52 薔薇恋獄
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[2階の部屋を端からノックしてもし鍵のかかってない部屋は中を調べるだろう 廊下のつきあたりの窓辺に小さな部屋があるのに気づけば]
甲斐…
[声を掛けて覗き込むと、ふんわりとした明るい色の髪とさらりと揺れる金糸が見えて]
楓馬… 甲斐いったいどうした?
[びしょ濡れになっている二人をみつけて訳がわからずに声が宙に浮いた]
(98) 2011/05/18(Wed) 03時半頃
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[ふと思い付いて。耀の傍に寄ると、耳元でそっと名を囁いた。
さて、彼は『誰』と勘違いしてくれるのだろう]
[じいと眠る顔を見ていると、不意に母の顔と重なった。驚いて目を擦り、改める。
どうして…。
手を伸ばして、顔にかかる髪を横に払う。見える火傷の痕に息を飲んだ]
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えっと、お前たち… とりあえずそのままじゃあ風邪引くぞ 耀に心配かけたいのか?
[楓馬が気を失っているようなら>>44甲斐に手をかして二人で起き上がらせて部屋へ連れて行くつもり]
っていうかなんでここに?
[聞きながら窓の外を覗くけれども、自分にはただ雨にぬれる薔薇園がみえるだけだった**]
(99) 2011/05/18(Wed) 03時半頃
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[再び顔を見ることができた哲人に。 ……ここに、という言葉に。 小さく、けれど確りと頷いた。 彼のその挙動を見て何かしら感付く余裕はこの時ほとんどなく。
そして言葉通りに、服を着たままシャワーを浴びた。 正直、重くて気分の良いものではなかったけれど……かといって今脱ぐ気もやはり起きなくて。 それに温まることもできたから、まあいいや、という気持ちでもあった。
それから、哲人が抱えてきていたタオルや毛布を幾らか借りて]
テツだって、救えない一歩手前まで、濡れてる。 ……シャワーしなくて、いいの。
[冗談じみて言うことができる程度には落ち着いてきていたし、冗談っぽく言わないとまたあんな風に急に泣き出してしまいそうだ、とも思ってもいた。
その泣き顔のかたちまで、ある だれか の思い人にうりふたつかどうかは、知りようがないのだけれど。]
(100) 2011/05/18(Wed) 04時頃
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―3年前のある日―
[TVのニュースを見ていた母が、小さく悲鳴を上げた。
何事かと、手を止めてTV画面を見ると、どうやら火事で家が全焼し、一家族が死亡と重傷だという]
…ふぅん
[『ただのニュース』だと思い、再び宿題のプリントに鉛筆を走らせる。暫くすると、母の押し黙った嗚咽が聞えてきた]
奏音さん、どうしたの?
[心配になって声をかけると、母に強く強く抱き締められた。しがみつかれたというのが正しいのやも知れぬ]
『…調音ちゃん、調音ちゃん……。死んじゃった。ママの…従姉妹が、死んじゃったの…』
[震える背を撫でることしか出来なくて]
…苦しかっただろうね
[そんな事しか。言えなかった]
ヴェスパタインは、テッド…哲人の傍で、少し伏し目がちに、佇んでいた**
2011/05/18(Wed) 04時頃
―時は流れる―
[そうして。火事のニュースを見る度に、母は呟く]
『ヨーカちゃん、無事かなぁ…』
[先の火事で、唯一生き残ったという従姉妹の子供の名を呟く]
『心配だけど、連絡できる訳じゃないしね…』
大丈夫だよ。奏音さんがこんなにも心配しているんだから
きっと元気に過ごしているよ
『うん…。そうだね。そうだと…良いね』
[そうして決まって母は、調音を抱き締める。
直接触れられない代わりに。
『ヨーカちゃん』の代わりに**]
―現在―
[火傷の痕。『ランカ』という名前。微かに見える母の面影]
…はんっ
まさか
[打ち消した。髪に頬に触れる手は、何故だか止まらない。
起きぬ気配にもう一度、耳に唇寄せて]
ら ん か
[*名を呼んだ*]
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 04時半頃
―時は流れるリテイク―
[そうして。火事のニュースを見る度に、母は呟く]
『ランカちゃん、無事かなぁ…』
[先の火事で、唯一生き残ったという従姉妹の子供の名を呟く]
『心配だけど、連絡できる訳じゃないしね…』
大丈夫だよ。奏音さんがこんなにも心配しているんだから
きっと元気に過ごしているよ
『うん…。そうだね。そうだと…良いね』
[ニュースの後、決まって母は調音を抱き締める。
直接触れられない代わりに。
『ランカちゃん』の代わりに**]
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―― 回想 ――
[耀が倒れて。最上と同様、しばらく無言で待機。 何かしたほうがいいのは分かっていたけれど、人が足りてる時に下手に動かない方がいいってことの方が、刻み込まれてた]
――大須。おいで
[騒ぎに、心配そうにまごまごしていた大須。 手招きして、大丈夫、と告げる。 トン、とちょっと肩を叩いたちょうどそのとき]
……………っ!!
[大きな落雷。消えた大須]
[最上の言葉>>1が届いたとき。 少し青くなって、混乱した様子で大須がいたはずの空間撫でていた]
[無言でこくこく頷く]
(101) 2011/05/18(Wed) 04時半頃
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[その後の混乱。ちょっと意識が逃避しかける。 最上と目が合った]
―――ごめん。
[いらいらと先生に声をかけて仕切る最上。 役に立たないことを、小さく謝罪した。 震え出す指先、ぎゅっと握りこんでさりげなく背後に隠しながら]
[大須を参加する浜さんたちを追うことはしない]
[だって、彼が消えるほんの直前まで。 彼の気配を肌で感じてた]
[広間から、最上も消えて、人の気配が少なくなった頃。 配膳されたカレー。放置されたままの台所。 黙って片付けた。 一つ一つラップして、もしくは鍋に戻して。いつでも食べられるよう]
(102) 2011/05/18(Wed) 04時半頃
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………―――。
[忙しそうな浜那須の代わりに、冷蔵庫の中身をリストアップしようとしたとき]
[無意識の癖でペンを回そうとして、思い切り取り落とした。 手近にあったいらない裏紙に、マッキーが不規則な線を描く]
[ため息をついて、拾うとゆっくり文字を書き出す。 少し震えた字。何とか書き上げると、最後に署名し冷蔵庫の扉に貼っておいた]
(103) 2011/05/18(Wed) 05時頃
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―― 広間 ⇒ 自室 ――
[静谷からの報告。自分宛ではなかったけど、聞いた]
――― でーんーわ。電話。き れ た。
[音の羅列が意味をなすのにちょっと時間がかかる。 いつもみたいにあまり変わらず淡々とした表情。 小さな声で自分の口を動かすことにより、意味を把握した]
………しずや。カレー、たべる? たぶん、みんな、もうバラバラ。食べられるときに、食べよう。
[入ってきた彼にそんな風に尋ねた。 応と返事が返るなら黙々と給仕する。手の震えはもう収まっていた]
[ただ、きりの良いところでふらっと広間を後にする]
(104) 2011/05/18(Wed) 05時半頃
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―― 自室 ――
[自分は何も口にしなかった。雨の引きつれた肌寒さ。 人の目がなくなると、また一段と表情から色が抜け落ちる]
………雷。雨。
[電気もつけず、薄暗い部屋の隅。 薄いカサカサしたパーカーはおって壁にもたれかかるように座り込んでた]
[両手の中に水晶球。瞳2つにそれだけを写すように俯いて、ゆっくりころころそれを弄んでいた。誰かが入ってくれば、一瞬遅れていつものように手を振るのだろうけれども**]
(105) 2011/05/18(Wed) 05時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 05時半頃
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>>86
[浴室の中までは窺ってはいなかったが、石神井がきて、中にいるのが蓮端だと知ると、そうか、と、うん、と頷いた。]
蓮端の姿が見えなかったから心配してた。いるんだったらいい。 ちょっと他にも見えなくなっている面子がいてな。大須とか甲斐とか見かけたら教えてくれ。
[どうやらタオルをもって急ぎ気味の石神井に、風呂に入ろうと思って持っていた着替えは背中に隠し、じゃ、と浴室からは反転した。]
――…えと、もう一つは二階か。
[階段につくと、ゆっくりと登り始める。]
うん、ちょっと、だけ
[痛い な、とか右足思うけど、まぁ、たいしたことはないだろう。]
(106) 2011/05/18(Wed) 06時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 06時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 06時半頃
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― 二階 ―
[さっき、大広間で、大須がいないことに素直に悪寒を感じた。 だが、少し落ち着いて考え直す。そう、きっとけーまが思っているように、ゲーム部だ。しかも元々問題児ばっかりですよと他の先生から気の毒そうな目でも見られている。 だから、いい意味で、居ないといっても、どこかにいるさ、と思うことにした。]
――……ん
[まだあがっていなかった二階につけば、浴室の場所を探すついでに、いろいろと検分をしようとしたけれど、その突き当たりあたりに、わかりやすい後姿が入っていくのがちらりと見えた。>>98>>99。]
けーま?
[その声はおそらく届かなかったのだろう。そのまま入っていく姿が少しあわてて見えたので、ゆるゆるとそっちに近づいていく。**]
(107) 2011/05/18(Wed) 07時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 07時頃
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―士朗と蛍紫の部屋―
[耳を塞いで震えていたけれど、……呼ぶ声が士朗のものであると気づいて]
……あ、……しろせん……。 や、腰はもう平気だけど……。
らんらんは大広間、皆いるし多分平気だと思う、けど。 それよりしろせんずぶ濡れ……!
[タオルでも何でも引っ掴んで投げられればよかったのだが、腰が抜けた状態ではそれもできず、結局士朗を見送る形になった。 恐る恐る窓の外を見ると、雨は激しかったが雷は……いつ落ちてきてもおかしくない雰囲気ではあったが、今は鳴っていなくて。
ほうっと息を吐く]
うわあ……情けな……。
(108) 2011/05/18(Wed) 07時半頃
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[立ち上がろうとしても中々上手くいかず、そのうちに戻ってくる士朗に]
ちょっと休んでた。……部屋戻る。ご飯は後で……。
[と、苦笑い気味に嘘をついて。 士朗が風呂に向かってから、ずるずると抜けた腰を引きずるように這って廊下を出た。 廊下の濡れた部分を極力回避しつつ、誰かに見られないことを祈りつつ、隣にある自分たちの部屋へと滑りこむ。
――1階の和室でよかったと心底思った]
(109) 2011/05/18(Wed) 07時半頃
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―自室―
[薄暗い部屋にぎょっとするけれど、立ち上がれない身では電気もつけられず。 部屋の隅にいる影に気づいて、ずるずると畳の上を進んだ]
ねいくん……?
[何をしているのだろうと、尋ねるように]
ごめん、あの後どうなった?らんらんは?皆ご飯食べた?
[克希のことは、まだ*知らない*]
(110) 2011/05/18(Wed) 07時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 07時半頃
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[ 消えた克希は、此処ではない何処かにいる ]
[ 化物が連れ去っていった、その先の場所で ]
[ 部の友人たちはいないけれど楽しい幻想を ]
[ *全てが終わるまで、見続けているのだろう* ]
(111) 2011/05/18(Wed) 08時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 08時頃
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―― 少し前・大広間 ――
……ふーまく……っ……
[無意識に漏れかけた声を押しとどめる。 栖津井先生に促されるまま席に着き、走り去る幼馴染の背を見送る。 まだ意識は半ば朦朧としていて、寝起きのそれに近い。 ばたばたと皆が走り回る姿を見ているしか出来ない。 ただ、広間に現れた顧問の言葉に、ぱちり、瞬き]
……蛍紫君、は? 蛍紫君……来てない……見てない…… どう、したの……? 蛍紫君、けーし、くんっ!
(112) 2011/05/18(Wed) 08時頃
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[まだ状況は把握していない。 けど異常な雰囲気は察していた。 急に不安に駆られ走り出そうとするけれどまだ体はいう事を聞かず。 立ち上がった時点で転倒する]
いや……もういや…… 置いていかないで……いなくならないで……
[震える声が勝手に漏れる。 負の記憶を呼び覚まされたばかりの心は、弱く]
(113) 2011/05/18(Wed) 08時頃
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[栖津井先生に促されれば、一瞬泣きそうな顔を向けて。 それでもすぐにそれは弱弱しい笑顔に変わる]
……だいじょーぶ。 僕は、大丈夫です、よ。
[まだ少しふらついているが立ち上がり、素直に歩き出す。 ――本当は。後を追いたい。探したい。 けれどそれは心の奥底にしまいこむ。 自分が何かを望むなんて、傲慢だ]
[そうして部屋に連れて行かれ、横になるように促されれば。 疲労した体は、すぐに静かな眠りにつくだろう**]
(114) 2011/05/18(Wed) 08時頃
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―― 少し先の話・夢うつつ ――
[倒れた体は思ったより体力を消耗していたようで。
横になればそのまま意識は夢の中へ沈み。
……誰かが、現れても。
触れられても。声をかけられても。
目を覚まさず]
……ー……く、ん……
[唇は勝手に音を紡ぐ。
耳元で名を呼ばれれば、僅か、口元が緩み**]
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あー…、気付かないで悪い。
[>>64の状況を理解すると、豪雨の見にくい中、指が傷つくのも構わず解いていく。]
悪かったって。
[>>80の言葉にまた謝罪して。 頬の赤みと、その理由には気付かず。]
わーったよ、ほら。
[ほい、とおぶさりやすいように背中を向けて屈んで屋敷へと向かった。]
…戻ったら風呂だな。
[雨に濡れて、体は冷えきっているから*]
(115) 2011/05/18(Wed) 08時頃
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[屋敷に戻ると、手近な一階の風呂場に向かうも、人の気配を感じ、二階の風呂場の方へと。 そちらに向かう途中、誰かと遭遇したかもしれない。*]
(116) 2011/05/18(Wed) 08時半頃
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― 二階・最奥へ ― >>116
[廊下最奥に行く途中、階段を上ってくる音に振り返った。 見れば、土橋が百瀬をおぶってきている。 どちらもすごく濡れている。 何より、その心配そうな土橋の表情に、少し、何か胸が痛くなったけど、でも、それよりも…。]
土橋、百瀬、いたか。うん、よかった。 二階の風呂は、そのドアっぽい。 あと、姿が見えないのは、大須、甲斐、珀だな。
[そして、土橋に早く入れと促した。何か現状を聞かれればわかる範囲答えただろうけど、もちろん、女の霊のことは言わない。 それからまた、けーまが消えた方向へ歩みを進めた。]
(117) 2011/05/18(Wed) 08時半頃
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―回想―
[甲斐を探し、呼ぶ耀に、少し困惑の表情を浮かべ]
あ……。 先生、それと、皆も。
もし甲斐君を見かけたら、私の部屋に来てほしいって、伝えておいてくれませんか?
[そう言伝し、広間を出ようとした辺りで、静谷から電話のことを聞かされ]
電話が? 雷で、一時的に……とかなら良いんですが。
[あとで確認してみますと告げてから、部屋へ**]
(118) 2011/05/18(Wed) 09時頃
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[あてがわれた部屋に戻って窓を開ける。 あまり移動したく無くて、そのままポケットから取り出したケースから一本、時間をかけてゆっくり肺に収める。
大きく深呼吸、落ち着いた。ミントのガムを口に放り込み匂いをごまかす]
なんだ、こっから見える……のか。
[激しい雨にうっすらとだが薔薇の迷路のようなもの。その向こうは温室だろうか、ガラス張りの建物に見えるものがある。
ぐう、と腹は鳴り。広間に戻ると丁寧にラップされたカレーを食べて。 皿を片付けるときに、冷蔵庫の中身リストにサインされた紙を見つけてへらりと頬を緩めた]
(119) 2011/05/18(Wed) 09時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 09時頃
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[楓馬を抱えると思ったよりもずっと軽くて]
これなら俺でも抱えていけそうだな 甲斐は大丈夫か?
[甲斐の方はしっかりと意識がある様子だったが顔を覗き込んで尋ねる]
(120) 2011/05/18(Wed) 09時頃
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