291 Fate/Goddamned Omen
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ウツギは、ヨグラージを優しく見つめた後、ノッカらを見遣る
2019/02/11(Mon) 22時半頃
ラナって女の子だったのね。
……冗談よ。
不思議ね、神様ってものは。
[少しだけショックを受けた様子の声に
くすくすと意趣返しがてらの冗句をひとつ。]
そーね、アルシュも仲間だし、目的は同じだし?
というわけで、あたしこれから
ヒノカグツチ、とやらの方に行ってきまーす。
[アルシュと別れる前に、こうとだけ告げて走り出す。
移動しながらも通信は繋ぎっぱなししゃべりっぱなしだ。]
[サーヴァントのクラスについての話には、
概ね同意しておこう。あいあむばーさーかー。
アーチャーなのに弓を使うんだね、という感想はさて置き]
そーそー!
仲間や味方は多いに越したことはないわ!
まあこの世界にとってあたしは異邦人、
そっちの事情とやらにあんまり踏み込むつもりは
めんどくさそうだから無いけどね!
世界の危機。世界の危機ねえ。
あんま実感湧かないけれど、きっとそうなのよね。
……神を倒すのは人、 ね。
ふふ、そう、……うん。
悪くないわ。悪くない気分よ。
まあそもそもあたしは負けないのだけどね?*
[端末よりの、声を。
聞くばかりで 沈黙が続いていた、のは。
拭い攫われ行く 欠片より。
見 て いた、 から ……だと。
そう、理由付けを してしまおう。]
マスター。波照間乃花より。
欠片 が 祓われました。
……精神 そのもの は
只の、娘子である、よう で。
[端的な、報告。]
[幾ら 強靭な義足を持とうとも。
内に潜めるものさえ 柔ければ。]
……私が 宇宙樹方面へと。向かいましょう。
[とも、加えて。]
『い、一応妾のときは女神じゃがラナの時は……
わ、笑うたの!?』
[冗句なのは察したため、拗ねるような声音いえど
意趣返しの言の葉に対する様子は何処か楽しげにも
つたわる、ことでありましょう]
ヒノカクヅチ……聖杯の知識から
東洋の端の国、火の神様であるとか。
火傷にはお気をつけて。
[と、珍しく?弓を使うアーチャーは、
もとにもどってからそう告げるのでした]
……リジーであれば
きっと成し遂げられますよ。
私はそう、信じておりますし。
[と、彼女と話をしていたときか
先から沈黙ぎみのアルシュの声と、
祓われた娘の悲鳴が間をおいて響く]
……そう、ですか。
祓われたのはついさきなれば
私が雷の矢で居場所を知らせずとも
大丈夫、ですか。
[と、小さく確認を*]
ええ。
位置は、つかめております。
お手を煩わせること、も。
[ございません、と。
歩みながら、の。*]
|
[絹裂くような悲鳴、慟哭 叫ぶ娘の姿は痛ましいものでした
ですが、それにほだされ手を緩めるほど 私も甘くはないのです ……一時の同情で、兄と義姉の悲劇を招いたこと 忘れたことは一度も、ありませんから]
(392) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[ですから、私は幼子の いきる、というた言葉>>392を胸に 東洋の神の英霊と、その贄となろうか 或いは絆深め共に並び立つものたちとなるのだろうか その二者へと弓を構えます
されど矢を穿たぬは 此方に向かうと、機械からの声があった アルシュとやらのことも考えてでありました*]
(396) 2019/02/11(Mon) 23時頃
|
今や生み出してしまつた金烏赤兔
瞳ヨリ飛び出てしまえば黒残り
うつろすら映さず暗澹冥々
瓢箪より人を生み出し
大地を創り、何が残つたか?
───────── 解はありますまい。
( ではな....と、
そなたの首ごと顎を掴み
縁むすびに応えてやろうと思つたのです。
くちでは此の様に言つたトコロで
やるべきことは成すのが此身でございますから
長い指と、伸びたつめ先にそなたを捕え
くもらぬ眼光を見下ろしながら、 )
■■■■■■■人の子
「 けがらわしいものは嫌いなのですよ
ちぎりを結ぶのであれば
そなたは永劫、厄莎に縛られていなさい 」
─── かつて監視下≠ノおかれた
二人の男女の様にねい
ひとりでは何も生み出せぬくせ
傲慢で、我儘で、身勝手に
すくいを求むる人の子が肯くのであれば
柔らかな頬につめ先ニテ
紅一文字を残しましょうか。
疵残したトコロで体内に染み込む様に
消えゆく疵でございますが
これがそなたとの絆になりましょう。
今後ともつけらるる可能性のある、
手つき───魔除け≠煬唐ヒて。
( 供物と言えば、ほうら
初いものであるのが当然でしょう? )
[覚悟告げるならば、神の願いへの不理へは ひたぶる顔貌向ける。太陽眼差す葩のそよぎの茎摘まみ、ささめきを掴まえるように、いとどまなこを見開き、鶴嘴の如き爪先を肌に沈められても──
神頼みでも 神隠しでも──為さねば 訊かれることはない。
くもらぬとはいえ、星々のあえかに瞬く光湛える如き瞳。
禊ぐ生娘差し出さねば、
契る約定得られぬのなら。
都合よく神意に叛くものか。
眉根寄せたひたむきな眼に。]
紡がれるのなら 縛られるのも道理でしょう。
救いの先に 報いがあったとしても。
───── 後悔なんて いたしません 。
[頼るより術ない事情はあっても、語気に宿るは一時の情にあらず。救われることこそ、人々が敷いた法の傲慢。報いと表裏一体のことを、少女は知らずとも、ずしりと心に重くとも、逃げたくないと、願う。]
[ぴ 、 と、頬の輪郭に紅露引く指に、
肌咲く痛みを覚えながらも、それが種は肉体ではなく、
少女の精神体(オド)へと付けられた契りの証"魔除け"だと、
理解するのに、時は要らなかった。
典雅なルーラーとの繋がり、魔力の路が拓けて……]
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