164 天つ星舞え緋を纏い
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─ 自宅 ─
[駆け戻った自宅は、静かだった。 母一人子一人、慎ましく暮らしてきた家には、一見すると異変はない。ないけれど]
……静か……すぎる?
[異変がない事が、今の状況では逆に異常にも思えて、夢中で中に飛び込んだ]
かあさん、どこ!
[呼ぶ声に返事はなく、それが焦りを募らせる。 静まり返った家の中、忙しない足音を響かせて母の私室へと向かい]
(129) 2014/02/16(Sun) 18時頃
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[ゆるく広がるあかとくろとしろに、音と動きが全て、止まった]
(130) 2014/02/16(Sun) 18時頃
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[しろは広げられた衣装。白拍子の舞装束。 くろは乱れた髪。一束に結われていたはずの黒髪。
そして、あか。あかいろ、は]
……か……。
[舞扇と、白鞘巻の太刀を守るようにかき抱いて倒れたひとの。 背に刻まれた、爪の痕から溢れたしずく。 それが何を意味しているかは、これまで見てきたものからわかる。 わかる、けれど]
……ど……し、てっ……!
[だからと言って、受け入れられるものではなくて。 崩れるように、倒れた母の傍らに膝をついて手を伸ばす。 背後にゆら、と黒い影が揺らめいたのは、それとほぼ同時。 鋭すぎる爪を持つ、熊を思わせる異形は、無防備とも言える背に一撃加えんと前脚を振り上げ──]
(131) 2014/02/16(Sun) 18時頃
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[刹那の間の後、振り下ろされたはずのそれは全く違う方へ向けて、飛んでいた]
(132) 2014/02/16(Sun) 18時頃
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……いい加減にしろ。
[場の静寂を取り払ったのは、低い声。 左の手には鞘、右の手には抜き放たれた白鞘巻。 在り得ぬ速度は、『時』手繰る力のなせる業]
……奪って、壊して。 何がしたいんだよ、お前たち。 ……どうして、こんな事をっ……!
[問いはすれども、答えは期待してはいなかった。 片前脚を落とされてなお、こちらに爛々と輝く目を向ける異形を静かな瞳で睨みつつ、一歩前へと踏み出す。 太刀の扱いなどは知らぬ。故に、それを振るう動きは舞扇を操るそれと似る。 優美とも言える舞の動きは振り下ろされるもう片方の爪を往なし、くるり、身を翻す動きに乗せて放たれた横一閃が、異形の胴を断ち切って]
…………。
[訪れたのは、再度の静寂]
(133) 2014/02/16(Sun) 18時頃
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……かあ、さん。
[は、と重い息を一つ吐いた後、改めてその傍らに膝を突く。 唐突過ぎる喪失は、中々実感を伴わない。 叫びだしたいくらいなのに、声が出てこない。 言いたい事も、数え切れないほどあるはずなのに]
……ごめ……ん。
[ようやく零れたのは、短い言葉と、澄んだしずくがひとつふたつ。 それから、唇をきつく噛んで、手にした太刀の刃を拭い、鞘に納めた]
……いか、ない、と。
[小さく呟き、立ち上がる。舞扇は、母の手に。太刀は自身の手に残したまま]
……終わったら、戻ってくる、から。
[その終わりが何を示すかは、自分でもわからないまま、こう言って自宅を出て。 ふ、と、空を見上げた]
(134) 2014/02/16(Sun) 18時半頃
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[外に出て、周囲を見回す。 相変わらず、動くものの姿は見えない。 元より、村外れに近いこの場所は、隣近所もやや遠いのだけれど]
さっきの、ちゃんと、届いたみたいだし。 ……一人、無事なのは、確かか、な。
[心中紡がれた言葉>>119、それは届く事はなかったものの、その想いは確かに感じ取れた。 それが近しいと感じる所以は未だ知らぬものの]
他にも、誰かいないか。 ……ちゃんと、確かめないと。
[確かめて、その先でどうなるかは、自身にも読めぬけれど。 立ち止まっているのは辛いから、歩き出す事を選んでいた。**]
(135) 2014/02/16(Sun) 18時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 18時半頃
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[坊主が歩みを進める度に、じゃらん、じゃらん、と、錫杖が鳴り、ごう、と燃え上がる焔の中に、妖や人が飲み込まれる。 最早、燃やす相手が何者であるかを、坊主は確かめさえしていなかった]
[襲い来る小さな妖の数は次第に減っていたが、骸の数は村の中央に近付けば増えるばかり]
全て燃やすも、大儀やな。
[ひとつ息つき、燃やし続けた焔を消せば、道の先、畦道を駆けて行く青年の姿が目に入る>>128]
(136) 2014/02/16(Sun) 19時半頃
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ふん、生き残っておったか。
[ぞの姿を見た途端、ざわざわと灼けるような苛立ちと、凍えるような殺意が、同時に胸に湧いてきて、坊主は知らず、眉を寄せた]
アレは、何ぞ?
[口にすれば、それに応じるように、手にした錫杖が熱くなり、じゃらじゃらじゃらと遊環が鳴る]
(………ワレは、何ぞ?)
[二つ目の問いは、環の鳴る音に掻き消され、坊主はふらりと、青年の見えた方へと*歩みを向ける*]
(137) 2014/02/16(Sun) 19時半頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 19時半頃
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─ 畦道 ─
[他者を探す、と言ってもどこから、という宛もなく。一先ず、神社の方へ戻ってみるか、と歩き出す。 持ち慣れぬ白鞘巻は、一先ず腰の帯に差し]
……そう言えば。 これ、なんで使えたんだろう。
[ふと過ぎるのは、今更のような疑問。 母からは、これは装束の一つで実際には抜く事はできず、刃も潰されて何も斬れぬ、と聞いていた。 感情の昂ぶりなどで暴発的に高まった力が、太刀の『時』を巻き戻した結果、とは思い至らず。 慣れぬ重さには、と息を吐いた時──ふと、異質な何かを感じた]
(138) 2014/02/16(Sun) 21時頃
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……なん、だ?
[力を感じる。自分とは異質な何かが、近づいてくる。 それを祓えと、内で何かがざわめくような心地がした]
さっきのあれ……とは、違う。
[近いものは、先の異形の妖たちにも感じたけれど、それとも違う何か]
……。
[進むか否か、その逡巡は、短かった。 理由はわからないが、行かなくては、という思いは強く感じていたから。 それに従い、先に進んで]
(139) 2014/02/16(Sun) 21時頃
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……あれ、は。
[こちらに向けて、歩み進める坊主の姿>>137に歩みが止まる。
内なるもののざわめきが、より強くなったような心地がして、気を鎮めるためにと息を深く吸って、吐く]
ええ、と。 確か、最近来られた御坊様ですよ、ね?
[直接顔をあわせる機会はなかったが、話には聞いていたから。 距離開けたまま、よく通る声で問いを一つ、投げかけた]
(140) 2014/02/16(Sun) 21時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 21時頃
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― 畦道 ―
[道の先で、何があったか、坊主は知らぬ。だが、見慣れぬ白鞘巻を帯に差した青年が、>>138妖に屠られぬだけの力を持つ事は見て取れた]
いかにも、わしは坊主だ。
[距離開けたままの問いかけに>>140笑み佩いたまま、そう答え]
お前は、何だ?
[『誰』か、ではなく、『何』か、と尋ねた]
(141) 2014/02/16(Sun) 21時頃
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─ 畦道 ─
[問いに返されたのは、肯定。 覚え違いでなかったか、と思ったのは束の間]
……え? 『何』だ、って……。
[尋ねられた言葉>>141、その意を掴みあぐねてあげる声は戸惑い混じり]
俺は……名は、明之進。 何だ、と問われても……俺は俺、としか。
[答える間にも、内なるざわめきは強くなる。 相反するものがいる、と訴えるかの如きそれに、無意識、自身の腕を掴んでいた]
(142) 2014/02/16(Sun) 21時半頃
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― 畦道 ―
ふうん、そうかい。
[明之進の答え>>142に、坊主の笑みが深くなる]
そうさな、お前はお前だ。 そうして、わしは、わし。
[くっくっくと、喉を震わせ、じゃらん、と錫杖を鳴らす音]
明之進、とやら、わしは、お前を殺したくてならんのだが、どうするかえ?
[ざわざわざわと闇が騒ぐ、アレは、己の邪魔をするモノ、互いに存在を赦せぬ敵よ、と身内に燃える焔が揺れる]
逃げるか、殺し合うか、どちらを選ぶ?
[問答無用、と言わなかったのは、先の答えが、この坊主の気に入ったからに他ならない]
(143) 2014/02/16(Sun) 21時半頃
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―自宅近く―
[動かした視線が、はたと止まった]
……父様。
[負傷している様子もなくその姿が見えた時には、大きく息を吐いた。 和らぐ表情も、紛れも無く、安堵の気持ちから出たものだった。 周囲には幾人か父の生徒の姿も見える。 のろのろと歩み寄りながら、口を開きかけ]
(144) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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[足が止まる。 黒い影が何処からともなく降り立った。 ひとつ、ふたつ、みっつ、周囲を取り巻くかのように、見る間に数を増やして行く。 狼か獅子か、どちらともつかない獣の如き彼らの口許には、光る牙]
……、
[このままにしておけば。起こる事は容易に想像ができる。 その場に立ち止まったまま、異形たちと、突然のことに慄く父たちを、交互に、見遣って。 最後に視線が止まった場所は、]
(145) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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[―― どちらでもなくて、その真下。
人々と異形の立つ地面が、ぱくりと割れた]
[下へ落ちゆく者たちに思考する暇があったとして、きっと周りを囲む化け物共の仕業だと思っただろう。
だからその刹那の父と目が合ったのは、偶然だったのかも知れない。
それでも]
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[ごめんなさい]
[唇が動いた]
(146) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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[向けた表情は、いつかのように感情の伺えないもの]
いま止めたら、そいつら逃がしちまう。
そうなったら、もっと沢山の人が、痛い思いすっから。
[今のこれを、己が起こしているものだと自覚しながら、その中に幾つも知った顔があるのを知りながら。
地が全てを呑みこみ閉じるのを、止めようとはせず]
[やがてそこから“要らないもの”だけが吐き出された]
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―自宅近く―
[風が表面の砂を浚って行く。 砂ぼこりの消えた後には、様々なものが散らばっていた。 衣服の切れ端と。 誰かが身につけていたであろう私物と。 幾つもの、骨。 そこに居た筈のひとも、異形も、ただ一人を除いては、誰も居なくなっていた]
……は。
[その一人は、背中から地面に倒れ込んだ体勢で。 真っ暗な空を、その目に映した]
(147) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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― 通り・屋根の上 ―
華月さん……!
[華月斎に自分の声が届き、夕顔の許に向かうのを確認して安堵する。>>123 彼らのことは心配だが、今は自分の引き受けた役目を果たさなくてはならない。 幸いな事に、妖魔らは空中で目立つ動きをしているこちらの方を追ってきているようだ>>124]
(148) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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いつまでも、追いかけっこばかりはしていられない、か。
[このまま妖魔を引き連れていては、他の生存者を巻き込みかねない。 それに、跳び続けるのもいい加減、限界だ]
っとに、あんたらは、滅茶苦茶してくれたな……。
[眼下に点在する紅色に、先の光景が重なって。 昂ぶりそうになる感情を、風車を咥え押し込む]
(あのうるさい羽音を――断ち切る)
[風を示す透明の帯が、半眼の瞳に今は無数に映っていた。 空を梳くようにそれらを指に挟むと、一気に、叩きつけるように腕を振り下ろす。 生み出された複雑な風の流れは、蟷螂の異形を錐揉みのように回転させ、その間に節々や翅を切り裂いていった]
(149) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 22時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 22時頃
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[屋敷へと向かう道すがらもまた、似たり寄ったりの惨状だった。家屋には爪痕が残り、逃げ遅れた人はあちこちに倒れている。外傷の少なく見える人を見つけては息を見ていたが、それも両の手を数えたところで諦めた]
ああ、寺の坊が生きておった頃に本堂で見た絵が……こんなようじゃったかのぅ。
それにしても何から何まで変わってしもうて……
[平穏だったはずの祭りから一変した里を歩きながら独り言が漏れる。その目に映るものはどれも現実味を欠いていた]
……あそこに見えるのははて、くノ一かの…?
[久方に動く影を見たかと思えば、屋根の上を跳ねる姿で上を見上げる形になる。この状況ではあまりに軽やかな少女の動きさえも当然のように思えてくる。>>121
むしろ、しっくりくると言った方がいいほどに]
(150) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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─ 畦道 ─
……何なんだよ。
[急に不可解な問いを向けてきたかと思えば笑い出す、そんな坊主の様子>>143に、知らず、ぼやくような声が落ちる。 しかし、続けて向けられた問いはそんな思考をどこかへと飛ばすだけのものを秘めていた]
……は? 殺したくて仕方ない……って。
[瞬き、一つ。内なるものの疼きが強くなる。 祓わねばならぬ鎮めねばならぬ。 同じ『時』は刻めぬものだと、内なる光は訴える。 相容れぬなにかがある、と。 その認識は、容易く落ちたけれど]
(151) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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……こんな状況で、いきなり、そんな事を言われても、困るんですが。 少なくとも、大人しく殺される謂れは、俺にはありませんし。
……何より。 あなたを放って置いてはいけない……と。 そんな気もして、仕方ないんですよ、ね。
[返したのは、突きつけられた選択肢、そのどちらでもない自分の言葉。 逃げる気はないが、殺される気もない、と。 そんな思いを乗せて言い放っていた]
(152) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 22時半頃
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[異形が地に落ちて動かなくなり、周囲は少しだけ静かになる。 それと同時に、飛べそうなくらい軽かった身体が、一気にずしりと重くなった。 ほんの数体倒した所で、この騒動が収まるはずもないのは明らかだったが]
他に誰か……いないのか?
[引き摺るような足取りで、それでも娘は歩き始めた。 地上よりも少しは見易かろうと、屋根からは降りなかったが、先のように軽々と通りを跳び越える力は残っていなかった。 幾つかを渡り歩き、いよいよ座り込んでしまいそうになった所で、娘はようやく赤くない人影を見付けた>>147]
……一にい? 一にい、大丈夫か?
[その人物は、倒れてはいるけれど怪我は負っていない様子で。 周囲に散らばる衣服や骨は目を背けたくなる光景であったものの、まずは彼の無事を確かめようと近付いていく]
(153) 2014/02/16(Sun) 22時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 22時半頃
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― 畦道 ―
何も、大人しう殺されろなぞとは言うておらんぞ?
[明之進の言い分を聞けば、まったく真顔で心外そうに坊主は言って。 続いた言葉に再び目を細める]
放っては置けぬか?では、どうする?
[じゃらん、と錫杖の遊環が鳴る]
(154) 2014/02/16(Sun) 22時半頃
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ん。 その声、……ひな、かぁ。
[声>>153に返事を返しつつ、緩慢に身を起こし]
嗚呼、おれは平気……
[相手の姿を目に映した。 途端、言葉は切れ]
(155) 2014/02/16(Sun) 22時半頃
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