163 【飛入歓迎】冬のすずなりの男子高校生村
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あ、みーっけた!
[壁を手探りして、ドア近くに設置されていたそれらしきものに指先が触れる。
そうしてまた怖々と探りながら、落ちていたレバーらしきものにヒット]
よし、これでだいじょーぶ。
[と呟いてレバーを上げたのと同時、転んだ時に刺激した棚からむぎゅりと押し込まれた不用品が雪崩れ、地下室最奥の小さな部屋のドアを内部からでは開けられない、開かずの間に仕上げていた。
その事実に、青年はまだ気づかずにいる**]
[探すのを手伝うことを頼まれれば頷く]
俺にできることなら手伝うしな
役に立ちたいし
[とはいえこの状況は大丈夫なのか?と首を傾げる]
多分そういうことでOKす!
[理解?租借?大丈夫、言語で理解するでなく、スピリッツで感じるんだ。
そんな熱い眼差しを、日下部先輩ぽい方角へ向けるが暗くちゃ見えねえ]
あー、先輩!
俺達二年どうすれば?
てかクーちゃんいるよね。シノちゃんもいる?
[若干一年バラけてるが、気づけば二年三年は大体皆合流のだろうか。
ん?何か今、廊下で物音とか、鳴き声とか聞こえた気が…]
[なんかサルの鳴き声がする。
はて、なぜサルが]
停電なおりゃ、はやいんだけどなー。
[しかしなぜサルの鳴き声なんぞ聞こえるんだろ。]
[青年はスウェット姿だ。
停電に動転していたので、カイロどころか上着も持ってきていない。]
…いや、だが
[自分の肩を擦り、眉間に皺を寄せる。
暫く躊躇った後に「お前が大丈夫なら甘えてもいいか。後で返す」と言っただろう。]
/*
すみません、諸々慌てすぎてメモも残念な状態なままで寝落ちます。
幽界トークあるの知りつつ、残りのログも楽しいログである事を祈りつつ**
/*
のくせんせお疲れさまです、ブレーカーありがとうございます
[せんせーに気を遣わせてしまっているなー。と感じながら、頬に触れた暖かさに目を細める]
はいっ。ありがとーございまっす。
[感謝を伝えるための、他の語彙を知らない。]
なるほど…
…のっくんせんせー、一人でだいじょーぶですか?
[説明を聞いて納得したが、ふと不安になって、訊いてみた]
/*
はい、急がせちゃってすみません
ありがとう、お休みなさい、よい眠りでありますように
/*
みちるちゃん、ブレーカーありがとう!
お疲れさまです、地下室(墓下)でゆっくりしててね。(もふもふ
[サルの鳴き声?鷹臣先輩、まさか逃がしちゃった?
いや大丈夫だろ、懐いてたし、いきなり離れる事は、ない、はずだが?]
…あっ、そうだ蒼司先輩!
千昭の奴、今どこにいるかわかりませんか?
俺心配だから、様子見に行きたいんすけど。
[少し手持ち無沙汰。なので千昭の様子を見に行きたい、と蒼司先輩いそうな方角を探すがさて。
そういえば蒼司先輩寒がりぽいけど、停電で暖房止まって、平気だろうか]
そうか。
[熱い視線には気付かなかったが、清飯の熱意は伝わった。
そしてどうすれば、と聞かれれば少し考えて。]
…そうだな。
円と二年、童部は手が空いているなら毛布を集めておいて貰えるか。
一人では行動するなよ。足元はちゃんと照らせ。
俺と宮丘で入瀬を探してみる。
[とはいえ、サルの泣き声やら、兼家の声やらも気になっていたりするのだが。]
[あれ、もしかして上着もない?とか思いつつ]
…こういう時は頼っておけ
[微笑んで押し付けるように日下部にカイロを渡しただろうか]
おう、いるぞー。
[クーちゃんと呼ぶし、その声、進だろう
野丹はその声に応えた]
へっくし
[くしゃみ。]
[宮丘の言葉には目を細め。]
―ありがとう。
頼もしいな。
[それから清飯の言葉に答えたのだったか。]
[友野、きちんと手当てしとけよー][その野久保先生の言葉に]
[ふと視線を下ろせば、友野のすりむいた掌が見えて]
友野、おま、手もすりむいてるじゃねぇか
これも消毒してキズバン貼るぞ
ほれ、もっかい座れ 立てるなら骨に異常はねぇな
[野久保先生を見送り、一人で大丈夫かと問う友野の声には]
俺もついて行った方がいいのかなとは思うが……
生徒を見る人間がいなくなるのがな
先生とは俺が携帯でやり取りできるから
何かあったら連絡来るはずだし、ここは先生に任せよう
ほら、しみるぞ こらえろ男子高校生
[しゅっ]
ーー 屋根裏部屋 ーー
ん…?!
[ふいに夢から引き戻される、誰かの声が聞こえた気がして起き上がった時何かが飛び付いてきた]
『な、なに?!やめ、ちょっ、っ…痛!
や、やだ、なんなんだこれ!』
[顔面にあたった毛むくじゃらの何かのせいで頭を床に勢いよく強打、その音が下まで響いたことを本人は知らない
キイキイと鳴き声をあげるものが猿とは理解出来ずにパニックになり叫ぶような声は母国語だ]
―屋根裏部屋―
[サルが部屋に入ったことを確認して階段から続くドアを塞ぐ。
そうして歩こうとすれば、足元にすでに散らばっていた掃除用具に引っかかって、すっ転んだ。1
1.怪我なんてない 2.擦りむいた 3.青痣ができた
飛び交うサルの鳴き声と、騒々しい物音にはトレイルも気づいただろうか。声がすれば気づいただろう。]
くっそ、こうも暗くちゃなかなか…。
なんかねぇかな。
[ポケットを探ると、そういえば誰かからもらった飴玉が。
甘い匂いで誘われてくれないかと、パッケージを開ける。]
………よーし、こっちにこいよ。
[さて、サルの様子はどうだろう?3
1.飴は無視して、トレイルの方へと
2.飴なぞいらぬ!威嚇して飛びかかってきた
3.飴に釣られて近づいてきた]
友野さんなら食堂だぞー
[友野を心配する声にそう答える。ちなみにカイロのおかげでもあるが色々あって寒さ関係なく動いている]
あ。はい!がんばりまっす!
[きちんと手当をしておけというのっくんせんせいの声に、思わずそう返答する。
何をがんばるか。自分でもよくわからない。]
あ。はいっ。
[そしてあっさり手のひらの擦り傷も見つけられて、痛む腰を気にしながらゆっくり座って、]
ええと…俺でしたら、ここでじっとしているんで…
[のっくんせんせーに着いて行ってあげてください。と言おうとして]
―っっ!!!
[男の矜持をかけた消毒薬との格闘第2ラウンドが始まった]
[上着を着ていなかったのは大きいかもしれない。
暖房も切れている今、厚着をしていない身体は冷えてきており。]
…すまないな。
ありがとう。
[宮丘に押し付けるようにカイロを渡されれば、眉を下げて笑い。
暗闇に紛れて早速カイロを貼るだろう。]
/*
先生メモ
・入瀬A部屋で転倒(臀部殴打)、屋根裏で後頭部殴打
・野丹C部屋のドアに額殴打
・兼家A部屋で転倒(後頭部殴打)
・友野廊下で転倒(膝と掌擦過)、階段から落ち腰殴打
(´;ω;`)
[毛布の件を話されれば]
はい、了解しました
……3人分、毛布をお渡ししておきましょうか?
[寒がりが二人いるし、暖房が止まった現在、どこにいるのか分からない入瀬も凍えているのではなかろうかと。
必要だと言われたなら他のメンバーに部屋を照らしてくれるよう頼み、不要だと言われたなら毛布集めを開始するだろう]
―屋根裏部屋―
……誰かいるのか!?
ちょっと待ってろ、今何とかするから……――。
[屋根裏に飛び込んだ直後。サルじゃない叫ぶ声が聞こえてきた。
日本語ではないそれは聞き取れないが、驚いて目を丸くする。
携帯の灯りでは誰かまでは確認できず、聞き慣れない言葉に誰のものかもわからずに。
ひとまず飴でサルを釣ることには成功したようだ。]
よーし、ちょっとの間大人しくしてろよ。
………なんだ、意外と人懐こいな。
っつーか、コテージまで入ってくるくらいだしな。
[とりあえず飴を与えたサルをなでようと手を伸ばし。1
1.部屋の隅に逃げられた 2.大人しくなでられている]
[うん、これ上着も着てないなと察すると]
……俺が風呂先に入ってて良かったな
[そう言って1を押し付けるように渡しただろうか
1,マフラー2,上着]
怪我した生徒放ってついてくことを野久保先生は喜ばねぇだろ
それに友野だけじゃないだろうな、この暗闇じゃ
つぅかみんな大丈夫なのか……
何だかさっきから2階で走る音やらが聞こえてくるが
[まさかサルとのドタバタ劇が繰り広げられているとは想像もしない]
[噴きつけた消毒液][声も出さずに堪える友野の気丈さ][目を細めて]
[石油ストーブの灯りに浮かび上がる頬を][両でて軽くむにった]
よし、えらいぞ いいこ
[返事には頷いて。]
ありがとう、宜しく頼む。
[毛布は少し考えてから受け取る事にした。
宮丘に貰ったカイロによって自分の身体は少しずつ温められてきてはいるが、入瀬はどうかは分からないから。
そして宮丘と共に入瀬探しへ向かおうとしただろう。]
さて、先ずは何処に行くか…。
[マフラーを押し付けられれば]
…う。
本当にすまん。
[…一応、自分も風呂には入ったのだが。
渋い顔で手早くマフラーを首に巻いた。]
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