194 花籠遊里
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[身体は花の所業に染まり、抵抗無く細いものを飲み込んだ。
白に濡れた先端は、面白いほどに滑る。
与えられた其れを握り、くちりくちりと淫音を奏で。]
形……を、覚えるよう、に。
ナカ、が、ッ……
きゅうと、なって……
[自らの身体を知る指先が、刺激を求め揺れ動く。
はしたなく、快楽に浸るべく。
嬌声を滲ませながら。]
っ……
嫌だ、嫌です、足りません……
このようなものでは、もう。
[満足できぬ身体なのです。
堪え切れずに、根を上げるのは、きっとすぐの事。
再び熱をもたげる雄から、とろりと蜜を滴らせ。
まるで涙のように。
認め、腕を伸ばし、求めたのは、――。]
[ けれど、僕は あの御方に逢うことが出来たのです。 ]
おかあさんのように
ぼくを
おいて、おいていかないで。
いいこにするから
わらっているから
なかないから。
|
―新月の晩― [月に一度の暗いくらい闇が花街を覆う日。 息を切らし紺色とこげ茶を揺らし何処かへと向かう男が一人。
目的は一つ。 まだ次に腰を落ち着ける場所の宛なんて決まっては居ないが、雪山にかかる月を見にいければと。>>3:*59 覚えていないかもしれない口約束を果たそうと、走る、走る。 待ってくれると『約束』してくれた花を……いや、愛しい人を、月明かりが無くなる晩に、人目についてもいい、指をさされてもいいから 正面から攫ってしまおうと向かうは一つの娼館。 彼は、霞は何処に居ただろうか。彼の姿を見つければ、ふわりと笑ってこう告げる。]
霞、お前の一生を朧では無くただの『佐吉(おとこ)』が貰い受けにきた。
[娼館の主も、先輩娼にも文句どころか一言発するのさえ許さずに彼を抱き上げ、荷物があるならそれを奪うように手に取り。]
ただ俺の傍で笑って過ごしてくれれば、いい。 俺の時間が欲しければ、全て霞にくれてやる。
(140) オレット 2014/09/26(Fri) 23時半頃
|
|
…泣くな、笑ってくれ霞。 お前に泣かれると、その、どうしていいのか分からなくなる……
[片手で抱き上げたまま一度器用に荷物を降ろし、一滴の雫を拭おうと手を伸ばせば。 ぱちり、と確かに視線が合っただろう。 照れを隠すように視線は彷徨い、耳はほんの少し朱色に染まる。 誤魔化すかのように言葉を伝えようと口を開く前に、娼館の主に呆れたような声を出されて。
居心地が悪くなった男はもう一度小さな風呂敷を手に、そのまま娼館を出る。 ……敷居を跨ぐ直前、一度館の主を睨み付け。 今度こそ足は館を街を背にして歩く。 下ろせと言われたなら望み通りにそうしただろうし、何も言われなければそのままで。]
(161) オレット 2014/09/27(Sat) 00時半頃
|
はしたない、淫らな“ちょう”よ。
十分喜んでいるというのに、足らんと言うかい?
欲張りなものだねえ。
[嬌声滲ませ揺れ動く体。
痴態を晒す、焔花。
中を犯すは人の熱でなく、
無機質で冷ややかな万年筆。
男はゆらりと立ち上がる。
蝶が花を買い付けに訪れたなら
その秘所晒すように言いつけよう。
時には指先で溢れる蜜を掬い上げ。
喚く口の中へと運んでやろう。]
|
―――月を、見に行こう。寒い場所は嫌いか?霞。 当分は何も心配する事はない。 のんびり、静かな所でまずは休もう。時間なんていくらでもあるのだから。
[愛しい人を抱く手に少し力を入れると、僅かに身体が強張る。 街が遠ざかれば自然と足は止まる。
今度こそ本当に、霞も佐吉も自由なのだと街明かりをみながら実感する。 自然な動作でなんともないように、しかし丁寧すぎるくらいに唇を合わせて霞から視線を外す。]
それ、と。今後我慢はできないと、思ってくれ。
[執着にも似た、『朧』が『藤之助』に抱いてはいけなかった物。 『佐吉』が『霞』へ抱くのなら、障害の無いもの。 ……そう、霧雨の夜に手放しきれなかった物に名前を付けるのなら]
(162) オレット 2014/09/27(Sat) 00時半頃
|
[知っている。
重ねる色が違うこと。
知っている。
造花の振りを望むこと。
―――“私”と“お前”は背中合わせ。
向かい合うことなど在りはしない。
あってはならない。
“ちょう”になりたい男と。
“花主”たる男なのだから。]
―――おいで、丁助。
[おいでと言いながら。
圧し入る熱は硬く。
初日花開かせたのと同じよう。
否、それよりも荒さは増そう。]
丁助。
[耳に落とす冷たい声。
氷の微笑は、歪んだ想い。]
“ちょう”。
[重ね合わせてすり合わせ。
穿ち貫いては、内へと爆ぜる。]
[雁字搦めの錆びた楔。
幾度も打ちつけ。
花を *手折る*]
あゝ。
煩わしさなんて、滅相もありません。
『花』でいられると謂うのなら。
僕はなんでもいたしましょう。
[その時の僕はどんな顔をしていたのでしょう。]
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る