204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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――…ああ、もう。
全部が何かも謝る理由もわかんねぇけど
無理って思う全部俺に預けて
いいからこっち来い!
できないーーーそんなことできないよ
フランシスにありがとうって ごめんなさいって
ドナルドも ありがとうーーーごめんなさい
できる……!
短い付き合いで俺はまだガキで
たよりねぇのはわかってる。
けど、今だけでもいい、俺を信じろ。
謝らなくていいから!
――フィリップ!
ーーーー信じられるよ……
信じられるから こそ 駄目なんだ
きっと ドナルドとフランシスのところは暖かい
だからダメなんだ
短い間だけど 嬉しかった
フィリップ!
ひととして、暮らすんだ。
俺らと一緒に、来い!
――…ラルフもきっとそれを望む。
[別れの言葉にしか聞こえぬそれに
ドナルドはラルフの名を出し引き留めようとし]
ーーーラルフにもお別れした
俺はきっと人でも 獣でもないから
いけないよーーー
ーーーーさよなら
お別れ、って……
フィリップ!
俺とお前は同じだ!
さよならなんていうな!
ーーーー同じ……なんかじゃないよ
全然違う 違うから
ごめんね
こうして意思交わせるのに
違うわけ、ない、だろ。
フィリップ、ひとりで行くな。
…………獣として同胞を喰らい
…………人として同胞を殺めた
意思はかわせるけど
ーーー二人とは 俺は大きく違うよ
ごめんね
――――…殺したのは俺も同じ。
憤りのままに復讐を誓った。
俺とお前は同じだよ。
フィリップ。
[呼び掛ける言葉を重ねる。]
ーーーーーそれだけじゃないんだ
だから 大きく違ってしまった
[どこまで届くだろうか?
窓を見上げて思う きっと
もう少し 離れたら聞こえなくなる 思い]
――違わない。
けど、同じじゃなくていい。
一緒に居る理由なんて必要ない。
フィリップ、一緒に旅をしよう。
お前とルーツがいない旅路は、きっと、寂しい。
だから、俺の為に、――…ひとりでいくな。
ーーー………ドナルドは優しいね
でも ーーーーーー
大丈夫 すぐ忘れるから
どうか ラルフを連れて 帰ってください
忘れられるはず、ないだろ!
連れて帰る、帰る、けど
フィリップ、お前の力、貸して欲しい。
手伝ってくれ。
……大丈夫だよ
フランシスは大人で
ドナルドもちゃんと身長あって
手伝えることなんてないもの
[すこしづつ 思考は遠くなる]
兎、狩って、食糧調達してくれンじゃなかったのかよ。
釣りも、付き合ってくれるンだろ?
ラルフの故郷も、見るんじゃなかったのかよ!
[遠ざかるを追うように掛ける言葉。
どうしてこれほど必死になるかは己にも知れず]
玄関からでて まっすぐ 山を降りれば
人里につくから……
お願い 辛い だから 辛いから…………
これ以上俺のことを思わないで
忘れて お願いだから
フィリップ、お前さんも一緒に行こう。
――…案内、してくれると助かる。
俺ら、あんま、山には慣れてねぇし。
……だから、忘れられるはず、ない、だろ。
お願いされても無理なもんは無理だ。
ここまで 登ってこれたなら
下山は大丈夫ーー
ーーー…………バーナバスを殺してしまった
簡単に人を殺してしまった
だからーーーー聞き分けて……
あァ、やっぱ上の方か。
……バーナバス?
それ、俺が唆したからだろ。
それならやっぱ俺も同罪、だから。
フィリップひとりに負わせらンねぇ。
聞き分けたくねぇよ。
[一度淡くなった声が 戻る時
また淡くなる時 狼狽える]
戻って!!
[遠吠えが距離を教えてると気がついて
血の気が引いた
聞き分けない思いを聞かないよう頭を振る]
[淡くなれば濃くなる方を探し
フィリップを求め山のぼる道をゆく。]
戻らない。
フィリップ、お前をひとりにしたくない。
ズルしてでも――
お前さんと居たいンだよ。
なァ、フィリップ、
一緒に、いこう。
[歌声が聞こえるほど 先よりも近い]
フラ ンシスも凍…………えちゃうっ から
俺は いいから…………
[もがくルーツの羽に 落ちる雫の
途切れる言葉で思う
けれど ドナルドが折れないことは
理解はしていて……ああ どうすればいいのか]
――…は。
条件は同じ、だろ。
凍える前に、見つけだす。
フィリップ、一緒に、帰る場所を、さがそう。
[互いに折れぬまま。
意識傾け、フィリップへと呼び掛け]
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