人狼議事


49 海の見える坂道

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視点:


【人】 さすらい人 ヤニク


 俺、ウィスキーな
 ボトルと氷、置いてくれりゃ手酌で飲むから

[オスカーに、そう言いつつ
深く、息を吐く…―――]

(1) 2011/04/11(Mon) 00時半頃

[ヴェスパタインの誕生日。
家にあった古い本は、誕生日の贈り物の筈だった。

けれど、今は用をなさないそれ。
彼の誕生日にできることは…まだわからない]



 酒の一つも飲まないと、やってらんないっつーの

[人の死や、別れは悲しいとは思わない
いつかそんな日が来ると、俺はいつも覚悟していて
旅に出る時は、毎回今生の別れのつもりで歩き出す
だから、ヴェスの事はショックだったが、悲しくはない
悲しいのは…―――――]


ヤニクは、ミッシェルに踏みぬかれた足が、じんじんと痛い 泣きそうだ

2011/04/11(Mon) 00時半頃


[ちらり。視線をヤニクに向けて見た。
別に意味はない。多分、知っているのだろうけれど触れられない話。小さな声で、伝えることは]

…ヤニクは帰ってきてくれてよかったよ。
うん。よかった。


【人】 さすらい人 ヤニク


 ダメとは言ってないがな
 上品だっつってんだよ

[ウィスキーが来るまでは、何も手を出す物がないから
代わりに、口を出す事にしたらしい]

 ったく、どいつもこいつも
 ヨーラ、てめぇ…――――

 いや、いいや

(6) 2011/04/11(Mon) 00時半頃


 ん・・・?

[ネルも、同じ事を俺に言った
無事に帰って来て、良かったと
まったく、本当にどいつもこいつも]

 そりゃ戻ってくるさ

 ここが、俺の生まれた場所で
 ここが、俺の死に行く場所だからな

 心配しなくても、ヴェスの事ならもう聞いたよ


そう。

[ミッシェルが一緒だったことはそりゃ知ってるのだろう]

人がいなくなるのは寂しい。
それだけだよ。

[くい。一杯流し込むシェリーは、喉にとても熱かった*]


【人】 さすらい人 ヤニク

[ウィスキーと氷が、目の前に置かれて
俺は、大きな氷を一つ、グラスに放り込んで
トクトクと、黄昏色をした液体を注ぐ]

 とりあえず、かんぱーい!

[大きな声を出して、朗らかに
軽やかに、常に明るい表情で

ただ、瞳の色だけは、酷く深いままに
グラスを傾け、喉を鳴らして
大事な事を、何一つ言わずに]

(13) 2011/04/11(Mon) 01時頃


 だな、それだけの事だ

 人生の殆どの時間を、共に過ごした何かが
 気がついた時には、無くなっている

 そう言うもんだとわかっていても、寂しいもんだ
 ただ、それだけの事だ

[カラン、とグラスの中の氷が、音を立てて]


【人】 さすらい人 ヤニク


 よーっす、飲んでるぞー

[勢いよく開いた、扉
そこから聞こえた声に、とりあえず反応したようだ
グラスを持ちあげて、カラカラと、音を鳴らす]

(16) 2011/04/11(Mon) 01時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/04/11(Mon) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク


 なんだ、知らないのかラルフ
 こう言うのはな、早い者勝ち、言った者勝ちだと
 昔から、相場が決まっているんだぞ

[チョップを受けて、首が短くなったかのように
顔を前に突き出して、小さくなり]

 おう、サイラスただいまー
 ネルにはな、俺が頼んだからよ
 ほら、俺って面倒な事嫌いじゃん

 料理とか、よっぽどの事がないとしないわけよ
 いやー、持つべきものは友達だよなー、うんうん

(22) 2011/04/11(Mon) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 んだよ、ミッシェル
 俺が始めたら何が納得いかないっつーんだ

[空になったグラスに、再び手酌でウィスキーをつぎ足し
再び、グラスを傾けて]

 あんまりオスカーに迷惑かけんなよー?
 なんせ、明日から俺の食いぶちになるかもなんだから

 今のうちに、ゴマすっとかないとな

(25) 2011/04/11(Mon) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[サイモンが、テーブルに加わったとしても
何も変わらずに、グラスを傾けて

乗り遅れた波には、もう乗る事は出来ない
後から追い付くような事は、決してない
だから俺には、その場にいなかった俺には]

 …―――

[からん、からん
長い付き合いだ、ここにいる殆どの奴等は
だが、俺の表情の差に気がつく事が出来る人間が、何人いる]

 ちっ…―――

 ギター貸せ、歌うぞ

(31) 2011/04/11(Mon) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 カントリーロードね、いいぞ
 酔った勢いで、歌うようなもんじゃないが

[調律もそこそこに、足を組み、ギターを乗せて
ついでに、ハーモニカをカバンの中から取り出して
針金を曲げた、自作の器具で口の前に固定する

眠れない夜、たまに吹くんだ、ハーモニカ
ギターは、重たいから持ち運べないが
一人の時間には、やはり音楽が必要だ]

 ほら、手拍子、手拍子

[周りを煽るだけ煽って、盛り上げてはみたものの
曲自体が、盛り上がる曲じゃないからな
仕方ない、とか思いつつ、ギターの弦を弾く]

(36) 2011/04/11(Mon) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 I hear her voice, in the mornin hour she calls me
 The radio reminds me of my home far away
 And drivin down the road I get a feelin
 That I should have been home yesterday, yesterday

[その朝、僕には聴こえたんだ
あの娘が僕を呼ぶ声が
ラジオから聴こえる音は、僕の心をあの場所まで運んでくれる
はやる気持ちで、車で飛ばしながら僕は思う
なぜ僕は、いままで帰ろうとしなかったのか

簡単に訳すと、そんな意味だ
一番、気に入っているフレーズだけど
どうなんだかね、まったく

少なくとも、俺には誰の声も聞こえなかったよ
だから、一月も、戻るのが遅くなった
一番辛い時、傍にいるのが友達なら
俺は、友達失格だね、ほんと]

(37) 2011/04/11(Mon) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 Country roads, take me home
 To the place I belon
 West Virginia, mountain momma
 Take me home, country roads

[それとも、俺にそう言う所を期待してる奴はいないかね
まぁ、俺は綿毛みたいにフワフワしてる奴だから
そう言う期待は、されそうにないな

諦めがつくような、悔しいような
普段、どんなにフラフラしてようと
大事な所で、きっちりしめる
そう言う男で、あろうと思ってきたのに
一番大事な所、トチっちゃ世話ねぇよな

ネル、泣いてたな
ヨーラは、ちゃんと泣いたかね
他の奴等も空元気だ、俺を含めて皆
こんな酒、あいつが喜ぶはずねぇのにな]

(38) 2011/04/11(Mon) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 御静聴、どうも

[歌が終わると、ギター片手に色々な曲を弾き
結局、オスカーが眠る頃まで起きてたのは誰だろう
俺だけかもしんないし、他にいたかもしんないが
とりあえず、オスカーの邪魔をしないように
音楽はひとまず、やめておいて

宿帳をこっそり覗き、空いてる部屋から毛布を持って来て
オスカーにかけた後、ギターとウィスキーを持って外に出た
起きている者がいたならば、今日は御開きと小さく笑って]

(39) 2011/04/11(Mon) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― 砂浜 ――

[今晩は、何処かに泊まるつもりだったが
ヴェスの事を聞いた後、一気に気分じゃなくなってしまった
いくら飲んでも、酔いやしない
酒が頭をいくら暈そうと、一部がはっきりしたままで
まったく、嫌な飲み方したもんだ

こんな時は、潮風の中で眠るに限る
俺は、港の子だから
母なる海って奴、本当にそんな気がしてるんだよ]

 …――――

[ギターを枕に、天を仰ぎ
波の音を子守唄に、潮風を揺り籠に眠る
なかなかに、おつなもんだぞ
ただ、まだ季節的に寒いけどな]

(40) 2011/04/11(Mon) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 よう、お前は一足先に、海に帰ったんだろう
 だったら、ここで飲むのが一番いいよな
 一緒に飲むか、一年ぶりに

[横になったまま、砂浜にウィスキーを半分流し
残り半分を自分がちびり、ちびりと飲む]

 まったく、お前は酷い奴だ
 女泣かせて、妹ほっぽって、ダチに知らせもしないで
 勝手に、居なくなりやがって

 俺が言うなって?
 ばーか、俺には妹も恋人もいやしねぇんだよ
 それに、俺は必ず戻ってくるだろう
 悔しかったら、戻って来てみやがれ

[独り言を言うなんて、俺もおかしくなったもんだ]

(41) 2011/04/11(Mon) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 …―――

 ま、心配すんな
 普段役に立たない分、こんな時には役に立つさ

[何を、どう役に立つのかはわからないけれど
少なくとも、時が全てを解決するなどと
そんな戯言、俺は信じない
奴は、何も解決してくれやしない]

 任せとけよ、兄弟
 貴様は何にも心配せずに、待ってろ
 いつか俺が、そっちに行った時に
 一緒に飲む酒を、準備してな

[そんな事を、海に向かって呟きながら
いつしか眠りに落ち、目覚めたのはいつの事だったか]

(42) 2011/04/11(Mon) 09時頃

[家を出る前に、一枚の紙にいくつかの文字を書き付けて。

それを丁寧に紙飛行機に折り畳んで自分の部屋から飛ばしてみた。


ひらりひらり。
紙飛行機は気まぐれに。
誰のもとへ飛ぶのだろう]


[薄削ぎカピスに水牛の角、色鮮やかな薄絹と、レースのようなカンティーユ。

燈る火どれも同じ色
けれど蛍火輝く虹色に。
花の如くなランタンは
まるでお城の舞踏会


そんな燭集めたら
きっとお空の天使も喜ぼう]

[童話のようなその下り、
いったい誰に届くやら]


【人】 さすらい人 ヤニク


 暑い…――――

[目覚めた後、第一声がそれだった
やっぱ、直射日光ほど暑い物はないね、うん]

 みーずー…―――

[頭痛がする
そりゃ、酔いはしなかったが酒量は多かったからなぁ]

(76) 2011/04/11(Mon) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[何処からともなく、鼓膜に響くラジオの音
どうやら今日は、暖かいらしい]

 アイリース、君が暑いと言うと余計に暑く感じるだろう

[聞こえやしない反応を、ラジオに反し
服についた砂を、ぱたぱたと叩いた

こつん、と紙飛行機が頭に当たって
きょろきょろ、辺りを見回してみるのに
人影はなく、首をかしげた]

 ったく、誰だよこんな悪戯しやがるの
 悪戯は俺の専売特許だぞ

(77) 2011/04/11(Mon) 20時頃

[紙に書かれた、童話のような言葉
馬鹿らしい、と鼻で笑ったのはいつもの事]

 天使なんか、いやしねぇよ

[神や仏がいるのなら

本当に、本当に
心から祈った時に、手を差し伸べない者が神ならば
俺は神など信じやしない

一番苦しい時、悲しい時に
何もしてくれない者が仏ならば
俺は仏など必要としない]

 だが、まぁ
 やってみっかな、東の国の灯篭流しみたいに
 海辺に浮かぶランタンで、救われる魂があるとするのなら
 聖者の行進に、加わる事は出来なくても
 星に願いを、かける事くらいは出来るだろう


【人】 さすらい人 ヤニク

 If your heart is in your dream
 No request is too extreme
 When you wish upon a star
 As dreamers do

[借りたままの、ギターを背負い
空になったウィスキーを、カバンにしまって
小さく歌を、歌いながら
今日の予定は、何かあったろうか
そういや、オスカーがおやっさんに仕事の話するって
そう言ってたような気がするが、どうなったかな

一言二言、言ってやりたい事がある奴もいるが
タイミングがな、なかなか合わないんだよな
二人だけの時間と言うのも、そんなにあるわけじゃないし
わざわざ人を引っ張って来る、と言うのもガラじゃない
縁があれば出会い、機会があれば語れるだろう
本当に必要な言葉なら、そう言う機会が訪れるだろうし
自分が言うべき事でないなら、きっとこのままが良いのだろう
そう言うものだ、人の道なんてものは]

(79) 2011/04/11(Mon) 20時半頃

[青年は一つ、ランタンを持つ。
まだお互い少年だったあの頃。
初めて会った時。

母が綺麗とほめてくれた自分の翠。
だから翠が好きだといったみた。
誕生日に貰ったのは、
淡いペリドットのような小さなランタン。
時々ともすティーランプ。

少女趣味は無いけれど、
夜の灯りに丁度良く。

大事にしていたそのランタン。
火を灯さなくなったのは

命の火が消えたあの日から]


【人】 さすらい人 ヤニク

[本当に必要としている人は、必要な時に現れるし
本当に欲している言葉は、誰からか聞けるものだ
時にはそれが、煩わしく感じる事もあるけれど
後から振り返ったら、とっても大切な事だったりする]

 Fate is kind
 She brings to those who love
 The sweet fulfillment of
 Their secret longing

[人は我儘な生き物で、今の感情に忠実になりがちだ
強くなれと、叱咤する言葉よりも
優しい抱擁を、臨むものだ

だからこそ、多くの人は優しさを、大事な人に注ぐから
わざわざ、俺も同じものをあげる必要はない
人が優しくする時は、俺が冷たくなるのさ
人が冷たい時に、優しくしてやるために]

(80) 2011/04/11(Mon) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 Like a bolt out of the blue
 Fate steps in and sees you through
 When you wish upon a star
 Your dream comes true

[だから今、俺に出来る事があるのだとしたら

1月の間、止まったままのこの街に
一陣の旋風になって、埃を撒き散らし
ハタ迷惑な奴だと、皆が口にするのを聞かず
口笛を吹きながら、いつもの通り

自分の居場所を探す、小さな旅を
また、続けていく事くらいだろう]

 ん…―――

[大きく伸ばした背中は、案外気持ちよい]

(82) 2011/04/11(Mon) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[俺は悪い子だ、昔から
俺が悪い子だから、他の奴が良い子になる
俺がいなきゃ、一番出来の悪い奴が悪い子と呼ばれる
そう言うもんだ、人の世と言う奴は

だから問題を起こすのは、俺が良い
そう言う立ち位置に、臨んで俺はいるのだから
望まない奴が、問題起こすよりずっといい]

 さ、久しぶりに行きますか

[一度足をまげ、伸ばし、歩き出す
何処に行こうか、悪戯をするなら賑やかな場所がいい]

(85) 2011/04/11(Mon) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― 広場 ――

[悪戯に一番大事なのは、準備だ
今日は、広場に集まっている猫を使う事にした]

 おうおう、にゃんこども

[にゃー!と似てない猫のものまねをしながら
5〜6匹、野良を捕まえて
一匹にひとつ、小魚の干物をくれてやった]

 お前ら、魚食いたくないか?
 言う事聞いたら、くれてやるぞー?

[干物の入った、袋をふりふり
数匹の猫を引き連れて、再び歩き始めた]

(88) 2011/04/11(Mon) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[蚕の市、と言う物がある
元々は、シルクロードを通ってきた商人達の開いた市の事で
今では、フリーマーケットの大きな物と言うイメージだ
ここはそんなに、大きな街というわけではないが
人通りは、凄く多い

猫を連れて歩くのは、結構難しいが
まぁ、ついて来るだろう]

 おう、おっちゃん
 祭みたいだな、儲かってるか?

[まぁまぁだ、とか言いながら
案外、忙しそうに働いている]

 そうか、忙しいか
 じゃぁ、プレゼントをやるよ

[袋から、一つまみ
小魚の干物を取り出して、店の中に放った]

(97) 2011/04/11(Mon) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[後からついて来ている猫達が、小魚の干物…―――
の、散らばった露天に殺到する
商品からなにから、ぐちゃぐちゃにされる、猫に

港街と言う所には、野良猫が多い
漁師が、売り物にならない雑魚を捨てて
それを食う猫達が、集まってくるからだ

だから、最初は5〜6匹の猫達でも
気が付いたら、気持ち悪いレベルまで集まって来る
そんな様子を、腹を抱えて笑いながら見る俺
ああ、捕まったら殺されるな]

 次、次!

[何を盗るわけでもないし、何をしたいわけでもないが
知り合いの店を見つけては、小魚を爆弾のように放って
テンヤワンヤになる様を、笑いながら見ていた]

(99) 2011/04/11(Mon) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ほれ、ほれー
 猫共、もっと暴れやがれー

[干物の袋も、もう少なくなってきた
どっかで補給しないと、まずいな
魚屋とか襲撃するか、猫で]

 猫共ー、次行くぞ次ー

[本当なら、そろそろヴェスが止めに来て
しぶしぶ、謝りに歩くと言うのが通例だったのに
止める役が居なくなった、からな
なんだか、な…―――]

(108) 2011/04/11(Mon) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ん…―――?

[魚屋で餌を補給しようと歩いている途中
ベネットの声がして、振り向く]

 何やってるのかって、悪戯だよ
 俺のステータスだろう、悪戯は

(112) 2011/04/11(Mon) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 そうか

 何もわかってねぇな、ベネットは

[そうだな、そんなもんだ
代わりなんか、誰にも出来やしない]

 まぁ、だからこそ、か

[面白くない
小魚の袋を、ぽい、と捨てて]

 飽きた

[そう呟いて、また歩き出した]

(118) 2011/04/11(Mon) 22時半頃

自分だけだと思うなよ。
お前、勝手に旅に出て、知らなかったからってスネてんのか?

[すれ違いざまに呟く言葉]

だったら、少しでも悼んでやろうって気持ち、ないんかよ?


【人】 さすらい人 ヤニク


 お前、わかってないよ
 ヴェスがどうの、関係ないっての
 なんでもかんでも、そこに結びつけるのが間違ってる

 恥ずかしいなら、無理して友達でいる必要はない
 どうせ、またすぐに居なくなる

[論点のずれた説教を聞いてやるほど、俺の気は長くない
間違った認識から出た言葉を、聞いてやる意味もない

わかってない、何も
いや、語ってないのか、俺が
語らなくてはわからない相手、と言う事なんだろう
つまりは、そのままの俺を見てない奴だって事だ]

(124) 2011/04/11(Mon) 23時頃


 だから何も、わかってないっつってんだよ
 俺がどんな人間なのか、わかってないから
 俺が何をしているのか、わかんねぇんだ

[馬鹿らしい、本当に]


最っ低な根なし草。

これで正解?



 別に、それでいい奴はそれでいいよ
 その他大勢が、皆思う事だ

 流浪者、悪人、見た目や風貌だけで、皆そう思うだろう
 そっから一歩、内面に踏み込んだ奴が友人で
 踏み込まないまま、行動や格好しか見やしないなら
 友達と呼ぶには、足りねぇよ

[だからこそ、ヴェスは俺の友人だった
俺は奴の友人であろうとし、奴は俺の友人であってくれた
悼む気持ちがない? 馬鹿にしやがる、本当に]


だったら判断されるような見た目すんなよ。
判断されるような行動すんなよ。

自分から誤解されるようなことしといて
人に見る目がないってどんだけ失礼なんだお前。



 だから、言ってるだろう
 無理に仲良くしてくれなんて、頼んでねぇよ

 皆に理解してほしいなんて、一度も思った事ねぇし
 人当たり良く、皆仲良しなんて、俺のガラじゃねぇ

 わかる奴にだけ、わかりゃいいんだ
 作った自分で、100人の友人を作るより
 素のままの自分で、たった一人理解者が出来りゃそれでいい

 そんな奴は、世界中が俺の敵になったって味方してくれるし
 俺も、そんな奴の為なら体を張れる

 言っとくが、先に失礼な事言いやがったのはお前だからな
 後出しの俺に文句を言うのは、筋違いだ


先に人に迷惑をかけたのはお前だ。
ヴェスがお前の理想の親友だったとしたってもういないんだよ。

自分を見てないと思うのも好きにするがいいさ。
だけど、他人に迷惑かけんな。

お前みたいなのは迷惑だ。



 お前の店に、猫けしかけたわけじゃねぇだろう
 勝手に首突っ込んで、意味のわからない説教初めて
 挙句に迷惑だとのたまってるのは、お前じゃねぇか

 迷惑なら、首突っ込まなきゃいいんだよ

 ヴェスがそうしたからって、お前がそうする必要なんかない
 お前はヴェスの代わりにはなれないし、なる必要も特にない

 少なくとも、ヴェスは止める時に喧嘩売ったりはしない
 煽ったら俺は乗ると言うのを、知ってるからだ
 他人が迷惑してるから? 冗談にしても、笑えねぇよ
 誰か頼んだのか、お前に俺を止めるように?

 自分のやりたい事やって、失敗したから腹立ててる
 そんだけだろ、お前はさ


【人】 さすらい人 ヤニク

―― 港 ――

 …―――

[蚤の市から、少し離れた場所
漁師の船が、いくつも繋がっている
近距離の漁と言うのは、潮の満ち引きを見て行う
だいたいは、夜から朝方にするもんなんだ

昼を過ぎると、漁師はだいたい暇
いくつもの船が、波止場で暇そうに揺れている
俺は、その様子を眺めながら
ただぼぅっと、辺りを見ている]

 つまんねぇな、ほんと

(140) 2011/04/12(Tue) 00時頃

…見て見ぬふりは同罪なんだよ。
俺の店じゃないならだれがどうなってもいいってか。

お前がめちゃくちゃにしたものは誰かの大事なものだ
お前が壊したものは誰かが大事に作ったものだ。
お前の憂さ晴らしに、誰かのものを壊していいなんて誰が決めた。

24にもなってガキくせぇことしてんなつってんだよ


壊すなら自分のものだけを壊せよ。
誰も見向きもしないようなものだけ壊せよ。

勝手きままにするのはいいさ。
でもその中の自分のものだけでやってけよ。


【人】 さすらい人 ヤニク


 ん…―――

[暇そうに、あくびをした所で
小さな女の子が、こちらにかけて来て
誰だったか、ああそうだ、時計台のゾーイちゃんだ]

 はい、こんにちわ?

[何をしに来たのか、よくわからなかったが
とりあえず、挨拶を返しておいた]

 偉いな、ちゃんと挨拶すんのは
 俺が君くらいの歳の頃は、挨拶なんてしなかったぞ

(146) 2011/04/12(Tue) 00時頃


 馬鹿だな、お前は
 だから、知り合いの店だけなんだろうが

 ガキの頃から、変わらねぇ
 俺の事を知ってる奴にだけ、やってんだよ

 同罪だぁ? 何、その言い訳
 憂さ晴らしだと思ってるから、可笑しいんだよ
 俺に晴らしたい憂さなんかねぇし
 嫌な事も、特にねぇよ

 わかんないなら、首を突っ込むな
 いや、わからなくてもいい、わかろうとしないなら、だな
 想像で、勝手に俺の事決めて、勝手に怒って
 挙句に間違ってんじゃ、意味ねぇんだよ


[ヤニクの声はもう聞いていない。
多分、なにかあれば彼をさっさと見捨てるくらいなんでもない程には見限った。

ヴェスに対する感情は恐らく同じだろうけれど、
きっとそのことを面と向かっていうことはもうないだろう**]


【人】 さすらい人 ヤニク


 そんな事はないだろう

 印象なんてもんは、残そうとするもんじゃない
 気にいった奴の事は、知らない間に覚えるし
 逆に、気に入らない奴の事はすぐ忘れるさ

[隣に立つ、小さな影
どっか座る所は、ときょろきょろ、見まわすけれど
自分はまぁ、地べただろうと構わないとして
子供にそれを勧めるのは、問題だろうから
まぁ、きつそうなら抱っこしてやりゃいいかとか
そんな風に、思いながら]

 お、良かったじゃん?
 風鈴か、もうすぐ夏が来るんだな
 あの親父も、良い所あるじゃないか

[仕方ない、今度あの親父の所に酒を持って行ってやろう]

(152) 2011/04/12(Tue) 00時半頃

[不機嫌なまま、帰路につく。
彼とは根本的に合わないとどこかでわかっていたからこそ
二人だけでの会話がなかったのだろう。

かさり。足元に雑誌のページの切れ端が。
そこに書いてあるのは奇しくも]

似てる、ねぇ…。こういうの、やってみたいなぁ…。

[ランタンが並ぶ異国の祭り。
幻想的なその写真は長く見ても見足りないが、
自分の気に入りの本にもにたような写真はある]


[芸術とも言えるランタンの数々。
それらをこういったように集められたら。

そう思いながら、またそのページを紙飛行機に折る。
「心の蘭壇(ランタン)を灯しませんか」そんなキャッチコピー。

それを、そこらの塀の上からまた飛ばした。

この間とは逆に飛ぶ飛行機は、それでも風にあおられ届く先は…まさかヤニクとは思いもせず*]


【人】 さすらい人 ヤニク


 そうか、気にいったか
 もしそうなら、記憶に残るさ

[頷く様子に、にこりと笑い
子供は好きだし、話をするのも嫌いじゃない]

 あの親父は・・・いや、面倒見のいい親父だぞ
 普段から、下には優しいし上には忠実だ
 奥さんの尻に敷かれてるのが、悪いといや悪いかな

 猫が来たのは、そんな理由じゃねぇよ

(157) 2011/04/12(Tue) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 人は、大事な物を失った時に
 最初は、代わりを探すもんだ

 ゾーイちゃんも、例えばお気に入りの服が無くなったら
 違う服を着るだろう?

 代わりが見つからないと、わかった後
 寂しさや哀しさ、苦しさから逃れようと
 無理に忘れようとしたり、自分が変わろうとしたり
 頑張って、悲しい事をなかった事にしようとするんだ

 そのうちに時間が流れて、悲しさを忘れていく
 胸に空いた穴に、埃が詰まって、気がつかなくなる
 そうやって生きていくもんだ、大人ってのはな

[だからこそ、俺は俺のまま
何があろうと、変わる事なくあり続ける必要がある]

(159) 2011/04/12(Tue) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 だから、猫が来たんだろう

 忘れるとか、口にしないとか、そんなんじゃなく
 大事な物がそこにあった時間は、楽しかったし嬉しかった
 そんな時間を、なかった事にするんじゃなく
 昨日と今日と、明日をちゃんと見る事が出来るように

 何も変わらない時間が、ここにはあるんだと
 昨日と、何一つ変わらない明日が、やって来るのだと
 そう言う事を言いに、来たんじゃないかな

[時は流れていくし、街並みも人も、少しずつ変わっていく
俺は歳をとるし、小さな奴等は育っていく
たとえ人が遷ろおうと、街並みが変わり、世界が動こうと
変わらない何かが、確かにあるのだと
そう信じる事が出来ないのなら、俺はここに戻る意味がない
この街が、自分の家ではなくなってしまう]

(160) 2011/04/12(Tue) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 俺が居なくても、世界は回る
 俺の友達がいなくなろうと、世の中は動く

 いない奴の事を、本気で愛していたのなら
 本気で大事だと、思っていたのなら
 今日を楽しく、生きなきゃな
 いない奴が、羨ましく思うくらいに

 居なくなって悲しい、と泣くんじゃなく
 貴方と会えて良かったと、言えるように
 一番悲しい時にこそ、人は笑って、怒って、泣いて楽しんで
 面白可笑しくやってやんなきゃ、いなくなった奴が悲しい

 貴様がいなくても、俺たちは大丈夫だと
 笑ってやるのが、友達ってもんさ

[店の奴等が怒りに来たら、どうしようかな
まぁ、なんとかなるか
今に始まった事じゃない]

(164) 2011/04/12(Tue) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 逃げて良い事なんか、何一つないんだぞ
 簡単な仕事だって、後から後からと思ってると
 気がついた時には、溜まりに溜まってぐちゃぐちゃだ

 友人の死は、確かに大きな事だろう
 だがな、自分が悲しいからって
 死んだ奴のせいにして、無理矢理変わろうとするのは違う

 認めたくない事なんか、この世にはいくらでもある
 そんな時に、大きな声で笑える奴が
 一人くらいいないと、世の中真っ暗だ

 他の誰もがやらない事を、俺がやる
 俺は昔から、そうやって生きてきたんだからな

[得てして、悪役が非常に多いのであるが]

(173) 2011/04/12(Tue) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 俺も怖いぞ、死ぬって事
 大人だから、怖くないなんて事はないし
 むしろ俺は、子供のままなんじゃないだろうか

 子供の頃、深い、深い暗闇に堕ちていく夢を見て
 何度飛び起きて、泣いた事か

[本当に仲の良かった者に、子供の頃
ちらっと話をした事が、あったようななかったような]

 何度も何度も、泣いて、怖がって、思ったのさ
 どうせ逃げられないなら、知りたい事皆知ってからにしよう
 やりたい事皆やって、見たい物を皆見て
 もういいや、って思って死のう、ってよ
 だから、俺はこの歳になっても放浪癖が治らないんだな

 怖い事から逃げても、追っかけてくる
 だから、面と向かって睨みつけてるのが大人ってもんだよ

(177) 2011/04/12(Tue) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 俺の代わりは、誰にも出来ないよ
 誰の代わりも、他の奴には出来ないさ

 俺が、ヒーローなんじゃなくて
 一人一人が、自分の物語のヒーローなんだよ
 ゾーイちゃんも、ゾーイちゃんの人生のヒーローだ

 いや、女の子だからヒロインか?

[まぁいいや、と気にしないままで
細かい事は、考えるの面倒くさいもんな]

 俺はむしろ、悪役だな
 倒すべき大魔王がいないと、勇者は仕事がなくなっちまう

 自分の役所を、覚えておいて
 他のどんな奴等に、嫌われようとも
 ほんの一握り、本当の友達がわかってくれりゃそれでいい

(186) 2011/04/12(Tue) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 怖い物の睨み方は、大きくなったら覚えるさ
 今は、そんな事気にせずに
 いっぱい怖がったら、いいと思うぞ

 怖い思い、辛い思い、悲しい思い
 自分がいっぱい経験した分だけ、人に優しく出来る

[ゾーイを呼ぶ声に、くすりと笑い
そいうや、俺もよく置いてきぼりにした口だったなとか
そんな事を、思いながらも]

 友達を大事にな

[そう言って、金髪の少女を見送って]

(187) 2011/04/12(Tue) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[そういや、ギター返さなきゃな
忘れてたな、まぁいいか
後からにしよう、細かい事は気にしない]

 Oh, when the saints go marching in
 Oh, when the saints go marching in
 Lord, how I want to be in that number
 When the saints go marching in

[軽快なリズムで、ギターを弾きながら
ジャズテイストに、歌を歌う

トランペットとか、かっこいいよな
今度、習ってみようかな
サックスも吹きたいな、かっこいいから

やっぱ、明るく陽気にやんないと
俺じゃねぇよな、うん
雑魚を漁りに来た猫や、空に舞うカモメを観客に
歌うっつーのも、おつなもんだよ]

(189) 2011/04/12(Tue) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[演奏中、こつん、とまた紙飛行機が頭にぶつかって
やっぱり、どっかで狙ってるんじゃないかと辺りを見回す]

 ったく、どこのどいつだ
 見つけたら…――――

[俺相手に悪戯をした事、後悔させてやるのに
まぁ、いいか、気にしない気にしない]

 …――――

[紙飛行機は、一応とっておこう
犯人を見つけた時に、突きつけてやるんだ]

(192) 2011/04/12(Tue) 03時頃

[あの紙飛行機達はどこへ飛んでいったのだろう。
もし受け取った人がいるのなら、返事をくれたりはしないかな。ヴェスの時のように。

難しくはあろう。
便せんに印刷された気送管の住所だけでは誰の所かわからないからだ
そういった住所に返事をするには、この街ではウェーズリーに手紙を預けるしかないようだけども。
彼は職務柄、この住所が誰のものかは決して口外するまい*]


[一時期子供の間で流行った遊び。
適当な相手の所へ手紙を送り、返事が帰ってきたら文通が始まって。
顔も知らない子どもと交流が始まる。
親の気送管をつかったり、郵便局員に預けたり。

手紙をつたってその相手を探すのも楽しい。
案外それが、身近な人であったりもして。

自分もそれをしたことがある。
顔も知らない相手との悪だくみ。
子供故の、知らぬが故の楽しさと湧く想像力が、
今はとても懐かしい*]


【人】 さすらい人 ヤニク


 …―――

[一頻り、一人で歌って、一人で騒いで
猫とダンスを、踊ったりもして
次第に疲れを感じてそれをやめた後

カモメはいつしか姿を消して
靄のかかった朝から
夏を思わせる昼を過ぎ
もうすぐ、黄昏がやって来る頃に

ひっちゃかめっちゃかにした、露天に顔を出し
いつも通りに、売れなくなった商品を買っていく
荷物が無駄に多くなって、使いもしないアイテムが増える
だがこう言った物も、気がついた時には無くなっている
そう言う人生だ、俺の生き方は]

(211) 2011/04/12(Tue) 08時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ちくしょ、今回は多い…―――

[売れなくなった商品、とは言っているが
割れ物や壊れやすい物のある露天に悪戯したりはしない
そう言うのはシャレにならないと、子供の頃学んだ
だから、悪戯をした店の売れ残りを、皆買って帰るのが
大人になってから、好き放題やる代償と言う奴だ

相手もそれをわかっているから、いつも怒りはしないのだが
今回は服だの、本だの、アクセサリーだの
嵩張る物が多く、邪魔臭い

また金欠だな、そろそろ働かないとやばいかも
売れ残りの中に、便箋のセットがあって
後からなんか書こうか、とか思ったりして
だがまず、その前に]

 謝りに、行かないとな…―――

(215) 2011/04/12(Tue) 08時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 さて、あいつは何が好きだったっけ

[売れ残りを買いあさった後、そんなに余裕はないんだが
泣かせたみたいだからな、仕方がない]

 アンティークが好きだったっけ?
 いや、高い物はな、無理だ、金銭的に
 甘い物、いや、見つかる保証はないし食い物はな

[大き目の荷物を背負いながら、フラフラと歩く
どうしたものか、金銭的に折り合いがついて
尚且つ、安っぽくなく、贈った相手が許してくれそうな物
わからん、難しい]

(216) 2011/04/12(Tue) 08時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 おっちゃーん、頼むよー、教えてくれよー

[最後の露天、見知った濃い顔の、紅茶屋の親父
どうした、と、怖い顔のままで問う親父
いやね、まずはその顔怖いんですけどと言いたい]

 いやさ、ヨーラ怒らせたくさいんだよ
 デートの邪魔したみたいでよー
 何か機嫌を取らないと、月までぶっ飛ばされちまう
 何かいいアイテムを教えてくれ

[自業自得だと、怖い顔で笑う親父
いや、だからね、その顔怖いんだって
カッコつけても怖いからね、怖いまんまだからね]

 頼むよー、俺まだ海に沈みたくねーよー

(218) 2011/04/12(Tue) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 けちー 怖い顔のけちー

[紅茶を投げられそうになって、慌てて逃げた
あーあ、結局わかんないままじゃんか

相手に何が欲しいか、聞くのが一番なんだろうが
聞きに行った瞬間、月までぶっ飛ばされそうだしな
何かいい手を考えなきゃならん]

 …―――

[どうしたもんかね、本当に
一番辛い時に、ここに居なかった俺だ
慰めるとか、元気付けるとか、そんな資格はありゃしない

同じ瞬間を共有出来なかったのだから
同じ悲しみを、抱いたわけじゃない
だからこそ、俺にはどうしようもないのかもしれない
面倒だが、ここはサボらずに考えよう
どうしたらいいのか、考えよう]

(219) 2011/04/12(Tue) 08時半頃


 おう、ウェズ

[通りがかりに、郵便局員の男を引きとめて
二つの紙飛行機を、渡してみた]

 どこの誰のか、わからね?
 いやよ、俺の頭に毎回刺さるんだよ、紙飛行機が
 磁石でもくっついてんのかと思うくらいに

 犯人を探してだな、ばっちゃんの何賭けて?とか
 そんな台詞をだな…―――

[教えない、と言われてしょんぼり
そうだよな、公務員には守秘義務があるもんな]

 じゃぁよ、ウェズ
 同じように手紙書くから、そいつの頭に刺して来てくれ
 それならいいだろ、守秘義務は守ってるじゃないか


[さらさらと、買ってた便箋セットに文字を書き込んでいく
読みやすい字だと、見た者は殆ど褒めやがるが
文字を書く機会が、殆どないからな
見た事のある奴なんか、そういないだろう]

 灯篭の 己が紡ぎし 深淵に
 語る言の葉 彼岸桜と

[東洋の国にある、言葉遊びだ
一つの読みに、色々な意味を持たせる、と言う奴
旅先で見たものを、見よう見まねで作ってはみたが
どうにも、上手くない気がするな
掛けた言葉が、悪かったかな
まぁいい、気にしない事にしよう]

 ほら、こいつを刺して来い


こんちは、ウェーズリー。
今日は市が立つしね。
俺もでかけるんだよ……いてっ

[道すがら、ウェーズリーとばったり。
すこん、と悪戯のように紙飛行機を頭に刺されて、
手紙を一通、渡される
彼は楽しそうだ]

何これ?

[開いてみればそれは自分がなげた紙飛行機、そして返る手紙]

おや、まぁ。
懐かしい遊びがまたできるかもしれないよ。
嬉しいことだね

[誰から、とは聞かないのが暗黙のルール、
広げて見れば一応読める字]


何これ。
んー……

[少し首捻り、考え込む風。
けれど直ぐに鞄の中から紙とペンをとりだして]


「春香(はるのが)を惜しむ時こそ刹那たれ
桜枝(さくらえ)のおもひしずるは人間(じんかん)に」

[さらさらと書き上げるとウエーズリーへ*]
さて、お手並み拝見しようかな。


【人】 さすらい人 ヤニク


 えーい、わからんもんはわからん!
 友達っつっても女だからな
 女だけは、よくわからんままだ

[大きな荷物を、広場に放りだして
いつもなら、これをどうしようかと悩む時間が
いつも使わない頭を、使ったりするから
頭から湯気が出てる気がする]

 よし、決めた
 お前にしよう、お前に決めた

[カバンの中から取り出した、灯篭と呼ぶには小さすぎるそれ
嵩張る物は持てないからと、掌に乗る大きさにしてくれと
ヴェスに頼んで、特別に作ってもらったんだ]

 妹をなだめるのに、兄貴が力を貸すのは筋ってもんだろう
 頼むぞ、兄弟

(226) 2011/04/12(Tue) 13時頃

[暫くしてら、ウェズが戻ってきて
お返事だと、紙を差し出した]

 なんだぁ?
 字、余りすぎ・・・とかじゃなく
 無駄に博識な奴だな、こんなの知ってるのか

[春の歌に、春の歌で返すのはまぁ、道理だが
返歌にしては、意味が繋がってない?
うーん、わからん、まぁいいか]

 わーったよ、歌を返せばいいんだろう



 朧月 眼閉じたる 石楠花の
 奥に燃ゆるは 現世の夢

 っと、これでいいか?
 あ? 意味が難しい?

 いいんだよ、言葉遊びっつーのはそれで
 花の意味とか、言葉の意味とか
 そういう、博識さが要求されるのが、言葉遊びってもんで
 相手がどこまでわかるか、試してるんだから

[ほら、行った行った、とウェズを追い払った]


[道すがら、ウエーズリーは今度は鳩でこちらに送ってきた。
なんでも、彼に手紙を托す他にも鳩にも持たせられるとか。
賢い子だ、と綴られた文字にこきん、と肩を鳴らし]

…俺こっちのは苦手なんだよなー……

[返歌にもならないのは申し訳ない
しかしどうやら意思の疎通はなってなくもなさそうだ
もし考えることが同じなら]


「水国(みなとべ)は唄う宵あり
紅楼(たかどの)で現の如き夢を見て
広寒(月)に遊ぶ彼の知己
手向けるは

白菊玉鉢青蘭金壺
君の望みし人間に
百花満たして疾く贈る」

通じるかな

[手向けの花。空からでも見えるだろう満開の、星のようなそれは。

そして手紙の下に、小さく書き付けた]

「明かりを集めたい
大事な明かり」

[花に例えたランタン。
月にも見える花となろうと]


【人】 さすらい人 ヤニク


 …―――

[小さなランタンを、上に掲げて覗きこむ
まったく、何が良いんだがな]

 お前、花だったのか?
 花鳥風月に並ぶのか?

[馬鹿らしいにも程がある
喉、乾いてきたしな
暇つぶし、してる時間はないよな]

 大事なもんには、代わりないけどな…―――
 日が落ちたら、うん、お前に火いれてやろう

(259) 2011/04/12(Tue) 20時頃


 うわっと、今度は鳩かよ
 その内、犬とか猫とかが運びだすんじゃね?
 黒山羊さんだったらシャレになんねーなー

[飛んできた鳩から、手紙を受け取りつつ
その鳩を肩に乗せ、少しばかり歩きながら
どうしたもんか、少しばかり考えて]


[ウェーズリーが鳩を出したのは多分…彼も単純に歳だから。

まぁ犬が猫くわえて運んできそうな街なので、
何が手紙を持ってきてもおかしくはなさそうな

いきなり白い大きな狼とか、黒い顔のないお化けとかが運び屋にならないことを切に祈る]



 まぁ、そんな事だろうとは思ってたが
 何処にどうするのか、わかんねぇし
 何と説明したら良いんだろうね

[例えば、灯篭を借りるとして
俺が借りに行ったんじゃ、悪戯するんだろうと言われてお終い
そんな生き方を、悔いた事など一度もないが
困る事が、一切ないというわけじゃないし]

 黄昏の 伸び行く影を 踏まずして
 思い忘れそ 雪解けたるなら

[まぁ、簡単に訳すと
こっそりやるならいいんじゃないか、と言う事だな、うん]


【人】 さすらい人 ヤニク

[肩に乗った、鳩と空に放って
小さな灯篭に、明かりが灯る
まだ、少し時間的には早いけれど

綺麗だからいいよな、たぶん
遠目でも、目立つしな
目立つのは、嫌いじゃない、うん]

 東風吹かば 匂ひおこせよ 桃の花
 主なきとて 春な忘れそ

 良かったな、ヴェス
 お前の灯篭は、春を忘れなかったぞ

[よいしょ、と重たい荷物を背負い直し
さて、何処に行こうか
まぁいい、さっさと謝っちまおう
その後の事は、その後考えるさ]

(275) 2011/04/12(Tue) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― ヨーランダのお店 ――

 うー、やっぱ戻ってはない、か

[心当たりが、他に無かったからか
まず最初に、お店に来てみた
明かりもついてないし、クローズの看板かかってるし
居ないんだろうな、やっぱり]

 他、探すかー…―――

[俺が来たぞ、と言うのがわかるように
大きな荷物は、入口前に置いて置こう
いやね、重いんだよ、本当に

灯篭を持つだけの、身軽になったし
甘い物の店を当たるか]

(290) 2011/04/12(Tue) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― クレープ屋 ――

 よう、ヨーラ来なかった?

[若い店員に、人見知りする事無く話しかけるのは
放浪生活で身についたスキル、と言うものだな
知らない、と首を振る店員に
そっか、とその場を去ろうとすると
じっと、何も買わないのかと言う視線で見られて]

 …―――

 お勧めください

[結局買った、買ってしまった 金無いのにー
皆貧乏が悪いんやー]

(298) 2011/04/12(Tue) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― 菓子パン屋 ――

 クレープじゃないならここだろう

[そう思ってやって来たのに、またもや空振りだったよう
パン屋のお姉さんに、にっこり笑って
何にしますか、とか言われて
話を聞くだけで帰るのは、胸が痛むよな]

 メロンパンください…―――

[ああ、浪費だ 浪費してしまう
皆貧乏が悪いんや]

(301) 2011/04/12(Tue) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[最終的に、両手いっぱいに甘い物を持って
灯篭片手に、街を回るはめになった]

 …―――

 いつから俺は、こんなに甘い物好きになった
 糖人形になるわ

[地面に叩きつけてやろうかと思ったが、やめといた
ほら、甘い物を餌にヨーラが釣れるかもしんないじゃん
ふぃーっしゅ!的な感じで、うん]

 次は、アイスクリーム屋だな
 これで最後、もう疲れたよパトラ・・・

(306) 2011/04/12(Tue) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 おう、ラルフ
 助けてくれ、甘い物の海に溺れそうだ

[両手いっぱいの荷物を持ちながら、灯篭を持つと
視界が悪くて、あまり辺りが見えないが
ラルフの声はしたから、反応しといた]

 頼むよ、このままだと夢に見ちまうよ

(312) 2011/04/12(Tue) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 …―――

 ……――――――

 ………―――――――――

[なんか、低い声がしたんですけど
怒ってる、やっぱ怒ってますよ、神様
逃げちゃダメだっ・・・いや無理、逃げたい]

 何をって、んと、その
 買い物? 探し物? 迷い人?

[辺りが見えないから、どっちに逃げたらいいのかわからず
その場に硬直したらしい]

(318) 2011/04/12(Tue) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ラルフ…―――

 さっきまでは、お菓子の夢を見そうだったが
 どうやら、虚無の夢を見る事になるようだぞ

[荷物を持ってもらい、広くなった視界で
はっとした、ラルフを気まずそうに見た]

(324) 2011/04/12(Tue) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[やばい、こいつ本気で怒ってるぞ
どうしよ、このままにしとくと後が…―――

いや、後はそんなに怖くないな
なんつーかこう、うん
たぶん今が、ちゃんとするべき所なんだろうけど]

 ヨーラ、ちょっと待てよ?
 邪魔した事、怒ってます・・・?

[いや、怒ってるのはわかるんだが
静かに怒られるとな、なんかな]

(329) 2011/04/12(Tue) 21時半頃

[宿屋に向かう途中、鳩に襲われた。
俺のパイが目当てなんだろうか。ふてえ鳩だ。

…と思ったら、ウェーズリーの鳩だった]

…犬はやめてもらおう。うん。

[鳩が持った手紙を見る。また少し小首かしげて]

まぁ、そういうこったよなぁ…。
好きに、か。集めて見ようかな。


【人】 さすらい人 ヤニク

[ラルフの耳打ちに、心当たりを頭の中で整理して]

 いやよ、今日な、いつもの悪戯をやったんだが
 ベネットとヨーラが、買い物中だったみたいでよ
 たぶん、デート邪魔されたの怒ってるんじゃないかな、と
 そう思うんだが、わからん

[耳打ちをしながら、考える
何も泣くような事じゃない、と思うんだがなぁ
俺は、暫くしたらすぐ居なくなるけど
ベネットは、ずっと街にいるわけで
遊びに行く機会くらい、いくらでもあるだろうに]

(332) 2011/04/12(Tue) 22時頃

「零つ星 火垂る光 月の色 水面の光、空に似る」

「星集め手つだって欲しいんだ」

[それだけを紙に書いて、鳩に持たせ]


【人】 さすらい人 ヤニク


 わかんねぇよ、俺には

[怒気は感じる、感じるが
誤魔化す事に、特に意味はないし
嘘をついて、相手に合わせると言うのも趣味じゃない]

 世の中には、エニシってのがあって
 出会う前から繋がってる、細くて、見えなくて
 それでも強い、糸があって
 それを持ってる者同士は、何があろうと出会う

 だから、本当に必要な事の邪魔はしていない
 だから、他に怒られる所が思いつかない

(340) 2011/04/12(Tue) 22時頃

[ぱたぱたと、鳩が何処からか肩に降りてきて
鳥目のくせに、良く飛ぶなとか
そんな事を思いながら]

 本当に大事な事の邪魔は、してないよな
 何も壊してない、何も奪ってない
 誰も何も、失ってない

[帰りな、と鳩の背を叩いて]

 春の宵 馴染み成したる 白波が
 刹那語りて 興ずべきかな

[春の間、白波が立つ夏が来るまでの
短い間だけなら、遊んでやるよと
そんな手紙を、足につけたまま]


【人】 さすらい人 ヤニク

 考えたっつーの
 無い頭、必死に使って考えたっつーの
 それでわからないから、こうして

[探しに来たんだがな

今回に限って、何をそんなに怒っているのか
知りたいと思う事が、おかしな事だったんだろうか
時が感情を薄れさせるのを、ただ待つのが正しいのか
そう言う生き方は、俺には出来ない
今日の事は、今日やりたい]

 …―――

[わかんねぇよ、俺はお前じゃないんだから
お前だってわかんねぇだろうが、俺の考えとか、想いとか
わかんねぇから、わかろうと努力するのがダチってもんだし
俺は、その努力を怠ったつもりはない]

 わかんねー

(348) 2011/04/12(Tue) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 どうするって…―――

 欲しくて買ったもんじゃないしな
 ヨーラを探してたら、気が付いたらこうなったと言うか
 そんなに甘い物、好きじゃないし

[こんなに沢山、好きな人間でも食う気しないだろう
甘味の世界、恐るべしだな]

 ああ、この灯篭か?
 そう、ヴェスの灯篭

 これを集めてみようって奴が居てよ
 顔も知らない相手だが
 どんなもんか、つけてみたんだ

[旅の途中は、随分と世話になったしな
こいつだけだ、俺の旅の連れは]

(356) 2011/04/12(Tue) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 そうか

[何しに来たって
そう言われると、どうしようもなくなるな
何かする事がなきゃ、来るなって事だろう?
怒ってるじゃんか、十分に]

 ラルフ、行きな?
 甘味の山は、お前にやるよ

 ヴェスが居なくなった、この街には
 どうやら、俺の居場所が無いらしい
 それならそれで、構わないしな

[甘い物だらけの、自分が持っていた袋を
ラルフの足元に置いて、灯篭だけの身軽に戻り
荷物を取りに行こうと、歩き出す事にした]

(358) 2011/04/12(Tue) 22時半頃

「芳魂を侯み 佳人 愛しむを承くる
玉響に閲す 紅南の蔭」

[短い間であってもあの人は喜んでくれるだろう。
この季節の僅かな間であっても、きっとそれは見えるだろう

鳥目はどれくらいでこの文字を届けるかはまだ知らず]


「友人の大事な人を酷く傷つけてしまったんだよ。
その人へのお詫びも兼ねたいんだ」

[勿論、鳩が運ぶ手紙の先がヤニクだなんて知らないし、
こんな宇宙語に近い文章を操るなんてもっと知らない。
とっぴな所に相談してしまったなんて未だ気付かず]


【人】 さすらい人 ヤニク


 なんで俺が、一緒に行くんだよ
 用事は無いぞ

[一緒に来い、と言われてもな
そんな強い眼で見たって、何も出ないぞ]

 ヨーラが怒ってる
 それだけで、一緒に行く理由がない

(367) 2011/04/12(Tue) 23時頃

[鳥目のくせに、頑張る伝書鳩が肩に舞い降りて
よくわからない言葉の書いた紙を差し出すから]

 もう帰れっつったのによ
 夜は、お前にはきついだろう

[誰も気がつかないし、得なんかしやしない
そんな無駄な頑張りは、誰にも感謝されたりしないのに]

 ご主人に喜んでもらえりゃいいのか?
 偉い鳩だな、お前

[こう言う、誰にも知られない、無駄な頑張りをする奴は
可愛いし、褒めてやりたいと思うよな
だから、やっぱり手紙を渡すんだ]

 宵桜 淡雪の如き 一夜にて
 人の意思すら 舞い散りし物ぞ

[簡単に言うと、明日になったら忘れてるさ、って事だな]


【人】 さすらい人 ヤニク


 用事はあるよ

 んと・・・そうだ、荷物置いたままだから
 取りに行かなきゃいけない

[その場で思いついた用事を、口にして
何も言わずに居なくなる、と言うのは
まぁ、俺はそんな奴だけど]

 言葉を全て、ありのままに信じる事が出来るなら
 人はどんなに、楽な生き物だろうな

[その後に、かかる声を聞き
軽く手を上げて、挨拶はしたけれど]

 よ、ネル

[どっかに行こうと思ってたのにな、困ったな]

(372) 2011/04/12(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 何処が難しい
 言葉の選び方が難しいだけで、意味はシンプルなもんだ

 言葉なんか信用できねぇ、っつー事だろう?

 表面に現れている事象よりも
 奥に籠ってるもんの方が、大きくて深いもんだ

[まぁ、わかりやすいように話をしているつもりはない
わかる奴にわかったらいい、と思っているからだ
万人にわかるように話をする時は、もっと簡単な言葉にする
そう言うもんだ、俺と言う人間は
相手によって、色を変えるくせに、芯は変わらない]

(380) 2011/04/12(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 いいんだよ、難しくて
 俺は、自分を無理矢理変える気はないからな

 ややこしくなろうと、ぐちゃぐちゃになろうと良いんだ
 それで終わるような間柄なら、それまでだろう

[頭を下げたままの様子に、首をかしげつつ

ベネットはきっと、デートをすっぽかした事を謝ったんだな
そりゃな、ヨーラを怒らせると怖いからな

とか、そんな事を思いながら]

 むかつく事に、むかつくと言えないんじゃ
 健全な交友関係とは言えないだろう

(389) 2011/04/12(Tue) 23時半頃

ヤニクは、ネルの頬をつついてみた 笑わないかなーとか思いながら

2011/04/12(Tue) 23時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク


 意味がわかって欲しい時は、わかりやすい言葉を使うさ
 わからなくてもいい、と言う時は難しい言葉を使う

 それでいいじゃないか

 皆にわかりやすく、素直で、誰にでも優しい
 そんな人間臭くない奴は、逆に恐ろしいね

[自分がその立場にたった状況を想像してみた
さわやかスマイルをしながら、標準語で話し
誰にでも愛想を振りまく自分
うわ、胃が痛くなりそう]

 いや、ほら、笑われるのは良い事だぞ
 笑いは世界を救うって、どっかの誰かが言ってた

(401) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 誰のって、誰のだろう
 いや、買ったのは俺だが、不可抗力と言うか

[まぁ、無駄な出費には違いない
ほんと、どうしたもんかな]

 まぁ、食いたきゃ食え、俺はいらん
 甘い物は、あまり好きじゃないんだ

(410) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 世の中に、本当に自分を理解してくれる人間が
 たった一人でもいたのなら、それが幸福な人生だと
 教わった事があるんだよ

 だから、皆にわからなくていいんだ
 俺がこの先、どれだけの人と出会うのか知らないが
 その中でたった一人を見つけようと、頑張ってるわけよ

[小突かれ、いてっ、とかたまに言いながら
特に抵抗する事はない
基本的に、何をされようと動じない人間だからな、俺は
喧嘩を自分から売らない限りは、俺とは喧嘩にならないさ]

 俺が笑わせようとした動機なんか、あってないようなもんだ

(415) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 あー、宿には泊まらないからな、俺は
 オスカーからお呼びがかかるまでは、近寄らないよ

 人の集まる所、好きじゃないから
 一人が好き、ってわけでもないが
 がやがやしてんのは、落ち着かないんだな
 酒場が好きな奴、多いから
 誘われて行く事は、多かったけど

[大量の甘い物を覗きこみながら
まぁ、差し入れだと渡しといて貰えばいいか]

 集まって騒いでる音を、遠くに聞きながら
 宵桜を見ながら、朧な月の光の下で
 緩やかな風を頬に受けながら、手酌酒

 それが俺だ

(424) 2011/04/13(Wed) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ヴェスは、俺んじゃないからな
 理解はしてくれてたし、最高の友達ではあったけど

 あいつは、お前のもんだろう
 他人のもんを、掻っ攫う趣味はねぇの

[意外そうな顔に、首をかしげて
そんなにおかしな事だろうかと、思いながら]

 真剣に?
 何を謝っていたのか、わかってなかったのに真剣か?

 そう言うのはな、本人が言うもんさ
 後回しにして、良い事なんか欠片もないんだぞ

(427) 2011/04/13(Wed) 00時半頃

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