194 花籠遊里
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――初めてだけど、…何。 キミだって…ほうら、肩を揺らしてるくせに。
[くつくつと、咽喉から漏れた笑声は、彼の口から流れる勝気な詩>>105に負けじと口惜しさを、自尊心を滲ませたものであっただろうか。
そうして着物を脱いだ事により、先より緩く外気に曝された柔肌には息を呑み、ぱちりと瞼を瞬かせた後には目を細めちいさく舌舐めずりを。 「もうちょっとなのに」なんて、その長襦袢の裾を片指先で引っ張って。
シーツに散らばる紐には目もくれず、舌を隠したならば、夜に揺蕩う花を安心させる様に淡麗に微笑んでみせる]
…なら、教えてよ、
[一拍。 闇の中近付いて来た影に、下りて来た銀月には少しだけ首を傾げ。耳を吐息が掠めたならば、その擽ったさに思わず身動ぎ位はしただろうか。
じとり。間近の澄んだ瞳を横目に睨み、軈ては肩の力を抜いての”一拍” 口端を上げ寸分犬歯を見せたならば、ゆるりと言葉を紡ぎ始めた――]
(125) 2014/09/15(Mon) 21時頃
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[こげ茶色がはらりと揺れる。 それを掻きあげるわけでもなく、ただ乱したまま一心不乱に求められた動きをこなす。 目つきが良いとは到底言えない瞳を細め、ねっとりと唇をそれに絡ませ手中に収まらない熱をゆるく煽り。 浅く突かれる度に眉間に少しばかり皺は寄るが、奉仕を辞める事は勿論無い。 ある時は丹念に根元を刺激し、ある時は愛しそうに咥えこみ緩急をつけ。
問いの返事など音にする事は無く、表情で蝶は察してくれただろうか。>>113
藤への言葉も聞こえぬふりを>>114。そうでもしないと、止まってしまう。 それは花として、一番やってはいけない事と朧は心得ていた。 毒が胃へと落ちていくのなら、>>116苦しそうな表情を隠すことなく、それでも一滴たりとも逃すまいと刺激を強めただろう。]
(126) 2014/09/15(Mon) 21時頃
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…―キミへの触れ方を、さ。 キミが教えて。…俺の手、使って良いからさ。
[――震える躰を、蝶はとうに知っている。 花の魅せる姿形が今にも消え入りそうに、ただ緊の糸を走らせているということも。
それを知り尚煽り上げ、彼の顔を伺い見る。上目遣いなど可愛いものはなく、ただ真っ直ぐその澄んだ瞳を捕らえ。 紡がれた言葉は暗に自発を示したもの。
御居処を弄る手の平は、彼の身体の線をなぞり上げては肩口に触れ。また腕からゆるゆる下り行ったら、淡藤の手に触れてみたことだろう。]
…――返事は
[そうして近くのその耳元にそっと囁き返した]
(127) 2014/09/15(Mon) 21時頃
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[聴こえません。
花の声も、蝶の声も。
蜂蜜色へと変わる櫻は、彼の『蝶』だけを見つめているのです。]
[藤之助の声も、他の花の音も。
届かないフリ、聞こえないふり。
――――……そうでなければ朧を保てなくなってしまう。]
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[繋がる舌を伝って鼓膜を揺らす音。 掛かる吐息の熱さの差異>>119>>212には囃されるばかり。舌を追う視線の意味を、深追いしてはまた笑う。
肌を触れ合わせたい、と"らしく"ボタンをなぞる指を相手を弄っていた手で掴む。 掴んだ手をはだけたシャツの1番上にある留め具へと導いて。ひとつ、男の手で外して見せた。「こうするのだ」というお手本のように。
蕩け出した欲の気配、雰囲気が少しずつすげ変わって行く。 ……果たして今だけの事なのか、誰が相手でもこうなのかは、男の知る所ではないけれど。]
お前がやりたいと思えば、今日は何でもやっていい…
ただ"上はボタンを外すだけ"だ。 ………それだけ心得ろ。
(128) 2014/09/15(Mon) 21時頃
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[後頭部から、髪の感触を楽しみながら前へ移動する手つきは優しい物であったが、その目は誤魔化すように伏せられて。 交渉のような脅しのような。完全に上を脱がせないよう警告。その理由を聞かれれば曝け出すかもしれないが、聞けば表情が曇るだろう。
掴んだ手を離したのなら、相手の首筋に顔を埋めて影を隠した。 そうして、仄かに香りが移った肌に唇を触れさせながら、綺麗に整えられた帯をシュルシュルと長くのばして。 両手を鎖骨に添わせれば、布と肌の隙間に差し込む。肩、腕…といった具合に、態と肌を滑らせながら着物を落とすだろう。
その時に熱をもたげ始めている逸物が視界に入れば、尿道を塞ぐように直接手で触れてやろうと。**]
(129) 2014/09/15(Mon) 21時頃
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ん…っ…
[求められるままに、滑り込む感触は暖かなものでした。 粘膜の滑りが訪れれば、甘い呻きが漏れます。 合わせるように、逢わせるように差し出す舌先は ベルさまのものよりも仄かに熱いものでしょう。
いつも、買われる宵には 『蝶』へとお願い事を致します。
どうか、接吻けてくださいませ──…と。 どうか、仮初の愛を囁いてください──…と。
その甘さ在ればこそ、櫻の花は艶やかに色付くのでございます。 今宵もまた蜂蜜のごとき甘さに、僕はその身を咲かせるのです。 絡み合う舌先が、ふるりと震えておりました。]
(130) 2014/09/15(Mon) 21時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 21時半頃
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[指で内側の柔を掻き、折り曲げる度に内から圧掛けた。 指先は妖しく翻り、きゅ、と熟れゆく肉を詰る。>>120 武骨な指先は僅かでも動かすだけで、節が縁肉に掛かり、 拡張を強いて、内側も入り口も、己の指の形に撓ませた。
悦の予兆を見せる肉体は、白衣より覗く肌に色を撒き、 言葉で弄るほどに変色を辿る花を愛で。 チラ、と視線を彼の前へと下げると、 背後への刺激のみを齎された、彼の雄の角度を計る。]
―――仕方ねぇ、藤よ。 今日ばっかりは拙さに免じてやろうが、躾は必要よな。
[性質の悪い甘さを覗かせ、笑気を噛み。 五指は朧の頭皮へと伸びた。]
(131) 2014/09/15(Mon) 21時半頃
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[言葉を売れば戻って来たのは買い言葉>>125 少なくとも座敷遊びを初めてだと口にした相手に心の音が乱されるなど、らしくない。]
…ええ。まさか貴方のような淡麗な方と閨を共にするとは思わなかったので。
[一度は指摘された項に唇引き結びつつも。 けれども次には凪いだ瞳を取り繕い、ゆぅるひと弧を描いてみせる。
それでも外気に身体が晒されていけば、笑みは強張り。 裾を寄せる仕草と寸前見咎めた眇められた眼差し。
負けじと刺激される征服欲は、ただただ耳元に捻くれた言葉を送り込む。それが教えに反することなのかどうかは覚えていない。
一拍。その内に蝶が微かに惑う。 情の籠った視線を向けらたのなら、くすくす。笑み零して。]
…何を識りたいのですか?
[唇は耳元に置いたまま囁き。 一拍置いた後、隠された犬歯を歪んだ紺瑠璃を認めたならば、コクリと喉を鳴らしただろう。]
(132) 2014/09/15(Mon) 21時半頃
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[朋のために見せる献身か、熱のために焦がれる欲のためか。
口腔を巧みに使い己の熱情を育てる朧の髪を無造作に掴み、 柔く生暖かい肉を蹂躙すべく、自らも腰を繰り出し始めた。>>126
彼の奉仕の律動に合わせ、顔を引き寄せ、 派手な淫音奏でさせれば、懸命な慰みに滲ませる恍惚の色。
亀頭が彼の舌腹を摩擦する度、肥えてゆく熱源を教え。 低く喉を絞ると、小さな呻き声を漏らして、頂の予感に突き動かされるまま、彼の口内より猛る怒張と化した陽物を引きずり出した。
彼の紅い唇を捲り上げ、引き抜く際も小刻みな脈の余韻を残し。 そうして、一度、藤之助に視線を引いてから――、
朧の端正な面差しへ、咽返るほど濃い白濁を浴びせようか。 避ける事は、髪を梳き上げた五指が許さず、放埓な毒が散る。
ねっとりとした重い精液に穢れる肌を、悪辣は小さく笑った。]
(133) 2014/09/15(Mon) 21時半頃
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[月下の元で蝶の望んだ花如く。 命を受けたのならば、首を傾げて微笑み一つ浮かべるだけ。
それが正しい『花』としてのやり方なのだろうか。 ならばきっと此処は口端上げて首を垂れるべきなのだろう。
“仰せのままに”なんて大仰な言葉を紡ぎながら]
─…その手を使って慰めろと?
[小さな鉢から連れ出してくれた指先見下ろしつつ、溶けいるような声色で問いかける。>>127 導いてくれたその手を使い、教えろなどと。
僅かに瞳に宿るは寂寥感。 けれども相手は『蝶』であり、その人が望むのならばそうせねばならぬ。そう教わったのだから。]
…仰せのままに。
[小さく、微か揺れる聲で返事をすれば、黒に覆われた指先に口付ける。 そのまま控えめにその手を引いたのならば、首筋、鎖骨、胸元、臍へと時折息を零しながらも手を滑らせて。相手の様子をそっと朱を目元に乗せつつ窺った。]
(134) 2014/09/15(Mon) 21時半頃
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そう?それは嬉しいね。
[言外の意味を確りと汲み取って顔を綻ばせる。
櫻子はベルさま、ベルさまと呼んでくれる。 僕にはその名で呼んで貰えるのはとても嬉しいことだった。]
うん、僕の望みは元々櫻子さんと 楽しいひと時を過ごすことだからね。
[そもそも女を買うのではなく、この館に花を買い付けにきたのは甘い時間を過ごすためなどではなかったが。 だが今は目の前の櫻の梢への興味を掻き立てられていた。 当初の目的を達するよりも、彼を知ることにより得られるものは大きそうだ。]
(135) 2014/09/15(Mon) 21時半頃
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[櫻子はまた僕の名前を呼ぼうとした。>>124 紡いだ僕の名前ごと蜜を啜ろうと唇を重ねる。 そして櫻の花びらの中へと舌を侵入させ、 温度と湿り気の感触とを分かち合った。
優しく押し返される温かみに胸が熱くなる。 それを捕らえて軽く吸うと甘みすら感じるようだった。
口付けを深く交わしながら花を見つめると、 黒い長い睫毛が丸い真珠を覆い隠しそうな ほどに伸びているのが分かる。
本当にこの子は男なのだろうか?
間近で眺めて改めて疑問が湧く。 僕は疑問の答えを求めるように、 舌で蜜を交わしながらも櫻子の胸元に手を這わせた。]
(136) 2014/09/15(Mon) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 21時半頃
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[彼の目の前で精を浴びせる朋を見せ、 一等、羞恥と焦燥を感じるだろう瞬間に指を抜く。>>122 身体の中を占めていた異物が退けば、空隙が生まれるか。 彼の身体に飢餓を齎すような、物足りぬ洞が。]
ほうら、夜鷹の振りは終いだ。 ―――きな、藤之助。
[彼の髪から指先滑らせ、しな垂れる体躯を己の膝上に招く。 されども、彼の鏡面が対峙するのは己ではなく、 白濁に塗れし、朋の前であった。
浮かせた彼の腰の背後より、熱の引かない屹立を双丘の合間にすり合わせ、いやらしい笑い声が続く。]
脚を開け、しっかり見せてやんな。 ―――…大事な雛に、身を挺する様をよ。
[声に合わせ、彼の腰を引き寄せれば、怒張で一息に彼を穿つ。 散々香油で濡らした秘所を押し広げ、結合部を朧に見せ付けるように。]
(137) 2014/09/15(Mon) 21時半頃
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[腕を引いてくれと、そう望んだのは他ならぬ自分。
その手にまた触れることが出来た時、確かに左胸は鼓動を大きく揺らしたというのに。
結局、『花』は『花』でしかあらぬのだ。
胸元に残る花の教えを深く、深く刻みつつ。
そっと銀で覆われた縁を歪ませた。]
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[此の蝶が、何を愉しむのか、愉しんでいるのか、予測は淡い水音に消え。>>128>>129
たった一つ、約束事。 それには深く、頷いた。]
……貴方は僕を自分だ、と仰った。 其れは嫌だと思う事、僕も自分にはしないでしょう。
[己に触れる手付きは、決して嫌なものではないから。
薄く笑い、一つ目を開けてくれたのを真似し、二つ、三つとボタンを開け、続けていく。
素肌を滑っていく手の、唇の感触に、背に這うぞくりとしたもの。 ほう、と一つ甘い息を吐いて、徐々に押されるように崩れていく姿勢。
彼の下、細い黒の着物に手をかけるその頃に、蝶の指先は自身の熱を掴んでいた。]
(138) 2014/09/15(Mon) 22時頃
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……んっ。
[上擦る声を洩らし、腕で身体を支えながら擦り寄る。 二人の身体の間で、触れられれば、簡単に質量を増していくその行為を隠すように。
触れることを望み、彼の下へも腕を伸ばすことを、触れるまで悟られぬ様に。]
(139) 2014/09/15(Mon) 22時頃
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[彼の指は的確に閉じられた蕾を花開かせる。最初の頃の異物感は既になく、もう指の形を覚えたとばかりに秘肉は指に絡みつき奥へと誘うかのようにうねった。その際零れるのは切なげな吐息。それは蝶の項にかかり熱さを伝えたろうか
自分の昂りを、見られているのを感じ>>131、薄く紅に色づく肌と、下肢に見える膨らみを見つめる視線に一層首筋を桃色に染め上げた
やがて躾と称してその白濁を友の顔へと降り注げば、蝶は小さく笑みを零す]
おぼ――……っあ
[友の名を呼び咄嗟にその白を拭おうとすれば引き抜かれる指。その際行かないで、と縋りつく糟糠の妻の様に中の襞は去りゆく指に絡んだろう ふるりと身体を震わせれば、きな、と蝶の呼ぶ声がする そのまま声の主の方、言われるがままに膝上へと躯を滑らせる――が。 目の前にいるのは、白雲に塗れた朧月 どうして、と声にならぬ声が漏れる 何時もの様に無意識に腰は浮き、男の怒張を咥えこもうとするも、告げられる言葉にいやいや、と言わんばかりに首を横に振ろうとして
だが自分は花。買われた花は蝶の言葉に従わねばならぬもの。震える脚を叱咤し広げようとすれば、引き寄せられその熱に穿たれ]
(140) 2014/09/15(Mon) 22時頃
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――ぁ…あ……っ
[熱に濡れた囀りが、地下牢に響き 体は貪欲にその熱を求めきゅうと締めつけ、漏れ出る吐息は色を帯びる 目尻を朱に染め、潤んだ瞳で目の前の友に晒された藤。掠れた様に息を吐きながらも、蜜吸う蝶にもっと深くもっと色濃くと誘う様に自分を引き寄せた腕に己が手を絡ませた]
(141) 2014/09/15(Mon) 22時頃
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[見ないで、と声に出さぬまま、口はそう紡いで
目尻には快楽からか――うっすら涙が浮かんでいたろう]
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[ベルさまと呼べば、顔を緩やかに綻ばせて下さいます>>135 その表情にまたつられるよう、僕も綻んで見せるのです。 これが男女や恋仲なれば、それは素敵な情景でしょう。 地下牢という遊郭の中、甘い時が現実の刻を止めるのでした。]
そうですか? それは、とても嬉しいです。
[「楽しいひと時を過ごすこと」が望みであると告げる彼に 僕は同じ言葉で返しました。
『花』として望まれることが『しあわせ』なのです。
金色蝶が何を思い誘われたのかは、僕は知る事など出来ませんが こうして櫻の枝葉に翅を休めてくださるのならば 僕は応えて、色付いていくのでございます。]
(142) 2014/09/15(Mon) 22時頃
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[美しいという名前は、その御方に吸い込まれます>>136 触れ合う舌はそっと、蜜を得るように吸われ それだけで、くらと眩暈さえ起こしそうなほどに 甘やかな接吻を重ねていたのでございます。]
──、…っ
[吐息までもが震えたのは、彼の手が胸を這ったからでしょう。 白い着物のその下で、それこそ櫻の色をした小さな果実。 辺りの膨らみは丘と謂えるほどにもなく、けれど胸板と呼べるでもありません。 性別を感じさせず、しかし性欲を感じさせるもの。 密着すれば、項からは櫻の練り香水の甘さが香ります。
縋るように指先は、ベルさまのお洋服を掴みました。 果実ははしたなくも、ぷくりと硬さを帯びていることでしょう。
胸元を這う彼の手の甲に、片方の僕の手を添えて。 売れつつある櫻の実へとその手を導きました。]
(143) 2014/09/15(Mon) 22時頃
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[まるで物を扱うような手荒さで髪を掴まれると、その拍子に解けかかっていた鶯色が床に落ちこげ茶が散る。 それを気にせず、余裕なんて一握りあるか無いかの状況で。 質量を増していくばかりの雄を指で掌で紅い舌で、刺激を与えていく。
もうすぐ、もう少し………の所で熱源が遠ざかっていく。 どうする気なのかと主を見上げれば、三日月のような弧が描かれていて。 瞬間。>>133 飛び散ったのは白濁色にむせ返りそうな程の匂い。 それは己の顔を汚し、輪郭をなぞりゆっくりと滴り落ちていく。 瞳の奥が、『朧』の面の奥が面白いくらいに揺れるのを、一夜限りの花主は見る事ができただろう。]
―――っ…!
[指が、震える。 それを奥深くに沈めるために、白を指で掬い上げ一口舐める。 こうすると喜ぶ客は大勢いたが、今宵の蝶はどうだっただろうか。]
(144) 2014/09/15(Mon) 22時半頃
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[…何がいけなかったのだろうか。 ………いや、蝶は。最初からこのつもりだったに違いない。 自分の予測が外れなかった事を少しばかり恨みながら、 友をよぶ声は音にはならず空気を揺らすだけ。 どうにも上手く処理できない感情を、奥歯で噛み殺し。]
(本当、良い趣味してるな……)
[目の前で乱れる藤色の花とそれを味わう蝶を、ただ茫然と眺める事しかできずに。]
(145) 2014/09/15(Mon) 22時半頃
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[とうのすけ。
音にはせずに藤色の花を呼ぶ。
頭を撫でてやることも、雫を拭ってやる事もできないこのもどかしさ。
己が『朧』である事を、友である事をこれ程に後悔した事は無い。
関わりが浅い『花』となら、こんな思いをせずに済んだのか。]
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[花の媚態は己の鳩尾を灼く。>>140 特に今宵の二輪は圧倒的ですらあった。 互いに花としての矜持を持ちながら、友垣の情を捨てられない。 彼らの繋いだ親交から滴る蜜の甘美たるや、喉が爛れるほどである。
指を引き抜いただけで崩れそうになる身体に愉悦が盛り、 己の乾いた唇を舐めて濡らした。次から次へと飢えていく。 嫌がる素振りの彼を慰めるように首裏に口付け、弛緩を誘い、 圧力に開いていく結合部を見せるよう、藤之助の膝を抱えた。
開脚を強いて、窄まりの襞を熱塊が伸ばし。 先ほどまで朧が育てていた剛直が藤之助を犯す。
倒錯の香が一層強く変わった。]
(146) 2014/09/15(Mon) 22時半頃
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[物慣れたはずの粘膜は、異常な初体験に怯えているのか、 未熟に砲身を引き締め、圧迫を伴い絡みつく。>>141 されど、悪辣な男にとっては余興の一つでしかなく、 未通を玩ぶように満悦が口元を彩った。]
おうおう、こんなに拓いちまって可哀想になぁ。
――…舐めてやれや、朧よ。 ちとは藤の字も素直になんだろうよ。
[旋回を伴わせつつ、突き上げ始める腰。 必死に縋り付いてくる身体の外と中を嘲笑い、 肌と肌のぶつかる音を聞かせて、牢に響かせる。
指先で結合部の捲くれた縁肉をク、と圧して弄り、 顔に白いものを受け止めた朧へと犬の真似事を強制。>>144]
(147) 2014/09/15(Mon) 22時半頃
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[ぐらりと揺れ始めた鏡面と精巧。 戯れに挫いて長い一夜を遊ぶ蝶は隠蔽を許さない。 彼らに与えるは屈辱であり、蹂躙である。 心も身体も苛んで、己の白濁を自ら口に運ぶ朧に嗤う。]
不満が顔に出てるぜ、朧。 ………お前さんも疼くかね。
[態と彼の眼差しを曲解して受け取り、藤之助の裾を開いた。 朧の眼前には、男に貫かれた朋の秘所から、 兆す性器まで全てを視界に納まり。
――――それでも男に縋る藤花を知らしめて。>>145]
我慢できないなら、独り遊びを許してやるよ。 しっかり解しておかねぇと痛い目見るのはお前さんだぜ。
[友の痴態を弄れと言う、犯されるために身を整えろと言う。 朧の複雑な感情は、男の舌上に大層な美味を拡げていた。]
(148) 2014/09/15(Mon) 22時半頃
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[今まで与えられた中で五本の指に入る程の屈辱。 それを面へと反映させれば蝶は機嫌よく飛び回るだろう。 花は蝶を喜ばせるためにある。何度も何度も刷り込みのように、洗脳のように囁かれてきた言葉。 光の差さぬような場所まで沈めたはずの心とは別に、習慣という名の己を操る糸は朧を嫌でも動かす。>>148
眼前の藤を掌で包み込み熱を移す。 嫌だと首を横に振っていたかもしれない、雫が床へと吸い込まれたかもしれない。 それを気にせず先端へと唇を落とし。
主が望むままに犬のように舐め上げ、その合間に自分の指を濡らし菊門へと伸ばす。]
(149) 2014/09/15(Mon) 23時頃
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