3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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あぁ、うん。
今、保健室にいるからあると思う。
[素直にそう告げて。
暫く後に常の笑みで出迎えただろうか*]
―― ……ケイト?
[出てきた名前が、ビー玉を通じて、漏れた。]
【RP】
>>@64>>@6のケイトの声は、
みんなに響きわたっただろう。
鬼だけしか いなくなったら
鬼が いなくなったら
( ケラケラ ケラ )
特別 に ――― ここから帰してあげる。
(#15) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
…、それから
( クス クスクスクス )
あたしを 見つけたら
( ケラ ケラケラ )
ここから 帰してあげる。
かくれんぼも、しましょ。
(#16) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
…ケイト?
[鸚鵡返しに、口にした。
女の名前。誰だろう。]
ケイト ……知らない、か。
[鸚鵡返しの声に。]
… …?
何が さ。
[つめたい。
冷たさは、温度のない ―― を 連想させて。]
――……、…知らない。
[些かそっけない声。
――あそぶ、ふざけてる。
でも、でも。乗らなければ、しぬのは]
……――つめたい?
[そして、渇く衝動は
おさえようと……。]
ああ
[結局満たされない欲求に深い息を吐く。]
[巫山戯た遊び。
まさに遊戯と言うには相応しいが。]
二択、か。
[自分(たち)だけが残るか、自分たち(だけ)が消える、か。]
…… ――。
…… いない?
いなくなる。
いなくなったのは
ケイト?
あの子?
…… 居る、の。
ああ、それなら。
[少なくとも。]
……寂しく、ない、よね。
[繋がらない言葉。
それを繋げて。]
すぐそば?
いや、探すのは、
声か?
[そうじゃない気がした。見つけるのは……。]
ひとりは こわい からね。
[呟くように、微笑うように。静かに。]
[そもそも。
そうしなければ。
―― いなくなる のは。]
…… いなくなったら。
[小さく、息をつく。]
『大丈夫。』
『これハ、仕方ナイの。』
『……誰も、悪クない。』
グゥルルゥ
[変な音を喉はたてる。]
[欲するものが与えられていない。]
[自身の中の自身でない部分が、暴れようと……]
ガァアアアア
[頭の中にノイズが広がる。 ]
ひとり……ひとりもイヤ だが
こんなところにずうっといるのは……
ああ ああ あああああ
[仕方が無い
しかたが、ない。
人ではない片言の声が言う。]
…っ!?
[吼える。吼える。吼える声がする。]
どう、した
[呼びかける。]
[渇く……]
[だけど、言わず、息使いのみ……。]
はぁ……探さなくては……
ケイトを。
[そしたら、苦しくはない……はずと。]
……、 何処にいる。
……――お前に気をつけろと
――謂われた。
[知った声。確信を持って、問う。]
―― ケイト を?
[ 見つけ られたら。]
まさか。
[出てきた名前。
哂い声。]
―― 本当 に ……?
気をつけろ か。
まちがいじゃ ない。
いらない……。
[なぜか、その渇きがなくなれば、
別のものにもなるような気がしてきていて……。]
今は3階だ。
[傍にいる人もみて]
アンタも、俺には、気をつけろ。
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