25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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[見るものを引きずり込むようなそれから 視線を意図的に少しずらせば 睦み合うように重なる 僧と霞月夜が見える。]
――……、…
[花でもないのに誰よりも花のよう。 否、かつては花だった。それとも今も。 気にくわないのは、
――りん
と、要らぬ思考を払うように足にくくった鈴を 少し大仰に鳴らした。 画家が世界に色をつけ終わる頃 笛の音もまた、高らかな澄んだ音を]
(196) 2010/08/03(Tue) 10時頃
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[その後、急ぎヨアヒムの酌に向かった華月に>>153試すような視線が投げかけられる。ヨアヒムに尻を撫でられながら、苔色は紫苑色を探す。>>184視線はかち合ったか否か。 かち合わずとも、竜笛の音がし始めれば、華月の動きは決まる。
丁度、ヨアヒムの興味が、場を去ろうとする目隠しの花に移ったこともあり、するり舞台による華月の手には、黄金色の扇。]
[その扇が揺らめけば、舞い始めるは本人ではなく、7色の和紙の蝶。雨上がりの空に架かる橋の色は、空に昇る龍に絡むがごとく。そして、カンバス上に混じる色々を現しているかのようにも見えるか。
蝶の儚い舞は、筆を操る花の手が止まり、龍が天に昇りきるまで添えられる*]
(197) 2010/08/03(Tue) 10時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 10時頃
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[りぃん――まるで終わりを告げるような鈴の音が響けば、1羽、また1羽と、7色の蝶が床に堕ちて行く。
高らかに、天に姿を消す龍とは対照的。 最後の蝶は、儚く地に堕ちた。
それは、笛の操り手と蝶の操り手と、対照的な二つの花を思わせるものかもしれない。]
高嶺様、もう少し居られとったら、わての手妻見せれたんやけどなぁ。
[余韻が引いたとき、ポツリと呟く華月の目にも、僧侶と元花が絡み合う姿が映る。おそらくは、それに対する想いも、鵠とは対照的なものであろうか。]
(198) 2010/08/03(Tue) 10時頃
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[華月が舞台に上がれば 苔色と紫苑は再び交わされたろう
――華月の手妻はうつくしい。
きらめく扇が翻り、 和紙の蝶が踊る、踊る。 舞台の上ではごく珍しく笑みのように 紫苑の双眸を細めた。 奏で終わった後唇から笛を離し、華月を流し見た。 対照的なふたりがならぶ。]
――…、高嶺様は辞されたのか。
[呟く華月の声に、もう一度客席へ顔を向けた。]
(199) 2010/08/03(Tue) 10時頃
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[カンバスに向かう途中 混ざりゆく笛を、鈴を 集中の中耳に留める 歌も舞も笛も太鼓も 己にはない彩(さい)]
………。
[睨みはしない 寧ろ真剣其のものだった顔は 逆に緩みを見せたろう 天に昇る笛の音に合わせ 筆を楽しげに乗せはじめていた]
(200) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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ちぃと、疲れはっとたんや。
[流し目に流し目を返す。唇の端に苦笑い。 つぃっと扇を動かせば、死した蝶の内より紫が息を吹き返す。 それは戯れに、客席を見やる鵠の髪に止まる。]
紅い月か、見事なもんやなぁ。
[紫苑色とは反対に、苔色は舞台の中央に。 カンバスに描かれた色彩に、感嘆の息を吐いた。
さて、そのとき、筆を取っていた花はどうしていたか。]
(201) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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[舞う色々なる蝶 どこから現れどこへ消えるのか 美しい笛と 果敢無い蝶 そして静かな色の舞]
………っ…。
[美しい笛が 果敢無い蝶が 自身の筆が冬色を掬いあげた時 ...は絵を彩るを辞めた 丁度演奏も終わった頃か]
……悪ぃ、これ以上は色が乗らねぇ。 乾かしといてよ、続きは明日書くからさ。
[使用人にはそう告げようか なれぬ動作で舞台の上 見ているものに頭を軽く下げたろう]
(202) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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えっと、アンタ…鈴の。 それからアンタ、蝶の。
[己が名を名乗り軽く桜の頭を下げる 聞けるならば名も聞こうか]
華添えてくれて、サンキュ。 俺の芸は地味で仕方ねー。
[紅い月 それをどうして描いたか 感覚に響くもののみを描く...は 筆を運ぶ間、何を描くか自覚もない この饗宴の異を感じたか この狂宴の畏を感じたか]
[但し 筆が止まった理由は別に在る]
(203) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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――…、疲れて?
[華月の言葉を反芻する。 こういう場に慣れていないのだろうか。 ふわり、と紫の蝶が舞い髪に止まる。 僅かな風の流れで気づいて、 白い指先をそこへのばした。 少々気恥ずかしげか。
――りん、と 鈴を鳴らして画家の方を見る。 筆が止まった理由は、知らず。]
…私は鵠、だ。こちらは――華月。
[名乗りあいが重なったらそれはそれ。]
(204) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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[舞台をあけるため客席へ一礼し、下がる]
否、こちらこそ。
初めて見る芸だが …見事であると、思った。
[画家――月瀬というらしい―へそう謂い もう一度、未完成の絵に顔を向けた。 完成すればもっと色は深まるのか。]
……朱い月か… 明日は、満月だったな。
(205) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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嗚呼、わては華月いうねん。こっちは鵠さん。 こっちこそ、愉しませてもろたわ。ありがとさん。
[名乗りが見事に重なって、笑いながら月瀬に礼をいう。 正反対に見えて、時々こうして重なり合うからこそ、馴染みなのかもしれない。]
(206) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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[臆病な冬は何処へ行ったろう このように多く人の在る場 誇大して独り歩きする噂 現物とを値踏みするような 彼にとって疎ましく 恐ろしいだけのこの宴]
………ロ、ビン。
[何処かで冬の雨が降っているに違いない 判りながらも、識りながらも 彼を捜しには向かえない 彼を慰めには向かえない 其の頭を撫でることも 涙の雫を拭うことも 腹立たしさに握り締めた拳 きつく 白いパンツのポケットの中へ押し込んだ]
(207) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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しかし、これで完成やないんかい。 すごいもんやなぁ。
[紅――に心を奪われたか、舞台をさる脚はやや遅い。 ふと、高嶺が何故疲れていたのかの問いに答えるのを忘れていたことを思い出し、鵠に答えるついでのよう付随して月瀬に言葉をかける。]
高嶺様は、さっき、舞台下でちとどんぱちあったやろ。 治めてくれるんに、気使われたんちゃうやろか。
そや、月瀬はロビンと仲えぇみたいやさかい、後でわての手はなんも問題ない言うといて。灸すえすぎたかもしれへんから。
[少し赤味の残る手を、蝶のようにひらひらさせた。]
(208) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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鵠と、華月な。 おまえら仲良しだな?
[重なる名乗りにはそう笑う 拳はパンツの中に隠したまま]
笛も蝶もきれーだった。 お陰でいつもより、楽しかったぜ?
絵画はまだあんま浸透してねーんだってな。 センセが謂ってた。
[己にない才を持つを観るは 見たことのない彩を観るに同じ 須く花の芸は華やかで 花でありながら地味な芸しかもたぬ...は 他の芸を観るが好きであった]
(209) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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呉服問屋 藤之助は、手妻師 華月斎と名乗りが重なり瞬いた後咳払い。
2010/08/03(Tue) 11時頃
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明日は満月なのか? だからか、こんなん描いたの。 空、描くの好きなんだよ。
[紅い月に感嘆する華月に 同じくそれを見ていた鵠に 話せば知れる学のなさで 同じく舞台を離れるか]
あ、ロビンが叩いた手か! 大丈夫だったか?
あいつ、触られるの苦手なんだ。 悪いけど、控えてやってくんねぇ? ほんとごめんな?
[赤味さす掌に指先を向け その手をとるは叶ったかどうか ただすまないと 謝る姿は申し訳なさそうに]
(210) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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―大広間・舞台を降りて― [ロビン、と名前が聞こえて月瀬を見る。 別段何を謂おうと謂うわけでもないが。]
――…、仲良し。
[咳払いの後、ちらとまた華月を見やる。 拳を隠す仕草は自然で、違和感などはなく。]
楽しかったのなら、何よりだが。 …確かに、少々静かなものか。 形として残るのは、他にはない特長だな。
[と、華月が高嶺に関して口にする。]
あの騒ぎ、あれでか…。 ……華月?
[赤みの残る手に、躊躇いがちに指を伸ばしかけて 月瀬が先に手をとろうとするのに、緩く握りこんで、退いた。]
(211) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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…まぁ、これは…… [舞い立つ胡蝶は夢のよう。 手妻の使い手が今迄いなかったわけでは無いが、これ程の腕は珍しく、 また、それがひょうきんそうな彼の雰囲気に似つかわしいか。
それにしても、]
佳い、月…… [カンバスの上の紅い月を眺めて呟く微かな声は、何処か不吉な昏い色。]
(212) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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そやなぁ、明日は満月やったな。
[その事実に何を思うか、苔色は細くなる。 仲良しの単語には、肯定を示すように、鵠の視線を受ければ唇に三日月を浮かべ、絵画に関する評は頷きを返す。と、月瀬に手を取られて、次に満月のように眸は見開かれた。]
いや、触るな云われて触ったんは、わてやし。 こうなるかもしれんと覚悟はしとったんや。
月瀬が謝ることはないんよ。
[視界の端に、笛を操る美しい手がよぎったのを見た。]
せやかて、なしてあそこまで頑ななんやろなぁ。
[叶うなら、あいた片手で桜色の髪を撫でようとしつつ、苔色をよぎった手の主に向けて、小さく大丈夫だと云う様に微笑んだ。]
(213) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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― 広間→廊下 ―
[名前を呼びとめられ、友人の元へ向かう足を止める。 振り向けば月と慕うなよたけの君と同じ顔が、そこにはあった]
構いません。 ですが、彼が主様にお逢いするかまでは、 鳥には約束できませんよ。
[幼い顔は何の表情も生まぬまま、そう告げて。 友人の香りを追って、 しゃらりしゃらりと音を響かせてまた翔ける]
(214) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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手妻師 華月斎は、奏者 セシルに、問いかけの答えを求めたわけでは特にないようだった。
2010/08/03(Tue) 11時半頃
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[子供の身軽さで、人の波を掻きわけていく。 後ろを追う高嶺の主が着いて来ているか、気にも留めずに。 ただ、あの冬の静謐な香りを追い掛けて]
…………すん。
[鼻を一つ鳴らす。 あの鳥の心を静める香りが、 鉄錆のそれと混じり鼻腔を掠めた]
ロビン……。 此処にいるのかい?
[古い紙の匂いに囲まれた部屋の戸を開けて。 彼の部屋を訪れる時と同じように、囀る様に声をかけた]
(215) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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―大広間―
[躊躇い、緩く引かれた手 どことなし己の歪む好意へと重なるか 強く握り締めていた故か 舞台になど上がる事もなく慣れぬ事をした故か 微か震える指を隠す動作 同時に華月の手を鵠へと促すように離す 桜の髪が撫でられるなら 一度、叩かれる錯覚 眼を閉じるけれど]
形が残る分、望まれないことも多いみたいだぜ? 花が枯れた時、処分に困るってさ。
[鵠に告げ見せるは苦笑 それから華月にも同じく笑むか]
(216) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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[名乗りすら被る仲の良さに、思わず微笑ましげにコロコロと笑う。]
のう、法泉殿。 …今宵の花は対の者が多いのかしら。 仲睦まじいのは佳いけれど、纏めて手折るのは中々に難しいのでしょうね。
[それぞれに 別な主の元へと行けばなかなか会えぬは、あの旧知の仲の舞手と己も同じだったが故に。]
あの二人は、全く違って、違うからこそ佳いのでしょうね。
(217) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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― 書庫 ― [すん、と鼻を鳴らす。 扉越しに聞こえたこえ]
……いない。
[短く告げる。 けれど扉は開いてしまった。 入り口から左程も歩かぬ場所、蹲ったまま顔は上げられない。 だから、そこに誰がついてきていたか 気付かなかった]
(218) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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いないものはね、ロビン。 返事などしないものだよ。
[くすりと笑い、その傍へ。 赤く濡れた包帯を見れば、僅かに紅石榴を細め]
さっきまでなかった。 どうしたの……?
(219) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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いや、でも。 叩いたのはロビンだ。 だから、すまない。
[桜の頭を下げる その心裡 他者に対する拒絶の壁が在れば在るほど 桜ははらりはらりと綻ぶ 冬に咲くは狂咲き 表には出さぬよう 苦笑の仮面を纏い]
頑なでも、なんでも ロビンはロビンだ。
[理由も、ロビンの芸事も...は知らぬ 話されるのを 永久にでも、待っている]
(220) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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…………ボクを気にするより 花主の前で囀っているといい うそつき迦陵
[膝をかかえ、顔を埋めたまま。 硬質な声は少し滲んでいる。 嘘をつかぬ鳥に冷たい一言を浴びせ、首を振った]
眼鏡が割れた。 それだけだよ
(221) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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さあ、俺は花主様に酌でもすっかな。 こんなんでも、気に入ってくれる物好きが居りゃの話だけど。
[それは媚びを売ることのない 芸も花であるも珍しい]
騒がせて悪かったな。 アンタらがロビンをぐろーしない限りは 落ち着いて酌だってしてやんぜ。
[...がブスと呼び付ける相手に視線は向けず 面白いとの呟きを耳にしていたならば 態度もまた違ったものに成っていただろうか どかっと座った先 時々眼に止まった大男の横であった 恐持てに怯みもせず 絵の具で汚れたシャツの袖 捲り上げて酒壜を持つ*]
(222) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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つがいで飼うのが無理ならば、共に血肉となってもらうも一興か。
それならば、彼岸でも共にあれようて。
主にはぐれた花の如く、迷い出る事もなかろう。
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なにを拗ねているの? 鳥は囀るもの。誰の前であっても、気ままにね。
[細い指先を伸ばし、秋色の髪へ。 彼が払わなければ、そっと一つ。櫛づいて]
眼鏡が。 それで君の冬色の眸は、濡れているんだね。
(223) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 12時頃
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―大広間―
…知らずに書いたのか、
[瞬き、月瀬を見る。粗忽ながら破天荒な才能といった所か。――“在りきたり”には遠い世界だろうか。未だに高嶺の言葉を引き摺る。]
…“見聞き能わず”は触れるも能わずか。
[呟く。月瀬が話す彼は 己と言い合った彼と 随分印象が違うように思えた。 緩く握った手は胸の前。 華月の笑みが見え、つい、逸らした。 何処かで鈴を鳴らすような笑い声が在った>>217]
…――嗚呼。
[花が枯れたとき>>216と聞けば 思うのは、本郷との問答。]
(224) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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