215 【誰歓】エンドローグ
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[カレーを食べ終えて、ごちそうさまと手を合わせた。とりあえず皿を水に浸しておこうかと席を立った千秋の背後で、その会話は交わされた。 帰れる。日向の、どこか確信を含んだ声。>>@7 そこに続いた、黙っていたことに対する謝罪の意味に頭が追い付くより先、日向が食堂から飛び出していった。 さらに、追い打ちをかけるように五十嵐の言葉。>>100 扉が、開いた。 弾かれるようにして食堂を飛び出した幾人か。扉が開いたことよりも、日向の小さな背中をこそ追いかけたようにも見えた。]
あ、ちょ。
[千秋も追いかけたかったが、手に持ったままのカレー皿の処遇に迷い、一瞬立ち止まる。すぐに、置けば良いのだと気が付いて、テーブルへ皿を放置して、食堂を駆け出した。]
(123) busoa 2015/02/12(Thu) 22時半頃
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[若干出遅れはしたけれど、廊下を歩く梶や神田の横を駆け抜ける。視線の先、五十嵐が段差に足を取られて壁に衝突した。>>105 大丈夫かと心配はしたが、とりあえず意識はあって失敗をぼやく程度にはしっかりしていたようだった。>>106 だから、薄情と思いつつも千秋は立ち止まらずに過ぎ去った。]
ごめんなさい、先に行きます!
[走りながら、今しがた追い抜かした五十嵐の言葉と、食堂を駆け出していった日向の言葉の違いを思う。]
『扉なら、しばらく前に開いたなァ』>>100 『さっき、開かなくても、……ちゃんと、開くから。』>>@7
[そこにある差は、明確だった。事実と、知識。それは千秋が寸胴鍋の場所を言い当てたことと同じように、日向の持つ知識の異質さを示している。]
でも。
[でも、と千秋は思う。 日向の声は、悲しそうだった。]
(124) busoa 2015/02/12(Thu) 22時半頃
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[玄関ホールの入り口。そこで、千秋は足を止めた。そこには、先に駆けていった寧斗の姿もあっただろう。 追いかけたはずの背中はその先にあって、しかし、千秋は声をかけることができなかった。 開いた扉。白い闇。その手前に立つ二人の後ろ姿が、どうにも出来ない事実を物語っていた。>>107 >>@13]
ああ。
[千秋は、帰ることができる。瑛美も、寧斗も、五十嵐も、「帰りたいと思うことが出来たならば、帰ることができる」>>2:124 けれど、日向は。日向だけは。もう……]
『私、帰らない』>>@13
[その、張りのある声に、千秋は顔を上げた。日向は、残ることを選んだ。今、この瞬間、過去の選択に後悔があったのかは、千秋には分からない。分からないけれど、ただ悲しみだけを湛えたような響きは、そこには無かった。]
(125) busoa 2015/02/12(Thu) 23時頃
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あーあー、辛気くさっ
[たどり着いた扉前でいいムードを醸し出してる北仲>>109と日向>>@13に、吐き捨てるように言い放つ]
あのさぁ、あんたら会って、何日目?ここで日にちの概念がなくても、体感で一週間も一緒にいないよね? よくもまぁ、そんなに。 臭すぎて、反吐が出るよ。 なぁーに、セイシュンって奴ー? あは、ばッかみたい。 どうせ心の中ではお互い自分の事ばっかでしょ。 なーにを良い人ぶって、見てる方が恥ずかしいね。
[嫌味なほど憎らしい笑みを浮かべて、言い放つ。どいつもこいつも、何を良い人ぶってるんだ。本当は相手がどう思ってようが、どうでもいいはずだ。自分が帰りたきゃ、帰る。相手の事情なんてどうでもいい。バカバカしい]
日向が帰れない事が後味悪くて自分が嫌だから、駄々こねてるだけなんじゃないの? さっさと帰れば? どうせあっちに帰ったら、ここの事なんかすーぐ忘れるだろ。
(126) rei0x0 2015/02/12(Thu) 23時頃
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[千秋は、玄関ホールへと一歩を踏み出した。]
日向さん。
[声を、かける。説得は、きっと意味がない。これは、日向の心を変えれば良いという類の話ではないのだと、千秋には分かっていた。開いた扉の向こうにある、白い闇を見て、何故だか知らないが、そう理解していた。 だから、かけるのは、別の言葉だ。]
僕は、帰ります。 ……何か、伝言とか、ありますか? ここのこと、覚えていられたら、ですけど。届けるよ。向こうの人に。
[あるいは、日向の親類縁者へそれを届けたところで信用されないか、もしかすれば殴られるくらいのことはあるかもしれない。けれど、千秋に出来そうなことはそれくらいしか思い浮かばなかった。]
(127) busoa 2015/02/12(Thu) 23時頃
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[慶一の言うことにすぐに返答は出来なかった。>>120 太一のことはきっと、彼の言うとおりなのだろう。 きっとこの世界に「クスリ」はない。
この場に残る者が居れば、きっと太一にも残った者にとっても。 それは…余り適切な判断ではないように思えた。
ただそれは、彼自身が選ぶことでもある訳で、太一を見遣り、そこに浮かぶ彼の表情に、瑞希はひとまず笑って応えることにした。]
……ひとまず、あおいちゃん達、追い掛けない?
[そう言って太一を促して。太一が歩きだすのを確かめると自身も慶一の後に続く。 慶一の背中を眺めながら。
――私は、君も放っておけないんだけどね。
声に出さずに彼の背中に呟いた。**]
(128) milkxxxx 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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[「帰らない」そう口にしたことで漸く周りを見る余裕が出来て、周囲を振り返る。 ホールには、ぽつぽつと何人かがやってきていただろうか。
と、千秋に声をかけられた。>>127]
うん。
[きっぱりとした「帰ります」という明言は逆に潔くて、どこか安心感すらある。 そういえば食堂でも、帰る道を探すのだと真っ直ぐに宣言したのは彼だった。>>96 台所へ戻った時、どこか緊張感を漂わせて自分たちを出迎えた千秋を思い出す。 彼は、ここで何かを、得たのだろうか。 よかった、というように頷いてみせて、続けられた申し出には]
……ううん、ない。
[少しだけ思考を巡らせたけれど、結局は首を横に振った。 伝える言葉の何が適切なのか分からなかったし、そもそもここへ来てからどれぐらいが経っているのか分からない。 永劫のような時間を過ごした感覚もないし、鏡で見る自分の見目も大して変わっていないように思えるけれど、浦島太郎よろしく長い時間が経っているかもわからない。 そんな状況の中、千秋にとっては縁もゆかりもない自分の知人を探し出して、何かを伝えて欲しい、というのは少し重荷過ぎるようにも思えた。]
(@14) Maki_hinata 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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でも、ありがとう。 ……カレーも、ありがとう。
[その優しい申し出には、感謝している、と。 頭を下げる。 一度は告げたカレーの礼>>@1も、もう一度、と付け加えた。 他者が作ったごはんが、とても久しぶりで。 それを、一緒に食べてくれたことが、どうしようもないぐらい嬉しかったのだと──今なら、それも含めて伝わるだろうか。]
(@15) Maki_hinata 2015/02/12(Thu) 23時半頃
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[するりと逃げていく腕>>@13を、咄嗟に引き留められなかった。 無理に追いかけたって、どうしようもないことだから。それは、やはり言い訳なのだろうか。 自分の力でどうにもならないことに、どう折り合いをつけていけば良いのだろう。
頑なにも思える言葉を紡ぐこの子は、一体どうしてこんなに気丈でいられるのか。
はじめて出会ったとき、かわいそうだ、と思った。 こんなに小さいのに、と。だから、きっと一緒に帰ろう、と。 それは結局の所、今もどこかに根付いていて、 こんなに小さいのに、ひとりで立ち続けている、そうしなければいけなかったこの子がかわいそうだ。]
こんなのって、
[ふつふつと湧き上がるのは、確かに憤りだった。 帰りたいと、彼女は言わなかった。 けれど、それを抜きにしたって、こんなのってない。 優しくなんてない。そのやり方に、無性に腹が立った。
掴んだ腕に、確かに温度はあったのだ。おいしそうにごはんを食べていた。 それなのに。それなのに。]
(129) nabe 2015/02/13(Fri) 00時頃
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―― ホール ――
[玄関ホールに足を踏み入れると、あおいと瑛美、寧人と千秋の姿が見えた。 彼らの奥には、臨也の言う通り>>100、あれほど蹴ってもビクともしなかった扉が今は、外へと導くように扉が開かれている。
此処へ来た時の予感が、脳裏を過ぎた。>>0:82
慶一の声が響いた時、其処に居た者達の表情が少し変わったのを見とめながら。あおいと瑛美と。おそらく寧人とのやりとりを推察する。>>126
日向が帰れない>>126。その言葉に少しだけ引っかかりを覚えながらも、うまく言葉には出来なくて、暫く様子を見届けていれば、千秋が口火を切る。>>127
その時の千秋を見て、少しだけ。驚いた。 彼が一番、此処に残るのではないかと思っていたから。]
(130) milkxxxx 2015/02/13(Fri) 00時頃
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――私も、帰るわよ。
[誰も話し出すものが居なければ、ぽつりとその声は響いただろうか。]
ここには『何もない』から。 傷つけるもの、傷つけたいもの。 残っていれば居心地はいいのは確かだろうけれど。 これだけの人数がここで暮らせば、それも変化が訪れるかもしれない。 どこまで、この何もない所で平穏に暮らせるかは知らないけれど。
それは、私が『望む』ものじゃない。
(131) milkxxxx 2015/02/13(Fri) 00時頃
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――うるさい、
[今度こそ、吐かれた棘>>126を恐ろしいとは思わなかった。 けれど、ただ、何に対してかも分からずに、腹が立って仕方がない。 どうしようもなくて腹立たしくて、それでいて、滲むのは涙だ。]
うるさい、バカ、揚げ足ばっかりとって 忘れるもんか 帰ったって、忘れるわけないじゃないか、こんなの 一生、忘れるわけないじゃんか
[どれくらいの間、一緒にいたとか、後味がどうとか、深く考えちゃいなかった。 この感情にちゃんと経路や理由をつけて整理すれば、それが正解なのかもしれない。
けれど、そんなことはどうだって良いのだ。 ただ、悲しみが、怒りが、ぐらぐらと体の中をぐちゃぐちゃにしてしまうくらいに暴れて仕方がないのだ。 涙がこみ上げるのは、自分のためかもしれないが、 この悲しみも、怒りも、一緒に帰りたいと思ったことも、本当だ。
どうして彼は、そんなことも分からないのだろう。そのことに、憤慨する。]
(132) nabe 2015/02/13(Fri) 00時頃
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――わたし、残る 帰らない わたし、ここに残る
[それはきっと、売り言葉に買い言葉、そんなものだったけれど。 湿っぽい声で勢いのまま。言葉にした瞬間に、何かがぞわりと背中を駆け上がった。 帰らない。ここに残る。それが何を意味するか。 そういった実感のようなものが、ぞわりと背中を撫ぜた。]
(133) nabe 2015/02/13(Fri) 00時頃
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[言われると思った。言われると思っていたけれど、よくもこう、テンプレ通りのお綺麗な台詞を。笑いが込み上げた。胸の中はぐるぐると痛みを覚えるのに、腹の底から笑いだしたかった]
そりゃ!そうでしょう!今はそのフシギ現象の真っ最中で。 仲良しごっこの真っ最中でしょ? それなのに今忘れるかもしれないなんて、思わないもんだよ。
でもね――
そんなの、あと十年もしたら、どうでもよくなる。 あっちの世界で、自分の生活があって……そしたらあんたの中で、誰かの悲劇は良い思い出になるんだ。 それが、人間だよ、北仲さん。
[しかしその直後に言われた言葉に、思わず大声をあげてしまう]
(134) rei0x0 2015/02/13(Fri) 00時頃
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はぁ?!
何言ってんのあんた。 考えもなくそういう軽率な事言うから、ネットであんな事できるんだろ。 もうちょっと考えなよ。
[バカにしたように、彼女を見据えた]
(135) rei0x0 2015/02/13(Fri) 00時頃
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戻る場所が、辛くても。 此処では何も進まないから、帰る。
[そこまで言い切れば、緩く周囲を見渡したか。 他の者がどうするかと、問いかけるように。
そして最後に、帰る場所がないという少女を見据える。>>@15]
貴方がいつからここに居るか、ずっと気になっていたの。
(136) milkxxxx 2015/02/13(Fri) 00時半頃
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[彼女の言動の端々に、此処で出会った者達とは違う空気を感じて。それを確かめるように言葉を紡ぐ。]
……貴方がここを出る事を選べば。
貴方の元に居た場所には帰れないかもしれない。 私達とも同じ時間とは限らない。
それでも貴方だって、この扉を超えれば、 次に進むことは出来るんじゃない?
[数々見てきた彼女を見れば>>@1:5>>@2:23>>@3、彼女が此処にとどまることはどうしても腑に落ちなくて。そう告げると彼女の言葉を待っただろうか。**]
(137) milkxxxx 2015/02/13(Fri) 00時半頃
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[梶のいっそ小気味いいほどに切り捨てるような声に、振り返った。>>126 ばっかみたい。……その声には流石に、少しだけ眉を寄せたけれど。]
……1日も、一緒にいないね。
[何日目?問いかけに、ふと気づいたように言葉を零す。 眠たくなったら眠って、また起きる。ここではそんな感覚で過ごしているけれど、自分の体感としては丸1日すら経っていなかった。 それでも何故だろう、──彼らが後悔のない選択をするように、そして願わくば現実へときちんと帰ってほしいのだと、心の何処かで願ってしまうのは。 それは、梶が言う通り、自分が帰らない選択をしたからこそ湧いてしまう押しつけの感情なのかもしれなかったし、彼らがみなそれぞれ何か心に抱えるものを持ってここに迷い込んだからこその、歪な同族意識なのかもしれなかった。
傍らで、憤慨したように北仲が「うるさい」と言い放つ。>>132 それを横目に、梶へなんと言葉を返したものか迷っていれば]
(@16) Maki_hinata 2015/02/13(Fri) 00時半頃
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……えっ?
[上がった声は、梶の大声にかき消されただろうか。 帰らない。>>133 唐突な北仲の宣言に、ただ固まる。]
……え、ええと、
[──もしかすれば、須藤が薬を扱うところを見たときよりも、泣き崩れる神鳥と嗤う梶を見たときよりも。 ……何故か、今が一番驚いた瞬間かもしれなかった。]
(@17) Maki_hinata 2015/02/13(Fri) 00時半頃
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[自身の言葉は、瑛美と慶一の言葉に重なって。>>132>>135 誰に届いたかまでは知る由もない。 ただ、彼女たちの声はしっかりとこの耳に届いて。 騒ぎが収まる頃に、瑛美へと姿勢を正す。
それは、決して慶一を肩を持つ訳でもなかった。 ただ、瑛美から出た言葉には勢いしか感じられなかったから]
一過性の同情で選んだとしたら、それは彼女に失礼よ。 彼女は私達より先人なの。
此処に残るつもりなら、ちゃんと貴方の意志で、 貴方の為に残ることを考えなさい。
[涙を滲ませる彼女に、その言葉は冷たく聞こえたかもしれない。 それでも此処に残る事を選ぶなら、それなりの覚悟を意識してもらうつもりで。**]
(138) milkxxxx 2015/02/13(Fri) 00時半頃
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―ホール―
[少女達を追ってたどり着いた先は、数刻前までいたその場所だった。 先程までと違うのは1点だけ。しかし、それはとても大きな相違点だった。
――玄関が、開いている。
あれほどまでに頑なに開こうとしなかったあの扉が、ぽっかりと口を開けている。 それに目を瞠らずには居られなかった。
まるで、雪が積もっているかのように、扉の先は真っ白だ。冷気すら感じられる気がする。 それでも、何となく理解出来た。 ここを潜れば、出られる、と。
そして、同時に察する。 出ない事も可能であると。その末は――]
(139) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 00時半頃
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[首を振って、頭を過った仮説を追い出す。
出ない、という選択肢は自分の中にはない。 確かに、この傷を背負って生きる道は、苦しくて辛いものだ。 しかし、醜い怪人でも誰かを笑顔にすることも出来る。
ここに来た時に出会った者達の様子を思い出す。手品で取り出した花を渡した時のこと。 驚いたように目を見開いた後に、ふっと笑顔になってくれた様子なんて、何よりも嬉しかった。 これからも、彼らのような子供に夢を見させてあげたい。そう思うのだ。
彼らの事情は殆ど分からない。 けれど、未来ある彼らの夢が消えてしまうなんて、潰えてしまうなんて、余りにも勿体無い。そう思う]
(140) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 01時頃
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……君は。 いや、君達は、後悔しないのかい?しなかったのかい?
[帰らないと叫んだエミ>>133や、それから外に出られると分かっても、顔色を変えすらしなかった者達へ。 最後の過去形の言葉は、何処か寂しげな様子のあおい>>@13に向けて。 残酷だろうとは自分でも思う。けれど、聞かずには居られなかった。
責めるでもなく、けれど、説得する訳でもなく。 ただ、ぽつり、呟くように静かに問いかけただろうか**]
(141) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 01時頃
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[ああ、この場所でこんなにも途方にくれたことって、なかったかもしれない。 どこか新鮮ですらある感情を胸に周りを見回せば、寧斗の言葉が耳に入った。 ──後悔。>>141]
……してる、
[してるよ。 後悔のない選択を。……言うのはひどく簡単で、行うは殆ど不可能な、そういう言葉だ。 帰っても、今度は「留まれば良かった」という後悔が、いつかどこかで訪れるかもしれない。選ばなかった道を、いつかの未来で、何度も何度も思い返すかもしれない。]
……私、帰らない。 でも、後悔は、してるよ。 これからも、後悔、すると思う。
(@18) Maki_hinata 2015/02/13(Fri) 01時半頃
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[矛盾のような言葉が、本心だ。 分かっていて、それでも言ってしまうし、願ってしまう。ここに残ることを、選ぶなとは言わない。選んだ自分がそれを言う資格はない。……けれど。
どうか、──あなたたちは、後悔のない選択を。
思って、真っ直ぐに、顔を上げる。 皆が何を言うのか、どう動くのか。何を選択するのか。目に、焼き付けるように。**]
(@19) Maki_hinata 2015/02/13(Fri) 01時半頃
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だってこんなの、
[刺さる視線と投げかけられた言葉たち>>135>>@17>>138>>141に、まっすぐに目を合わせることができなかった。 言葉が出てくることはなく、唇を噛み締めて、地面に視線を落とす。強く見る。 じわりと嫌な汗が滲んだ。わかってる。駄々をこねている。
――同情じゃない、と思いたい。言いたい。いや、そうなのだろうか。 それさえあやふやで、ただ、納得がいかなかった。この状況が、仕組みがいやだ。
ここに残ることが為になる、とは、どうしたって瑛美には思えなかった。誰にとっても。 でも、一緒に帰れない、という。帰らないという。 ああ、自分だけ帰るなんて、投げ出すみたいで、悔しいじゃないか。一緒に帰りたいと思ったのに。
多分、それだけだ。同情でさえない、こどもが駄々をこねているのとおんなじだ。それだけ。]
(142) nabe 2015/02/13(Fri) 01時半頃
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[後悔はする。何を選んだって、するのだと思う。>>141 ここを出てしまえば、残してきた者のことを考えて。 留まったって、帰りたいと。きっとみっともなく泣きわめく自分の姿が想像できてしまう。
欲深いのだ。あれもこれも、ベストじゃないからやになってしまう。 やんなっちゃうから、つまらぬ意地を張っているのだろう。 そこに折り合いを付けなければならないのだと、女の言葉>>138はそう解釈した。
惨い。なんで全部抱えていけないのだろう。かんぺきにハッピーが良いに決まってるのに。 ――あるものから選ぶ癖をつけろよ、と兄は言ったっけな。 つまりは、今瑛美が求められているのは、そういうことなのだろう。
それなら、わかりきってはいる。 勢いのままに宣言した途端、纏わりついた嫌な気配や、怖気づいて合わせることもできなかった目は。 それがどういうことなのか。後悔はしないのか。 ここに来て、何度"帰りたい"、と思ったか。
ゆっくりと口を開いて、言うのが精一杯だった。]
(143) nabe 2015/02/13(Fri) 02時頃
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……わたしは、あなたといっしょに、帰りたかった
[それが答え、と言ってしまうには、あまりに拙い言葉だけれど。 ぐず、と鼻をすする。
後悔をしていると、そう言える>>@18彼女はやはり強い。 これ以上、下手に口を開くとまた困らせてしまうばかりに思えて、ぐっと口を噤む。 情けないけれど、それがせいいっぱいのところだった。
同時に、思っていた。忘れない。何があっても、どれだけ長生きしても忘れない。 だって、これは悲劇>>134じゃない。そんな、安っぽい言葉じゃ済ませられない。 悲劇じゃないなら、何なのか。 そう探り始めた思考は、数秒もせぬ内に、とんでもない言葉>>135に引き戻され――]
(144) nabe 2015/02/13(Fri) 02時半頃
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な、なっ――……言わない、って、
[悲鳴のように、声がひっくり返る。 あまりに驚いて、顔が爆発しそうに熱いのと、心臓も破裂してしまいそうに早く打つのとを感じながら、それ以上なんとも言うことができなかった。 フリーズ。警戒しておけよ、と少し前の自分は念を押したはずなのに、あれやこれやですっかり忘れていた。 その反応こそが一番まずいと、うっすらと分かってはいたけれど、唖然とした表情を少しの間梶に向けていただろうか。**]
(145) nabe 2015/02/13(Fri) 02時半頃
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― 台所 ―
ホールの扉が開いてる……? なんでそんな大事なこと、早く言ってくれないんですか。
[カレー皿を、かたんと机に置いて。 信じられない、というように五十嵐>>100を見つめた。 そんな大切なことを。なんで。 少し責めるような口調になっていただろうか。 続いて、謝罪をして台所を飛び出す日向の>>@8姿]
……あ、あおいちゃん。
[突然のことに、反応が遅れる。咄嗟に立ち上がれない。 日向の後を追う北仲>>102と道化>>103の姿を目で追って。 すっかり出遅れてしまった、と台所に残ったメンバーを見遣った]
(146) gurik0 2015/02/13(Fri) 02時半頃
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