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敬う? 誰をだ?
[無表情という顔に灯る、唇を上げた笑顔。
それは『有』という『無』。]
たかだか先に居るだけの身の何を敬えば?
[喉奥が鳴る音は変わらないのに。]
[ちゅくと水音を立て、舐めとられる彼の指先。
寄せられる眉根、震える吐息。まるで愛撫に耐える様。
それが嫌悪からくるものかもしれなくても。]
なんて顏してるんだよ
嫌なら嫌といえばいいのに
喉が渇く?血が欲しくて?
そうか、俺にはわからない…
ご褒美を決めろと言っただろ
決めたらいい
[自分のほしいものを。渇くのなら癒せるそれを。]
ふふ。それこそまさかさ。
「待て」をし過ぎ。
[彼の唇を受け入れ。
無意識に掴んだ手が彼のしゃつに皺を作る。
瞑った目の睫毛がその長さを静かに主張した。
浴場での続きのように、やがて部屋に水音が響く。]
襲いは、せんよ。
血が欲しかろうが、肉が欲しかろうが。
───約束、したけぇ。
[まだ覚えている。
忘れていない。
恐怖を示していた、あの『赤』と
それだけは絶対に、忘れない。]
待てを強いたのはあなたでしょ
昨日だって薬は飲んだ?と俺は尋ねたのに
今朝だって
最初から、ここに呼べばよかったんだよ
[丁助の赤い髪に触れた指を下に下ろし、頬に触れ。寄せた口元は受け入れられ、口づけを深くする。]
甘い?
蜂蜜の味するでしょ…
[再び口付けし、彼の衣服の襟元に片手を添え、押し開こうとするが帯が邪魔をする。
帯を解いてと促しながら、角度を変えながら深い口づけ。 上を向かせる体制が辛いかと、ベッドへ手を引く。彼の部屋には小さな小物があちこちに。押し倒した風圧でそれらは。]
っ、はぁ…、 これ何?
[唇を離して、彼を見おろし、自身のシャツの合わせに手をかけ前をくつろげると、帯は緩んだ頃か。
彼の衣服を横に開いて彼の肌をあらわにする。
ちょうど昨晩の続きの様に。
昼の光が窓から差し込み、昨日とは違い
はっきりと彼の裸が見える。]
んっ、甘い……甘い物は好物だよ。
何を摘み食いしてきたんだい?
[柔らかな微笑みを浮かべて無邪気に尋ね。
頬に触れる彼の手に自らの手を重ねる。]
御免よ、お前さんが人目を気にするような類の人とは思わなかったから。
[本当は、簡単に手に入れたら簡単に忘れて仕舞いそうな気がしたから。
でも今は忘れたくて彼に縋ってるから勝手なものだ。
重ねた彼の手を掴み、頬より下に誘導させて。
白い喉、鎖骨を通り過ぎ襟の間の素肌へと潜り込ませる。]
あっしを熱くさせておくれ……?
[遊女もかくやといった嫣然とした視線を送った。]
んっ、
[上を向きながら帯を解くのが些か辛いと思っている所に、丁度べっどへと押し倒される。]
此れって何れの事だい?
[見せ付けるようにしゅるりと帯を解き。
孤を描く唇は息を徐々に微かなものから興奮を露わにしたものに変じさせつつある。]
日の光の元で見るあっしの肢体はどうだい…?
[彼の視線に悦びを滲ませ尋ねる。*]
────仰せの、ままに。
[背に落とされるのは抗えぬ『命令』。
苛立ちの声と、触れるなという言葉。
掠れるような声音で呟いた*]
どうせ誰も、来やせん。
[たまに来るケイイチも、すれ違ったのは昨日だったか。
他に図書室に来るとすれば、命を下した本人か。
傷だらけの灰被り。
昨日包帯を巻き変えたばかりだ、来るはずもない。
そこまで心裡に思ってから、苦笑が漏れた。
いま、どれだけ触れたいと思ったのか──と。]
[かつて、羨み求めて焦がれていた。
そんな何かがあった気がする。
そしてそれは、決して自分には与えられないのだという、諦めのような想いもまた同様に。]
……欲しい、もの……
[眉を寄せ、苦く呟く。
遠い遠いあの日、あれだけ欲していた何か。
どうして忘れているのだろう、どうして思い出せないのだろう。]
[諦めて、忘れ去ってしまったのか。]
[それとも、等の昔に、 ――――――――――]
ないしょ
[つまみ食いは何かと問われて。彼が嫉妬してくれるなら、応えても良いが、あまりそんな気もしなくて、吐息交じりにそう返し。]
見世物じゃないって言ったのは
あなたでしょ
乱れた姿を他に見せないでと言ったのもあなた
俺も見せたくない…
[彼の真意はわからず、だが少しだけ彼に焦燥を感じる。これまでの恥じらう様子と真逆の、婀娜っぽい仕草。]
なにかあった?
[部屋のあちこちにある紙でできた小物を指して問うたが、彼には伝わらなかった様だ。だが、どうでもいい。ただ興奮で乱れる呼吸をごまかすだけの言葉。]
その問いは自信があるってことかな
素敵だよ
[答えながら首筋に口づけを落とし、鎖骨、胸元をたどり。再び昨日の様な手順で。違うのは、伸ばした下肢、不可解だった下着の紐解き方を知ったこと]
回り道も一つだけやくにたった
[くすくすと笑いながら、彼が脱衣所でしたことを自分も繰り返す。既に少しはそこは興奮の兆しを見せてくれていただろうか。それとも。
胸の尖りに舌を這わせ唾液で濡らし、左手はそれに添え、ゆるりと上下に扱く]
[其れにしても嫌に手慣れてるじゃないか。
自分の事だ。
あっしは何時からこんなにいやらしい笑みを浮かべて男を受け入れるようになったんだい?
分かってる。
「男を」受け入れるようになったのではなく、「彼を」受け入れるようになったのだ。
彼とのこうした逢瀬の時を何度も何度も重ねてその度に忘れて来たんだろうね。
其れでも身体が覚えているからこんなにも期待に震えているのだ。]
な、何にも無いよ。
お前さんに溺れたいだけ……。
[忘れたい事が有るから溺れたいのと。
愛しいから溺れたいのと何方も本当。]
っ、そりゃあ自信もあるさ。
[お前さんに素敵だと言って貰える自信がね。
彼が身体に接吻を落として行くのを目で追い。
こんなにも丁寧にあっしの身体を愛でてくれるんだもの。自惚れもするさ。]
んっ、あっ
[露わになった下肢への刺激に身体が跳ねる。
此れが自分の物かと疑う程高く甘い声が出た。
両手がぐしゃりとシーツに皺を作る。*]
─作業場─
(こんな風に、カーテンなんて揺れていなかった。
窓はひとつもない、代わりに換気扇が回る音。
あるのは堆く“積まれた”資料。
朝なのか夜なのかもわからない閉ざされた部屋。
充満する、油絵の具のキツい匂い。
綺麗なはずもないシーツ。
組敷くのは男の体。
混ざる、雄の臭い。
俺は男を抱いている。)
「クアトロ、言って?」
嗚呼。
「いつもみたいに、さあ。」
“愛してる”よ。
「フフッ、そうだよ、そう。」
「クアトロ、忘れないで。
キミは、ボクを
────“愛してる” んだ。」
[ケイイチが上着を脱ぐ気配を見せれば掌を引いた。熱の籠もった息を吐きながら、露わになった上体を眺める]
何人か……その色香で
眩ませていそうな、ものだが
[自分よりも確りと肉のついた身体は、男性特有の色香を十分に備えているように見えた。その喉から笑みと共に“かわいい”等と声を落とされた日には容易に手玉にも取れるだろう――こちらの胸が揺らぐ程ともなれば]
……はは、
参休は……そう思った、試しがない
[そう評された経験は幾度かあったようにも思うが、参休“自身を”愛らしいと思った事はない。例え同じ顔であろうとも、やはり他者と自らの壁というのはそれなりにあるものだ。
色づいた頬は珍しくはっきりと苦笑を浮かべ――けれど心底嫌がる素振りは見せず、穏やかにケイイチの頬を撫でた]
[参休の指先は火照り浮かされているというのに、触れたケイイチの素肌からは今なお熱を移される。高い声、という文句に一度瞬きをした]
上下、など
[この身に落ちる囁き、触れていく指先、与えられる熱の総てが好ましい以上些細な事だろう、と微笑する。首を傾げてみせるケイイチはきっとそんな事承知しているのだろうが]
……っ、ふ……
[言葉を継ぐより先に接吻が落とされ、ケイイチの下唇を柔く食んで応える。頭蓋をかき抱き舌を絡めるときは態と少々水音を立ててやった]
[一方では襦袢がはだけるのも構わず緩く膝を立て、下肢に割り入るようにして中心を探っていく。腿で熱いものを感じたならば、次の息継ぎにはくすりと笑みが乗ることだろう]
────Cinderella.
[ サラリとした金。
霞んでほとんど見えない何かが内で揺れる。
彼を見るとそれはほぼ毎度のこと。
彼が何をしたわけでもないけど。
何かが引っかかって瞳がそこに吸い寄せられる。
何か自分は―――
彼の意識がないうちに、一度だけ其れを掬って
掌から零す]*
口ごもった 隠し事?
[ふふ、と笑って、 自分に溺れたいと言いう彼の言葉
俺でいいの? 溺れてくれる?
[彼の誘う態度、誰に教えられたものだろう
そんな嫉妬。
自分は、過去、男相手に足を開く男娼たちを馬鹿にして報復を受けた。なのにいまこうして、何も厭わず男相手に手を出す。
また、過去の自分のしたことだろうか
目を伏せ、下に組み敷く彼に集中したくて、頭を落とす。]
その、自信は正しい
[うっとり笑って見せて、
熱の籠った眼差しで、彼の体を眺め
かつて彼に暇つぶしと誘われた時の様に
女を扱う様に丁寧にその体に口づけを落とす
滑らかな肌に薄い腹
自分の辿る触れでぴくりと反る体
下肢への直接的な触れに彼は甲高い声をあげ、それに自分も興奮を得る。
熱をもちかたみを帯びたそれが、にちゃにちゃと音を立てはじめ、手をかすかに濡らしはじめる。]
…滑らせるものない?
さぁ?外の記憶は無いからね。
色気なんてあるのやら。
[とくり。
心臓の音を聞きながら晒される視線を受け、肩を竦める。
吐息を感じて、ーー自分の言葉で左右される言動、というのは心地よい。
記憶の糸が繋がっていないというのはその人との繋がりも希薄になるようで幾分寂しいように感じるが吸血鬼、の宿命だろうか。
だから、単純に嬉しい。
謙遜の言葉には深く入らず、頬を撫でる手に無意識に頬を擦り寄せた。]
上下?
嗚呼、でも愉しいーー。
ッふ、ぅ。
[軽く喰われ、絡め捉えられる舌から甘く溶けるような味を覚えた。
じゅっ、と立てられる音に今何をしているか、鮮明に感じる気がして息を漏らし、口を離す。]
[はた、と開く襟元に目を細めれば何時の間に、緩やかに与えられる下肢への刺激に呻きを漏らす。
水音と和服から覗く素肌。声。口ずけ。
それらに反応した竿は立ち上がりかけていてピク、と肩が跳ねる。
下を脱いでしまえば落とされる笑みに熱を持つ目を細める。]
はぁ…っ、ん。
液、ある?
[熱を持った体を覚ましたくて潤滑油はあるかと言葉少なげに問う。
あれば手に乗せ、無ければ唾液で濡らして既にはだけ切った後孔へと指を這わせ、埋める。]
む……。
[「隠し事?」と問われ馬鹿正直なあっしの口は正に馬鹿正直に黙り込む。]
思い出したく無いから、溺れさせて…。
お前さん「が」いいのだから。
[眉を切なく顰めて強請る。
今は自分を組み敷く愛しい人の事だけ考えていたい。
嗚呼、視線に晒されて身体が色付くよう。
女のように扱ったりして。
今だけはお前さんにとって"最高のオンナ"の身体をしていると思い上がってみようか。]
あぁ……んっ、滑らす?
香油の入った瓶なら何処かに……
[さて何処に有ったか知ら。
好い刺激に溶け出した頭では思い出すのに集中するのは難しい。
恐らく"こういうこと"以外には使ってない筈だから、べっどの近くに有る筈だけれど。
ただ聞こえる微かな水音にもう自分は濡れ始めてしまったのかと自覚する。*]
[それでも与えられるものなら何でも
自分が持っているものなら
彼の口ぶりから血液なのかとストレートな思考
なら、自分の望みにも遠くはない
だけど、彼が真実望むものは、違うものだろうか、
わからないまま*]
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