214 サンタ養成学校卒業試験
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── 試験当日 ──
[男は夜明け前から動き出す。 研究室で揺れる花弁に祈りを捧げて筆記試験会場へと向かう。 花は、それぞれ級友をイメージしたもの。 卒業を迎えるその時までに、手渡せたら良いと希い一年育ててきた。
空腹はテッドの手土産で満たされていた。 甘味は適度な栄養を脳に巡らせる。]
大丈夫だ。
[力強く言い聞かせるように呟くと。空には冬の朝日が雪に反射して輝いていた。]
(85) M_rio 2015/01/30(Fri) 21時頃
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── 筆記試験 ──
[男の科目は実技より筆記の方が割合を占めている。 答案用紙に鉛筆を走らせる右手には、朧から受け取った願い紐が揺れる。
時折考え込む脳裏には、主不在時に飾られた雪車の模型が過ぎり、まるで答えを導いてくれるかのようであった。]
テッドの差し入れ、美味かったな。 ポーラの紅茶も美味かったし、ピートの昨晩の滑りは感動的だった。
[悩む度に浮かんでは消える、級友たちとの想い出。 クリスマスはクリス語で答案を埋めるのだろうか。 イアンは寝不足が祟ってなければいい。 アシモフはあの小さな体できっと素晴らしい成績を上げるだろうし、ミナカタはもう、噂で聞いたようなやさぐれ方はしていないだろう。
モニカのように要点だけ纏めた薄いノートの取り方は出来ないし、アリスのように馴鹿と言葉が通じ合えるほど深く感じあえることも難しいだろうが。]
(86) M_rio 2015/01/30(Fri) 21時半頃
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きっと、この一年で学んだことは… 無駄にはならないだろう。
[確信は、自信へと変わり。 自信は、正しい答えを導き出す道しるべとなろう。]
(87) M_rio 2015/01/30(Fri) 21時半頃
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― 試験開始 ―
[逸る思いを押さえつけ、答案用紙に相対した鼠が一匹。 六角鉛筆に角の取れた消しゴムに、身の丈ほどある製図道具。 揃えた雲母定規は等圧線を書くのに適している。
大きく息を吸い込み、胸を膨らませてから、 小さな身体に筆記具を抱え直す。
赤い瞳を二度瞬きし、膨らませた髭は自信に満ちていた。]
(88) momoten 2015/01/30(Fri) 21時半頃
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[黒鉛を紙面に乗せて、難問の上を白い影が躍る。 流れるように綴る正答、ステップは長い尻尾でバランスを取った。
気象学部の試験は筆記と実技。 合わせて5時間にも及ぶ長期戦だが、 白い鼠は45分で三枚の解答用紙を埋め尽くした。
自信はある。昨日までの自分が嘘だったかのように。 襟巻きは室内でも外さず、最後の選択肢を選ぶと同時に、 カタンッと席を立って、終わりました!と手を挙げた。]
出席番号001番、アシモフ・モフモフ。 提出します、ありがとうございました…!
[腹に両手を添えて、鼻先が答案に届くほど深く頭を下げる。 すらすらと解けてしまった問題は、書き直す余地を与えない。
耳に下げたプレートは朋に贈った。 自分はもう、生徒には戻らない。*]
(89) momoten 2015/01/30(Fri) 21時半頃
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― 試験終了後 ―
ポーラ、君も終わったのかい。 俺も、実技試験を見に行くんだ。
[試験を同じく終えたポーラの姿を捉え、 尻尾をはためかせながら、同伴を申し出る。>>80
共に校庭に出ると、世界は煌きに満ちていた。 ぽかんと口を開き、大きく息を吐く。]
―――っ、
(90) momoten 2015/01/30(Fri) 22時頃
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ピート!ミナカタ!イアン!テーッド!頑張れーー!
[白く濁る呼気と共に、夢見る鼠がエールを響かせた。*]
(91) momoten 2015/01/30(Fri) 22時頃
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─ 筆記試験終了 ─
[緊張感に満ちた教室の中、答案用紙に向き合うこと数十分。 九割九分を埋め終わったプリントを提出し、息を吐いた。
手応えのあった、或いは意気消沈な様々な声が響く教室。
お疲れ、と預かってくれた級友に労りの言葉を投げ掛けて。
テストが終わった後は、各学部に分かれての試験となる。 隣を見れば、まっさらな机。 当然だが、模型が乗っていないことに寂寥を抱く。>>0:62
形の良い後頭部を掴むと、下から撫で上げて髪を逆撫でした。 雪玉をぶつけた謝罪にしてはねじ曲がった行為だが>>1:292 文句を言われる前に耳許へ顔を近付け、ふ、と一吹き。]
サミュエルが設計工学部に入った理由、後で聞かせろ。
[左手首で緩んでいる紐を指先で弄び、くつりと笑った。*]
(92) 鯖 2015/01/30(Fri) 22時頃
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[大声を吐いて空気を白濁させ、 鋭敏な野生の耳は、小さな声を聞き分ける。>>84
スン、と鳴らした鼻は冴えた空気の中に、 紛れること無い仄かに柔らかい香りを聞き分けた。
緊張する尻尾は45度角でピンと伸びる。 胸の内側で弾んだのは未熟な赤い実だ。 両手で襟巻きを握りこみ、そわそわとその場を旋回。
意を決すると雪原に小さな足跡を刻み、テテテ。]
(93) momoten 2015/01/30(Fri) 22時頃
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アリス…ッ!
[抑えた、けれど確かな声が響く。 少し迷って、しかし、踏み出した。]
―――…アリス、歌が聞きたいんだ。 気が早いって笑われるかもしれないけれど、お祝いには歌さ。 皆、合格するように。
俺は音痴だけれど、一緒に歌いたい。
……アリス、君の歌を、聞かせてくれるかい?
[きゅ、と首を捻り、はにかむように鼻を鳴らした。]
(94) momoten 2015/01/30(Fri) 22時頃
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アシモフサン、もう終わったんですか? お疲れさまです
ハイ、一緒に参りましょう たまには低い視界もお楽しみください
[配達学部の応援に向かう途中、ごく僅かな息遣いを感じて振り返れば、校内唯一此方がしゃがんで会話を交わす相手>>90
気象学部の試験は想定されている時間いっぱい使えば到底間に合うはずもない。それだけで、彼の今日までの努力と、仲間を応援したいという気持ちが伝わってくるような気がした
ここでまた転んだり誰かに踏まれては大変、とそっと両手で掬い挙げて肩に乗せ、ともに特等席で未来のサンタの、第一歩を見守る]
(95) CHiKA 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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[一緒に頑張ろう>>66と 贈られたエールに手を振る。]
当ったり前だろ。 俺はサンタの卵だから。
[こつん、と内側から破った殻の向こうには、きっと―――――。]
(96) 唐花 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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[凪いだ空気の中、しずとソリが走り出す。 ゆるやかに、そして徐々に勢いを増して。 相棒の蹄が雪の大地を叩く。 力強く、今にも飛び立ちたいと訴えるように。]
(そうこなくっちゃ)
[に、と不敵に笑って、相棒の勢いに己の行先を重ねる。 風に、雪に、刻まれる音はブリッランテの歌声。 指揮者不在の規律のない音楽は、それでもなお、楽しげに響いただろう。
妖精たちの楽しげな囁きが呼応して、淡い燐光を雪の輝きの上に纏わせていく。 ほら、遠く誰かの声も聞こえる。>>91
不規則なメロディは、重なって、 無二の調和を織りなしていく。]
(97) 唐花 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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[ふ、とソリが地面から離れて。
何もかも、自由に解き放たれた瞬間、 広がった空の色は永久に忘れることはない。
もっと広い空を、 もっと深い空を、]
(98) 唐花 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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[いつか、目指す夜空の色を]
(99) 唐花 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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[伸ばした手のひら]
捕まえた。
[そうして、夢の欠片を、
手に入れた。*]
(100) 唐花 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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─ 特別教室 ─
[残る情報理工学部の試験は、同じく筆記試験。 統計のデータを読み取る以外にも高配点の自由記述がある。
解答用紙の裏面一面に書き連ねた文字は──。]
……随分と、感化されてしまったな。
[自分の名にある凍、朧の欠片もない文字列の数々だった。 入学前や入学当初の自分であれば、絶対に考え付かないこと。 正解のない問題だったが、落ちる気はしなかった。
晴々しい気分で教室を去り、向かうのは実技が行われる校庭。
受け取った分の希望を、今度は自分が返す番だと。 さて、着いたら先ずは夕陽色の後頭部でも探そうか。*]
(101) 鯖 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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─ 試験当日・朝 ─
[朝だ。眩しい。 急かす目覚まし時計を止める。欠伸する。涎はふいた。 モニカに借りたノート。詰め込めるだけ詰め込んだ。 あとは、ど忘れしなきゃ。大丈夫。 明日には忘れそうだけど。
大きく深呼吸。吸って、吐いて。
ああ、空いていた木箱があったはず。 暗記の後で、朝方まで作っていた模型を机から移した。]
……あ。
[するり。ぽとん。 左手首に括ったはずの、編紐が落ちる。 手先は器用な方だけど。片手だとやっぱ難しい。
紐を拾い上げる。編み込まれた、赤と緑と白。]
(102) SUZU 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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[おれは、ソリを作りたい。 最初はただ、それだけだったけど。]
おれ、なれるのかな。
[昨夜見た、サンタクロースのソリ。 子供おれは、空を駆けるのを見たかった。
でも今は。 あれを大勢の、サンタクロースを待っている子に。 見せたいと思う。届けたいと思う。 サンタクロースに、なりたいと思う。]*
(103) SUZU 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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― 卒業試験の朝 ―
うぅん……アリス嬢、あそこにいるのは… 多分、モニカ嬢だと思いま、す……。
…………いたっ!
[夢の中でも前夜をもう一度繰り返していた娘。 指差そうとした先は遙かなる夜空ではなくヘッドボードで。 ごすんとぶつけて飛び起きるという、試験当日にしては あまりにしまらない目覚めだった。
時計の針が示す時間はまだ早朝。 既に同室のアリスは部屋におらず、それでも 向かった場所は見当がついていて。]
トナカイたちも、励ましてくれてたらいいな。
[昨夜手を繋いだ時の表情を思い出せば、 きっと大丈夫だと信じられた。>>3]
(104) soirbre 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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[二度寝は決め込まずに身支度を整え、 いつでも登校できるように準備して机に向かい合う。
ノートのページに書き込み始めるのは、 昨日一晩で練ったサンタクロースからの文章。 綴りに怪しい部分があってもそのまま勢いで書かず、 辞書で調べながら丁寧に書き進め。]
……ふぅ。
[時間をかけて一枚を書き終え、伸びを一つ。 それでもまだ登校には早いがそろそろ出発しようかと、 窓の施錠を確かめようと近づいて。
見覚えのあるハンカチが窓の外でひらひらと 風に揺れる光景に、目を丸くする。]
(105) soirbre 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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アシモフ殿、大丈夫ですか!?
[慌てて窓を開け、救護の構え。>>44 部屋に入るのは遠慮されたとしても、引っ掛かった風呂敷を 元に戻す手伝いは進んで行っただろう。
早朝から女子の部屋のすぐ近くまでやって来たことに 対して彼に詳しく突っ込むという発想は、娘にはなかった。
小さな身体で運んできてくれたハンカチを、 大事そうに両手で受け取って。]
わたしの周りには、サンタクロースが沢山いるみたいですね。 いえ……わたしもその一人になれるよう、頑張ります!
[ありがとうという感謝の言葉と共に、 青い瞳をきらきらと輝かせた。*]
(106) soirbre 2015/01/30(Fri) 22時半頃
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[木箱を抱えて、向かうのは試験会場。 呼ぶ声に振り返る。>>57]
おはよ、テッド。 その様子、調子いい? お互い、がんばろ。
[いつもより元気かも。 茶色の尻尾を揺らして駆けてくる、級友。 くすりと笑うと、目前に差し出された腕に首を傾げて。 色違いの編紐に、ああと頷き木箱を置く。]
ちょっと待って。 はいできた。
[紐の先を結う。実技試験中に取れたりしないように。 サンタの赤はテッドに似合ってる。格好いい。]
(107) SUZU 2015/01/30(Fri) 23時頃
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……あのさ。
おれも、一人じゃつけられないんだ。 テッド、おねがい。
[目を細めて、手首に編紐を渡して結んでもらった。 これでおれも、落とさない。]*
(108) SUZU 2015/01/30(Fri) 23時頃
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─ 校庭 ─
[張り切って解いた所為か、予想より早く到着出来た。 ゆったりとした動作で視線を彷徨わせ、目的の人物を探す。
誰かと目が合ったなら軽く手を上げ。 ソリに乗り、軽くウォーミングアップをする夕焼けが見えた。]
ピート。
[さくさくと雪を踏み鳴らして近付き、斜め横に止まる。 大人しくしている馴鹿を横目に見ながら、深呼吸。
紐が自分からの品だと気付かれているとはいえ、 このまま黙っているのはあまりにも格好が付かない。 彼の手首に着いた紐をちょん、と指先でなぞり。]
(109) 鯖 2015/01/30(Fri) 23時頃
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ピートは、空を飛んでいる印象が強かったから。 飛んでいない時でも、飛んでいる気分を味わせられたらと。
[運動や勉学などの意味もあったが、昼空と夜空の色だから。 真夜中にも太陽が飛んでいても良いじゃないか、と。]
昨夜、遠くから見ていた。 上手く飛べていて、格好良かったぞ。
[事実を言っているだけなのに、人を褒める行為は照れる。 気恥ずかしさで居たたまれなくなり、肩をぽんと叩いて。
呼び止められなければ、尾っぽを揺らし、暫しの離脱。 少し離れた所から皆の応援をしようかと。*]
(110) 鯖 2015/01/30(Fri) 23時頃
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―ジングル・ベル―
[音を拾った耳がぴくりと動く。>>94 雪の道を走る姿に、指から堅さが取れていくような不思議な感覚がした。]
うた? うん、いいね、歌おう!
音痴なのは、わたしも一緒だからなーんにも心配いらないよ。
[話しやすいように膝を曲げた。 にこにこと笑みが漏れる。]
せーのっ
(111) k_karura 2015/01/30(Fri) 23時頃
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[声援を送る係は、恥ずかしいからバトンタッチ。>>91 送るべき声は既に彼らの手首に着けられている。
風の音に乗り、聞こえてくる自由な歌声。>>97 堅苦しい規律に縛られず、楽しげに紡がれる旋律。 蹄が雪原を踏み締める音が、溢れる気迫が。 まるで足裏からも伝わってくるようだった。
ソリが地面から離れた瞬間、空に駆け上がる姿。>>98 ぐ、ときつく拳を握り締め、食い入るように見つめた。
テッドが伸ばした掌が、閉じられる。>>100 握り締めたものは、きっと。
──…きっと、同じもの。*]
(112) 鯖 2015/01/30(Fri) 23時頃
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─ 教室 ─
[木箱は教室の隅に。ちょっとだけお別れ。 ミナカタが居た。帽子が似合ってない。>>47 ポーラは落ち着いてる。見習いたい。>>78 隣の席の朧は。いつもより派手。>>38
みんなが動く度、色とりどりで結ばれた編紐が揺れる。 そしてみんな。いつもよりも、緊張してる。 おれも。緊張してくる。]
……おはよ。 モニカ。でっかいあくび。
[モニカなら、一夜漬けなんてしなくていいはず。>>54 大事に抱えたノート。きっと欠伸の原因はそっち。]
(113) SUZU 2015/01/30(Fri) 23時半頃
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昨日言ってたすっごいのって。 その中にあるのかな。
[級友のノートと資料をじっと見る。 気になる。けど。まずは座学試験だ。 ピートが駆け込んできた。ギリセーフ。>>57
筆記試験開始する。 問題用紙を前に、すぅと思考が澄んできた。 うん、いいかんじだ。]*
(114) SUZU 2015/01/30(Fri) 23時半頃
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