165 【突発村】bouquet
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[呟き]
[守れなかった]
[朔夜のお守りになれなかった]
[この手で少年を救うことは]
[できなかったのだろうか。]
(12) 2014/03/07(Fri) 11時頃
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[死者に囚われているのは誰?]
[精神を壊して、身体を壊して]
あああぁぁぁぁ っ、うぅぅぅぅううぁあああ
[唸る、唸る 低い声が体中に巡る 少年の傍で身体を曲げて]
さく、っ、や――
[手の中の花束を 捧げた。]
(13) 2014/03/07(Fri) 11時頃
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[別れはすぐ身近に潜んでいる。 感じたくなかった、知りたくなかった。 少年にどんな情を抱いたかなんて 些細なこと。
出会ったから別れる。 残酷だ。
こんな風に壊れるように死んでしまうよりも もっと綺麗な終焉があったのではないか。
これが朔夜の願いと知らずに、 嗟呼、少年をこの手に捕えて置けば良かった。 もう二度と会えない。 もう二度と、朔夜は語らない。 一度も見ることの叶わなかった笑顔。]
(14) 2014/03/07(Fri) 11時頃
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死――、…
[いやだ 怖い
死にたくない。 元々死ぬつもりで此処まで来たのに 目の前で死を見た途端、怖気づく。 花束を朔夜の遺体の傍に置いて、 公民館へと]
さ、 ぁ
沙綾―――
(15) 2014/03/07(Fri) 11時頃
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[駆け巡るのは恋情に似たもの。 人は弱い。一人では生きていけない。 縋って、泣いて、誰かと寄り添って生きていく。]
さあや……!!
[どうしてこの名前を呼ぶのだろう。 わからない。 だけど今、私は確かに 死者ではなく、生者を 求めていた **]
(16) 2014/03/07(Fri) 11時頃
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謡さん――
[掠れた声。聞こえないように、零した名前。
自分が壊れていなければ。
こんなところで出会わなければ―― 本物の姉妹のようになれただろうか、なんて。]
[枯れた心に願いとすら呼べないような思いが巡った。]
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――翌朝――
……っ、ぅ
[唇を噛んで、その光景を見下ろしていた。 樹に打ち付けたような血痕、 そして落ちた身体。 額がぱっくりと割れた、段の遺体。]
……ぁ、ぁあ
[脳裏を過るヴィジョン。 死んだ遥の身体にもこんな痕があった。 痛みは計り知れない、そう、知った者は絶命する痛み。]
ぅぁ、あ、――ああ、
[こわい。痛い。 言いようのない恐怖感に、ただただ意味を成さぬ声が漏れて、ぽろぽろと涙が零れ落ちる。]
(24) 2014/03/07(Fri) 18時頃
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――ッ、は ぁ
[震える喉を通して、深呼吸。]
帰ろう……
[遺体をそのままにしておくのは気が引けたが、自分の力でどうこう出来るものでもない。軽そうな朔夜だけでも、とも思ったが、死者の選り好みをするようで罪悪感を抱いた。
公民館へ歩く足取り。 ぞく――と、妙な感覚が背筋を走る。]
は、っ……
[息苦しいような、熱っぽいような。]
(30) 2014/03/07(Fri) 20時半頃
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――花畑――
[帰る心算、だった。 公民館に。
ぐらぐらと重心をなくす軸のように 狂った羅針盤のように 違う場所にいる。]
……っ、かしいな
[此処、どこだっけ?と見回せば、花壇が外へ侵蝕した、花畑。 畑というには狭いが、それでも 多くの花が咲き群れる姿に、ぼぅとする。]
(31) 2014/03/07(Fri) 20時半頃
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[毒草かもしれない、わからないままに、 花を手折り、また、手折り。 一本一本を手の中に集めては、 花束になるまで、黙々と。]
……花、
[別に好きじゃないのに。 手はかぶれるし、いいことなんかないのに。 何故だろう、そうまるで 誰かがまた死ぬことがわかっているように。]
……。 はぁっ、
[息苦しさはまだ続いている。片腕ほどの花束――花の群れといったほうが正しいか、それを抱き、今度こそ公民館へと向かった。]
(33) 2014/03/07(Fri) 21時頃
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――公民館――
[どさっ、と入口で躓いた]
痛、た、……
[力が入らなくなっている。 酷く体が熱を持っていることを意識した。]
―― ぅぁー、
[体温が、床の古いコンクリートに奪われていくようで気持ちいい。それなのに次から次に体の奥から熱が湧いてくる。]
(34) 2014/03/07(Fri) 21時頃
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[玄関は花の嵐。 何とか上体を起こし、花を一本一本拾う。 熱、でふらふらしながらも。]
……――
[この花は誰に手向けるのだろう。 もしかしたら自分かも知れない――そのくらい 意識が、おかしい。]
(36) 2014/03/07(Fri) 22時頃
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さ、あや?
[どこかの部屋から出てきた沙綾の姿を 入口のところから視認すれば僅かに表情が緩む。 けれどあの別れ方をしたっきりだ。 自分に怯えやしないかと、不安だった。]
……こないだは、ごめ、
あ、まって……
[ぱらぱらと落ちる花を拾う、とまた落ちる。拾う。それを何度か繰り返した後、少し散ってしまった花を抱えて公民館の広間へと。]
(37) 2014/03/07(Fri) 22時半頃
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[広間に花を抱えて入る。 メモ帳に綴られた文字を見れば]
え、……うん、構わないよ。
[むしろ避けると思っていたから、少し面食らって。]
部屋、あったんだ……、二階とか…… こんな階段、気付かなかった
[意識散慢なせいだ。どこがいい?と、今度は自分のペースではなく沙綾のペースに合わせるため、彼女に場所の指定を願った。]
(39) 2014/03/07(Fri) 23時頃
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[空き部屋に行く前に、古い新聞紙を取って。 沙綾に続いて空き部屋に入れば、新聞紙を広げて花を包んでいく。]
ん、そうだね、ちょっと 意識が……ああ、いや、うん。 体調悪いみたい。
[こくり、頷く。どこから来る体調の悪さなのか、或いは体調以外の部分なのかは自分でもわからない。]
(41) 2014/03/07(Fri) 23時頃
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[この界隈で、薬の類を用意出来るわけがない。 クスリなら、別だけれど。]
そっか、ありがとう。
[けれど、軽く笑んで受け取り、一気に飲んだ。おそらくこれは黒木の合法ドラッグだ。もしかしたらとんでもない、致死量だったりするかもしれない。それでも、飲んだ。 ――沙綾が望んだから。]
……貴女が殺したんだね。
[そして綴られる告白には、一寸沙綾を見つめ]
妹さんも、沙綾が、殺したってこと? あの男みたいに手を下して?
[うん。とひとつ頷く。そして笑う。]
私なんかに正直に話してくれて嬉しい。 もっと聞かせてくれる?
(44) 2014/03/07(Fri) 23時半頃
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[頭がくらくらしてきた。世界が歪に、ゆがむ。 それでも沙綾の存在だけ確かめるように、 きゅっと握ろうとした手は空振りだった。]
……沙綾。
[拳銃を向ける沙綾に、ああ、やっぱりなぁ。恨まれちゃったなぁって、笑う。 文字を読めば、僅かに眉を寄せ]
そんなの沙綾は悪くない。悪いのは――世界だよ……。
私も妹が死ぬ直前に欝状態だったとか、聞いて。それで私、頭おかしくなっちゃって。妹は元々私の存在を嫌ってた。だから私のせいで妹は死んだんだ。今でも追いかけてくるよ。遥は、いつも私を見て、恨み言を呟いて――ほら、聞こえる?きこえる、きこえるね。
[ふふ、と歪んだ視界、涙がこぼれ落ちてくる。]
世界は残酷だよね。でもさ、沙綾。 その銃で私を殺して、復讐出来る?私は沙綾に確かにひどいことしようとした。だけど、沙綾の妹さんを殺した世界に、すべきことなんじゃない、復讐って。
(46) 2014/03/08(Sat) 00時頃
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[――どうして、指は動かないのだろう。
少し力を入れれば。殺せる、殺せるのに。]
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そんな難しいことを望まなくても――いいのに。
[起こされた撃鉄にも、曖昧に笑うだけ]
全て壊すなんて無茶なこと。沙綾がこれから、何年、何十年、何百年かけて復讐したって、世界は変わらない。沙綾は世界の史実を知ってる?復讐が死を生んで、でもその結果私達はのうのうと生きていた。
それよりもっといい復讐があるじゃない――
[クスリが蝕んでいく。天井が割れ、赤い液体が落ち、部屋中が満たされていく感覚に沈む。]
簡単だよ。沙綾が死ぬの。
[なんの感動もないトーンで、なんでもないように紡ぐ。]
(50) 2014/03/08(Sat) 14時半頃
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沙綾というDNA、その醜い意識、その志の高い思想、全て――世界に 残してあげないの。嗟呼、なんて勿体無い。世界にとってのなんて大きな損害だろう。
[でもね、と、ゆっくり手を翳し、おかしくなった頭が言葉を紡がせる]
この拳銃で例えば私の頭を砕いたら、そこから愛も、情欲も、全部全部零れて、ウイルスに似た思念をばら撒くの。わかる?空気感染? あは、こんな近くにいたら沙綾もきっと侵されちゃう。私が死んだ分、沙綾は私という存在に囚われる。頭が破裂するぐらい重たくて気持ちの悪いウイルスが――蔓延する。
私という存在が、死によって証明される。 それは沙綾を壊して、黒木も政人も、朔夜も段さんも全部全部包んで、世界に復讐する――樂しいと、思わない?
[サイケデリックな妄想を、沙綾に語りかける。その手はなんの畏怖すらないように、拳銃に伸ばされ、引き金にかけられた指先ごと沙綾の手を包む。]
私と一緒に、世界に復讐しようよ……
(51) 2014/03/08(Sat) 14時半頃
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[―――…沙綾の、声]
[その"声"を聞いた瞬間 ぱちん、と弾けるように、世界がクリアになる。]
あ、れ……私、何……
[胸元に銃口。小さく息を呑む。 睨む眼差しに、揺れる瞳を返し ふっと弱く笑う。]
負けた。
[投了するように呟くと、走馬灯のように駆け巡る様々な情景。]
どうして、だめなの?
[問いかけるのは柔らかな声。ゆっくりと手を上げて、もう抗う意思がないように、そう、投了するように、最期の時間を乞うように問うて。]
(54) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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[だけれど、此処では終われない。 私は、死んで尚、この少女を捕らう惡の華となる。]
―――沙綾を、救うのは私だよ
[許すのも、受け入れるのも、彼女の復讐もすべてすべて、私が全部受ける。その為に私は、彼女を、]
[手にした花束は荊棘を秘め、ゆえに沙綾の顔を襲うだろう。 至近距離、その視界を奪うように、花の固い茎を振り下ろす先は違いなく、彼女の眼球へ。]
(55) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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――!!
[上手くいった。 彼女の手から落ちた銃を目で追い、咄嗟にそれを拾い上げる]
……終わりだよ。
[ふわっと花が咲くような笑み。 銃なんか扱ったことがない。見た目以上に重いそれを握り、銃口を沙綾に向けて一歩後ろへ。]
沙綾。もう苦しまないで。 貴女の復讐は終わり。妹さんは、それを望んだ?本当に? 沙綾の幸せを――望んだんじゃない?
[この世は楽園の代用品なんかじゃない。 残酷で、無慈悲で。 それでも幸せが、あるのなら、不幸せがあるのなら 少女が全てを知る前に、――無垢でいてほしいと願う]
(58) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[―――深く、考えるより、 ただ指先が、彼女の望みを叶えようとする。 引き金に掛かった指先が、微かに震え]
……、 沙綾は、とても、すてきなお姉ちゃんだ。
[こんなふうに妹を想ってやれる姉になれたら。 過ちを犯しても尚、妹だけを愛してやれたら 悲劇なんて起きなかったのかもしれない。 沙綾が"姉"として在る姿が羨ましくて、美しい。]
――ありがとう。
[終焉はせめて、感謝で飾ろう。 そして、彼女の胸に狙いを定め、引き金を、引いた。]
(61) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[最後まで。私は、貴方を苦しめる存在にしかなれなかったのかもしれない。]
まい、ごめんね。
[――望まないことを、あの子の為だとやり続けた。
殺した。奪った。色んな罪を重ねて、そして謡に罪を背負わせた。]
ねえ、真衣。
[ 記憶の中にいる彼女は、どんな顔をしていただろうか ]
[こんな姉でも。まだ、貴方がお姉ちゃんと呼んでくれるのならば。
まだ、姉である権利があるのなら――私は一つだけ、貴方に尋ねたいことがあるの]
貴方は、幸せだった?
[――――「お姉ちゃん」
「私はずっと、しあわせだったよ」
「そしてそれは、これからも。」 ]
「お疲れ様。」
[これからはずっと一緒だね、と。
優しい声に、少女は涙を流して頷いた*]
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[沙綾の背から、弾けるように溢れる血液。 発砲の衝撃で数秒後に尻餅を付いた。
――大切な人を、この手で、殺した。]
……、さ、あや、
[ぽろぽろと涙が、溢れる。 だけど不思議と、悲しい気持ちは、なくて]
―――…ごめん、ね ごめんね、ごめんね 私が幸せにしてあげられたなら――
よかった、ね。
[ほんの少しの寂寥感を紛らわすように、動かなくなった沙綾の身体に寄り添い、そっと笑みの形の目で時を止めた瞼を下ろした。]
(63) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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ああもう。
[何もかもが億劫で、 失われていく温度を追いかけるように]
[世界にさよならしよう。]
[きゅっと目を閉じ、自らのこめかみに銃口を当てる。]
(64) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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[――、彼女の血に染まった花束。 鮮やかな赤が、黒に変わる前に。]
[すこし派手すぎるけれど ブーケに似たそれが、
さよならを教える。
どうか枯れないで――]
[願いは、届かぬ明日へと消えてゆく]
[銃声が、響いた。**]
(65) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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