112 燐火硝子に人狼の影.
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/05(Tue) 23時半頃
ミドル。
キミの懸念も分からなくもない。
面倒な事になるようなら責任をもって私が処理しよう。
[静かな同胞の聲に似た響きを返した]
[リヒトの見解に、そして此処で挙がったメアリーの名に、ぱちりと瞬く。
今目の前に居るふたりの姿。丁度ここで聞き出したところだったのかもしれない、と思う。]
………メアリーちゃんが、か。
[その後のミドルの見解、リヒトとのやり取りを聞きながら。
何処か納得したように、零すこえ。]
そっか。まァ、確かに厄介なトコがある訳でもねェし。
………あのでかいおっさんと、フランシスカさん、かねェ。余所者は。
ま。そっちに疑いが向くなら、……。
[ぽつり、ぽつり。あっさりとリヒトへの是が――「余所者」の人間の命を軽んじるこえが零れていたことに気付く。
気付きながらも、人狼に囚われたサリスは、言葉を取り下げることもしないまま、で]
あ。
…………サリス、も。付け加えてくれねェ、かな。
[リヒトのその言葉で、自分よりもメアリーを優先していたのだ、と気づかされる。
悪戯な響きの前、声色は何処か弱々しい。]
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[夢でなど、あるはずもなく。]
……戻ろうかな。
[オスカーが紅茶を淹れてくれたであろうし、 広間に行けば人も多くいるだろう。 広間へ戻る途中、突き当たりの部屋から物音がしたならば。>>87 足を止め、そちらを見ただろう。
誰何の声があれば名乗っただろうし、 何もなければ、足を再び広間へと向けて動かしたはずだ。]
(112) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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