88 吸血鬼の城 殲滅篇
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だから、次はオレがあれを呼び戻す。
[付け加えたのは、自信に支えられた意志。 餌を投げ、反応を窺う。]
(75) 2012/05/01(Tue) 18時頃
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[先代は死んでまた甦ったという。 そんな深淵の魔法の使い手がどれほどいるかは知らぬ。
だが、黒犬はこの男と同じ声で喋り、影に消えた。 クラリッサもまた魔法の巧みな使い手だった。
こうして実物を前にしてみれば、男とクラリッサの容貌はまったく似ていないにも関わらず、どこか不可分なものを感じさせる。 それが「血の縁」であるとは思い至らぬままに、ヒューは硬質な光を宿す双眸で先代を見上げた。]
(76) 2012/05/01(Tue) 18時頃
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姫を彼岸から連れ戻す方法があるのなら──
おれはどんなことでもしよう。
(77) 2012/05/01(Tue) 18時頃
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いいだろう。
[望み通りの言葉を引き出したことに満足して、 騎士の前に手を突き出す。]
オレに忠誠を誓え。 そして、貴様の命をオレに寄越せ。
[ひらりと動かした手は、剣を差し出せという無言の催促。]
(78) 2012/05/01(Tue) 18時半頃
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今の貴様に、似合いの力をくれてやる。
[闇への誘いは、ごく直截に告げられた**]
(79) 2012/05/01(Tue) 18時半頃
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[脱臼した左肩を整復するのは面倒な作業だった。 まずポーチの中に残った装備品から、灯器の封を解いて明かりを点し、肉をぶら下げるためのフックと自分のベルトで簡単な牽引装置を作った。 青みがかった熱のない明かりの下で、何度か試行錯誤した末、何とか関節を元の位置に戻した。
荒療治とあって違和感は感じるものの、左腕は問題なく動く。 軟骨や筋肉が損傷している可能性もあるし、また外れるかも知れないが――どのみち、錬金術師に残された時間はそう長くはない。**]
(80) 2012/05/01(Tue) 18時半頃
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っう、……、…
[ぞくりと身を震わせ、弾けるように顔を上げた。
低く、獣が喉を鳴らすに似た囁き。
耳管に直接吹き込まれるような其れが、
眷属にのみ届く『声』であるとは未だ知らず
監視されているのだという総毛立つような嫌悪と
己を気にかけて呉れた事への泣きそうな歓びが迫る]
心配…、だって?
──ざ、けんな…。
誰が……。…
[よわよわしく、吐き捨てる。
まるで子を甘えさせる父親の様なその声音。
『彼女』が愛した男の。
『彼女』が──待ち続けた男の]
[全てが罠で欺瞞で偽りであると知りながら
くぐもり笑うその声をかつての彼女も聞いたのかと
この胸の痛みを、
──彼女も、]
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[二君に仕えるは騎士の恥だ。 だが、私情に走った魂はすでに堕ちている。 そんな自分の命で、クラリッサが呼び戻せるのなら──
ヒューは剣の刃の部分を掴んで、頭の位置より高く掲げた。]
クラリッサ = アール・オブ・アヴァロンの騎士ヒュー・ガルデンは、貴君に忠誠を誓う。 身命、惜しむことなし。
(81) 2012/05/01(Tue) 19時頃
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ヒューは、ヘクターへと宣誓する。**
2012/05/01(Tue) 19時頃
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─二階への螺旋階段─
[──酷く寒かった。 自分を抱く様にぎゅっと片腕を掴む。
とん、と手すりを蹴り。 音を立てずに、二階へと降りる。]
……。
[浴室から、客室へ。 戦闘があった付近は、静まり返っていた。 辺りは薄暗い闇に包まれていたが、 男の隻眼にはまるで昼の様にはっきりと隅々までが見える]
(82) 2012/05/01(Tue) 19時頃
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…坊っさんは、どうしたんだ…? それに、…──ラルフ。
[最後に見た光は、聖術のものだろう。 ならばムパムピスは恐らく生きているだろうと、僅かに安堵する]
……。 あんま、意味ねえか。
[苦笑して首を傾げる。
──『出会った者は殺さなければならない』。 ──『騎士ヒュー・ガルデン以外の全員を』。
主命という種は己の中でゆっくりと芽吹き。 ……好意や感情とは裏腹の、 絶対の行動の指針として根付いていた]
(83) 2012/05/01(Tue) 19時頃
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[ラルフはどうしたのだろう、と思いをめぐらせ。 もしものことがあればと頼りなげに笑った顔を思い出す。] ──悪いな、…ラルフ。 立場、逆になっちまった。
[あの時はこうなるとは思いもしなかったのだと、 ──既に彼の命が失われている事は知らず、そう眼差しを伏せた]
(84) 2012/05/01(Tue) 19時半頃
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─二階 客室─
……あったか。
[暫く辺りを探し、転がっていた愛用のボウガンを拾い上げる。 主軸が僅かに曲がっていたが、 慣れた手つきでレバーを引けば、 然程支障なく使えるようだった] ……ッ、… [杭を袋から引き出そうとして 激しい痛みに眉を寄せ、慌てて振り落とす。 がつん、と音を立てて転がった其れを驚いて眺める]
(85) 2012/05/01(Tue) 19時半頃
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そうか、坊っさんの…。
[指を見れば、火脹れしたように先が爛れていた。 ……聖別の効果が現れたのだと気づき、 懐に仕舞い込んだ刀子を慎重に引き抜く。]
──此れもダメ、か。
[刀子、ワイヤー。 聖別を施して貰った事は見事に仇となったらしい。 ため息をつき、左眼を覆う眼帯を外す。 糸を割き、中から予備のワイヤーを引き出した。]
(86) 2012/05/01(Tue) 19時半頃
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ふん……
[鼻を鳴らすような吐息に覆いがたく滲むのは、愉悦。]
"親"にそんな口をきく"子"には、
躾が必要だなぁ。
[弱々しいその声に、抵抗の意志は薄いと知りながら、
"血の親"たる義務にかこつけて、罰を口にする。]
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………。
[暫く考え、爛れた指先を噛み切る。 流れる葡萄色の血をコーティングされた鋼糸に振りかけた。 ゆっくりと銀は漆黒に曇り──
満足げに笑んで、男は武器を仕舞い込んだ**]
(87) 2012/05/01(Tue) 19時半頃
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おまえの為を思ってのことだぞ?
[優しさを装った声を掛けながら、見えない手を伸ばした。
血の縁をたぐり寄せ、内に流れる己の血を操って
きつく、内腑を締め上げる。
魔に堕ちる前、受けた痛手を思い出させるように。
懲罰は尾を引く苦痛だけを与え、
ごく短い時間続いたあと、引いていった。]
良い子にしていたら、ちゃんと褒めてやる。
だから、オレに逆らうな。
いいな?
[支配の絆を刻みつけるように、言葉を突き立てた**]
ジェフは、ヒューに話の続きを促した。
2012/05/01(Tue) 20時半頃
ジェフは、ドナルドに話の続きを促した。
2012/05/01(Tue) 20時半頃
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[浴室は静かで穏やかだ。 ずっとここに隠れていたら助かるのでは、などと甘い考えが過ぎる。
下では争いが起きているのだろうか。 それともすでに自分以外全て死んでしまったのか。 確かめたくはないが、ここにいてもそのうち見つかってしまうだろう。 救援隊が駆けつけて助かるなんて考えは甘すぎる。 ならば、助かる道を探すしかない。]
………。
[寝室へと移動して室内を調べるが特に隠し扉や通路は見つからない。 3階から直接外へと逃げるのは難しいのかもしれない。 あるなら1階なのだろうか。 あまり下りたくはないが、意を決して下へ行く事にした。]
(88) 2012/05/01(Tue) 20時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/01(Tue) 20時半頃
[地を力無く睨む男の耳に響く、嗜虐的な嗤笑。
あらがえぬ獣をいたぶるような其れに、かっと怒りで頬が紅潮する]
躾、だって?
誰がてめえなんかの子に──ッ
……っ、…ひぁッ
[ぞくり、と背筋を裂く痛み。
躯の内を「何か」が弄る感触に悲鳴を上げた]
…、…な、…や、……ぁ、…あ、ぐッ
[腹を押さえ、無様に床に転がって苦痛に悶えた。
『それ』は臓腑の中を掻き回し、潰し、締め上げて、
ひとならぬ身にすら耐え難い程の激痛を齎す]
…、……っ、…。──
[それはほんの須臾であったのかもしれない。
痛みは嘘の様に引き
横たわったまま、息を荒げる]
………。……
鎖で首を絞め上げるような、支配者の宣旨。
もう、何かを言い返す気力は失っていた。
石床に顔をつけたまま、声に出さずただ小さく肯く。
──食い破った唇が、薄赤く濡れて鉄の芳香を放った*]
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……ラルフ? ラルフ!
[ラルフのエストックが刺さっていた、すぐそば。 ラルフはそこに眠っていた。 彼の身体のまわりには、真新しい血溜まりが出来ていて]
すぐ……治療を……。
[そう口にしたものの、すでに手遅れなことは明らかだった。 せめて火に巻き込まれないように。 そう思い、遺体を横抱きにすると、 バリケードからも階段からも遠い部屋の片隅に、彼の遺体を横たえた]
(89) 2012/05/01(Tue) 21時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/05/01(Tue) 21時頃
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―― 2階・客室(14) ――
[2階へと降りてきた。 随分と静かだ。 黒犬と戦っていた時にラルフがドナルドの名前を呼んでいたが、もういないのだろうか。 ただ話しているだけでは気づかないのかもしれない。 少なくとも戦闘は起きていないのだろうと判断した。
バスルームへと続く扉を慎重な手つきで開ける。 誰もいない事にほっとして続く客室への扉を開けた。]
…ドナルドさん。
[見知った顔がそこにいた。 だが、ふと違和感を覚える。 ここで戦闘が起きていたのだと思っていた、現に室内は荒れている。 なのにどうして平然と立っているのだろう。 時間も随分経っている、彼は一体何をしていたのか。 疑惑に揺れる眼差しでドナルドを凝視した。]
(90) 2012/05/01(Tue) 21時頃
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[血溜まりはあの日のことを思い出させる。 男が師を永遠に失ったあの日を――。
あれはここではない、もっと遠い国。 やはり国王から直々に依頼を受けて、 小高い丘に聳え立つ城で、師について初めての実戦。
あのヘクターの首と胴を、斬り落としたほどの男なのだから、 討伐に失敗するはずがなかった。 自分さえいなければ――]
(91) 2012/05/01(Tue) 21時頃
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[まだ新米だった自分は、 自分は無実だと、泣いて助けを求める娘を 斬ることが出来なかった。
一瞬の隙を女吸血鬼が見逃すはずがなく。 隠していた鋭い爪で、腹を引き裂こうとして。
――死ぬ。
思わず目をつぶってしまった。 だがその時はやってこず、恐る恐る目を開けると 息も絶え絶えな女吸血鬼の姿と、 血溜まりのなか、倒れている師の姿。 師に駆け寄れば、答えが帰ってくる]
何をしている。早く奴に止めを刺すんだ――。 もう、お前しか出来ない。
(92) 2012/05/01(Tue) 21時半頃
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[師に言われた通り、女吸血鬼に止めをさして、 また師に駆け寄ると。
――彼はすでに絶命していた。
何もかも自分の甘さが招いたことだった。 その過ちを忘れないように、 師の血が染み付いた彼のペンダントを その時から肌身離さず身につけた]
(93) 2012/05/01(Tue) 21時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/05/01(Tue) 21時半頃
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―二階客室―
[暖炉の前に立ち、 ぱちぱちと、爆ぜる火を見守る。 布に包んだ何かの塊を放り投げると、 炎は大きく跳ね上がり、 その中に潜んでいるもの諸共に燃え上がった。] ――。…。
(94) 2012/05/01(Tue) 21時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/01(Tue) 21時半頃
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[エリアスが扉を開けたとき、 炉は殆ど燃え尽きていた。 マントルピースには愛用のボウガンが傾けられ、 最後のひとつの布の塊が、 炉の上面に寄せ掛けられている。] ……よ、エリアス。 無事だったんだな。
[炎から目を離し、軽く手を上げて笑みを向けた]
(95) 2012/05/01(Tue) 21時半頃
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