44 【game〜ドコカノ町】
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[盛大な水音に、ドナ兄はどこに落ちたのだろうと首を傾げる]
落ちるようなところ、あったっけ?
ドナ兄の方がよっぽどむさいと…
あぁ、思うんだ
[頬を掻く。衝動は、彼にも伝わるのだろうか]
重い…
[漏れる声。
そういえば抱えている者がレティという名前だと名前もしらないのです]
何か、大きな荷でも運んでいるのでしょうか。
……そう言えば、未だカミジャー様とはお会いしていませんね。
今はどちらに?
なんか いっぱいものがある場所いるよ
欲しいものある?
[頭に響いてくる声に答えた]
なんで、ここにこいつがいるんだ。
[仲間の会話の空気も読めず、ぽつりとそれだけいきなりこぼれた]
[それからしばらく、こっちでは口をつぐむ]
[いっぱいものがある場所と聞いて、きょとりと目を瞬く]
そうなのですか? 私も丁度そのような場所におります。
お会い出来るでしょうか。
[見当違いに気付かず少しはしゃいだ風に言葉を紡ぐも、
間に挟まったドナルドの声を受けて静まる。
呼ばれれば行くと、先に言ったのは彼の方。
それは自分も同じつもりだった]
[カミジャーのドットアイコンとボストンテリアを見比べている]
……、――
[真顔で]
[ドナ兄は何と遭遇したのか、それは分からない。大きな荷物でも、本当に引きずっているのか…]
いーなー、っていうか。
志乃ちゃん……
[何処かはしゃぐ声に。
さっきみたいに応えてくれないと分かっていても、名を呼んでしまう]
[会いたいと呟いても、カミジャーの声は聞えず、文字としても現れず…]
…うぐぅ、早く会って、会話ログを読み直してやる!
どうやら、思い違いをしていたようです……
カミジャー様は『ぺっとしょっぷ』とは別の場所なのですね。
[更に違う場所へ飛んでいるとは思わず、少し気落ちした呟き。
カミジャーの声がリュヌドには届いていないと気付かず]
……はい、何でしょう? リュヌド様。
んー、志乃ちゃんはペットショップかぁー
カミジャーとはすれ違っちゃったか。
大丈夫、大丈夫。次は会えるって。
…ふふ。志乃ちゃん。しーのちゃんっ
[名前を呼ばれれば、嬉しそうに声を返す]
えへへ。今スッゴク志乃ちゃんに甘えたい。
ぎゅーってしたい。ちゅーってしたい。
あははー、やだ、俺変態だ…。
な、……
[口をぱくぱくとさせる、ような気分で]
はッ、破廉恥な事を仰らないで下さいッ。
あはー、志乃ちゃんに怒られちゃったー
かわいー
[嬉しそうに、きゃはと笑う]
……なあ。
どこかで、黒い変なぶつぶつに覆われた奴見かけたらさ。
殺さないどいてくれないか。
きもいって思うかもしれないけど。
……俺が、ケリつけたい。
黒い変なぶつぶつ……
と言うのは、この奇ッ怪な声をだすものの事ですか!?
[こちらはジャストタイミングだった。]
わーぉ、志乃ちゃん、気をつけてねー。
黒い粒々に、刺されたら…
[もぅ遅い警告ではあった]
COM……? セシル様が嗾けたものでしょうか。
[戦闘態勢に入り、リュヌドの声を聞く]
既に一度刺されました。何ぞ、毒でも持っているのですか?
な、刺された!?
志乃ちゃん!
志乃ちゃんは、俺に甘えていいからね?
ぎゅってしても、ちゅってしても!
[他にも効果があるだなんて、知りはしなかった]
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