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【人】 見習い医師 スティーブン[その後、鳴瀬は、どれくらいここに留まっていてくれたろうか。 (532) 2011/05/19(Thu) 14時頃 |
そうか、世界は3人だけで閉じている訳ではないものな。
[ぼそっと呟いたのは、百瀬が去った後だろうか。]
決めつけられれば、怒る、か。
[判っていたけれど、実際の所、判っていなかった事実を百瀬につきつけられた形。
世界は3人だけでないということだけでなく、幼馴染達もそれぞれ恋愛をするだろうということも、実際に同性同士に芽生える恋愛感情があるということも。
……と知らされて、ん?と何か引っかかったように、眉間に皺を寄せる。自身については、まだ、判っていないという風。]
お前まで何言ってんだ。
[調音の言動だけでも分からないのに。
妙なことを言い出す幼馴染を、じとり]
うん、怒るな。……分かったなら良い。
[脈絡は分からなかったが、多分自分が怒った理由を納得してくれたのかと思って。
うんうん頷いている。
根本的な解決にはならないけれど、それだけで少し嬉しかった]
[じとりと睨む珀に向ける眼差しは……
こいつ判ってないのか?という疑惑の眼差し。]
……ああ。
[なんだか、疲れてしまって、頷く相手に合わせた。]
悪かった。
[ぼそっと接吻けてしまったことを含めて、謝罪した。]
何だよ?
[疑惑の眼差しに、怪訝げな碧いろを向け]
別に。
[気にすんな、というように笑ってみせたけれど。
やっぱり少し、寂しいような苦しいようなノイズが、混じってしまった]
[結局、疑惑の内容を告げるも、自信のない分野故にあれが精一杯。
後は自分で考えてくれと、さじなげて、けれど去り際に頭を撫でようとしながら]
……1人で無茶はするなよ?
[囁くのは、日向に関して。
暗に何かあったら呼ばないと怒ると告げて、よろよろ去って行く*]
こっちの台詞。
[にへらと笑って、むしろ心配な背を見送った*]
【人】 見習い医師 スティーブン そうですね……。 (562) 2011/05/19(Thu) 18時頃 |
【人】 見習い医師 スティーブン[合宿の件に関しては、やはり同意見なようで、少し安堵した。 (569) 2011/05/19(Thu) 18時半頃 |
【人】 見習い医師 スティーブン あぁでも、私がこんなだから、逆に彼らに自主性が芽生えたのかもしれませんね。 (571) 2011/05/19(Thu) 18時半頃 |
【人】 見習い医師 スティーブン あ、それは……。 (586) 2011/05/19(Thu) 20時半頃 |
【人】 見習い医師 スティーブン え? (589) 2011/05/19(Thu) 20時半頃 |
【人】 見習い医師 スティーブン[暫くは座ったまま、部屋を出ようとする鳴瀬を見ていたが] (591) 2011/05/19(Thu) 21時頃 |
【人】 見習い医師 スティーブン[鳴瀬に背を叩かれると、不安な気持ちが少しだけ和らいだ。 (599) 2011/05/19(Thu) 21時半頃 |
【人】 見習い医師 スティーブン はい。 (623) 2011/05/19(Thu) 22時頃 |
【人】 見習い医師 スティーブン─ 2階 ─ (628) 2011/05/19(Thu) 22時頃 |
[花を輝かせる、想いの強さ。
ひとつひとつ、余す花無く感じられるすべてに。
誰かの遺した、想いの欠片がきらきらと眩く胸を刺す。
只中に居ると、今感じている痛みが、花々から感じるものか、雨によるものか、分からなくなる。
このまま、薔薇のいたみに埋もれて、千々に散っていきそうな感覚]
っ、
[ぶん、と頭を振った。
いけない。
今は、引き摺られかけたら声を掛けてくれる相棒は居ないのだ。
しっかりしなくては。
その相棒は、自室で蘭香にもふもふされて気分の良いとこを。
闖入してきた調音に、警戒真っ盛りなのだが、知る由は無い]
……なにか、
[ともかく、何か。
引き摺られないように、生きていることを実感できること、考えなくては。
いきて、そう雨の中呟くくちびるに、気づけば指先は引き寄せられて]
っ、
[ひた、と触れれば、はっと我に返る。
何してるのだか、こんな所で。
雨は酷いが、誰が見ているとも限らない。
意識を戻すには過ぎるほど強烈な思い出に。
慌てて指を引けば、一輪の棘に引っ掛かった]
[克希の失踪と、日向が無関係だとは思わない。
けれど、暁とやらが関係しているとして、彼女が悪意を持って彼をかどわかしたとも、思えない。
理由が断定できないうちは、何かを幽霊の悪意のせいじゃないと考えるのは、癖のようなものだけど。
怪談だけが彼女の全てでは無いだろうと。
すこしでも、話を聴いて何か、してあげられることがあるなら、してあげたいと。
今でもまだ、思っているから。
彼女の足取りを辿る何かが、それか克希の行方を探る何かが、ありはしないかと、雨の中、薔薇の砂漠に立ち尽くした]
―2階・耀と珀の部屋―
[鍵をかけてため息一つ。そこに声をかけられ、飛び上がりそうになった。羽根音に目が開き、腰を抜かしてへたりこんだ]
ぅ あ
き、こんにち…わ
【人】 見習い医師 スティーブン─ 2階廊下 ─ (645) 2011/05/19(Thu) 22時半頃 |
―― 自室 ――
……?
[ゆるり、首を傾げて。
へたりこんでしまった後輩に近付き、手を差し伸べる]
大丈夫?
なんだか、逃げてきたみたいだったけど。
どうか、したの?
[焦って鍵までかけるほど。なにがあったのか、と]
[胸にかき抱いていた服は床に散り、手に残ったのは棒付きの飴だけ]
………な、んでも……
[言葉が続かず、強く唇を拭った]
本当に大丈夫……?
何かあったの?
体調、悪いなら。
しばらく休んでいったらいいよ。
[何があって、その胸中がどうかなんて全く知らないから。
本当にただ心配そうに]
【人】 見習い医師 スティーブン あの……。 (661) 2011/05/19(Thu) 22時半頃 |
[差し出される手に自分の手を重ねた。立ち上がれそうにはなかったから]
…お、れ
ばかな、こと
あ
い
[言葉がなかなか、でてこなかった]
キスを、あ、………
[ぽつと泪が溢れた]
【人】 見習い医師 スティーブン はい? (670) 2011/05/19(Thu) 23時頃 |
ばかな、こと?
[上手く紡がれない言葉をなんとか拾おうとして。
手を取ったまま、自分もしゃがみこむ]
……きす?
[そうして聞こえた言葉に、目を丸くして]
先輩が…してて、なんか
いらっときて…俺…僕も、し、た
ば、かだよ、なん、で…
[ぎゅうと拳を握る]
気にするなって、それ、なかったって、なしに、
あ、
ぃや…もぅ、わかん…
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