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[飼ってくれるんすかあ?と鼻をスピスピ鳴らしながら言う声色は弾んでいた。]
何で嬉しそうなの。
[変態か?変態だった。と自己解決しつつ怪訝な顔をしてみせるが、どうやら帰ろうとしていたのを気にしているらしい。
本当に、随分懐かれたものだなと貧弱な表情筋なりに表情を綻ばせた。傍目には僅かな変化だろうけれど。]
[日中から酷かった咳を、何度も繰り返す相手を
気遣い、慈しんで撫で続けた、その最中のこと
密着していても伝わるよう、緩やかな動きで首を横に振る。
それは、打ち明け話に対する彼の反応に対する答え
謝罪と、幼馴染がいなくても大丈夫だなんて言葉
両方を否定したつもりだった。
友達が何人出来たとして、彼の代わりなど一人もいない。]
[彼がそうしてくれているように、
自分もまた、与えられるものを受け止める。
夢の中の登場人物には無い重みも、
きつく抱き寄せられる感覚も、
あやすような撫でつけと同じくらいに心地良くて。
一時だけ、子供の頃に戻ったような気分で目を閉じていた。
いつまでもそうしていたい、なんて浮かぶ
成人した同性の幼馴染となんて、きっとしてはいけないことなのに。]
移したほうが、早く治るんじゃない?
[笑みを含む声色で、呟いた軽口。
君のように強がってみたかったのだけれど
散々狼狽え、触れられて反応した後だから
かっこよく見せることは最初から諦めている。]
止めなくていいよ。
いや、……止めないでほしい、かな。
[幼馴染らしい言い草が、何を言いたいかは分かる。
それでも、もう答えは決まっていたから。
抑え込まれても、おれの態度は変わらない。
いつしか動きを止め、相手を抱くに留まっていた両の手は
その力を弱め、するりと解けて脇に落ちた。
一方で、身体は固くなり少しも緩まらないのはどうしたらいいのか。
可愛い少女ならまだしも、170を越えた成人男性。
あまり情けないところを見せたくもないのだけれど。
まさか自分の初めての相手が同性で、
……幼馴染になるとは思わなかったのだから。]
[二人の声と呼吸しか聞こえない暗闇の中、
抱き締められる距離で触れ合っていれば、
近づく気配も過敏に感じるようだ。
ずっとずっと、傍にいた筈なのに。
こんなに近くで声を聞いたことは、きっと無い。]
柊真、柊真……
[呼び返す声には余裕の欠片もありはしない。
それも、昼間はまた呼ばれたいと思っていた名前を
こうして“無理矢理”じゃない形で、なんて。
心臓の鼓動が、気づかれるのではないかと思う程、早まる。]
[耳殻にどこか湿り気を帯びたものが触れた時
身体が引こうとしたのを堪え、少しの身じろぎに留めた。
徐々に上がっていった熱は、未だ停滞に至らず。
むしろ、吐息を感じた時のように強まるようだった。
……ああ、多分。これは宜しくない。]
それ、嫌だ……
[空いた手の片方で、口許を覆う。
出来たら別のところに触れてくれたらいいのに。]*
[鼻水だ咳だは、冬場はわりと年中出るし、関節が痛いだの怠いだのは、疲労でなることもあるし。
だから、わりと甘く見ているというか、まぁどうにかなるだろうという気分にもなる。
ただ、熱だけはだめだ。
なんか熱っぽいとかならともかく、こうして数字が出てしまうと、精神的になんかだめだ。]
ア"……。
[
やけに心細さを感じた。]
すばせん……なんか、熱あるってこう、はっきりわかると……。
なんていぶか、意識しちゃって……。
[結果、必要以上に弱ってしまう。
よくない傾向だなとは思うのだけど。]
……えと、あの……。
[凛堂さんをちらと見て、それから、ノートパソコンの入ったカバンを見て。
どうしようかなと、少し悩んだけど。
どこでも書ける
お仕事、差し支えないよう、なば。
ズズ
……しばらく、ここ、いてぼらってぼ、いい、でうか……?
[
そばに、誰かいてほしい。]
忙しいなば、ちょっどだけでも、いいんで。
[せめて、眠りにつくまでは。
お願いできるだろうかと、控えめに、片手を伸ばしてみた。*]
[
男の躊躇いを、幼馴染を自分の手で穢す事への罪悪感を
洗い流してくれるようで、こいつは敵わないと、小さく笑う。
しかしならば、返すのもまた彼に合わせた軽口のようなもの。]
……こんなに身体ガチガチにしといてよく言うぜ。
童貞じゃねえんだから。
[抱かれる経験はさすがにないだろうが
いくらなんでも、と続けるのは
恋人が居れば、そういう経験はあっただろうと思っての言葉。]
[
男が一番心地良いと思い、求めた、幼馴染のそれだ。
既に、普通の幼馴染としてのスキンシップをこえた触れ合いも
身体をますます熱くさせる一方で。
いくらその行為自体の経験はあれど
同性と───ましてや、男にとって一番大切な幼馴染と、となれば
こっちだって、早まる心臓の鼓動を気にしている程の余裕はない。]
[だから
………止めないで欲しい、んだった よな。
[は、と断続的に溢れる吐息は、風邪の熱から来るものに加えて
隠せない興奮を示すには十分な程に、耳元で響いて。]
──── ……稜、 稜
[逃さないように、また彼の後頭部を抱き寄せながら
リップ音を一つ、名前を呼んで、また一つ。
そうしてそこに顔を埋めるように求めれば
舌が耳殻をなぞって、さらに奥まで*]
おつらそうですね。
[帰ってきて最初に抱いた印象が、そのまま口から出た。
作業をやめて布団をすっかり被って、弱った様子で声を上げたのが、どうにも苦しそうに見えた。
膝を折って視線を合わせるようにして、様子を伺う。]
ああ……やっぱり、そういうの、ありますよね。
すみません。
[余計なことしてしまったな、と、今度は口に出なかったのはよかった。
事実が事実でないかは別問題で、そんなことないですなんて、病人に言わせる言葉じゃない。]
はい?
[言い淀む
音を、声を、聞き逃さないように注意を向けた。]
ああ。
[そして、告げられた希望を聞けば不謹慎かと思いながら笑ってしまった。
差し出された手を取ると、ひどく熱い。熱の高さを物語るようで、その手をいたわるように両手で包みこむ。]
もともとそのつもりでしたから。
お安い御用です。
[そのためのPC持ち込みだし、仕事もそれほど差し迫ってない。
大丈夫ですよと何度か言い重ねて、そっと手を離した。]
ここにいますんで、大丈夫ですよ。
僕のことは気にしないで、眠れそうなら眠っててください。
コンセントだけ、お借りしてもいいです?
[コンセントの場所だけ聞いて、ノートPCを開いた*]
[
けれど、なまじ熱出して寝込むことが少ない分、どうにも不安で仕方ない。
対処法が分からない、とでもいえばいいのか。]
すばせん、なんか……。
[
買い出しに看病、体温計まで取ってきてもらって。
そのうえこんな頼み事とか、図々しいですよね。
だから、もうさっさと手を引っ込めて、毛布をかぶって隠れて、眠ってしまおうと思ったのだけど]
あ"…………。
[握り返してくれた手は、ひんやりして気持ち良かった。]
…………ありがと、ござます……。
[もう片手を、ぎゅっと添える。
なんか情けないような恥ずかしいような、嬉しいようなで、少し涙が滲んでしまった。]
グジッ、ズズ……。
はい……。
コンセント、ドアの横と、足元の本棚のとこに……。
[寝室のコンセントはあんまり使うこともないから、ほぼ空いてる。
そんな広い部屋でないから、多分コードも届くはずだ。]
あ、よかったば、本棚の脇に、ちっちゃい折り畳み机あるんで。
つかってくだばい。
[くだらない軽口の言い合いは、彼とでなければ出来ないこと。
「馬鹿」は言い負かされることが多くても、それすら楽しんでいた。
だが、今言われたその言葉は────
…………、
[もごつき、何かを言おうとし、結局返せたのは沈黙だけ。
そういう行為をするのは、ちゃんと彼女を好きになってから
自分なりのあの子の恋人としての誠意は
見切りをつけられたことで、いや、そうでなくてもきっと。
果たされることなどなく。
間違いでは無かったと信じているが、
今のリードされ求められている状況で
実は異性とも未経験だと知られるのは……
男として少し悔しいような、
恥ずかしいから秘密にしておきたいような。]
はい、寝れそうなったら、寝ばす。
でも……他人の仕事してるとこ、見ることって、そうないばら。
すこし、なんか……たのしいです。
[慌てて、ちゃんと寝ますよ、と言い添えたけど。*]
ちが、……
[確かに言ったけれど、でも。
ああ、言い訳なんて考える余裕は生まれない。
きっと未だ熱に浮かされる相手への気遣いなんて、尚更
確かな興奮を示す声が耳元に響き、小さく身を震わせる。
こんな状況ではリップ音も、可愛らしいなんて思えない。
聞こえる、もう一度。とうまがよぶおれのなまえ。
それすらも腰に、下腹部に痺れが下りていく要因。]
ん っ ……ぅ
[掌の内に籠もる吐息と声は、弱い部分を這う舌に反応し
何度も、とめどなく、意志に反して漏れ続ける。
抑えることも出来ず、奥へ向かう程に
反応を大きくしてしまうくらいだった。
体温も伝わりそうな距離じゃ、隠すことなんて出来ず。
男の自分の声が、甘く熱を含むのが聞くに堪えない
堪えようとするけれど、無意味な抵抗に近いのが現実。
気づけば強張っていた筈の身体は、力を失って。
何一つ自分自身が思う通りにならないなどと。]
は、…… ぁ
も、 こんな……っ
[浅く荒くなってゆく呼吸にも意図せず混じる声
聞きたくなくても、抑えられて逃げられず。
近すぎる水音と初めての感触を、
与えられるままに受け止め続ける。
続いていても、許され彼が離れても
やがて起こした行動は、同じだった。]
柊真、ねえ……頼むから
────……他のところも、触って
[────それは果たして
弱点を執拗に責められたまらない故の懇願だったのか。
欲で火照る身体が、“その先”を求めた結果なのか。
自分でももう、分からない。]*
[なにせ固定が終わってから駆けつけてくれたのだ。既にとっぷり暮れていた。]
wwwww なんか……
さみしー気がしたからめっちゃ引き留めてるけど
迷惑だったら無視していいからね。
[と、少し弱気に泊りをよろこんだ。]
[諦めきれぬ宇原は、顔をあげる。しょこらちゃんがせっかく台詞つきで三次元にきたのだ。(本当か?)
それでも、これはもとは抱きまくらなのだから。元の用途っぽくつかえば美少女感を堪能できるのではないかと、そうっと腕をまわした。
しかし生まれてこのかた童貞の萌え豚であるところの宇原には、人の抱き方がわからぬ。
人間と触れ合う力加減が全く分かっていない気持ち悪いほど遠慮がちすぎる異様なソフトタッチで、そ〜っと腕を伸ばし、壊れ物に触れるように、あまりにも優しく――抱いた。
この――176センチ28歳会社員オタクが抱き枕の布をかぶったものをだ。]
[抱けば抱くほど――然程柔らかくはなかった。
幻想の中の美少女の触り心地など性格に想像なんて出来ないのだが、聞けばそれは柔らかいという。だが現実は違った。(もちろん現実にはこれは男だった)
骨ばった感触と、ぱつぱつに張り詰めた布。そして先程ベッドまで運んでもらった時傍らから感じた服のにおい。あとは自分のいつもの抱き枕を抱いている時に感じるにおいが、まざりあっている……ただ、若干あたたかい……。
宇原は176センチ28歳会社員オタクが抱き枕の布をかぶったものを羽根のように背後から優しく抱いていた。※1
フェザータッチ(人間の触り方がわからなすぎて遠慮している)で腕まわりや胸元をそうっと形を確かめるように撫でもした。 触れど触れど、美少女性を確かめることは叶わなかった。]
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