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今は、ライトノベルですね。
何冊か出させてもらってる、連作の。
[読者も出版社も拾ってくれた編集さんにも感謝のしきりだ。
これのおかげで、ほそぼそでもやっていけている。]
他にも時々、単発で記事のライターやったり、ゲームのシナリオの手伝いとかしてますけど。
小説として本になってるのだと、単作のやつもあるんで、そっちなら今度、持ってきますよ。
[献本を受けて、一度読んだあとそのまま本棚にしまわれている文庫本。
読んでもらえるのなら、本もそのほうが嬉しいだろう。]
[今書いているのは、扉シリーズと題された連作の小説。
記憶を失った青年が、無数の扉のある奇妙な空間で目を覚ますところからはじまる。
扉の先はそれぞれ全く違った場所に繋がっており、扉の先に出ても、事あるごとにこの空間に戻ってきてしまう。
青年が自分の記憶を、そして扉空間がどんな場所なのかを探し求めるのを主目的に、扉の先での人々との出会いと別れや、様々な事件に巻き込まれるのを描いたライトノベルだ。
今回の青年は、扉の先で口の利けない少女と出会い、不思議と導かれるように霧立ち込める街へ迷い込んでいく――という導入になっている。
この先の展開ももちろん考えてはいるが、そこは秘密だ*]
[さて、目的も果たしたし狭いし息苦しいし、そろそろ脱ぐか、などと考えていた頃だ。
宇原がそっと、とても優しく…背後から抱きしめてきた。
28年。
岩動が女性とお近づきになれなかった時間だ。
同性の友人とは、じゃれて接触したこともあった。
だがもちろん、慣れるほどの経験はない。
それも男同士ということもあってもっと乱暴なふれあいだ。
ところが、今回はどうだ。
優しく、慈しむように。恐る恐ると抱きしめられた。
他人にこんなに優しく触れられたのは……初めてだった。]
[あまりにもふわふわと、優しく触れる手付き。そして塞がれた視界…
次にどこを触れられるか予想がつかず感覚が研ぎ澄まされる…
この感覚、我々は知っている。
──目隠しプレイ…!!]
ウツギくんこれ目隠しプレイみたいになってる!!
[さすがにもう、笑いを堪えられなかった。
病人を捕まえて一体何をしているんだ、と思いながらもケタケタと笑い転げた。]
【人】 宇宙原理衆 ウツギ[ごめんちょりんとは何時代なんだとか、しょこらちゃんのがんばりとか、目隠しプレイとか、包茎チンポマンとか、いろんな紆余曲折的なものがあった。 (146) 2018/12/02(Sun) 01時頃 |
りんご、はい、食べ……、……ん?
[
けれどその後の言葉も特になさげなので、気にしないことにした。]
そう、ごろごろして寝づらいんですよね。
俺、ちっちゃい時、ごろごろして気持ち悪いばばってキャップ開けぢゃって、布団べじょべじょしで怒られたことありばすよ。
あと高熱出たとき、母親が、一晩中あたばのタオルかえてくればび。
大変だったぼなって、思いばすよ。
[
少し、ほっこりした。
凛堂さんのキーを打つスピードが遅くなってることには、気付けなかった。]
あー……らのべってやつ。
あで普通の小説となにが違うんべす?
[
へー、記事のライ"……ベフッ……ライターっていぶと、お店とか作品紹介びたいな、です?
そぶいうの考えて書けるの、すごいですよね。
はい、ぜひ。
あんばし本とか読んでないんですけど、なんか気にばるんで。
読んでびたいです。
【人】 宇宙原理衆 ウツギ え? (147) 2018/12/02(Sun) 01時半頃 |
あ、そだ。
あの、かわりて言ったばなんですが。
そこの編みかけの帽子、出来上がったば、凛堂ざんもらってくだばい。
たぶん俺より、似合うと思うんで。
[帽子は、あとはてっぺんの編目を少し減らし、絞れば、完成する。]
……ボンボン付けばしょうか?
[白くて、おっきいやつ。
それは冗談だけどと、笑っておこう。*]
ん……、ああ、いや、林檎剥くのにナイフ持ってこようと思ってたんですけど、忘れたなって。
包丁で剥くんで大丈夫です。
[口から出てしまった音は戻らないから、あははと苦笑い。
気にしないでくださいと締めくくって、大丈夫と何度か頷いた。]
ああー、僕は開けまではしなかったですねぇ。
あの、たぽたぽした感じが好きだったのもあって、開ける発想がなかったのかも。
[布団が濡れるのは大変そうだと、顔も知らないお母様に同情する。
懐かしい話は気が休まって、手が止まっても気にならない。]
め、いさぁん…… く
くるしぃ……
[と押し付けられた姿勢で、布団に顔を少し埋もれさせたまま、苦しげに口を開けて、はあ、はあ、と息をした。]
【人】 宇宙原理衆 ウツギ (152) 2018/12/02(Sun) 02時頃 |
【人】 宇宙原理衆 ウツギ (153) 2018/12/02(Sun) 02時頃 |
ねー、メイさんさー……。
ベッドで寝ない……?
厳密な定義はないですけど、普通の小説よりテーマが軽いというか、うーん……読みやすいっていうのも語弊がありますけど、コミカルだったり気軽に読める感じですかね。
[自分の話がコミカルなのかどうかはよくわからないが、世の中の認識的にはそのあたりだろう。
]
あー、お店紹介とかはあんまり、そんなに知識ないんで。
モニターテストとか多いですね。会社から新作の商品が送られてきて、感想とか口コミとか書く代わりにその商品が先に使えたりもらえたりするっていう。
[モニターテストは貧乏人にはたいへん助かるシステムだ。
化粧品なんかは女性限定だったりするのだが、家電や日常小物系は結構回ってくる。
本が読みたい件については、また次回と約束する。]
えっ、いいんですか?
でも悪いし、代金お支払いしますよ。
僕のは献本分ですけど、方徳さん材料費も手間もかかってるし。
[似合うと言われたのは嬉しいが、なんだか申し訳ない。
ちなみにボンボンは丁重にお断りした**]
[強く押し当てられた、彼の腰の位置にある主張
同性であり、こうして求められているただ一人として
それが何か分からないわけが無い。
柊真が、欲情している。
あの女の子たちではなく、自分に。
喉を鳴らしたおれには、嫌悪も怯えも少しだって無かった。]
[────それなのに。
おれには余裕なんて最初から無くて
自分だってそんなにもなっているのに。
こんな時まで意地悪を発揮するなんて。]
ッ、…… 馬鹿
[昔から何度も柊真に言われていた
向ける側になることは殆ど無かった、たった二文字。
拗ねと羞恥を含み、声になる。
元より、外出も過度な寒冷も想定されていない
安全で快適な寝具の上で眠る為だけの衣服は
固い生地を持つジーンズよりずっと薄く柔らかく
より直接的に感触を伝えるようだった。
対する、その手
意図的な動きだけじゃなく、布の隔たりもまるで相手の味方。
齎される痺れを少しでも拾おうとしてしまう身体は、
それでも満たされはせずもどかしくて仕方なくて、
もぞもぞ腰を動かしてしまう。]
[そして、そう時間は掛からない内に
焦れる熱に任せ、行動を起こす。
意地の悪いその手を取り、動きを止めさせ
確かに主張する中心に導く。]
……、 ここ
[なんてことをしているのだろう。
耳まで熱い。きっと、赤くなっている。
熱に浮かされたような相手の言葉
何を言っているのかと、そう思ったけれど。
口に出来ないなりに彼に従った短い声にも
似た響きが、確かに含まれていた。
押し上がる部分に触れさせた手、その甲を
導いた手で撫でる動きは、背を摩り労った時と違い
むしろ、彼の触れ方に似ている。]*
え……?
林檎わざわざナイフでむくんですば?
[
なので当然、リンゴをわざわざ果物ナイフで剥くなんていう発想は、なかった。]
たぼたぼ、耳のそばでうるさぶて、だべでした。
……ズーーーーッ
[順調に増えてゆくティッシュ山は、そろそろキャパオーバーになりそうだ。
けれど押し込めば、まだいけるだろうと。
手を伸ばして、ぐいぐいと押し潰しておこう。]
気軽に……ああ、いいすね。
小難しいのば多分、だべなんで。
もにたーて、それいいでふね。
あぁでも、俺やったば「使いやすいです」とか「ちょうどいいです」とかしか書けなさそう。
[
本については、軽く頷いて了承を示しておこう。]
……あー……いや。
それ言ったば、これも、残り物の毛糸で、暇つぶしべ編んだもんだし。
いつもおかず、御裾分けしてもらって……あ、テシュとば、ポカリのお金……!
[
とはいっても、今この状態じゃ、払えないし。]
あの、金額だしといてぶださい。
あとで渡しばすんで。
[失念していた気恥ずかしさに、またちょっと、顔が赤くなった気がする。]
[キーボードが、カタカタと優しい音をたてるのを聞きながら、他愛のないことを話していると、少し、眠くなってきた気がした。]
……ふぁ、ズビ……
ぁ……。
あの、凛堂さん……。
[瞼が重い。
そろそろ眠れと、身体がサインを出している。]
ひとつ……お願いして、いいべすか……?
……手、もっかい……。
握ってもらって、も……、……
[さっき、とても気持ち良かったから。
きっとよく眠れそうな気がして。
控えめに、毛布の端から右手を出して……]
[布団をぶつけると、宇原が苦しげな声を上げたので咄嗟に押さえつけていた手を離した。]
うわ、ごめん。
[相手は病人なのだった。いつもの調子で接するのは荒すぎる。
もう一度布団をゆるく掛け直すと、布団の上からぽんぽんと優しく叩く。]
[「ベッドで寝ない?」つまりそれは…]
えっ…と…
そ………っれは…狭くない?
[なんとなくどもってしまった。
よろしくない。]
ああ〜〜〜、そうだ。
ウツギくん寝る前に布団敷いちゃうか。
起こすと悪いしね?!
[椅子から立ち上がり、布団のありそうな方へ向かう。少し挙動不審だったかもしれない。]
【人】 宇宙原理衆 ウツギ ういっす。 (158) 2018/12/02(Sun) 03時半頃 |
【人】 宇宙原理衆 ウツギ 布団、ここ。 (159) 2018/12/02(Sun) 03時半頃 |
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