102 あの、秋の日
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[美味しくないという抗議>>57を無視して、いつか、追いかけながら砂糖菓子のようだと思った頭を乱す。
一度だって触れなかった、としみじみ思う。 半分だけの意識が見た夢は、10年前に置いてきた感情まで掘り起こしてしまったらしい。 そのほろ苦さを胸中で噛み締めながら。]
嬉しい? ――お前さんが?
[夢を共有していたとは露知らず、不思議そうに首を傾げた。 言葉の続きを促すように、じっとレティーシャを見つめる。]
(72) camellia 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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[じっと向けられる真っ直ぐな眼差し。 ふと、夢の中で見た同じ眼差しが脳裏に走る。>>3:91
十年前の記憶とは重ならないシーン。 幼い顔に切なげな色を宿した彼女と、 あの夢の中で、何の約束をしたのだろう―――?]
(73) camellia 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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[――が。]
………へ? タイムカプセル?
[一度夢と現の間に飛びかけた思考は、またも同じ言葉に引き戻された。 ぱっとレティーシャの頭から手を放し、振り返る。]
あーはいはい、タイムカプセルね。 って、今から掘りに行くんかい? そいつぁ……
[やだなぁ。と苦笑した声は、 誤魔化すように口にしたファジーネーブルのグラスの中に消えた。]
(75) camellia 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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[ジェフの口から零れた自分の名>>77にこてりと首を傾げた。]
んぁー? たまたまのっくんに会って来た俺が幹事なわけねぇでしょ?
[今日ここに居合わせたのも、後輩と四国の山中でばったり出逢ったという奇跡の結果である。 ノックスにまだ感謝の気持ちを伝えてないな、と思いつつ、ゆるりと席を立ち上がった。]
とぼけてねぇで頼みましたぜ、幹事さん。
[ジェフの肩をぽん、と叩いて、一足先に座敷を出る。]
(78) camellia 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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なー。 何でまたこう、あんなところで鉢合わせるかね。
[ノックス>>83に向けくっくっと笑った。
確か四国の山中にいたのは、友人のエストニア人に「温泉連れてけ」と無茶振りされた結果だったか。 夢の中の――あるいは十年前の自分の思いを思い出す。 絶対に、ここに来るとは思わなかったのに]
………因果ってのは恐ろしいもんだ。 あんがとね、のっくん。
[にかりと笑みとともに礼を言い、靴を履いて、外に出た。]
(92) camellia 2012/09/29(Sat) 00時頃
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― 居酒屋前 ―
[居酒屋を出れば、先ほど生ぬるく感じた風はもう冷たくなっていた。 秋の夜の冷え込みの速さに驚きながら、皆から少し離れた所で煙草に火を点けて、天を仰ぐ。]
んで、べねちん。 車ってのはこれですかい。 ……ひょえー。
[何時の間にか居酒屋の前に停まっていたリムジンバスを見上げ、半ば呆れたように煙を吐き出した。]
(96) camellia 2012/09/29(Sat) 00時頃
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あ、違ぇの。 なぁんだびっくりした、流石にデカすぎると――、
……って、はぁ?
[まさかのリムジン違いだった。 ベネットが乗り込んだ車に、流石の昼行灯も目をきょとりと瞬かせる。]
リムジン乗んのは久し振りだわなぁ……。
ほれ、お嬢さん方。 おめでた話は車の中ですることにして、乗んましょ。
[けらりと笑いながら携帯灰皿に煙草を潰して、リムジンの扉を開いた。 店から出てきた皆を車へと誘導する]
(108) camellia 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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[夢から覚めてしまう時、寂しくて胸が痛かった]
せやけど現実かて、やっぱりそんな悪いものやないやんねぇ?
[楽しげな、今も少女にしか見えないレティーシャを視界に入れて、へにゃっと笑った]
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― リムジン車内 ―
よっこらせ、っと。
[皆がリムジンに乗り込んだのを確認し、最後に自分も乗り込んで扉を閉めた。 回ってきたシャンパングラスを受け取り、やたら仰々しい乾杯の音頭>>118に合わせて高く掲げる]
ん。 ……乾杯。
[ふわぁぁぁと欠伸混じりにシャンパンを口に運んだ。 皆がテンションの上がっている中で、ひとり腕を組み、こっくりこっくりと船を漕いでいることだろう*]
(122) camellia 2012/09/29(Sat) 01時半頃
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― タイムカプセルを掘り起こした頃 ―
[その瓶を地中に埋めた時、確か自分はその場にいなかった。 瓶を掘り返す頃には自分はここにいないのだから、埋める場所を知る必要はない――十年前は、確かにそう思っていたから。
大きな瓶が掘り起こされて、皆がその中から中身を持っていく。 その様子を、煙草咥え少しだけ遠くから眺めていた。]
あー、それ俺の俺の。
[やがて見覚えのある袋が瓶の中から出てくれば、片手を挙げて近寄っていく。袋を受け取れば小脇に抱え、ひらりと皆の輪に背を向けた。]
(138) camellia 2012/09/29(Sat) 22時頃
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― 寮/中庭 ―
[十年の間に寮はどれだけ変わっただろう。 暗闇の中、その全容を見ることは出来ない。 けれど。寮の姿がどんなに変わったとしても、中庭の大樹はそのままの姿で高く大きく佇んでいた。]
んーーと。こんだけありゃ届くかね。
[屋根まで枝を伸ばす大樹を見遣る。 樹から距離を取り、袋を手に持って構えた]
……よっと!
[助走をつけて飛び上がる。 十年の歳月を経て、けれど慣れた様子で大樹を上って行った*]
(141) camellia 2012/09/29(Sat) 22時頃
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― 屋根の上 ―
[とん、と軽い足音弾ませて、屋根の上に立った。 手に持っていた袋を開き、中を見る。カプセルを埋めた人間がどんな魔法を使ったのかは知らない。が、その中身は時を止めたかのように、当時の姿でそこにいた。]
…――うっわ、懐かし。
[トレードマークの茶色の帽子。 それをふわりと被った所で、ソプラノが耳に届いた。]
(146) camellia 2012/09/29(Sat) 23時頃
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なっ……カイチョー! 何やってんすか、はよ下りなさいな!
[屋根の上から身を乗り出した。 暗闇の中上ってくる姿は危なっかしいにも程がある。 いつか下から叫んだ声を上から投げかけたけれど、]
……ったく、
[がしがしと髪を乱そうとした手は帽子に阻まれる。 屋根の端に立ち、苦い顔しながらその手をレティーシャに向けて差し出した。]
(147) camellia 2012/09/29(Sat) 23時頃
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[腕の力をぐいと籠めて、レティーシャの身体を引っ張り上げる。 額の汗を拭う様子を息一つ乱さず、くっくっと笑いながら見やった]
お前さんは昔っから危なっかしかったでしょ。 そんなには変わって……… いや。
[口にし掛けた言葉は途切れた。 向けられる問いかけに、帽子のつばをぴんと指先で弾く]
そ。俺だって分かる証拠。 どっかの可愛い子ちゃんに脅されたもんでね。
[にやりと口元を吊り上げた。]
(154) camellia 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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[「でないと、泣きますから」――と。>>4:9 夕陽の中で笑った顔を思い出しながら、けれど違う、と否定する。
それは夢の中の遣り取りであって、現実の過去にあった遣り取りではない。だから、レティーシャ自身は知らないはずだ。……その、はずだ。
と、彼女の懐から現れた大きなスクラップブックに視線は留まり]
……それは?
[ゆるりと首を傾げた。]
(155) camellia 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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………え?
[夜風に流されるはずだった夢の名残は、微笑>>160に留められる。 けれどその意志を問いかけるより先に、レティーシャが大切そうに抱えていたそれが突き出された。
両腕でそれを受け止める。]
俺…… に。
[帽子の下で両の目を幾度か瞬かせた後、それに視線を落とした。 指先はぱらりと古いページを繰る。 糊の匂い。瓶の中で十年眠っていた紙はそれぞれ貼り付いて、開かれることを少しだけ抵抗した。]
(177) camellia 2012/09/30(Sun) 21時半頃
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[それが何であるのかは見た瞬間に理解した。 スクラップブックに貼り付けられた楽譜、彼女が同好会に懸けていた思いの丈は、十年前からよく分かっていたから]
……知っとりますよ。 お前さんは歌が何より好きで…… 合唱が。したかったんでしょ。
[スクラップブックから口元を少し歪めて笑う。 十年前と同じ屋根の上。 変わらぬソプラノと共に胸に蘇るのは、若かった―― 懐かしい日々。
彼女の願いは言われずとも解っていた。 けれど不器用だった自身はその、たったひとつの願いを叶えることすら出来ないままで、そのことが胸をぎりぎりと締め付けるように痛かった。]
[けれど、]
(178) camellia 2012/09/30(Sun) 21時半頃
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[続く言葉に、音もなく目を見開く。]
なんっ―――…
[驚くテノールは途切れた。 正確には続けることを許されなかった。 散々繰り返した言い訳だとか逃げだとかを、許さないかのように言葉は怒涛として続く。 一方的な言い分はまるで十年前の、16歳の少女のように。 けれどその言葉に籠められていたのは、十年の時を経て質量を増した、26歳のレティーシャの。]
(179) camellia 2012/09/30(Sun) 21時半頃
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…――――。
[涙を流す彼女を見つめる顔は、きっと間抜けにも程がある顔だっただろう。 押し付けられたものをゆっくり咀嚼するように。 幾度か、繰り返し息を吸って、 吐いて]
馬鹿、 じゃねぇのか………。
[天を仰ぎ、心底観念したように呟いた。]
(180) camellia 2012/09/30(Sun) 21時半頃
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[その声の中に、拒絶の色は一切無く*]
(181) camellia 2012/09/30(Sun) 21時半頃
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[紫煙を吐き出すように、長い溜息を吐き出した。]
……違いますよ。
[ソプラノの声が黙り込めば一言つぶやき、足を前へと踏み出した。 屋根の上に踏み出した足はとん、とん、と音を立てる。 ゆっくりとした速度でレティーシャの前に立つ]
心底馬鹿だなぁと思ったのは、自分のことですわ。
ずっと…… どうしても、叶えたい夢がありましてね。
[表情には彼女と同じ苦い色はなく、されど笑むこともない。 帽子の下の瞳はじっと彼女を見下ろした。]
(184) camellia 2012/09/30(Sun) 22時半頃
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……俺の爺さんが写真家だったんすよ。
[また言葉を選ぶような沈黙の後、ゆっくりと口を開いた。]
『この世界中で一番綺麗な景色が見たい』 ――って、
それは爺さんの口癖で、俺が覚えている爺さんなんてそんぐらいで、 でも馬鹿みてぇにお約束ですけど爺さん途中で死んじまってね。 その後、それは俺の夢になった、という。
[片手にはスクラップブックを、もう片方の手には中身のまだ入った袋を。十年の時を超えて、タイムカプセルから取り出されたそれぞれを持つ。]
(185) camellia 2012/09/30(Sun) 22時半頃
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この十年、それこそ夢のように綺麗な景色を沢山見てきました。 死にかけながら、冗談みたいな秘境の中に行ったりもして。 でも、その夢は叶わなかったんですよね。
世界中のどんな景色も敵わなかったんですよ。
あの、秋に――… この寮で見上げた青空に。
[けらり、と変わらず笑う声は、十年前とは違う自嘲の色を含み。 首を傾け、帽子の下から天を見上げた。]
(186) camellia 2012/09/30(Sun) 22時半頃
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………なんかもうね、カッコ悪いでしょ?
[くっ、と低く笑い、再びレティーシャを見下ろした。*]
(187) camellia 2012/09/30(Sun) 23時頃
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[じっとレティーシャを見下ろし、見つめる。
自分はきっと、世界一馬鹿でカッコ悪い男だろう。 そんな男は嫌われてしまえばいい。 そう思うけれど、吹き出した笑い声に安心する自身もまたそこにいた。]
あだっ。 ……あいあい、笑いなさいよ。
[口元から漏れる笑いはくつくつと自嘲の笑みだ。 けれど、かつてそこにあったような思い詰める意味合いはそこにはない。十年経って、開き直ることを覚えてしまった。
腰を落として、レティーシャの高さまで目線を合わせる。]
(191) camellia 2012/09/30(Sun) 23時半頃
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ねぇ、カイチョー。 これ以上カッコ悪いことなんてねぇのに、俺今からもっとカッコ悪いこと言いますからね。
[苦笑浮かべながら唇の前に立てる指一本。 いつかと同じ、秘密のサイン。]
馬鹿とか通り越して呆れて下さい。 ―――けどね、
俺の夢が叶わなかったのって、カイチョー。 ある意味お前さんのせいだと思うんですよ。
[その指を伸ばしてとん、と軽く、歌を紡ぐ唇に触れた。]
(192) camellia 2012/09/30(Sun) 23時半頃
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合唱同好会のカイチョーさんが世界で一番可愛い。
んなこと十年前言えませんでしたけど、 これが十年経っても変わらねぇ俺の気持ちです。
[彼女はどんな顔をしているだろう。 その表情を帽子の下から覗き込みながら、目を細めて笑みを向ける。]
こんな馬鹿でカッコ悪い先輩で良かったら、 一緒に同好会活動、 ……しましょ?
[十年分の思いとともに。 首を傾げ、少しだけ深みを増したテノールで彼女を誘った*]
(193) camellia 2012/10/01(Mon) 00時頃
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バーナバスは、チョコレートケーキでマダムを釣ろうとしている。
camellia 2012/10/01(Mon) 00時頃
バーナバスは、マダムの一本釣りィィィィィィイイイイ
camellia 2012/10/01(Mon) 00時頃
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[人差し指は唇の形を確かめるように、ゆるく線をなぞる。 まるく見開かれたふたつの眼に満足気に笑い、その手を離した。
我侭に耳を傾ける。 どれだけ大事に思っていたのかだとか、本当に馬鹿だとか、可愛いというより綺麗になっただとか。伝えたいことは沢山あるけれど、言葉にせずに全て飲み込んで。]
………あっはは。 そりゃあカイチョーさんにしっかり教えて貰わなきゃいけねぇなぁ。
[困ったように笑いながら、掴まれた袖を見下ろした。 その袖から出る手をゆっくりと開く。 とさり。――屋根に袋が落ちる音が響くのと同時に、伸ばした腕はその肩を掴んだ。]
(196) camellia 2012/10/01(Mon) 01時頃
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……あいあい。
[きゅっと力を込めた腕で肩を抱き寄せて、耳元に告げた。 苦笑いを浮かべるライオンのたてがみに、やわらかな金の髪が触れる]
例えお前さんがうんざりしても一緒にいますよ。 もう流石に分かりました。
俺のいるべき場所はお前さんのそばだ、 ――…レティ。
[細まる眼差しは、風に揺れる金糸の下で染まる頬を見逃さない。 甘そうなその桃色に触れたくて、唇を寄せた**]
(197) camellia 2012/10/01(Mon) 01時頃
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バーナバスは、爆弾発言とともに風呂風呂りだつ。**
camellia 2012/10/01(Mon) 21時半頃
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