人狼議事


208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】

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【人】 負傷兵 ヒュー

[浴場を出れば、真っ直ぐに図書館へと向かう。
常と同じように包帯を手渡し、上着を脱いで背を晒す。

普段通りに努めようと、その努力は報われたか。

包帯を巻き終え、図書館の扉を抜けて。
部屋へと向かう足取りは、次第に早くなるだろう。
空腹に鳴く腹も、全て抑えこんで、一目散に部屋へと入る。

気付かれなかったドアノブの薬が、戸の閉まる衝撃に静かに揺れた。

部屋の戸が締まり、一人の空間へと隔離される。
もう、誰の目も、気にせずともよい。

そう思うと、堰を切ったように溢れだす涙を止める術はもうなかった。
何のために流された涙なのか、自分にすらよくわからなかった。*]

(56) 2014/12/27(Sat) 18時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 18時半頃


【人】 宝飾交易 黍炉

ー回想・ライジと共にー

 つれない…?

[吸血鬼はライジの言葉に首を傾げた。
一体自分の何が「つれない」と評されるような行動だったのか理解していないのだ。

写真の事を追求されれば吸血鬼は暫く固まった。]

 それは…………

[ちょっとしてから口を開く。]

(57) 2014/12/27(Sat) 18時半頃

【人】 宝飾交易 黍炉

 写真は写真だよ。
 ずっと前に皆で撮っただろう。

[にこりと柔らかい笑みを浮かべて。
ピアノを調律して欲しいという要請には快くうなづいて、後でハワードに頼んでおく事を約束した。

ライジが食事を終えて食堂を去って。
暫くしてから、吸血鬼はやっと「彼はもしかして自分に触れてもらいたかったのだろうか?」と思い至った。*]

(58) 2014/12/27(Sat) 18時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

− 翌朝 自室 −

 …… っ、 ぅ、 ―――……がは、 ッ

[ベルの音で目が覚めると同時、猛烈な吐き気を堪え切れず、床へと胃の中身を吐き出す。
胃が空だったのが幸いしたか、床へとぶちまけられたのは胃液くらいのものだった。
数度、荒く咳き込んだ後、部屋の隅、埃を被っていた水の瓶の王冠を弾き飛ばした。

結局、いつの間に眠ったのだったか。
床の上で目が醒めた事から考えるに、子供のように泣き疲れてそのまま眠ってしまったと判断するのが正しいのだろう。
普段ならば、ベルの鳴る前に起きているというのに。

シャツが昨晩のままだと気付けば、丸めて其れで床を拭う。
換気のためと窓を開けば、シャツを着替えて部屋を出た。

――― ドアノブの薬には未だ、気付かない。

食堂へと向かう途中、水場で軽く、口を濯いだ。]

(59) 2014/12/27(Sat) 18時半頃

[渇いていた。
喉が渇いていた。

だから躊躇いなく、口をつけた。
その傷口を歯で、爪で広げて、溢れる血を獣のように啜った。

“友人”はもう抵抗する気力もないのだろう。
否、既にその時死んでいたのか。
死にたくないとその一心で、喉を潤していた自分にはもう、判別がつかず。

月明かりの元でも赤く、ぬめる血液が口を、喉を、胃を満たしていく感触。
血に汚れた顔をふと上げれば、佇む黒髪の男。]

 ………夢、……?

[ただの、夢なのだろうか。

夢にしては、あまりにも生々しい、その感触。]


【人】 負傷兵 ヒュー

→ 食堂 −

 ……お早う

[定位置に腰を下ろしたのは、きっと隣人>>42が席について暫く後。

きっと酷い顔をしていただろう。
それを隠す気力も、今はない。

先に食べても良いと言われた。
けれど、食欲が無いのならばそうもいくまい。

暖かなカフェオレに手を伸ばし、ほんの僅かを口に含んだ。]

(60) 2014/12/27(Sat) 18時半頃

[浴室での情景は、裡に染みている。
 優しくないと、臆病だと首を振った姿も。
 話なら聞けると、告げてくれたことも。
 男はそれに、結局頷きしか返さなかったけれど。

 何か思い出したら話してみようか。

 ───『また今度』。

 張り付いた無理矢理の笑みに
 噛み締めていたのは奥歯。

 代わりに優しく、優しく、あたまを撫でて離れた。]


 
 
 ……おぅ、そーする。


[与えられるのは『選択肢』。

 ならば選ぼう。
 『命令』でも『お願い』でもないその言葉を。

 残念ながら従順になど、従えはしないのだから。]


【人】 石工 ボリス

[一度部屋に戻れば、いつ洗ったんだか覚えてもいないタオルで体を拭き。
 適当な服を手にして、袖を通した。

 図書館につけば、それからはいつものように。
 露になる傷を手当し、包帯を巻きつけていく。
 鎖骨に彩る朱に指が触れても、平静を装って。
 包帯は少しだけきつく、多少雑用をしても緩まぬように。
 けれど結び目は。

 誰かの手で解けるように、ほんの、
 ほんの少しだけ少し緩く。

 そしていつも落とす背中へのまじないは




 ───落とさないままに**]

(61) 2014/12/27(Sat) 19時頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 19時頃


【人】 宝飾交易 黍炉

ー朝・食堂ー

[クラン内には、個人の浴室には鏡は設置されているものの、手鏡などの類は決して与えないようにしている。
うっかりシュロが写っていないのが確認されてしまってはいけないからだ。
吸血鬼は我が子たちには「吸血鬼が鏡に写らないなんて迷信だ」と言い含めてあった。

だから、自分だけが鏡にも写真にも写っていないのがバレてしまえば、皆は本当は吸血鬼ではないのだということが明らかになってしまう。

神経質に朝食の様子を見回していた吸血鬼は、ヒューが大層具合悪そうな様子で入って来たのを見れば慌てて彼の席に寄って行った。]

 薬飲んだのか?飲んでないなら今すぐ飲みなさい。

(62) 2014/12/27(Sat) 19時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……薬、

[譫言のように、主の言葉を繰り返す。
この気分の悪さは、薬を欠かしたせいなのだろうか。
ならば、本当に久々に夢を見た理由も。]

 ……飲んでない、です……

[そう答えれば、血のように赤い錠剤は手渡されるのだろう。
血のように、赤い。

摘み上げたそれを、口に運ぼうとして、動きは止まる。
椅子についたまま、見上げる視線は主の瞳を見つめて。]

 吸血鬼が、……血の味を、恐れることは
 ……あるん、ですか、

[震える声で、問いかけた。]

(63) 2014/12/27(Sat) 19時頃

【人】 お針子 ジリヤ

ー 朝:食堂 ー

[いつものようにぺたぺたと音を立てて廊下を過ぎ行く。
はりつく床の冷たさがいつもより痛い。
食堂にたどり着いて、瞳を瞬かせる。
主がこの場にいるとは思わず、誰か上位の者がいれば先にそちらに写真を見せようと思っていて。

ポケットに持っていた写真数枚を無理矢理仕舞い込むと、
おとなしく席についた]

 …朝から辛気臭い顔。鬱陶しい

[主に心配されている包帯男に毒づく。
彼らの会話の内容には耳を傾けながらカフェオレに角砂糖を追加に放り込んだ]

(64) 2014/12/27(Sat) 19時半頃

─ヴェールの向こう側─

(あの時は、なんの絵を描いていたんだろう。)

[たゆたう記憶、揺れる漣。
 向かうのは孤島?
 違う、窓ひとつない『アトリエ』だ。]


【人】 宝飾交易 黍炉

 はい。

[吸血鬼は薬を差し出すだけでなく、水差しからコップに水を注いでやった。
そのまま薬を飲む彼を見守ろうとして、彼の視線がこちらに向いたので「おや」と。]

 血の味を?
 時には、そういうこともあるかもしれないな。
 どうしたんだ?

[彼が一体何を思ってそんな問いを投げかけたのか、探るように吸血鬼は彼の瞳を見つめ返す。]

(65) 2014/12/27(Sat) 19時半頃

丁助は、ヒューの様子を案じて二人の会話を聞いている。

2014/12/27(Sat) 19時半頃


宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 19時半頃


[【クアトロ】がカンバスに向かう。
 描かれるのは懐中時計の溶けた奇怪なものや
 極彩の黄色で描かれた向日葵や
 主と弟子の12人が食卓を囲むようなものまで様々だ。

 筆を走らせれば、硬貨が積もる。
 けれどそんなものに興味などなかった。

 描けることを許されていたのは資料に写されたもののみ。
 資料はいつでも柱のように積まれ
 ひとつ描き上げた頃には、また一冊積み上げられた。

 そして三日に一度は様子を見にやってくる『誰か』。
 その誰かは呪いの言葉を掛けていく。
 体を重ねるのはどこか、儀式めいていた。]


 
 
 
    「忘れないで。

     キミは、ボクを、愛してる。」
 
 
 


[終わりのこない永遠。

 ただひたすらに続くものだと思っていた。
 終わりなど考えてもいなかった。

 そこには幸も不幸も、何もなかった。

 永久に終わりが訪れたのはいつだったか────…]


【人】 石工 ボリス

─朝─

[すう、と目が覚める。
 夢を見ていたように思う、が、靄がかかって思い出せない。

 欠伸を零し、大口をあけた反動で
 昨日自分で拵えた頭の傷が、ずきんと痛んだ。
 なのに咄嗟に抑えたのは、胸。]

 ……はて?

[なんぞついにぼけたかと、ぼさぼさの頭をかきむしる。
 そういえば、バンダナがなくなっていた。
 どこに置いてきてしまったのだろう。

 何か大切なものに、巻きつけた記憶はあるのだけれど。]

(66) 2014/12/27(Sat) 20時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……人の血を、口にする夢を、見て。

[自分は吸血鬼なのだと思えば、それは命を繋ぐために、必要な行為と言えるのだろう。
食事を摂りたい、眠りたい、それらと同等の欲求なのではないだろうか。

けれど、あの夢の内容を脳裏に思い描けば、恐怖にも似た拒絶の気持が湧き上がるのだ。
こんな事をしてまで、生き延びたくないと。
けれどこうでもしないと、生きていけないのだと。
血を欲したのは、喉が渇いていたからで。

辛気臭い、鬱陶しい。
真っ直ぐに届く毒に、眉を軽く寄せて、吸血鬼からコップを受け取り、薬を流し込む。

カップからカフェオレを一口、飲み込んで。]

 ごちそうさま、……あの、

 気分が、……優れないので、……部屋で、寝ていてもいいですか。

[せっかく用意されたクロワッサンを、口にできないことを暗に詫びる。]

(67) 2014/12/27(Sat) 20時頃

【人】 石工 ボリス

─食堂─

[男はその日珍しく、食堂へと足を向けた。
 いつもいるのだろう面々が席に座っていて。
 いつもこない自分の席なんて何処であったか覚えてすらいない。
 適当に丁助[[who]]の横の朝食たちから、カフェオレだけを手に取った。]

 ヒューは

[大丈夫なのかと口にしかけて、止まる。
 丁助が心配そうな表情をしていたし、主も話をしているようで
 男はそれ以上口出しすることはない。
 感情の読み取りにくい細い目だけを向けると、心配している意が伝わるよう
 ふっとだけ、困ったように笑っておいた。

 夢の話は気になろうとも、昨夜の断片が介入することを拒ませる。]

(68) 2014/12/27(Sat) 20時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

 ……、へえ人の血を。

[吸血鬼の口角が僅かに歪む。]

 それは、衝動を抑えられてない吸血だったのだろう。
 恐ろしくもなる。

[推量の言葉を吸血鬼は口にすると、ヒューが薬をきちんと飲み込んだのを見て頬を緩める。]

 気分が?それはいけないな。
 私の看病は必要か?

(69) 2014/12/27(Sat) 20時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 20時頃


【人】 許婚 ニコラス

少し疲れているのかもしれませんわね。

[何に、かは判らないけれど。
>>44から紅色の錠剤を受け取りながら、口元に弧を描き。
体調はと問われて、思い出したのはジリヤの話とクアトロの姿。
もしかしたら因果はないのかも知れないが、果たしてこの薬を飲まなかったなら、一体どうなるのかと静かに菫色の下に隠した身体を震わせた。]

きちんと食べてる筈ですのにね?

[丁助の言葉>>47にはころころ鈴を転がしながら答えて。]

昨日はお兄様はずっと誰かといらっしゃったのでは?
そんな時にお手を煩わせる程不出来ではありませんの。
それに、単に眠り過ぎただけ。
お館様にもそう御迷惑は掛けて無いと思いますわ。

(70) 2014/12/27(Sat) 20時頃

【人】 許婚 ニコラス

[そういえば彼は昨日、誰かに夢中だった筈だと思い出して、それはからかい半分に。
席に着きながら、大丈夫、と礼を告げたなら、その誰か>>46が食堂に。]

御機嫌よう。

[座ってしまったから、笑顔で頭を傾けて、髪を垂らすのみの挨拶で。]

(71) 2014/12/27(Sat) 20時頃

【人】 半の目 丁助

[ふいと横から手が伸びてきて>>68顔を顰める。]

 おや、くあとろじゃあないか。
 相変わらず不吉な数字をぶら下げてるね。

["死"を連想させるその数字があっしは嫌いだった。
終わりを感じさせるものはなんだって嫌いだ。]

 木乃伊くんなら具合が悪いようだよ。
 主様がまた無理をして面倒を見ようとするから、
 何ならお前さんが看病をしてやりな。

[早口で言い捨てると、麗しの吸血鬼殿に確認するように。]

 ねえ、ひゅうが一人きりで無いのなら
 主様が付きっきりになる必要もないだろう?

[そう尋ねた。
くあとろの瞳の数字を見ていたくないから、追い払おうとしてるだけさね、別に。]

(72) 2014/12/27(Sat) 20時頃

【人】 許婚 ニコラス

[その後何か会話しただろうか、ヒューが現れた>>60なら。
興味は彼の様子と会話を始めた主へ。
追って現れたジリヤの苦言>>64には、まあまあと宥めたけれど、意味はなさなかったか。]

お薬は飲まないと、具合が悪くなるのかしら。
それは何故?

[記憶に残らぬいつかは、きっと飲まずにそうなったこともあるのかも知れないが、今は今回のように眠り飛ばしてしまわぬ限りきちんと摂る身。
口をついて出た主への問いかけは純粋な疑問だが、果たして届くか。
或いは他の誰かが聞いているかもしれないが。]

(73) 2014/12/27(Sat) 20時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[それは、本当に、人の血を求めて行った行為だったのか。

水と共に流しこむ錠剤。
暫くすれば、この不快感すらも曖昧の中に沈んでいくのだろう。]

 ……看病は、要らない、……大丈夫、……です
 気分が、……少し、悪いだけ、だから、

 少し、休めば……大丈夫、

[何故、眼前の主は笑うのか。
薬を口にしたことに、そんなにも安堵しているのか。

椅子に座ったまま頭を下げ、止められなければ立ち上がり、食堂を後にする。
困ったように笑う顔>>68に、微かに唇を弓なりに曲げ。
差し込まれるように述べられる、チョウスケからの提案>>72に、緩く首を横に振る。]

(74) 2014/12/27(Sat) 20時頃

【人】 負傷兵 ヒュー


 平気。
 ……夢なんて、滅多に見ないから。

 混乱している、だけ。

[そう制せば食堂を抜け、部屋へと歩き、戻る。

薬の効きはじめの、独特の酩酊感。
酒に酔った時のものとは違う感覚にきつく眉を寄せ、それでも真っ直ぐに部屋へと辿り着くだろう。
誰かがついてきていたとして、それを拒絶する気力も無かったのだが。]

(75) 2014/12/27(Sat) 20時頃

【人】 石工 ボリス

 『死』じゃけね、不吉なろ。

[飄々とした、男よりも不思議な言葉遣い。
 嫌いなことまで知りもしないが、左目をウィンクさせてみせる。]

 (──看病じゃったらわしのが適任じゃろ、ハゲ。)

[耳端に聞こえた会話>>69に、ありもしない毒を裡に吐いて。
 部屋に戻るなら後で看病に行こうか、と。
 けれど今自分が行っても気まずかろう、と。
 感情を押し殺し、いったん食堂の奥へと向かう。
 探し出して咥えて来たのは、昨夜手付かずにしたガレット。
 ゴミ箱の餌になっていたから、救い出してきたところ。]

 ……ヒューが呼ぶんじゃったら。

[作法も何もなく、カフェオレを啜り。
 クロワッサンではなく、拾ってきたガレットを食べ。
 また必要ないと謂われるだろうと思いつつ
 珍しく丁助の横の席に座る。]

(76) 2014/12/27(Sat) 20時頃

【人】 半の目 丁助

 まあ、きちんとしてる積りでも
 何かの拍子に体調が崩れることも有……だ、だ誰か?

[>>70にこの不意の指摘に動揺する。]

 そ、ちが、いや、そりゃあ一緒には居たけれど、

[ちらりちらりとじぇれみに視線を送ってしまう。]

 別に、そういうんじゃあないよ!

[赤くなって何かを否定する。
「そういう」とは一体何がそういうなのか。]

(77) 2014/12/27(Sat) 20時頃

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