。]

 人に聞こえねえ声を聞けるテメエは?
 人に聞こえねえ声で話せるテメエは?

 たった今人の肉を喰らったテメエは?

 それでもテメエは、ヒトのつもりで居るのか?
 そんなテメエを、他のヤツらはヒトと思うのか?

 ――諦めろ。もうテメエはヒトじゃねえよ。

[ 冷めた声で断言した。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[低く唸りながら強く歯を食いしばりその場に集まる全てを斬り伏せたくなる衝動を抑えるように曲刀の柄を握る右腕を左手で強く握りしめる]

聞くなッ!
そンなもン、聞くまでもないだろうガッ!!

[タバサに対して怒鳴りながら憎しみを籠めた目で次々に集まってくる人物を睨みつける]

……誰がやッたか、なンて意味もない事を聞くつもりはナイ。

――ダガ、アイリスを殺したヤツ、どうせこの中に居るンだろウ?

必ず俺の手で斬り殺してやル、必ずダッ!!

どけッ!

[そう吠えると集まる人を掻き分けて外へ]

(30) 2010/07/03(Sat) 23時頃

[語られる言葉。]

 や、は、離してっ

[事実としか、思えなくて。]

 ……やあっ

[でも。思いたくなくて。]

 …あい、りす……

[頭を振って、聞きたくないとばかりに。]


[ 離せと暴れたところで、狼の力で抑えていれば、解けない。]

 違うだろう?
 その程度じゃ毛虫も殺せねえぜ?

[ 仮にその拘束を解けるものが居るとしたら、同じ狼の力を持つ者のみ。]

 ――諦めろ、テメエはヒトじゃねえ。

[ 再度、訴えかける。]


[“少女の力”じゃ敵わない。

そんなこと。]

 ……わか、ってる…わかってるよ…

[ぽたりぽたりと涙が落ちる。

ヒトじゃなくて。
人狼で。
わかりたく、ないけれど。]

 なん、で…なんでぇぇ……

[ヒト、だったのに。
ヒトとして、過ごしてきたのに。]

 やああああああああっ

[自分の、変化が。]


さすらい人 ヤニクは、飾り職 ミッシェルがよろめけば無意識に身体を支えてから集会所を飛び出す。

2010/07/03(Sat) 23時半頃


[ 何故という疑問、それに対する解は持ちあわせては居なかった。
 過去の己も、現在の己も。]

 さあな……だが、外国のヤツがよく言ってたんだがよ。
 Que sera, sera……『なるようにしかならねえ』って意味らしい。

[ いつしか表情からは笑みも、怒りも消える。
 少女の変化を目の当たりにし、その言葉を呟いた。]

『なるようにしかならなかった俺達』は、これからどうなるのか……。
 俺達の方法で聞いてやろうぜ……ヒトの神サマによ。

[ ただ、少女の変化を見守る。]


[笑みも、怒りも消えた表情をどこかきょとんと見上げて。]

 …Que sera, sera……?

[ぼんやりと、言葉を反芻する。]

 ……あたし、たちのほう、ほう…?


[ ぼんやりと見つめ返す瞳に頷く。]

 そうだ、俺達の方法だ。

 この爪で、牙で――ヒトを喰わなきゃ生きていけねえ体を使って聞いてやろうじゃねえか!
 何で俺達はヒトじゃねえのか……人狼なのかってのをなァ!?

[ 答えの与えられぬ問、それこそがこの男の行動原理。
 雲の上で安穏としているであろう神に届けとばかりの咆哮。]


 ………なんで、だろうね。なんで、なんで…

[漏れる呟きは、問いかけるわけでもなく。

そっと触れる花飾り。赤く咲く花飾り。]

 ……ヒト、だったんだけどなぁ…

[ぽつり、上を仰いで。

悲しげに、切なげに。

少女の呟きが、その場に響いた。]


[ 少女の呟き、酷くかすれたそれを聞き逃す訳はない。
 強く握っていた肩を放して立ち上がった。
 足音を立てず、そのまま扉へ。]

 俺だってヒトだった。
 ヒトとしてやってけると思ったこともあった。

 でもな、なるようにしかならなかったんだよ。

[ 扉の前で立ち止まり、己に言い聞かせるように呟く。
 微かなそれを同胞が聞きとがめたかなど気にすることもなく、部屋を出て階段を降りる。

 己の特等席へ腰をおろし、目を瞑る。
 複数の寝息を耳にして舌打ち、浅い眠りに身を任せた。*]

―回想・了―


【人】 さすらい人 ヤニク

― 森 ―

クソッ!クソッ!
何が守るダ、俺は目の前に居た女の子一人救えないじゃないカ!

[悲痛な叫びを上げながら何度も何度も頭を木に打ち付ける、額が裂けて血が流れれば更に打ち付ける速度を上げて]

あンな優しい子が襲われて、あンなに無残な死体にされてッ!
人狼ッ!
殺す、殺してやる、必ずこの手デ、引き裂いてヤルッ!

[疲れと出血のだるさから木に手をつき俯く。
涙は出ず血が騒いだ、人狼を殺せと、その声に反抗するかの如くもう一撃木に頭突きを入れると、木はミリミリと音を立て倒れるのだった]

(45) 2010/07/04(Sun) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 川 ―

[陰欝とした表情で川面に映る血まみれの己の顔を見る]

……辛いノカ、悲しいノカ、良く、分からナイ……

アイリスちゃン、君は、今まで幸福だッたカイ……?
いきなり、こんな、形、で……終わる、なンテ……
思ッて、なかッた……ダロ……?

人生は……ままならナイ、俺が終わらせてしまッた命だッて、沢山アル……

デモ、納得、出来ナイッ……

[自分に語りかけながらギリ、と歯を食いしばる]

どうしたらイイ、人狼を確実に殺すならどうしたら……
一日一回の人物評なンて待って居られるカ……

(60) 2010/07/04(Sun) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[川辺に膝を抱いて座り込みながらじいっと森を見つめる、時折目立つその赤に目を付けた鹿等が不思議そうにこちらを見ることはあったがすぐに興味を失って去ってゆく]

……獲物ァ、こンなに居るのにナ。
なンで人間なンだ?

……無意味な問いか、奴らの人喰いも本能なンだろうナ。

俺の血が、人狼の血を欲するのと同じダ。

人間ぶらずに化け物の姿をしてろヨ。
そうすりゃ、楽なのにサ。

……人狼を、探さないとナ……
こンなとこに居ても、仇は取れナイ。

ヘクターがもしかしたら見付けてるかも知れないしナ。

(67) 2010/07/04(Sun) 04時頃

さすらい人 ヤニクは、額から流れる血も拭わずに集会所へと帰ってゆく。

2010/07/04(Sun) 04時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

― 集会所 ―

[日も傾きかけた頃ギイ、と小さな音を立てて集会所へと帰ってくる、割れた額から流れ出る血はそのままに]

昨日の小僧は本当に人狼だったのカ。

[笑みはなく言葉も冷たい響きを孕んで集会所内に問い掛ける、ドナルドとヨーランダの声に首を傾けて音を鳴らす]

空振りじゃなくテ、単に複数居ただけじゃないのカ。

――ふゥん、ヨーランダが霊能者、ほンとかなァ。
アイリスちゃンが霊能者だッたかも知れないよネ。
あの小僧を殺しただけで何故人狼じゃないと分かるのか教えてヨ、納得出来ないカラ。

(80) 2010/07/04(Sun) 12時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

それとヘクターの占い結果はまだ出てないノ?

[ヘクターはその場に居ただろうか周りからまだ結果は聞いていないと聞けば側の椅子を蹴り倒し露骨に悪態をつく

……使えない奴ダナ、さッさと報告ぐらいしとけヨ。
俺がその場に居ようが居なかろうが後から聞く事なんて出来るンだヨ。

昨日こンな奴を――

[守るんじゃなかった、そう言葉が出かかり飲み込む]

――信用した自分が馬鹿みたいダ、寝る時もアイリスちゃンの側に居てあげれば良かったヨ。

少しフランシスカと話し込んだからッて下で寝るンじゃなくてネ。

(83) 2010/07/04(Sun) 12時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 12時半頃


 よく聞いとけよ、フランシスカ。

 ――ヒトが何を思っているか。
 俺達をどう思ってるか……なぁ?

[ 怒りの色はない――ひたすらに無感動の、冷たい響き。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[つまらなさそうなヘクターの様子に強く舌打ちをして側の壁に腕を思い切り打ち付ける]

――お前、気ィ入れて探してンのカ!?
脚の悪い人狼が居ると思ってンのかヨ!

本当に使えない奴ダ!
昨日だッて怪しい言動の奴はいくらだッて居ただろうガ!

[駄々をこねる子供のように苛立ちをただぶちまける、その言葉は意図せず障害を持つミッシェルを傷付けたかもしれない。
そんな様子はガストンに咎められるだろうか]

……必要ナイ、俺は君を信じ切れないからナ。

[布を差し出すヨーランダを振り払い壁際に座り込む]

(91) 2010/07/04(Sun) 14時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[額から流れる血は薄汚いコートの袖で拭う、赤いコートに赤は吸い込まれ、額から新たな血が溢れるだけ]

……フン、人狼が人を襲う理由なンて知るかヨ。

このところ赤い月が出てるから、月の光に狂って本能で襲ってるンだロ。

蜘蛛が誰にも教わらずに巣を張ったり、蠅が誰にも教わらずに空を飛ぶのと同じサ。

狙う相手だッて誰でも良かったンダロ。
纏まって近くで寝てる奴よりモ、一人で寝てる奴の方が襲い易かッただけじゃないのカ。

……そういうお前はどう思ッてンだヨ。

[そう言ってドナルドを睨みつける]

(95) 2010/07/04(Sun) 15時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[左目を指すドナルドを鼻で笑う]

ハン、野生の常識で考えてみろヨ。
目なンざなくたッて、人狼なら鼻が利けば十分だロ。

片目を怪我した獣なら良く見るガ、四肢に欠損のある獣は見た事ないネ。

だからお前は十分に人狼の容疑者だヨ。

[目に垂れる血をうっとおしそうに拭ってからドナルドを指差す]


とにかく、ヘクターは間違いなく占い師ダロ、ヘクターの言うタバサとミッシェルは外して容疑者は大分狭まったナ。

俺、ガストン、ドナルド、フランシスカ、ペラジー、あと一応ヨーランダも含めて6人だナ。

(96) 2010/07/04(Sun) 15時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

ッハハ!

外から来たから知らないかも知れないカ、オメデタイ考え方ダナ。

――アイリスちゃンが昨日教えてくれた『狂信者』の存在だッてあるンだ。
人狼サマに恋い焦がれて気が触れた可能性だッて十二分にある。

ヨーランダが狂信者ならあのガキを人間ッても不自然じゃナイ。

それに独り言ぐらい誰だって呟くサ。

[アイリスの名前を出すことに多少の言い淀み――あるいは憐憫――を見せ自棄になったように言葉を吐く]

結局、タバササマは外部から来た俺を殺したいンダロ、仲良しごッこにゃ飽き飽きするゼ。

(104) 2010/07/04(Sun) 16時頃

さすらい人 ヤニクは、森番 ガストンに額を指差し頭は冷やしてきたつもりとアピールした。

2010/07/04(Sun) 16時頃


 本能だってよ、フランシスカ!

[ 楽しそうな、自棄っぱちな声。]

 つまり、だ。

 ヒトがモノ食って寝て産んで増えるように!
 鳥が空を飛んで歌って卵を産むように!
 獣が他の獣を襲うように――俺達はそんな存在なんだとよぉ!?

[ 愉快そうに顔を歪める。]

 見てみやがれ、ここに居るヤツの顔を!
 どいつもこいつも……ヤニクだけじゃねえ!
 ヨーランダもガストンもヘクターもミッシェルも……タバサまで!

 みぃんな俺達を見付け出して殺すことしか考えてねえんだぜ!

[ 悲鳴を上げるかのように笑った。]


【人】 さすらい人 ヤニク

分からないから問うだけカ、下らナイ。
自分なりの考えぐらいあるンだロ。

それともドナルドサンは自分が人狼だから自分自身の正体が分からなくてそンな事聞いてンのカ?

[どこか挑発的にドナルドに返せば、最後の言葉にギリと歯を鳴らし]

……怒ッて何が悪イ。
あの子は俺を仲間だと言ってくれたンダ。
……俺はまた仲間が守れなかッた不甲斐無い自分に苛つくンだ……わぶッ。

[言葉の途中で布巾が顔にかかる]

……布巾ッて……汚くないのかよコレ……

俺が信じるのはアンタとあの子だけだッたンだヨ……

(111) 2010/07/04(Sun) 16時半頃

さすらい人 ヤニクは、そう言って森番 ガストンを見てから布巾で額を押さえた。

2010/07/04(Sun) 16時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 18時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[ヘクターの言葉に額を押さえていた布巾を取り落とす、相手は望外の化け物、身体の障害が判断にならない――
キンと耳鳴りがして、激しく憤りが身体を駆け巡る『本当の敵』との対峙は今回が初めて故の実戦経験の無さに悔しさが込み上げ、立ち上がると壁に一度だけ強く頭を打ち付ける、血は再び噴き出すが頭は冷えた気がした]

――そう、カ……
すまなイ、そういうのも居るのカ、頭が回ってなかッタ……

今の話で少し冷静さを取り戻せタ、ありがとウ、そしてすまなイ、ヘクター。

[先程の暴言に頭を下げて謝罪を表す]

(134) 2010/07/04(Sun) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[血が足りなくなってきたせいか、再び座り込む、ガストンの謝罪を耳にすればそちらを見て]

……アンタが気が付いて、それで助けに入ろうとして、代わりにアンタが死んだンじゃ、それも話にならないダロ。

誰が俺を止めてくれるンだヨ。

下手すりゃアイリスちゃンとアンタと、二人一辺に殺されたかも知れないンだからサ。

[辛そうな表情を浮かべてすぐに俯き、額の傷を抑える、今日処刑すべき者を決めなければと再び顔を上げた]

……俺は、ガストンは疑わナイ。
選ぶならペラジーかドナルドのどちらかを希望スル。

(135) 2010/07/04(Sun) 22時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 22時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

まだ……笑う事は出来そうにないけどネ……

[ちらりとフランシスカを見てからヘクターを見直す]

大体はミッシェルと同じ理由だネ、昨日サイモンが死んだ時にペラジーはこういう状況は愉しくないと言ってたんダ、けど状況は変わってないダロ?

なのに処刑者を決めてた今は愉しいッて言ッた事が引ッ掛かッてネ。
言い争う前にだッて、十分にピリピリはしてたと思うヨ。
あのガキが腕を見付けたッて騒いだ時からネ。

その状況と、今の明確な違いを説明してがないと態度のあやふやさからペラジーが怪しいと思うヨ。

(142) 2010/07/04(Sun) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ドナルドの問いに小馬鹿にしたように鼻を鳴らす]

フン、仲間を殺して罪をなすり付けるダ?
お前みたいなド外道と一緒にするなヨ。
そもそも、それだけの理由で『俺だけ』を疑うのカ?
それは推理じゃなくて妄想ダロ。

随分とドナルドサマの疑い方は軽いンだナ。
まるで処刑されるのは誰でも構わないみたいな疑い方だゼ、それはサ。

[疲れた目でドナルドを睨みつけながら言葉を吐き出し、背中を壁に預ける]

ペラジーは静かになれば推理出来るッて事カナ、だったら寝る前は静かだッたロ。
その時の推理はないのカ?

(157) 2010/07/04(Sun) 23時頃

[ 涼しい顔で応える。]

 ガキが一丁前に何様のつもりだ?

 ああ、ああ、人間様のつもりか。
 たく、頭に血の巡ってねえガキだなぁ……。

[ 髪を掻き、目を瞑った。]

 アホ臭えママゴトか、好きにすればいい。

[ そう言ってあくびをひとつ。]


 ……あたしが、みんなと違うのは、わかって、る。でも、あんな風に、言わなくたって、いいじゃない。

[ドナルドからは視線を外したまま、絞り出すように、そう“声”にする]


 言うさ。言うに決まってるだろう?

[ 薄く笑った。
 周りは人狼を探し出して殺そうとする者だらけ。]

 現実から目を背けて逃げ道捜して回るガキが偉そうに。
 俺に意見たれるんじゃねえ……耳障りだ!

[ 声なき声で吠えた。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[タバサの言葉に賛同するように片手を上げる]

ペラジー、それは俺も疑問だナ。

そもそも襲われる心配してるならもっと積極的に人狼探さないと、ッて思わないのカ?

襲撃の不安を感じるのは人間的ではあるガ、その割に人狼を探さないのはなンでなのかナ。

既に人狼が誰なのか知ってるから探してない、トカ――

そういう風にも見えるンだよナ……動かない狂信者なのかな、とかネ。

[それだけ言うと頭を押さえて呻く]

ちょっと、頭に昇った血抜きすぎたカナ……

[先程取り落とした布巾で再度額を押さえ初める]

(173) 2010/07/05(Mon) 00時頃

 ……背けてるよ。探してるよ。

[ああ、でも。


そんな道は、きっとどこにも。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[ふらつきながらも曲刀を杖代わりに立つ、額は布巾で押さえたままだ]

理由にならない理由を述べて、自称霊能者ヨーランダが人間だと言ったテッド、彼を頑なに処刑したがッたのもドナルド、お前だッたよナ。

テッドが未来だのなンだの言ッた時も人狼の正体にだけこだわッてたのはお前だけだッたナ。

ペラジーは疑われる事に感心がない人間とも取れなくはナイ。

だから今日処刑票を選ぶのはドナルド、お前ダ。

[言い訳らしい言い訳すらしていないように見えるペラジーをちらりと見てから真っ直ぐにドナルドを睨む]

(177) 2010/07/05(Mon) 00時頃

 ――勝手にしろ、俺はもう知らん。

[ そのような道は己には用意されなかった。
 幾千の夜を飢えながら問うても見つからず、幾千の夜を爪で切り裂いても出ては来ない。
 もうこちら側には、この問いに答えられる者はいないだろう。

 それを口に漏らすのははばかられ、ただ突き放した。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[ガストンが覚悟を口にするとため息をつく]

覚悟も、責任も、言い方変えてるだけで同じモノだヨ。

そういうのは、一人で背負ったり背負えたりするモンじゃナイ。

違ったら責任取るから、とかそういう押し付けと同じだヨ?

[ヨロヨロとガストンに近き、いつかの帰り道の様に胸を叩く]

そンなカッコ悪い奴を信用してるンじゃないンだゼ。
自分を信じりゃ良いだけの話ダ、アンタの言い方はどッか重過ぎるンだヨ。

俺を、ヨーランダを信じてンダロ?

覚悟は皆十分してる、だから一人で背負おうとするナ。

(179) 2010/07/05(Mon) 00時半頃

 ……冷たいんだか、優しいんだか、わかんないね、ドナルド。

[完全に空になったコップに視線を落としながら、ぽつりと。]


 ………ドナルド、処刑…され…るの?


 さあな、知らん。

[ そっけなく言いつつ、扉へと向かう。]

 こちら側には俺の欲しい物なんて無かった。

[ それが無駄に飢えにのたうち回り、無駄に腹を満たした末の結論。]

 それが有るんなら、何処へでも行ってやるさ。

[ 扉に手をかけ、外へ。
 赤い月が、出迎えるように。]

 もし『そっちにもそんなものは無い』って言ってみやがれ、神サマよぉ?

 ――その首、喰いちぎってやるからなァ!!

[ 最期に、遠吠え。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[ガストンの呟きに自嘲にも似た笑みを零す]

辞めてくレ、俺には自信がナイ……

アンタみたいな人こそ、この『役割』は担うべきなのに――

俺には、力が無駄にあるから、ナ。

[すっとガストンの身体を退けるように腕で押しのける]

はッ、紫煙の隻眼ッて異名は良く響いてたゼ。
血煙を上げるのが得意な隻眼の傭兵サンよォ。

[すらりと曲刀を抜きふらつきながらも構える]

アンタとやれるのは俺だけ、ダロ。
占い師のヘクターに無茶はさせられないからナ、俺のダチを殺された恨みも、ある事だしナ……。

(190) 2010/07/05(Mon) 00時半頃

[響いた遠吠え。ぽたり涙が腕に落ちた。

その涙は何を意味していたのか。

少女自身にもわからないけれど。]

 ……きっと、きっと、ある、よ。そっちには。ある、よ…

[彼が、何を欲していたのかさえ、知らないけれど。
ぽたりぽたりと溢れる涙をぬぐって、風に“声”を乗せた]


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 01時頃


[ 足元、赤い影が迫る。]

 ほら、俺はココだぜ?『狂気の桜』よぉ?


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[背中を叩くガストンに少し拗ねた様な顔で]

一応、怪我人なンだからもう少しソフトに扱えヨ。
ま、ドナルドがどうかは人狼かどうかは知らないが、無事に生き残れたら、今の護衛命令考えとくヨ。

ガストンは疑われてるみたいだし、守る必要なさそうだもンナ。

[フッと自然と笑みが毀れる]

笑顔仮面、復活、ッてカ、ハハハッ。

[身体は鉛をつけているように重く、頭はズキズキと痛みを発し始めたが気分は軽かった。
そして、逃げる事を示唆するドナルドを追い、外へとふらついた足取りではなくしっかりと進む]

(201) 2010/07/05(Mon) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 集会所・外 ―

[月明かりはまばゆいぐらいで、いつもの不吉な赤でなく、綺麗な黄色に輝いている事に目を細めた]

ッかしいな、怪我の治りに関しては常人と同じだッたハズなンだけど――

[額を押さえていた布巾を投げ捨て、曲刀を両の手でしっかりと握る、信じられる人が居るからか、不思議と体に力が満ちていた]

なッ!?

[対峙した相手の右腕が肥大し鋭く輝くのを見ると同時に血が騒ぎ、自然と口元に笑みを浮かべた。
――総てを凍てつかせるような狂気と狂喜に彩られた笑み]

ヤット……見付ケタ……

(202) 2010/07/05(Mon) 01時半頃

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