3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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……倒れた?――…嗚呼。
……
[困ったような。]
…ラルフにでも運ばせたらどうです。
マネージャー ピッパは、保健室へ足を踏み入れ背中がぞくり {5}
2010/03/02(Tue) 11時頃
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― 生徒会室 ―
[時間の流れの感覚が酷く希薄だ。 気を失って夢も見ない状態から、周りの声がなんとなく聴こえるほどの状態になったのは何時か。]
あ〜……―――
[ゆるく覚醒する。 途中、何度か話しかけられた気がする。 ピアノの音を聴いた気がする。 けれど、どれも朧気にきちんと形を成さない。
ただ、夢のような思考で思ったのは。 ―――……過去と同じ過ちを繰り返したくない、と。]
(669) 2010/03/02(Tue) 11時頃
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[足元に、シャツの感覚があった。 フィリップが居るなら、名簿を捲る音がするのだろうか。
濃紺が動く、探すのは薄紫。視線は合うか。 合えば、どこか、安堵したように微笑んだ。]
(670) 2010/03/02(Tue) 11時頃
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[>>667 にはやはり硬い動きで]
……知ってる、あいつに直接聞いたから。
[挑発と大喧嘩つきで、とやや項垂れた。]
……いや、こっちこそ無用心だったしさ。
[謝罪を重ねられればその分だけこちらも否定し]
一応、ちょっとは慎重にやってるつもりだよ。 あの後は、遭遇して無い。
[随分実感の篭った助言をしっかり受け止めた。]
懐かれでもしたのかもね。 バーナバスさんの方こそ、気をつけて。
[お邪魔しました、と廊下に出て。 ピッパたちが保健室に入って行くのを見かける形になるだろうか。]
(671) 2010/03/02(Tue) 11時頃
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保健室の中は安全みたい…そういえばゲイルが隠している取って置きのお菓子があるのよね しょっちゅう此処へは遊びに来てたから詳しいのよ。
[そういうと保健室の片隅の冷蔵庫をあさくる。はいっているのは 何本かの冷たいミネラルウォーターとアップルパイ。奥の方にはビールとつまみが紙袋にいれて隠してある]
あたししってるんだから
[ニィっと笑う]
(672) 2010/03/02(Tue) 11時頃
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― 生徒会室 ―
……、――
[濃紺が覗く。 安堵したような笑顔が見えると、 一度僅かに眼を瞠った。 動揺したように薄紫が揺れる。]
……、なんで、……
[言葉に詰まる。 問い掛けは上手く形を成さなかった。]
(673) 2010/03/02(Tue) 11時頃
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―生徒会室前―
アイリス?
[>>666 聞き覚えのある下級生の名前、 唐突に元に戻った様子の彼、だけれど状況には全く即しておらず。 わずか怪訝な表情を浮かべていれば、
ディーンの首が支えを失ったように、がくり、と崩れ]
――ディーンくんっ!
[咄嗟にその身を支えた、ラルフもそうしただろうか。 何にせよ、このまま放置はしておけなくて]
保健室に連れて行かないと… あとラルフ君、それ、ちゃんと返してあげて。
(674) 2010/03/02(Tue) 11時頃
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さすがに気を失ってたら、
ラルフ君ひとりじゃ運ぶの無理よね……
………人手はないのかしら
[生徒会室の扉のほうをちら]
あ、ううん、気にしないで。
ディーン君がんばって運んでくる……
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― 生徒会室 ―
[「莫迦」も「お人好し」も、 きっと聞こえてなかったろうに。 言葉を探して、唇が薄く開いては、閉じ。]
…、―― ……――、保健室、 連れていってもらった。
[ドナルドに向け、 漸く紡げたのはそれだった。]
……、…ケイトの仕業だ。 …だから。
[――だから。何だというのか。 気にするな、なんて謂えはしなかった。激しい拒絶にそれでも手を伸ばす様が、ひどく]
(675) 2010/03/02(Tue) 11時頃
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[ビールの栓を捻る]
プシュッ
[いい音がして泡が弾ける。トクトクと棚の中のビーカーに黄金色の飲み物を注いで 戸棚から治療用の刃物をとりだしサラミを薄く切る]
美味しいっ…
[久しぶりのご馳走に身を震わせた]
(676) 2010/03/02(Tue) 11時頃
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――…、
……、……
[――何か、随分な間があったが。
確かに此処には、男手があるわけで。]
……必要なら、…
[――間。]
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― 生徒会室 ―
――……お前が傍に残ってくれてて、良かった。
[まだ思考は、はっきりとしていない。 揺れる薄紫。上手く形を成さない問いかけ。
――……思わず漏れた 言葉。
同じ傷つくなら、傍に居てくれた方が、きっとマシなのだと。 傍からすり抜けていった、過去(女)がそう思わせる。 実際、どっちが辛いかなど、分かりはしないけれど。]
(677) 2010/03/02(Tue) 11時半頃
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――……なんで。
[それは、多分。ドナルドを見ての、小さな一言。]
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/03/02(Tue) 11時半頃
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そうか、良かった。
[思考はやがてはっきりとしてくる。本音が、隠れる。 報告に、少し苦味を帯びた微笑を浮かべるのは。 傍に居てくれた方がいいけれど、自分が傍に居ることで、先ほどのキャロライナのように傷つける可能性を見るから。
――……だから、基本的には受身なのだ。 ――……だから、求められれば自分で出来うる限りは、そう思う。]
嗚呼、シャツ、ありがとう、な。
[その場の面子を見て問題なさげだったので、新しいシャツを着込んだ。]
(678) 2010/03/02(Tue) 11時半頃
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― 生徒会室 >>677―
――…、……
――、…なんで。
[鸚鵡のように同じ言葉を 違う抑揚で、揺れる微かな声で繰り返した。 また少しだけ泣きそうに顔を歪めた。]
…、…… … わから、ない。
(679) 2010/03/02(Tue) 11時半頃
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……、――。
[――セシルは知らない。 ドナルドの裡を知らない。
傍に居れば傷つけるのは自分の方だと思っている。 手を伸ばせない。 だから多分、この手は。 変化は (御前にはお似合いだ)――嘲笑う声]
…ああ、
[漸く、いつものような声が出た、と思う。 生徒会室の外が少し、騒がしかった。]
(680) 2010/03/02(Tue) 11時半頃
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…ここならきっと安全
[少量のアルコールと食事はすぐに睡眠を誘う。 ティディベアのかわりにマクラを抱きしめると保健室のベットにごろりと横たわる。多少の事ではおきないくらい深い眠りについた**]
(681) 2010/03/02(Tue) 11時半頃
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…… 今、足場悪いし
さ。
怪我 したら どうするの
どこに運ぶつもりか、知らないけど。
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>>671
うん、本当にすまんかった。
[それでも態度の硬いミッシェルに、やや落ち込んだが、取り憑かれていたといえ、あれはいかんだろうとやっぱり思う。
いや、そういう意味ではグロリアにはもっといかんことをしてしまったわけで……。]
――……しまった、その件ちゃんと謝ってないな。
[さっきの去り際も、そう考えると怒っているようにしか考えられなかった。 まぁ、当然といえば当然で…でも同時に、時々、優しくしてくれてるような気もする。
ああ、彼女はどこにいるのだろうか。]
(682) 2010/03/02(Tue) 11時半頃
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やっぱり男なら手伝ってやれ(……
足場悪いらしいし(……
――…あ、階段…そうね。
保健室、遠いものね。でも……
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