208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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[その言葉をどう受け取るだろうか。 言われていた薬の効果差異がある気がするのに。何処か参休に助けを求めるようにどう返されるか、じっと見つめる。]
(305) 2014/12/29(Mon) 20時頃
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[案じられる言葉には>>310首を横に振った。]
俺は、――今でもだけど、そういうのにはまだ当てられてない。
[参休も――という言葉に嗚呼、自分と一緒で薬を摂取しなかった頃があったのだろうと察した。だが、見た覚えがないから恐らく、自身がやってくる前の事だろう。ふ、と笑った。]
喉が渇くわけじゃないし血が飲みたいわけじゃないけど。でも、 好奇心は満たされたかな?
[暗に頭痛のする薬は今日一杯飲まないかもしれないと揶揄しなが参休の言葉に首をかしげた。
自分は記憶が”鮮明に”なり、参休は記憶が”朦朧と”する、らしい。]
…ここの仲間はさ、大体が記憶を失ってた。 参休はさらに記憶が”朦朧”?
[特に何も考えず疑問をぶつけた。]
(315) 2014/12/29(Mon) 21時半頃
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親切だね。 でも流石にあんまり普段食べてない体に負担はかけさせたくないなあ。
[参休の言葉に>>310冗談めかして言うけれどグッ、と距離を縮めながら血を遣る、という言葉は嘘か本性か。恐らく後者。 でもね、]
血の渇きは感じなかったんだけどね。 牙も出なかった。
嗚呼、でも俺の身を案じてくれるうちは失わないよ。 君が次、失いかけてもできる限り俺が助ける。
[吸血鬼の主が常に言う言葉を復唱するような言葉に笑いかけ、臭い台詞なんて吐いてみる。 自身が、彼に多くの選択肢を与えるように、と。]
(316) 2014/12/29(Mon) 21時半頃
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[最初に自分が手を差し出したあの子。
あの子と出会ってから、それまでの孤独とは違う時間が流れるようになった。
あの子が人間だと知り、いつかその日々が終わりを告げてしまうことを知った時、私はそれに抗う術を考えた。
その結論が吸血鬼である自分の血を少しずつ取り込ませて彼を不老にすること。
ついでに彼の記憶を失くさせて吸血鬼だと思い込ませれば、
彼はきっと自分と永遠に一緒にいてくれるだろうと思った。
だからそうした。]
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[このクランに居ることについてなんら思ったことはない。 …ただ少し強制されることには気分がモヤモヤしたような気がするが。紙箱を拾い上げる様子を見る。>>321
釘を刺されれば肩をすくめた。]
ま、”命令”されなきゃやんないけどね。 後、なんとなく赦されないと良心が痛む。
[どこまでも生意気に言ってしまうのは性か。自分で呆れる。 少しばかりの反抗心もソレか。血を飲むことについてはなんとなく傷をつける行為に変わりはなく、どことなく躊躇してしまう。 参休の事情の深くを知らないし深入りすることも憚られるから”安定”の言葉は自分が思うよりきっと、重いに違いない。と]
俺は、このままで居ろと?
[記憶を失う、意識が揺らぐ。その感覚が実感できなくて。]
(326) 2014/12/29(Mon) 23時頃
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……じゃ、お腹減ったし夕飯食べようかな。
[遠まわしに、薬を飲もうかとそういう意味で。 鈴の音>>320が鳴ればどこか遠くを見上げて言う。別段空腹が訪れたわけではないが水を飲みたいと、そう言う意味で喉が渇いた。
目の前の彼が空腹か、図書をしたいのか定かではないが。]
ご飯……じゃなくても薬でも飲みに行く?
[こてり、と首をかしげながらそう参休を誘う。]
(327) 2014/12/29(Mon) 23時頃
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[それから、自分とあの子が安心して暮らせる場所を
探して世界中のありとあらゆる場所に行った。
途中訪れた島国は閉鎖的な所でとてもじゃないが
吸血鬼の隠れ住むような余地はなかったが、我が子が増えた。
いつしか身を落ち着ける場所を見つけ、
「クラン・ドゥ・サン」と名付け、
仕事を任せられる執事も見繕い、
平穏で安寧な日々を過ごし……………]
[見上げた姿は、想像していたものよりずっと優しいものだった。
差し出された手は、冷ややかなものではなかった。
ただただ、寂しげに見えて、その手を握り返した時。
孤独な紅い眸に、仄かに揺れる灯の見えた気がした]
『いい子だ』
[何百回、それとも何千回となく繰り返し耳にした、
何時もの声。
永い間、その声の届く場所が己の居場所だった]
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[体は自分より小さく細い。 その上傷が散らばっているというのに。]
流石にそこまで冷徹じゃないさ。 ま、安心してよ、まだ血は要らないや。
[食堂へと誘いに乗るならば本を机に置いたまま図書室を出る。 流石に朝昼を抜いて晩まで抜くわけにはいかないな、など考えながら。本を積んでいた、と聞けば笑う。]
あの山、大変だったんじゃない?
[人ごとのように呟きながら山、も大変さも理解しているというのは犯人だからであるが、違和感に気付かれるだろうか。]
(345) 2014/12/30(Tue) 01時頃
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―図書室→食堂―
[食堂を訪れれば鈴がなったはずではるが人は居ない。 鈴の音を聞き逃した事はないはずだし鈴が鳴ってから幾分もたっていないように思ったのだが。食事はあらず代わりに錠剤の置かれた机。クランの異変に首を傾げればライジが……確か主の部屋だったか、そこに行く様子を見た。
箱を置く音がして聞かれる選択肢にゆるりと答えた。]
まさか、ここで待ってるよ。
[主が出てくるまでね。と付け足す。]
(346) 2014/12/30(Tue) 01時頃
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[かつて、その本を読んだ時、似たような話もあるものだと思った。
だから、きっとありふれた事だったのだろう、下働きの者を酷く扱う事も。
物語と異なる点は、幾つもある。
例えば子供は奉公にでたのではなく、物心ついた時から既にその地位にあったこと。
追い出されたのではなく、酷く傷を負った夜、支え合うように“友人”と二人、月夜に駆け出したこと。
月夜の荒野で地を潤したのは、その一人の血液だということ。
抜け出した一人は、今も尚生き延びているということ。
酷く飢え、渇いた身体にその血液はよく沁みた。
美味だと、その時確かに思ったのだ。]
その後に、主と会って、吸血鬼という存在を知った。
……それで、その衝動が抑えられないならと思って、薬を飲んで、きて。
[けれど、自分が本当に怖かったのは、血を口にすることではなく、生き延びる為に友すらも利用する自分の浅ましさなのではないか。
掌で、顔を覆う。
不思議なもので、言葉にするとそれらは連鎖的に途切れずに連なっていく。
そこで一度、言葉を切る。]
[男は隣に座り、スケッチブックを開く。
彼の口から落とされていくのは、『怖い夢』の話だろうか。
まるで民話にでもありそうな物語。
赤い血を啜った、働き者の少年の行く末。
“友人”を糧にした、吸血鬼の話。
話を聞いている間、男は声を出さなかった。
真っ白なスケッチブックの中にペンを走らせていく。
ただ、時折隣に視線を向けては
彼がどんな顔をしているのかを、見つめて。]
[止まることなく語られた話。
やがて、顔が覆われて言葉は途切れる。
同じように一度手を止めてペンを置いた。
無意識に手はのびる。
肩へと伸ばし、軽く抱き寄せようと。]
[───人を殺した記憶。]
…………。
[少しずつ、ゆっくりと、靄のヴェールが外れていく。
生きるために友人を手にかけたのであろう彼の話を聞きながら。
思い出すのは、男が『誰か』を殺めた理由。]
[語る表情には、笑み一つない。
彷徨う視線の先は、自らの言葉を追う。
恐怖よりも、嫌悪の勝る記憶。
けれど、その嫌悪を恐るならば、それすらも“怖い”夢となるのだろうか。
指越しの視線は、ペンの手の止まる方を見る。
伸ばされた指を拒むことなく、抱き寄せられるままに身体を預けた。]
……本当は、もっと沢山、覚えていないといけないんだと、思う。
けど、……もう、あいつの顔も、思い出せない。
[年の頃も、性別すらも、
恐怖ばかりが勝ってしまい、それ以上を覚えていられない。]
今話せるのは、ここまで。
……今晩も、薬、抜けそうなら、抜いてみるから。
朝になってまた何か思い出したら、書いて貰えるか?
[最後にそう付け加えれば、微かに笑う。]
[自らの記憶に向き合おう、自らを記録していこう。
そう思った切欠は、何だったか。
例えば、覚えていられない愛の言葉だとか。
例えば、温かな食事の味の良さだとか。
例えば、書き留められない旋律だとか。
きっと、そんな些細の事の積み重ね。]
……うん。
[笑みもなく落とされていく言葉に、小さく頷いた。
体重を預けるようにする体を抱き寄せて。
本当なら強く抱き締めてしまいたかった。
ぐっと、堪えて肩をとんとんとあやすように叩く。]
そか。
……、…。
[今己は、酷いことを口にしようとしている。]
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