119 【腐女子の】にゃこだまり【妄想です】
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ねえ。
ぼくも混ざっていい?
[ふっと臈長けた顔を覗かせて重なる二人の背後に寄ると、
フランクの尻尾の付け根に、そろり指を這わせた。]
[巻きつけた腕に感じるのは、仰け反り反撃を試みる相手の筋肉の動き。
菜食主義者的なサラリとした肌の感触。
悪くない、 いや、むしろ好ましい。]
ライジ、 なぁ──
[呼びかけは、傍らでおろおろと周回するチアキの姿を見つけて小さな喘ぎに変わる。]
…チア キ、
[ライジの頑健な抵抗を崩すことはできず、縛めていた腕を解くと、自分の腕に爪をたてて壁を背に座り込む。]
[例えばそう、実兄であるゴロを滅茶苦茶にしたいなんて、ことを口走ってもいいのか]
なぁんて!
やっぱり、弟×兄よね、ねっ?
[ヨーランダさんは落ち着こう]
ライジ、ライジ、だいじょうぶ??
[ライジの傍らにしゃがみこんで、首の周りを心配そうに見ている。もしかしたら、さわったら痛いんじゃないかと思って、手も足も出ない。]
ウー、どうして、こんなことした??
[問う声は悲しそうだ。]
雄(オトコ)とか、雌(オンナ)とか……ねぇ。
考えなくたって、いいんだ、よぉ〜。
……ん、っ、ぅ?
[トレイルが、自ら腰を揺らすのを感じれば、元々ギリギリで堪えていた情欲を抑えきれるはずもなく]
………っ、は。
良かった、ァ……。
いいよ、ぉ、そのまま、真っ白に、して……
……?
[カルヴィンが後ろへ回るのを、視線だけで追って]
え〜っと、ぉ……?
いいけ、ど
―ライジと、夢現―
は、……ん、ぁっ
[爪が立てられる痛みも甘く、荒い息をつきながら快楽を求めていく。
もどかしさを感じさせてるとは知らないまま、雲の上を歩くような感覚に夢中になって
それでも耳に入った煽る声に無言で睨み、お返しとばかりに鈴口を爪で掠める。
後ろに手が回り、ぴくりと肩が跳ねた]
ふ、 いれ……?
[知識としては知っているけども、唐突に言われたものだから少しだけきょとん。
すぐに理解して、目が泳いだ。
それって、ヴェラに女役やれってことだよね]
や…、やだ
[だって、色々と、ぷらいどというものも一応。
懇願に近い音色にうー、と唸って]
ヴェラ、雄だし、あと、ええと、
……絶対、痛いもん
[言いたいことは無限にあったけど、ともかく納得してくれそうな言葉を選ぶ。
今日は妙に意地悪だけども、いつも温厚な顔をみせるライジなら、これで引いてくれるだろうと。
ライジが外でどんなことをしてるか、なんて知らないから、そう思って
懇願の口調のくせに言ってる内容は酷く身勝手だとは、少しの間気が付かない]
み、ゃ?!
[そろりと這わされた指の感触に、ぶわりと毛が逆立った。]
カ、ルぅ〜?
ん〜……。
しょうがないなぁ、もぅ〜……。
[困ったように眉を寄せるが、声色と、どことなく浮かぶ笑みから、実際さほど困っていないだろうということは、伝わるか。]
チアキ、
ようやく会えた な。
[チアキの悲しげな声に、視線は伏せられる。]
またたびの粉が、 身体中について…、
落としたいのに…、 舐めても舐めても、 際限がない。
[ライジを傷つけるつもりはなかったのだと詫びる。]
こんなザマですまない ── が、
チアキ、
おまえと 話をしたく、て。 いいだろう か…?
ライジも、そこに いて、くれると 嬉しい。
[耐えきれなくなった時の阻止役に、それと問題解消に手を貸してほしいと言外に含める。]
……っはぁ!!
チアキ、大丈夫、だ。
[一先ずは開放されたようだ。
くるくるしているチアキに言うけれど、酸欠とマタタビの効果とで頭がクラクラする。
無様ではあるが肘と膝を着き深呼吸。]
…………何、
[そんな最中でさえ、途中で消えた呼び掛けが気になって。
警戒しつつ、一応は堪えているらしいウーの、爪が出ている両手に指を絡めて外させようと]
チアキ。
ウーに色々教えてもらうんだった、な?
[そんな事も言っていたな、と。
チアキが頷くのを待つあいだ、ウーの脚の付け根に爪先を伸ばし擦り上げんと]
なんでも…
[神妙な顔で、ジェームスの顔を覗き込んだ]
[ヨーランダさん、超高速でエンピツをくるくる回しながらメモ用紙を千切っては投げ千切っては投げ]
ぁ、まっしろ ……だいじょーぶ?
[真っ白になることが正しいのか違うのか。
分からないからこそ不安だったけれど、
フランクの安心したような声にふわりと笑んだ]
おっさ、いいなら、
分かんな、…ぁ、真っ白、なりた―――っ!!
[――と。
耳元の悲鳴にびくりと震える]
ん、ん………ふぁあ?
[首を上げて背をねじろうとするものの無茶があった。
背後で何が起こっているのかさっぱりだ。
分かるのは、カルヴィンがフランクに何かしたらしいということぐらい。]
ま、またたび、怖いこともするんだ…
[とろんとするだけじゃないのかと。
一個知識が増えた。]
うん、話聞くよ、するよ。
[ライジの行動を見ながらも、こくこく頷いて。]
フランクも、ここ気持ちいいの?
[発情しているか確かめるみたいに
尻尾の下に鼻を寄せて匂いを嗅ぐ。
フランツのと、押し広げられているトレイルのと、両方。
弾む二人の腰に合わせるのは大変だけれども、
フランツの尻尾を片手で持ち上げて、
窄まっている場所を舌でつついてみる。
自分の尻尾はといえば、
さわりさわりとトレイルの足の間に動かしていた。]
[言わずとも察して動いてくれるライジに、身を任せるも、与えられる刺激に息を乱す。]
ンぁ…ッ、
ま 、
[チアキの前では、と縋る眼差し。
構わないというなら、すぐにでも溺れてしまいそうな劣情が吹き荒れる。]
― ライジとヴェラのハウトゥードリーム(命名:ヨーランダ) ―
く……ッ、ん
[望んだといえば望みはしたが、不意打ちの刺激を鈴口に受けて危うく吐精しそうになった。
ぐり、と根元から強く押し付けて自分も辛くなる反撃を試みる。]
……気持ちよくすればいい、んだな?
[行き着く先は勝手な解釈。
扱いていた互いの自身を戒めて、濡れた指を辿らせて。
唇が触れる距離、汗の滲む額をヴェラの額に軽く押し当て]
ずっとじゃないならいい、だろう?
…………一時でいい。俺の為に雌になれ。 ヴェラ。
[理性を繋ぐことも諦めて口の端を吊り上げた。
言うが早いか十分過ぎるほど濡れた指先を侵入させてしまおうと。
抵抗の色が見えれば戒めた自身をより強く締め上げる所存]
ぅ、ん……なると、いいよ、ぉ〜……。
[絶頂を、解放を促すように、トレイルの裡を掻き回しながら]
……ン……っ。
気持、ちぃ……。
[カルヴィンの舌先が窄まりに触れるたび、ぴくんと小さな反応を示す。
尻尾は、カルヴィンの行為の妨げにならぬよう、促すように持ち上げられ、ゆらゆらと大きく揺れる。]
― 廊下 ―
[伸ばしたつま先は縋るような眼差しに止められた。
強い筈の猫のそんな貌は腹立たしいばかりで]
……選ぶ資格があると思うな、よ。
[やりにくい、と胡坐をかいてその内へとウーを抱え上げる。
ふわりと再び香る香りに惑わされそうになって顔を歪めたが目の前の淫乱猫よりはましだろう。
改めて指を絡めて両手を封じるのは忘れずに。]
チアキ。
こいつの体についたマタタビを舐めてやれるか。
[ウーの肩越し、チアキに首を傾げた。
背面に付着した分は不本意ながら自分が担当しよう、と]
ケンカしたくなんないように?
わかった!
[ライジに、素直にこくりと頷いて。
躊躇なくウーに近づくと、肩に手をかけて、体についたまたたび粉を舐め始める。またたびがない方が話しやすいかもしれないし。]
……………。
[首、胸とゆっくり舐めていくうちにまたたびを取り入れていき、瞳がぼやけてきているけれども、やめようとはせずに。]
フランク、が 気持ちいい、と、嬉し い …
[動きに合わせて言葉が途切れる。
尾の付け根に唇をつけ、たっぷりの唾液を舌に絡め、
執拗に蕾の中央へ舌先を潜り込ませようと試みる。]
ふたりが、いくとこ、 みたい、の。
[両手はどこに触れようかと二人のあいだを彷徨い、
やがては熱くなっているだろうトレイルの雄の場所に伸びた。
ゆっくりゆっくり揉みしだく。]
[ライジの示す治療法は堅実だ。
その経過が、どれほど心騒がすものであっても。]
ぁふ…ッ
[胡座をかいたライジの膝に抱えられ、声は驚愕 ──と期待── にうわずる。
絡められた指は有無をいわせぬ拘束であり、 支え。]
―ハウトゥードリーム―
ひっ、ぅ、ゃ
[自らで高めていたものに強く押し付けられ、びくりと腰を引きかける。
ぷらいどとやらで、踏みとどまったが]
そ、じゃなくて、
[そりゃ痛いよりは痛くないほうがいいけど。
勝手な解釈に咄嗟に言い返そうとするが、頭が回らず口を意味なく開閉した。
根元を握られ、ふると太腿が震える。
汗ばんだ額と額が合わさり、囁かれる言葉は普段知っているライジとはかけ離れたもので]
ライ、 あ゛っ、な、や、……ひ ぅ、
[口を開いた途端、後ろに割って入ってくる異物に驚きの声を漏らす。
充分に濡れていたせいか痛みはなかったが、それでも異物を受け入れたことのない中は強く指を締めつける]
[ライのためにと言われるとなんだか納得しそうになるが、やっぱり怖いし本能的に雄としての危機を感じた。
両手でライジの肩を押して逃れようとしたが、自身を締め上げられて思わず肩にしがみつくような形になった]
や、ライ、くぁ、に、
[なんだかよくわからないけど変な感じがする。
後ろからの刺激はその程度。
今は、まだ]
[先の説明で、またたびを除去してほしいという件は伝わったはずだ。
ライジの指示のままに目の前に端座する幼気なチアキに、武(ウー)は掠れた声で願う。]
全部、 舐めて…、
── して、欲しい。
[頷いて真摯な舌啜にかかるチアキの素直さを嬉しく思うも、その目の焦点が甘く潤んでくるのには胸が締めつけられる。]
嬉し…… ? ん……。
……んっ、ふ……ぁ
ッ ……〜、ン。
[浅いところに与えられる刺激に、連なる腰の動きは、自然と不規則なものとなり、トレイルへ伝わるか。
零れる吐息は先程までと比べものにならぬほどに甘く、ぴちゃぴちゃと、滴るほどの唾液で、トレイルの頬を濡らす。]
いい子、だ。
[もっとも、子供がする領域のスキンシップではないのだが。]
そう、もっと下……もっと強くしてもいい、ぞ。
ウーも歓ぶ、だろう。
[ウーに毛繕いするチアキに同じような事を言った記憶がある。
雄一匹は流石に重いが、つられたように微かに熱を持つ下半身をウーの臀部に押し付けて腰を突き出させれば、
ウーが自らチアキの眼前に差し出しているように見えるだろうか。]
あんな顔をしておいて、チアキにこんな事をさせる、んだな。
淫乱。
[項に軽く牙を立て舐めながら罵ってみても、自分もマタタビを摂取する羽目になっているのでつらいものはつらい。]
[背後で何が起こっているのかわからない。
わからないけれど、フランクの声がもっともっと近くなって]
……ぁ、 ぁんんんッ、
わッ ―――!
[不規則な動きに身体中を掻き回される。
カルヴィンとフランク、二人分の体重が伸し掛かり、
深くまで抉る楔はより深く打ち込まれる。
その上ぎゅっと雄を握られれば]
だめ、あぁ、 やだ、ァ、真っ白なる、ッ……!
[もう耐え切れないとばかりに、何度も何度も首を振る。]
うん。してあげる、よう。
[へらっといつものように笑う。瞳は潤んできて、気分はまたいつかのようにぼやっとしているけれど。
舌は首、胸、腹と降りていき。]
ここ…?すごく気持ちよくなる、よね?
嬉しい…?
[もっと下だとライジに促されて。
柔らかな舌がそっと、敏感な場所へ触れていく。
きつく、と言われれば、先っぽをきゅっと吸う。]
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