207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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[最後の狼が斃れると、風が吹いた。
船を留めようと海底から手を伸ばしていた亡霊たちは 諦めた様にその手を離し、塒に戻って行くように。
凪いだ海が動き出す。]
(54) pannda 2014/12/19(Fri) 21時頃
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Oh my darling, oh my darling,
oh my darling, Clementine.
You are lost and gone forever,
dreadful sorry, Clementine.
[空に浮かんだ朱の月を映した水面が揺れて。
波の音に紛れる様に、音の外れたオルガンの音が響いた**]
フランクは、ホレーショーの髪待機をしている。そわそわ。
mo_om 2014/12/19(Fri) 23時頃
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― 動き出した夜の船 ―
[どこかで、オルガンが鳴っているようにきこえたのは幻聴だろう。 自身の調律のために弾いていたカントリーソングは、 実は悲しい物語だ。
ぼんやりそんなことを暗闇の中航海士は思う。 ただ、その瞳は、妖の碧色を消さない。 腰に指した装飾銃の柄の部分の大きな碧石も同じ色のまま、 その腹の中に持ち主へ向ける鈍い鉛玉をもって。]
――……殺さないと、殺される…。
[そう、思っている。 だって、あんなに月の下で、穏やかな時間を過ごしていたギリーも、こちらに向かい吼えた。
その低い咆哮は頭に耳に焼きついて、 雫は一つ落ちただけ。
もう、自身の身は自身で護ると決めて。*]
(55) nostal-GB 2014/12/19(Fri) 23時頃
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>>55 [走り始めた船の舵はもう、赴くまま、とりあえず、針路はまっすぐ東に向いて、朝日を待ち伏せるように。
航海士は、船長の、ギリーの死に、すべてが終わったことを知らない。 まだ、どこかに生き残りがいて、こちらに刃を向けてもおかしくないから。 だから、血を吐きながら、闇の中、ひそやかに隠れ、朝を待つ。
頭の中には咆哮がまだ鳴り響いて…。 それは呪いの女神の見せる、呪いの夢につながっていった。*]
(56) nostal-GB 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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フランクは、隅でぷるぷるしている。
mo_om 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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[この船に乗って、航海がどこまでもできる気がした。 絶望と呼ばれる船長の元、それは沈まない船の象徴にも見えた。 だから、必死で自分の仕事をし、大航路開拓の夢さえ見る。 あらくれの男たちも、酒を傾ければ、こちらに害を及ぼすことはなかった。 料理はスープは少しなつかしい味がしたし、 船大工の腕は優れていて、それは、時に無茶なことをさせても、きっちり、次には元のレディに戻るデゼスポワール。 副船長の経験は航海士として得るものも多く、そして、貴重な船医までいる船。
そう、環境としては最上だった。 いつまでも、それは絶望を背負いながら、青海原を駆けていくのだと思って…。]
(57) nostal-GB 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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―if・胃酸の臭い―
[収縮した胃を蹴りあげられて、息が止まった>>53]
ぐ……ッ、
[咳き込む余裕もなく、涎と混じった胃液を溢しながら床に転がる。 痛みが久しぶりに鋭角さを帯びていて、錯乱と正気の狭間で顔を怯えに歪めた。 無意識、柔らかい急所を庇うように体を少し丸めて。声もろくに出ないまま、恐慌で震える声が何度かごめんなさいを口にした。
自分や相手がなにを言ってるかも半分くらいは理解してない頭で、ぼんやりと、重症だなあと実感する。 この実感も何度目なのか、さて。酔った頭は記憶を留めていない。 虫が目を抉ってくるのが気持ち悪い。かすかすに掠れた悲鳴をあげたら、口の中にまで入ってきた。 もちろん幻覚だ。 わかってる。いや、本当に幻覚か?]
あ、あー……。ダメだ、ダメだ、ダメだ……酒ないと、死ぬ……。死ぬ……ほんとに、しんじゃ……
[ぼやく声は、呑気にさえ聞こえただろうか。 じきに、踞ったまま泣き出した]
(58) kaisanbutu 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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[突如、床から弾かれたように飛び起きて、まるで誰もいないような素振りで無言のまま薬棚を開けようとする。 実際、飛散した瞳孔はなにも映してない空ろだった。 引き出しを引くがこの前消毒薬を飲んだせいか、鍵がかかっていて。 焦燥に駆られ、何度も引いては派手な音をたてる。 壊れそうなほど何度も何度も引いて、鍵を引っ掻き、爪が割れた]
ッ、ああぁああ゛あ゛あ゛ァ……!!くっそ、が
[それでも開かない引き出しを前に、奇声をあげて頭をかきむしり。
無意識、腰に下げていた斧を手に]
(59) kaisanbutu 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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[力の抜けた、ジェレミーの身体は重かった。 鍛え使い込まれた証を両腕に抱え、乱暴に放り投げた矢先――
声が、上がる>>51]
Wooooooof...
生きてたか? 起こしたか? かかかかかかッ。
[堅い口から溢れた悪態に 胸が物理的に痛むのも構わず、声を出して笑った。 結局、寝かしつける心算が叶わずに、共に、船医の城を出る。]
(60) mo_om 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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[だから、こんな騒動は想定外だ。 戦闘員が多く失われ、船長や副船長もいない船。
このままでは、あの時、みた幽霊船のようになってしまうだろう。 永遠に、絶望の中を、ローレライを乗せて彷徨う船に…。]
――……ジェレミーとフランクは、助けないと…。
[生き残りがその彼等だけとも、もちろん、知らず、 物陰に身を潜める。 そういえば、ダガーはさっき置いてきてしまった。
だから、もう、武器は腰にある銃しかない。]
[その銃が、不幸を呼ぶ銃であると、まだ知らずに。*]
(61) nostal-GB 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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如何だろうねえ。
無事じゃなかったら他の部屋でも借りるさ。 ……… 空き部屋だらけだからな。
[空き部屋、と、口にするトーンが、落ちた。
かつて、生きていた船員たちが使っていた部屋。 これから如何扱うべきか、肩を竦めて 廊下に出てから、後ろを振り返る。医務室の壁が目に飛び込んだ。 お隣さんの惨状は、想像に易いッてもんだ。]
名簿も、また、書き換えねえとなあ……
(62) mo_om 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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[廊下に落ちた血痕で 靴先で踏めば伸びる、比較的新しいものを踏み、階段を上がる。
――― 目指す先は、想像の通り、甲板。]
Yo Ho bitch...
んあ、また、ちゅうちゅう隠れちまったか?
[物陰に潜む、セシル>>61の姿は、一見見付からない。 淑女の宝物庫と同じシチュエーションで 辺りを見回す視線が、ふと、空を見上げた。
波が、風が、帆が動いていた。]
何ぉ処に向かうんだか。
[行き先は、港か、地獄か。 死に損ないにとっちゃあどちらも似たようなもので*]
(63) mo_om 2014/12/20(Sat) 00時頃
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― 呪いの魔女の笑み ― >>0:@66>>0:@67>>0:@68>>0:@71>>0:@72 [そも、女神は、ほくそえむ。 この絶望の真の絶望もすぐそこだ。 まだ、故郷に女神の瞳は帰るつもりはなく、 この船の血もすべて、吸い取るつもり。
しかもこの者は故郷の血を持つ。 かつて、生贄となるはずだった身で、おめおめと逃げおおせ、 神官の命を犠牲にし、なおも、こう、生きている。
同時に女神は恐れる。
故郷の血筋のものゆえ、その故郷に戻れば、 女神は封印され、もう、呪いは反転するだろう。]
(64) nostal-GB 2014/12/20(Sat) 00時頃
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[だが、女神には勝機があった。 なぜなら、戦わねばならないこの船にあることで、 女神は、やはり持ち主を殺そうと考えている。
それは、単純に、装飾だけが目的であって、 身から鉛の弾は出たとしても、 それは暴発し、持ち主犠牲にする。
あとは、また拾うものを魅了し、女神はまた微笑むと。**]
(65) nostal-GB 2014/12/20(Sat) 00時頃
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フランクは、なまざかなを抱き締めながら*寝る*
mo_om 2014/12/20(Sat) 00時半頃
セシルは、おどみゃーしーまばらーの、と歌いつつ、寝る準備。
nostal-GB 2014/12/20(Sat) 00時半頃
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― 碧色の意味知らず ―
[碧色は隠れて様子をみているとき、 蠢くこの世でないものを瞳に映した。 瞬間、目を見開き、微か、悲鳴をあげる。
絶対的な恐怖は、おそらく、自分の未来を予知した感覚に近い。 呪いによって滅びた眷属を見極める者。 その形は失われ、今は夥しい血の中、また呪いの血を耐えず含み、その存在の匂いは、腐臭死臭に重なりまた、重い呪臭となって、ざぁっと航海士の前に襲い来る幻影。
それは幻影でしかないのに、 全身血を浴びたような衝撃を受け、再度怯えた悲鳴をあげた。]
(66) nostal-GB 2014/12/20(Sat) 10時半頃
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――……ッお、俺は、死にたくな……。
[そもそもは、故郷、人狼の為に身を捧げなくてはならなかった身。 それと知り、なおも、命を絶望に浸し、それこそ、彼等の朝食のパンのように食われなくてはならなかった身だ。
なぜ、その哀れなパンのはしきれをそのときの神官が救けたのかはわからない。 ただ、ここにきて、本来ならば、眷属のやはり下僕として存在するべきだった、その為につけられたローレライの名前。 狂った碧色は、その女神は故郷から離れれば、無双に呪いを撒き散らし、耐えず滅びを欲して、なおも、存在を誇示する。]
くそっ!くるな!しね
[幻影は、こちらに降りかかり、航海士は取り乱したが、身体はいうことをきかない。 逃げようとして走り出し、また転び、床に叩きつけられて血を吐いた。 それはもう、見苦しい姿で。]
(67) nostal-GB 2014/12/20(Sat) 10時半頃
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セシルは、吐いた血を手で拭うが、顔は既に血色で赤黒く…。
nostal-GB 2014/12/20(Sat) 10時半頃
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[その姿は、ふわりとしていた髪は汚れと湿気で落ち、顔は自らの吐血した血で染まる、その中狂気に満ちた碧色の眼を爛々と。
だが、既に壊れかけてる身体は、もう、限界を近くもって、 今は立ちあがることもできず、這いつくばったまま、もし駆け寄るものがいても、瞬時にそれが誰であるかみわけることはできないだろう。
女神はその腰で光る。
そう、殺される前に殺せと、 その銃を引き抜けば、その幻影の中で、静かな呪いの死が待っていると。*]
(68) nostal-GB 2014/12/20(Sat) 11時頃
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[ジェレミーは思い出すだろうか。ヘクターが人ならざるものだと言って航海士を指さしたこと。]
[フランクは思い出すだろうか。普段、宝石やましてや銃など欲しがらない航海士が、それをまっさきに欲しがったこと。]
[いずれにしても、この船は、いくつものの隠された理や、眠っていた本心、哀しみに満ちた音節が常に流れていた。 常勝を当たり前とする絶望のジョリーロジャーは、 まさにその名のとおり、望を絶つべく船だったのか。
大部屋に転がる、文字がかけるほどの利発さをもつ船員が、 その獣に食われたとき、 傾きかけていた何かが大きく倒れ、 真実は、むくり起き上がってそれまでの横暴に対する報復のように、偽りの仲間意識は無残に断ち切られ、裏切りという日常を巻き起こした。
それにまた絶望した何かが、目をそむけ、生きるために奮った人としての刃を誰が責められるだろうか。 最後死んだ白狼は、人の理を理由に狼の力を放った。 そこには、裏表、白黒、純粋と邪悪、至恭至順と忘恩負義。 二面性をもつものの苦悩もまた溢れて。*]
(69) nostal-GB 2014/12/20(Sat) 11時頃
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フランクは、たいへんにこにこしている。
mo_om 2014/12/20(Sat) 21時頃
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− 回想 − [チビガキの健康状態は病気で無いと言う意味では、問題無かった。]
髪はしっかり洗えよ。 後、服も、特に下着。他は寝床の布はちゃんと洗って干せ。 虱沸いたら、お前干すからそう思え。
[何故か横を向いていたホレーショーに、首を傾げつつ チビガキを引き渡した後、厨房へと向かう。 アル中はもうそこで働いていただろうか。 中にいる奴の顔も見ずに声を掛けた。]
おい、ホレーショーが拾ってきたチビガキ。 あんまりにも貧相だから、出汁も取れそうにない。 ろくに動けない奴なんている意味は無いから、 太らせといとくれ。
[後は料理人が何か考えるだろうと、彼らに任せて 医務室へと戻る。]
(70) pannda 2014/12/20(Sat) 21時半頃
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筆降ろしの時に、笑われたら可哀想だからな。
[ただ成長期の過ぎたチビガキは育つのだろうか。 それだけが疑問だった*]
(71) pannda 2014/12/20(Sat) 21時半頃
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― 回想 ―
ちょっと船首行ってくるッス。
[船乗りたちにとって、それが“用をたす”ことを示す隠語だ。 その夜、捕虜の見張りを任されていたグレッグは。 一緒に組んでいたルイスにそう声をかけると、船首へ向かった]
……ううっ。さぶ。
[夜の甲板は寒い。漆黒の海はどこまでも広がっていて。 早く用を済ませようと船首へ急ぐと]
おや。モンドの旦那……?
[先客がいたのだった]
(72) gurik0 2014/12/20(Sat) 22時頃
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[こちらも早く済ませたいのだ。 構わずモンドの横に並んで――そして、見た]
……あ。
[モンドをもう一度見て。自分のを見て。 にやあ、と口角を上げる]
いや〜〜〜〜。 こんなにモンドの旦那を身近に感じたことはないッス!
[モンドの背中をバシバシ叩いて。 なんだか友情が芽生えた気がした一夜だった**]
(73) gurik0 2014/12/20(Sat) 22時頃
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フランクは、床に落ちても関係ないねえ。 けぷ。
mo_om 2014/12/20(Sat) 22時頃
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――― 回想 ―――
[その日は、何時も以上に酔っ払っていたのだと思う。
襲って殺して奪い取った金銀の山と 今日は誰が一番殺した、誰が役立たずだったとか そんな話を酒の肴に、第二甲板で騒いでいた。]
かかかかかッ、今日は中々派手にやったねえ。 肝っ玉もでかいか? おおん?
[本日の活躍者の一人であるモンドに声を掛け おおっと手が滑りましたッて態で、服を捲り、ある一点を見た。]
(74) mo_om 2014/12/20(Sat) 22時半頃
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か。
[笑い声が途中で止まった。
酔いが醒めた。
――――… 間を空けて、"か"の続きが。]
ぶッッッッ、ふは、ははは!!!
[ワイン瓶を抱えて、げらげら笑い転げる。
それからと言うもの 酔いを理由に、船員のサイズを占う俺様の姿があったとさ*]
(75) mo_om 2014/12/20(Sat) 22時半頃
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− 回想 − [この船には航海士がいる。 何処の船にもいなくては困るのだが、荒くれ者ばかりの この船でよく乗ろうと思ったな、と思う容貌の若者だった。]
あんたも細いな。ちゃんと飯食ってんのか? この船の運命はある意味、あんたが握ってるんだ宜しく頼む。
[そう言って迎えた航海士の評判は悪くは無かった。 知識も豊富で、波や風を読む目も確かだった。 不吉な名を持つが、逆にそれが絶望の船に相応しいから 乗せたのだろうかと、船長の目利きに苦笑する。]
(76) pannda 2014/12/20(Sat) 22時半頃
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おい、セシル。 それ、なんて曲だ?
[色々問題が多い船員達の中で、セシルは大人しく 怪我も少ない船医から見れば優秀な人材だった。 特に性格も問題ない。 だがどうしても好きになれないものがあった。
娯楽室に放置されて、時々酔っ払った連中がやかましい音を たてるだけだったオルガンだ。 彼がそれを奏でる度に、耳の奥、昏いものが掻き回された。
それが何か判らない。 判らないけれど、息苦しくて、苦しくて。]
(77) pannda 2014/12/20(Sat) 22時半頃
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[耳の奥で狂った女の聲と──か細く途切れそうな何かの鳴き聲が響く]
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[その聲の正体が判らない以上、セシルにそれを止めろとは言えず。 苦虫を潰した表情で医務室か、自室に籠るのが常だった。
その女の聲と、曲がいつのものなのか、気付いた時。
ヒトで無かった事を思い出すとはまだ知らない頃の話*]
(78) pannda 2014/12/20(Sat) 22時半頃
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[白狼は、三つ足をまるで我が仔のように胸に抱いて事切れた。 すべてが終わったかのように、風が吹き、海賊船を微かに揺らす。
生存者達が何やら話をしているが、獣にとっては、それは、ただの音でしかない。
後方からの死者達の声に振り返れば、やはり彼らも、然る可き世界へ旅立つのだろうということは分かった。 しかしそれも、獣には関係のないこと。
もう、ここに留まる理由はなにもない。]
「ミャーォ」
[灰色の猫が、何もない空間を見つめ、鳴いた。]
(79) nordwolf 2014/12/20(Sat) 23時頃
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─ 船首楼 ─
[ここから眺める景色は好きだ。 風を失い、暫し停まっていた景色は、今、またゆっくりと流れ始めた。
水平線に、眩い朝の光が見える。]
…………
─────……ォーーーン……
[咆哮が波音に溶ける。 そして獣の姿も、また…………]
(80) nordwolf 2014/12/20(Sat) 23時頃
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