197 獣ノ國
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「…!…す、みません」
ああやってしまった、自分の不便を一番にするばかりに、怯えるかもしれなかったその可能性の配慮が行き届かなかったと、僕は眉を下げ彼女に謝ったのでした>>154。 扉に頭をぶつけたこと、其れ自体に特に怒りは抱いていなかったけど。僕は尚更申し訳なさに困惑の色を滲ませました。彼女の表情がよく見えないのが、どうにも辛いとひとり心内に曇天以上の翳りを落としながら。
「行きたい所があって…ああ、別に怪しい勧誘じゃ無くて!…眼鏡を買いに行きたいんです。」
僕は慌てながら言葉を続けました。途中、誤魔化す言葉には傘と共に両手をゆうるり振ってみせただろうか。揺れる傘になお、慌ててその動きを押し留め、ちらりと彼女を見下ろします。 僕を訝しんでいるのだろうか。肌にあたる視線には、少し気まず気に視線を逸らしてしまいました。もしかしたら、それが彼女の不安を煽ってしまったかもしれない。僕は直ぐにへらりと曖昧な笑みを、苦笑を浮かべては、彼女のその疑心と感じる視線を和らげようと、できる限りに尽力します。
(166) 2014/10/03(Fri) 21時半頃
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「…ご多忙なら、良いんですけど。…よろしければ」
おそるおそると云うように、言葉は彼女へ届いただろうか。僕はもうひとつ、目を擦って彼女のぼやける輪郭を見つめました。「これじゃあ、生活もままなりません」文句にさえ似たそれは、口内に押し留めました。人に言うことでは、ないだろうから。…それでももし、彼女が獣人なら、言う価値くらいはあるだろうけど。
(167) 2014/10/03(Fri) 21時半頃
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オスカーは、ジャニスに話の続きを促した。
2014/10/03(Fri) 21時半頃
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―路地裏→商店街―
[踵を返しぱたぱたと、路地裏から商店街へ舞い戻る。
律儀返された挨拶の声>>158が、何故か頭に染み付いて離れない。
そのことに疑問を感じたけれど、それも全て警戒心からだと信じ込んで]
一度、家に戻ろう。
[翼を隠しながら生活することが。 人の目に気をつけることが。 こんなにも難しいとは思わなかった。と溜息一つ。
翼が覗いてしまったことも気がつかず。 ましてや、隠された尻尾の存在に気づくわけもなく。
とぼとぼと商店街を歩いて行った*]
(168) 2014/10/03(Fri) 21時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/10/03(Fri) 21時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/10/03(Fri) 21時半頃
□集え獣人
20xx年10月2日 xx:ab
海に溺れるイルカ
かなりあ
めまいかあ…僕、絶叫系苦手なんです。
酔ってしまうそうかも。泳ぐ感覚と、似たものであればまだマシなのかた。
つる
痛いってレベルじゃないよ!
高台?そうなゆだ、へえ。
見晴らしがいいのは。君の住処か、高台どちらかなあ。
海が見える場所ふ全部、良い所だと思う。鶴の居る場所からは見えるのかい?
蜘蛛
海がね、僕の足を引っ張るんだ。
君はずっと暗いところに居るのはイヤ、じゃない?
少なくとも僕はいやだらなあ…
□集え獣人
20xx年10月2日 xx:ab
海に溺れるイルカ
ごむんなさい如何せん目が悪くt 文字が荒れているかもしれなう
シェパード
わあ爪、大丈夫?われていたらすぐ整えた方が良いよ。
子供、ね。僕たちも子供に含まれるのかな…こんな、る獣が混ざってるけど
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―ルーカスの家―
[ 笑われている。 震える肩と口元に充てがわれた手>>159>>160>>161で、それだけは理解出来た。どうして笑っているのかは当然分からない。しかし、見えた表情がそれほど嫌味には見えなかったので肩の力が抜けた。
手をすいっと撫でられれば、そこから感じた事のないゾワゾワしたものが背筋まで這ったけれど。 それは、そう。ふと見上げた天井に蜘蛛を見つけた時と同じ感覚。 思わず悲鳴を上げて菓子折りを落としそうになる。相手が受け取ってくれなかったら落としていただろう。]
え、あのチラシ……まだ捨ててなかったの?
[その後の言葉にはキョトンとした顔をしたけれど。 窓際のサボテンに折り紙が寄り添っているのを想像する。満更でもないような顔をして、撫でられた手をさすった。]
(169) 2014/10/03(Fri) 22時頃
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……そう、捨ててくれても良かったのに…
あ!それよ、その本! やっぱり貴方に渡していたのね…恥ずかしくて…もう…
[本を受け取る。 相手の手に触れないように。 なんだか、何とも、言い表せない気持ちが、何ともね。
食事。の言葉には、謝罪に来た身であることも忘れて目を輝かせた。]
お食事?だったら行きたい所があるわ! 一度、大学の食堂に入ってみたかったのだけれど、一人じゃなかなか入れなくて…商店街の近くにある、大きな大学なんだけれど。 そこに一緒に行って貰えないかしら…? 温かくなった財布のお世話にはならないから…!
[その大学の講師は相手だろうか。そんなことは考えなかった。
もし承諾が得られたのなら、徒歩で行くかバイクで行くか尋ねただろう。 そして、しばらくして気がつき、身悶えるのだ。男性と食事に行くのは始めてであると。]
(170) 2014/10/03(Fri) 22時頃
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――さあ。先輩、猫みたいな人に会ったの?
[ 問われるのには>>152 お伽噺に疎い頭を素直に揺らす。眠りネズミ、帽子屋。おおよそ人を喩えるそれに思えずに、ただ並ぶ瞳に映る、自身の姿を確認しようとしながら。 自然に前後へと振られる片手に、さきほどより悦びの色を滲ませた声を聞いていれば。……深い満足とも、ただ諦観ともとれる感覚に視線を逸らした。
――今朝方に知った噂を問いに思い出せば、軽く尋ね返すのを相手はどう思ったか。]
別國。――……マカロン?
[ 料理メニューの記憶に関してもネジが飛んでいれば、ただ知らないと首を振る。聞いた事があったかどうかすら疑問ではあったが。 指先で丸く輪を作ってみせるのには、細めた暗灰色をただ傾けた。遠い異国の食べ物。曖昧に、ただ思うままに進ませる足取りに、どちらともなく引く手に。 耳元で流れる>>153 お伽語りのような口調には、短く緩く相づちを打つ。]
(171) 2014/10/03(Fri) 22時半頃
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ドレスね、それはどこの貴族?
[ 静かに問いかけるそれには、どういった答えが返ってきたのか。どんなものであれ受け取りながら、思うままに地面を踏みつける。2つ落ちる影は普段よりも濃く、辺りの色とじんわりと滲んではぼやけていた。
――やがて公園へと辿り着けば、噴水の端へと促されるままに座り込む。陽の光も見えない曇天であれば、時間がいくら経ったかすら知れなかった。制服姿の相手が縁を渡るさまは、軽やかなものだっただろうか。 少なくともふらつきはするだろうそこに、思わず口を開きかけたところで。
――はたと視線が>>68 カフェに向かうのに気付けば静かに立ち上がった。手招く様に片手を差し伸べ先>>144へと進めば、相手はそれに従うのを待った。]
(172) 2014/10/03(Fri) 22時半頃
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―回想・カフェ―
[此方の視線の意味を感じ取ったのか、文字通り全身全霊>>166>>167で無実を伝えようとする。 忙しない動きに少女のような笑みを浮かべる。押し殺した声が肩を震わせた。]
大丈夫よ。そんなことする人に見えない事は、貴方の体臭から滲み出てるから、ふふ。
眼鏡屋さんの前までなら送っていけるわ。そんなに必死なのに置いくなんて出来る訳ないじゃない。
[曖昧な笑みには苦笑いで返した。 果たして相手はどの程度視力が悪いのだろうか。喫茶店の前の石段を先陣切って降りる。 一段降りれば「掴まる?」と言って手を差し出しただろう。 ひんやり冷たそうな白亜の手に向かって。]
(173) 2014/10/03(Fri) 22時半頃
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貴方、とても…色が薄いのねぇ。 日差しが照っていたら溶けちゃいそう。その傘は日に焼けたくないから差しているの?
[そして下まで降りる事が叶ったのなら、座席の収納場所からヘルメットを取り出して相手に押し付けるだろう。 「あ、傘は適当に引っ掛けておいて」と言いながら。]
(174) 2014/10/03(Fri) 22時半頃
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[手に触れた彼女の形の良い唇から上がった、小さな小さな悲鳴>>169。男はそれを聞いたなら、彼女には解らぬ程度にす、と目を細める。 ――チキ。下げた方の手の指の爪を、ほんの、ほんの小さく鳴らし。その音は、エンジン音に紛れてきっと彼女の耳には届かない。 …嗚呼だけれど、"別に何をするわけでもないのだよ"。 男は、自分の事を話す事を好まない。
"自分を知られる事を好まない"。]
…君が折角くれた"お友達"だからね。 そのお陰かどうか、今日のサボテンは些か元気がいいように見えたよ。
[そんな言葉と共に差し出した本は、どうやら受け取って頂けたようだ。手に触れないように本を引くその細い指を見送りながら、男僅かに僅かに細めた目は、彼女には気付かれはしなかっただろうか。 そうして、次いで投げられた誘い>>170に、男はふむ、と思案する。 お礼が大学の食堂と言うのは、些か考える所ではあったけれど。しかし彼女を見るに、遠慮している風でも無い。 ならば此方の希望を通すより、彼女の希望を聞き入れるのが得策だろう、と結論付ける。]
(175) 2014/10/03(Fri) 22時半頃
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あぁ、構わないよ。 私も丁度、大学に…と言うより、そこに勤める友人に用があったんだ。
[玄関に置かれたもう一冊の本。恐らくは友人が手違いで渡したのであろうそれを思い浮かべながら、男は機嫌良く頷いて見せる。 彼女がバイクか徒歩か、と尋ねたのなら、暫くの間目を伏せた後に、男は口を開いただろう。]
そのバイクは二人乗りなのか? あぁ、どちらにしてもバイクは少し苦手でね。 徒歩で行くのなら、私が車を出そう…それで如何かな?
[何故だか複雑な様子の彼女に向かって、此方の希望を伝え。彼女がバイクで行くことを選んだのなら、渋々ながらに現地で落ち合う事を提案しただろうか。]
(176) 2014/10/03(Fri) 22時半頃
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[幕は唐突に降りる。
テーブルに奏でられるは豪華なオーケストラではない。不規則で決まられた音階も何もない、か細い音>>163
注意深く目の前に腰掛ける人を見る。 零れる吐息は自慢げに自身を誇っていた時の彼とは異なり、酷く頼りない。
眉が上がった。けれど相手の唇から台詞は紡がれない。 一輪の薔薇の代わりに売られた美女は、もういない。]
[瞳を見開かせる。まだ飲みかけのアイスティーが小さく揺れる。前のめりに見上げる。
浮かべられた表情。 あの場所での約束は、果たされることは無い。
怖いから遠ざける。そう彼は言った。 そして、獣より遙かに遅く脆いであろう足で逃げようとする。]
(177) 2014/10/03(Fri) 23時頃
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――これも演技なのかな?
[急ぎ足で男から離れようと駆ける足を眺める。方角は公園の方か。]
確かに僕は熊じゃあない。 追いかけたところで負う傷も、ない。 ――何故なら僕がその狼なのだから。
[立ち上がった男はグラスをそのままに、テラスに置き去りにする。 そして鼻を鳴らす。そして両手のひらをパンパンと軽く数度叩いた。]
結構、結構。 素晴らしい演技じゃあないか。
こんなにも身体を張って再現してくれるんだから、役者は大したものだね!
[パチパチパチ。観客は役者のいない舞台にて拍手を。 けれどやがては飽きたのか男はため息。ゆっくりと背筋を這う衝動に身震いを起こす。]
(178) 2014/10/03(Fri) 23時頃
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[さて、臨時アルバイトの返答はどうだったか。
どちらにせよ、本の半分以上は己が持つつもりではあるが。 必要なものが揃った所で、床に置かれた本の段を 幾らか持ち上げて、教え子を見遣り。]
よーく働いてくれたな。
ところで腹減ってねぇ? 学食なら奢ってやらんでもない。
[飯付きで軽い運動、一回五万は些か破格も過ぎる。
この若さで教授、本で印税も得ている男の年収は 喩え普通のおっちゃんに見えても、それなりにそれなりだ。
学食は不味くは無いし、時給交渉は兎も角 ゴチ飯には乗っただろうか。 家まで運搬を手伝って貰う前に、空腹を満たしたい。*]
(179) 2014/10/03(Fri) 23時頃
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――…狼でも殺されそうだ!
[好奇心。そのままに悪戯を仕掛けたつもりが思わず本気にさせてしまった。 役者の裏側をそっと覗いてみたいと、そんな魂胆からからかったつもりが、これでは自分の首を絞めただけだ。
このままでは本気で自分の命も危ういかもしれない。]
――ッ、
[急いで足を、つま先を、差し出す。 美女と野獣を演じるつもりなど男には毛頭なかった。 獣が美女を追いかけた理由は、きっとこんな性根の腐ったものではなかった筈。
そう思えど無意識に足は駆け出す。 向かう先は公園側。 その後ろ姿を追ってどうするのだ。
浮かび上がった言葉を掻き消すように足を赴かせた先で透けるような長髪>>168を視界に収めたような気がした。 その勢いで足が縺れて無様に男はつんのめる。 転ばなかったのはきっと不幸中の幸いだろう。]
(180) 2014/10/03(Fri) 23時頃
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――…君、獣?
[立ち止まった勢いで男はそのまま少女に問いかける。
もし、男の声に彼女が足を止めることがあったのならば男はきっと、昨日本屋で知り合った少女と同一人物であることに気付くのだろう。
そして再度公園側へと視線を向けた頃にはきっと女役の姿を肉眼では収めきれず、こちらに向かおうとする少年少女>>153>>172の存在を見咎めればフードを被り直す。
そして男は笑みを浮かべるのだ。]
(181) 2014/10/03(Fri) 23時頃
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ー回想・路地ー [少女を見送れば、手早く仕事を終わらせて。
証拠を隠滅。
そして依頼主に報告。
昔の様に、無駄の無い動きでこの依頼の全てを終わらせて。
後にすることは此れだけ。
屋敷へ、戻ろう。
そう思えば歩き出す。
男が去った後は、何一つ残っていない、唯の路地であった。]
(182) 2014/10/03(Fri) 23時頃
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――…Please don't leave me.
[なんて、小さく小さく呟きながら。]
(183) 2014/10/03(Fri) 23時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/03(Fri) 23時頃
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ー回想・屋敷ー [帰ってくれば、緊張が解けて。 ばさり。外套を脱いで放り投げれば、中に来ているものは、何時ものものとは違っていた。
自分から漂う、異臭。鉄の臭い。 其れに顔を顰めれば、風呂場へ向かい。
なるべくその臭いを落としてから、出て来て。其の後は。
ゆったりと、庭を眺めて、植物の世話をして。
髪が乾けば、また外へと歩いていった。
また、あの子に会えるか、そんなことを思い乍ら。]
(184) 2014/10/03(Fri) 23時頃
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―――…うん。
猫みたいな…猫、だったのかしら。 すごく、すごくね。…猫みたいな性格が、滲み出てたのかも。
[繋ぐ揺り籠にも似た動きのそれをそのままに、学生は昨日開いた物語を思い起こしながら、答えたのだったか。視線は曇天へ、その為に少し覚束ない足取りさえしていたかもしれない。学生はかうるく問われた問い>>171に答えると、やがては後輩を、帽子屋さん、そんな御伽噺の名前で呼びました。しかしもしかしたら、彼本来の名前を呼ばれないことを不服に思うかもしれない。学生は彼の表情を伺いながら、その視線を絡めようと彼へ顔を向けたのです。]
(185) 2014/10/03(Fri) 23時半頃
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そう!マカロン。 どこの国、だったかしら…遠い国よ。 ご飯が美味しくて…まるで綺麗な国だって、大学の、外国の授業で聞いたの。
[まるで知らない体の仕草>>172には、学生も決して深くは無い知識を持って答えました。 「貴族?…マカロンと同じ国、かしら。大きな宮殿で、ダンスパーティーだって開かれるみたい」 学生は続けられた質問にも同じように答えます。まるで真新しい知識を得た子供が、目を輝かせ無垢に誰かに教えるように。ひとつ、それを真似て、強引にも彼の手を引きくるりと回ってみせることだって、あったでしょう。そうして悪戯っ気に笑うのです。こういう動きが好きなら、あなたはダンスパーティーに向いてるかもしれないね。笑みを深め口を添え、学生は彼を一瞥し。勿論、踊るからには、お相手だって必要だけれど、そこには敢えて言及せずに。]
(186) 2014/10/03(Fri) 23時半頃
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…わあ、…ありがとう。
[ふらりふらり。危う気に縁を歩むその姿は、ダンスを踊りそうな人柄とも言えないのでしょう。寧ろ何方かと言えば、運動が苦手な部類に入る動きさえしていたかもしれません。然し学生は楽しめれば良い、そんな思考を持て余し、やがて差し伸べられた手>>172には、より一層嬉しそうにはにかみ笑いました。]
誰かをエスコート、出来そうね。シメオンくん。
[目前の帽子屋さん――シメオンくんにしてみれば、脈絡の無い言葉だったかもしれません。学生は先程脳裏に留めた「お相手」のこと>>186を口に出し、軽やかに縁から降りました。ふわり、その拍子に膝丈のスカートが踊ります。黒髪は少しだけ舞い、また地面に足をつけると元の位置に戻りました。その一挙一動さえ楽しく、学生は思わず鼻唄さえ歌いたくなる衝動を抑えるのです。]
カフェ、何あるのかしら。マカロン、あると良いね。
[カフェに向かう足をそのまま、学生はきょろきょろと辺りを見渡し――そうして急ぐ白い人>>164には、思わず一言、大きく言葉を飾りました。]
(187) 2014/10/03(Fri) 23時半頃
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白ウサギ!
[焦るその姿はまるで御伽噺のそれだと、学生は嬉々として帽子屋さんの手を引いて後ろ姿を見つめました。それが狼から逃げた赤頭巾とはついには知らず、夢にふやける脳でただ声を。 帽子屋さんははたして、どう反応して来たのでしょう。
しばらくしてまたカフェへと足を向かわせることになったのなら、学生は振り返った先、目立つ赤>>181にまたしても瞳を大きくして、チェシャ猫さん、声にならない透明な言葉と一緒に手を振ったことでしょう。この國には長いこと住んでいるけれど、悪目立ちとさえ取れる色を身に纏うのは猫しかいないと、妙な確信さえ抱きつつ。**]
(188) 2014/10/03(Fri) 23時半頃
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ー現在・公園ー [適当にふらりと歩いてみれば、公園に着いて居た。 周りを見れば、やはり人は居らず。
其の儘、のんびりとベンチに座れば、安らぐ時間を過ごす。
屋敷にいれば、何と無く動いてしまうから。こういう処へ来ると、休める気がした。
のんびりと変わらない風景を眺めていれば、“にゃーん”と同胞の声がひとつ。 同胞を撫で乍ら、“くつくつ…”と漏れ出た声が同胞へと返った。]
(189) 2014/10/03(Fri) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/03(Fri) 23時半頃
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― 昼過ぎ、自宅 ―
(――そう。ライオンなんて、考えすぎ)
[口の中から遅い昼食が消えると同時に、機器の画面を落としては目を伏せる。 どうしてそんな心配をしたのか。何か忘れているような落ち着きの悪さが、胸に染みを残していた。
――あぁ。忘れてる、といえば。 ふと、コートのポケットに手を入れては、少し皺になった一枚のメモ>>55を取り出すと。それにじっと目を凝らしながら、綴られた連絡先をたどたどしい指使いで機器に移す。]
(190) 2014/10/03(Fri) 23時半頃
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[時給5万なんて破格の、馬鹿らしいくらいの提案。ため息をついて髪を整え、これ以上触られないようにすると自分の分の荷物と運ぶ荷物を持って]
日給でいいわよ。 同情で破格の値段つけられてもバカにされてる気分にしかならない 日給5万でもバイトとしては破格でしょうけど 貴方が望めばなんでもするわよ、センセイ?
[からかうように意味深に告げたのは、強がりや、少しだけかなしげになった相手を少しでも元気つけたかったため。 家族がいなくなる痛みは、自分も痛いほどによくわかるから]
時給5万の飯付きとか、金銭感覚おかしいわよ... 日給でいいし、ご飯はごちそうになるけど... それでも、私は呼ばれりゃ先生以外の人のところに行ってソウイウコトをしてくるのに ......飼い主になってくれるなら、また考えないでも無いけどね
[教授にだけわかるように耳をパタリと動かし、見上げて。犬の本能なのか、自分が浅ましいだけか、ただ、人の役に立ちたいと、ヒトを助けたいと、そう望んでいる自分は心の中に確実にいて]
(191) 2014/10/03(Fri) 23時半頃
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―――――――――――――― 宛先:シメオン>>55 ―――――――――――――― 迷子の友達へ 20xx年10月2日 xx:yy ―――――――――――――― 昨日はどうも
今度、はいつでも お勉強への期待は、あまりしないでほしいけど ――――――――――――――
[流れのままに、すらすらと入力を完了し。そのまま"送信"に触れようとする指は、浮かび上がった不安を前に一寸、止まった。]
――まあ……いっか。
[――最低でもいい暇潰しにはなるんじゃないの。多分。 億劫にも似た気怠さを乗せて指を落とし、"送信済み"と書かれる画面が消えるのを見送った。]
(192) 2014/10/03(Fri) 23時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/03(Fri) 23時半頃
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…… …………、
[そのまま重い首を傾げると、角への微かな衝撃。 そして、ガタと言う音が連れる、悪寒。]
――げ、
[咄嗟に零れる短い呻き。記憶頼りに伸ばした腕の前で。連鎖的な軽い音を立ててながら、軽い軽い箱の塔は、崩れ去った。
――逃避を兼ねて、再び灯した画面に一間触れて。蹄で靴の空き箱を一蹴りし、低く息を鳴らしながらその場で屈む。
……そうして、鈍い動きで箱を低く、低く、積み直し始める。
もう一度片付ける破目になるのは、嫌だった。 …そもそも、ちゃんと捨てるべき。というのも、分かっているけど。]
(193) 2014/10/03(Fri) 23時半頃
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