人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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視点:


奏者 セシルは、血塗れのシャツを握り締めて、深く息を吐いた。(08)

2010/03/01(Mon) 01時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 01時頃



……吸えばよかったろ

         ――莫迦め。


  [ふ、と。  身体の中から、 
  何か 抜けていくような。]



 そうか?


 [なんだか、急に憑きものがおちていく感じがした。]


 じゃ、今からでも吸おうか。
  




 ……――  勝手にしろ。


[血の匂いが、気持ちが悪い。
シャツが纏わりつくのを、引き剥がしながら。]





                      ……ばか
                      [声は小さく]



 そうか、吸っていいのか。

[セシルの身体をじろじろ見た。]

 ――……どこがいいかなぁ。

[どこからか響いた ばか の声にはきょろきょろ]


【人】 奏者 セシル

―北棟1F→南棟―

[シャツの血糊が乾き始めた。
面倒くさそうに肌から引き剥がす。]


……――、ッ!?


[びくん、と身体が反応する。
何処からか拍手が聞こえ

――身を苛んでいた吸血衝動が、
抜けていく心地が、した。]

(7) 2010/03/01(Mon) 01時半頃

奏者 セシルは、用務員 バーナバスの方を、見やった。同じ衝動を持つモノ、同じ感覚が在るかと思い。

2010/03/01(Mon) 01時半頃


【人】 奏者 セシル

[――バーナバスと眼が合う。
薄紫を、ひとつ瞬かせて]


  ……今の、


[これだけで、伝わるだろうか。
血の匂いが、今はただ、気持ちが悪いだけだ。]

(9) 2010/03/01(Mon) 01時半頃


   ――…、


               いなく、なった?

 

[小さな呟き、は。
探るようなことは、せず。]


【人】 奏者 セシル

……ああ。


[――気が、抜けた。
壁に背を凭せ掛け、大きく息を吐いた。
正直、崩れ落ちそうだった。
安堵が、大きい。けれど]


……、…  


[傷をつけたことは、消えない事実。]

(14) 2010/03/01(Mon) 01時半頃





                  おちた、のね
               わたしのなかには、ま だ…
                  [深い闇の爪痕、つめたい]





       どこにいる?

[小さく聴こえる声に居場所を尋ねる。]

   


【人】 奏者 セシル

―北棟1F―

……、お疲れも、なにも。
一人の問題じゃ、ないだろうが…

[額を手で覆い、ため息を吐いた後。]

っ…!!?
な、なんて喩えするんだ、…ッ…!!!
この、ばか…!!

[何か聞こえた。
さっと紅くなった。酷かった。]

(27) 2010/03/01(Mon) 01時半頃


――、…えろおやじ

[小さな声が在った。]

      ……、そうか、まだ。



[――尋ねる声がする。だから、
それ以上自分は、訊かずに。]





……だめ、残ってるの
あの子の忘れもの わたしのなかに置いていった

やみと ぞうお と さつい  

            (そして、さみしさ と)

だからごめんなさい
でも声だけ、こうして きかせ て




……   、…


            … ――

   それは。

       あれを、見つければ。

     晴れるのか。


【人】 奏者 セシル

―北棟1F→南棟1F―

[ひとしきり罵った後――]


…… 服、換えてくる…


[張り付く血が、気持ちが悪い。
一度、階段の方を見遣った。
スティーブンも、フィリップも、オスカーも
戻ってくる気配がない。

――血を。
歯を立てたことを、詫びなければ。
でも、どうやって。

質の違うものなれど、虚ろさを薄紫に宿す。
ポケットの中のピー玉が、ひどく、冷たい。]

(33) 2010/03/01(Mon) 02時頃



   そうか



         わかった

  


[えろおやじ との単語には、呆れたような空気を伝え。]



 … …あのこ の。

[やみ ぞうお  さつい。]


               …… あのこの?


[歪んで 寂しそうな 笑み。過ぎる。]


それで晴れるなら、早く探さないと ね。


【人】 奏者 セシル

― 南棟東1F廊下 ―

[血塗れの姿で、渡り廊下を行く。
ふと、赤が見えた気がしてびくりと震えた。
何故か足音少なに、窺うように。]

……――、

  ――、……ドナルド

[小さく呟く。
足元に、ピッパが倒れている。
眼を、丸くした。]

(36) 2010/03/01(Mon) 02時頃

……――

   ……、…ケイトは

            何処、だろうな。

  何処に、いるんだろう。


 


あの子の…



……あの子だけのせいじゃないわね
わたしのやみもまざっている。


奏者 セシルは、「――ッ!!」 がくり、と膝を折った。 8

2010/03/01(Mon) 02時頃


/*

中身すまない。
弟子矢がささった者はいるだろうか?
そこだけは計算的にチェックしておきたいので。
ちなみに俺は刺さっていない。


/*ささってない。大丈夫。


/*
だいじょうぶ ない


/* ささってないよ。


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F廊下 ―

ドナ、……ッ、 ぁ、

[折った膝、背に走る、つめたいもの。
ぞろり、ととけた 身体 振り向いた、肩に]

   (――さみしいよ)


ッひぁ…!!


[崩れた顔が、見えた。]

(48) 2010/03/01(Mon) 02時頃

/*

おうけい、ありがとさん


【人】 奏者 セシル

[黒い影。
  見覚えのある顔が
 
顔が。
 
    顔が、  顔が――]

や、 …っはな れ ろ、
 おま、えはもう、 死ん――
 
(―――しんでなんかいないよなにいってるんだ
つれていってくれよひとりは
さみしいさみしいさみしいさみしい)

[わらいごえが、聞こえた>>@2]

(53) 2010/03/01(Mon) 02時頃

【人】 奏者 セシル

[蹲って耳を塞ぐ。]

いやだ…!!!
いやだ、いやだ、黙れ…!!!!!

[ドナルドの、左目が、映したことも
何も分からない、恐怖が、痛みが、伝わる。
引き裂かれたものの――怨嗟の声。]

いた、  ッ……い、
サイモン、お前は、死んだ、 ――ん、だ…!

[間を詰められても、身を引く余裕は、ない。]

(57) 2010/03/01(Mon) 02時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 02時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 02時頃


奏者 セシルは、血塗れのシャツを掴んで、首を横に振った――(06)

2010/03/01(Mon) 02時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 02時頃


いや

   だ、   怖い

            怖い


  怖い、      ―――厭だ

        厭だ 

 厭だ…!!!




 ど、ど、どうした?


 



 …… ?
今度は、何   なん  だよ。


[こわい  いやだ。]

今、どこにいんの。


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F東側廊下 ―

い、ぁ

  ――いやだ、


[ピッパにまで、気が回らない。
ドナルドの服を掴み、しがみつく様にしても
サイモンの身体は離れない。
後ろを向けない。纏わり憑く。]


いやだ、いやだいやだいやだいやだ…!!!


[四肢が痛むのは
サイモンが引き裂かれたときの痛みか。]

(64) 2010/03/01(Mon) 02時半頃



  サイ、モン

             が、


   っ、  来


            ――ッ、…!!!

   みな、み、 の、…一階  に。

 どう、

    して




   なに?                                                      


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F東側廊下 ―




    [どくん]





[今までにない 恐怖が 
 
       はしり、強張る >>@4]

(68) 2010/03/01(Mon) 02時半頃



              サイモンくん……                                        




   …… サイモン  く ?


[闇の中、伸ばされた手を 思い出す。]


【人】 奏者 セシル

 ッ、ぁ  ぁ、――ッ…!!!


[いやだこわいくるなころされるころすころされる
それはサイモンがケイトに抱く恐れ
伝染して叫びがいやがるないやがるな
うるさいうるさいうるさい、うるさい]


  いや、 に きまって る
 いた、い、 いた…ぁ、ああ あぁああ…ッ!!

(70) 2010/03/01(Mon) 02時半頃



  サイモン  が?!


     [さっきケイトの映像で散った姿はみえた。]

     


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F東側廊下 ―
[>>67 辛うじて聞こえたピッパの声に、
首を横に振る。横に振る、横に――]

ちが、  
   違う、  そう、
 じゃ、
    な あ、あぁ、…あ あああ!!!

[抱きとめてくるドナルドに縋りつく。
震えは、いくらかはましになったか。死者の声が。
声が。聞こえないはずの声が、耳を、打つ。]

いや、 だ

    ――い…ッ…

[血糊のこびりついた手が、ドナルドの肌を
服の上から、掻く。
硬質の爪が、指先が傷つけたろう。]

(76) 2010/03/01(Mon) 02時半頃

 死んだのに

    いるんだ

         いる、んだ

 どうして。どうして。どうして。…!!!




  …… いる の。

[死んでも、居る。
 それは   あの少女も   同じで。]


引き剥がせんのかな とりあえず……そっち、行く。
行っても

[大丈夫か、と。あの吸血衝動の時のように むしろ行かない方がいいのかと。]






     さみしい  のかな。

[しんでも。]



 ああ、くっそ、

どうすれば……。

[見えないけれど、苦しんでいるのはあきらかで……。]
   



                さみしいのよ …  

            [なか で囁くやみの 残響]


  ………おねがいね

[ちら、と後ろを振り返った。
彼も最期を見ていた、連れて行きたくはない]





 さみしい  の。

[引き結ぶ。  それなら 送っても――]


『違うヨ』

          『寂しくなんて ないよ』



              『サイモンは まだ
                    少しこっちに残っているから。』


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F東側廊下 ―

ケ、イト…… お、前…!!

[絶え絶えの声で、涙滲んだ薄紫は 
ケイトの姿を 映す。――映す。
怖れ。これは、サイモンの恐れだ。]

――…、やめ、ろ
サイモン、やめろ… …っ

[傷つけた肌から血の匂い。
眸が揺れた。――嗚呼 また 傷、を]

(89) 2010/03/01(Mon) 03時頃

『寂しくないよ』
    『皆居るんだもの』


              『ほら ネぇ』
                    『だかラ』



                               『あそぼ…?』


ぁ、―― ッ

  …… ――さみしく   ない

  の、
      は


  わから、 ない。 どう、して。




[闇が 囁く。
 無機質な 声。
 あの少女の声を模して
             鬼に 成れと。]

 


【人】 奏者 セシル

ドナ、

   ――、…っ

[身体の、変化は
  ずっと、人を近づけず人に近づかずいた
     己を嘲笑う罪と罰のようだ。

 触れれば傷つけるだろう
   この鉱石のような指先。
      変わってしまえばどうなるか。]

    ――っ、…め……
            …ご、 め

 [恐怖の合間、衣服を握り締めての
 声が届いたかは、分からない]

(95) 2010/03/01(Mon) 03時頃


  まだこちらの方がたくさんいるから、
                  さみしいの                                                    かしら

               [少女ととけあった闇のこえ]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 03時頃


さみ、しい

  なら

        ――おくれば

  いい  …?

    ――嗚呼、 だめだ

         こない、ほうが

 い、…――


サイモンが

     、

        さみしがって

 ほかの

         ところ、

 いくかも、 しれ、ない。



 今は、


 お前から離れるのを祈ろう。



 




  は。  は……。
それなら 僕の所に 来て   も。

[そんな事を、思ったのは。]



君ほど憔悴して、ないしね。



 ほかのところに いくかも しれない…

[それはあのこがいた時のわたしと同じ きもちだったから] 


 でも、一人で、抱えてはだめよ?
 失敗、するから。

[後悔のなみだの味苦かった]



 それも駄目だ。

 それより、サイモンが成仏するのを祈りたい。



 っくしょう……。


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F東側廊下 ―

あ…――

[鉱石の指先がシャツを掴んだ。
ピッパの声。スティーブンの声。
――ドナルドの声。
サイモンの声、ケイトの声。
うるさい、うるさい、うるさい。]

っ、な、に …  、――!!

[――身体が浮く。、
サイモンの気配が在る所為か
顔を背けたままだった故、ドナルドの方を向いたまま。
暴れるには、至らなかった。]

(106) 2010/03/01(Mon) 03時頃

奏者 セシルは、荒く息を、吐いた――43(生命力判定)

2010/03/01(Mon) 03時頃


[成仏?]





           ああ   …… そう、だね。

[それが 一番   いい。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 03時頃



 ……、


[あの闇に捕われて、成仏、なんて出来るのだろうか、と]


――…

   …… 逝ける

              の、 だろうか


[予想はついていた。
 けれど。


 落胆。
 ―― その予想が当たっていた こと。

 安堵。
 ―― ひとまず無事な姿を見れた こと。]




…… いけるんじゃ ないの。



         見つければ。


[この世界が それが元凶 なら。]


【人】 奏者 セシル

―用務員室―

[>>@9ケイトの嘲笑う声がする。
声がする。声がする。
睨もうとして、出来なかった。

寒気は離れない。離れない。
べっとりとした闇が、張り付くが如く。
――裡に、染む。]

――っ、…… 

[恐れを宿した薄紫が、隻眼を映す。
(あなたは、人を頼らなさ過ぎる)
お節介な教師の説教が、ふと思い出された。]

(116) 2010/03/01(Mon) 03時半頃

【人】 奏者 セシル

[後ろで。サイモンが怨嗟の声を、上げる。
闇に引きずり込もうとしている。
鉱石の指先が、触れるのを戸惑って伸ばされた。]


     …… いて
   ――…くれ

              …、――
 
[微かな声で、漸くそれだけが紡がれる。
それは死者にとり憑かれた意識の混濁の中の
うわ言だったかもしれないが―――]

(118) 2010/03/01(Mon) 03時半頃

奏者 セシルは、そのまま、薄紫色の眼を、*閉じた*

2010/03/01(Mon) 03時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 03時半頃


  探して、来るよ。

[どこが良いだろう。
 思いながら、離れる。]





   …… おっさん。


[呼びかける も。]


…… 何でも、ない。
        生徒会室にでも、行ってみるよ。

[離れながら、そんな思考を*投げ掛けた*]




 いってらっしゃい
 気をつけて ね

                わたしもさがす わ
                             

                 



  みつけられるのかしら
  あの子のやみ、つよいの
  またなにもみえなくなるの、こわい         

                                                                でも、―――い…
                   [かすれた、声、さやかに]


[彼が己の異変を伝える前か、後か。
或いは時を同じくして]

……ちょっとだけ今、いいかな?
勝手ついでにもう一つ。
キャロには、私たちのことは話しちゃった。

[だから彼女はここでその話をしたのだろうと]

相談もせず、ごめん。


【人】 奏者 セシル

―用務員室>>119

[―――ドナルドの頷きまでは見えなかった。
絡まる手指を微かに握り返し、
死者の声から逃げるように背を丸めた。

瞼の裏は闇、
疲弊した意識が落ちていく。
髪を撫でる手も、声も遠い。]

(147) 2010/03/01(Mon) 09時頃

奏者 セシルは、眸を閉じたまま、眉を寄せた―――53(サイモン判定)

2010/03/01(Mon) 09時半頃


奏者 セシルは、サイモンの声が意識が落ちた闇の中聴こえ、握る手に力を込めた――(08)(侵食)

2010/03/01(Mon) 09時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 09時半頃


【人】 奏者 セシル

―用務員室―
[嘆く声は、大きくなる。
(どうして。どうして。こわがるな。どうしておれだけ)
縋る指先が、手が、だんだんと透けて、
研磨された結晶のように変化する。
触れれば傷つく刃のような。――爪にはドナルドの血がついている]

――、…… る、 さ い

[疲弊していた体に闇は重い。
身を捩った拍子に、ビー玉が 落ちた。
裡の罅割れたそれが光を弾くのは、一瞬。
彼は見ただろうか、それは、――持ち主の眼のいろに、似た]

(160) 2010/03/01(Mon) 10時半頃

奏者 セシルは、ビー玉が手にぶつかった拍子、反射的にか、握りこむ――31(サイモン判定)

2010/03/01(Mon) 10時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 10時半頃


【人】 奏者 セシル

―用務員室―
…、―― 

[意識は揺蕩う。
怨嗟の声。
聞き慣れない誰かの名前を呼ぶ声。
聞き慣れた己の名前を呼ぶ声。
――握られた、手。
一度きつく目を閉じてから、ゆっくりと開く。
[焦点が合うまで、少しかかる。
黒い、死者の顔(かんばせ)が視界の端、覗けば
びくり、と体を起こした。]


――…、ドナ ルド…?


視界に入る赤。あか。――引掻いた赤、歯での傷。
自分の手が、ドナルドの手を傷つけていることに気づいて、はっとして手を退いた。]

(167) 2010/03/01(Mon) 11時頃

奏者 セシルは、問題児 ドナルドを真っ直ぐ見ることができなかった。

2010/03/01(Mon) 11時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 11時頃


【人】 奏者 セシル

― 用務員室 ―

[見えた濃紺が――酷く綺麗だと思った。
口には、しない]

…――…、……知らない。
……迷惑な、話だ。

[逸らしたまま、苦々しげに謂う。
背を撫ぜる手に僅かに身を竦めた。
離れる手を眼が追う。赤。
眼を見開いて、思わずといった態で手を伸ばす。

触れかけて、傷が自分のせいだと思い至る。
指先が躊躇って、握りこまれた。]

…―― この、 … おひとよし

[ほんの少しだけ、怒ったような、泣きそうな顔をした。手の中のビー玉が、冷たい。]

(173) 2010/03/01(Mon) 11時頃

奏者 セシルは、紐 ジェレミーの異変を知る筈もなく、在る。

2010/03/01(Mon) 11時頃


【人】 奏者 セシル

― 用務員室 ―
……当たり前だ。

[苦笑が見えた。血について問われるなら、瞬きひとつ]

ちがう。もう、…血は、…大丈夫なんだ。

[差し出された手、こわごわと、指先が触れないように
一度だけ撫ぜて、離す。酷くぎこちなく。]

……―― ……なんで。
――何でお前は、…“そう”なんだ。
手を伸ばす。傷ついて、血を飲まれるのだって拒まなかった。
……、きっと、皆に なんだろう…?

[教師である、スティーブンとは違う理由で。]

どうして。

(183) 2010/03/01(Mon) 11時半頃

【人】 奏者 セシル

[その時、]

[ケイトが  サイモンを  呼んだ。>>@10]

――…ッ…!!

[びくり、として、声の在処を探す。
その仕草は、憑いたサイモンと、よく似ていただろう]

(184) 2010/03/01(Mon) 11時半頃

奏者 セシルは、“ケイト”と、小さく呟く。その声に怯えるように、サイモンは――<<紐 ジェレミー>>

2010/03/01(Mon) 11時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 11時半頃


【人】 奏者 セシル

―用務員室―

…っ!!

[悲鳴に耳を塞いで、片目を開ける。
そこに見えた、赤い眼の少女。
薄紫と、眼があったかもしれない。]



…――、…逃げた。
お前が来たからじゃ、ないのか。



[先程までの死を目の前にしたかのような恐怖は、
薄れていた。がさり、手の下で、散らばった日誌のうちの一冊が、開いた。]

(187) 2010/03/01(Mon) 11時半頃

【人】 奏者 セシル

―用務員室―

[>>189ドナルドの微笑に、困ったような表情を浮かべた。
おひとよしめ、ともう一度呟いたろう。
何か、言いかけたのは気づいては居たが意識は、
開いた日誌の一頁に、縫い止められる>>#16]

……――…、

 この、日誌……

[思わず、そこに“在る”半透明の少女を見た。
制服の――腕に、白いライン。]

……お前……
……、こんな昔から、…… ?

(194) 2010/03/01(Mon) 12時頃

【人】 奏者 セシル



 ケイト… !


[少女は答えず、そのまま姿を消してしまった。
後を追うこともできず、もう一度、日誌を見た。
わらい声がきこえる。聞こえる――]

(195) 2010/03/01(Mon) 12時頃

【人】 奏者 セシル

―用務員室―

……俺たちが、
生まれるより…ずっと、前。
… …kate is dead…

[眉を寄せた。
そこで、気づいたように]

ドナルド…お前、眼… ?

[顔を見やったところで、
用務員室の扉が開いた。]

(201) 2010/03/01(Mon) 12時頃

奏者 セシルは、用務員 バーナバスに、「何故閉める…」と謂った。

2010/03/01(Mon) 12時頃


【人】 奏者 セシル

― 用務員室 ―
……まあな……

[>>206 小さく息を吐いた。]

……視力が回復…?
嗚呼、そうか、お前、眼帯いつの間に…

[閉まった扉は、開かない。]

……さぁ……
少し変わってるからな…。

[酷い感想だった。
日誌を手にする。鉱石の指先は透けて向こう側を微かに映した]

……日付がある程度絞れたなら、僥倖 か

(211) 2010/03/01(Mon) 12時半頃

【人】 奏者 セシル

―用務員室―

――バーニィ、 どうしたんだ?

[扉越し、声がよく聴こえない。
新たに加わった――スティーブンの声に、
一度、言葉を切った。]

(216) 2010/03/01(Mon) 12時半頃


――バーニィ?

 



 あれ


        あ?
  


[顔に広がる闇は

     まるで 黒い 染み のよう。]



 … どうしたん  だ?

    ――… 急に、閉めて

 


[解っていた けれど

 さらに 刻まれたような 気がした。]



                  『鬼さん、こちら……』


【人】 奏者 セシル

―用務員室―

――…、ぇ

[聞こえた声が>>228
日常と同じ声で それが、酷く場違いだ]

……先生?

[――早く、 帰りなさい。]

……違う、先生。帰れない。
何、謂ってる。


         先生。

(232) 2010/03/01(Mon) 13時頃

奏者 セシルは、扉に手を、伸ばした。

2010/03/01(Mon) 13時頃




 あっはは、何が鬼だ。

   どいつもこいつも俺をバカにしてるんだろう。


 はは  はは   はは
    


【人】 奏者 セシル

― 用務員室 ―

…――常識は 通用しない、か。

[>>234義眼が見えるようになったという。]

眼帯で隠すか。
……――綺麗な色なのにな

[藍色を、恐怖の中で見た藍色を思い
ふとそんな言葉を零した。あの時何を謂いかけた。
口にしようとして、やめた。
自分が血まみれであること、相手の胸元を裂いたことへ眼を向ければひどくバツが悪そうに俯いた。]

…―― 半分に減っただけでも、ましだ。
……それか、生徒名簿か。――生徒会室か。
……、バーニィ?

[躊躇っていた指先が、ドアノブに触れ扉を開いた。]

(241) 2010/03/01(Mon) 13時頃

どうした、

   ――どうしたんだ?

しっかり、しろ。
何があった。

   ――…ケイトか?






 ……どう した の ?
 [案じる声 は どう 響く か]




    うるせぇ


      なにがケイトだ、――……は


  俺も帰るわ つきあってられねぇ……。
      


【人】 奏者 セシル

―南棟1F用務員室前廊下―

……、何、

[様子のおかしい、バーナバスと
“普通”に 見える、スティーブンが居る。]

どう、したんだ…

[どういうことですか。>>237
苛立つ声に、怪訝そうな表情を浮かべる。
説教を呉れた教師へ――]

…、――どう、って…
…俺たちは、…此処に、閉じ込められて、
――……

[異形が――見えていない?]

(245) 2010/03/01(Mon) 13時頃

【人】 奏者 セシル


…、
   ……先生?

 

(246) 2010/03/01(Mon) 13時頃

…、何、謂って


  莫迦、…帰れない、

出たら、駄目だ、あれ《闇》に食われるぞ…!



[案じる、声が、重なる。]


【人】 奏者 セシル



っ、なにしてる…!!


[突如掴みかかるバーナバスを止めようと、
手を伸ばす。咄嗟で、触れれば切れる指先だと忘れる。

どろり、闇が影で蠢いた。]

(248) 2010/03/01(Mon) 13時頃


 なんだ?帰れないってなんだよおおお。



 俺のうちは歩いて4秒なんだぞ?
  


物理的に不可能だろう…

それじゃ御前の家は
用務員室じゃないか…っ
 




 あ?


   そ、そうだ。俺んちはここだ。

  ああ?


        な、なにいってるんだ。ちがうわ。

いや  そうなのか。

           うう


[混乱している。]



落ち着け 莫迦!
 




  う、うるせえ!バカにバカっていうなーーーッ





  って、あ、いや、バカだから、いいのか?

  あ……う?
  


【人】 奏者 セシル

落ち着け、ばか…!

[>>252謂って伸ばした手は、
バーナバスの手を切り裂いた。
はっとして手を退き、後退る。]

…、な――……

[透けた指先に付着する新たな赤。
薄紫の双眸を恐れに見開いた。]

ぁ … 、…

[哂い声が、こだました。
――駄目だ。触れては、いけなかった。
ひとりでいたほうが いいと 自分で謂って、いたのに]

(255) 2010/03/01(Mon) 13時半頃

ぁ、
    ごめ
       ――…、

   っ、…、…――





 
 だいじょう ぶ ?





                  だいじょうぶじゃ ない?








              めそ





 なかないで







            ――……(しゅん **


【人】 奏者 セシル

ちが、 …


 [首を横に振った。
 駄目だこの手は伸ばしても、傷つけるだけ ]


  …  違 う 、……


 [――御前にはお似合いだ、
   と誰かが嘲笑った気が した。]

(260) 2010/03/01(Mon) 13時半頃

奏者 セシルは、問題児 ドナルドとスティーブンの方を、少しだけ見た後、眼を伏せる。

2010/03/01(Mon) 14時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 14時頃


【人】 奏者 セシル

―南棟1F廊下―

――…… やめてくれ

[俯くと、癖のある前髪は目元を隠してしまう。]

……やったことは かわらないじゃないか

[関わらないよう、関わられないよう
――伸ばしてこなかった手
――今になって、この様だ
満ちる、自己嫌悪。
――嫌いだ]

…意味なんか、ない。

[誰かが、わらっている。
ほんの少し上げた顔は、眉根を寄せて。]

(263) 2010/03/01(Mon) 14時頃

奏者 セシルは、遠くから響くピアノの音に、>> 257 耳をふさいだ。

2010/03/01(Mon) 14時頃


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F廊下 >>265

……――、…、
……、うるさい

[眼を伏せたまま、逸らした。

ピアノの、仄暗い熱を秘めた音が聞こえる。
誰が。聴きたくない。聴きたくない。
――兄の演奏を思い出すから。

手が伸びてくる。
――振り払えば傷つける。
故に恐れ、動きが遅れた。

伸ばすなら。
触れること、叶うだろう。]

(268) 2010/03/01(Mon) 14時半頃


ピアノ、

   …聴こえる


 ……兄さん

 


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F廊下 ―
[びくりと怯えたように震える手、
指先を握りこむ。]

…、な  んだ。 …――見てただろ、
切り裂かれたくなかったら、
離れ――、 ……

[離れない。頤に触れられ、
戸惑ったような薄紫の双眸は濃紺を、映す]

…… ――ドナ …ルド?

[名前を呼ぶ声。
唇が唇に、触れる。
――眼を、見開いた]

(274) 2010/03/01(Mon) 15時頃



  いてぇ


            いてぇ


     いてぇ





         [いわゆる全力疾走]
  


【人】 奏者 セシル

―南棟1F廊下―
[状況を認識するまで――幾許かの 間]


ッ… ―― !!


[傷つける指先を握りこんだ手で、
ドナルドの肩を押しのけようと、手を突っ張った。]

な、なに…、

  なに、す …る…、…!

[顔は赤かったろう、
表情は困惑戸惑いの色濃い。]

(277) 2010/03/01(Mon) 15時頃

[校長室を出た頃に、幾つか分かった事を伝えただろう]

うん、メアリーは違うんだって。
キャロは校長の誕生日を探しに図書室に行った。
私はメアリーを探しに一回りするつもり。

……大体見終わっても見つけられなかったら、
北棟の方に行ってみようと思う。
戻るのは遅くなるかも。


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F廊下 ―

――な、なに…、
そ、ういう 問題じゃ、ない だろ…

[赤い顔のまま、薄紫の双眸は彷徨った。
視線をそらす]

……、……――いみが
わから、 ない

[――でも 逃げなかったのは。]

……、なんで
おまえが 困ってる…

[遠く誰かの足音。漸く、ちらとだけ濃紺を、見た。]

(288) 2010/03/01(Mon) 15時半頃



 あはは   あはは    あはは

   なんでぇ、


          あはは  あはは


    人間がうわってら、ははは

   


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F廊下 ―
[“セシル”ではなく。
“セシル・シェリー”
学校生活の通りだった。だから、余計に違和感がある。]

――な、仲いい、って、
… なんで、そう

[指先、を 見止めた一瞬。
それも一瞬。

僅か浮んだ表情の意味は分からず。>>286
職員室に貼られた貼り紙も中の有様も知らない故
スティーブンを止めることも、できなかった。]

(292) 2010/03/01(Mon) 15時半頃


                     …兄さん?



  なかないで…


【人】 奏者 セシル

― 南棟1F廊下>>290
[スティーブンが職員室へと姿を消して、後。
続いた言葉に、薄紫を見開く。]

…、―……、そんな、わけ

[ない、と謂いかけて、濃紺の前、口籠もる。]

…、え――、あ、ああ…、

[立て続け重ね重ねて謂れ、止める間もなく
ドナルドは踵を返してしまった。
何処か途方に暮れたような、そんな表情を浮かべ立ち尽くすこと暫し。

ふらり、と購買部へとシャツを拝借しに向かう。
布を傷つけないよう布を選んだ後

――鉱石の指先で口元に*触れた*。]

(293) 2010/03/01(Mon) 15時半頃

…、

   …――


 …   ごめん

          …、




   人間じゃねぇや

          あはは  はは


        なんだ、 こいつらか


       はは はは



          世話してやらねぇとなぁ。
   





   泣いてなんかねぇよ




          なに 謝ってんだぁ




   かわいいなぁ、こいつら




     [畑に生える頭を抱きかかえて撫でている。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 15時半頃




  ――…、バーニィ

 


[乾いた笑い声]
[――疵をつけたのは自分]

  …ピアノ

      聴こえた

 のが、

           綺麗で

……兄さんを、
……思い出した。


[届かない。]

……――……あれは、…アトラナート先生?





                ――――………、
                 [かみ締める唇と、押し込める息の音]


  兄さん、そう…
  お兄さんもひいていたのね…



               あれは、 

   
                 ……わたしが 捨てた 

                                  音


――――…、


捨てた?


[――――ずっと、欲しくとも手には、]


…どうして。



  そうね、捨てられたのは
  もう必要はないと思ったから 
    
  [あのくろとしろだけが 自由 をくれた]
 
                    かしら
  
 
  君は?
  君はなんのために弾いているの――…


   ――……、


 … ――…どうして。


[違う響きの同じ言葉。――羨望。嫉妬も、混じる]


  俺?

    ――……、おれは……


…、…――


…、――…

[ピアノを弾いていたという、化学教師の]
[ピアノを弾いていたという、音楽教師の]

   ……


すき  だったから 。


      …、……でも

今は、…わからない。



 [繰り返された言葉には 沈黙]




           好きだと思えないからやめてしまいなさい。
 


                         でも           



 後悔するでしょうね  
 きみは                        





 ほしければ手を伸ばし続けるしか ないのよ   
                   






             ――…… 会いに いくわ**



――……、っ…それは。

[無様にしがみついて、今も。それは何故。]

……、……――ピアノ…

(――此処から抜け出したら、ピアノを弾いて下さい。)


でも。俺の手は。



(お似合いだ、臆病者)

[何処かで、嘲笑う声が 聴こえた気がした]




[――後には、暫し。   沈黙が *降りる*]

 


【人】 奏者 セシル

―購買部―
[唇から手を離し、シャツをもうひとつ。
ドナルドのものを、と手にした。]

――…ミッシェル?

[人影を見つけて、声をかけた。>>280
入れ違い、すれ違いで、此処で漸く逢う形か。
血まみれの姿に驚かれたかもしれないが]

……ケイトの手がかりが、ひとつ。
…1983年の4月に、制服が変わってた。
…ケイトが着てた制服は、27年以上前のものだ。

[と、日誌から得た情報を伝える。>>#16]

かなり古い情報を見ないといけない。
俺は、…生徒会室で、名簿を見ようと思っている。

(306) 2010/03/01(Mon) 17時半頃

【人】 奏者 セシル

[それから、ふと 付け加えたのは]

――…そうだ、職員室にも、
それに関する資料は…あるだろうか。

[少し、間があって]

…スティーブンス先生が、入っていったが。

[――ミッシェルは、
職員室の異常を知っているだろうか。
聴けば、薄紫の眸を大きく見開く*だろう*]

(307) 2010/03/01(Mon) 17時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 17時半頃




         ごめんね。


[それは   送ってしまうだろうことも  含めて。]


[左眼を見られて狼狽し、ソファに腰を下ろしている間。
 異変は伝わってきていたが 反応する余裕は なくて。]



…… どうなった、の。
 何、帰れるの ?

[帰れない。]


           … …帰れるなら、帰れば いい。
                        僕は  もう


                           [帰れない。
                            闇が 浸蝕する。]


――…かえれない。


  ケイト…、を見つけないと
  或いは
  そう
  ――鬼が、送らないと

[《――友達をつれてきて》]

……、…――?


         …どうしたんだ






              …… 別に『ドウモシテナイヨ』。


【人】 奏者 セシル

―購買部>>318>>320 →職員室前 ―
[ミッシェルが手にしていたリボンには首を傾ぐが
それ以上は追求せず。]

――…、巻き込まれた方は
いい迷惑だけどな。

……――金庫?嗚呼、そうか…
それこそ、名簿じゃないのか。
図書館か、…記録はあるんだろうかな。

[――そこで。危険地帯である、と聞く。
どういうことだ、という表情で]

…普通に、入って、…行ってたぞ?
…、――…っ

[眉を顰め、見るは職員室の方。
シャツを2つ、抱えたまま駆けて行った。]

(330) 2010/03/01(Mon) 19時頃



 ただ、もう『カエレナイ』… …僕は

[こんな   顔じゃ もう。]


ケイトを見つけて 『遊ブカラ』 さ。




   ああ?   顔?



       顔?



    顔?


【人】 奏者 セシル

―職員室前―
[ミッシェルは、着いて来たろうか。
扉を叩く。中から厭な空気が漂う。
開けてはいけない。でも]

…先生?先生、居ますか。

[呼びかける。

赤い髪の男の、教師の、お節介が伝染った。
――何度目か、そう思った。]

今すぐ、此処から出て下さい。
…早く!!

[声はあるか。握りしめた手を、鉱石の指先が裂いた。]

(333) 2010/03/01(Mon) 19時半頃




    何   顔 が、どうか、『シタ』?


[一瞬、揺らぐ気配。
 すぐに戻り、ゆっくり尋ねる。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 19時半頃


――顔?

  [どうも して ない]


[聴こえる  聴こえるけれど、

         いまは]



うぅん、別にいいよ。
僕のほうはほとんど誰にも言ってないし。

[それから、足の変化の事を告げただろう。]


【人】 奏者 セシル

―職員室前―
[扉に耳を当てて、聴覚を研ぎ澄ました。
――才能を疑いながらも鍛えてきたそれは、
向こう側の不穏な音を聞きとる。]

……ッ…、

[がらり、扉を開く。
そこに蠢いていた――スライム状の生物の隙間から、]

っ、…な…!

[――がたり、ひときわ大きな音。南棟の1階、
聞くものは聞くだろう。

何かないか、手近に掴んだもの。
ポットに入っていた珈琲を、ぶちまけた。
転がるビー玉が、視界の端、映る]

(342) 2010/03/01(Mon) 19時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 19時半頃




 ああ?

    あ、顔に見えただけだ。




              綺麗な花だぁ。
       





    ……花?


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 20時頃


【人】 奏者 セシル

―職員室―

…――、っ  …

[は、と息を吐いた。
嗚呼。本当に、お節介が伝染って いる。]

っ… なに、耄(ほう)けたこと、
謂ってるん ですか。

早く。出て下さい。…早く。

[ずるりと背後で動く闇色の粘液のような物体から逃げるように扉を示して外へと出る。職員室から誰も居なくなったのならば、しっかりと、閉じてしまう。]

(354) 2010/03/01(Mon) 20時頃




   …… はな?

[ああ。]


そう『ダ、花ヲ咲カセヨウ カ。』



              『赤クて、大キナ 花を。』



『キット、綺麗だよ……ね』?


[を聞いて一瞬息を呑んだのが向こうにも届いてしまうか。]

痛くは、ない?
……何か生えたって、色がついたって。
あんただって事に変わりは無いからね。

[既に友人が苦しんだ身体の変化、
それがここにも起きていたとは]






  あかいはな? 花はすき よ     


【人】 奏者 セシル

―職員室前廊下―

―――っ、…は

[もう一度、肩を上下させて息を吐く]

…… 、… なんとかな

[ミッシェルに視線を呉れて、
そう謂った。
スティーブンを、見て]

……ひとに説教しといて何してる…
……莫迦じゃ ないのか


[言葉は少し 誰かに似る。
手に抱き締めたは二枚のシャツ]

(367) 2010/03/01(Mon) 20時半頃





                  ……この花はいただけないけど。


[なにしてるは]

[俺だ]

[鬼は]

[―――鬼は。]

……あかい、はな?

[ようやく、こちら側に、耳を澄まして]





 ……何 花 いただけないって
      『ドウシタノ さ』?


[ぶれる。にごる。まじわる。とける。]


         『その花は、綺麗じゃない ノ?』


痛くは…、うん、ない。

[歩くのにもなんら支障なく。]

…ただ、案外これを冷静に見てる自分がいるんだよ。
最初はびっくりしたけど。

……生きてても世の中なんてこんなもん、って思ってたし。

[普段なら絶対に出さないほの暗い声。]

…ありがとね。

[どこかホッとしたような声で礼を言った。]


【人】 奏者 セシル

―職員室前廊下―

[珈琲の匂いが失われた日常をなぞって消える。
スティーブンを睨むように、怒ったように見ていた。]


――――…行く。


[謂うと、踵を返した。]

休むなら、保健室行ってください。

[それだけ、肩越し投げ掛けた。
―――謂わない、
忘れられたと思ったときの恐れなど。
―――謂ってなどやらない。]

(377) 2010/03/01(Mon) 20時半頃

【人】 奏者 セシル



…ほんとう、 ばかばっかりだ。


[ミッシェルに同意するように、
小さく呟いた。]

―北棟へ―

(379) 2010/03/01(Mon) 20時半頃





               …だって、花じゃなくて……
                 


実害が無くても、
ダメージ大きいの持ってくるねえ、あいつは。

[単に混乱させるのが目的か、
それとも彼女はそこまで関わっていないのか]

うん、人間結構慣れられるもんだ。
……こんな所に順応しちゃったらそれこそ終わりだけど。

[精神的には結構な衝撃だろう]

どういたしまして。
作りっぱなしの借りの返済分に当てれるかな?

[あえて茶化すような口ぶりで。]



  花じゃねぇ



         のかぁ?

    





花じゃない『なら』


              『それは、なぁに?』

[訊ねる音は、少し、愉しげ。]


【人】 奏者 セシル

―南棟1F渡り廊下→北棟生徒会室―

[―――わからなかった。
お節介の伝染や、安堵や、焦燥や、―――、
――、――落ちたビー玉。山吹色――紺色――鬼は。赤。黒。]

……俺は、

[鉱石結晶の手に、
ひび割れたビー玉。
眉を寄せて握りしめる。

足早に向かえば、生徒会室が見えてくる。
美術室での騒ぎは、知らず。]

(387) 2010/03/01(Mon) 21時頃

――― 花、



…はな?


[姿の見えない彼らはどうしているか。
人から離れていく手を見、思う]


【人】 奏者 セシル

―北棟:生徒会室―

[生徒会室の扉を開く。
其処に先に行った赤毛の姿はあったろうか。
奇妙に沈む影を踏み、ファイルを指先で辿る。]


…1983年より、前。


[呟いた。]

(409) 2010/03/01(Mon) 21時半頃





        ばか  ばっかり。


[ぽつん、と呟く。]



『…… 送られちゃうのニね。』




――…嗚呼。

 


【人】 奏者 セシル

― 北棟生徒会室 ―

――…、……。

[赤色が視界に入る。
残念ながら、まともに顔を見れなかった。]

……ああ、 …どうも。

[誤魔化すように資料の山に眼を向けて、
透きとおる指先で辿り、探す。]

…―― !

[ビー玉の色、に びくり、と反応する。
薄紫色の眼を、向けて]

……別に、…好きにしたらいいだろ。

[名簿を手に取った。]

(424) 2010/03/01(Mon) 22時頃

奏者 セシルは、名簿に書かれた名前を読み始める。「Kate」を探して――{1}>>#25

2010/03/01(Mon) 22時頃


【人】 奏者 セシル

― 北棟生徒会室 ―

…、――

[瞬きひとつ。
じっと、ドナルドを見た。]

ぁ、…いや…べつに、なんでも、ない。

[ビー玉が転がってくる。
指先で硝子玉に触れると、高い澄んだ音がした。]

    ……。…綺麗な色だな。
…眼の色に  少し似てる


[ひび割れもしていない、綺麗な。
少し眼を伏せた。]

(431) 2010/03/01(Mon) 22時頃

【人】 奏者 セシル


……、
    …ケイト・ブッシュ、 ?

[小さく呟く。
ドナルドも、同じ名を見つけたろうか。]

  …そんな歌手が居たな。…、

[一応、メモをとることにした。]

(432) 2010/03/01(Mon) 22時頃

【人】 奏者 セシル

―生徒会室―

……――、…
お前のみたいに、澄んでない。

[ビー玉について、眸伏せたまま謂う。
視線を宙に動かす。向かう先は、闇。]


      ……ケイト。


[睨むように見た。]

…は、…答えあわせ …
    本当に“遊び” のつもり  …か

[背にはしる、冷たいもの。
美術室の、ケイトの力の発現など知らず。
もうひとつ、名簿を手にする。――{1}>>#25]

(441) 2010/03/01(Mon) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

…… …

   同姓同名多すぎだろう。


[文句を謂う。
ちらとドナルドに視線を向けてから、
――またひとつ息をついて、辿り始めた。{2} >>#25]

(446) 2010/03/01(Mon) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

―生徒会室>>445
[ツッコミが聞こえて、
薄紫色の双眸を瞬かせた。]

…… ……

[身を乗り出し、ドナルドの手元の名簿を覗き込む。]

……、…KEI TO …なんの駄洒落だ。
…… ん?

[そうした拍子に、はらりと落ちた一枚の名簿。
とっさに押さえた鉱石の指が指し示したKの列]

…ケイト=グリフィズ……

(449) 2010/03/01(Mon) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[――ドナルドの胸の内など知らず。
突如上がった声にびくりとして]


ドナルド?  っ、どうし、――……、

  ……?!

[ケイトの声が、聞こえる。
セシルに姿は見えない。]

   ……ケイト=グリフィズ……
   そうか、これが、お前か……。
 
[名簿の年月日を確認し、手の内に。]

(458) 2010/03/01(Mon) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

―生徒会室―
[薄紫の双眸を向けて頷き
ドナルドの隣、濃紺の視線を、追う。]

…――……、
  …校長室に隠し金庫があるらしい。
この年代、…手がかりになるかもしれない。

[小さく囁くように耳打つ。
視線は、見えぬケイトを見つめたまま。]

(462) 2010/03/01(Mon) 23時頃

【人】 奏者 セシル

― 生徒会室 ―

……名前だけじゃない?
……ケイト、…

[赤い眼の、幽霊の少女。
莫迦じゃないの。(莫迦じゃないか)
嫌いだ。(嫌いだ)
――多分 少しだけ似ている。]

……お前の存在
……お前は、何処にいる?
……お前の…、“何”が、“ない”んだ。

[ドナルドの囁きには、是と頷き返し。
――紺色が見える。
聞きたい事。知らないくせにといいながら
なにも、なにも――自分は、何も]

(476) 2010/03/01(Mon) 23時頃

【人】 奏者 セシル

―生徒会室―

――…、わからない


[――ピアノを  弾くのが 好きだった]

     [――今は]


 [わかりません]

           [わからない]

……――…、

      ……だから、…探せ  か

 ……迷子 …なのか

(480) 2010/03/01(Mon) 23時頃

【人】 奏者 セシル

[生徒会室の扉が開く。
はっと視線を其方へ向けた。]

  …キャロライナ、

[他に、誰かの姿があったろうか。]

(484) 2010/03/01(Mon) 23時頃

【人】 奏者 セシル

―生徒会室―

 ……  ――すこし  俺に  ……にてる

[>>487 ドナルドの言葉に、
薄紫に消えた闇を映しながら 小さく呟く。
その後だったろうか、扉が開いたのは。]

(491) 2010/03/01(Mon) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

――生徒会室>>498――


――……ぇ?


[眼を、丸くする。]

  ……何、謂ってる。……キャロライナ。
 化け物なんて、…居ない……。

[ドナルドを見る。――彼女の眼に映るものを、知らない。]

 ドナルドなら、此処に……

(503) 2010/03/01(Mon) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

―生徒会室―

……――嗚呼、

[手に抱えたままだったシャツを見る。
そういえば自分も血塗れのままか。]

――これ、

[差し出しながらも、
キャロライナの様子がおかしいのを、注視する。]

(514) 2010/03/01(Mon) 23時半頃



  ……、

           ――なんだ?

 




   …  …ん、なに。

[返す声は、少しだけ苦しげに。]





  どうか、した?


【人】 奏者 セシル

―生徒会室>>516
……――、キャロライナ?


  ――どういうことは、…お前だ

[表情が、険しくなる。]


……ケイト、  何をした…?

(524) 2010/03/02(Tue) 00時頃

[聞こえた、慣れ始めた、声。]

何、
    ケイトが何か  したの?

[また。]


【人】 奏者 セシル

っ、 やめろ!!


[反射的に、庇うように飛び出した。>>529
モップの行方は、何処へか。]

(533) 2010/03/02(Tue) 00時頃

……――ケイトが


   また、 おかしなことを


 ――嗚呼、 …ケイト。  あいつの名前は
 
  …ケイト=グリフィズ…

 ッ  !!


[それは、キャロライナが現れた直後のこと。]


【人】 奏者 セシル

―生徒会室―

  ――ッ、…!!

[突き飛ばされ、跳ね除けられた身体が
生徒会名簿の詰まれた机にぶつかる。]

  っ、つ、…

[ばらばらと落ちてくる過去の蓄積。
動かない化石の時間と。
闇。影。]

   ……ばか、やめろ、…ちがう、
 …、…――っ

[なにをやっているのだ、と 思う。けれども。]

(551) 2010/03/02(Tue) 00時半頃




   ケイト = グリフィ ズ……。


[それが 名前。]


…… ちょ 何。 騒がしいけど。

[人が 多い。]



  ケイト=グリフィズ…


  あの子、ちょうど今、わたしのところに――                 



…キャロライナの様子がおかしいんだ。気をつけろ。

 …… 、…え、…今、そっちに、ケイトが…?


[思うは、去り際の――]

――…、……
         …ケイトは


  たぶん、迷子なんだ。

 



   え?

       [不思議そうな、声は両方共に。]


迷子 …… ?

[ああ。]

          そう だね。


[隠れ鬼、隠れ鬼。隠れたまま、見つけてもらえない。
 迷い子、迷い子。彷徨っている、闇の中で。]


【人】 奏者 セシル

−生徒会室へ−

っ、好きで…襲われてるわけじゃな…!

[続きがなんだか、 聞こえた気がする。>>555
机に腕を掛けた。
ざっくりと、名簿のうちの一枚が裂けている。
眼を見開いて自分の指先を見た。

透ける指先は、僅かに血痕を残し、
煌いていた。]

(561) 2010/03/02(Tue) 00時半頃


 あ、わたしの方はすぐにいってしまったから大丈夫



 迷子、なら
 さみしくて泣いて癇癪起こすのも道理ね


そうだねぇ。

[これは本当に、皮膚だけなんだろうか。
と、少しだけ怖くなる。

だけど、それは言えずに。]

まぁ、そりゃそうだろうね。
心もどうにかしちゃうだろうしね。

[元々捻じ曲がっている性格ゆえ、
衝撃も精神力で押し込めるのかもしれない。]

クスクス、いいよ。
気にしなくて。

……自分の父親に生まれる前に遺伝子いじられて生まれてきたやつなんだからさ。

[ぽつ、と呟くように。]


【人】 奏者 セシル

―生徒会室へ―

[眼を眇め、身体を起こす。
耳を劈くような悲鳴が、聞こえた>>567]

…、 ――…、はなれろ


    離れろドナルド、逆効果だ…!


[腕を伸ばしかけて、指先を握りこむ。
嗚呼、――どうして、今になって。
薄紫が僅かに揺れた。]

(571) 2010/03/02(Tue) 01時頃

【人】 奏者 セシル

― 生徒会室 ―
[ドナルドが壁際に行くのを、見遣る。
僅かに身体から力を抜き、息を吐いた。]

キャロライナ、……此処から離れてろ。
フィリップ、…誰か、…
嗚呼、…ピッパ、……  頼む、キャロライナを、

……落ち着くまで、どこかに。

[自分は手を伸ばせない。
――触れれば傷つける手は伸ばせない。
――そんな資格などありはしない。
――どこかで誰かが嘲笑う。
――嗚呼、お似合いだ。]

……  …っ
   うるさい、  …

[小さく、呟いた。]

(586) 2010/03/02(Tue) 01時頃

奏者 セシルは、自分の二の腕に、爪を立てた。

2010/03/02(Tue) 01時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 01時半頃





 何 してんだよ!!

      ばっか やろ ……。


【人】 奏者 セシル

−生徒会室−

……、…

[キャロライナを一度見下ろした後、
二の腕を握り締めたまま眼を逸らした。
フィリップの顔を見たときには、瞬きをしたがそれ以上は追求しない。距離を、とるやり方を、もう一度。

――いつも通りだ。]

そいつにはドナルドが化け物に見えてるんだろう。
……今眼を覚ましたら、逆効果だ。
連れて行ってくれ。

ドナルドを運ぶより、よっぽど、楽だろう。

[ピッパのほうに視線を呉れて、そう言い放つ。]

……――だろうな。…下手にケイトを刺激するな。

(595) 2010/03/02(Tue) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

……ああ。
…ケイトの本名は、ケイト=グリフィズと、謂ッ…

[不意に手首を掴まれて、びくりと半歩後ずさる。>>593]

… っ…、触るな。
切り裂かれたいのか。

[フィリップを睨む。二の腕には血が滲んだ。]

(596) 2010/03/02(Tue) 01時半頃



   ――、…   何


   [怪訝そうに、眼を見開いたのが見えたろう。]





    なん、だよ  。

            何、自傷趣味でも あるの。

[怪訝そうな表情に、右眼の青が薄紫を 不思議そうに 見た。]






  あんまり友達に心配かけちゃ だめ
     [薄紫にぽつり]


【人】 奏者 セシル

−生徒会室−

[ピッパが答えるのに、
ちらとだけ視線を送る。>>597
手首を掴むフィリップが眼を軽く見開くのを、
怪訝そうに見た。]

――…、…怪我が増えて大丈夫なわけあるか

[もう半歩、離れて
何処かばつが悪そうに眉を寄席、手を離す。
眼は逸らしたままだった。]

(604) 2010/03/02(Tue) 02時頃


  ……そうじゃない。


[――気を紛らわすため、とか。
――それに痛みは丁度いい、と思っていた]

            ……、

   …――ただの癖だ


[だめ、と謂う声には、困ったような、
きまり悪そうな気配が、あった。]


【人】 奏者 セシル

−生徒会室−

…――。

 ケイトは、「笑ってた」。

[名前を読み上げたとき、
わらうでなく、嗤うでなく、哂うでなく、
笑っていた。>>@53]

…聞いた。隠し金庫の話だろ。

[――そうして。制服のラインのこと、知っていることを、告げた。]

(607) 2010/03/02(Tue) 02時頃


     …… 癖 。


[そう、と、小さく。]


     でも  気をつけな よ?
                 お人よしが、多いから さ。


[ばつの悪そうな、そして見える姿に、苦笑を漏らした。]




   ――……、

        ……、知ってる。


 [そうして、一度ドナルドの方を見た。
 伏せた眼は、複雑な色だった。]


        …、何で今になって。


[今だからこそ、なのかもしれないが。
わからない、と呟いた。]






……そんなにあぶなっかしいかなあ
  [拗ねたような声がぽそり]


【人】 奏者 セシル

−生徒会室−
[む、と眉を寄せた。確かにその通りか。]

…、べつに
    ……。いいんだ、俺は。

[距離感がよく分からないような不安定さを孕みながら、
指先を隠すように腕を組んだ。
薄紫の視線でフィリップを流し見]


…、…――何処からだ。
……生徒会室での調べ物から話せばいいか?
……キャロライナが暴れ始めたところから?

[何処か、皮肉げに謂った。]

(610) 2010/03/02(Tue) 02時頃



…なに拗ねてるんです。





               …… そうだね。

[吸血衝動に襲われていた時も、そう言っていた。]

な、踏み込まれるの
                     厭なの ?


[少し、だけ、踏み込む。
 踏み込んでしまったのは 何故 だろう。]




 え。


拗ねた声色に、割合と本気で驚いたような声を返した。]


            …… 言った、と思うけど。


[くすり。小さく 笑った。生徒の、笑い。]



 気にしないで、きみたちは青春の話をしてなさい。
 私、聞いてないふりしてるから。




                ――あ、笑ったわね、もう。
               そんなこと言うの君くらいだと思ってたのに。



…… いや、生徒の大半はそう思ってると思う よ?

[くす。また笑う。
 今は失ってしまったあの日常のような会話が。
 ひどく懐かしくて。        恋しい。]


[だから、か。
 踏み込んでしまったことを誤魔化すためか。

 目前の彼にも冗句を口にする。]


【人】 奏者 セシル

−生徒会室−
[眼を 伏せる様子を見る。>>609
多かれ少なかれ、何かを抱えた者たちが
この異質なる場所に集う。]

……――。……。

[拾い上げたシャツを持って、
蹲って気を失ったように見える
ドナルドへと少し近づく。暫し黙って、見。]

この お人よし
…無茶しい。莫迦。…――ばかめ。

[拒絶されて拒絶されてそうやって手を伸ばせる様が
いらだたしい、気にさわる?
ちがう。わからない。わからない。わからない。どうして、あんな。どうして。

ドナルドに向け、シャツを叩きつけるように投げた。それは彼の足に掛かるだろう。どうしてだかは分からない。セシルは、何処か泣きそうな顔をしていた。]

(612) 2010/03/02(Tue) 02時頃

――、…


      [踏み込まれるの]

 [厭なの。]


   ……――、それは、


[僅か、うろたえたような気配。]

…関係、ないだろう。


……――

         …、――


 [ぼんやりと、遠い日常を思う。
 青春、と 彼女は言う。]


 別に、そんなんじゃ、ない。


[顔を背けるような。気配。]








       ―― …… そうだね。

[関係ない。 そうだ。如何して、訊いた のか。
 ごめん、と謝ろう、として。]



                     本当は 嬉しい のかなって。


[呟きのように小さな声で ぽつり と。
 狭い視界に、見えてしまったのは――泣きそうな 貌。]





 [生徒会室前廊下、ちらっと、室内をにらむ ふり]


【人】 奏者 セシル

―生徒会室―
[ぱちり――遠くで、拍手。
覚えがある。これは――“解ける”時のものだ。]

…――。

[分からなくもない、と謂う言葉には
半眼で唇を引き結ぶ。
指先が冷たい。もう感覚が“人”とは違う気がする。]

――…全然簡素じゃないだろ。

[眉を寄せてそう謂った。]

…――。ケイトの在籍年の名簿に
そういえば記載があったような気がするな。

[そう謂って、名簿を差し出す。]

(613) 2010/03/02(Tue) 02時半頃




   違う



 [―――刻むような言葉が、落ちた。]


         …ちがう。

 ……――





            …… そ っか。
                 ごめん、変なこと 訊いた。

[否定の言葉 本心かはともかく。
 それが返れば、これ以上、踏み込みは、しない し。
                            *出来な かった*]


【人】 奏者 セシル

−生徒会室−

[顔を、見られたことも知らない。
どうして苛立っているのかも分からずに居た。
冗句と謂われれば、莫迦か、と短く返す。]

――……、

[背で、フィリップが頁を捲る音を聞く。
伏せた眼は、鉱石質の手を見遣る。
透ける向こう側、少し離れた場所の赤毛が見えた。]

(618) 2010/03/02(Tue) 03時頃

【人】 奏者 セシル

[何処も彼処も傷だらけ。

誰の所為だ。
呵責は裡に。
嫌悪は裡に。
――は何処へ。]


……なんでなんだ。
……お前は、どうして、そう


[用務員室で聞き損ねた問いかけ。
答えが返るはずもないか。
何処かで、寂しげな少女の声が聞こえた気がする。
重なる感覚に、俯いて*唇を噛んだ*]

(619) 2010/03/02(Tue) 03時頃



  ――べつに
 

         [背中で答える、奇妙な感覚]

[この手ではピアノは弾けない]
[この手ではつかめない]
[この手では]

(でも、欲しければ手を伸ばし続けるしかないのよ)


    ……  …――わからない。
 

[呟きは闇に、後には、紙を捲る音が響く*ばかり*]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 03時頃


【人】 奏者 セシル

――…、

   ―― …  ピアノ…?


[――無機質な。南棟で聞いたものとは違う
おと が  闇に消えずに微かに届く。

(楽譜のなぞるだけの音だと謂われて)]


             ……――先生?


[誰にともなく呟いて、
南へ向かう窓の外を、――見ていた*]

(623) 2010/03/02(Tue) 03時半頃



   う……


         俺、好かれてるんかねぇ……。



   


命狙ってくる相手さんときゃっきゃうふふ出来るほど、
心臓に毛は生えてないんだよねえ。

[まだ、あの時の事は忘れていない。]

じゃあ、覚えてたら気にしない。

[出生の秘密に、何を言えば良いのか分からなかったけれど]

生まれる前の事は、自分じゃどうにも出来ないさ。
肝心なのは、その後。
今のあんたは何所に出たって恥ずかしくない好青年じゃないか、
いらん事したお父さんだって見返してやれるとも。

[今度はふざける様子もなく、思ったままを告げて]




…… そうかもな。


 





   好みじゃねぇのにな。(←殺されます)

   


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 08時半頃





…そういうこと謂ってるから
来るんじゃないのか。


 




 あー

 いやいや、可愛い可愛い(棒読み

  



 ぞくぅ
  


それできたら逆にすごいよ。
ほんと。

[この状況を作り出した人物と、きゃっきゃうふふ出来るほどバカではない。]

了解。

……そう、だね。
見返すには戻らなきゃね。
…みんなで。

[どこか決意にも似た声で答える。
そして、ケイトから聞いた赤いビー玉を持つ者の人数を伝えるつもり**]


真正面から向かってこうとするのが居るからねえ。

[その真っ直ぐさは眩しくもあったが]

……うん、皆で帰ろう。
もちろんその皆には、あんたも入ってるからね。

[努々忘れないように、と釘を刺して。
赤い色の数を聞けば分かった、と答えた**]


 日誌、見たか?

 なんか、わかったか?

 


【人】 奏者 セシル

―生徒会室―

……あぁ、

[オスカーたちが来たなら、
知りうる次第は伝え。
何かわかったら教えてくれとも謂った。


――――ピアノの音は途切れた。
途切れる寸前の音はひどく、悲しげな余韻を残す。

緩やかに瞬いて、
視線を赤に戻した。
ドナルドは起きるか。
―――保健室へ行ったことを伝えるまでは、其処に要るつもりだった。]

(653) 2010/03/02(Tue) 09時半頃

…――

棒読み聞かれたら知らないぞ。



……本名がわかった。
ケイト。

ケイト=グリフィズ。

[それから、在籍年を伝える。]

…古い制服だったんだな。


…――青い罫線のノートの真ん中くらいに、1983年4月に制服が変わっていたという記述がある。

  日誌、詳しく見たら
 もっとわからないだろうか。

 ……量がなにぶん多すぎるか。



 そうか。ばあさんだったんだな。(←殺されます。
  




……本当、殺されても知らないぞ。

 



 別嬪さんになら殺されてもいいなぁ。
  



……ばかやろう

 


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 10時頃






 誰にころされるつもりなの?
    [む、とした声]



 あー……
   
           [困りました]



 [――じとり、と半眼で見るような気配。]

 


…莫迦謂ってるな。

   ……莫迦だな。


 ばかばっかりだ。… 本当。



 とりあえず、おめぇらは別嬪さんだなぁ。
  



  ……は?


 [――彼女は分かるが。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 10時半頃



 先生は学校一別嬪さんだなぁ。
 ああ、おめぇも綺麗な顔してやがるよなぁ。
  


 

……、 …、
  先生は、……いいけど

 …男が綺麗なんて謂われても、……
 ……うれしく、 ない…。

 






  ころされてもいい人が
  いっぱいいる人なんて
  ころしてあげない



 汚いよりはいいべ
 



 

 ……うるさい。


 



 えー
 



 でも、俺からすれば、二人ともお人形さんみたいだなぁ。
 
 俺もきらきらしてみてぇなぁ。ピアノちゃららーんとか(似合いません
 






  ラルフ君、ひどいわ。
  ディーン君、かわいそう。


……、…


  [呆れたような。]


……――殺すの殺さないの。
……五月蝿い。
……ピアノ、


[――眼を伏せた。]



…?

 ――……どうしたんだ?
 



 なんだぁ?いじめか?
 


生徒会長、悪い子だわ。


ディーンくんの大事なビー玉、とりあげて。
言うことをきかせようとして いる の

わる い こ  よ ね ……


…――、

  ……なんだ、それ……


 ビー玉取り上げて、って

  …なんで……



 そりゃ、大事なモンを取りあげるのはよくないなぁ。
 


[ディーンのイメージと、
ビー玉を取り上げられるイメージが重ならない。

不可解そうな表情を浮かべるような気配があった]




   悪い子、  か

 


 ディーン君、倒れちゃった…


 どうしましょう…



……倒れた?――…嗚呼。
……

[困ったような。]

…ラルフにでも運ばせたらどうです。

 



 保健室にいくといい。(……
 



 いや、俺が迎えにいったほうがいいのか(……
 


【人】 奏者 セシル

― 生徒会室 ―

……、――

[濃紺が覗く。
安堵したような笑顔が見えると、
一度僅かに眼を瞠った。
動揺したように薄紫が揺れる。]


……、なんで、……


[言葉に詰まる。
問い掛けは上手く形を成さなかった。]

(673) 2010/03/02(Tue) 11時頃




  さすがに気を失ってたら、
  ラルフ君ひとりじゃ運ぶの無理よね……
  
  ………人手はないのかしら
   [生徒会室の扉のほうをちら]





  あ、ううん、気にしないで。
  ディーン君がんばって運んでくる……


【人】 奏者 セシル

― 生徒会室 ―

[「莫迦」も「お人好し」も、
きっと聞こえてなかったろうに。
言葉を探して、唇が薄く開いては、閉じ。]


…、―― ……――、保健室、
連れていってもらった。


[ドナルドに向け、
漸く紡げたのはそれだった。]

……、…ケイトの仕業だ。
…だから。

[――だから。何だというのか。
気にするな、なんて謂えはしなかった。激しい拒絶にそれでも手を伸ばす様が、ひどく]

(675) 2010/03/02(Tue) 11時頃

――…、
 ……、……

[――何か、随分な間があったが。
確かに此処には、男手があるわけで。]


……必要なら、…


[――間。]


……、


[しかして、非力だったが。]



――……なんで。


  [それは、多分。ドナルドを見ての、小さな一言。]


【人】 奏者 セシル

― 生徒会室 >>677

――…、……

  ――、…なんで。


[鸚鵡のように同じ言葉を
違う抑揚で、揺れる微かな声で繰り返した。
また少しだけ泣きそうに顔を歪めた。]


…、…… … わから、ない。

(679) 2010/03/02(Tue) 11時半頃


 男なら手伝ってやれ(……
 






  結構です。
  [どこかわからないけど睨んでおいた]


【人】 奏者 セシル


……、――。

[――セシルは知らない。
ドナルドの裡を知らない。

傍に居れば傷つけるのは自分の方だと思っている。
手を伸ばせない。
だから多分、この手は。
変化は (御前にはお似合いだ)――嘲笑う声]

…ああ、

[漸く、いつものような声が出た、と思う。
生徒会室の外が少し、騒がしかった。]

(680) 2010/03/02(Tue) 11時半頃




   …… 今、足場悪いし
                さ。



怪我 したら どうするの
    どこに運ぶつもりか、知らないけど。
 



 ……足場?


[まだ、外のことは知らず。]



 やっぱり男なら手伝ってやれ(……
 足場悪いらしいし(……
   






 ――…あ、階段…そうね。
 保健室、遠いものね。でも……




   ディーン『――』は怪我してるの?
 だったら 保健室だろうけど。そうじゃないなら

同じ階の、教室とかでも、いいんじゃない。の?



 ……?

   ……

[フィリップがディーンの名を紡ぐ、
それが 何かを重ねた気がした。
――形には、ならなかったが]





 彼、首に、少し傷を。
 ……じゃあ、君が手伝いにきてくれる?


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 12時頃


[少し前聞こえていた 怖いもの知らずの会話を思い出す。
 彼女が聞いたなら、怒っただろうが
                  会話に出て
                        嬉しいとも感じただろうか。と、思う。

 厭味のような軽口の まるで 友人のような 。]



おっさん     は 萌え殺されればいいよ、きっと。
                           別嬪さん に。


[彼の言葉を 重くしない ように。]



     いいよ? そこには



生徒会長『モ 居るんでしょ。』
    …… 生徒会長は ケイト を探すんじゃなくて ビー玉を探してるんだ、ね。



『見つかっちゃう カな。』


【人】 奏者 セシル

― 生徒会室 ―

……、わからない……。

[ドナルドは、腰を降ろしたままだろうか。
それならば、薄紫は見下ろして、眉を寄せて。]

……どうして、…
あんなふうになってまで手を伸ばすのか
――どうして、……

[――常の、 問い掛けが、重なれば>>685
伸ばしかけた鉱石の指を 退いた。]

……――、…
様子を、見た方が…いいんじゃ、ないのか。

(688) 2010/03/02(Tue) 12時頃

【人】 奏者 セシル

…まだ、幻惑が解けたかは、
……わからない から。近づくのは、まだ。

…気になるなら、…見てくるが。

(689) 2010/03/02(Tue) 12時頃


…――

    …… 莫迦か 本当に。

 
[小さく呟く]


嗚呼。…生徒会長は、ビー玉を。
…そうか。――見つかったら、…鬼は、まけ。

なら。



 そりゃ、ケイトを見つけてもらわないと困る。
 
 確かにわりぃ子だ。
 




(――鬼さん、   こちら)


 



 萌え死ぬってどんな感じなんだろうな。(想像がつかず)
 


 そうね、生徒会長…

 ビー玉をとりあげてたのは、見たかったのかしら


                くろい しずく 


 そんなにみたいの か な ?


[闇が さみしいと 騒ぐ。
      こっちへおいで  と 手招きをする。]


『さみしいよ、 仲間が   ほしい って、言うんだ。』


                     『送って あゲヨう?』


…自分で謂っといて。
……知らん。

[萌え死ぬについて論じるバーナバスを一刀両断。]

…――。

  
黒い雫


[自分の分は、ぼやけている。
なりきれない鬼。でも鬼は、]

……見せてやれば。…
――“鬼に捕まること”と引き換えに 


[騒ぐ 騒ぐ 闇が騒ぐ]
[ざわりざわりと闇が騒ぐ]

[黒い雫は半端物を笑う]

[御前にはお似合いだ。]
[御前には、お似合いだ。]



 見られるのは趣味じゃねぇなぁ。
 


 

     ……   ばかだよね やっぱり。

[萌え死ぬを考える 低い声に 呆れたような。]




―――――…。

 


黒い

        黒



[自分のビー玉は   やけに はっきりとした 黒。
 見た者を飲み込むように   瞳孔のように深い 黒。]


『そうだね』

          『見ツケる ってことは』

                     『こういうことダと、我が身を以って』




『知って貰おウか?』


『大丈夫だよ』

           『お仲間は 一杯だ。』


『ちゃント、送ってあげれば 寂しく なイよ。』


生徒会長
       ……



             『みぃーつけ た 。』


… ……鬼さん、


こちら



か。



 あんまりバカにすんなぁー

[だけど、以前にも増してどんどんバカになっているのは否定できず。

 動物のような毛が生えた自身の手を見た。]
 


……ばかにばかって謂ってなにがわるい。


[彼のからだのことは知らず]


 …生徒会長くん いまさらね

 彼のいろ、わたしも、もう見てる。
 君が ひかり にかざしたでしょう?

 あかでもなくあおでもなく      


                  にているかしら ね





                        うすむらさきに




――、……

   ――…、 何…?

 [薄紫。半端者の色。でも。声は。]


[バカって言うな、と。]


 褒めてるんだけどな。

[ある意味では。
 やはり彼の身体の変調は 知らない。]


うす  むらさき?

          似たような色って、他にもあるの、かな。
 ただ…… 


[鬼 の 印がないだけ。]


                 『彼は 鬼 を みつけようとするんだ。』


【人】 奏者 セシル

―生徒会室―

…――、ん。

[指先を握りこみ、フィリップを見送った。
遠くから声がする。]

…、――

[自分の手を見た。
職員室の時握りこんだ拍子にだろうか、
掌に傷がある。弾けるだろうか]

…、ぇ

[ぽつり、零された言葉に眼を丸くする。
ついで 伸ばされた手を 
少しだけ、怯えたようにしながら
――いつかのように払うことは、しなかった]

(699) 2010/03/02(Tue) 12時半頃

【人】 奏者 セシル

―生徒会室―

…、 待っ  


      …、…――、


[(淋しい。)]


   ……――俺も、行く。

(703) 2010/03/02(Tue) 12時半頃


 まぁ、バカなんだけど……

[軽く返したつもりでも、ちょっとだけ、怖くなる。
 なんだろう、こう、本当に頭が悪くなっていってるような……。

 まさか誰が誰だかわからなくなるようなことはないと思うのだが……。

 あんまり触っていないビー玉の表面はかさりとした感触で、

 でも赤の中に見えるのは黒い星。]
 


奏者 セシルは、謂ってしまってから、自分でうろたえて半歩退いた。

2010/03/02(Tue) 12時半頃







 ……あんまりご自分のこと、
 ばかばか言わないでください。


[ふ、 と 息を吐いて   嗤う。]


『凄いね、さすがは元・生徒会長。』

[聞いた、苛めていたと言う様子など微塵も感じさせないし。]


『よく……こんな状況で、平静で居られるね。よっぽど  鬼 みたい。』


【人】 奏者 セシル

― 生徒会室→南棟 >>707

――っ、…余計なお世話だ。

[闇に覆われる前、に
似たような言葉を聞いたのを思い出す。
傷の手を握りこむ。――手袋でもあればいいのに、と少し思った。

受け入れる。
拒まない。
分からない。

ドナルドの背を追う形で、
――距離はまだ少し取って。
白骨の転がる階段には眉を寄せ、一応、気をつけて踏み出したつもりだった。――[16]]

(715) 2010/03/02(Tue) 13時頃


 ああ、すいやせん。
 [バカって言葉は控えようと……。]
 


奏者 セシルは、階段は無事に降りきったようだった。

2010/03/02(Tue) 13時頃


 
 ……――
   ばかばかいってると、
 ほんとうにばかになるぞ。


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 13時頃



 [冗談に聴こえないかもしれない。]




                [密かに思い悩んだ。]


【人】 奏者 セシル

―南棟階段―

[何処かで声がした気がして、>>@66
――階段の踊り場で、宙を、見詰めた。]

…――、…

(――  に、)

[闇の中は]
[すごく]

(だれも きづかない)

[つめたいよ]

(たすけてよ)

(718) 2010/03/02(Tue) 13時半頃



(――おきざりにされた、ひづけは)

 


【人】 奏者 セシル

―南棟階段―
[少し違うルートを取ったなら
グロリア達と合流するのは、南棟でになるだろうか。
宙を見上げたあと、後をついていたならば
階下のドナルドを見下ろす形となるか。

(――傍に、 )]



 ――…、…淋しいん だろうかな



[眼を伏せて小さく呟いたのは、
闇にか裡にか眸に映った相手にか]

(726) 2010/03/02(Tue) 14時頃

奏者 セシルは、飼育委員 フィリップに咎められた事を思い出し、二の腕を掴むのは、やめた。

2010/03/02(Tue) 14時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 14時頃


そう、『させない』


           『だっテ』
                僕『タちが  送ってあげルから 』ね……。



  ――…。

     ……鬼だから。
 


さみしく、

      ないように…――


『鬼 だから』

[鸚鵡返しに繰り返す。少し無機質さを伴う闇色の声。]



      『見つケた子 送る ん だ』


[隠れ鬼。見つけられた子は どうなった?
 でも、ケイトは見つけられていない 子。

 全員見つけたら   遊び  が 終わる。]


[送っても、それは 何かを隔てて 別の場所かもしれない。
 けれど。]


『そう……』
          皆『一緒なら』寂しく『ないだろう?』


[闇色の声は 優しげに  殺す ことを 救いのように。]



 …――淋しく、

   ない、  そう…か

   [薄紫が、揺れる]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 14時半頃




  うん、…一緒ならきっと、さみしくない わ


   [ やみのつめたさは かわらなくても ]           



   …… 今  何か?


[けれどそれも一瞬の事。]



 ――… そうか。
 ――… …そうだな。


[ぼんやり呟く。
――外界、騒がしいl声。]


奏者 セシルは、階下の騒がしさに、怪訝そうな顔を*した*

2010/03/02(Tue) 14時半頃



……何?

 






  ……にゃーん?






        ちょ  入ってこないで     え 


[にゃーん。]





          ?

[困惑の、色。]



  ……はい?

 



   なに

        ねこ?

 いや、 違う。

  ……どうしたんだ。





        ……   保健室で その

好かれた、っぽい 二人が居て


[それで何故、にゃーん、と彼女が鳴くのか、解るわけない。]




                      どうかしたことだけは、確か。


好かれた  って

[吸血衝動。サイモンの魂。
嫌そうな顔をした。]

……、でもなんだって ねこ




   南棟に

 居は、するんだが


 ……え?


【人】 奏者 セシル

―南棟1F廊下―

…… 何だ?

[階段を降り、声の方へと顔を向けた。
なにやら様子がおかしいと
ドナルドと顔を見合わせもしたか。
先にドナルドは荷物と眼帯を取りに向かったろうか。
――自分の荷物は、職員室で。
楽譜を、取りにもいけないことに気づき小さく息を吐いた。

壁に手を添わせ、保健室の方を見遣る。
人が多すぎて、今はやや遠巻きに見ているだけだったが*]

(742) 2010/03/02(Tue) 15時頃

奏者 セシルは、理事長の孫 グロリアの声も聴こえた気がしたが、内容はよく聞き取れなかった**

2010/03/02(Tue) 15時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 15時頃


…何であんなに人が一杯。


いや、ちょっと中で   って


[途中で、動揺する気配。]



                 な     何





え   ぅぁ   ……何 ど、うなって


っ、…!?

  …?! 、……!?


[困惑がそのまま伝わって増幅した。]



         まっ  何 ?



なんで  僕平気な   ちょ、待って、待って!!

[本気で狼狽する気配に 闇の色は ない。]





              来




[助けに来て欲しい。だけど、来ない方がいい。
 来て彼も同じ様になったら。来ないで 欲しい。]


 

…… ここ なんか  ある、から   来ない方がいい。

[部屋に入るまでは、皆大丈夫だった。]


襲われやすいでしょ     君。
 




  お、おい!?


[狼狽えた。盛大に、狼狽えた。
何があったというのか。
様子がおかしい。

来るな?
来い?]



……――。

  好きで襲われてるわけじゃない…



[文句、在りき。]

 って いうか、

それなら、早く逃げて来い…!





               逃げ



[――たい。
 ほんとは割りと本気で逃げたい。]


    ほって、おけな  い   ん  だ

けど だって

[生命の危機ではない、から そこは大丈夫なのだが。]


[殺意は感じない。


 なのに。


 危機に瀕している感じはする。]





ああもう…!!


[命の危機ではない、ということは分からない
過ぎるのはお人好し達の顔]



  大丈夫  大丈夫だけど


[大丈夫じゃない。
 混乱して言葉が出てこない。]





 大丈夫なのか 
 大丈夫じゃないのか!


[混乱が伝染した。]


【人】 奏者 セシル

―南棟1F廊下保健室前―

[――妙な声が聴こえた気がする。
キャロライナを頼んだはず――が、
ひやりと寒い何かの気配。]


 ……おい!


[保健室の扉の方へ、向かって歩く。
嫌な予感の質の違いには気付かず近づいて]

おい、なにがあ ッ… ――   ッ!?

[はたして引き戸は半開き。
喘ぎと甘さと絡む腕。
乱れた饗宴ともいうべき光景に、
盛大に後退り、背を廊下側の壁に ぶつけた。]

(748) 2010/03/02(Tue) 15時半頃



   僕は 大丈夫だけど ……!!


[それは少し悲鳴にも近くて。]


皆がおかしい、なんか、こう、迫って


[春 だから しかたない  …… 。]


                     にゃーん ?       






                          ……   ばか。


[情けない声で   呟いた。]



  ……、 だ、  っ


  だれが予想するかこんなもの…!!!

 




  にゃ?                                  


にゃ?

   じゃないです

 おちついてください…!!!

 








 されても、困る。けど
               説明できない だろ、これ

[可能なら両手で顔を覆いたい 気持ち。]




   …よく

   わかった。


 …にげろ とりあえず


 いや にげてもだめか

  どうしよう これ


[困惑。]






              ……にゃあー


【人】 奏者 セシル

[いぬの ねこの 鳴き声が ケイトの笑い声
混乱した頭、顔を真赤にして狼狽する。
踏み入らなかったのが不幸中の幸いか。]


  な、  なにや  
  っ…、――…!


[ひやりとした手が背を押した。
がり、と厭な音がして扉に傷がつく。
扉に手を突っ張って身を翻し、踏み込むのはぎりぎり回避した。]

こ、これも御前の仕業か…!!

[――後には笑い声ばかり。*]

(750) 2010/03/02(Tue) 15時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 15時半頃


[突っ張っている姿。]


   ん。 君は、平気?

外に出したら、戻るのかな。


いや

  そうとも

  いい切れない

今、 多分

  危なかった

…から


と、とりあえず出たら、

いや、 ど う だろう




そうして、みる。

 


【人】 奏者 セシル

フィリップ、お前は正気か…!

[扉から離れ、幾らかほっとしたように。
グロリアを連れ出してきたらしきに様子を伺うが]

……駄目か…  なんなんだ、
なんなんだ、もう。

……? …、

[視線を感じる。
スティーブンを怪訝そうに見遣った]

(755) 2010/03/02(Tue) 16時頃



  …駄目か。


[どこかでねこがないた。]


【人】 奏者 セシル

…!!!


[フィリップの影から、半透明の少女が現れる。]


…、なっ…


 

(756) 2010/03/02(Tue) 16時頃

奏者 セシルは、ケイトを見詰めたまま、保健室から香る花に、我知らず自分の肩を片手で抱く。

2010/03/02(Tue) 16時半頃


【人】 奏者 セシル


……、…お前の代の先生か。


[成程、それが隠し金庫の主らしい。
名簿の年度を思い出す。]

…誕生日、…なんて。
……知ってるはずないか…

 [――淫靡な音が部屋の奥から聴こえる。
 困ったように首を横に振って、視界に入らないように体をずらした。]

(761) 2010/03/02(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

―過去軸>>759
[滑り落ちたとき。
手を伸ばそうとして矢張り届かず、
代わりに ――気をつけろ。とそんな声が届いたろう。

淋しいのだろうか。

その言葉に答えはなく、
己もまた答えを持たない。

保健室へ向かう、止めるドナルドの言葉に従うべきだった。
音で気づくほど敏くなかったのが、災いした。

――現在軸へ]

(763) 2010/03/02(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

―保健室前―

[ドナルドが遅れて辿り着く。
ちらと視線を送り、]

…保健室、…――入ったら、だめだ。

[些かぎこちなくそんな風に、謂った。
謂った後は、また ケイトを見る。
ぱちり。同じように瞬いた。>>@73]

…、…――…知ってるのか?
……いつ…?

……校長の誕生日祝いでもしてたのか…?

[何かずれた感想を零した。]

(764) 2010/03/02(Tue) 16時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 16時半頃


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

今日?……今日。
そうか、…今日は、2月25日――…

[日付の感覚が、もう、随分無い。
ずっと、ここにいるような気がする。]


   …まさか、 お前、


 死んだ日、も  今日――……、

(770) 2010/03/02(Tue) 17時頃

【人】 奏者 セシル

―保健室前―
[ドナルドの、声と。
保健室の声も、遠く、遠く。
見るのは、ケイトの、]


――今日。


   今日。そうか。


(おきざりにされたひづけは)
(とおく  とおく)

……――……お前の、…

  ケイト=グリフィズの、
  ころされた、  日。

(774) 2010/03/02(Tue) 17時頃

【人】 奏者 セシル

――フィリップ。


[視線をケイトに向けたまま]

…行け。金庫をあけろ。
お前、見たんだろう。…俺じゃ分からない。

暗証番号は、…四桁なら0225か。
…そうでなければ

[名簿の年度を今一度フィリップに伝える。
憶えては居るだろうが。]

(775) 2010/03/02(Tue) 17時頃

【人】 奏者 セシル

それは……“鍵” だ、…ケイト。
ケイト=グリフィズ。


[赤はどんないろをしていただろう。]
(もどらない、あのひびは)


……見つけてやる、お前を。
……待ってるといい。


[哀しげな顔から、視線を背けない。
多分、すこし、似ている。]

(777) 2010/03/02(Tue) 17時頃


――さみしくないように、
――おくってやる。
 


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 17時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 17時頃



 腹減ったなぁ…って、ん?
 



…  いや


   ……――。


 鍵がひとつ

     みつかった、だけだ。


[鬼は――]


【人】 奏者 セシル

― 保健室前 ―

…分かってる。

[ドナルドの方は見ずに
嗚呼、聴こえたかとケイトをじっと見た。]

…―― …俺は。

[――に、なりきれない――。]

……、…。

[薄紫は、夜と朝の狭間でどっちつかず。
――異質。]

(783) 2010/03/02(Tue) 17時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 17時半頃


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

[――頷き。]

――…… 。

[ケイトが 闇に消える。
深く、息を吐いて壁に凭れた。
影に指先が浸る。薄紫は闇奥、遠くを見つめた。]


…金庫から何か、得られればいいけどな。
ところで、……お前、
何想像してたんだ…?


[誤魔化すようにそんなことをドナルドに聞いた。
集中すると、周りのことが見えなくなる所為で、保健室のことなどすっかり思考の外で*]

(785) 2010/03/02(Tue) 17時半頃


 鍵…か。
 



……ああ。
 



 鍵がみつかって、
 ケイトが鬼より先に見つかるといいな。
 


――……

   ……――嗚呼、


[半端者が。動く。
鬼でなく鬼であり鬼になりきれない。]


……、… ――そうだな。


[闇が、笑う。]




それでも 俺たちは鬼だから


[――何処へ。]
[――何処へ逝くだろう。]




       (鬼さん)

 (こちら)


 



 ああ、そうか。
 鬼だな。




 鬼にならねばならんな。
[少なくとも、鬼の連中を護ることが今は一番と思い始めている。]
 



[手の鳴るのはどっちか。]
 


(手のなる方へ)


[闇奥を見る薄紫。染まり切らず眼を伏せる。]


…――…


[強く肯定できず、暫し黙した。]


(こちらの方へ)


奏者 セシルは、マネージャー ピッパとキャロライナが出てくるのに、漸く顔を上げた。ひとつ瞬く。訪ねられればケイトの事を伝えるだろう*

2010/03/02(Tue) 17時半頃





 あ、こっちじゃわかんね。(バカだった



   



 ……亡者にでも聞いてろ。

19**年の2月25日。
…名簿で見た日だから、3年分は幅があるが。

…ケイトが死んだ日だ。
日誌に何か書いて無いか。



 亡者……
[しばらく亡者を探していた。]



    あ、 ん?
    ああ、死んだ日なのか。そうか。

    ちょうどいい、今、日誌の山が目の前だ。

 [だけど、バカになってる分、スピードは保障できない。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 18時頃


……おまえだいじょうぶか。


[ちょっと呆れた。]


――…見に行くか?
…嗚呼、…繋がりが見えたら、面倒 か。


[――なりそこないは、鬼の数に入らない が。]



 ――………

[呆れた声が返ってきて、人知れず凹んでいる。]



     [いや、頭がいいほうではなかったが、]



[はて、ここまでだったろうか。]




……、… バーニィ?


 



 ――……まぁ、任せろ。

         [強がってみた。]
 



……、 それなら
   任せる、けれど。

 




[真剣っぽい]

 



[頷いた。]
 






      うにゃ?





      ぬこがいる?



 



…猫…。 …


[力が抜けた。]




  ……?


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

[腕を組み、壁に凭れたまま。
校長室に向かう面々を横目で見遣る。]


……――、…
ぞろぞろ行っても入りきれんだろう。


[後で顛末を教えろとばかり、謂う。

グロリア、ディーン。猫、二乗。
保健室には一帯何が居るというのか。
一見普通通りのラルフは保健室の中か。
スティーブンへも視線を送る。]

…こいつは見てる。

[と、ヘクターを顎でしゃくった。]

(826) 2010/03/02(Tue) 19時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 19時頃


奏者 セシルは、片眉をあげて、保健室の壁際に背を預けたままラルフとピッパの方を見遣った。

2010/03/02(Tue) 19時頃


【人】 奏者 セシル

―保健室前―
[甘い猫の声には眉を寄せた後
斜め、対面に腰をおろすヘクターをちらと見た]

……、どうした、お前。

[ひとり。ひとり。ひとりを選んできた。
少しだけ眼を伏せ。]

…――お嬢。
ああ。…ケイトのことか。
…ケイト=グリフィズ。
……――あいつの名前だ。逢えたら呼んでや、…?

[ピッパがこっちを見ている。>>835]

……俺に振るのか。
……いや、…俺では対処法はわからないぞ。

(840) 2010/03/02(Tue) 19時半頃

奏者 セシルは、生徒会執行部 ラルフをなんとはなしに眼で追ってから、すぐにそらす。

2010/03/02(Tue) 19時半頃




  …ねこだらけだ。

 


   
  わ、わたしはねこじゃない。
  ―――ねこじゃないねこじゃないねこじゃない、はず。


  
  ――……、なんだけど。


……うん。

……そうだな。
そうなんだけど、ねこにみえる… 。

……

[バーナバスが見たらどう思うだろう。
困った顔をした。]


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

…――――雄猫?
…ああ、それで。


[猫だらけか、と思う。]

……先生は、 …?

[平気なのかと窺うように見た眸は、
酷く暗い、暗いものだった]

…、――― 別にそういうわけじゃない。

[頼ったつもりもない、
呼び掛けは、フルネーム。
―――揺らぐそれに、怪訝そうな顔をした]

(858) 2010/03/02(Tue) 20時頃

【人】 奏者 セシル

…本当に下世話だな。

[ドナルドが口ごもる。
眉を寄せた。]

……―――まあ、否定はしな…
先生…、 ?

[指先が透けて、
まるで幽霊か何かのように、
思わず、身を乗り出した]

(861) 2010/03/02(Tue) 20時頃

【人】 奏者 セシル

―保健室前>>856

[真っ直ぐ動くものたちが
見つけられなかった鍵。
けれど鍵を、開けるのは]


…――――別に
俺が見つけたのはたまたまだからな。



[ヘクターに、そう謂った。]

(863) 2010/03/02(Tue) 20時頃

奏者 セシルは、風紀委員 ディーンの姿は見ないようにして、ラルフに任せる心づもりのようだった。

2010/03/02(Tue) 20時頃






  どうぶつって、つらいのね……


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

……

[差し出された腕は透けていない。
呼び名が揺らぐ。
わからない。]

…―――取り憑かれるのは、
御免ですが、

[出てこないのだろうか。
問う眸。
意味がわからん、と背後で聞こえる。]

(868) 2010/03/02(Tue) 20時半頃

奏者 セシルは、あ、と謂う間にグロリアが行ってしまって少々唖然とした。

2010/03/02(Tue) 20時半頃


…そうみたいですね。


[吸血衝動とはまた違う。]


…足元気を付けて。



[追わない方がいいだろうと、そのまま。]


【人】 奏者 セシル

…分かってる。

[忠告には眉を寄せて答え、
グロリアが去るのは追わず、追えず。
耳に入ったスティーブンの言葉にまた怪訝そうな顔をする]

行かなければ?

[何処へ。]

…、…… ああ、
そういえば…ピアノ、さっき弾い、

[分かるものなのか、と
流し見戻した視線の先に透ける肌]

…っ、それ、

[息を飲んだ。]

(877) 2010/03/02(Tue) 20時半頃




 む、君までいうのね。
 そんな簡単に転んだりしないんだから… っ
  [ずべっとすべる音が聞こえたかもしれない]


…、足場が悪いから、


……――――嗚呼。


[困ったような声が届いた。]


【人】 奏者 セシル



…、なん……


[ヘクターの症状の告白に
瞠目する。
隣を、スティーブンが歩いていく。
消えかかる境界の体。]

…、――――。

[どうして最後の音は――とは、
驚きに飲まれ聞けなかった。]

…、――――心配、
するな、は おかしい 。

(889) 2010/03/02(Tue) 21時頃

【人】 奏者 セシル

…なくしたもの?


[知らない。
こうなってから記憶を失っているなど。]

(892) 2010/03/02(Tue) 21時頃

【人】 奏者 セシル

―保健室前―

[ヘクターの言葉に、声を失ったような。
こんな風には思えない。思わない。
眩しすぎるもの、眼を逸らして。
聞こえたスティーブンの声に、少し声を荒げ]

――、っ、違う。
…心配してないなんて、…謂ってない。

[――矛盾だ。]

他に、って、…何。

[わからない、といった態でスティーブンを見る。
他人事。苛立つのは何故か。]

(907) 2010/03/02(Tue) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

――、……、


  [嗚呼。――似ているのだろうか。
  だから。>>905]


同じって、どういうことだ。
…わからない。

[握りこんでいた指先を、少しだけ伸ばして。]

(909) 2010/03/02(Tue) 21時半頃

奏者 セシルは、ラルフたちが出て行ったのには、少し身を退いただけ。

2010/03/02(Tue) 21時半頃



 カプ麺食うか?

[緊張感がまるでなくなっていた。
 きっと頭の使いすぎだった。]
 


【人】 奏者 セシル

―保健室前―
…もう、…なんですか

[――紡がれない先に、闇を感じる。
続いた言葉にあからさまに動揺が走った。]

っ、…、―― あ、…あれは、…、…

[あれは。何と謂うべきなのか。
言葉を捜して出てこない。
そもそも頼るという問題なのかそれは。
ドナルドはどうしていたろう。
淡々とした口調は何故だか酷く、刺してくるような。
指が、空を彷徨う。]

――、……どうして。
…、説教を、していた、くせに。

(923) 2010/03/02(Tue) 22時頃

奏者 セシルは、うろたえて情報を菊どころではなくなってしまった。

2010/03/02(Tue) 22時頃


【人】 奏者 セシル

[ヘクターの。
>>916 伝説の樹。“鎮魂”
なにかありそうなのに、
頭が上手く回らない。]

(926) 2010/03/02(Tue) 22時頃


  っ、お、
       おまえ、 いや

  い、いい。   …いまは  いい


奏者 セシルは、問題児 ドナルドが噴出すのに、思わず其方を見た。とても困った顔だった気がする。

2010/03/02(Tue) 22時頃



 そうかー。
 [湯を沸かそうとしている。]
 





 カップラーメン?


…な、んか

   … ……バーニィが…。





 …様子、見に行ったほうがいいのかしら。



……いってやってくれないか。
……――日誌、見てるはず。


[自分は、 ひどく。 自分のことで、 手一杯だった。]





 ん、そうね。
 実はさっきミッシェルさんが言ってた
 手紙、のことがちょっと気になってて………


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

[ドナルドとあわせていた眼を、漸く逸らし]

…、――理由 …

[理由。拒まなかった、困惑戸惑い残る声が落ちる。]

――  ……
………、わか、らない …?

[指先が、緩やかに、下がる。
――ミッシェルの声、は、聞いたけれども。]

(943) 2010/03/02(Tue) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

― 保健室前 ―

なに 唸ってる …。


  [>>940 混乱、していた。]

(945) 2010/03/02(Tue) 22時半頃

奏者 セシルは、美術部 ミッシェルの声に、辛うじて頷いたか。

2010/03/02(Tue) 22時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 22時半頃



   ―  …嗚呼。

        たのんだ。






                   ――たのまれなくても。



――ん。

 


【人】 奏者 セシル

―保健室前―
…、…不良め。

[ドナルドへ、動揺を誤魔化すためにそんなことを謂う>>961
困ったような薄紫色がやはり少し彷徨う。
白の携帯を向け、頷いた。
語る声、聞こえて]

……――、過程が?

[どういうことなのかと繰り返す。結果だけがあって、
過程がないとは、――まるで、空の箱だ>>955]


……待て。
時間がないってどういうことですか。

(967) 2010/03/02(Tue) 23時頃

【人】 奏者 セシル

―保健室前―
――…。…、経験則 か ?

[>>972 白い携帯は、指先に触れ細かな傷がつく。
手にした携帯は胸に抱くように。
――濃紺を少しの間、見つめ。

夫々が移動していくのを見送り、
スティーブンへ向き直る。]

……厭になったから。

[――ピアノを弾いているの。
――好きだったはずなのにな。
――今はもう、わからない]

……、分かりませ ん  よ……

[首を横に振る。
消えかかる。あの世とこの世の狭間にいる侵食は夫々を蝕んでいくだろうが――]

(985) 2010/03/02(Tue) 23時頃




 ヘクター君、大丈夫かしら……
 あれってまるで、目が……



 ん?ヘクターがどうかしやしたか?
 [ずるずる]
 


…見えてない、って

       謂ってた。





 ん…
 あの子、なんだか目が見えていないみたいだったから…



 見えないのか?
 ……そりゃ、いかんな。
 



 どこに行ったんだ?
 




…外。



 やっぱり。
 一人で外に行くなんて危ないじゃない、もう。
 みんなの体にいろいろ異変が起こってるみたいだけど、
 ……彼は それ なのかしら。

 
 あ、場所は中庭よ。


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

[ドナルドが、ヘクターが、
ミッシェルが、ピッパが
グロリアが去って行って。]

――……、…
…教師は  長話が好きなせいだ

[携帯電話を持ったまま、腕を下に下げた。
不機嫌そうに眉を寄せる。]

…――、…、
……勝手だな。…本当に、勝手だ。

[首を横に振り――何事か問い掛けかけて、
言葉が途切れるのを聞く。
どうしたのか、とひとつ瞬いた。]

(1002) 2010/03/02(Tue) 23時半頃


 外か。
 ああ、追っかけてるのか?
 



 っていうかお前らどこにいるのか教えろ。
 





  え?わたしは中庭に…



 中庭か、何かあったらすぐ呼べよ。
 残りはどこだ?
 


保健室、 まえ…に。



 保健室か。何も異変ないか?
[保健室内のことは知らない。]
 



 保健室は入っちゃだめ!



 ん?そうなのか。了解了解。
 保健室入っちゃいかんらしいぞ。

 [知らないのはアンタだけだった。]

 





 わすれないで ね



 なんだ、気がつけば、目の前にいたんか。

[素で気がついてなかったらしいです。]

 ん?なんか雰囲気変?
 


【人】 奏者 セシル

―保健室―

……――此処にきて
説教ばかりです。

[伸びた手、 
びくりと身を竦め半歩下がる。
鉱石質の指先が覗いた。]

……忘れたくないなら
忘れなければいいじゃないか。

説教するだけしておいて、
教師は、勝手だ。訳知り顔で。
知りもしないくせに。

[きちり、と携帯電話がまた小さく傷ついた。]

(1021) 2010/03/03(Wed) 00時頃



  べつに。  変じゃ  ない。

 



 [半歩下がる様子をみて]



 そうかぁ?


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

……あの日誌の山か。

[バーナバスの声を聞いて、其方を向く。]

……確かに、ろくでもない量だな。
――何か書いてありそうなのか。

(1027) 2010/03/03(Wed) 00時頃


…、…――

   さわられるのは、 苦手なんだ。



 [――程度の差が、出てき始めていることに
 自身、戸惑っていたが。]




[少し前の、どこに、と訊かれて。]



                 …… ここに いるよ。


[少し、虚ろな声色。]



 ああ、そうか。



 って、触られそうなのか?
 





  ………っ、



 ん?どうした?
 大丈夫か?

[うつろな声がした。]
 



 ぇ?
 どうかしやしたか?

[微かな気配にも……驚いた。]
 





 来たわ、あの子。中庭。





『大丈夫 だよ?』


[返った声は闇色の。]


              『それより、あのいじめっこ。送る……?』


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

…――
…死に掛かったのに何謂ってるんだ。


[――なくしもの、と 謂う。
同じ言葉が違う抑揚で聞こえる。
眉を寄せた。]


分かってます。


[薄紫の眼を逸らす。視界に白い携帯が映った。]

(1037) 2010/03/03(Wed) 00時頃



         中 庭   あの子?


[ぼんやりとした、声 で。]



 な  に

[そして、そこにいる  も見た。]


 中庭……


[どうする?といった感じで]


――、…

  ……、


       [空ろな声に。眼を向けるような気配]

 ――…あの子。 ケイト?


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

[びくり、と顔を上げる。
ケイトの笑い声。]

   ――。……、

[――捕らえて、 頂戴。]

…ケイト=グリフィズ…

(1041) 2010/03/03(Wed) 00時頃


 ええ、ケイト、いるわ。
 ……心配しなくても平気よ。今のところ。


 
 送ってあげるの
 そうね、どうしましょうか?

 いじめっこ? いじめられっこ?




『ああ、そうか。』

          『いじめられっこを送れば、もういじめられないですむね?』


             『でも』


[応えたのは、闇色。
 沈黙 。]


【人】 奏者 セシル

―保健室前―

……ケイトの 名前 だ。


[バーナバスにそう謂う。>>1047
スティーブンの言葉には、眉をまた寄せて]

…、――そうですね。

[日誌を。見なければならない。
用務員室へ向かう。]

…?

[小さな呟きは、聞こえなかった。]

(1055) 2010/03/03(Wed) 00時半頃


  ――大丈夫なら
          いいが。

 …ヘクターは  あいつの名前、 呼べたろうか。



[――鬼は。鬼は。鬼は、送るのは]

   …――、…どちらも。どちらでも。

[――己に従う闇は薄すぎて、
決定的なそれを呼び込むことは、出来ないから。]



 そう  か。
 何かあれば呼んでください。
 




 …… ケイト まだ、見つけてない。

[こちらの声は、まだぼんやりとしている。]



 よんだわよ。

 でも、もう彼、あの子が見えてない。


ありがとう、なにかあったら呼ぶわ。


          ああ、あなたはどちらがいいかしら?
          
          いじめっこ と いじめられっこ ?


【人】 奏者 セシル

―→用務員室へ―

……、――

[視線を、下駄箱からみえる外へ向ける。
中庭に人影があるのだけが確認できる。
此処からは、あの樹は見えない。]

……、… ケイト   か

[――闇に飲まれる前
見つけてやるという言葉に頷いたのは
きっとただの少女だったのに]

(1078) 2010/03/03(Wed) 00時半頃




 ヘクター 見えてないの。
               見えて ないの。


[みつけて  みて    ここに いるのに。]





     ……だいじょうぶ?
   [ぼんやりした声を案じて]


【人】 奏者 セシル

―用務員室―

[――いま、作られている
大きな大きな作品のこと。

  メアリーに撮られていた、写真のこと 
 (確か勝手に撮るなと睨んだ気がする)

  今は、知る由もなく。           

此処に来て。
異形の世界で。
今更。今更。――いまさら。

わすれられたひづけを追いかけて、
日誌を一冊手に取った。
古びた表紙は、黄ばんでいる。]

(1084) 2010/03/03(Wed) 01時頃


 そっちこそ大丈夫か?
 


みえ、

   ……ない。

           ――……、

  …そう、か。


           [――何処か、かなしげに。]



 見えないのはな。



 確かにな。

 





『大丈夫。』

          『それより、ねぇ、いじめっこを 送ってあげようか?』


             『そしたらいじめっこは、どうするのかな。』




『ウン? 違うな、いじめられっこ!』


             『いじめられっこが いなくなったら  少しは悲しいと思うのかな?』


いじめっこ?


【人】 奏者 セシル

―用務員室ー

[後に誰も続かないのを訝しげには思いながら、
自分が生まれるよりずっとまえの記録を
捲って、読んでいく。
拾っていく。

――気をつけねば、指先が
剃刀のように紙を裂いてしまう。
日誌を一度取り落とした。]

……、…弾けなくなるかもしれないな

[なんでもないことのように呟こうとした
――それは。なんだか。
ひどく。厭なことのように――思えて。]

(1096) 2010/03/03(Wed) 01時頃

そうね。

かなしいかしら。

いじめられっこが    になったら。



 いじめっこのほうが俺はいなくなればいいと思うがなぁ

 


【人】 奏者 セシル

[日誌を拾い上げる。

ビー玉を取り出して視線を落とした。
ひび割れた硝子玉。
――薄紫色。

(――そんな驚くことないだろう?――でもあるまいし)

これを見た濃紺は、そう謂った。
緩やかに握り締める。

嗚呼。そういえば。この鉱石質の指先は
淡い、紫水晶のような色にも見えた。]

(1105) 2010/03/03(Wed) 01時頃

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