3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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…壁に塗り込められてる、…
可能性も …ないでは、…ないが、今は
[――気づかない。]
…木の様子を、…見たいと思う。
あそこは
掘り返される可能性も
低いから もしかしたら
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―南棟1F → 中庭―
[――声が。]
――…?
[薄紫は、ふと立ち止まり辺りを、見回した。]
[闇が 落ちる]
(65) 2010/03/08(Mon) 18時頃
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[闇 は そこに 何の熱も 色も なく。]
ああ、そうか。
そうだな、確かに…… 座布団を出したとか
当時の 用務員 が言ってたから。
戻した時にも気付くだろうし 第一 壁に埋めるなんて
所有者でもなきゃ 無理 か。
[乾く時間、人を近づけないようにする為に。
また、学校でそんな事をすれば、どうして、と 問われるだろうし。
用務室の鍵が少女が消えた時に 無くなったとなれば、いくらなんでも警察も調べるだろう。今更に、気付く。]
そうだな、 わかった。
[俺は。
殺す のだと。
誰を、とは、まだ、言わない。]
文芸部 ケイトは、手の中のビー玉だけは ずっと 握りしめたまま 闇の中で 嗤った
2010/03/08(Mon) 18時頃
――…ああ。
[グロリア が。
気配が 消えたことを
口にすることは、できなかった。
大丈夫なのかなんてことも
訊けるはずが ない。]
奏者 セシルは、再び、木の下へと *歩みを進める*
2010/03/08(Mon) 18時頃
【RP】
◆学校の記憶
図書館に学校に関する資料戸棚があります。
みなさん、これまでも何度も見てこられたでしょう。
その校舎改築に関する事項に、
建築会社の記載もありました。
その建築会社選定に関して、競合の結果
当時の生物教師の縁故にあたる会社に頼んだという記録が残っています。
そう、よく見れば気づくでしょう。
印刷室の床は高くて、2年生の教室の天井は少し、低い。
(#8) 2010/03/08(Mon) 18時半頃
それが何を意味するのか。
(#9) 2010/03/08(Mon) 18時半頃
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―回想・目を覚ますまで―
[ホール彼らの会話は意味をなす言葉としては聞き取れず、 耳にしていても、起きた事は変えられない。
化け物、後悔、護ろうと、誰も
死んでしまった人は完全には助けられない。 殺してしまった人だって、もう。 でも、自分で決めていたほど割り切れては居なかったのだろう]
(66) 2010/03/08(Mon) 19時頃
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[消えて戻らない人が増えていって、 かくれんぼでは終わらないのだと焦りは募り
一刻も早く終わらせようと、 無理やり早く決着の着きそうな手段に訴えた。
あそびたりないの?――したりないんだよ。 そんな風に言われたってこれでは仕方ない。
生まれてから今日までよりも長い時間の経った事件、 改築された学校の敷地。
近づいた傍から、また先が見えない。 堂々巡りの思考はやがて沈殿し、 二人と言葉を交わす頃には底部に澱が残るだけ]
(67) 2010/03/08(Mon) 19時頃
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美術部 ミッシェルは、哄笑も蝶も、ここからは見えず**
2010/03/08(Mon) 19時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/08(Mon) 19時頃
奏者 セシルは、飼育委員 フィリップは何処へ、と――探すように、また首を巡らせた。
2010/03/08(Mon) 19時頃
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― セシル追尾中 ―
[泣きそうな表情。横に振られる首。 影が持ち上げる唇の端が、困ったように震える。
―――……己より、セシルの方が生に近い。
それは、火を見るより明らか。]
――――……。
[鸚鵡返しのような言葉に、更に返す言葉はない。 共に生きよう―――それには、自分は死に近過ぎて。 共に逝こう―――それは、生に近い彼には言えない。]
どうした?
[ただ影として傍につければ、中庭で立ち止まるセシル。 声かける男は、半分棺桶に突っ込んで居ながら尚、自分の命が預かり知らぬところで狙われているとは知らない。]
(68) 2010/03/08(Mon) 19時半頃
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―中庭近辺―
…――否、今……近くに、い…
[見回した後、口を噤む。]
…何でもない。
[かれは、闇にほぼ飲まれ。 それでも、声は聴こえたから少し安堵していた。 ――意味など、ないかもしれないのに。
ふと、自分の手を見る。 鉱石の刃。―― 、を貫けるだろうか。
そうすれば、ずっと
ふと昏く 思うのは。――(02)/侵食]
(69) 2010/03/08(Mon) 19時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/08(Mon) 19時半頃
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[わらう。 そして、携帯を取り出して 闇の手 で操る。 送り先は―― 鬼 ごっこ に夢中な、あの金髪の。]
送信者:フィリップ 宛先:ヘルメス 題名:まだ遊ぶ? 本文: キャロライナが さびしいって言ってるよ
彼女と遊んであげたら?
[送る。電波ではなく 闇 を 媒体として。 そして、闇 は右眼を包むように纏まって、霧散化した。]
(70) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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−ミニ畑− [畑に生る 白い 腕 。生首。 びくり、と痙攣するように のたうつ
それらを 闇 が 喰らい、現れた。]
ほぅら、 ―― 近い。
[ミニ畑。過去 の学校の 畑 の位置でもある。 ちらり、現れたそこに、一瞥向けて。 向けた 闇 には 何の感情の色も 熱 も 全て塗りつぶして くらい。]
木は あっちか。
[ゆうらり、闇 を靡かせる様に、拡げながら。 飼育小屋の向こう、伝説の木と謳われた、その場所へ。]
(71) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/08(Mon) 20時頃
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[ ず、] [闇から あらわれる]
( クスクス )
[木の下で 哀しげな表情を一瞬浮かべて すぐに 歪んだ笑みを浮かべた 緋色の少女 ]
( クスクス )
おともだち 増えた な
[左手は ずっと握り締めたまま] [ 少女の周囲には 蒼い蝶が ひらり と舞う ]
(@24) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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― 中庭近辺 ―
近くに?なんでぇ?
[なんでもないと言われ、しかし、影の眼は周囲を見渡す。 視界にミニ畑がうつる。 ふっと連想するのは……―――。]
そういや、なんでスイートピーだったんだろうなぁ。 でも、なんか、卒業式シーズンにゃ出るとか言ってたっけか。 なんだっけか、花言葉が……―――。
[連想が連想を呼んでボソボソと取りとめもないことを呟く。 ドナルドの実家が、花屋であることは―――知られていない事実。 ぐれた元々の原因であったりもした。
視線をセシルに移す。 鉱石の手を見詰める彼が想うことは、分からない。
どうした?と首を傾げる視界の端で、闇が蠢いた>>71。]
(72) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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─演劇部・部室─
[たどり着いた、見慣れた空間。 壁に寄りかかっては、とひとつ、息を吐く。 異様な気だるさを感じるのは、命が削られているからと。明確な自覚はないものの]
……マジ、きっつ……その内、燃え尽きそ……。
[零れる言葉は、無意識にそれを察するが如く。 そのまま、しばらくぼんやりと。 放課後に残る原因といえたもの──ロッカーの上の箱を、見る。 あれがあの場所になければ。 ふと浮かぶ思考は、すぐに打ち消し]
……ホント。疲れた、ぜ。
[お疲れ様、と言うミッシェル>>32に、力なく笑った]
(73) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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−回想・小ホール−
[ミッシェルの方へ向かおうとして、立ち上がろうとしたら、 ふらついた。オスカーに声をかけられれば、]
ううん、大丈夫。私のことより、ミッシェルさんを。
[そう言って、ミッシェルに近づくオスカーを見守って。 そっと自分の足を見る。なんだろう?感覚がない? ゆっくりと立ち上がって、一歩踏み出す。大丈夫、歩ける。まだ、歩ける。 端から見ると軽くびっこをひいているように見えるかもしれないけど。]
(74) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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……んでも、疲れた、なんて泣き言、言って、らんないし。 さがさない、と。 ケイト『姉ちゃ』のこと。
[紡ぐのは、幼い頃の呼び名。 それを訝られたなら、先にマーゴにも話した事を──幼い頃の事を、簡潔に話して]
……だから、みつけないといけないんだ。 『約束』した、から。 またね、って。
[それはいつも、一方的に向けていた別れの言葉だけれど。 でも、ある日から途切れてしまったから。 果たさないと、と。 その先に、何があるのかは見えない、けれど]
(75) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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……て、わけで。
[ゆっくり、立ち上がる。 左腕はまだ、冷たい。 そろそろ、限界が来ているのかも、などと思いながら、それでも]
……行こーぜ、伝説の木。
[今は先へ、と促す。 戻る後ろはない。 帰るためには、先に行かなければならない、から]
(76) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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−伝説の木− [緋 色の瞳の少女。蒼 い蝶。 闇 色がそれを見。近付く。 >>72同じ様に近付く濃紺が見えれば、おや、と言う表情を、作る。]
よーぅ、ご両人。
[明るい、けれどどこか平淡に。 わらい かけ、闇 の手を上げた。]
(77) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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−回想・小ホール→演劇部部室−
[ミッシェルを半ば引きずりながら背負って歩くオスカーの後ろを ひょこひょことついていく。]
(オスカー君は力持ちだなぁ。やっぱり男の子なんだなぁ。)
[なんて、こっそり思いながら。本人には言わない。] (後悔。もし後悔をするなら、 ミッシェルさんに無理をさせたこと。 でも、あのまま一人で戻っていたら今頃…。 だから、今は後悔なんてしない。 帰るためにできる限りことをー。)
(78) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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―中庭― こえ、がしたから。
[―――鬼たちの交わす、声が。 其処まで伝わるかはわからない。]
…―――― スイトピー…門出…だったか… …でも何故?
[ぶつぶつ謂うドナルドを見て、首を傾ぐ。 緩やかに鉱石の手を握った。]
…―――いや。
[伏せた眼をほんの少し細めて]
…側に、と。…思っただけだ。
[視界の端、蠢く闇を見る。 フィリップ、と小さく呟いた。向かう先は、同じか]
(79) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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―演劇部部室―
[>>70振動と音で現実へと引き戻される。 小さな端末を折れたはずの腕で開く。]
が?
[周りを包む闇にその姿を探していたが、 拙い手付きでキーを押し始めた]
「to: フィリップ title:まだいるからね
おかげさまでうつのもたいへん、きっとあそべやしない それにかなしいことに こっちにはおんしんふつう」
[指の神経はまだ通じていたか、返信程度はできた。 尤もあちらは今はそれどころでは無いが]
(80) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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−演劇部部室−
[目覚めたミッシェル>>32にお疲れ様、と声をかけられ、 首をふるふると横に振った。]
私なんかより、二人の方が…。
[オスカーがケイト『姉ちゃ』の話をしている間は、 ただオスカーをじっと見つめて、]
「…行こうぜ、伝説の木。」
[その声に力強く頷いて、立ち上がった。 …足の痺れはまだ引いてないようで**]
(81) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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声、か。
[鬼になりそこねた薄紫。 聴こえるのは、残る鬼の声なのだろうか。 ざわっとさんざめく心奥を静めて]
詳しいな。 門出、か、そうか。
[特に意味はないのだと、首を横に振る。 しかし、思い直して、セシルが現実世界に戻れたなら、実家からスイトピーを、それをケイトに添えてやってくれと、言おうとして。]
―――……
[傍に、その言葉で飲みこんだ。
視界の端に蠢いた闇が、声をかけてくる。 かろうじて声音から、級友と知るか。]
(82) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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奏者 セシルは、飼育委員 フィリップを見、―――ひとつ瞬きをし。
2010/03/08(Mon) 20時半頃
文芸部 ケイトは、伝説の木の下で 左手のビー玉を握り締めたまま哂う
2010/03/08(Mon) 20時半頃
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よぉ。お互い、なんつーか。ひでぇな。
[おそらくその級友が鬼と知りながら、ドナルドは影の手をあげた。 唇の端には、あえて浮かべる様な、微かな笑み。
左手を握りしめる少女と、舞う蒼い蝶もその場に見えるか。]
(83) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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―演劇部部室→北門付近―
そうだね、さがさないと。
[終わらない、終われない。 ケイトの呼び方に怪訝そうにして過去の記憶の話を聞いて]
…………ん、約束は大事。
[>>76仕切りなおして立ち上がるその後に続こうと。]
燃え尽きる前に、もうひとふんばりだ。
(84) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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[>>81こちらをまだ気遣う様子に眉を下げ]
外と中と往復してるでしょ、マーゴだって。
[疲れの内容はややぼかして。 部屋を出る際足を引くマーゴをちら、と見ると]
行くのは良いけど、 少しばかり着いてくのがきついんだよねえ。
[オスカーにはやや速度を落として貰えないかと。]
(85) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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─ →伝説の木方面─
[力強く頷いて、立ち上がるマーゴ>>81に、ん、と小さく頷く。 足の異変には、気づけてはいない。 もっとも、自分も左腕の状態を覚られたくはないから、多少、不自然に見える部分もあったかも知れないが]
ああ。 できる事がある内は、燃え尽きてらんねぇ。
[もうひとふんばり、というミッシェル>>84に頷いて、歩き出し]
え? あ……ごめ。 そだな、気は急くけど、みんなきつい状況だし、な。
[速度を落として、と頼まれ>>85今更のように歩く速度を落とした]
(86) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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