人狼議事


52 薔薇恋獄

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[ また、自分に向けて掛けられる声 ]
[ 今度は、下。手を振る楓馬を見る ]

『ふうま。変わった名前』
『わたしは、日向』

『……幽霊に暑いも寒いもないわ』
『あなたのほうこそ、寒そうよ』
『わたし、使用人だったけど。もう浴巾(タオル)一枚出してあげられないから』

[ 足りない言葉と、遠回りな気遣い ]
[ 見えなくなる姿に、忙しない人と ]
[ 溜息を吐いた頃に、楓馬は2階に ]


『あなた、昔から幽霊慣れしてるのかしら』

[ 手を伸ばす楓馬の手を握り返さないまま ]

『でも、あまり安易に触れようと思わないほうがいいわ』
『あぶないから』

[ 女は目を細める。根負けしたようだった ]

『そこまで言うなら入るわ』
『でも、助けは無用よ』

[ だけど手は拒む。決して掴むことはない ]
[ 女の姿は一度雨に溶けて、二人の後ろへ ]


[ 女の視線は蛍紫と楓馬の近い距離に ]

『……あなたたちは仲良し?』
『仲が良いのは、素敵なことね』

『どうか、その絆を見失わないで』
『わたしみたいに、ならないように』

[ もし、二人に引き止められなければ ]
[ *廊下の水滴に溶けて、女は姿を消す* ]


 変わってっかな?
 名付け親のじっちゃんが台湾のひとだったらしーから、そのせいかも。

[日向が応えてくれたのに、ほっとする。
お気遣いなく! と笑って駆け出した足は、廊下の窓まで濡れた足跡をぽつぽつと]

 うん、慣れてる。
 だけど心配されたのは久しぶり。日向、良いヤツだな。

[あぶないと言われても、にへらと嬉しそうに笑うだけ。
入る、と日向の姿が雨に溶け消え、廊下に現れてから、窓を閉じた]

 おう、仲良しだぜ!
 オレが迷惑かけてばっかの気もすっけど。

[付き合いの良い幼馴染の肩に手を伸ばし。
ぐいっと引き寄せたところで、自分が濡れていることを思い出して、悪ぃ、と慌てて手を離す]


 でも、……日向も、もう哀しいこと溜めこむな。
 怪談が本当でもウソでも、十分苦しかったんだろ。
 心残りがあるなら、果たせることなら、やってやるし…… だから、日向がイヤじゃないなら、日向とも仲良くなりたいよ、オレ。

[彼女に触れられることはなかった手を握りこみ。
また痛みだす胸元にあてて、息を吐いた。

眼差しは真っ直ぐのまま。
応えがどうあれ、消えるまで見つめていた]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 部屋 ――

[荷物の中から、着替えとゲームとを分けている間に。
同室で過ごす幼馴染が戻ってきた。
放たれる鳥はやはり外を飛びたいだろうに、と少し可哀想に思っていたら。
ひたり。触れられる感触]

………!?

[その冷たさと反比例するかのように、何故か顔が熱くなるのを感じた。
一瞬硬直するけれど、すぐに落ち着いて身を引いて]

大丈夫、だよ。
……顔は、痕、あるから。
あんまり触らない方が、いいよ。

[気持ち悪いでしょ、と笑う**]

(298) 2011/05/17(Tue) 12時頃

― 回想 ―

[じっと見詰めていれば、かえってくる応え。
たどたどしい話しぶりは、蛍紫にとっては親近感をうむものであったから、少し表情が緩む。]

 いや、俺も、上手く話せる性質ではないから、気にするな。

 ひなた……日に向かうと書くのでいいのか?
 俺は、けいし、紫の蛍をひっくり返して書く。

 もう一人は………。

[珀のことを告げようとすれば、後ろからかかる声に言葉が途切れた。
百瀬は直ぐに去って行ったが……。]

 そうだな。

[忠告に苦笑したあたりで、下から聴こえる珀の声。]


 もう一人は、自分から名乗りたいみたいだ。

[案の定、直ぐに聴こえる名乗りの声。
日向の反応にも苦笑を深めて、珀が来るのを待った。
そして、開かれる窓。]

 コイツがこんなだから、な。

[先程答えなかった、逃げないという言葉と仲が良いという言葉を、まとめて返す足らずな言葉を返しながら、日向が屋敷内に入るのを何処かほっとした様子で見守った。]


 しかし、まぁ、別件で迷惑をかけているのは、俺も一緒なんだが。

[引き寄せられる肩。けれど直ぐに離されることに、少し困った顔をしながら、そう付け足す。
窓が開け放たれた時、少し濡れてしまったから、今更だと。
心の底で思うけれど、その思いは言葉にはならないまま。

消え行く日向の背に、珀が語る言葉を唯聴いて]

 一応、一歩前進で良かった……んじゃないか。

 嗚呼、掃除は、任せてもいいか?
 俺、荷物おきっぱなしなんだ。

 そのまま置いてたら、多分鳴瀬先生に迷惑かけると思うから。

[日向の姿が完全に消えたところで、珀に願う。
おそらくは、否という返事ではなかった筈だ。]


[去る珀の背を、しかし、急いで追うように階下には降りず。
ゆるっと手を伸ばすは、供えという役割を終えたマーマレード。

ほんの少しの間、また窓から雨に打たれる景色を見やる。

その後、くるっと踵を返したのだった*]


[ 蛍紫の名乗りを聞いて ]
[ 少し困ったように言う ]

『……わたし、読み書きできないの』
『生まれた時からずっと、ここで働いていたから』

[ 学校には行ってないと ]
[ 漢字は覚えられないと ]

『でも、それで合っているわ』
『"ひにむかう"と書くと……教えてもらったから』

[ 誰からとは口にしない ]
[ その記憶は棘のように ]
[ 女自身を苦しめるから ]


『――怪談』
『わたしの正体を、知っているの』

[ 立ち去る前、楓馬を振り向いて問う ]
[ 無表情だった顔は少しだけ、険しく ]

『…………』
『…………』

[ ふわと、薔薇の香りが周囲に漂った ]
[ ごく僅か、気にならない程度の強さ ]

『……わたしに話しかけたら祟られると思わなかったの』
『変な人たち』

[ *そして、その纏った香りごと消えた* ]


 知ってんのかどうかは分かんね。
 だから、話す気になったら、教えて。

[目の前の日向と、怪談話と。
わずか険しさの籠もった表情を見れば、無関係とは思えないが、どれだけ事実なのかは分からないから。
軽く肩を竦めて、そう答え]

 えっ。あ、いや。蛍紫は祟ったらダメだから!

[ヘン、は否定しないけれど、祟りは否定しておいた。
最近はひとりで遭遇してたから、そういう危険が頭からすっぽ抜けていて。
ダメだからな! と仄かな香りと共に消える日向に、ぶんぶん手を振り]


 てか、こんなって何だよ、こんなって。
 心あたりはあり過ぎるけど。

 むしろ、なんか迷惑掛けられたこと、あったっけか。
 そっちは全然無え。

[一応前進なんかね、とこくり首を動かして。
任せろ、と階下へぱたぱた、走り降りて行ったのだった]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 部屋 ――

[引けばそのまま詰め寄られ。
頬を引き伸ばされた]

ふぇっ……!?

[続いてかけられる言葉は。こつりとあわされる額は。
とても、とても温かくて。
何故だか、無性に泣き出したくなった]

ふーま、くん……
――――。


[鼻腔をくすぐる薔薇の香りに浮かされて、唇から声が漏れる。
でも、最後の一言だけは。
言葉に乗せず、唇だけが動き。
自分で何を言ったのか、言おうとしたのか、わからないまま]

(323) 2011/05/17(Tue) 18時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 18時頃


 心当たりあるようだが、あえていうなら、
 今みたいに無防備に、幽霊に手差し出すようなところとかな。

[日向が去った後、ふっとわざと片方の唇の端だけ上げて笑ってやった。
迷惑関係は、笑みの種類を変えて、少し困ったようにして、何も言葉は紡がないまま、ぱたぱたと去る背を見詰めながら、一人考えること。

日向と珀の怪談関係の話には口を挟まなかったが。
日向が浮かべた表情や、少ない会話の中で知れたことを繋げていけば]

 ひにむかうと教えたのは、屋敷の持ち主の家族。
 怪談があっているなら、息子かな。

[学校へ行けたのはそれなりの身分がないといけない時代だったらしい。そうなれば、そうなのだろうと、独り語ちた。]

 私たちのようにならないように……か。

[思い出す言葉の1つに、少し首を傾げはするのだけれど。
そんな呟き達は、窓の外の雨音に全て打ち消されて流れていった*]


【人】 墓守 ヨーランダ

わ……っ!

[階下から響く声より、それに驚く幼馴染の姿にこちらも驚き]

ご飯、出来たみたいだね。
いこっか。さめちゃうと悪いし。

[言いながら階下へ]

[――無論初めて来たのだから、屋敷の構造なんて知らない。
だから、食事をする場所とキッチンが完全に隣接していて。
そしてその場所から――コンロが見えてしまうことも、知らない。

もし。降りた時に。

まだ、火を使っていたとしたら……――]

(363) 2011/05/17(Tue) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 大広間に向かう途中 ――

わ、蓮端先輩べたべたじゃないですか。
風邪、引いちゃいますよ。

[どうしたものかと思っていたら、幼馴染が先輩にタオルをぽふぽふしはじめ。
これで少しは大丈夫かなと安心すると同時に。
心の奥に湧き上がる、ちくりとした痛みは何なのだろうか]

(368) 2011/05/17(Tue) 22時頃

[勤勉な後輩の背後にすすっと近づいて、ナイショ話]

もー誘った?


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 道中→大広間 ――

駄目、ですよー。
蓮端先輩、あんまり丈夫じゃないじゃないですか。
せっかくの合宿なのに、風邪とか引いたら勿体無い。

[わしわしする幼馴染を止めることも無く、むしろ手を貸しすらしたかもしれない。
この先輩の名前は保健室の名簿でしょっちゅう目にする。
そんな常連さんが濡れたままとか、風邪を引く未来しか見えない]

[そんなやりとりをしつつ、食事の支度整う広間へ――

そんな、時]

(384) 2011/05/17(Tue) 22時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

――――!!!

[視界に入るのはキッチンの様子。
いい匂いの元である、カレーの入った鍋。
それの置かれているコンロ。
温めるために、つけられているのは……]

[ぐらりと世界が歪む]

[息が 出来ない]

[ヒュッ、と空気が漏れるような音だけを残し、胸元を押さえたまま倒れ伏した]

(385) 2011/05/17(Tue) 22時半頃

[背後に近づいた人をちらり、と見て。]

一応、誘いました。
あとは蓮端センパイに言うだけです。

[とりあえず、現状報告。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 22時半頃


[ 二人の前から去った後、女は別荘のあちこちを転々としていた ]

[ 台所で賑やかに料理をする面々 ]

[ ベッドで眠っている少年の寝顔 ]

[ 怪我人を手当てしている男の姿 ]

[ 庇の下でガラス球で遊ぶ者たち ]

[ 自ら猫の耳飾りをつける酔狂者 ]

[ たのしそうなひとたち、そんな風に女の唇が動いて目を細めた ]


[ 女が穏やかだったのは、ここにまだ恋人たちがいなかったから ]

『…………』
『…………』

[ 嫉妬する対象もいない、日頃より賑やかなだけと思っていたが ]

『……薔薇は、どんな具合かしら』
『今日も綺麗に咲いているかシら』

[ 薔薇の中、雨に濡れながら立っている男に女ははっと息を呑む ]


『――暁様』


[ 女は暫くその場に呆然と立ち尽くしていた ]
[ かつて女が愛した男と瓜二つなその相貌に ]

『暁様、暁様……!』

[ だけどその少年は、女の愛した男ではない ]
[ ましてや霊感を持たない生者と死者の間に ]
[ 伝えられる言葉など、あるはずもないのに ]

『暁様、わたしです、日向です……!』

[ 薔薇を綺麗だと呟く声まで、よく似ていた ]
[ 無邪気な笑顔も、愛した男と同じに見えた ]


[ だから、呼ぶ。なのに、何も、伝わらない ]


『ううっ…………!』

[ 行ってしまった少年を見送って、女は泣き崩れた ]
[ 楽しい思い出と悲しい思い出が、一気に溢れ出す ]

『うう、ううう……』
『……う、ウウ……』

[ 咲き乱れる薔薇の中、薔薇の香りが濃く強くなる ]

『……う……ぅ……』


[ 女が涙を流すたび、雨がどんどん強くなっていく ]
[ 女が声を漏らすたび、雲が不穏に厚くなっていく ]

[ そして ]

[ 女の姿は、ぐずりと雨に溶けるように崩れていく ]
[ ぐずり、ぐずぐず、ぐずぐず、ぐずり、化物へと ]

[ *変わる* ]


【人】 墓守 ヨーランダ

[熱い……熱い――!]

[見開いた目から涙がぼろぼろと零れる。
その視線は何も捉えず。脳裏に再生されるのは過去の記憶。
まともに息を吸うことが出来ず、苦しさから喉を掻く。
意識と関係なく痙攣する体は急速に体温を下げ。
もう、周りの声も、なにも、聞こえない]

[熱い……――]

(393) 2011/05/17(Tue) 23時頃

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ヨーランダ
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